JPH07111948A - 焼 網 - Google Patents

焼 網

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Publication number
JPH07111948A
JPH07111948A JP25844093A JP25844093A JPH07111948A JP H07111948 A JPH07111948 A JP H07111948A JP 25844093 A JP25844093 A JP 25844093A JP 25844093 A JP25844093 A JP 25844093A JP H07111948 A JPH07111948 A JP H07111948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heated
grill
heat
strip
carrier parts
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25844093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kodera
洋 小寺
Yuzuru Uchida
譲 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Harman Co Ltd filed Critical Harman Co Ltd
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Publication of JPH07111948A publication Critical patent/JPH07111948A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加熱物が焼網に熱凝着するのを防止する。 【構成】 帯板状の載置部1を隙間2を介して複数並設
し、該複数の帯板状の載置部1の両端部に複数の載置部
1と一体に集熱部3を形成して焼網5を形成する。載置
部1及び集熱部3で集熱した熱を被加熱物4の載置部1
への接触部位に素早く伝えて被加熱物4の接触部位を炭
化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強制対流式オーブンや
両面焼きグリル等において使用する焼網に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から強制対流式オーブンや両面焼き
グリル等において使用されている焼網は、直径が2mm
前後の金属線材を用いて構成してある。ところが、上記
のような焼網5aにおいては、焼網5aに被加熱物4を
載置しても、温度が上昇するにつれて被加熱物4の脂肪
等が柔らかくなって断面円状の金属線に沿って図6のよ
うに下方に垂れて金属線材にめり込む。一方、被加熱物
の蛋白質は70℃程度の状態を保ちつ続けると金属線材
と熱凝着する性質がある。そして、70℃程度で図6の
ように被加熱物が垂れて金属線材に食い込んだ状態とな
ると、庫内が70℃以上の雰囲気温度に上昇していって
も、図6の状態で被加熱物が断熱材の役目をして被加熱
物の蛋白質が炭化せず、金属線材に熱凝着するのに適し
た条件が続くことになり、この結果、被加熱物4が金属
線材に熱凝着し、被加熱物4を焼網5aにくっついてし
まうという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところは、焼網との熱凝着を防止することができる焼
網を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の焼網は、金属板
により形成した焼網であって帯板状の載置部1を隙間2
を介して複数並設し、該複数の帯板状の載置部1の両端
部に複数の載置部1と一体に集熱部3を形成して成るこ
とを特徴とするものであって、このような構成を採用す
ることで、上記した従来例の問題点を解決して本発明の
目的を達成したものである。
【0005】
【作用】帯板状の載置部1に被加熱物4を載置して被加
熱物4を加熱して調理するのであるが、この場合、隙間
介して複数並設した帯板状の載置部1に被加熱物4を載
置することで、金属線材に比べて被加熱物が下方に垂れ
にくい状態で支持でき、しかも、帯板状の載置部1なの
で下面は被加熱物4で覆われず、受熱面積が広く取れ、
また、載置部1の両端部から集熱部3で受熱した熱が伝
導し、これらの結果、帯板状の載置部1に載置した被加
熱物4に効率的に熱を伝えて、被加熱物4の帯板状の載
置部1への接触部を素早く炭化させることができて、被
加熱物4が載置部1に熱凝着するのを防止するようにな
っている。
【0006】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1、図2には本発明の焼網5が示してあ
る。焼網5は金属板を打抜き加工すると共に折り曲げて
構成してある。すなわち、焼網5は複数の帯板状の載置
部1を隙間2を介して並設してあり、この複数の帯板状
の載置部1の両端部に集熱部3を一体に形成してある。
集熱部3は横板部7と縦板部8とより構成した断面L状
の枠体部により構成してあり、縦板部8には脚部9が一
体に形成してある。脚部9の下端部には係止部10が設
けてある。ここで、帯板状の載置部1は前後方向(焼網
5の調理庫11内への出し入れ方向を前後方向とする)
に長くなっており、したがって脚部9を有する縦板部8
は載置部1と直交する方向、つまり左右方向に長く形成
してある。図1には本発明の焼網の一例が示してある
が、図1において、M=5.5mm、N=8.5mm、
L=18mmである。
【0007】上記のような構成の焼網5は強制対流式オ
ーブンや両面焼きグリル等において使用するものであ
る。図4、図5には調理装置内に本発明の焼網5を配置
して使用している一例が示してある。図中11は調理庫
であって前面部が開口となっており、この開口を開閉自
在な扉12により密閉的に閉じることができるようにな
っている。調理庫11の後方の略中央部に加熱部13を
構成するバーナ14と燃焼用ファン15とを前後に位置
をずらせて配置してある。バーナ14は調理庫11の後
方に設けた燃焼室17内に配置してあり、燃焼用ファン
15は燃焼室17の後方に設けた燃焼用ファン収納室1
6内に配置してある。ここで、燃焼室17と燃焼用ファ
ン収納室16との間には仕切り板18で仕切られた通路
室19が設けてあり、仕切り板18の上方が熱気の通る
通路となっている。調理庫11の左右両側面部の上部と
下部とにそれぞれ熱気入口21が前後方向に複数設けて
ある。燃焼用ファン収納室16の両側から調理庫11の
両側の熱気入口21とを連通するためのダクト22が左
右に設けてある。調理庫11の後面部の上部に燃焼室1
7に連通する熱気出口23を設けてあり、熱気出口23
から燃焼室17に入った熱気は更に仕切り板18の上方
の通路から通路室19に流れるようになっている。燃焼
室17には燃焼空気が供給される燃焼用空気供給口39
が設けてある。また、燃焼用ファン収納室16の後壁2
0には排気口24が設けてあり、この排気口24は先端
が外部に開口する排気路26に連通している。燃焼用フ
ァン収納室16の後方には冷却用ファン収納室25が配
置してあり、燃焼用ファン収納室16と冷却用ファン収
納室25とは防熱板27により仕切ってあって、防熱板
27により熱気の熱が冷却用ファン収納室25よりも後
方に配置したモータ29に影響を与えないようにしてあ
る。冷却用ファン収納室25の一部は上記排気路26に
連通しており、冷却用ファン収納室25には冷却用空気
吸入口30が設けてある。燃焼用ファン15の出力軸3
1には更に冷却用ファン37が固着してあり、この冷却
用ファン37が冷却用ファン収納室25に配置してあ
り、出力軸31は冷却用ファン収納室25よりも後方に
配置したモータ29により回転されるようになってい
る。
【0008】上記のような構成において、バーナ14に
よりガスを燃焼させると共に燃焼用ファン15を回転さ
せると、バーナ14の燃焼により生成された熱気が燃焼
用ファン15によりダクト22を通じて調理庫11の両
側面部に設けた熱気入口21から調理庫11内に強制的
に流入させられ、調理庫11内を加熱して調理庫11の
後面部の上部に設けた熱気出口23から再び燃焼室17
内に戻り、燃焼室17内においてバーナ14の火炎によ
り再度加熱され、燃焼用ファン15により再度ダクト2
2を通じて調理庫11内に流入させられるというように
熱気を再加熱循環しながら調理庫11内を加熱するもの
である。したがって、バーナ14や燃焼用ファン15よ
りなる加熱部13、ダクト22、熱気入口21、調理庫
11、熱気出口23等により熱気循環路32が構成され
ることになる。上記循環する熱気のうち一部の熱気は排
気口24から排気路26を経て外部に排気される。この
場合、冷却用ファン37により外部空気が吸入されて排
気路26に流れ込み、排気路26から排気される排気の
温度を低下させると共に、該冷却用ファン37による外
気の吸い込み作用による冷却でモータ29の加熱を防止
するようになっている。
【0009】ところで、上記実施例においては加熱部1
3は庫内温度を300℃以上に加熱して調理できるよう
にバーナ14の能力や燃焼用ファン15の能力等を設定
してある。このため、庫内温度が250℃以下の従来の
調理ができるのはもちろん、必要に応じて庫内温度が3
00℃以上の高温調理もできるのである。しかして、上
記のガス調理装置は、扉12を開いて本発明の焼網5を
上記ガス調理装置の調理庫11内に配置して被加熱物4
の加熱料理をするものである。焼網5の使用に当たって
は、調理庫11内に水皿34を入れ、この水皿34の上
方に焼網5を配置するのであるが、本実施例において
は、焼網5は水皿34に支持するようになっている。す
なわち、焼網5の脚部9の下端部の係止部10を水皿3
4の上端部のフランジ35に設けた係止孔36に着脱自
在に係止することにより水皿34に焼網5を取付けて支
持するようになっている。
【0010】調理に当たっては、焼網5に被加熱物4を
載置し、この状態でバーナ14によりガスを燃焼させる
と共に燃焼用ファン15を回転させ、加熱部13で生成
された熱気をダクト22を通じて熱気入口21から調理
庫11内に強制的に流入させて熱気により被調理物を調
理するものである。ここで、熱気入口21から調理庫1
1内を加熱した熱気は燃焼用ファン15の作用により熱
気出口23から再び加熱部13に戻り、加熱部13で再
度加熱されてダクト22を通じて調理庫11内に流入さ
せられるというように熱気が循環しながら調理庫11内
を加熱するものである。この場合、上記熱気の循環の
際、煙や油分を含んだ熱気は加熱部13の燃焼室17を
通過する時、バーナ14の燃焼炎により熱気中に含まれ
る煙や油分が焼き切られる。上記調理は庫内温度が約2
50℃以下の従来と同じ調理ができるのはもちろんであ
るが、庫内温度300℃以上の高温調理とすることもで
き、この高温調理においては、上記のように循環する熱
気中に含まれている煙や油分が焼き切られるだけでな
く、油脂分が調理庫11内において滴下したり、調理庫
11内面に付着したりしても300℃以上の高温の熱気
によりすぐ蒸発してしまうので、調理庫11内が油脂分
の付着により汚れることがなく、いわゆるセルフクリー
ニングされることになる。被加熱物4から落下する不純
物は水皿34により受けられる。
【0011】ところで、上記のようにして焼網5に載置
した被加熱物4を熱気により加熱して調理する際、図3
のように隙間介して複数並設した帯板状の載置部1に被
加熱物4を載置しているので、金属線材に比べて被加熱
物が下方に垂れにくい状態で支持できることとなり、帯
板状の載置部1の下面が被加熱物により断熱的に覆われ
るというようなことがなく、帯板状の載置部1の全下面
が熱気の受熱面となり、また、帯板状の載置部1の両端
部に集熱面積の広い集熱部4が設けてあるので、この集
熱部4で受熱された熱気の熱が帯板状の載置部1の両端
部から載置部1に伝熱し、これらの結果、帯板状の載置
部1に載置した被加熱物4に効率的に且つ急速に熱を伝
えて、被加熱物4の帯板状の載置部1への接触部位を素
早く炭化させるようになっている。このように被加熱物
4の帯板状の載置部1への接触部位を素早く炭化させる
ことによって、被加熱物4が載置部1に熱凝着するのを
防止するようになっている。ところで、焼網5の帯板状
の載置部1は前後方向(焼網5の調理庫11内への出し
入れ方向を前後方向とする)に長くなっているので、焼
網5に被加熱物4を載置したり、焼網5から被加熱物4
を取り出したりするに当たり、被加熱物4を焼網5上で
前後方向に少し滑らせるようにしながら作業したり、取
り出したりする作業が可能であり、この際に抵抗が少な
く、スムーズにまた被加熱物4が焼網5に付着すること
なく行えることになる。
【0012】なお、本発明の焼網5は図4、図5に示す
調理装置以外の調理装置においても使用できるのはもち
ろんである。
【0013】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、金属
板により形成した焼網であって、帯板状の載置部を隙間
を介して複数並設し、該複数の帯板状の載置部の両端部
に複数の載置部と一体に集熱部を形成してあるので、帯
板状の載置部は金属線材に比べて被加熱物が下方に垂れ
にくい状態で支持できるものであって、被加熱により断
熱的に下面部が覆われるのが防止できて受熱面積が広く
取れ、また、載置部の両端部から集熱部で受熱した熱が
伝導し、これらの結果、帯板状の載置部に載置した被加
熱物に効率的に且つ急速に熱を伝えて、被加熱物の帯板
状の載置部への接触部位を素早く炭化させることがで
き、被加熱物が載置部に熱凝着するのを防止することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼網を示し、(a)は下面図であり、
(b)は正面図である。
【図2】同上の焼網の斜視図である。
【図3】同上の焼網の上に被加熱物を載置して加熱して
いる状態の説明図である。
【図4】同上の焼網を調理装置の調理庫内に配置した状
態の正面断面図である。
【図5】同上の焼網を調理装置の調理庫内に配置した状
態の側面断面図である。
【図6】従来例の焼網の上に被加熱物を載置して加熱し
ている状態の説明図である。
【符号の説明】
1 載置部 2 隙間 3 集熱部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板により形成した焼網であって、帯
    板状の載置部を隙間を介して複数並設し、該複数の帯板
    状の載置部の両端部に複数の載置部と一体に集熱部を形
    成して成ることを特徴とする焼網。
JP25844093A 1993-10-15 1993-10-15 焼 網 Withdrawn JPH07111948A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25844093A JPH07111948A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 焼 網

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25844093A JPH07111948A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 焼 網

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07111948A true JPH07111948A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17320236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25844093A Withdrawn JPH07111948A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 焼 網

Country Status (1)

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JP (1) JPH07111948A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100819592B1 (ko) * 2006-10-31 2008-04-04 엘지전자 주식회사 조리기기
JP2014081112A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Rinnai Corp 加熱調理器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100819592B1 (ko) * 2006-10-31 2008-04-04 엘지전자 주식회사 조리기기
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001226