JPH07111843A - 鑑賞魚用餌供給装置 - Google Patents

鑑賞魚用餌供給装置

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JPH07111843A
JPH07111843A JP5259554A JP25955493A JPH07111843A JP H07111843 A JPH07111843 A JP H07111843A JP 5259554 A JP5259554 A JP 5259554A JP 25955493 A JP25955493 A JP 25955493A JP H07111843 A JPH07111843 A JP H07111843A
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JP
Japan
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fish
bait
hopper
opening
food
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Application number
JP5259554A
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English (en)
Inventor
Osamu Ono
修 小野
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SAMUTETSUKU KK
Original Assignee
SAMUTETSUKU KK
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Publication date
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Publication of JPH07111843A publication Critical patent/JPH07111843A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間が不在でも、鑑賞魚を飼育している水槽
に最適な量の餌を最適な時間に必要な回数だけ自動的に
供給することのできる鑑賞魚用餌供給装置を提供するこ
と。 【構成】 スライドパネル1を、スライドピン1a及び
スライドスリット2aを介して被着したベースフレーム
2とケース3から成り、ケース3の内部には、ホッパー
4と、電磁ソレノイド5と、タイマースイッチ6が取り
付けられている。また、ホッパー4には蓋4bが着脱自
在に被着されていると共に下部には、開閉板7が横方向
に摺動可能に貫通して取りけられている。この開閉板7
は、長尺板を所定の間隔で平行に並べて両端をピンPで
固定した形状を成し、一端は電磁ソレノイド5に接続さ
れると共に他端は、スプリング8を介してケース3の内
部に支持されている。この開閉板7の上板7aには開口
部K1が形成されると共に下板7bには開口部K2が形
成されている。更に、ホッパー4の餌落下経路の横面に
は開口部K3が形成され、餌調節器9が挿入されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】金魚・熱帯魚等の水槽に自動的に
餌を供給する鑑賞魚用餌供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人間の生活に最も密着した鑑賞魚として
金魚と熱帯魚が一般に知られているが、この内、金魚は
フナ(コイ目コイ科)を鑑賞用に改良した飼育品種で、
アジア大陸の揚子江下流域で古くから改良が行なわれて
いた。金魚が日本に最初に輸入されたのは室町時代の末
期、文亀2年(1502年)に当時の明から泉州堺の港
に伝来したとされている。以後、金魚は日本で長期間に
わたって飼育改良され、現在では色彩,体の長短,ひれ
の有無,形状などの差異により多くの品種に分けられて
いる。金魚の飼育は比較的容易で、水温や溶存酸素量な
どの水質に対する抵抗力も比較的強い。飼育水温は15
℃〜25℃程度が最適であるが、5℃以下や35℃位と
いった水温環境でもある程度生存は可能である。飼育場
所は室外でも室内でも可能であるが、室内で飼育する場
合はガラス又はプラスチック製の水槽に砂又は砂利を敷
き、飼育する尾数が多い場合は、水槽内の酸素不足を補
うために循環ろ過装置を使用する。金魚は動・植物質の
両方を食べる雑食性の魚で、餌としてはイトミミズ,ア
カムシ,パンくず等でもよいが、最近では混合飼料が市
販されているので、一般的にはこの人工餌を使用する。
【0003】一方、熱帯魚はアジア,アフリカ,中南米
等の亜熱帯地方に棲息する鑑賞魚で、一般的には小型で
色彩や形態の優美な淡水魚と比較的大型で単色系の海水
魚とに分けられる。熱帯魚が日本に最初に導入されたの
は、1916年に金魚養殖家の秋山吉五郎によりアメリ
カから輸入したソードテールとされているが、最初は一
般人には馴染が薄く、もっぱら上流階級を中心に愛好さ
れていたに過ぎなかった。しかし、これが、1930年
頃になると少数ながら店頭で熱帯魚を販売する業者が現
われ、更には、趣味の雑誌等で紹介記事が掲載された影
響から一般家庭で熱帯魚を飼う人が増加し始めたのをき
っかけ、1950年から60年にかけて一大ブームとな
り、これに伴い熱帯魚の愛好家が急激に増加した。これ
は、民間航空網の発達によって、アメリカや東南アジア
から各種の熱帯魚が輸入されるようになったことと同時
に、飼育器具の開発改善が進められ、一般家庭で比較的
安価に入手でき、容易に飼育鑑賞できるようになったこ
とによる。熱帯魚の飼育は、淡水魚も海水魚も水が異る
点を除けば同じで、基本的には魚の呼吸と排出による水
の汚れ浄化すること、適温を保つこと、適切な餌を与え
ることが重要なポイントとなる。また、水槽は金魚と同
様にガラス製かアクリル樹脂製の物を使用し、照明器具
を取り付けると共に水槽の底に3cm程度の砂利を敷
く。この際、淡水魚の水槽には水草を植えることが不可
欠であるが、これは、水草が魚の排出物を吸収して生育
するほか、光のもとでは二酸化炭素を吸収して酸素を放
出するため、水質の浄化安定に役立つからである。水温
は25℃〜28℃に保つため冬場はサーモスタット付き
のヒーターを使用する。また、水槽にはエアポンプとろ
過装置を取り付けるが、特にエアポンプは水中に気泡を
送り込んで酸素を補給するだけでなく、ヒーターで保温
している時に水流を起こして水槽内の水温を均等にした
り、ろ過装置に水を送る動力源として重要な働きをす
る。熱帯魚の餌は淡水魚と海水魚で異り、淡水魚はイト
メ,アカムシ,ミジンコなどの生き餌を使用し、海水魚
には、エビ,アサリ,魚肉などを使用しているが、最近
では淡水魚,海水魚のそれぞれに適用させて各種成分を
混ぜ合わせた配合餌が市販されていて一般的に使用され
ている。尚、餌の供給は毎日少なくとも1回定刻に与え
るようにするのが基本であるが、特に幼魚には1日数回
与えるようにすると成長のために良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現実には鑑
賞魚を飼育する人にとって、毎日少なくとも1回定刻に
餌を鑑賞魚に与えると言った行為は、その時間に必ず在
宅していなければならず、鑑賞魚の面倒を見る人が居な
い場合などは、長時間外出や旅行などには到底行けなく
なってしまう。これが、鑑賞魚のみならずペットを飼う
人の共通した悩みである。そこで、犬や猫の場合の様に
人間が不在の期間充分足りるだけの餌を余分に与えるこ
とが考えられる。しかしながら、鑑賞魚にとって給餌の
行為は極めて注意を要することで、餌を余分に与えるこ
とは鑑賞魚の飼育にとって決して好ましいことではな
い。何故ならば、余分に与えた餌が魚の食べ残しとなっ
て水槽内に残ると、残った餌が腐敗して水中の酸素を消
費するうえ、水質を悪くしてしまい鑑賞魚の飼育条件を
悪化させてしまうといった致命的な問題があるからであ
る。そこで、本発明はこのような問題点を解決するため
に成されたもので、たとえ、人間が不在でも、鑑賞魚を
飼育している水槽に最適な量の餌を最適な時間に必要な
回数だけ自動的に供給することのできる鑑賞魚用餌供給
装置の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された本発明は、鑑賞魚の水槽に自動的に餌を供給
する鑑賞魚用餌供給装置であって、鑑賞魚を飼育する水
槽の上面開口部に直接取り付けるか、或いは餌供給用部
材を介して水槽から間接的に取り付けて使用する本体部
と、当該本体部の所定の位置に取り付け、上部の餌投入
口に蓋部材を備えたホッパー部と、当該ホッパー部の下
部餌投下口の餌通過面を開閉可能に挿入した開閉弁部材
と、外部から電圧が供給されると、上記開閉弁部材を開
状態に駆動するソレノイド部材と、予め設定した時間に
なると、上記ソレノイド部材に所定の時間だけ電圧を供
給するタイマー部材とから構成したことを特徴とする鑑
賞魚用餌供給装置を要旨としている。開閉弁部材は、所
定の間隔で上下平行に2枚並べた長尺板状部材から成
り、その一端をソレノイド部材に接続すると共に他端は
付勢部材を介して本体部の内部に接続し、更に、上記ソ
レノイド部材が不作動時の2枚の長尺板状部材の上側板
には、上記ホッパー部に投入された餌が落下する上面開
口部を形成すると共に、上記ソレノイド部材が作動時の
2枚の長尺板状部材の下側板には上記ホッパー部に投入
された餌が落下する下面開口部を形成すると良い。
【0006】
【作用】本発明の鑑賞魚用餌供給装置によれば、まず、
本装置の本体部を、鑑賞魚を飼育する水槽の上面開口部
に直接取り付けるか、或いは餌供給部材を介して間接的
に取り付ける。次に、ホッパー部の上部餌投入口の蓋部
材を取り外し、上部餌投入口から餌を投入すると、餌は
ホッパー部の内部を落下して長尺板状部材の上側板の上
面開口部に落ち込み、長尺板状部材の下側板の上面に堆
積する。そこで、タイマー部材に任意の時間を設定して
経時動作を開始させる。すると、タイマー部材は経時処
理を開始して予め設定した時間になると、ソレノイド部
材に所定の時間だけ電圧を供給する。これにより、ソレ
ノイド部材は作動して開閉弁部材を横方向に引き込み、
長尺板状部材の下側板の下面開口部がホッパー部の下部
餌投下口と一致して、上面に堆積した餌は下面開口部か
ら水槽内に落下することになる。この作用により、鑑賞
魚を飼育する水槽には、必要な時間に必要な分量の餌を
自動的に供給されることになる。
【0007】
【実施例】本発明の鑑賞魚用餌供給装置の実施例につい
て、図面に基づき説明する。図1は本発明の実施例であ
る鑑賞魚用餌供給装置の全体を表わした斜視図、図2は
同装置の内部構造を表わした説明図である。本実施例の
鑑賞魚用餌供給装置は、図に示す如く、鑑賞魚用の水槽
の上面開口部に載置するスライドパネル1を、スライド
ピン1a及びスライドスリット2aを介して摺動可能に
被着したベースフレーム2と、ベースフレーム2の上面
に、装置全体を覆うケース3が取り付けられている。更
に、このケース3の内部には、餌を備蓄するホッパー4
と、電磁ソレノイド5と、タイマースイッチ6が取り付
けられている。この内、ホッパー4は、上部の餌投入口
4aに蓋4bが着脱自在に被着されていると共に下部の
餌投下口4cの上面近傍には、電磁ソレノイド5で駆動
する開閉板7が横方向に摺動可能に貫通して取りけられ
ている。この開閉板7は、図3に示した如く、長尺板を
所定の間隔で上下に平行に並べて両端をピンPで固定し
た形状を成し、一端は電磁ソレノイド5に接続されると
共に他端は、スプリング8を介してケース3の内部に支
持されている。また、この開閉板7の上板7aには、ホ
ッパー4の餌落下経路に合せて開口部K1が形成される
と共に下板7bにも、ホッパー4の餌落下経路の外側近
傍に同様の開口部K2が形成されている。更に、ホッパ
ー4の餌落下経路の横面には開口部が形成され、上板7
aと下板7bで形成される餌分量室の容積を調節する餌
調節器9が挿入されている。尚、この餌調節器9は任意
の位置まで挿脱自在で、固定する時はストッパーピン9
aで固定するようになっている。一方、タイマースイッ
チ6のコントロールパネル6aには、ディスプレィ,電
源のON/OFF,時計の設定,餌投入時間の設定を行
なう各種スイッチを備えている。
【0008】ここで、以上の構成からなる本実施例の作
用・効果について説明する。まず、本装置のベースフレ
ーム2のスライドパネル1を水槽の開口部に合わせて摺
動させた後、水槽の上部開口部に載置する。次に、ホッ
パー4の上部の餌投入口4aから蓋4bを取り外して餌
Bを投入する。すると、餌Bは、図4(a)に示した如
く、ホッパー4の底部に落下して上板7aの開口部K1
の内側に落ち込み、上板7aと下板7bの空間で形成さ
れる餌分量室Mに堆積する。この状態で、コントロール
パネル6aを操作して、電源をONにし、時計の時刻を
正確に合せた後、餌投入時間の設定を行なう。尚、この
際の餌投入時間の設定は水槽で飼育する鑑賞魚の習性に
合せて任意に変更する。この様に、コントロールパネル
6aから各種データを入力したのちタイマースタートス
イッチをONにする。これにより、タイマースイッチ6
は経時処理を実行する。そして、所定の時間が経過して
該当する時間になると、タイマースイッチ6は商用電源
から供給されている電源電圧を電磁ソレノイド5に所定
の時間だけ供給する、これにより、電磁ソレノイド5は
開閉板7を引き込むことになり、ホッパー4の餌落下経
路は、図4(b)に示した如く、上方が上板7aで遮断
されて、下方は下板7bの開口部K2に合致するため、
餌分量室Mに堆積した餌Bは落下して水槽内に供給され
ることになる。そして、所定の時間が経過すると、タイ
マースイッチ6は電磁ソレノイド5に供給している電源
電圧を遮断するので、開閉板7はスプリング8の力によ
って元の位置に戻され、餌分量室Mには次に投下する餌
Bが補充されることになる。この作用により、ホッパー
4に備蓄されている餌は、水槽内で飼育している鑑賞魚
にとって最適な時間に、必要な分量のみ供給されること
になる。従って、本実施例の鑑賞魚用餌供給装置は、無
人で自動的に餌の供給を行なうことができるため、鑑賞
魚の普段の飼育管理が簡単になるだけでなく、定期的に
餌を与える義務から開放されるため、外泊や旅行に安心
して出かけることができるようになり、特に一人暮らし
で鑑賞魚を飼育している人にとっては極めて有益な装置
である。尚、上記実施例では、本装置を水槽の上部に取
り付けた場合について説明したが、本考案はこれに限定
されるものではなく、例えば、水槽の上部に本装置を置
けない場合は、図5に示した如く、ホッパー4の餌投下
口4cにパイプ10を接続し、本装置本体を別の場所に
設置して、パイプ10で餌を水槽に供給するようにして
も、上記実施例と同様の効果が得られる。更に、タイマ
ースイッチ6にマイコン(マイクロコンピュータ)内蔵
のプログラムタイマーを用い、複数の餌供給装置を集中
管理するようにすれば、複数の水槽に異る種類の鑑賞魚
を飼育して、それぞれ異る時間帯に異る種類の餌を供給
することが可能になる。
【0009】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明の鑑賞魚用
餌供給装置は、鑑賞魚の水槽に自動的に餌を供給する鑑
賞魚用餌供給装置であって、鑑賞魚を飼育する水槽の上
面開口部に直接取り付けるか、或いは餌供給用部材を介
して水槽から間接的に取り付けて使用する本体部と、本
体部の所定の位置に取り付け、上部の餌投入口に蓋部材
を備えたホッパー部と、ホッパー部の下部餌投下口の餌
通過面を開閉可能に挿入した開閉弁部材と、外部から電
圧が供給されると、上記開閉弁部材を開状態に駆動する
ソレノイド部材と、予め設定した時間になると、ソレノ
イド部材に所定の時間だけ電圧を供給するタイマー部材
とから構成し、更に、開閉弁部材は、所定の間隔で上下
平行に2枚並べた長尺板状部材から成り、その一端をソ
レノイド部材に接続すると共に他端は付勢部材を介して
本体部の内部に接続し、更に、ソレノイド部材が不作動
時の2枚の長尺板状部材の上側板には、ホッパー部に投
入された餌が落下する上面開口部を形成すると共に、ソ
レノイド部材が作動時の2枚の長尺板状部材の下側板に
はホッパー部に投入された餌が落下する下面開口部を形
成したことで、無人で自動的に水槽の鑑賞魚に餌の供給
を行なうことが可能になった。これにより、鑑賞魚の普
段の飼育管理が簡単になるだけでなく、定期的に餌を与
える義務から開放されるため、外泊や旅行に安心して出
かけることができるようになり、特に一人暮らしで鑑賞
魚を飼育している人にとっては極めて有益な発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鑑賞魚用餌供給装置の実施例の全体の
形状を表わした斜視図である。
【図2】本実施例の鑑賞魚用餌供給装置の内部構造を表
わした説明図である。
【図3】本実施例の鑑賞魚用餌供給装置の主要部分を表
わした部分拡大図である。
【図4】本実施例の鑑賞魚用餌供給装置の作用説明図で
ある。
【図5】本発明の鑑賞魚用餌供給装置の他の実施例を表
わした部分拡大図である。
【符号の説明】
1 スライドパネル 1a スライドピン 2 ベースフレーム 2a スライドスリット 3 ケース 4 ホッパー 4a 餌投入口 4b 蓋 4c 餌投下口 5 電磁ソレノイド 6 タイマースイッチ 6a コントロールパネル 7 開閉板 7a 上板 7b 下板 8 スプリング 9 餌調節器 9a ストッパーピン 10 パイプ B 餌 P ピン K1,K2 開口部 M 餌分量室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】ここで、以上の構成からなる本実施例の作
用・効果について説明する。まず、本装置のベースフレ
ーム2のスライドパネル1を水槽の開口部に合わせて摺
動させた後、水槽の上部開口部に載置する。次に、ホッ
パー4の上部の餌投入口4aから蓋4bを取り外して餌
Bを投入する。すると、餌Bは、図4(a)に示した如
く、ホッパー4の底部に落下して上板7aの開口部K1
の内側に落ち込み、上板7aと下板7bの空間で形成さ
れる餌分量室Mに堆積する。この状態で、コントロール
パネル6aを操作して、電源をONにし、時計の時刻を
正確に合せた後、餌投入時間の設定を行なう。尚、この
際の餌投入時間の設定は水槽で飼育する鑑賞魚の習性に
合せて任意に変更する。この様に、コントロールパネル
6aから各種データを入力したのちタイマースタートス
イッチをONにする。これにより、タイマースイッチ6
は経時処理を実行する。そして、所定の時間が経過して
該当する時間になると、タイマースイッチ6は商用電源
から供給されている電源電圧を電磁ソレノイド5に所定
の時間だけ供給する、これにより、電磁ソレノイド5は
開閉板7を引き込むことになり、ホッパー4の餌落下経
路は、図4(b)に示した如く、上方が上板7aで遮断
されて、下方は下板7bの開口部K2に合致するため、
餌分量室Mに堆積した餌Bは落下して水槽内に供給され
ることになる。そして、所定の時間が経過すると、タイ
マースイッチ6は電磁ソレノイド5に供給している電源
電圧を遮断するので、開閉板7はスプリング8の力によ
って元の位置に戻され、餌分量室Mには次に投下する餌
Bが補充されることになる。この作用により、ホッパー
4に備蓄されている餌は、水槽内で飼育している鑑賞魚
にとって最適な時間に、必要な分量のみ供給されること
になる。従って、本実施例の鑑賞魚用餌供給装置は、無
人で自動的に餌の供給を行なうことができるため、鑑賞
魚の普段の飼育管理が簡単になるだけでなく、定期的に
餌を与える義務から開放されるため、外泊や旅行に安心
して出かけることができるようになり、特に一人暮らし
で鑑賞魚を飼育している人にとっては極めて有益な装置
である。尚、上記実施例では、本装置を水槽の上部に取
り付けた場合について説明したが、本考案はこれに限定
されるものではなく、例えば、水槽の上部に本装置を置
けない場合は、図5に示した第2実施例の如く、ホッパ
ー4の餌投下口4cにパイプ10を接続し、本装置本体
を別の場所に設置して、パイプ10で餌を水槽に供給す
るようにしても、上記実施例と同様の効果が得られる。
更に、タイマースイッチ6にマイコン(マイクロコンピ
ュータ)内蔵のプログラムタイマーを用い、複数の餌供
給装置を集中管理するようにすれば、複数の水槽に異る
種類の鑑賞魚を飼育して、それぞれ異る時間帯に異る種
類の餌を供給することが可能になる。次に、本発明の第
3実施例について図面に基づき説明する。図6〜図8は
本考案の第3実施例の鑑賞魚用餌供給装置の全体を表わ
した斜視図である。本第3実施例の鑑賞魚用餌供給装置
は、図6に示す如く、鑑賞魚用餌供給装置を鑑賞魚を飼
育する水槽の開口部の上端四辺のいずれか一端辺に載置
するベースフーレム11、ベースフーレム11を載置し
た水槽の端辺を横から押さえ込んで固定する締付ネジ1
2、装置全体に被着されたケース13、ケース13の内
部の備えられたホッパー14の上端面から、ケース13
に上面に形成した開口部を介して上方に突設して設けた
円筒形で透明プラスチックの餌供給筒15、餌供給筒1
5に着脱する蓋16、ケース13の前面に設けられ、遠
隔操作式のタイマーボックスTBの出力ケーブルCを接
続するタイマー接続コンセント17、タイマーボックス
TBから供給された交流電源が分岐されて出力されてい
るACアウトレット18、一度に供給する餌の量を調節
する餌調節バー19、餌調節バー19を任意の位置で固
定する締付バー20を備えている。一方、ケース12の
内部には、図7及び図8の示した如く、上記第1実施例
と同様の電磁ソレノイド21、片持式開閉板22、ピン
23、スプリング24が備えられている。このように、
本発明の第3実施例は、スプリング24の位置を変更し
たことにより装置全体の小型化が可能になった。また、
タイマーボックスTBを本体と別置にしたことで、装置
全体を小型化できるだけでなく、図9に示した如く、1
個のタイマーボックスTBで複数の鑑賞魚用餌供給装置
A,B,C・・・を作動させることが可能になり効率と
経済性が飛躍的向上した。更に、図10に示した如く、
鑑賞魚用餌供給装置Aの本体を水槽部Sに直接取り付け
られない場合は、ベースフーレム11の下面に附属金具
Kを取り付け、水槽上方にセットすることもできる。
尚、この際の餌の水槽Sへの供給方法は、鑑賞魚用餌供
給装置Aから直接落下させるか、或いはホース等を用い
て餌を水槽に供給するようにすればよい。尚、上記実施
例では、餌投入口4aに連通した開口部K1及び餌投下
口4cに連通した開口部2の形状はいずれも四角形状で
あるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば円形状に形成しても、上記実施例と同様の作用・効果
が得られえる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鑑賞魚用餌供給装置の実施例の全体の
形状を表わした斜視図である。
【図2】本実施例の鑑賞魚用餌供給装置の内部構造を表
わした説明図である。
【図3】本実施例の鑑賞魚用餌供給装置の主要部分を表
わした部分拡大図である。
【図4】本実施例の鑑賞魚用餌供給装置の作用説明図で
ある。
【図5】本発明の鑑賞魚用餌供給装置の第2実施例を表
わした部分拡大図である。
【図6】本発明の鑑賞魚用餌供給装置の第3実施例を表
わした斜視図である。
【図7】本第3実施例の鑑賞魚用餌供給装置の内部構造
を表わした説明図である。
【図8】本第3実施例の鑑賞魚用餌供給装置の主要部分
を表わした部分拡大図である。
【図9】本発明の鑑賞魚用餌供給装置の第4実施例を表
わした説明図である。
【図10】本発明の鑑賞魚用餌供給装置の第5実施例を
表わした説明図である。
【符号の説明】 1 スライドパネル 1a スライドピン 2 ベースフレーム 2a スライドスリット 3 ケース 4 ホッパー 4a 餌投入口 4b 蓋 4c 餌投下口 5 電磁ソレノイド 6 タイマースイッチ 6a コントロールパネル 7 開閉板 7a 上板 7b 下板 8 スプリング 9 餌調節器 9a ストッパーピン 10 パイプ 11 ベースフーレム 12 締付ネジ 13 ケース 14 ホッパー 15 餌供給筒 16 蓋 17 タイマー接続コンセント 18 ACアウトレット 19 餌調節バー 20 締付バー 21 電磁ソレノイド 22 片持式開閉板 23 ピン 24 スプリング B 餌 P ピン K1,K2 開口部 M 餌分量室 TB タイマーボックス
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鑑賞魚の水槽に自動的に餌を供給する鑑
    賞魚用餌供給装置であって、 鑑賞魚を飼育する水槽の上面開口部に直接取り付ける
    か、或いは餌供給用部材を介して水槽から間接的に取り
    付けて使用する本体部と、 当該本体部の所定の位置に取り付け、上部の餌投入口に
    蓋部材を備えたホッパー部と、 当該ホッパー部の下部餌投下口の餌通過面を開閉可能に
    挿入した開閉弁部材と、 外部から電圧が供給される
    と、上記開閉弁部材を開状態に駆動するソレノイド部材
    と、 予め設定した時間になると、上記ソレノイド部材に所定
    の時間だけ電圧を供給するタイマー部材とから構成した
    ことを特徴とする鑑賞魚用餌供給装置。
  2. 【請求項2】 開閉弁部材は、所定の間隔で上下平行に
    2枚並べた長尺板状部材から成り、その一端をソレノイ
    ド部材に接続すると共に他端は、付勢部材を介して本体
    部の内部に接続し、更に、上記ソレノイド部材が不作動
    時の2枚の長尺板状部材の上側板には、上記ホッパー部
    に投入された餌が落下する上面開口部を形成すると共
    に、上記ソレノイド部材が作動時の2枚の長尺板状部材
    の下側板には上記ホッパー部に投入された餌が落下する
    下面開口部を形成したことを特徴とする請求項第1項記
    載の鑑賞魚用餌供給装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207397A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Kiyoshi Kato 自動魚給餌装置
CN102217568A (zh) * 2011-04-28 2011-10-19 浙江大学 一种定量喂鱼器及使用方法
CN105918197A (zh) * 2016-05-11 2016-09-07 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种带自动投料的智能柜体
CN112106682A (zh) * 2020-09-27 2020-12-22 桂林航天工业学院 一种家畜自动投料装置
CN113796359A (zh) * 2021-09-11 2021-12-17 江苏苏中大地农业科技发展有限公司 一种稻田养殖小龙虾用捕捉装置

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