JPH0711310Y2 - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

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JPH0711310Y2
JPH0711310Y2 JP2224290U JP2224290U JPH0711310Y2 JP H0711310 Y2 JPH0711310 Y2 JP H0711310Y2 JP 2224290 U JP2224290 U JP 2224290U JP 2224290 U JP2224290 U JP 2224290U JP H0711310 Y2 JPH0711310 Y2 JP H0711310Y2
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JP
Japan
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side plate
stoker
fixed
cylinder
incinerator
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JP2224290U
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JPH03112628U (ja
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雅雄 柳生
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は焼却炉、特にロストル間の吹抜けを防止するサ
イドプレートの支持構造に関する。
従来の技術 従来のごみ焼却炉は、たとえば、第2図および第3図に
示すように、その内部に燃焼床をなすストーカ1が設け
られている。そして、ストーカ1は、可動部2および固
定部3をごみ流れ方向に交互に配置して形成されてお
り、可動部2および固定部3は上向きに傾斜された姿勢
で互いに重ね合わされて配置されている。可動部2およ
び固定部3は複数のロストル4をその幅方向に並設して
形成されている。固定部3は連結棒5を介して本体支持
枠6に支持されており、可動部2は可動連結棒7を介し
て移動台8に支持されている。この移動台8はアーム9
を介して駆動軸10に連結され、この駆動軸10にはシリン
ダ装置11が連結されている。そして、シリンダ装置11の
駆動により、可動部2が固定部3の上面に沿つて出退す
るように構成されている。固定部3および可動部2の端
部にはスペーサロストル12が設けられており、このスペ
ーサロストル12には、焼却炉の炉側壁14を貫通して配置
されたサイドプレート13が圧接されている。サイドプレ
ート13には側方に延びる支持ロツド17が固着されてお
り、この支持ロツド17は、固定フレーム15上に取付けら
れた筒体16内の片側に嵌合されてa方向に移動自在とさ
れている。そして、サイドプレート13は、筒体16内の他
方側に配設された押圧ばね18により支持ロツド17を介し
て押圧されている。すなわち、押圧ばね18の付勢力によ
りロストル4同士が密接されて、燃焼空気の吹き抜けが
防止されるようになつている。なお、19は押圧ばね18の
付勢力を調整する調整ねじで、筒体16の端部に取付けら
れたブラケツト20に螺合されている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来構成によれば、筒体16は片側で
支持ロツド17をがたつきなく安定して摺動自在に支持
し、かつ他方の側で押圧ばね18を収納しているため、こ
れら筒体16などからなるサイドプレート13の支持構造が
非常に長いものとなつてしまい、取付作業などに時間や
手間がかかり、施工性が悪いという問題があつた。
本考案は上記問題を解決するもので、サイドプレートの
支持構造をコンパクト化できる焼却炉を提供することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案は、燃焼床をなすスト
ーカが、固定部と、この固定部の上面に沿つて出退する
可動部とを交互に配置して形成され、ストーカの側端部
と炉側壁との間を封止するサイドプレートが固定部およ
び可動部の側端面に当接して設けられた焼却炉におい
て、サイドプレートをストーカ側へ押圧してストーカの
ロストル同士を密接させる押圧ばねを、サイドプレート
に一端が固定された第1の筒体内に配設し、この第1の
筒体を、固定部に取付けられた第2の筒体内に摺動自在
に嵌合したものである。
作用 上記構成により、第1の筒体の内側に押圧ばねを配設
し、第1の筒体の外周面で、固定部に取付けられた第2
の筒体に摺動する構成としたので、サイドプレートの支
持構造として安定してその機能を果たしながら、コンパ
クト化され、これにより取付作業などが行いやすくな
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説明する。
なお、ストーカの固定部および可動部の駆動、支持構造
は従来のものと同じであるため、同一符号を付してその
説明は省略する。
第1図に示すように、ストーカ1の側端部と炉側壁14と
の間を封止するサイドプレート13には、側方へ延びる第
1の筒体31の一端が固定されている。第1の筒体31は、
固定フレーム32に固着された太径の第2の筒体33に内嵌
され、第2の筒体33内周面に沿つてA方向に摺動自在と
されている。第1の筒体31内には、スペーサロストル12
に当接されているサイドプレート13をさらにスペーサロ
ストル12側(B方向)に押圧する押圧ばね34が配設され
ている。押圧ばね34は一端が、第1の筒体31内に突設さ
れたサイドプレート13の受け部13aに固定されていると
ともに、他端が、第2の筒体33端部にブラケツト35を介
して螺合支持された調整ねじ36の端部円板36aに当接さ
れている。そして、調整ねじ36の出退量を調整すること
により、押圧ばね34による付勢力を調整できるようにな
つている。
上記構成により、押圧ばね34の付勢力によつてサイドプ
レート13がスペーサロストル12をB方向に押圧し、この
結果、ロストル4同士は密接し、ロストル4間より燃焼
用空気Xが吹抜けることは防止される。ここで、第1の
筒体31は、内側に押圧ばね34が配設され、外周面で第2
の筒体33にがたつくことなく案内されており、スペース
が有効使用されている。したがつてサイドプレート13を
支持する、第1および第2の筒体31,33などから構造部
分の長さは小さくコンパクト化されたものとなり、これ
により取付作業は容易で、施工性は良好となる。
なお、上記実施例においては、押圧ばね34の一端部を、
第2の筒体33に取付けた調整ねじ36により当接規制し
て、付勢力を調整可能な構成としたが、調整ねじ36を設
けることなく、単に第2の筒体33の端部を閉塞させて押
圧ばね34を規制したり、別途固定状態の規制部材を設け
たりしてもよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、2つの筒体を用いてサイ
ドプレートの支持構造のコンパクト化を実現したので、
従来に比べて施工性が改善され、取付作業が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る焼却炉の要部構成図、
第2図は従来の焼却炉の要部構成図、第3図は同従来の
焼却炉の側面図である。 1……ストーカ、2……可動部、3……固定部、4……
ロストル、13……サイドプレート、14……炉側壁、31…
…第1の筒体、33……第2の筒体、34……押圧ばね、36
……調整ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼床をなすストーカが、固定部と、この
    固定部の上面に沿つて出退する可動部とを交互に配置し
    て形成され、ストーカの側端部と炉側壁との間を封止す
    るサイドプレートが固定部および可動部の側端面に当接
    して設けられた焼却炉において、サイドプレートをスト
    ーカ側へ押圧してストーカのロストル同士を密接させる
    押圧ばねを、サイドプレートに一端が固定された第1の
    筒体内に配設し、この第1の筒体を、固定部に取付けら
    れた第2の筒体内に摺動自在に嵌合したことを特徴とす
    る焼却炉。
JP2224290U 1990-03-06 1990-03-06 焼却炉 Expired - Lifetime JPH0711310Y2 (ja)

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JPH03112628U JPH03112628U (ja) 1991-11-18
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JP5422291B2 (ja) * 2009-07-30 2014-02-19 株式会社タクマ 水冷式ストーカ炉
JP6393822B1 (ja) * 2017-12-28 2018-09-19 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 ストーカ炉用シール装置及びストーカ炉

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