JPH07111292B2 - 保冷コンテナ輸送保管装置 - Google Patents

保冷コンテナ輸送保管装置

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JPH07111292B2
JPH07111292B2 JP61266875A JP26687586A JPH07111292B2 JP H07111292 B2 JPH07111292 B2 JP H07111292B2 JP 61266875 A JP61266875 A JP 61266875A JP 26687586 A JP26687586 A JP 26687586A JP H07111292 B2 JPH07111292 B2 JP H07111292B2
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JP
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cooling gas
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光男 高杉
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株式会社コルポ
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、宅配等に供される小型の保冷コンテナを多数
保冷状態にて輸送、保管しておくための保冷コンテナ輸
送保管装置に関するものである。
〔従来の技術〕
宅配業務の進展に伴ない、フローズン、チルド、クール
に大別される要冷商品の宅配も広く行われるようになっ
てきた。それらの商品の配送中の保冷方法としては、発
泡プラスチック製コンテナにドライアイス、蓄冷剤、氷
等と共に商品を収納するという手段が一般的であるが、
その方法の場合は保冷可能時間が短く、温度管理が難し
い等の問題があり、また、専用保冷庫を用いる場合は、
設備に費用がかかる、一般の荷物の混載ができない、ス
ペース的に無駄が多い等の問題があるため、本発明者に
よって、各コンテナに対する新規な個別冷却システスが
開発された(特願昭60-213084号、同61-49986号等)。
〔発明が解決しようとする課題〕
然るに、宅配の場合は一般に、末端の取次店、センター
(中規模の集荷所)、ベース(大規模な集荷所)等のル
ートを経るが、保冷コンテナの数が今後益々増加してい
くことを考えると、ベース間の大量輸送及びベース等に
おけるコンテナ保管体制が大きな問題となってくるが、
従来はその要請を満たすためのシステムは提唱されてい
ない。
そこで本発明は、ベース間等における大量輸送の際、あ
るいは、ベースのように多数のコンテナが集まり、それ
らを一時保管しておく必要のある場所等において、各コ
ンテナを所定温度帯にて冷却しつつ、多数整然と輸送保
管することができる保冷コンテナ輸送保管装置を提供す
ることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、冷却ガスボンベを内蔵する一面が開く箱状の
収納庫を設け、前記収納庫の内部にそれぞれ独立した複
数の仕切室を形成し、前記各仕切室内に、電磁弁を介し
て前記冷却ガスボンベより供給される冷却ガスを噴出す
るノズルを設置すると共に温度センサーを設置し、ま
た、前記収納庫の内側又は外側に前記電磁弁を制御する
セレクトスイッチを配備することにより、前記各仕切室
内の冷却温度を個別に管理可能にして成る保冷コンテナ
輸送保管装置、を以て上記課題を解決した。
〔作用〕
コンテナは収納庫内の棚上に複数載置するが、その際1
つの棚には、保冷温度の同じコンテナを載せるようにす
る。全部のコンテナが同じ冷却温度帯域のものである場
合は、温度選定をした後メインスイッチ入切の単一操作
を行えばよい。また、各仕切室ごとに違った冷却温度帯
域のコンテナを置く場合は、セレクトスイッチの選定操
作をした後、選定温度帯域にて、各仕切室ごとの冷却が
行われる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に依拠して説明する。図中1は収
納庫で、通例キャスター2を付けて移動自在にする。収
納庫1は、固定された、あるいは、引き出し可能にした
棚3で略気密状態にて数段(図では6段)に仕切る。図
示した棚3には、それぞれ6個のコンテナ4が載る(最
下段はボンベ設置スペースを取られるため4個)。
5は扉であり、好ましくは、その内面(通例ステンレス
板)における伝熱を回避して各仕切室の独立性を確保す
るために、その面を庫内の仕切室に対応させて分割し、
各分割面間には断熱材6を介在させる。
7は安全スイッチ作動ボタン、8はセレクトスイッチ
で、各仕切室ごとに設置する。このセレクトスイッチ8
は、通例、フローズン、チルド、クールの3つの温度帯
域に対応する3つの押ボタンで構成される。あるいは、
ダイヤルによる切換方式であってもよい。その設置場所
は、第1図に示すように各仕切室の側壁であってもよい
し、符号8aで示すように収納庫1の上面、あるいは、符
号8bで示すように収納庫1の外側面であってもよい。
9は収納庫1内底部に配備された液化炭酸、液化チッソ
等の冷却ガスボンベであり、そこから、各仕切室内へ冷
却ガスを給送する給送パイプ10を上方に延ばす。この給
送パイプ10を各仕切室内へ分岐させ、先端にノズル11を
設置する。12は、ノズル11からの冷却ガスを制御する電
磁弁で、セレクトスイッチ8による温度設定操作に基づ
いて作動する。即ち、各仕切室ごとに、例えばフローズ
ン、チルド、クール等に該当する温度帯域にセットする
ことができるようにする。13は温度センサーで、各仕切
室内に設置し、過冷却状態を検出して電磁弁12を制御
し、以て各仕切室ごとに温度管理を可能にする。
1aは排気孔で、各仕切室ごとに設置する。排気孔1aに
は、必要に応じ適宜蓋を取り付ける。14はバッテリー
で、電磁弁12のオン・オフ用及び温度センサー13の電源
となる。
第2図は、収納庫1内の奥に置かれたコンテナ4を引き
出すために用いられる引出具15を示すもので、その柄16
は中間において折れ曲がるようになっている。この引出
具15を予め棚3上に配置しておいてから、コンテナ4を
奥へ押し込む。手前側のコンテナ4は直に手で引き出せ
るが、奥のコンテナ4を引き出すときは、この引出具15
の把手17を引張れば、コンテナ4は掛棒18によって前方
に押し出される(第3図(B)。その際柄16は半分に折
れて前半部が垂直に垂れるので、邪魔にならない。
本装置は宅配用の車両等に搭載して保冷コンテナの配送
に利用し、あるいは、取次店、センター、ベース等に配
備して保冷コンテナを一時、ないし、短期間保管するた
めに使用する。
〔発明の効果〕
本発明は上述した通りであって、次のような数多くのメ
リットを有する非常に有用なものである。
輸送車に特別の仕様をすることなく、簡単に一般の車
輌に搭載することができる。
収納庫内に多数のコンテナを収納し、簡単な操作で確
実に温度コントロールしつつ輸送し、あるいは、一時的
に保管しておくことができる。
従来の保冷車による輸送の場合、往路は荷物を満載し
ていても、帰路は空のまま走らなければならないので、
どうしても配送コストが高くなるが、本発明によった場
合は、収納庫の他に一般の荷物を混載することができる
ので無駄がなく、配送コストも低く抑えることができ
る。
要冷商品の宅配業務に寄与するところ極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の斜視図、第2図は奥のコンテ
ナを引き出す引出具の斜視図、第3図(A)、(B)は
引出具の使用状態を示す図である。 符号の説明 1……収納庫 1a……排気孔 3……棚 4……コンテナ 7……メインスイッチ 8……セレクトスイッチ 9……ボンベ 10……給送パイプ 11……ノズル 12……電磁弁 13……温度センサー 14……バッテリー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却ガスボンベを内蔵する一面が開く箱状
    の収納庫を設け、前記収納庫の内部にそれぞれ独立した
    複数の仕切室を形成し、前記各仕切室内に、電磁弁を介
    して前記冷却ガスボンベより供給される冷却ガスを噴出
    するノズルを設置すると共に温度センサーを設置し、ま
    た、前記収納庫の内側又は外側に前記電磁弁を制御する
    セレクトスイッチを配備することにより、前記各仕切室
    内の冷却温度を個別に管理可能にして成る保冷コンテナ
    輸送保管装置。
  2. 【請求項2】セレクトスイッチを各仕切室の内部に設置
    した特許請求の範囲第1項記載の保冷コンテナ輸送保管
    装置。
  3. 【請求項3】セレクトスイッチを収納庫の天壁上に配列
    した特許請求の範囲第1項記載の保冷コンテナ輸送保管
    装置。
  4. 【請求項4】セレクトスイッチを収納庫の外側面に設置
    した特許請求の範囲第1項記載の保冷コンテナ輸送保管
    装置。
  5. 【請求項5】掛棒と、その中間部に垂直方向に取付けら
    れた中程が折曲可能な柄とから成る引出具を備えた特許
    請求の範囲第1項記載の保冷コンテナ輸送保管装置。
JP61266875A 1986-11-10 1986-11-10 保冷コンテナ輸送保管装置 Expired - Fee Related JPH07111292B2 (ja)

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