JPH07110383A - 物体を感知する装置 - Google Patents
物体を感知する装置Info
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- JPH07110383A JPH07110383A JP16671694A JP16671694A JPH07110383A JP H07110383 A JPH07110383 A JP H07110383A JP 16671694 A JP16671694 A JP 16671694A JP 16671694 A JP16671694 A JP 16671694A JP H07110383 A JPH07110383 A JP H07110383A
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- sensor
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般にゼログラフィの再生および印刷機に用
いることができるセンサを提供すると共に、特にセンサ
ヘッドと、遠隔配置した光源、光検出器、受容体、濃度
計、プロセス制御および他の装置とを接続する光ファイ
バーを位置決めし得る、耐久性がありかつ正確なセンサ
ヘッドを提供する。 【構成】 遠隔的に配置した光源と遠隔的に配置した光
検出器とを備える、物体を感知する装置である。この装
置は、第1および第2の開口部を画成する部材と、発光
体および検出体光ファイバーとを更に備える。発光体光
ファイバーは、第1の開口部内に少なくとも一部を配置
し、この発光体光ファイバーは、光源からの光線を物体
に伝達するよう第1の開口部内に配置する。検出体光フ
ァイバーは、第2の開口部内に少なくとも一部を配置
し、この検出体光ファイバーは、物体から反射した光線
を検出器に伝達するよう第2の開口部内に配置する。
いることができるセンサを提供すると共に、特にセンサ
ヘッドと、遠隔配置した光源、光検出器、受容体、濃度
計、プロセス制御および他の装置とを接続する光ファイ
バーを位置決めし得る、耐久性がありかつ正確なセンサ
ヘッドを提供する。 【構成】 遠隔的に配置した光源と遠隔的に配置した光
検出器とを備える、物体を感知する装置である。この装
置は、第1および第2の開口部を画成する部材と、発光
体および検出体光ファイバーとを更に備える。発光体光
ファイバーは、第1の開口部内に少なくとも一部を配置
し、この発光体光ファイバーは、光源からの光線を物体
に伝達するよう第1の開口部内に配置する。検出体光フ
ァイバーは、第2の開口部内に少なくとも一部を配置
し、この検出体光ファイバーは、物体から反射した光線
を検出器に伝達するよう第2の開口部内に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般にゼログラフィ
再生および印刷機に用いることのできるセンサに関し、
更に詳しくは、センサヘッドと、遠隔配置した光源、光
検出器、光受容体、濃度計(densitometer)、プロセス
制御および他の装置とを接続する光ファイバーを位置決
めし得る、耐久性がありかつ正確なセンサヘッドに関す
る。
再生および印刷機に用いることのできるセンサに関し、
更に詳しくは、センサヘッドと、遠隔配置した光源、光
検出器、光受容体、濃度計(densitometer)、プロセス
制御および他の装置とを接続する光ファイバーを位置決
めし得る、耐久性がありかつ正確なセンサヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ゼログラフィ再生及び印刷機は、経路に
沿ったシートの移動、光受容体又は転写ドラムの電荷保
持表面におけるトナー濃度並びにコピー又は印刷機にお
いて存在し得る他の多くの状況をモニターする必要があ
る。
沿ったシートの移動、光受容体又は転写ドラムの電荷保
持表面におけるトナー濃度並びにコピー又は印刷機にお
いて存在し得る他の多くの状況をモニターする必要があ
る。
【0003】US−A−5,119,132号は、光受
容体およびトナーテストパッチから反射された光強度の
画素毎の記録を可能とする電荷結合素子を使用すること
を含む濃度計を開示する。この濃度計により光受容体上
のトナーの量のより正確なモニターがこれにより可能と
なる。
容体およびトナーテストパッチから反射された光強度の
画素毎の記録を可能とする電荷結合素子を使用すること
を含む濃度計を開示する。この濃度計により光受容体上
のトナーの量のより正確なモニターがこれにより可能と
なる。
【0004】US−A−5,083,161号は、マー
ク用粒子により少なくとも部分的に覆われた移動する光
導電性ベルト上の選択した領域の反射力を測定する赤外
濃度計を開示する。コリメータ処理した光線を電荷結合
素子の使用に供する選択した領域上に投射し、光受容体
およびトナーテストパッチから反射した光強度の画素毎
の記録を可能とし、これにより光受容体上のトナーの量
をより正確にモニターするのを可能とし得るものであ
る。
ク用粒子により少なくとも部分的に覆われた移動する光
導電性ベルト上の選択した領域の反射力を測定する赤外
濃度計を開示する。コリメータ処理した光線を電荷結合
素子の使用に供する選択した領域上に投射し、光受容体
およびトナーテストパッチから反射した光強度の画素毎
の記録を可能とし、これにより光受容体上のトナーの量
をより正確にモニターするのを可能とし得るものであ
る。
【0005】US−A−5,075,543号は、紙の
通路に対して干渉関係に配置した光線を有する、紙の通
路に沿ってシートを検出するためのシート移送装置にお
ける光センサを開示する。光ファイバーは、紙の通路を
横切る光線を再指向させる手段を与えるものである。
通路に対して干渉関係に配置した光線を有する、紙の通
路に沿ってシートを検出するためのシート移送装置にお
ける光センサを開示する。光ファイバーは、紙の通路を
横切る光線を再指向させる手段を与えるものである。
【0006】US−A−4,956,663号は、ネガ
露光部、光源、通路に沿って光のビームを形成する光学
的光フィルタ装置、プリントすべきネガフィルムを光装
置の光通路を通過させるフィルム移送装置、およびプリ
ントすべき虚像をプリント紙上に投射するレンズを有す
る、写真をプリントする装置を開示する。カラー解析装
置は、ネガフィルム移送通路に沿ってネガプリントステ
ーションの前方に位置する。少なくとも1つの光ファイ
バーを使用して濃度計に光を与える。
露光部、光源、通路に沿って光のビームを形成する光学
的光フィルタ装置、プリントすべきネガフィルムを光装
置の光通路を通過させるフィルム移送装置、およびプリ
ントすべき虚像をプリント紙上に投射するレンズを有す
る、写真をプリントする装置を開示する。カラー解析装
置は、ネガフィルム移送通路に沿ってネガプリントステ
ーションの前方に位置する。少なくとも1つの光ファイ
バーを使用して濃度計に光を与える。
【0007】US−A−4,950,905号は、発光
装置と、鏡面的に反射した光を検出しない角度で拡散的
に反射した光を検出するセンサとを備えるカラートナー
光センサを開示する。拡散的に反射した光のレベルの増
加は、単位面積当りのトナー被覆の濃度の増加を示す。
装置と、鏡面的に反射した光を検出しない角度で拡散的
に反射した光を検出するセンサとを備えるカラートナー
光センサを開示する。拡散的に反射した光のレベルの増
加は、単位面積当りのトナー被覆の濃度の増加を示す。
【0008】US−A−4,937,637号は、二重
読取りヘッドの透過および反射濃度計を開示する。この
装置は2つの別の測定ヘッドを備え、各ヘッドは単一の
揺動アームに装着された各ヘッド用の集光光学装置を内
蔵する。適切な集光ヘッドから光ファイバーリードを介
して二叉のファイバー束へと、かつその後に光検出器集
成体へと光を透過させる。
読取りヘッドの透過および反射濃度計を開示する。この
装置は2つの別の測定ヘッドを備え、各ヘッドは単一の
揺動アームに装着された各ヘッド用の集光光学装置を内
蔵する。適切な集光ヘッドから光ファイバーリードを介
して二叉のファイバー束へと、かつその後に光検出器集
成体へと光を透過させる。
【0009】US−A−4,799,082号は、カラ
ートナーを用いて画像保持体上にカラー映像画像を形成
する静電的再生装置を開示し、これは光源から画像保持
体およびカラー映像画像の両者に光を与えると共にこれ
により反射した光を検出する検出器手段を有する。光源
は、映像画像を形成すべく用いるトナーについて高い分
光的反射率の範囲を含まない光を放出する。異なる色の
複数のカラー映像画像によってカラー映像画像を構成す
る。
ートナーを用いて画像保持体上にカラー映像画像を形成
する静電的再生装置を開示し、これは光源から画像保持
体およびカラー映像画像の両者に光を与えると共にこれ
により反射した光を検出する検出器手段を有する。光源
は、映像画像を形成すべく用いるトナーについて高い分
光的反射率の範囲を含まない光を放出する。異なる色の
複数のカラー映像画像によってカラー映像画像を構成す
る。
【0010】US−A−4,061,428号は、画像
の全領域を走査することにより写真画像の光学密度の領
域分布についての情報を取得する走査濃度計を開示す
る。この発明は複数の入力光ファイバーの束を含み、そ
れらの面は画像を横切って配置され、それらの光放出面
は予め決められた間隔で円周上に配置されている。複数
の出力光ファイバーの束は、光放出面にそれぞれ対面す
るよう配置した受光面を有し、それらの出力面はそれぞ
れ複数の光電変換素子に対面するよう配置されている。
光放出面と光受光面との間の回転ディスクは、円周上に
配置した青、緑および赤のフィルタを備え、これにより
全画像領域に渡る写真濃度の分布の情報が、前記回転デ
ィスクの前記フィルタを通過する光を測定することによ
って取得される。
の全領域を走査することにより写真画像の光学密度の領
域分布についての情報を取得する走査濃度計を開示す
る。この発明は複数の入力光ファイバーの束を含み、そ
れらの面は画像を横切って配置され、それらの光放出面
は予め決められた間隔で円周上に配置されている。複数
の出力光ファイバーの束は、光放出面にそれぞれ対面す
るよう配置した受光面を有し、それらの出力面はそれぞ
れ複数の光電変換素子に対面するよう配置されている。
光放出面と光受光面との間の回転ディスクは、円周上に
配置した青、緑および赤のフィルタを備え、これにより
全画像領域に渡る写真濃度の分布の情報が、前記回転デ
ィスクの前記フィルタを通過する光を測定することによ
って取得される。
【0011】US−A−3,970,394号は、光を
表面に対して指向させる光源と光学系、表面から反射し
た光を受容しかつ感知する光学系とトランスデューサ、
および信号処理回路への外部接続系を有する濃度計ヘッ
ドを開示する。光ファイバーを使用して反射した光を受
容し、かつこれをセンサに伝達する。センサ、光源およ
び光学系は、線状の配置で配置されている。光受容光学
系およびセンサに対してファイバーを調整するために調
整手段が設けられている。ヘッドは、遠隔的に選択し得
る選択されたカラーフィルタを備える。パージ空気によ
り濃度計のレンズが清浄に保持される。
表面に対して指向させる光源と光学系、表面から反射し
た光を受容しかつ感知する光学系とトランスデューサ、
および信号処理回路への外部接続系を有する濃度計ヘッ
ドを開示する。光ファイバーを使用して反射した光を受
容し、かつこれをセンサに伝達する。センサ、光源およ
び光学系は、線状の配置で配置されている。光受容光学
系およびセンサに対してファイバーを調整するために調
整手段が設けられている。ヘッドは、遠隔的に選択し得
る選択されたカラーフィルタを備える。パージ空気によ
り濃度計のレンズが清浄に保持される。
【0012】US−A−3,762,817号は、反射
モード並びに透過モードで濃度測定をなし得る単一ビー
ムの濃度計を開示する。光源は、検査すべき検体を載置
する支持体に設けた開口部の中心に位置する点の周りに
固定した半径で可動のものであり、同一の光源を透過お
よび反射モードのために使用することが可能となる。発
光ダイオードにより光源を与え、これをそれぞれの出力
測定の前に光電子増倍管に指向させ、ヒステリシスおよ
び空間帯電効果を最小にする。光スペクトルを覆う一連
のホイールにより取付けた干渉フィルタを使用する。第
2のフィルタホイールに取付けた別のNDフィルタを較
正のために使用する。
モード並びに透過モードで濃度測定をなし得る単一ビー
ムの濃度計を開示する。光源は、検査すべき検体を載置
する支持体に設けた開口部の中心に位置する点の周りに
固定した半径で可動のものであり、同一の光源を透過お
よび反射モードのために使用することが可能となる。発
光ダイオードにより光源を与え、これをそれぞれの出力
測定の前に光電子増倍管に指向させ、ヒステリシスおよ
び空間帯電効果を最小にする。光スペクトルを覆う一連
のホイールにより取付けた干渉フィルタを使用する。第
2のフィルタホイールに取付けた別のNDフィルタを較
正のために使用する。
【0013】IBMテクニカルディスクロージャ(IBM
Technical Disclosure)、Vol.22、No.4、p
p.1585−86、1979年9月には、同一の文書
16により2度開路される光トランジスタチップに伝達
される発光ダイオードからの単一の光線を利用し、これ
により文書のピンホールを介する光透過のために、また
は文書の材料の不透明性が低いことにより、光トランジ
スタによってシートの存在の疑わしい表示が与えられる
ことのないようにしたセンサが開示されている。
Technical Disclosure)、Vol.22、No.4、p
p.1585−86、1979年9月には、同一の文書
16により2度開路される光トランジスタチップに伝達
される発光ダイオードからの単一の光線を利用し、これ
により文書のピンホールを介する光透過のために、また
は文書の材料の不透明性が低いことにより、光トランジ
スタによってシートの存在の疑わしい表示が与えられる
ことのないようにしたセンサが開示されている。
【0014】ゼロックスディスクロージャジャーナル
(Xerox Disclosure Journal)、Vol.10、No.
5、p.311、1985年9月/10月には、紙シー
トの角部の存在により通路がブロックされていない場合
に、発光体からの光を検出器に指向させるプリズムを利
用するセンサが開示されている。
(Xerox Disclosure Journal)、Vol.10、No.
5、p.311、1985年9月/10月には、紙シー
トの角部の存在により通路がブロックされていない場合
に、発光体からの光を検出器に指向させるプリズムを利
用するセンサが開示されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一般にゼロ
グラフィの再生および印刷機に用いることのできるセン
サを提供することを目的とし、特にセンサヘッドと、遠
隔配置した光源、光検出器、受容体、濃度計(densitom
eter)、プロセス制御および他の装置とを接続する光フ
ァイバーを位置決めし得る、耐久性がありかつ正確なセ
ンサヘッドを提供することを目的とする。
グラフィの再生および印刷機に用いることのできるセン
サを提供することを目的とし、特にセンサヘッドと、遠
隔配置した光源、光検出器、受容体、濃度計(densitom
eter)、プロセス制御および他の装置とを接続する光フ
ァイバーを位置決めし得る、耐久性がありかつ正確なセ
ンサヘッドを提供することを目的とする。
【0016】本発明の他の目的は、コピー機の総合的な
性能の向上、システムの中央化/モジュール化、費用の
節約及び信頼性の向上をもたらすことができるセンサヘ
ッドを提供することにある。
性能の向上、システムの中央化/モジュール化、費用の
節約及び信頼性の向上をもたらすことができるセンサヘ
ッドを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、遠隔的に配置した光源と遠隔的に配置した光検出器
とを備える、物体を感知する装置が提供される。この装
置は、第1および第2の開口部を画成する部材と、発光
体および検出体光ファイバーとを更に備える。発光体光
ファイバーは、第1の開口部内に少なくとも一部が配置
され、この発光体光ファイバーは、光源からの光線を物
体に伝達するよう第1の開口部内に位置付けられる。検
出体光ファイバーは、第2の開口部内に少なくとも一部
が配置され、この検出体光ファイバーは、物体から反射
した光線を検出器に伝達するよう第2の開口部内に位置
付けられる。
ば、遠隔的に配置した光源と遠隔的に配置した光検出器
とを備える、物体を感知する装置が提供される。この装
置は、第1および第2の開口部を画成する部材と、発光
体および検出体光ファイバーとを更に備える。発光体光
ファイバーは、第1の開口部内に少なくとも一部が配置
され、この発光体光ファイバーは、光源からの光線を物
体に伝達するよう第1の開口部内に位置付けられる。検
出体光ファイバーは、第2の開口部内に少なくとも一部
が配置され、この検出体光ファイバーは、物体から反射
した光線を検出器に伝達するよう第2の開口部内に位置
付けられる。
【0018】
【実施例】図1は、種々の機能の中でも、光受容体20
に施したトナーの濃度を決定することのできる本発明の
具体例を示す。センサヘッド100は、中実な注型プラ
スチック、ゴム、ナイロンまたは他の材料とすることが
できる。図3に示すように、センサは2つの二分した部
分を有し得て、装置によって保持された光ファイバーの
回りに熱注型するか、ここに記載するように他の方法で
形成することができる。センサヘッド100は、板10
1の開口部を介して、または側部もしくは他の取付体に
より部材の表面に取付けることができる。図1および3
に示すように、センサヘッド100は、弾性フィン10
6により取付け板101の所定の位置にロックする。本
発明のセンサヘッドは、これらの弾性フィンをなくし
て、図1に示すように取付けるより寧ろ、表面に螺合ま
たは接着してもよい。それぞれの場合において、センサ
ヘッド100は、光受容体20に対して光ファイバー部
材108A、108Bおよび108Cを正確に位置決め
することができる。(シート検出/感知または他の用途
の場合、図5に示すように、センサ100またはここに
記載する他のセンサヘッドをシート25および/または
反射体25Aに対して用いることができる。)光ファイ
バー部材108A、108Bおよび108Cは、図1に
ブロックで示すように、遠隔的に配置した拡散光検出
器、鏡面光検出器(任意にカラー(分光)解析装置を備
える)、LED光源並びに他の制御装置/プロセッサ装
置に対するセンサヘッド100からの連結を与える。セ
ンサヘッド100は、シート通路に隣接して、または他
の位置に取付けることもできるが、この場合は遠隔位置
からデータを補集できる小型のセンサヘッドが有用であ
り得る。
に施したトナーの濃度を決定することのできる本発明の
具体例を示す。センサヘッド100は、中実な注型プラ
スチック、ゴム、ナイロンまたは他の材料とすることが
できる。図3に示すように、センサは2つの二分した部
分を有し得て、装置によって保持された光ファイバーの
回りに熱注型するか、ここに記載するように他の方法で
形成することができる。センサヘッド100は、板10
1の開口部を介して、または側部もしくは他の取付体に
より部材の表面に取付けることができる。図1および3
に示すように、センサヘッド100は、弾性フィン10
6により取付け板101の所定の位置にロックする。本
発明のセンサヘッドは、これらの弾性フィンをなくし
て、図1に示すように取付けるより寧ろ、表面に螺合ま
たは接着してもよい。それぞれの場合において、センサ
ヘッド100は、光受容体20に対して光ファイバー部
材108A、108Bおよび108Cを正確に位置決め
することができる。(シート検出/感知または他の用途
の場合、図5に示すように、センサ100またはここに
記載する他のセンサヘッドをシート25および/または
反射体25Aに対して用いることができる。)光ファイ
バー部材108A、108Bおよび108Cは、図1に
ブロックで示すように、遠隔的に配置した拡散光検出
器、鏡面光検出器(任意にカラー(分光)解析装置を備
える)、LED光源並びに他の制御装置/プロセッサ装
置に対するセンサヘッド100からの連結を与える。セ
ンサヘッド100は、シート通路に隣接して、または他
の位置に取付けることもできるが、この場合は遠隔位置
からデータを補集できる小型のセンサヘッドが有用であ
り得る。
【0019】図2により詳細に示すように、光ファイバ
ーチャンネル108Aは、LED光源発光体からの光
を、これが下方の光受容体20上に投射され得るように
指向させる。センサヘッド100が、円柱状の光を光受
容体20に向けて指向させるよう光ファイバー108A
を正確に位置決めすることから、光の焦点を合せ、円柱
状とし、または再指向させるレンズまたは装置は必要で
はない。光受容体の表面に付着されたトナー粒子95
は、図1に示すように赤外LED(発光ダイオード)光
源により与えられる、光ファイバー108Aからの光9
6の円柱状にしたビームにより照射される。光線96と
トナーを付した光受容体20との相互作用は、以下に概
説する3つの広範なカテゴリーに該当するものとして説
明することができる。
ーチャンネル108Aは、LED光源発光体からの光
を、これが下方の光受容体20上に投射され得るように
指向させる。センサヘッド100が、円柱状の光を光受
容体20に向けて指向させるよう光ファイバー108A
を正確に位置決めすることから、光の焦点を合せ、円柱
状とし、または再指向させるレンズまたは装置は必要で
はない。光受容体の表面に付着されたトナー粒子95
は、図1に示すように赤外LED(発光ダイオード)光
源により与えられる、光ファイバー108Aからの光9
6の円柱状にしたビームにより照射される。光線96と
トナーを付した光受容体20との相互作用は、以下に概
説する3つの広範なカテゴリーに該当するものとして説
明することができる。
【0020】光の第1のカテゴリーは、何らかの機構に
よりトナーを付した光受容体20の系から離れたかまた
は逃れた光線96の部分である。この光は、トナーまた
は光受容体により吸収されるか、または吸収または反射
の機構によって消失されるべきサンプルを介して系へと
伝送され得る。
よりトナーを付した光受容体20の系から離れたかまた
は逃れた光線96の部分である。この光は、トナーまた
は光受容体により吸収されるか、または吸収または反射
の機構によって消失されるべきサンプルを介して系へと
伝送され得る。
【0021】第2のカテゴリーの光、即ち拡散光がま
た、図2に示されている。光ファイバー108Aからの
光線96は、拡散光成分97の反射も結果的に与えるも
のであり、これは光受容体ベルト20およびトナー粒子
95の両者との単一または多重の相互作用の結果とし
て、全ての可能な角度に渡ってほぼ等方的に反射され
る。光ファイバー108Bは、拡散光97の一部を受光
すると共に、検出、測定およびその後の処理のためにこ
れを遠隔の拡散光センサへと搬送するよう位置決めされ
ているが、拡散的に反射された光97の他の部分は、ト
ナーを付した光受容体20の系から逃れることとなる。
た、図2に示されている。光ファイバー108Aからの
光線96は、拡散光成分97の反射も結果的に与えるも
のであり、これは光受容体ベルト20およびトナー粒子
95の両者との単一または多重の相互作用の結果とし
て、全ての可能な角度に渡ってほぼ等方的に反射され
る。光ファイバー108Bは、拡散光97の一部を受光
すると共に、検出、測定およびその後の処理のためにこ
れを遠隔の拡散光センサへと搬送するよう位置決めされ
ているが、拡散的に反射された光97の他の部分は、ト
ナーを付した光受容体20の系から逃れることとなる。
【0022】第3のカテゴリーの光、即ち、鏡面光(反
射光)がまた図2に示されている。鏡面光成分98は、
光受容体光ファイバー108Cにより捕捉される、光受
容体ベルト20(または他の基体)により反射された光
線96の一部分である。鏡面光98は、スネルの法則の
周知の機構に従って反射され、該法則は、その一部分に
おいて、表面に衝突する光はその表面の反射率に従って
入射角と等しい角度で反射されることを述べている。複
雑で部分的に透過性の表面(例えばトナーを吸着した光
受容体20または紙のシート)については、鏡面的に反
射された光は、基体の本体内での多重の内部反射並びに
単純な前面表面の反射に起因し得る。
射光)がまた図2に示されている。鏡面光成分98は、
光受容体光ファイバー108Cにより捕捉される、光受
容体ベルト20(または他の基体)により反射された光
線96の一部分である。鏡面光98は、スネルの法則の
周知の機構に従って反射され、該法則は、その一部分に
おいて、表面に衝突する光はその表面の反射率に従って
入射角と等しい角度で反射されることを述べている。複
雑で部分的に透過性の表面(例えばトナーを吸着した光
受容体20または紙のシート)については、鏡面的に反
射された光は、基体の本体内での多重の内部反射並びに
単純な前面表面の反射に起因し得る。
【0023】光受容体20上へのトナー95の現像によ
り、光受容体20から鏡面的に反射される光98の強度
は更に減衰されて、一層小さい光の鏡面反射成分を生成
する。この減衰は、黒色トナーの場合は入射光96の吸
収、またはカラートナーの場合は鏡面反射角度から離れ
た入射光96の散乱の結果であり、よって光受容体20
から反射されるより小さい鏡面反射光成分が生成する。
LEDを多くの何らかの電磁的エネルギー源に改変した
り、トナー95を粒子または液体材料に改変することは
当業者に自明たり得ることを銘記すべきである。
り、光受容体20から鏡面的に反射される光98の強度
は更に減衰されて、一層小さい光の鏡面反射成分を生成
する。この減衰は、黒色トナーの場合は入射光96の吸
収、またはカラートナーの場合は鏡面反射角度から離れ
た入射光96の散乱の結果であり、よって光受容体20
から反射されるより小さい鏡面反射光成分が生成する。
LEDを多くの何らかの電磁的エネルギー源に改変した
り、トナー95を粒子または液体材料に改変することは
当業者に自明たり得ることを銘記すべきである。
【0024】DMA(mg/cm2 での単位面積当りの
現像されたトナーの質量、developed toner mass per u
nit of area )と鏡面反射光エネルギー、または鏡面反
射信号(センサにより発生したボルトで測定)との間に
は関係がある。特に、高いDMA量では、基体に衝突す
る入射光の大半が減衰されるため、非常に小さい鏡面反
射信号があるのみである。すなわち、カラートナーの場
合は、入射光は散乱され、よって拡散光となるか、また
は黒色トナーの場合は入射光は大半が吸収される。更
に、十分なDMA濃度の場合は、トナーは結局は基体を
完全に覆うため、ボルトでの鏡面反射信号は、結局は微
々たる小さな値となろう。
現像されたトナーの質量、developed toner mass per u
nit of area )と鏡面反射光エネルギー、または鏡面反
射信号(センサにより発生したボルトで測定)との間に
は関係がある。特に、高いDMA量では、基体に衝突す
る入射光の大半が減衰されるため、非常に小さい鏡面反
射信号があるのみである。すなわち、カラートナーの場
合は、入射光は散乱され、よって拡散光となるか、また
は黒色トナーの場合は入射光は大半が吸収される。更
に、十分なDMA濃度の場合は、トナーは結局は基体を
完全に覆うため、ボルトでの鏡面反射信号は、結局は微
々たる小さな値となろう。
【0025】黒色トナーについてDMA濃度の容易なモ
ニターを可能としたのはこの鏡面−DMAの関係である
が、本発明のセンサヘッドを使用して可能となるよう
に、この目的のためのセンサをこの課題のために正確か
つ確実に位置決めした場合のみ、この関係のモニターを
行うことができる。特に、黒色のトナーと接触する光は
全て吸収されるため、黒色のトナーのみが、基体から反
射した光をセンサが集光するのを可能とする。この吸収
はカラートナーについては成り立たず、カラートナー濃
度をモニターする際に同じ技術を使用することは困難と
なる。
ニターを可能としたのはこの鏡面−DMAの関係である
が、本発明のセンサヘッドを使用して可能となるよう
に、この目的のためのセンサをこの課題のために正確か
つ確実に位置決めした場合のみ、この関係のモニターを
行うことができる。特に、黒色のトナーと接触する光は
全て吸収されるため、黒色のトナーのみが、基体から反
射した光をセンサが集光するのを可能とする。この吸収
はカラートナーについては成り立たず、カラートナー濃
度をモニターする際に同じ技術を使用することは困難と
なる。
【0026】しかしながら、鏡面反射−DMAの関係を
使用する際には制限がある。特に、鏡面反射信号は、変
化する環境条件および個々の機械の間の差異の両者に応
答し得るものではない。鏡面および拡散光反射に影響を
与え得る環境条件には、例えば相対湿度、温度、濃度計
センサへの入力体上における汚物の蓄積、電子回路のド
リフト並びに他の形態の電子的/磁気的干渉が含まれ
る。個々の機械の間の差異には、例えばセンサ間の特性
の変動、光ファイバー取付け距離またはセンサの角度設
定における静的および動的な変動、および光受容体と類
似する画像担持部材との間の変動が含まれる。これらの
因子は、フィードバックトナーモニター制御装置からの
読みを歪める原因となり得るものであり、効果におい
て、コピーシート上に付着したトナーの量を規定する直
接の原因となり得るものであることは当業者に自明であ
る。図4および5(より詳細に後記する)は、取付け距
離および角度設定の調整を可能とする本発明のセンサの
変形を開示する。本発明の遠隔配置センサヘッド100
は、鏡面反射−DMAの関係に影響を与える変化する環
境条件、および個々の機械要素の制限の間の変動し得る
特性を補償するのに寄与するものである一方、図4およ
び5は、取付け距離および角度設定の調整を可能とする
本発明のセンサの変形を開示するものである。
使用する際には制限がある。特に、鏡面反射信号は、変
化する環境条件および個々の機械の間の差異の両者に応
答し得るものではない。鏡面および拡散光反射に影響を
与え得る環境条件には、例えば相対湿度、温度、濃度計
センサへの入力体上における汚物の蓄積、電子回路のド
リフト並びに他の形態の電子的/磁気的干渉が含まれ
る。個々の機械の間の差異には、例えばセンサ間の特性
の変動、光ファイバー取付け距離またはセンサの角度設
定における静的および動的な変動、および光受容体と類
似する画像担持部材との間の変動が含まれる。これらの
因子は、フィードバックトナーモニター制御装置からの
読みを歪める原因となり得るものであり、効果におい
て、コピーシート上に付着したトナーの量を規定する直
接の原因となり得るものであることは当業者に自明であ
る。図4および5(より詳細に後記する)は、取付け距
離および角度設定の調整を可能とする本発明のセンサの
変形を開示する。本発明の遠隔配置センサヘッド100
は、鏡面反射−DMAの関係に影響を与える変化する環
境条件、および個々の機械要素の制限の間の変動し得る
特性を補償するのに寄与するものである一方、図4およ
び5は、取付け距離および角度設定の調整を可能とする
本発明のセンサの変形を開示するものである。
【0027】図3は、好ましくはプラスチック、ゴムま
たは類似する材料から注型した光受容体感知ヘッド10
0の他の具体例を示す。センサ本体の二分した部分10
2は、光受容体20に対して光ファイバー部材108
A、108Bおよび108Cを固定しかつ位置決めする
チャンネル154、156および158(図4)を備え
る。光ファイバーを位置決めするのに加えて、チャンネ
ル116、118および120の湾曲した部分は光ファ
イバー108A、108Bおよび108C(図1)を把
持し、これによりこれらは回り道の通路を介して光ファ
イバーの経路を与え、これらがセンサヘッド100内に
おいてその正しい位置から緩むか引張られて遊離しない
ことを確実にしている。センサ本体の二分した部分10
4は、センサヘッドの二分した部分102と対合し、こ
れに内蔵される光ファイバーケーブルを十分に封止す
る。スナップピン110はロック用陥凹部112と対合
し、センサヘッド100の二分した部分102および1
04が互いにロックされたまま止まることを確実にする
と共に、光ファイバー108A、108Bおよび108
Cを把持するものとする。丁番部材114は、センサヘ
ッドの二分した部分102および104が離れるのを防
止し、かつセンサヘッド100全体の1個による射出成
形を可能とする。スナップロックフィン106は、光フ
ァイバーセンサヘッド100が、感知する位置に隣接す
る穴部または陥凹部に確実に係止されことを可能とす
る。
たは類似する材料から注型した光受容体感知ヘッド10
0の他の具体例を示す。センサ本体の二分した部分10
2は、光受容体20に対して光ファイバー部材108
A、108Bおよび108Cを固定しかつ位置決めする
チャンネル154、156および158(図4)を備え
る。光ファイバーを位置決めするのに加えて、チャンネ
ル116、118および120の湾曲した部分は光ファ
イバー108A、108Bおよび108C(図1)を把
持し、これによりこれらは回り道の通路を介して光ファ
イバーの経路を与え、これらがセンサヘッド100内に
おいてその正しい位置から緩むか引張られて遊離しない
ことを確実にしている。センサ本体の二分した部分10
4は、センサヘッドの二分した部分102と対合し、こ
れに内蔵される光ファイバーケーブルを十分に封止す
る。スナップピン110はロック用陥凹部112と対合
し、センサヘッド100の二分した部分102および1
04が互いにロックされたまま止まることを確実にする
と共に、光ファイバー108A、108Bおよび108
Cを把持するものとする。丁番部材114は、センサヘ
ッドの二分した部分102および104が離れるのを防
止し、かつセンサヘッド100全体の1個による射出成
形を可能とする。スナップロックフィン106は、光フ
ァイバーセンサヘッド100が、感知する位置に隣接す
る穴部または陥凹部に確実に係止されことを可能とす
る。
【0028】図4は、本発明のセンサヘッドの他の具体
例を示す。センサヘッド150は、感知する領域に対し
て所定距離で調整することができ、光ファイバーの所望
の位置決めおよび/または焦点合せを可能とする。光フ
ァイバーチャンネル154、156および158は、光
ファイバーが光学的感知ヘッド150の内部に確実かつ
正確に位置決めされるのを可能とする。ロック部材16
8は、取付け板166の陥凹部または穴部内の位置に光
ファイバー感知ヘッド150の基部部分162を堅固に
固定する。本発明のセンサーの他の具体例と同様に、セ
ンサヘッド150の本体は予め位置決めしたファイバー
108の回りに熱注型することができ、前記本体は、フ
ァイバー108より低い融点を有する材料を含む。位置
決め用つまみナット160は、センサヘッド150の下
部のねじ山と対合する内部のねじ山の組合せを備え、セ
ンサヘッド150のねじ山を付した本体が取付け板16
6に対して垂直に移動するのを可能とする。保持ループ
部材164は、センサヘッド150が位置決め用つまみ
ナット160の移動にも拘らず捩れるのを防止する。こ
こに記載するセンサヘッド150および他の3つのファ
イバーセンサーのある種の適用(例えばシートの検出)
については、図6に示すように1つのみの受容体ファイ
バーを必要とするか利用するものとすることができる。
例を示す。センサヘッド150は、感知する領域に対し
て所定距離で調整することができ、光ファイバーの所望
の位置決めおよび/または焦点合せを可能とする。光フ
ァイバーチャンネル154、156および158は、光
ファイバーが光学的感知ヘッド150の内部に確実かつ
正確に位置決めされるのを可能とする。ロック部材16
8は、取付け板166の陥凹部または穴部内の位置に光
ファイバー感知ヘッド150の基部部分162を堅固に
固定する。本発明のセンサーの他の具体例と同様に、セ
ンサヘッド150の本体は予め位置決めしたファイバー
108の回りに熱注型することができ、前記本体は、フ
ァイバー108より低い融点を有する材料を含む。位置
決め用つまみナット160は、センサヘッド150の下
部のねじ山と対合する内部のねじ山の組合せを備え、セ
ンサヘッド150のねじ山を付した本体が取付け板16
6に対して垂直に移動するのを可能とする。保持ループ
部材164は、センサヘッド150が位置決め用つまみ
ナット160の移動にも拘らず捩れるのを防止する。こ
こに記載するセンサヘッド150および他の3つのファ
イバーセンサーのある種の適用(例えばシートの検出)
については、図6に示すように1つのみの受容体ファイ
バーを必要とするか利用するものとすることができる。
【0029】図5は、本発明の光ファイバーセンサヘッ
ドの他の具体例を示す。光ファイバーセンサヘッド18
0は、その外部表面に沿って上部ねじ184および下部
ねじ192を備え、取付け板190上の所定の位置にセ
ンサヘッド180を堅固に固定するために、それぞれロ
ック用サムホイール186および188と対合する。サ
ムホイール186および188は、センサヘッド180
からシート25および反射体25Aへの距離を可変とす
ることも可能とする。光ファイバーの束182は、中実
な領域194を介して延在する光ファイバー案内部によ
り分離される。図5に示すように、光ファイバー198
の3つの下部部分198は互いに対して可動であり、放
出体および受容体光ファイバーの可変の角度位置決めを
可能とするものである。光ファイバーの上部部分は中実
な領域194によって所定の位置に固定されたまま止ま
り、地点196において、光ファイバーは設定ねじ20
0により自由に動いて位置決めされ、これにより光ファ
イバーの下部部分198が、互いに対して、シート25
および反射体25A並びに感知する領域に対して動くの
が可能となる。設定ねじ200は、センサヘッド180
の下部本体部分内に位置したねじ山を付した穴部202
内に所定位置で保持され、設定ねじ200の内側端部
は、図示するようにそれぞれの光ファイバーの回りでル
ープ203によりそれぞれ回転可能に固定されている。
センサヘッド180の下部本体部分は中空の部分を備え
ることを必要とし、下部部分198の移動を可能とし、
これによりセンサのより大きい取付け配置の柔軟性を達
成する。一旦位置決めを完了して、使用者が光ファイバ
ーの移動を防止することを望む場合、この中空の部分は
溶融または接着性物質により埋めることができる。
ドの他の具体例を示す。光ファイバーセンサヘッド18
0は、その外部表面に沿って上部ねじ184および下部
ねじ192を備え、取付け板190上の所定の位置にセ
ンサヘッド180を堅固に固定するために、それぞれロ
ック用サムホイール186および188と対合する。サ
ムホイール186および188は、センサヘッド180
からシート25および反射体25Aへの距離を可変とす
ることも可能とする。光ファイバーの束182は、中実
な領域194を介して延在する光ファイバー案内部によ
り分離される。図5に示すように、光ファイバー198
の3つの下部部分198は互いに対して可動であり、放
出体および受容体光ファイバーの可変の角度位置決めを
可能とするものである。光ファイバーの上部部分は中実
な領域194によって所定の位置に固定されたまま止ま
り、地点196において、光ファイバーは設定ねじ20
0により自由に動いて位置決めされ、これにより光ファ
イバーの下部部分198が、互いに対して、シート25
および反射体25A並びに感知する領域に対して動くの
が可能となる。設定ねじ200は、センサヘッド180
の下部本体部分内に位置したねじ山を付した穴部202
内に所定位置で保持され、設定ねじ200の内側端部
は、図示するようにそれぞれの光ファイバーの回りでル
ープ203によりそれぞれ回転可能に固定されている。
センサヘッド180の下部本体部分は中空の部分を備え
ることを必要とし、下部部分198の移動を可能とし、
これによりセンサのより大きい取付け配置の柔軟性を達
成する。一旦位置決めを完了して、使用者が光ファイバ
ーの移動を防止することを望む場合、この中空の部分は
溶融または接着性物質により埋めることができる。
【0030】シート25に隣接する感知位置にある光フ
ァイバーセンサヘッド180を図5に示すが、これは光
受容体上のトナー濃度を感知するのにも同様に使用する
ことができる。1以上のファイバー198を(図1にセ
ンサヘッド100と共に示したように)分光解析装置に
接続した場合、これを使用してシートまたはこれに施し
たトナーおよびインクの1または複数の色を決定するこ
とができる。センサヘッド180は(図1にセンサヘッ
ド100と共に示したように)遠隔配置したプロセッサ
/制御装置に信号を伝達し得るものとすることができ、
該プロセッサ/制御装置は発光体光ファイバーが投射し
た光線の成分がシートから1または複数の検出体光ファ
イバーへと反射される際にシート25の存在を示す。図
5は反射体25Aも示すが、これについては検出体光フ
ァイバーは遠隔配置したプロセッサに信号を伝達し得
て、センサヘッド180と反射体25Aとの間を通過す
るシートにより前記光線が遮断される場合にシートの存
在を示すものとする。ここに示したそれぞれの態様にお
ける所望の用途に応じて、センサヘッド180のための
遠隔光源は、赤外光源、紫外光源、レーザー光源、白色
光源または周囲の室内光とさえすることができる。また
ここに示したそれぞれの態様における所望の適用に応じ
て、それぞれの遠隔検出器は、光受容体、フォトレジス
タ、サーミスタ、熱センサおよび/または分光解析装置
とすることができる。
ァイバーセンサヘッド180を図5に示すが、これは光
受容体上のトナー濃度を感知するのにも同様に使用する
ことができる。1以上のファイバー198を(図1にセ
ンサヘッド100と共に示したように)分光解析装置に
接続した場合、これを使用してシートまたはこれに施し
たトナーおよびインクの1または複数の色を決定するこ
とができる。センサヘッド180は(図1にセンサヘッ
ド100と共に示したように)遠隔配置したプロセッサ
/制御装置に信号を伝達し得るものとすることができ、
該プロセッサ/制御装置は発光体光ファイバーが投射し
た光線の成分がシートから1または複数の検出体光ファ
イバーへと反射される際にシート25の存在を示す。図
5は反射体25Aも示すが、これについては検出体光フ
ァイバーは遠隔配置したプロセッサに信号を伝達し得
て、センサヘッド180と反射体25Aとの間を通過す
るシートにより前記光線が遮断される場合にシートの存
在を示すものとする。ここに示したそれぞれの態様にお
ける所望の用途に応じて、センサヘッド180のための
遠隔光源は、赤外光源、紫外光源、レーザー光源、白色
光源または周囲の室内光とさえすることができる。また
ここに示したそれぞれの態様における所望の適用に応じ
て、それぞれの遠隔検出器は、光受容体、フォトレジス
タ、サーミスタ、熱センサおよび/または分光解析装置
とすることができる。
【0031】図6は本発明の他の具体例を示し、この場
合はセンサヘッド210は2つの光ファイバーケーブル
を位置決めする。第1の光センサヘッド210は、第1
のセンサヘッドの二分した部分212および第2の(鏡
像)センサヘッドの二分した部分226を備え、この両
者は実質的に平坦な側部を有し、穴部、スロットまたは
2つの平行な部材の間で(図示せず)嵌合する。光ファ
イバーチャンネル214は光ファイバー部材218を正
確に位置決めしかつ把持し、チャンネル216は光ファ
イバー部材220を正確に位置決めしかつ把持する。光
ファイバー部材218は、光を反射性または非反射性の
表面または物体に向けて指向させる一方、光ファイバー
部材220は、依存して表面または物体から反射した光
を受光する。光ファイバー部材220を保持するチャン
ネル216を切断して(または図5に示すように光ファ
イバー220を発光体光ファイバーに対して再度位置決
めして)鏡面または拡散光を集光することができ、同様
に感知する物体に対するセンサヘッド210の取付け角
度を変更して、光ファイバー220が鏡面反射光または
拡散光を集光するのを可能とすることができる。つまみ
ナット215はねじ山を付した縁部217と対合して二
分した部分212および226を互いに固定し、停止体
213は、つまみナット215と共働してセンサヘッド
210を所望の位置に固定することができる。
合はセンサヘッド210は2つの光ファイバーケーブル
を位置決めする。第1の光センサヘッド210は、第1
のセンサヘッドの二分した部分212および第2の(鏡
像)センサヘッドの二分した部分226を備え、この両
者は実質的に平坦な側部を有し、穴部、スロットまたは
2つの平行な部材の間で(図示せず)嵌合する。光ファ
イバーチャンネル214は光ファイバー部材218を正
確に位置決めしかつ把持し、チャンネル216は光ファ
イバー部材220を正確に位置決めしかつ把持する。光
ファイバー部材218は、光を反射性または非反射性の
表面または物体に向けて指向させる一方、光ファイバー
部材220は、依存して表面または物体から反射した光
を受光する。光ファイバー部材220を保持するチャン
ネル216を切断して(または図5に示すように光ファ
イバー220を発光体光ファイバーに対して再度位置決
めして)鏡面または拡散光を集光することができ、同様
に感知する物体に対するセンサヘッド210の取付け角
度を変更して、光ファイバー220が鏡面反射光または
拡散光を集光するのを可能とすることができる。つまみ
ナット215はねじ山を付した縁部217と対合して二
分した部分212および226を互いに固定し、停止体
213は、つまみナット215と共働してセンサヘッド
210を所望の位置に固定することができる。
【0032】図6(または図3〜5)に示すように光フ
ァイバー部材218内の光は中央位置から供給すること
ができるが、これはコピーまたは印刷機全体に配置した
他のセンサまたは装置と共通のものとすることもでき
る。例えば、「スイッチオン」による照明または機械内
で他の目的のために既に稼動している他の光源により、
センサ210に必要な光を与えることができる。発光体
光ファイバー部材218を介して伝達するのに必要な光
は、同様に多様な電磁的供給源、例えば赤外光源、紫外
光源、レーザー光源、白色光源、カラー光源および/ま
たは周囲の室内光からさえ得ることができる。光受容体
としては、シートまたは他の物体が光ファイバー218
の下部端部から放出された光の下を通過し、図1〜5に
示す他の態様と同様に、その反射した成分が検出体光フ
ァイバー220により、遠隔配置した拡散または鏡面反
射光検出器、分光光成分解析装置、プロセッサおよび/
または他の検出装置に伝達される。
ァイバー部材218内の光は中央位置から供給すること
ができるが、これはコピーまたは印刷機全体に配置した
他のセンサまたは装置と共通のものとすることもでき
る。例えば、「スイッチオン」による照明または機械内
で他の目的のために既に稼動している他の光源により、
センサ210に必要な光を与えることができる。発光体
光ファイバー部材218を介して伝達するのに必要な光
は、同様に多様な電磁的供給源、例えば赤外光源、紫外
光源、レーザー光源、白色光源、カラー光源および/ま
たは周囲の室内光からさえ得ることができる。光受容体
としては、シートまたは他の物体が光ファイバー218
の下部端部から放出された光の下を通過し、図1〜5に
示す他の態様と同様に、その反射した成分が検出体光フ
ァイバー220により、遠隔配置した拡散または鏡面反
射光検出器、分光光成分解析装置、プロセッサおよび/
または他の検出装置に伝達される。
【0033】本発明のセンサヘッドは、ラスターインプ
ットキャナーに近接して配置して、原稿の位置、寸法、
色及び他の情報を決定することができる。また、シート
の入力及び送り出しが適式に行なわれていることを確実
にし、オペレータに故障を知らせ、あるいは自動的に修
正操作を行なうことを可能にする。また、本発明のセン
サヘッドは、定着ステーションの直前であって且つ転写
ステーション内の紙経路に配置してコピーシートの画像
転写時期への正確な実行を保証し、シートの存在、曲が
り、整合性角部の探索及びジャミングをモニターするこ
とを可能とする。
ットキャナーに近接して配置して、原稿の位置、寸法、
色及び他の情報を決定することができる。また、シート
の入力及び送り出しが適式に行なわれていることを確実
にし、オペレータに故障を知らせ、あるいは自動的に修
正操作を行なうことを可能にする。また、本発明のセン
サヘッドは、定着ステーションの直前であって且つ転写
ステーション内の紙経路に配置してコピーシートの画像
転写時期への正確な実行を保証し、シートの存在、曲が
り、整合性角部の探索及びジャミングをモニターするこ
とを可能とする。
【0034】図1〜6と併せて示しかつ説明したセンサ
ヘッドは、コピー機または印刷機全体に配置した複数の
センサヘッドのために働き得る集中化および/またはモ
ジュール化した発光体および光受容体集成体に必要に応
じて接続することができる。モジュール化した引出しシ
ャーシを有するこの種の集中化した発光体および光受容
体集成体は、その性状により製造、操作および維持効率
を増加させつつコストを低減することができる。よっ
て、本発明は、ここに記載した態様の精神および範囲内
に該当する光ファイバー発光体および光受容体ネットワ
ークで用いることのできるようなセンサヘッドのこの種
の全ての代替、改変および変形を包含することを意図す
る。
ヘッドは、コピー機または印刷機全体に配置した複数の
センサヘッドのために働き得る集中化および/またはモ
ジュール化した発光体および光受容体集成体に必要に応
じて接続することができる。モジュール化した引出しシ
ャーシを有するこの種の集中化した発光体および光受容
体集成体は、その性状により製造、操作および維持効率
を増加させつつコストを低減することができる。よっ
て、本発明は、ここに記載した態様の精神および範囲内
に該当する光ファイバー発光体および光受容体ネットワ
ークで用いることのできるようなセンサヘッドのこの種
の全ての代替、改変および変形を包含することを意図す
る。
【0035】
【発明の効果】本発明のセンサは耐久性があり正確な感
知を行なうことができ、コピー機内の種々の位置に配置
してコピー機の種々の状況をモニターしてコピー機の性
能を向上させることができる。
知を行なうことができ、コピー機内の種々の位置に配置
してコピー機の種々の状況をモニターしてコピー機の性
能を向上させることができる。
【図1】本発明によるセンサの配置を示す部分概略立面
図および部分ブロック図である。
図および部分ブロック図である。
【図2】図1に示した本発明のセンサの配置の拡大部分
を示す概略立面図である。
を示す概略立面図である。
【図3】本発明によるセンサの他の態様を示す立面図で
ある。
ある。
【図4】本発明のセンサの他の態様を示す一部断面立面
図である。
図である。
【図5】本発明のセンサの他の態様を示す一部断面立面
図である。
図である。
【図6】本発明の2つの光ファイバーのセンサを示す斜
視図である。
視図である。
20 光受容体 25A 反射体 95 トナー粒子 96 光線 97 拡散光成分 98 鏡面成分 100 センサヘッド 101 取付け板 108A 光ファイバー部材 108B 光ファイバー部材 108C 光ファイバー部材 110 スナップピン 150 センサヘッド 154 光ファイバーチャンネル 156 光ファイバーチャンネル 158 光ファイバーチャンネル 160 位置決め用つまみナット 162 基部部分 164 保持ループ部材 166 取付け板 168 ロック部材 180 光ファイバーセンサヘッド 182 光ファイバーの束 184 上部ねじ 186 ロック用サムホイール 188 ロック用サムホイール 190 取付け板 192 下部ねじ山 196 地点 198 光ファイバーの下部部分 200 設定ねじ 203 ループ 210 センサヘッド 212 センサヘッドの二分した部分 213 停止体 214 チャンネル 215 つまみナット 216 チャンネル 218 光ファイバー部材 220 光ファイバー部材 226 センサヘッドの二分した部分
Claims (1)
- 【請求項1】 物体を感知する装置であって、 遠隔的に配置された光源と、 遠隔的に配置された光検出器と、 第1および第2の開口部を画成する部材と、 第1の開口部内に少なくとも一部が配置された発光体光
ファイバーであって、前記光源からの光線を物体に伝達
するよう第1の開口部内に位置付けられた前記発光体光
ファイバーと、 第2の開口部内に少なくとも一部が配置された検出体光
ファイバーであって、物体から反射した光線を前記検出
器に伝達するよう第2の開口部内に位置付けられた前記
検出体光ファイバーとを備える物体を感知する装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10080593A | 1993-08-02 | 1993-08-02 | |
US100805 | 1993-08-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07110383A true JPH07110383A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=22281630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16671694A Withdrawn JPH07110383A (ja) | 1993-08-02 | 1994-07-19 | 物体を感知する装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07110383A (ja) |
CA (1) | CA2127139A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004205217A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-22 | Osaka Gas Co Ltd | ダスト測定装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6611666B2 (en) * | 2001-06-15 | 2003-08-26 | Nexpress Solutions Llc | Densitometer with improved accuracy for use in color image processing apparatus |
-
1994
- 1994-06-30 CA CA002127139A patent/CA2127139A1/en not_active Abandoned
- 1994-07-19 JP JP16671694A patent/JPH07110383A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004205217A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-22 | Osaka Gas Co Ltd | ダスト測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2127139A1 (en) | 1995-02-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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