JPH07112975A - 2−アミノアゾール誘導体 - Google Patents
2−アミノアゾール誘導体Info
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- JPH07112975A JPH07112975A JP16539294A JP16539294A JPH07112975A JP H07112975 A JPH07112975 A JP H07112975A JP 16539294 A JP16539294 A JP 16539294A JP 16539294 A JP16539294 A JP 16539294A JP H07112975 A JPH07112975 A JP H07112975A
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Abstract
ンジオテンシンIIにより誘発され、または悪化する高血
圧症の調節、およびうっ血性心不全などの治療において
有用な新規2−アミノアゾール誘導体を提供する。さら
に、これらの化合物を含有する降圧剤を提供する。 【構成】 下記一般式(I)で表される2−アミノアゾ
ール誘導体またはその製薬上許容し得る塩、ならびに該
化合物を含有するアンジオテンシンII受容体拮抗剤およ
び降圧剤。 〔式中、R1は水素、アルキル、アルケニル、環状アル
キル、アリール、またはヘテロアリール;R2およびR3
はそれぞれ独立して水素;ハロゲン;置換されていても
よいアルキル;置換されていてもよいアルケニル;環状
アルキル;アルコキシ;ヒドロキシカルボニルなど;Y
はヒドロキシカルボニルまたはヘテロアリールを示す〕
Description
体拮抗剤であり、アンジオテンシンIIにより誘発され、
または悪化する高血圧症の調節、およびうっ血性心不全
などの治療において有用な新規な2−アミノアゾール誘
導体に関する。本発明は上記化合物を含有する降圧剤に
関する。
圧、体液量、電解質バランスなどを調節するレニン−ア
ンジオテンシン系の活性物質である。アンジオテンシン
IIは細胞膜上のアンジオテンシンII受容体を介して血管
を収縮させて血圧を上昇させる。このためアンジオテン
シンIIは種々の哺乳動物において高血圧を生じさせる原
因物質とされている。すでにアンジオテンシンIIを生成
させるアンジオテンシンII変換酵素の阻害剤(ACE阻
害剤)が実用化されている。
E阻害剤同様にアンジオテンシンIIによって起こる高血
圧の治療剤、すなわち降圧剤として有用である。しかも
作用が強力で、ACE阻害剤で問題となる空咳などの副
作用もないと考えられる。これまでにサララシンなどの
ペプチド性アンジオテンシンII類縁体が研究されてきて
おり、これらは強力なアンジオテンシンII受容体拮抗作
用を有することが報告されている。しかしその拮抗特性
のために、サララシンは一般には高血圧がアンジオテン
シンIIによるものでない場合には昇圧作用を示す。さら
にこのようなペプチド性拮抗剤は、非経口投与では作用
時間が短く、経口投与では無効であることが報告されて
いる。[M. A. Ondetti and D. W. Cushman, Annual Rep
orts inMedicinal Chemistry, 13, 82-91(1978)]。
容体拮抗剤の持つ問題点を解決するため、非ペプチド性
アンジオテンシンII受容体拮抗剤の研究が行われてい
る。非ペプチド性アンジオテンシンII受容体拮抗剤とし
ては、特開昭56−71073号公報、同56−710
74号公報、ヨーロッパ特許出願公開第0324377
号、同第505954号、および同第0403159号
にイミダゾール誘導体が開示されている。特開平4−2
61156号公報、同4−120072号公報、同3−
133964号公報、ヨーロッパ特許出願公開第499
415号、および同第515265号にアミノアジン誘
導体が開示されている。特開平3−143214号公報
にはアミノキノリン誘導体が、米国特許第5,187,
168号にはアミノキナゾリン誘導体が開示されてい
る。これらの化合物はいずれもアンジオテンシンII受容
体拮抗活剤としての効果が認められているが、さらに新
規な非ペプチド性アンジオテンシンII受容体拮抗剤の開
発が望まれている。
体拮抗剤であり、アンジオテンシンIIにより誘発され、
または悪化する高血圧症の調節、およびうっ血性心不全
などの治療において有用な、新規2−アミノアゾール誘
導体を提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、これらの化合物を含有する降圧剤を提供することに
ある。
す。
合は、1H−テトラゾール−5−イルを示し、Tr−T
etは2−トリチルテトラゾール−5−イルを示す。) 本発明の2−アミノアゾール誘導体は下記一般式Iで示
される。
ル、環状アルキル、アリール、またはヘテロアリールで
あり;R2およびR3はそれぞれ独立して水素;ハロゲ
ン;置換されていてもよいアルキル;置換されていても
よいアルケニル;環状アルキル;アルコキシ;ヒドロキ
シカルボニル;アルコキシカルボニル;置換されていて
もよいアミノ;アシル;アリール;ヘテロアリール;ま
たは一般式A:
またはアルカリ土類金属)であり;XはS、O、または
N−R(ここでRは水素;置換されていてもよいアルキ
ル;または環状アルキル)であり;Yはヒドロキシカル
ボニルまたはヘテロアリールである。
状あるいは分枝したアルキル基であり、このようなアル
キル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、iso
−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、tert−ブチ
ル、sec−ブチル、ペンチル、ヘキシルなどがあげられ
る。上記アルキル基は置換されていてもよく、その置換
基としてはアルコキシ、ハロゲンなどがあげられる。す
なわち、置換されたアルキル基としてメトキシメチル、
エトキシエチルなどのアルコキシアルキル基、およびト
リフルオロメチル、ペンタフルオロエチルなどのフルオ
ロアルキル基などがあげられる。
状または分枝したアルケ ニル基であり、このようなア
ルケニル基としてはビニル、アリル、iso-プロペニル、
ペンテニルなどがあげられる。上記アルケニル基は置換
されていてもよく、その置換基としてはアルコキシ、ハ
ロゲンなどがあげられる。
状アルキル基であり、シクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシルなどがあげられる。
いフェニル基、ナフチル基などであり、ここで置換基と
してはフッ素、塩素、臭素などのハロゲン、C1〜C6の
直鎖状あるいは分枝したアルキル基、アルコキシ基など
があげられる。上記R1のヘテロアリールとしてはチエ
ニル、ピリジル、テトラゾリル、チアゾリルなどがあげ
られる。
ゲンとしてはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素があげられ
る。
アルキル基とは、上記R1についてあげられたものと同
様のC1〜C6の直鎖状あるいは分枝したアルキル基であ
る。このアルキル基はハロゲン、アルコキシ、ヒドロキ
シカルボニル、アルコキシカルボニル、アリール、また
はヘテロアリールなどの置換基で置換されていてもよ
い。この置換基のハロゲンおよびアルコキシ基として
は、上記R1のアルキル基の置換基としてあげられたも
のと同様のものがあげられる。この置換基のアルコキシ
カルボニル基としては、そのアルコキシ部分がC1〜C6
の直鎖状および分枝のアルコキシ基であるもの、例え
ば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、tert−
ブトキシカルボニルがあげられる。この置換基のアリー
ルとしては上記R1のアリールと同様のものがあげられ
る。この置換基のヘテロアリールとしてはテトラゾリル
などがあげられる。
アルケニル基とは、上記R1についてあげられたものと
同様のC2〜C7の直鎖状または分枝したアルケニル基で
ある。このアルケニル基は、ハロゲン、アルコキシ、ヒ
ドロキシカルボニル、アルコキシカルボニル、アリー
ル、またはヘテロアリールなどの置換基で置換されてい
てもよい。この置換基の、ハロゲン、アルコキシ、アル
コキシカルボニル、アリール、およびヘテロアリールと
しては、上記R2およびR3の置換されていてもよいアル
キル基の置換基と同様のものがあげられる。
R1についてあげられたものと同様である。上記R2およ
びR3のアルコキシ基としては、メトキシ、エトキシな
どがあげられる。上記R2およびR3のアルコキシカルボ
ニル基としては、そのアルコキシ部分がC1〜C6の直鎖
状および分枝のアルコキシ基であるもの、例えばメトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル、tert−ブトキシカ
ルボニルなどがあげられる。
アミノ基としてはアミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
ノ、モルホリノなどがあげられる。上記R2およびR3の
アシル基は、C1〜C7の脂肪族アシル基であり、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノ
イル、ヘキサノイルなどがあげられる。上記R2および
R3のアリールおよびヘテロアリールは上記R1であげら
れたものと同様である。
は、メチル、エチルなどがあげられ、アルカリ金属とし
てはナトリウム、カリウムなどが、アルカリ土類金属と
してはカルシウムなどがあげられる。
よいアルキル基とはC1 〜C6の直鎖状あるいは分枝し
たアルキル基であり、上記R1のアルキル基と同様のも
のがあげられる。このアルキル基はアルコキシ、ハロゲ
ン、ヘテロアリール、ヒドロキシカルボニルまたはアル
コキシカルボニルなどの置換基で置換されていてもよ
い。この置換基のアルコキシ、ハロゲン、ヘテロアリー
ルおよびアルコキシカルボニルとしては、上記R2およ
びR3の置換されていてもよいアルキル基の置換基と同
様のものがあげられる。上記Rの環状アルキル基はC3
〜C7の環状アルキル基であり、上記R1の環状アルキル
と同様のものがあげられる。
リル基などがあげられる。
ては、医学上許容し得る非毒性塩があげられる。この塩
としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシ
ウム塩などがあげられる。以下、本明細書中では、本発
明の化合物という場合に、本発明の化合物(I)の他に
その製薬上許容し得る塩も含める。
の好ましい例としては、以下の式(I−1)、(I−
2)または(I−3)で示される化合物があげられる。
(I)は、例えば(スキ−ム1)に示すような方法で得
られる。
学式(I)で定義されたのと同様である。Y’はシアノ
基、保護されたテトラゾリル基、または保護されたヒド
ロキシカルボニル基などであり、任意の反応によりYに
変換し得る基である。Zは塩素、臭素、またはヨウ素な
どのハロゲン、あるいはパラトルエンスルホニルオキシ
(トシルオキシ)、メタンスルホニルオキシ(メシルオ
キシ)などである。R2'およびR3'はそれぞれ独立し
て、上記R2またはR3と同様であるか、あるいは任意の
反応によりR2またはR3に変換し得る基、例えば上記Z
と同様の基、または、シアノ基、保護されたテトラゾリ
ル基、保護されたヒドロキシカルボニル基などである。
て、例えばR2'がシアノ基であり、R3'が塩素であり、
XがSであり、そしてZが塩素であるものなどが知られ
ている。化合物(II)を、アセトン、N,N−ジメチル
ホルムアミド、エタノールなどの適当な溶媒を用いて、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、
トリエチルアミンなどの塩基存在下で、ビフェニルメチ
ル置換アミン(III)と反応させることにより、化合物
(IV)を得る。この化合物(IV)の置換基R2'、R3'お
よびY’を任意の反応によりR2、R3、およびYに変換
し、本発明の2−アミノアゾール誘導体(I)を得る。
この置換基の変換方法としては、例えば、スキーム1中
のルート1に示すように、R3'をR3に変換したのち、
R2'およびY’をR2およびYに変換する方法や、ルー
ト2に示すように、R2'、R3'およびY’を、同時にR
2、R3、およびYに変換する方法があるが、これらに限
定されない。
またはメシルオキシなどであり、R2'およびYがシアノ
基、保護されたテトラゾリル基、または保護されたヒド
ロキシカルボニル基などである場合には、ルート1に従
い、化合物(IV)を、アセトン、N,N−ジメチルホル
ムアミド、エタノールなどの適当な溶媒を用いて、炭酸
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、トリ
エチルアミンなどの塩基存在下で任意のアルコールまた
はアミンと反応させることにより、化合物(I')を得
る。ここで得られる(I')の置換基R3は、(IV)とア
ルコールとを 反応させた場合は、そのアルコールに対
応するアルコキシ基であり、(IV)とアミンを反応させ
た場合は対応するアミノ基である。あるいは化合物(I
V)のR3 'を適当な還元反応により水素に変換すること
により、R3が水素である化合物(I)が得られる。
換基R2'とY’とを、任意の反応で目的とする置換基R
2およびYにそれぞれ変換する。例えばR2'またはY’
が保護されたテトラゾリル基または保護されたヒドロキ
シカルボニル基である場合には加水分解などの方法によ
り、保護基を外して遊離のテトラゾリル基またはカルボ
ン酸とすることが可能である。R2'またはY’がシアノ
基である場合には、これにアジド化合物を反応させてテ
トラゾリル基を導入することが可能である。このように
して、R2およびYがそれぞれ独立してヒドロキシカル
ボニル基またはテトラゾリル基であり、R3がアルコキ
シ、アミノ、または水素であるような、本発明の2−ア
ミノアゾール誘導体(I)が得られる。
ロゲンである場合には、ルート2で示されるように化合
物(IV)の置換基R2'およびY’をスキーム1と同様に
任意の反応で目的とする置換基R2およびYに変換する
ことにより、R3がハロゲンである、本発明の2−アミ
ノアゾール誘導体(I)が得られる。
じて、任意の公知の反応が組み合わせて用いられ得る。
2−アミノチアゾール誘導体、すなわち一般式(I)に
おいてXがSである化合物(I−A)は、以下のスキー
ム2に示すような方法によっても得られる。
(I)で定義されたのと同様である。Y’、Z1、および
Z2はそれぞれ独立してスキーム1のZで定義されたも
のと同様である。
(V)とケトン誘導体(VI)とを無溶媒あるいはアセト
ン、エタノール、クロロホルムなどの適当な溶媒中で8
0〜100℃で加熱することにより環化して、チアゾー
ル誘導体(VII)を得る。得られたチアゾール誘導体(V
II)を、溶媒としてTHFなどを用い、リチウムジイソ
プロピルアミドまたはリチウムビス−(トリメチルシリ
ル)アミドなどの塩基存在下、室温以下、例えば−78
℃〜室温の温度でビフェニル誘導体(VII)と反応さ
せ、化合物(I'−A)を得る 。この化合物(I'−A)
のビフェニル基の2’位に位置する置換基Y’を、スキ
ーム1でY’をYに変換するのと同様に、任意の反応に
より目的とする置換基Yに変換することにより、本発明
の2−アミノチアゾール誘導体(I−A)が得られる。
−A)は、以下のスキーム3に示すような方法でも得ら
れる。特にR2および/またはR3がアシル基またはアル
コキシカルボニルアルキル基である場合は、上記スキー
ム2に示した方法では合成が困難な場合があるため、こ
のスキーム3の方法で得ることが望ましい。
ーム2で定義されたのと同様である。Zはスキーム2の
Zと同様である。この方法においては、公知の方法によ
り得ることのできるチオ尿素誘導体(IX)とケトン誘導
体(VI)とを、無溶媒あるいはアセトン、エタノール、
クロロホルムなどの適当な溶媒中で80〜100℃で加
熱することにより環化して、化合物(I'−A)を得る。
この化合物(I'−A)の置換基Y’を、スキーム2と同
様に任意の反応で目的とする置換基Yに変換することに
より、本発明の2−アミノチアゾール誘導体(I−A)
が得られる。
いて、R2および/またはR3が水素、ハロゲン、アルコ
キシ、またはアミノ基である場合には上記のスキーム2
およびスキーム3では合成が困難な場合があるので、上
記のスキーム1で示した方法で得るのが望ましい。
はアンジオテシンII受容体拮抗剤、特に降圧剤として使
用し得、アンジオテシンIIにより誘発され、また悪化す
る高血圧症の調節、およびうっ血性心不全などの治療に
おいて有用である。
物は、経口または非経口で投与される。非経口投与とし
ては、静脈注射、筋肉注射、腹腔内注射、点滴などの方
法があげられる。上記薬剤組成物はプロドラッグとして
投与し得る。上記薬剤組成物の製剤形態としては粉末、
顆粒、錠剤、カプセル剤、注射剤、液剤、懸濁剤、乳
剤、座剤などがあげられる。上記製剤は本発明の化合物
(I)に加えて、投与形態に応じて製剤学的および薬理
学的に許容し得る適当な賦形剤、助剤、安定剤、湿潤
剤、乳化剤、その他の添加剤などの公知の化合物を任意
に選択して使用し得る。
患、症状、投与対象、投与方法などによって異なるが、
成人の本態性高血圧症治療剤として投与する場合、経口
投与では1日量1〜50mg、静注では1日量1〜30
mgを1回〜3回に分けて投与するのが好ましい。
のアンジオテシンII受容体拮抗剤としての効果は例えば
以下に示すような方法で評価し得る。ヒトアンジオテン
シンII受容体を発現させたアフリカミドリザル腎由来C
OS細胞培養物と125I−標識アンジオテンシンIIとの
混合物に本発明の化合物を濃度を変化させて添加し、イ
ンキュベートする。培養物と結合した125I−標識アン
ジオテンシンIIの放射活性から、培養物に対する125I
−標識アンジオテンシンIIの特異的結合を50%阻害す
る本発明の化合物濃度(IC50)を得、次式により阻害
定数(Ki)を求める。
I濃度、KdはアンジオテンシンIIの解離定数である。
の2−アミノアゾール誘導体は、優れたアンジオテンシ
ンII受容体拮抗作用を示す。
き説明する。
ゾール−5−カルボキシラート(中間体)の製造
6.18mmol)と2−クロロアセト酢酸エチル(1
g,6.08mmol)との混合物を、110℃にて1
5分加熱した後、この反応混合物を酢酸エチルと飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液とに分配した。水層を酢酸エチ
ルで2回抽出し、得られた全有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチル)
にて精製し、さらに酢酸エチル/n−ヘキサンから再結
晶し、表題化合物1.2gを無色針状晶として得た。
4℃ 元素分析:C10H16N2O2Sとして 計算値(%):C,52.61;H,7.06;N,1
2.27;S,14.04 実測値(%):C,52.35;H,6.97;N,1
2.20;S,14.03 NMR(CDCl3)δ:0.99(3H,t,J=
7.4Hz),1.33(3H,t, J=7.2H
z),1.69(2H,sext,J=7.4Hz),
2.53(3H,s ),3.20(2H,t,J=
7.4Hz),4.26(2H,q,J=7.4H
z),6.5−6.8(1H,broad)。
−[[2’−(2−トリチルテトラゾール−5−イル)
ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]チアゾール−
5−カルボキシラート(中間体)の製造
2−(n−プロピル)アミノチアゾール−5−カルボキ
シラート(229mg,1mmol)をTHF(1m
L)およびジメチルエチレンウレア(0.4mL)の混
合溶媒に溶解した。この溶液に氷冷下1N−リチウムビ
ストリメチルシリルアミドのTHF溶液(1.1mL,
1.1mol)を滴下し、20分間そのまま撹拌した。
この溶液に4−ブロモメチル−2’−(2−トリチルテ
トラゾール−5−イル)ビフェニル(665mg,1.
2mmol)のTHF(7mL)溶液を氷冷下滴下し
た。室温で20時間撹拌した後、この反応液を氷水に加
え、酢酸エチルで3回抽出した。得られた抽出液を水お
よび飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(トルエン:酢酸エチル=30:
1)にて精製し、さらにn−ヘキサンから結晶化させ
て、表題化合物460mgを白色針状晶として得た。
1.92;S,4.55 実測値(%):C,73.18;H,5.96;N,1
1.79;S,4.49 NMR(CDCl3)δ:0.85(3H,t,J=
7.0Hz),1.32(3H,t, J=7.0H
z),1.61(2H,sext,J=7.0Hz),
2.56(3H,s ),3.19(2H,t,J=
7.0Hz),4.25(2H,q,J=7.4Hz),4.65(2H,s),6.
87-7.58(22H,m),7.90-7.99(1H ,m)。
−[[2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェ
ニル−4−イル]メチル]アミノ]チアゾール−5−カ
ルボキシラート(I−4)の製造
2−[N−(n−プロピル)−N−[[2’−(2−ト
リチルテトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イ
ル]メチル]アミノ]チアゾール−5−カルボキシラー
ト(430mg,0.61mmol)のジクロロメタン
(6mL)溶液に88%ぎ酸(8mL)を氷冷下滴下し
た。この反応溶液を室温で4時間撹拌した後、濃縮し
た。残渣を水に溶かし、炭酸水素ナトリウムを溶液のp
Hが中性になるまで加え、ジクロロメタンにて3回抽出
した。得られた抽出溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=3
0:1)にて精製し、さらにジオキサンを用いて凍結乾
燥することにより表題化合物(I−4)260mgを白
色紛体として得た。
7.99;S,6.87 実測値(%):C,61.72;H,5.72;N,1
7.87;S,6.76 NMR(CDCl3)δ:0.95(3H,t,J=
7.4Hz),1.29(3H,t, J=7.2H
z),1.71(2H,sext,J=7.6Hz),
2.49(3H,s ),3.40(2H,t,J=
7.4Hz),4.25(2H,q,J=7.2H
z),4.73(2H,s),7.11−7.20(4
H,m),7.39−7.68(3H ,m),8.0
0−8.08(1H,m)。
[[2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニ
ル−4−イル]メチル]アミノ]チアゾール−5−カル
ボン酸(I−1)の製造
−(n−プロピル)−N−[[2’−(テトラゾール−
5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]チ
アゾール−5−カルボキシラート(260mg,0.5
6mmol)をメタノール(2mL)とTHF(2m
L)と水(0.6mL)との混合溶媒に溶解させ、水酸
化リチウム(120mg,5mmol)を加えた。この
反応溶液を70℃で6時間加熱撹拌した後、濃縮した。
残渣を水に溶かし、氷冷下1N−塩酸(5.5mL)を
加え、ジクロロメタンにて3回抽出した。得られた抽出
溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去し
た。得られた残渣をエーテル、n−ヘキサンから結晶化
することにより表題化合物(I−1)140mgを得
た。
て 計算値(%):C,61.14;H,5.40;N,1
8.68;S,7.13 実測値(%):C,60.88;H,5.58;N,1
8.97;S,7.13 NMR(CDCl3)δ:0.92(3H,t,J=
7.6Hz),1.69(2H,se xt,J=7.
4Hz),2.53(3H,s),3.38(2H,
t,J=7.6Hz ),4.73(2H,s),7.
10−7.22(4H,m),7.43−7.65(3
H,m),7.74−7.80(1H,m)。
H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]
メチル]アミノ]−5−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)チアゾール(I−2)の製造
フェニル−4−イル)メチルチオ尿素(310mg,
1.0mmol)と2−クロロアセトアセトニトリル
(130mg,1. 1mol)との混合物を80℃で
15分間加熱した後、反応混合物を酢酸エチルと飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液に分配した。この水層を酢酸エ
チルで2回抽出し、得られた全有機層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた油状残渣
(370mg)をキシレン(8mL)に溶解し、トリメチ
ルチンアジド(1g,4.9mmol)を加え、110
℃にて18時間加熱撹拌した。沈殿物を濾取しメタノー
ルに溶解させ、濃塩酸(0.5mL)を加え、室温で3
0分撹拌した。反応溶液を濃縮後、この濃縮物を1N−
水酸化ナトリウム水溶液に溶かした。この溶液をジクロ
ロメタンにて洗浄した後、酢酸にてpH5〜6とし、酢
酸エチルにて3回抽出した。得られた抽出溶液を水にて
3回洗浄し、さらに飽和食塩水にて1回洗浄して、無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロ
メタン:メタノール:酢酸=100:5:0.4)にて
精製し、さらにジオキサンより凍結乾燥することによ
り、粉末として表題化合物(I−2)60mgを得た。
8O2(ジオキサン)として 計算値(%):C,56.34;H,5.32;N,2
7.38;S,6.27 実測値(%):C,56.34;H,5.21;N,2
7.08;S,6.31 NMR(CD3OD)δ:0.94(3H,t,J=
7.4Hz),1.70(2H,se xt,J=7.
0Hz),2.53(3H,s),3.45(2H,
t,J=7.4Hz ),4.79(2H,s),7.
11(2H,d,J=8.0Hz),7.28(2H,
d,J=8.0Hz),7.53−7.70(4H,
m)。
ル−N−[[2’−(1H−テトラゾール−5−イル)
ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]−5−(1H
−テトラゾール−5−イル)チアゾール 融点:アモルファス 元素分析:C23H24N10S・0.5H2O・0.1ジオ
キサンとして 計算値(%):C,57.31;H,5.30;N,2
8.56;S,6.54 実測値(%):C,57.10;H,5.30;N,2
8.28;S,6.42 NMR(CD3OD)δ:0.95(3H,t,J=
7.6Hz),1.36(2H,sext,J=7.6
Hz),1.66(2H,quint,J=7.6H
z),2.53(3H,s),3.48(2H,t,J
=7.6Hz),4.78(2H,s),7.11およ
び7.27(2H×2,ABq,J=8.2Hz),
7.50−7.70(4H,m) IR(KBr)cm-1:1602,1591。
[N−(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テト
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]
アミノ]チアゾール−5−カルボキシラート 融点:アモルファス 元素分析:C25H28N6O2S・0.3H2O・0.4ジ
オキサンとして 計算値(%):C,61.76;H,6.20;N,1
6.24;S,6.20 実測値(%):C,61.91;H,6.08;N,1
6.50;S,6.18 NMR(CDCl3)δ:0.94(3H,t,J=
7.4Hz),1.19(3H,t,J=7.6H
z),1.31(3H,t,J=7.2Hz)1.70
(2H,sext,J=7.4Hz),2.91(2
H,q,J=7.6Hz),3.39(2H,t,J=
7.4Hz),4.23(2H,q,J=7.2Hz)
4.73(2H,s),7.13および7.24(2H
×2,ABq,J=8.2Hz),7.40−7.63
(3H,m),7.99−8.03(1H,m) IR(KBr)cm-1:1697,1533。
−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾール−
5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]チ
アゾール−5−カルボン酸 融点:アモルファス 元素分析:C23H24N6O2S・0.5H2O・0.5ジ
オキサンとして 計算値(%):C,59.86;H,5.83;N,1
6.75;S,6.39 実測値(%):C,59.58;H,5.83;N,1
6.83;S,6.33 NMR(CDCl3)δ:0.94(3H,t,J=
7.4Hz),1.24(3H,t,J=7.8H
z),1.69(2H,sext,J=7.8Hz),
2.97(2H,q,J=7.4Hz),3.40(2
H,t,J=7.8Hz),4.75(2H,s),
7.14および7.24(2H×2,ABq,J=8.
2Hz),7.43−7.59(3H,m),7.83
−7.87(1H,m) IR(KBr)cm-1:1651,1602。
チル−2−[N−(n−プロピル)−N−[[2’−
(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イ
ル]メチル]アミノ]チアゾール−5−カルボキシラー
ト 融点:アモルファス 元素分析:C24H23N6F3O2S・0.2H2Oとして 計算値(%):C,55.42;H,4.53;N,1
6.16;S,6.16 実測値(%):C,55.27;H,4.62;N,1
5.90;S,6.02 NMR(CDCl3)δ:0.98(3H,t,J=
7.4Hz),1.34(3H,t,J=7.0H
z),1.73(2H,sext,J=7.4Hz),
3.46(2H,t,J=7.4Hz),4.30(2
H,q,J=7.0Hz),4.78(2H,s),
7.20および7.33(2H×2,ABq,J=8.
0Hz),7.39−7.64(3H,m),8.09
−8.14(1H,m)。
−[N−(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テ
トラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチ
ル]アミノ]チアゾール−5−カルボン酸 融点:アモルファス 元素分析:C22H19N6F3O2S・0.2H2O・0.4
ジオキサンとして 計算値(%):C,53.75;H,4.32;N,1
5.94;S,6.08 実測値(%):C,53.63;H,4.35;N,1
6.17;S,6.38 NMR(CDCl3)δ:0.94(3H,t,J=
7.4Hz),1.70(2H,sext,J=7.4
Hz),3.39(2H,t,J=7.4Hz),4.
76(2H,s),7.14および7.22(2H×
2,ABq,J=8.4Hz),7.43−7.64
(3H,m),7.80−7.84(1H,m) IR(KBr)cm-1:1690,1604。
[N−アリル−N−[[2’−(1H−テトラゾール−
5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]チ
アゾール−5−カルボキシラート 融点:アモルファス 元素分析:C24H24N6O2S・0.3H2Oとして 計算値(%):C,61.86;H,5.32;N,1
8.04;S,6.88 実測値(%):C,62.05;H,5.44;N,1
7.88;S,6.71 NMR(CDCl3)δ:1.32(3H,t,J=
7.0Hz),2.49(3H,s),4.07(2
H,d,J=5.4Hz),4.24(2H,q,J=
7.0Hz),4.70(2H,s),5.26(2
H,m),5.81(1H,m),6.91(1H,b
road),7.08−8.08(8H,m) IR(KBr)cm-1:3394,1691。
リル−N−[[2’−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]チアゾー
ル−5−カルボン酸 融点:130−131℃ 元素分析:C22H20N6O2S・0.25アセトン・0.
25H2Oとして 計算値(%):C,60.52;H,4.91;N,1
8.61;S,7.10 実測値(%):C,60.42;H,4.94;N,1
8.63;S,7.07 NMR(DMSOd-6)δ:2.43(3H,s),
4.07(2H,d,J=5.0Hz),4.70(2
H,s),5.20(2H,m),5.78(1H,
m),7.08および7.24(2H×2,ABq,J
=8.4Hz),7.50−7.55(4H,m),1
2.44(1H,broad) IR(KBr)cm-1:3110,1665。
[N−シクロペンチル−N−[[2’−(1H−テトラ
ゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]ア
ミノ]チアゾール−5−カルボキシラート 融点:アモルファス 元素分析:C26H28N6O2S・0.25H2O・0.2
5ジオキサンとして 計算値(%):C,62.95;H,5.97;N,1
6.31;S,6.22 実測値(%):C,62.84;H,5.98;N,1
6.05;S,6.11 NMR(CDCl3)δ:1.31(3H,t,J=
7.2Hz),1.50−1.80(6H,m),1.
95−2.15(2H,m),2.46(3H,s)
4.24(2H,q,J=7.2Hz),4.41−
4.58(1H,m),4.62(2H,s),7.1
1および7.19(2H×2,ABq,J=8.2H
z),7.40−7.64(3H,m),8.03−
8.10(1H,m) IR(KBr)cm-1:2960,1697,151
3。
クロペンチル−N−[[2’−(1H−テトラゾール−
5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]チ
アゾール−5−カルボン酸 融点:アモルファス 元素分析:C24H24N6O2S・0.1ヘキサンとして 計算値(%):C,62.98;H,5.46;N,1
7.91;S,6.83 実測値(%):C,63.10;H,5.54;N,1
7.78;S,6.60 NMR(CDCl3)δ:1.57−1.80(6H,
m),1.88−2.15(2H,m),2.43(3
H,s),4.32−4.80(1H,m),4.62
(2H,s),7.0−7.12(4H,m),7.3
9−7.60(3H,m),7.88−7.92(1
H,m),10.10−10.70(1H,broa
d) IR(KBr)cm-1:2958,1653,158
7。
プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾール−5
−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]チア
ゾール−4−カルボキシラート 融点:アモルファス 元素分析:C23H24N6O2Sとして 計算値(%):C,61.59;H,5.39;N,1
8.74;S,7.15 実測値(%):C,61.39;H,5.52;N,1
8.60;S,6.99 NMR(CDCl3)δ:0.92(3H,t,J=
7.4Hz),1.34(3H,t,J=7.2H
z),1.67(2H,sext,J=7.4Hz),
3.32(2H,t,J=7.4Hz),4.30(2
H,q,J=7.2Hz),4.65(2H,s),
6.93および7.02(2H×2,ABq,J=8.
2Hz),7.32−7.60(4H,m),7.91
−7.96(1H,m) IR(KBr)cm-1:2956,1695,156
6。
ル)−N−[[2’−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]チアゾー
ル−4−カルボン酸 融点:アモルファス 元素分析:C21H20N6O2S・0.12イソプロピルエ
ーテル・0.5H2Oとして 計算値(%):C,59.31;H,5.20;N,1
9.10;S,7.29 実測値(%):C,59.36;H,5.28;N,1
9.09;S,7.24 NMR(CDCl3)δ:0.87(3H,t,J=
7.0Hz),1.61(2H,sext,J=7.0
Hz),3.26(2H,t,J=7.0Hz),4.
54(2H,s),6.86−6.98(4H,m),
7.30−7.58(4H,m),7.86−7.90
(1H,m) IR(KBr)cm-1:2966,1706,160
4。
キシカルボニル)ブチル−2−[N−(n−プロピル)
−N−[[2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビ
フェニル−4−イル]メチル]アミノ]チアゾール−5
−カルボキシラート 融点:アモルファス NMR(CDCl3)δ:0.95(3H,t,J=
7.2Hz),1.33(3H,t,J=7.2H
z),1.50−1.80(6H,m),2.32(2
H,t,J=6.6Hz),2.97(2H,t,J=
6.6Hz),3.38(2H,t,J=7.8H
z),3.54(3H,s),4.25(2H,q,J
=7.2Hz),4.79(2H,s),7.11およ
び7.20(2H×2,ABq,J=8.4Hz),
7.41−7.65(3H,m),7.96−8.01
(1H,m)。
ブチル−2−[N−(n−プロピル)−N−[[2’−
(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イ
ル]メチル]アミノ]チアゾール−5−カルボン酸 融点:アモルファス NMR(CD3OD)δ:0.91(3H,t,J=
7.5Hz),1.50−1.80(6H,m),2.
32(2H,t,J=6.0Hz),2.97(2H,
t,J=6.2Hz),3.39(2H,t,J=7.
5Hz),4.75(2H,s),7.09および7.
21(2H×2,ABq,J=8.2Hz),7.50
−7.70(4H,m)。
(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミ
ノ]−4−メチルチアゾール 融点:アモルファス NMR(CDCl3)δ:0.95(3H,t,J=
7.4Hz),1.71(2H,sext,J=7.4
Hz),2.38(3H,s),2.51(3H,
s),3.43(2H,t,J=7.4Hz),4.7
5(2H,s),7.15および7.23(2H×2,
ABq,J=8.4Hz),7.41−7.65(3
H,m),8.01−8.06(1H,m)。
−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾール−
5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]チ
アゾール−4−イル]メトキシイミノアセテート 融点:171−172℃ 元素分析:C25H27N7O3S・0.2ジエチルエーテル
・0.5H2Oとして 計算値(%):C,58.53;H,5.71;N,1
8.52;S,6.06 実測値(%):C,58.84;H,5.61;N,1
8.57;S,6.01 NMR(CDCl3)δ:0.96(3H,t,J=
7.4Hz),1.25(3H,t,J=7.2H
z),1.75(2H,m),3.66(2H,t,J
=8.0Hz),3.81(3H,s),4.03(2
H,s),4.29(2H,q.J=7.2Hz),
6.68(1H,s),7.34−7.82(8H,
m),11.98(1H,broad) IR(KBr)cm-1:3316,1729。
(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミ
ノ]チアゾール−4−イル]メトキシイミノアセテート 融点:アモルファス 元素分析:C23H21N7O3SNa2・0.5メタノール
・2H2Oとして 計算値(%):C,49.21;H,4.75;N,1
7.09;S,5.59 実測値(%):C,49.11;H,4.84;N,1
6.61;S,5.96 NMR(DMSOd-6)δ:0.83(3H,t,J=
7.4Hz),1.60(2H,m),3.39(2
H,t,J=7.4Hz),3.45(3H,s),
3.99(2H,s),6.55(1H,s),7.4
0−8.02(8H,m) IR(KBr)cm-1:1607。
[N−(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テト
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]
アミノ]オキサゾール−5−カルボキシラート 融点:アモルファス NMR(CDCl3)δ:0.89(3H,t,J=
7.4Hz),1.34(3H,t,J=7.0H
z),1.63(2H,sext,J=7.4Hz),
2.29(3H,s),3.37(2H,t,J=7.
4Hz),4.29(2H,q.J=7.0Hz),
4.54(2H,s),7.0−7.12(4H,
m),7.37−7.63(3H,m),7.88−
7.93(1H,m)。
(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミ
ノ]オキサゾール−5−カルボン酸。
[N−(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テト
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]
アミノ]イミダゾール−4−カルボキシラート 融点:アモルファス 元素分析:C24H27N7O2・0.25ジオキサン・0.
5H2Oとして 計算値(%):C,63.01;H,6.34;N,2
0.57 実測値(%):C,63.25;H,6.37;N,2
0.44 NMR(CD3OD)δ:0.89(3H,t,J=
7.4Hz),1.35(3H,t,J=7.2H
z),1.60(2H,sext,J=7.4Hz),
2.41(3H,s),3.32(2H,t,J=7.
2Hz),4.31(2H,q.J=7.2Hz),
4.67(2H,s),7.07−7.15(4H,
m),7.35−7.62(4H,m) IR(KBr)cm-1:2965,1700,166
0,1639。
(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミ
ノ]イミダゾール−4−カルボン酸。
[N−(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テト
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]
アミノ]−4−メチルチアゾール−5−イル]−2−プ
ロペノエート 融点:アモルファス NMR(CDCl3)δ:0.95(3H,t,J=
7.4Hz),1.30(3H,t,J=7.0H
z),1.71(2H,sext,J=7.4Hz),
2.30(3H,s),3.39(2H,t,J=7.
2Hz),4.21(2H,q.J=7.0Hz),
4.76(2H,s),5.66(1H,d,J=15
Hz),7.15−7.32(4H,m),7.38−
7.61(3H,m),7.72(1H,d,J=15
Hz),8.08−8.12(1H,m)。
(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミ
ノ]−4−メチルチアゾール−5−イル]−2−プロペ
ン酸 融点:アモルファス NMR(CDCl3)δ:0.93(3H,t,J=
7.2Hz),1.60−1.70(2H,m),2.
27(3H,s),3.38(2H,t,J=7.2H
z),4.72(2H,s),5.59(1H,d,J
=15Hz),7.0−7.60(7H,m),7.7
5(1H,d,J=15Hz),7.90−8.0(1
H,m)。
(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミ
ノ]−5−(1H−テトラゾール−5−イル)チアゾー
ル 融点:アモルファス 元素分析:C21H19N10ClS・0.65ジオキサン・
0.8H2Oとして 計算値(%):C,51.48;H,4.72;N,2
5.44;S,5.82 実測値(%):C,51.46;H,4.68;N,2
5.60;S,5.91 NMR(CD3OD)δ:0.94(3H,t,J=
7.4Hz),1.69(2H,sext,J=7.4
Hz),3.46(2H,t,J=7.4Hz),4.
78(2H,s),7.10−7.73(8H,m)。
(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミ
ノ]−5−(1H−テトラゾール−5−イル)チアゾー
ル。
(n−プロピル)−N−[[2’−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミ
ノ]−5−(1H−テトラゾール−5−イル)チアゾー
ル 融点:アモルファス 元素分析:C27H24N10S・0.2ヘキサン・0.4H
2Oとして 計算値(%):C,62.14;H,5.10;N,2
5.70;S,5.88 実測値(%):C,62.26;H,4.92;N,2
5.56;S,5.70 NMR(CD3OD)δ:0.96(3H,t,J=
7.4Hz),1.73(2H,sext,J=7.4
Hz),3.50(2H,t,J=7.4Hz),4.
82(2H,s),7.40−7.72(13H,
m)。
ル)−2−[N−(n−プロピル)−N−[[2’−
(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イ
ル]メチル]アミノ]−5−(1H−テトラゾール−5
−イル)チアゾール 融点:アモルファス 元素分析:C24H21N11S2・0.2H2Oとして 計算値(%):C,54.26;H,4.06;N,2
9.00;S,12.07 実測値(%):C,54.63;H,4.10;N,2
8.73;S,12.22 NMR(CDCl3)δ:1.02(3H,t,J=
7.4Hz),1.80(2H,sext,J=7.4
Hz),3.61(2H,t,J=7.4Hz),4.
77(2H,s),7.15−7.62(9H,m),
7.84−7.90(1H,m),8.04(1H,
d,J=3.4Hz)。
ル)−N−[[2’−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル]メチル]アミノ]−5−
(1H−テトラゾール−5−イル)チアゾール 融点:アモルファス 元素分析:C21H20N10S・0.2ヘキサン・0.5H
2Oとして 計算値(%):C,56.64;H,5.09;N,2
9.75;S,6.81 実測値(%):C,56.49;H,4.90;N,2
9.56;S,6.61 NMR(CD3OD)δ:0.95(3H,t,J=
7.4Hz),1.72(2H,sext,J=7.4
Hz),3.50(2H,t,J=7.4Hz),4.
81(2H,s),7.12および7.27(2H×
2,ABq,J=8.4Hz),7.50−7.72
(4H,m),7.79(1H,s) (実施例4)125 I−標識アンジオテンシンIIの受容体結合に対する
2−アミノアゾール誘導体の阻害作用の評価 ヒトアンジオテンシンII受容体の遺伝子を発現ベクター
pcDNAIに組み込み、アフリカミドリザル腎由来C
OS細胞にトランスフェクトし、2から3日培養し、ア
ンジオテンシンII受容体を発現させた。この培養細胞
に、本発明の化合物を10-6〜10-10Mの範囲で添加
し、あるいは添加せずに100pM125I−標識アンジ
オテンシンIIと25℃で1時間インキュベートした。反
応終了後、ガラス繊維濾紙により、培養細胞と結合した
125I−標識アンジオテンシンIIを分離し、ガンマカウ
ンターにて放射活性を測定した。培養細胞への125I−
標識アンジオテンシンIIの特異的結合は、非放射性アン
ジオテンシンIIを10-6M含む条件下で得られる非特異
的結合を、全結合から差し引くことにより求めた。培養
細胞への125I−標識アンジオテンシンIIの特異的結合
を50%阻害する本発明化合物の濃度(IC50)から、
次式により阻害定数(Ki)を求めた。
I濃度(100pM)、KdはアンジオテンシンIIの解
離定数(1.3nM)とする。
導体は阻害作用が強く、効果的にアンジオテンシンIIの
受容体と結合し得ることがわかる。
Claims (5)
- 【請求項1】一般式Iで表される2−アミノアゾール誘
導体またはその製薬上許容し得る塩: 【化1】 ここでR1は水素、アルキル、アルケニル、環状アルキ
ル、アリール、またはヘテロアリールであり;R2およ
びR3はそれぞれ独立して水素;ハロゲン;置換されて
いてもよいアルキル;置換されていてもよいアルケニ
ル;環状アルキル;アルコキシ;ヒドロキシカルボニ
ル;アルコキシカルボニル;置換されていてもよいアミ
ノ;アシル;アリール;ヘテロアリール;または一般式
A: 【化2】 (ここでR4はアルキル、アルカリ金属、またはアルカ
リ土類金属)であり;XはS、O、またはN−R(ここ
でRは水素;置換されていてもよいアルキル;または環
状アルキル)であり;Yはヒドロキシカルボニルまたは
ヘテロアリールである。 - 【請求項2】XがSである、請求項1に記載の2−アミ
ノアゾール誘導体またはその製薬上許容し得る塩。 - 【請求項3】R1がアルキル、R2がヒドロキシカルボニ
ルまたはテトラゾリル、R3がアルキル、XがS、Yが
テトラゾリルである請求項1に記載の2−アミノアゾー
ル誘導体またはその製薬上許容し得る塩。 - 【請求項4】請求項1に記載の2−アミノアゾール誘導
体またはその製薬上許容し得る塩を含有するアンジオテ
ンシンII受容体拮抗剤。 - 【請求項5】請求項1に記載の2−アミノアゾール誘導
体またはその製薬上許容し得る塩を含有する降圧剤。
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US6552033B1 (en) | 2000-05-16 | 2003-04-22 | The Procter & Gamble Co. | Imidazo-containing heterocyclic compounds, their compositions and uses |
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-
1994
- 1994-07-18 JP JP16539294A patent/JP3714633B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008150386A (ja) * | 2000-01-24 | 2008-07-03 | Shionogi & Co Ltd | トロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する化合物 |
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