JPH07110477B2 - フィルムカッター - Google Patents

フィルムカッター

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JPH07110477B2
JPH07110477B2 JP12615989A JP12615989A JPH07110477B2 JP H07110477 B2 JPH07110477 B2 JP H07110477B2 JP 12615989 A JP12615989 A JP 12615989A JP 12615989 A JP12615989 A JP 12615989A JP H07110477 B2 JPH07110477 B2 JP H07110477B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフィルムロール収納器などに用いるフィルムカ
ッターに関する。さらに詳しくは、ラップフィルムやア
ルミホイルなどのフィルム(シートを含む)を使用分ず
つ切り離すためのフィルムカッターに関する。
[従来の技術] 一般家庭の台所やレストランの調理場などで、食品を包
装したり調理するのにラップフィルムやアルミホイルが
使用されている。
前記ラップフィルムやアルミホイルは多くのばあい、紙
製の専用の箱に入れられており、箱に取付けられたカッ
ターで適当な長さに切断して使用に供されている。これ
らのラップフィルムやアルミホイルの箱は通常冷蔵庫の
上や適当な棚などに置かれ、適宜取出されて使用されて
いる。
本出願人は、先にラップフィルムやアルミホイルの叙上
のごとき使用状況を改善するために、ラップ類を収納す
るホルダーを壁部に取付けた冷蔵庫を提案している(実
願昭62-195117号参照)。
[発明が解決しようとする課題] 前記ホルダーは第6図に示すようにフィルムを上下方向
に案内するカバー(51)を有しており、スリット(52)
から引き出されたフィルム(53)はカバー(51)上をガ
イド溝(54)に沿って往復移動する摺動子(55)内の回
転式切刃(56)でその幅方向に切断される。
そのばあい切断される途中のフィルム片(51a)は下に
垂れ下がろうとするので切断の邪魔になり、また切り離
したとたんに落下するので指などでフィルムを押えてお
く必要がある。そのため作業に両手を要し、しかもめん
どうである。また切刃がフィルムの左右方向に移動する
ときにフィルムに横ずれを生じさせ、切断線がフィルム
に対して斜めになったり、はなはだしいばあいはくしゃ
くしゃに折り込んでしまうこともある。
本発明はとくに叙上の垂直壁などに配置されるホルダー
などに適する、フィルムを自動的に保持する機構を有
し、落下や横ずれを防ぐために指などで押えておく必要
のない、使い勝手のよいフィルムカッターを適用するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明のフィルムカッターは、(a)その上に切断すべ
きフィルムを載せるためのプレートと、(b)前記フィ
ルムをプレート側に押しながら切断するための切刃と、
(c)フィルムの切断端の近辺を前記プレート上に押し
つけるための押圧部材とからなるフィルムカッターであ
って、 前記プレートの、切り離される側のフィルムの切断端の
近辺と対応する部位に、付着性を有するテープが固着さ
れていることを特徴としている。
フィルムがアルミホイルのような金属箔のばあいは、前
記プレートの押圧部材と対応する部位に付着性を有する
テープを固着したものが用いられる。また押圧部材は一
度にフィルムの幅全体を押圧するものでもよいが、前記
切刃がフィルムの幅方向に移動するように構成されてい
るものでは、押圧部材を切刃と共に移動してフィルム上
を転動するローラから構成するのが好ましい。さらにロ
ーラの転動するプレートの表面上に、フィルムを係止す
るための凹凸面を形成するのが好ましい。
また(a)その上に切断すべきフィルムを載せるための
プレートと、 (b)該プレートの表面側に配置される上部部材、裏面
側に配置される保持部材、および両者を結合する連結部
材からなる摺動子とからなるフィルムカッターであっ
て、 前記摺動子は、フィルムの幅方向に移動するように構成
された、フィルムをプレート側に押しながら切断するた
めの切刃と、該切刃とともに移動してフィルム上を転動
するローラとを内蔵しており、 前記保持部材の中央部には前記連結部材の下部を挿入す
るためのスリットが形成されており、 前記スリットを挿通した連結部材の下部には開口が形成
されており、該開口には板バネが挿通されており、該板
バネの両端が前記保持部材の下面と係合しており、かつ 前記連結部材はその上部と下部の幅が広くされ、両者の
あいだに幅の狭い垂直部が設けられており、該垂直部は
プレートの上部において前記切刃と実質上同一平面上に
配列するよう折り曲げられてなることを特徴としてい
る。
[作用] 切刃でフィルムをプレート側に押しながら切断するとき
に、押圧部材で切り離される側のフィルムの切断端近辺
をプレート上に押しつけると、薄い合成樹脂フィルムの
ばあいはプレートの材質のいかんにかかわらずその押し
つけた部分がプレート上に一時的に貼りつけられ、保持
される。したがって切断後にその切断片を手で剥がすだ
けで簡単にフィルム片を手にすることができる。
フィルムがアルミホイルのような金属箔であるばあい
は、前記プレート上の切り離される側のフィルムの切断
端の付近と対応する部位、すなわち押圧部材が作用する
位置に沿って付着性を有するテープを貼りつけておく。
そのばあいは切断片の上端付近がテープに付着されて一
時的に保持されるので、確実に落下が防止される。
前記フィルムの吸着作用は接着剤の作用ではなく、分子
間の引力のような鏡面吸着作用によるものと考えられ、
フィルムの厚さが薄く相手のプレートまたはテープの表
面が平滑であるほど大きい吸着作用がえられる。
前記押圧部材はどのような構成のものでもよいが、押圧
力が集中すること、およびフィルムの幅方向全体に均一
に加えることができることから、切刃と共に移動するロ
ーラとするのが好ましい。
なお切り離される側のアルミホイルなどは、前記テープ
に付着されているので、切刃やローラを移動させてもそ
れによって引きずられることは少ない。しかし残される
側では、ばあいにより切刃やローラとの摩擦力で横ずれ
を生ずることがある。それを防止するためにはプレート
上のローラが転動する部位に凹凸面を形成するのが好ま
しい。そのばあいはローラによってアルミホイルがその
凹凸部上に強く押しつけられ、凹凸形状に沿うように変
形し、係止される。したがって切断刃やローラがアルミ
ホイルに横向きの力を加えても、アルミホイルはその部
位に停まっており、くしゃくしゃにたぐまされるような
ことが防止される利点がある。
[実施例] つぎに図面を参照しながら本発明のフィルムカッター
(以下、単にカッターという)を説明する。
第1図は本発明のフィルムカッターの一実施例を示す斜
視図、第2図および第3図は第1図のフィルムカッター
を備えたフィルムロール収納器の斜視図および断面図、
第4A図および第4B図はそれぞれ第1図のフィルムカッタ
ーの詳細を示す要部縦断面図および要部横断面図、第5A
図および第5B図はそれぞれ本発明のフィルムカッターの
他の実施例を示す要部縦断面図および要部横断面図であ
る。
まず第2〜3図を参照して本発明のカッターを備えたフ
ィルムロール収納器(1)を説明する。
第2図に示されるフィルムロール収納器(1)は本体
(2)、カバー(3)およびカッター(4)、(5)よ
り構成されており、第3図に示すように箱状の本体
(2)の前面側の開口部に別個に製造されたカバー
(3)および2個のカッター(4)、(5)を嵌着させ
ることにより組み立てられる。
本体(2)にはアルミホイル(R1)のロールとラップフ
ィルム(R2)のロールの2本のフィルムロールを収容す
るために隔壁(6)で区画された2個所のロール収納部
(7)、(8)が設けられており、カッター(4)、
(5)も2個備えている。
第3図に示すようにカバー(3)には開口部(3a)が形
成されると共に、下端(3b)が短くされたり切り欠き部
が形成されたりしている。開口部(3a)および短くされ
た部分は前記カッター(4)、(5)と干渉しないよう
にするためのものである。開口部(3a)の上端とカッタ
ー(4)の上端の間およびカバー(3)の下端(3b)と
カッター(5)の上端の間は、第2〜3図のように組み
立てられたときにそれぞれアルミホイル(R1)およびラ
ップフィルム(R2)の取り出し用のスリット(9)を形
成する。
第2〜3図のフィルムロール収納器(1)では、上側の
ロール収納部(7)にはアルミホイル(R1)が、下側の
ロール収納部(8)にはラップフィルム(R2)のロール
がそれぞれ収納されている。
使用時にはアルミホイル(R1)は前記スリット(9)を
通ってフィルムロール収納器(1)の外部へ所望長さ引
き出され、切断部位が前記カッター(4)の外部表面、
すなわちガイド部材(11)の表面に張設される。しかる
のち、アルミホイルは前記カッター(4)によって切断
され、使用に供される。
下側のロール収納部(8)に収納されているラップフィ
ルム(R2)も同じようにスリット(9)より所望の長さ
分だけ引出されたのち、フィルムカッター(5)により
その長さに切断される。
つぎに第1図および第3図を参照してアルミホイル用の
カッター(4)を説明する。カッター(4)は第1図お
よび第3図に示すように、ほぼコ字状の断面を有するガ
イド部材(11)と、そのガイド部材(11)に形成されて
いるガイドスリット(11a)に沿って案内される摺動子
(12)とから構成されている。
ガイド部材(11)の表面(11b)は特許請求の範囲にお
けるプレートであり、その中央には前記ガイドスリット
(11a)が形成されている。
さらにガイド部材(11)の表面でガイドスリット(11
a)の下側にはガイドスリット(11a)と平行に付着性を
有するテープ(T)が接着剤などで貼着されている。テ
ープ(T)の材質としては軟質のポリウレタン樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂、ゴム系エラストマーなどが用いられ
るが、とくにポリウレタン樹脂が好ましい。
テープ(T)は左端から右端まで連続しているのが通常
であるが、ばあいにより断続的、部分的に設けてもよ
い。
さらにガイド部材(11)の表面でスリット(11a)の上
側の部位には、スリット(11a)に沿う帯状の部分に凹
凸面(W)が形成されている。凹凸面(W)の形状はた
とえば第4A図に示すように上下に延びるV溝などから形
成しうるが、そのほかにクロス状、格子状の溝、しぼ文
様、やすり目状、なし地状など、種々の形態のものを採
用しうる。
また凹凸面は通常は帯状に連続させるが、両端と中央部
に設けるなど、部分的に形成するようにしてもよい。
ガイド部材(11)の裏面側にはガイドスリット(11a)
を挾むように2本のリブ状のレール(11c)が設けられ
ている。
前記摺動子(12)は回転式の切刃(17)を備えている
が、第5A〜5B図に示すように固定切刃を備えたものでも
よい。ただしアルミホイルを切断するばあいは切刃の耐
久性を上げるため、回転切刃式のものが好ましい。
第4A図および第4B図は第1図のアルミホイル用のカッタ
ー(4)の要部縦断面図および要部横断面図を示してい
る。ただし第4A図では理解しやすいようにローラ部材
(16)は断面にされていない。
摺動子(12)はガイド部材(11)の表面側に配置される
上部部材(12a)と、裏面側に配置される保持部材(12
b)と、両者を結合する連結部材(12c)とから構成され
ている。前記上部部材(12a)はカッターのグリップと
なる箱状のものであり、たがいに嵌合する上部ケーシン
グ(14)と下部ケーシング(15)とから構成されてい
る。前記上部ケーシング(14)の天井のほぼ中央には薄
板状の連結部材(12c)を安定して固定するために、連
結部材(12c)の上端と嵌合するスリット(14a)が形成
されている。前記下部ケーシング(15)の内壁には、軸
(16a)を支持するための凹部(15b)が前後に形成され
ている。なお凹部(15b)は上方に開放されており、ロ
ーラ部材(16)の軸(16a)が挿入されると、上部ケー
シング(14)の内壁から突出する突起(15c)によって
上方が塞がれる。
ローラ部材(16)は前記凹部(15b)に嵌合して支持さ
れる軸(16a)と、軸(16a)上に間隔をあけて回転自在
に配列される2個のゴム製などのローラ(16b)と、中
間胴体(16c)とから構成されている。ローラ(16b)お
よび中間胴体(16c)は軸(16a)に同心となるように、
かつ一緒に回るように結合されている。ローラ(16b)
は全体として4輪であり、ガイド部材(11)の外部表面
(11a)に沿ってテープ(T)および凹凸面(W)上を
転動し、それにより切断手段(12)に円滑な摺動を確保
するガイドローラとしての役割を有すると共に、フィル
ムをガイド部材(11)の表面(11b)に押しつける押圧
部材として機能する。中間胴体(16c)はローラ(16b)
より小さな直径の円筒体であって、中央部外周には環状
溝(16d)が形成されている。その環状溝(16d)には円
板状の切刃(17)が固着されており、ローラ(16b)が
回転すると中間胴体(16c)および切刃(17)も回転す
る。すなわちローラ(16b)は押圧部材であると同時に
切刃(7)を回転させる駆動輪としての役割をも有す
る。
なお前記環状溝(16d)には連結部材(12c)の上部が係
止されている。連結部材(12c)はその上部と下部の幅
が広くされ、両者の間に幅の狭い垂直部(12d)が設け
られている。その垂直部(12d)はガイド部材(11)の
上部で前記円板状の切刃(17)と実質上同一平面上に配
列するよう折り曲げられている。その結果、連結部材
(12c)の垂直部(12d)は円板状の切刃(17)で切断さ
れたフィルムの間を通っていくのでフィルムとほとんど
干渉しない。
前記連結部材(12c)の下部は前記ガイド部材(11)の
裏側で摺動方向に拡大されて変形T字状に形成されてい
る。
前記保持部材(12b)の中央部には連結部材(12c)の下
部を挿入するためのスリット(12e)が形成されてお
り、さらに前記下部の変形T字状の部分の水平部分を係
止するよう段部(12f)が形成されている。それにより
保持部材(12b)の挿入深さが制限される。
前記保持部材(12b)のガイド部材(11)の裏面と対向
する部分には、ガイド部材(11)の裏面に形成された2
本のレール状の突起(18)と摺動自在に嵌合する溝(1
9)が形成されている。それによりアルミホイルの切断
時における摺動子(12)の揺動が防止される。
前記摺動子(12)の連結部材(12c)の下部には長方形
の開口ないしスリット(20)が形成されており、そのス
リット(20)に挿通される板バネ(21)の両端が保持部
材(12b)の裏面側に形成される凹部(22)に係止また
は固定されている。
それにより保持部材(12b)が確実に保持されており、
しかもローラ(16b)と保持部材(12b)とが適切な弾力
でもってガイド部材(11)を挟持し、ローラ(16b)が
ガイド部材(11)の表面(11b)を充分に押圧すること
になる。
第4A〜4B図のカッター(4)は進行方向に沿って配列さ
れる2枚の切刃(17)を有するので、左右どちらの方向
からもアルミホイルの切断ができる。
叙上のごとく構成されるカッター(4)はフィルムロー
ル収納器(1)などに取りつけられ、冷蔵庫のほか、キ
ッチン用キャビネット、流し台などに組み込まれたり、
あるいは単独のフィルムロール収容器として壁面などに
取りつけられたりして用いられる。
以下、第1図および第2図を参照しながら本発明のカッ
ターの使用方法を説明する。
第2図に示すようにアルミホイル(R1)はカバー(3)
をはずしてロール収納部(7)、(8)に挿入され、そ
の自由端をスリット(9)から出しておく。
なおアルミホイルは一般に2枚重ねて圧延するので、圧
延ローラと当接する鏡面と裏面のつや消し面を有する。
本発明においてはアルミホイルの鏡面がテープ(T)と
当接する方向で収納する。
つぎにアルミホイールの自由端を使用分だけ引き出し、
摺動子(12)の上部部材(12a)をつまんでガイドスリ
ット(11a)に沿って摺動させる。それにより回転切刃
(17)が回転しながらアルミホイル(R1)を切断する。
そのときローラ(16b)がアルミホイル(R1)をテープ
(T)上に押しつけながら進行するので、アルミホイル
の鏡面がテープ(T)上に付着され、一時的に切断片の
上端が保持される。したがってアルミホイルの切断片が
落下せず、切断後に簡単に手に入れることができる。
また切断中においてもアルミホイルの切断した部分が垂
れ下ってくることがないので、切断作業の邪魔にならな
い。なお以上のことから片手で簡単に切断操作をするこ
とができる利点がある。またローラ(16b)が移動する
と凹凸面(W)にアルミホイルを押しつけ、アルミホイ
ルの横ずれを防止する。
つぎに第5A〜5B図を参照してラップフィルムなどの合成
樹脂フィルム用のカッター(5)を説明する。
このものは切刃(23)が固定式でかつテープが設けられ
ておらないことを除けば第1図のカッターとほぼ同じで
ある。
すなわち合成樹脂フィルムのばあいは単にガイド部材
(11)の表面(11b)上にローラ(16b)で押しつけるだ
けでその部分がガイド部材(11)の表面(11b)に付着
し、落ちたり垂れたりすることがない。
なおラップフィルム(R2)のような薄い合成樹脂は強く
押しつけ過ぎるとガイド部材(11)の表面(11a)にピ
ッタリと付着してしまい、つぎにラップフィルムを引き
出すときの手がかりがなくなってしまう。そのため第2
〜3図に示すようにガイド部材(11)の表面にガイドス
リット(11a)と平行に断面三角形状などの突起(26)
を設けておくのが好ましい。それによりラップフィルム
(R2)とガイド部材(11)の表面との間に隙間ができる
ので、つぎに使用のときにラップフィルムをつまみやす
くなる。
前記第1図および第5A〜5B図のカッターはいずれも押圧
部材としてガイド部材(すなわちプレート)上を転動す
るローラを採用しているが、本発明における押圧部材は
かかるばあいに限定されるものではなく、たとえばフィ
ルムをその幅いっぱいで押圧するものやガイド部材の表
面に弾力的に当接しながら摺動するものであってもよ
い。
また切刃も移動式の切刃のほか、たとえばフィルムの幅
いっぱいに伸びる固定式の切刃、あるいはハサミまたは
押し切りのように2枚の長い刃がはさみ切っていくもの
など、種々の切刃を採用しうる。
[発明の効果] 本発明のフィルムカッターは切断中および切断後にフィ
ルムが垂れたり落ちたりしないので、簡単に片手でも切
断作業ができる。また切断中はフィルムが押圧部材で押
圧されてプレート上に付着・係止されるので、フィルム
にしわや横ずれが生ずるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフィルムカッターの一実施例を示す斜
視図、第2図および第3図はそれぞれ第1図のフィルム
カッターを備えたフィルムロール収納器の斜視図および
断面図、第4A図および第4B図はそれぞれ第1図のフィル
ムカッターの詳細を示す要部縦断面図および要部横断面
図、第5A図および第5B図はそれぞれ本発明のフィルムカ
ッターの他の実施例を示す要部縦断面図および要部横断
面図、第6図は本出願人の先の出願にかかわる冷蔵庫の
一実施例を示す部分斜視図である。 (図面の主要符号) (4)、(5):カッター (11):ガイド部材 (11b):ガイド部材の表面 (17)、(23):切刃 (16b):ローラ (T):テープ (W):凹凸面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)その上に切断すべきフィルムを載せ
    るためのプレートと、 (b)前記フィルムをプレート側に押しながら切断する
    ための切刃と、 (c)フィルムの切断端の近辺を前記プレート上に押し
    つけるための押圧部材とからなるフィルムカッターであ
    って、 前記プレートの、切り離される側のフィルムの切断端の
    近辺と対応する部位に、付着性を有するテープが固着さ
    れていることを特徴とするフィルムカッター。
  2. 【請求項2】前記切刃がフィルムの幅方向に移動するよ
    うに構成されており、前記押圧部材が切刃と共に移動し
    てフィルム上を転動するローラであり、該ローラが切刃
    の左右に設けられており、切り離される側のフィルム上
    を転動するローラと対応するプレートの表面に付着性テ
    ープが固着されており、残る側のフィルム上を転動する
    ローラと対応するプレートの表面に凹凸面が形成されて
    なる請求項1記載のカッター。
  3. 【請求項3】(a)その上に切断すべきフィルムを載せ
    るためのプレートと、 (b)該プレートの表面側に配置される上部部材、裏面
    側に配置される保持部材、および両者を結合する連結部
    材からなる摺動子とからなるフィルムカッターであっ
    て、 前記摺動子は、フィルムの幅方向に移動するように構成
    された、フィルムをプレート側に押しながら切断するた
    めの切刃と、該切刃とともに移動してフィルム上を転動
    するローラとを内蔵しており、 前記保持部材の中央部には前記連結部材の下部を挿入す
    るためのスリットが形成されており、 前記スリットを挿通した連結部材の下部には開口が形成
    されており、該開口には板バネが挿通されており、該板
    バネの両端が前記保持部材の下面と係合しており、かつ 前記連結部材はその上部と下部の幅が広くされ、両者の
    あいだに幅の狭い垂直部が設けられており、該垂直部は
    プレートの上部において前記切刃と実質上同一平面上に
    配列するよう折り曲げられてなることを特徴とするフィ
    ルムカッター。
JP12615989A 1988-10-28 1989-05-18 フィルムカッター Expired - Lifetime JPH07110477B2 (ja)

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