JPH0711281B2 - 多連制御弁 - Google Patents

多連制御弁

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JPH0711281B2
JPH0711281B2 JP3110961A JP11096191A JPH0711281B2 JP H0711281 B2 JPH0711281 B2 JP H0711281B2 JP 3110961 A JP3110961 A JP 3110961A JP 11096191 A JP11096191 A JP 11096191A JP H0711281 B2 JPH0711281 B2 JP H0711281B2
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JP
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valve
spools
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load check
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雅彦 大関
治彦 川崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セクショナルタイプ
の多連制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の多連制御弁を用いた回路
図で、各ポンプP1 、P2 毎のそれぞれにバルブブロッ
クV1 、V2 を構成している。そして、一方のバルブブ
ロックV1 には、その最上流側にインレットセクション
1を設け、最下流側にアウトレットセクション2を設け
るとともに、この両セクション1、2間に、制御セクシ
ョン3〜5を設けている。しかも、これら制御セクショ
ン4、5のそれぞれにはロードチェック弁t1 、t2
設けている。また、同様にして、他方のバルブブロック
2 にも、インレットセクション6とアウトレットセク
ション7との間に、制御セクション8〜10を設けてい
る。しかも、これら制御セクション9、10にもロード
チェック弁t3 、t4を設けている。この制御セクショ
ンは方向切換弁を主要素とし、図5における制御セクシ
ョンには、方向切換弁のスプール部分11〜13、14
〜16を表わしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の多連制御弁では、各制御セクションのそれぞれにロー
ドチェック弁を必要とするので、その組み付け作業を各
セクションごとにしなければならず、それだけ組み付け
作業が面倒になるという問題があった。この発明の目的
は、複数のロードチェック弁を弁本体に一体的に組み込
むとともに、それらの部品点数を少なくした多連制御弁
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、弁本体の側
面に、他のセクションの本体と接触する接触面を形成す
るとともに、当該弁本体には、複数のスプールを平行に
内装してなるセクショナルタイプの多連制御弁におい
て、上記弁本体に内装したスプール数と、同数のパラレ
ルフィーダを形成する一方、これら各パラレルフィーダ
に、アクチュエータ流路への流通のみを許容するロード
チェック弁を上記弁本体内のスプール間に配置するとと
もに、上記パラレルフィーダに上記ロードチェック弁を
それぞれ接続し、これらロードチェック弁の弁孔は上記
接触面に開口させ、かつその弁孔を戻り側通路の内側に
集合させた制御セクションを備えたことを特徴とするも
のである。
【0005】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、弁本
体に組み込んだスプールを切換えることによって、その
スプールに対応するパラレルフィーダからの圧油をアク
チュエータ流路に供給することができる。そして、この
流路過程にはロードチェック弁を設けているので、アク
チュエータからの逆流を防止してその負荷を保持するこ
とができる。
【0006】
【発明の効果】この発明の多連制御弁によれば、弁本体
に内装した各スプール間にロードチェック弁を配置させ
るようにしたので、各制御セクションごとに別々にロー
ドチェック弁を組み込むものに比較して、組み付け作業
が簡単になるとともに弁本体自体コンパクトとなる。し
かも、ロードチェック弁の弁孔を接触面上の戻り側通路
よりも内側に集合させているので、パラレルフィーダに
異常高圧が作用して、接触面から外部へと油が漏洩しよ
うとしても、接触面に集合している弁孔の周囲に設けた
凹部からタンク通路へと還流される。したがって、上記
異常高圧による弁本体の破損等の問題が解消される。ま
た、このロードチェック弁の弁孔を弁本体の接触面側に
開口させていることから、その開口部分を他の制御セク
ションの弁本体でふさぐことができるため、弁孔内のロ
ードチェック弁を押さえるのに、特別な部品を必要とせ
ず、部品点数の低減も図れる。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の多連制御弁を用いた回路
図で、2つのポンプP1 、P2 のそれぞれを1つのバル
ブブロックVに接続しているが、このバルブブロックV
は、上流側にインレットセクション17、下流側にアウ
トレットセクション18を設け、これら両セクション1
7、18間に、制御セクション19〜21の弁本体H1
〜H3 を連接している。
【0008】そして、この制御セクションのうち、特に
制御セクション21における弁本体H3 は、図2〜図4
に示すようにしている。すなわち、上記制御セクション
21を構成する弁本体H3 の両側面には、接触面22、
23を形成している。そして、一方の接触面22には、
平面円形のシール溝24を形成し、このシール溝24に
シール部材25を装着するとともに、シール溝24の内
方におけるほぼ中心位置には、上記接触面22と同一レ
ベルにした凸部26を形成している。
【0009】この凸部26にはパラレルフィーダ27、
28と弁孔69、70とを開口させている。この弁孔6
9、70のそれぞれには、図4に示すように、ロードチ
ェック弁49、50を内装している。このロードチェッ
ク弁49、50は、スプリング71、72の作用で、通
常はシート部47a、48aを閉じるが、このスプリン
グ71、72は、他の弁本体H2 の接触面23によって
押さえられるようにしている。したがって、このスプリ
ング71、72を押さえるために特別な部品を必要とし
ない。
【0010】そして、上記凸部26が相手側の本体H2
の接触面23にメタル接触することによって、パラレル
フィーダ27、28及びロードチェック弁49、50の
背面からの漏れをシールする。また、このシール部から
漏れた油は、凹部68を通ってタンク通路51及び52
に流れる。なお、上記凹部68及びタンク通路51、5
2で、この発明の戻り側通路を構成するものである。そ
して、上記弁孔69、70は、これら凹部68及びタン
ク通路51、52の内側に位置して、これら凹部及びタ
ンク通路に囲まれるようにしている。したがって、この
弁孔69、70から漏れた油は、上記したように戻り側
通路を介して戻されることになる。
【0011】上記のようにした弁本体H3 には、上記パ
ラレルフィーダ27、28と直交する関係にした2本の
スプールS1 、S2を平行に設けている。上記両スプー
ルには、一対の環状溝29と30、31と32を形成
し、それら両環状溝間、及び両環状溝の外方にランド部
33〜35、36〜38を形成している。このスプール
1 、S2 はニュートラルスプリング39、40の作用
で、通常は図示の中立位置を保つようにしている。
【0012】スプールが上記のように中立位置を保持し
ているときには、弁本体H3 に形成の導入溝41、42
が、上記ランド部34、37によって閉じられ、アクチ
ュエータ流路43、44、45、46のそれぞれが上記
導入溝41、42と遮断される。また、この導入溝4
1、42は、分岐通路47、48を介して、上記パラレ
ルフィーダ27、28に連通している。
【0013】また、弁本体H3 であって、上記パラレル
フィーダ27、28の外方に、一対のタンク通路51、
52を形成し、アウトレットセクション18の外方に設
けたタンクTに、このタンク通路51、52を接続して
いる。そして、上記タンク通路51、52は、戻り流路
53と54、55と56のそれぞれに連通しているが、
この戻り流路53〜56は、両スプールS1 、S2 の移
動位置に応じて、アクチュエータ流路43〜46に連通
したり、その連通が遮断されたりする。つまり、スプー
ルS1 、S2 が図示の中立位置にあるとき、戻り流路5
3〜56は、スプールのランド部33と35、36と3
8によって、アクチュエータ流路43〜46との連通が
遮断される。
【0014】そして、スプールS1 、S2 が、例えば図
面左方向に移動したとすると、それらスプールの環状溝
29、31を介して、アクチュエータ流路43と戻り流
路53とが連通するとともに、アクチュエータ流路45
と戻り流路55とが連通する。このスプールが上記とは
反対に右方向に移動すると、環状溝30、32を介し
て、アクチュエータ流路44と戻り流路54とが連通す
るとともに、アクチュエータ流路46と戻り流路56と
が連通する。
【0015】なお、図中符号57〜60はアンチボイド
機能を保持したリリーフ弁で、上記アクチュエータ流路
内の圧力を、設定圧以内に維持するためのものである。
【0016】上記のようにした多連制御弁は、図2およ
び図3に示すように、複数の弁本体のうちの、一方の弁
本体H3 の接触面22と、他方の弁本体H2 の接触面2
3とを接触させて連接し、それら弁本体に形成のタイロ
ッド孔61〜64に挿通したタイロッドによってしっか
り締結する。つまり、この実施例では、1つの弁本体H
3 に、2本のスプールS1、S2 を内装し、しかもこの
弁本体H3 にパラレルフィーダ27、28及びタンク通
路51、52を形成することによって、従来分離されて
いたセクションを一体化したものである。
【0017】また、両スプールS1 、S2 間に、パラレ
ルフィーダ27、28及びロードチェック弁49、50
をまとめて配置し、しかもスプール間距離及びセクショ
ンの横方向の長さが短くなるように、これらパラレルフ
ィーダ27、28及びロードチェック弁49、50を斜
めに配置したので、弁本体H3 がコンパクトになり、シ
ール部材25も1個で足りるとともに、このシール部材
25を従来のものと比較して、それほど大きくしなくて
もよくなる。
【0018】なお、アクチュエータ流路43と44、4
5と46には、シリンダa1 、a2 を接続しているが、
これらシリンダは、スプールS1 、S2 を左右いずれか
に切換えることによって、駆動するものである。例え
ば、一方のスプールS1 を、図面左方向に移動すると、
このスプールの環状溝30を介して、導入溝41とアク
チュエータ流路44とが連通する一方、環状溝29を介
してアクチュエータ流路43と戻り流路53とが連通す
る。したがって、パラレルフィーダ27に供給されたポ
ンプP1 の圧力流体は、分岐通路47→ロードッチェッ
ク弁49→導入溝41→環状溝30→アクチュエータ流
路44を経由して、シリンダa1 のロッド側室65に流
入する。これに対してシリンダa1 のボトム側室66内
の作動油が、アクチュエータ流路43→環状溝29→戻
り流路53→タンク通路51を経由して、タンクTに戻
るので、シリンダa1 はそのピストン67を図面左方向
に移動させて縮少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は回路図である。
【図2】図2は平面図である。
【図3】図3は断面図である。
【図4】図2のX−X、Y−Y断面図である。
【図5】図5は従来の回路図である。
【符号の説明】
22、23 接触面 27、28 パラレルフィーダ S1 、S2 スプール 43〜46 アクチュエータ流路 49、50 ロードチェック弁 69、70 弁孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体の側面に、他のセクションの本体
    と接触する接触面を形成するとともに、当該弁本体に
    は、複数のスプールを平行に内装してなるセクショナル
    タイプの多連制御弁において、上記弁本体に内装したス
    プール数と、同数のパラレルフィーダを形成する一方、
    これら各パラレルフィーダに、アクチュエータ流路への
    流通のみを許容するロードチェック弁を上記弁本体内の
    スプール間に配置するとともに、上記パラレルフィーダ
    を上記ロードチェック弁にそれぞれ接続し、これらロー
    ドチェック弁の弁孔は上記接触面に開口させ、かつその
    弁孔を戻り側通路の内側に集合させた制御セクションを
    備えたことを特徴とする多連制御弁。
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