JPH07108478B2 - 安全装置 - Google Patents
安全装置Info
- Publication number
- JPH07108478B2 JPH07108478B2 JP3335117A JP33511791A JPH07108478B2 JP H07108478 B2 JPH07108478 B2 JP H07108478B2 JP 3335117 A JP3335117 A JP 3335117A JP 33511791 A JP33511791 A JP 33511791A JP H07108478 B2 JPH07108478 B2 JP H07108478B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worker
- electric shock
- voltage
- dangerous
- safety device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、プレス機
械,カッタ,シャリング,ロール,押圧機,ベルト等の
作業者の身体に損傷を及ぼす危険性のある装置に用いら
れる安全装置であって、詳しくは、作業者の身体の一部
が所定の危険領域内に存在する場合に、所定の危険タイ
ミングで作業者の身体に損傷を及ぼす危険性のある装置
に用いられる安全装置に関する。
械,カッタ,シャリング,ロール,押圧機,ベルト等の
作業者の身体に損傷を及ぼす危険性のある装置に用いら
れる安全装置であって、詳しくは、作業者の身体の一部
が所定の危険領域内に存在する場合に、所定の危険タイ
ミングで作業者の身体に損傷を及ぼす危険性のある装置
に用いられる安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作業者の身体に損傷を及ぼす危険
性のある装置の一例としてのプレス機の場合、作業者が
打抜くべき鉄板を手で型上に置きペダルを踏むと1回転
クラッチが働いて上方より打抜型が下降してきて鉄板を
打抜き最下点まで下降すると自動的に打抜型が上昇して
最初の停止位置に達した段階で停止する。作業者は型上
に残った鉄板または製品を取り去り、次に打抜くべき鉄
板を挿入する。この作業の繰返しが1日中行なわれるの
であるが、作業者が疲れた場合は条件反射的にこの作業
リズムが崩れ、手の脱出の終わらないうちに打抜型が下
降して指先を切断あるいは打砕く事故が従来多発してい
た。また、1回転クラッチの故障等に起因したいわゆる
2回打ちの場合も前述した作業者の身体への損傷を及ぼ
す危険性があった。このような危険性は、プレス機に限
らず、カッタ,シャリング,ロール,押圧機,ベルト,
その他の移動物体を有する装置すべてに当てはまる。
性のある装置の一例としてのプレス機の場合、作業者が
打抜くべき鉄板を手で型上に置きペダルを踏むと1回転
クラッチが働いて上方より打抜型が下降してきて鉄板を
打抜き最下点まで下降すると自動的に打抜型が上昇して
最初の停止位置に達した段階で停止する。作業者は型上
に残った鉄板または製品を取り去り、次に打抜くべき鉄
板を挿入する。この作業の繰返しが1日中行なわれるの
であるが、作業者が疲れた場合は条件反射的にこの作業
リズムが崩れ、手の脱出の終わらないうちに打抜型が下
降して指先を切断あるいは打砕く事故が従来多発してい
た。また、1回転クラッチの故障等に起因したいわゆる
2回打ちの場合も前述した作業者の身体への損傷を及ぼ
す危険性があった。このような危険性は、プレス機に限
らず、カッタ,シャリング,ロール,押圧機,ベルト,
その他の移動物体を有する装置すべてに当てはまる。
【0003】このような身体に損傷を及ぼす危険性のあ
る装置の一例としてのプレス機に用いられる安全装置に
おいて、従来から一般的に知られているものに、たとえ
ば以下のものがあった。
る装置の一例としてのプレス機に用いられる安全装置に
おいて、従来から一般的に知られているものに、たとえ
ば以下のものがあった。
【0004】特開昭61−52496号公報に記載のよ
うないわゆる光電式安全装置があった。この光電式安全
装置は、危険タイミング時に作業者の手等が危険領域内
に侵入している場合には、その作業者の手等によって投
光器から投光された光束が遮断されて受光器にまで到達
しなくなり、その光束の遮断を検出して打抜型の降下を
急停止させるものである。この光電式安全装置の場合に
は、緊急停止装置の故障または1回転クラッチの故障等
に起因したいわゆる2回打ちに対しては有効に働かず、
また複雑な形状の打抜型や曲げ型を加工する場合には最
適位置に光束を通せない場合がある欠点を有する。さら
に型の交換毎に投光器の取付位置の変更を要することや
高性能のクラッチが必要となる欠点を有する。
うないわゆる光電式安全装置があった。この光電式安全
装置は、危険タイミング時に作業者の手等が危険領域内
に侵入している場合には、その作業者の手等によって投
光器から投光された光束が遮断されて受光器にまで到達
しなくなり、その光束の遮断を検出して打抜型の降下を
急停止させるものである。この光電式安全装置の場合に
は、緊急停止装置の故障または1回転クラッチの故障等
に起因したいわゆる2回打ちに対しては有効に働かず、
また複雑な形状の打抜型や曲げ型を加工する場合には最
適位置に光束を通せない場合がある欠点を有する。さら
に型の交換毎に投光器の取付位置の変更を要することや
高性能のクラッチが必要となる欠点を有する。
【0005】安全装置の他の例としては、特開昭63−
149100号公報に記載のようないわゆる機械的腕引
戻し方式のものがあった。この機械的腕引戻し方式の安
全装置は、作業者の両腕(または片腕)に手袋や腕輪を
はめ、それにロープを取付けて打抜型が危険位置まで降
下するとロープが引っ張られて作業者の腕を危険領域外
に引戻すものである。この機械的腕引戻し方式の安全装
置の場合には、構造が簡単で安価であるという利点を有
するが、作業者の腕等がロープ等によってある程度の拘
束を受けるため、作業性が悪くリズムに乗った高能率で
の作業が発揮しにくい欠点があった。
149100号公報に記載のようないわゆる機械的腕引
戻し方式のものがあった。この機械的腕引戻し方式の安
全装置は、作業者の両腕(または片腕)に手袋や腕輪を
はめ、それにロープを取付けて打抜型が危険位置まで降
下するとロープが引っ張られて作業者の腕を危険領域外
に引戻すものである。この機械的腕引戻し方式の安全装
置の場合には、構造が簡単で安価であるという利点を有
するが、作業者の腕等がロープ等によってある程度の拘
束を受けるため、作業性が悪くリズムに乗った高能率で
の作業が発揮しにくい欠点があった。
【0006】さらに他の安全装置としては、特開昭64
−27800号公報に記載のように、いわゆるインピー
ダンス測定方式の安全装置があった。このインピーダン
ス測定方式の安全装置の場合には、装置への組込みが困
難であり、装置も複雑となりまた緊急停止装置も必要で
あり高価となる欠点があった。
−27800号公報に記載のように、いわゆるインピー
ダンス測定方式の安全装置があった。このインピーダン
ス測定方式の安全装置の場合には、装置への組込みが困
難であり、装置も複雑となりまた緊急停止装置も必要で
あり高価となる欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の安全装置においては、光電式やインピーダンス測
定方式の安全装置等のように危険タイミング時に作業者
の身体の一部が危険領域内に存在することを検出してそ
の検出に基づいて装置を急停止させる安全装置の場合に
は、どうしても危険タイミング時に作業者の身体の一部
が危険領域に存在することを正確に検出することが困難
であり、それを正確に検出せんとすれば高価な検出装置
が必要となるばかりでなく、検出した後の急停止装置も
必要不可欠なものであるために装置全体が高価となる欠
点を有する。一方、このような欠点を解決できるものと
して前述したいわゆる機械的腕引戻し方式の安全装置が
あり、危険領域に作業者の身体の一部が存在する場合に
は、危険タイミングの直前に強制的に作業者の身体の一
部をロープ等で引っ張ることにより、危険タイミング時
に作業者の身体の一部が危険領域に存在することを検出
する必要もなく、その検出に基づいて装置を急停止させ
る必要もないのであるが、作業者の身体の一部がロープ
等によりある程度拘束されることに起因した作業性の低
下という新たな欠点が生ずるのである。このように、従
来の安全装置においては、危険領域に作業者の身体の一
部が存在することを検出する検出装置とその検出装置の
検出出力に基づいた装置の急停止を行なう急停止装置と
を不要にしたいという技術的要請と、作業者の身体の拘
束を解いて作業性を向上させたいという技術的要請と
の、両要請が二律背反していたのであり、この両要請を
共に満足する安全装置は従来存在しなかったのである。
従来の安全装置においては、光電式やインピーダンス測
定方式の安全装置等のように危険タイミング時に作業者
の身体の一部が危険領域内に存在することを検出してそ
の検出に基づいて装置を急停止させる安全装置の場合に
は、どうしても危険タイミング時に作業者の身体の一部
が危険領域に存在することを正確に検出することが困難
であり、それを正確に検出せんとすれば高価な検出装置
が必要となるばかりでなく、検出した後の急停止装置も
必要不可欠なものであるために装置全体が高価となる欠
点を有する。一方、このような欠点を解決できるものと
して前述したいわゆる機械的腕引戻し方式の安全装置が
あり、危険領域に作業者の身体の一部が存在する場合に
は、危険タイミングの直前に強制的に作業者の身体の一
部をロープ等で引っ張ることにより、危険タイミング時
に作業者の身体の一部が危険領域に存在することを検出
する必要もなく、その検出に基づいて装置を急停止させ
る必要もないのであるが、作業者の身体の一部がロープ
等によりある程度拘束されることに起因した作業性の低
下という新たな欠点が生ずるのである。このように、従
来の安全装置においては、危険領域に作業者の身体の一
部が存在することを検出する検出装置とその検出装置の
検出出力に基づいた装置の急停止を行なう急停止装置と
を不要にしたいという技術的要請と、作業者の身体の拘
束を解いて作業性を向上させたいという技術的要請と
の、両要請が二律背反していたのであり、この両要請を
共に満足する安全装置は従来存在しなかったのである。
【0008】本発明の目的は、係る実情に鑑み、危険タ
イミング時に作業者の身体の一部が危険領域に存在する
ことを検出する検出装置とその検出装置の検出に基づい
て装置を急停止させる急停止装置とを不要化する要請
と、作業者の拘束を解いて作業性を向上させる技術的要
請との、両要請を共に満足できる安全装置を提供するこ
とである。
イミング時に作業者の身体の一部が危険領域に存在する
ことを検出する検出装置とその検出装置の検出に基づい
て装置を急停止させる急停止装置とを不要化する要請
と、作業者の拘束を解いて作業性を向上させる技術的要
請との、両要請を共に満足できる安全装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、作業者の身体の一部が所定の危険領域内に存在する
場合に、所定の危険タイミングで作業者の身体に損傷を
及ぼす危険性のある装置に用いられる安全装置であっ
て、所定の電源からの電圧が入力される電圧入力部と、
該電圧入力部に入力された電圧を利用して、前記危険領
域内に存在する作業者の身体の一部に前記危険タイミン
グの直前に感電による電撃を与える電撃手段とを含み、
前記電撃手段は、前記作業者の身体の一部を反射的に前
記危険領域から退避させ得ながらも、作業者の身体に危
険を及ぼさない程度の電撃に抑える電撃力調整手段を含
むことを特徴とする。
は、作業者の身体の一部が所定の危険領域内に存在する
場合に、所定の危険タイミングで作業者の身体に損傷を
及ぼす危険性のある装置に用いられる安全装置であっ
て、所定の電源からの電圧が入力される電圧入力部と、
該電圧入力部に入力された電圧を利用して、前記危険領
域内に存在する作業者の身体の一部に前記危険タイミン
グの直前に感電による電撃を与える電撃手段とを含み、
前記電撃手段は、前記作業者の身体の一部を反射的に前
記危険領域から退避させ得ながらも、作業者の身体に危
険を及ぼさない程度の電撃に抑える電撃力調整手段を含
むことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の電撃手段が、前記電圧入力部から入力された電圧を
利用して作業者の身体に所定の電圧を印加する手段と、
アースに接続された導電部材とを含み、前記危険タイミ
ングの直前に前記危険領域内に存在する作業者の身体の
一部に前記導電部材を接触させることにより作業者の身
体からの放電による電撃を与えることを特徴とする。
載の電撃手段が、前記電圧入力部から入力された電圧を
利用して作業者の身体に所定の電圧を印加する手段と、
アースに接続された導電部材とを含み、前記危険タイミ
ングの直前に前記危険領域内に存在する作業者の身体の
一部に前記導電部材を接触させることにより作業者の身
体からの放電による電撃を与えることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、作業者の身
体の一部が危険領域内に存在する場合に、その作業者の
身体に損傷を及ぼす危険タイミングの直前にその作業者
の身体の一部に、前記作業者の身体の一部を反射的に前
記危険領域から退避させ得ながらも作業者の身体に危険
を及ぼさない程度の電撃が与えられるために、作業者の
身体の一部が反射的に瞬時に後方に引戻されて作業者の
身体の一部が瞬時に危険領域から退避される。
体の一部が危険領域内に存在する場合に、その作業者の
身体に損傷を及ぼす危険タイミングの直前にその作業者
の身体の一部に、前記作業者の身体の一部を反射的に前
記危険領域から退避させ得ながらも作業者の身体に危険
を及ぼさない程度の電撃が与えられるために、作業者の
身体の一部が反射的に瞬時に後方に引戻されて作業者の
身体の一部が瞬時に危険領域から退避される。
【0012】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、電撃を与える方法とし
て、作業者の身体に電圧を印加し、アースに接続された
導電部材が、前記危険タイミングの直前に危険領域内に
存在する作業者の身体の一部に接触することにより、作
業者に印加された電圧がその導電部材を通ってアースに
流れ、作業者に電撃を与えることができる。その結果、
作業者に電撃を与えるための導電部材は単にアースに接
続されておりさえすればよくなり、金属等の導電材料か
らなるプレス機械等の装置の一部に接触させた状態でそ
の導電部材を取付けるのみで事足りることとなる。
1に記載の発明の作用に加えて、電撃を与える方法とし
て、作業者の身体に電圧を印加し、アースに接続された
導電部材が、前記危険タイミングの直前に危険領域内に
存在する作業者の身体の一部に接触することにより、作
業者に印加された電圧がその導電部材を通ってアースに
流れ、作業者に電撃を与えることができる。その結果、
作業者に電撃を与えるための導電部材は単にアースに接
続されておりさえすればよくなり、金属等の導電材料か
らなるプレス機械等の装置の一部に接触させた状態でそ
の導電部材を取付けるのみで事足りることとなる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0014】図1は、作業者の身体の一部に損傷を及ぼ
す恐れのある装置の一例のプレス機である。プレス機1
には上下動するラム2が設けられており、このラム2に
上金型3が取付けられる。図中4は下金型であり、ラム
2が降下してきて上金型3と下金型4とにより加工対象
物10をプレス加工する。ラム2の所定位置にはマグネ
ット5が設けられており、ラム2が降下してきたときに
そのマグネット5によりONされるリードスイッチ6が
プレス機1に内蔵されている。図中7は導電部材の一例
の可撓性を有する紐状導電体であり、前記リードスイッ
チ6がONされることにより電圧が印加される。図中5
5はラム2に一体的に取付けられた移動部材であり、ラ
ム2の昇降に伴って上下動し、ラム2がそのストローク
端まで上昇してきたとき上限ONスイッチ50をONに
切換え、ラム2がそのストローク端まで下降してきたと
きに下限OFFスイッチ51をOFFに切換えるもので
ある。なお、8は下面にマグネットが装着されてマグネ
ットの吸着固定作用により起立姿勢で接地される高電圧
用導電性マットであり、通常時は設けない。
す恐れのある装置の一例のプレス機である。プレス機1
には上下動するラム2が設けられており、このラム2に
上金型3が取付けられる。図中4は下金型であり、ラム
2が降下してきて上金型3と下金型4とにより加工対象
物10をプレス加工する。ラム2の所定位置にはマグネ
ット5が設けられており、ラム2が降下してきたときに
そのマグネット5によりONされるリードスイッチ6が
プレス機1に内蔵されている。図中7は導電部材の一例
の可撓性を有する紐状導電体であり、前記リードスイッ
チ6がONされることにより電圧が印加される。図中5
5はラム2に一体的に取付けられた移動部材であり、ラ
ム2の昇降に伴って上下動し、ラム2がそのストローク
端まで上昇してきたとき上限ONスイッチ50をONに
切換え、ラム2がそのストローク端まで下降してきたと
きに下限OFFスイッチ51をOFFに切換えるもので
ある。なお、8は下面にマグネットが装着されてマグネ
ットの吸着固定作用により起立姿勢で接地される高電圧
用導電性マットであり、通常時は設けない。
【0015】図2は、本発明に係る安全装置の制御回路
を示す回路図である。図中11は交流電源であり、この
交流電源11からの電圧が電圧入力部の一例の入力端子
17に入力される。図中12は手動スイッチであり、作
業者が手動によりON,OFFに切換えられるように構
成されている。この手動スイッチ12をONに切換える
ことにより安全装置の電源がONになる。図中Fはヒュ
ーズであり、13はリーケージトランスである。このリ
ーケージトランス13は交流電源11からの電圧を10
KVまで昇圧させるが短絡しても3mA程度の弱電流に
制限されるトランスである。さらに制限高抵抗Rは高圧
感電電流を最大0.5mA以下の弱い電流にして紐状導
電体7に印加させるためのものである。図中14はスラ
イダックであり、このスライダック14を調整すること
により紐状導電体7に印加される電圧を5〜10KVの
範囲で調整でき、素手の場合,手袋着用の場合に応じて
それぞれ所望の値に選べるように構成されている。そし
て、図1に示したラム2がそのストローク端まで上昇す
ると上限ONスイッチ50がONに切換わり、電流が上
限ONスイッチ50,下限OFFスイッチ51,検出回
路16を通って電磁リレー15のコイルを流れるため
に、電磁リレー15がONに切換わる。次に、ラム2が
下降すると、上限ONスイッチ50がOFFに切換わ
り、次にマグネット5によりリードスイッチ6がONに
なれば、電流が紐状導電体7に印加される。
を示す回路図である。図中11は交流電源であり、この
交流電源11からの電圧が電圧入力部の一例の入力端子
17に入力される。図中12は手動スイッチであり、作
業者が手動によりON,OFFに切換えられるように構
成されている。この手動スイッチ12をONに切換える
ことにより安全装置の電源がONになる。図中Fはヒュ
ーズであり、13はリーケージトランスである。このリ
ーケージトランス13は交流電源11からの電圧を10
KVまで昇圧させるが短絡しても3mA程度の弱電流に
制限されるトランスである。さらに制限高抵抗Rは高圧
感電電流を最大0.5mA以下の弱い電流にして紐状導
電体7に印加させるためのものである。図中14はスラ
イダックであり、このスライダック14を調整すること
により紐状導電体7に印加される電圧を5〜10KVの
範囲で調整でき、素手の場合,手袋着用の場合に応じて
それぞれ所望の値に選べるように構成されている。そし
て、図1に示したラム2がそのストローク端まで上昇す
ると上限ONスイッチ50がONに切換わり、電流が上
限ONスイッチ50,下限OFFスイッチ51,検出回
路16を通って電磁リレー15のコイルを流れるため
に、電磁リレー15がONに切換わる。次に、ラム2が
下降すると、上限ONスイッチ50がOFFに切換わ
り、次にマグネット5によりリードスイッチ6がONに
なれば、電流が紐状導電体7に印加される。
【0016】そして、上金型3と下金型4とに作業者の
手が挟まれる危険領域に作業者の手が存在し、かつ、上
金型3と下金型4とによって作業者の手が挟まれるタイ
ミングすなわち危険タイミングとなる直前に紐状導電体
7が作業者の手に触れるように構成されている(図1参
照)。そして、作業者の手が紐状導電体7に触れれば、
最大5〜10KV,0.5mA程度の電流が作業者の手
に流れ込み、作業者に電撃を与えることができる。電圧
が紐状導電体7から作業者の手に流れ込んだ瞬間検出回
路16が作動して電磁リレー15のコイルの電流が切
れ、電磁リレー15がOFFに切換えられて紐状導電体
7への電圧の印加が停止制御される。作業者の手に電流
が流れ込んで電磁リレー15がOFFに切換えられるま
での時間は1/10秒程度に構成されている。身体感電
時の危険性については、心臓部を30mAの電流が1秒
以上流れると危険領域に入ることが世界の通説である。
本装置においては作業者に流れ込む電流の最大が0.5
mAであり、かつ感電時間が1/10秒以内であり、
(0.5mA×1/10秒)/(30mA×1秒)=1
/600の比にすぎず、非常に安全である。なお、図中
52は電圧チェックスイッチであり、この電圧チェック
スイッチ52は作業者がONに切換えることにより、電
圧計53に電流が流れて電圧のチェックが可能となる。
手が挟まれる危険領域に作業者の手が存在し、かつ、上
金型3と下金型4とによって作業者の手が挟まれるタイ
ミングすなわち危険タイミングとなる直前に紐状導電体
7が作業者の手に触れるように構成されている(図1参
照)。そして、作業者の手が紐状導電体7に触れれば、
最大5〜10KV,0.5mA程度の電流が作業者の手
に流れ込み、作業者に電撃を与えることができる。電圧
が紐状導電体7から作業者の手に流れ込んだ瞬間検出回
路16が作動して電磁リレー15のコイルの電流が切
れ、電磁リレー15がOFFに切換えられて紐状導電体
7への電圧の印加が停止制御される。作業者の手に電流
が流れ込んで電磁リレー15がOFFに切換えられるま
での時間は1/10秒程度に構成されている。身体感電
時の危険性については、心臓部を30mAの電流が1秒
以上流れると危険領域に入ることが世界の通説である。
本装置においては作業者に流れ込む電流の最大が0.5
mAであり、かつ感電時間が1/10秒以内であり、
(0.5mA×1/10秒)/(30mA×1秒)=1
/600の比にすぎず、非常に安全である。なお、図中
52は電圧チェックスイッチであり、この電圧チェック
スイッチ52は作業者がONに切換えることにより、電
圧計53に電流が流れて電圧のチェックが可能となる。
【0017】図3は、別実施例を示す回路図である。図
2のものとの相違点は、リーケージトランス13の2次
側の両電極が紐状導電体7に接続されており、絶縁物か
ら突出した電線150のそれぞれに+電圧が印加されて
いるものと−電圧が印加されているものとが併存するよ
うにしたことである。この場合には作業者が絶縁靴を使
用しているときにも電撃を加えることが可能となる。
2のものとの相違点は、リーケージトランス13の2次
側の両電極が紐状導電体7に接続されており、絶縁物か
ら突出した電線150のそれぞれに+電圧が印加されて
いるものと−電圧が印加されているものとが併存するよ
うにしたことである。この場合には作業者が絶縁靴を使
用しているときにも電撃を加えることが可能となる。
【0018】図4は、さらに他の別実施例を示す回路図
である。この図4のように、作業者の身体に電位を与え
て高電圧の一方の電極とする。また、紐状導電体7等か
らなる導電部材を図示のようにアースに接続して他方の
電極とする。ただし、この場合は、作業者は絶縁靴を履
くかまたは絶縁された作業台90の上に乗って作業する
必要がある。この作業台90は碍子等の絶縁物質91が
取付けられており、床93に対し絶縁状態が保たれるよ
うに構成されている。この作業台90の上で作業する作
業者には、高電圧印加手段としての導電性の靴あるいは
半導電性(10 6 〜108 Ω)の安全靴92を履くよう
にすれば、作業者への高電位の与え方は簡単となり、作
業性が良い。なお、前記半導電性の安全靴92等は、そ
の電気抵抗は前述したものに限らず、要するに、電撃を
作業者の腕等に与えることができる程度の高抵抗のもの
であればよい。また、図示破線で示すように、作業者の
腕や手等の身体の一部に電圧を直接印加するように構成
してもよい。この場合は作業者は絶縁靴を履く必要があ
る。また、この図4に示す別実施例の場合には、作業者
は、手の甲側が導電性を有し掌側が絶縁性を有する手袋
を着用して作業するのが望ましい。そのような手袋を着
用すれば、作業対象物10を作業者が触ったとしても電
撃が与えられず、上方から下降してきた紐状導電体7
(図1参照)が作業者の手袋の手の甲側に接触すること
により電撃が与えられるようになる。なお、この図4に
示す別実施例の場合には、高電圧用導電性マット8(図
1参照)は不要となる。この図4に示す別実施例の場合
には、導電部材の一例の紐状導電体7を単にアースに接
続するのみでこと足り、電圧を印加するための電線等を
接続する必要がないため、紐状導電体7を磁石や紐等に
よりプレス機1等の金属部分に当接させた状態で取付け
るという簡単な取付方法でこと足りる利点がある。ま
た、プレス機1に取付けられた紐状導電体7が不測に金
属部分に接触したとしてもショートすることがない。
である。この図4のように、作業者の身体に電位を与え
て高電圧の一方の電極とする。また、紐状導電体7等か
らなる導電部材を図示のようにアースに接続して他方の
電極とする。ただし、この場合は、作業者は絶縁靴を履
くかまたは絶縁された作業台90の上に乗って作業する
必要がある。この作業台90は碍子等の絶縁物質91が
取付けられており、床93に対し絶縁状態が保たれるよ
うに構成されている。この作業台90の上で作業する作
業者には、高電圧印加手段としての導電性の靴あるいは
半導電性(10 6 〜108 Ω)の安全靴92を履くよう
にすれば、作業者への高電位の与え方は簡単となり、作
業性が良い。なお、前記半導電性の安全靴92等は、そ
の電気抵抗は前述したものに限らず、要するに、電撃を
作業者の腕等に与えることができる程度の高抵抗のもの
であればよい。また、図示破線で示すように、作業者の
腕や手等の身体の一部に電圧を直接印加するように構成
してもよい。この場合は作業者は絶縁靴を履く必要があ
る。また、この図4に示す別実施例の場合には、作業者
は、手の甲側が導電性を有し掌側が絶縁性を有する手袋
を着用して作業するのが望ましい。そのような手袋を着
用すれば、作業対象物10を作業者が触ったとしても電
撃が与えられず、上方から下降してきた紐状導電体7
(図1参照)が作業者の手袋の手の甲側に接触すること
により電撃が与えられるようになる。なお、この図4に
示す別実施例の場合には、高電圧用導電性マット8(図
1参照)は不要となる。この図4に示す別実施例の場合
には、導電部材の一例の紐状導電体7を単にアースに接
続するのみでこと足り、電圧を印加するための電線等を
接続する必要がないため、紐状導電体7を磁石や紐等に
よりプレス機1等の金属部分に当接させた状態で取付け
るという簡単な取付方法でこと足りる利点がある。ま
た、プレス機1に取付けられた紐状導電体7が不測に金
属部分に接触したとしてもショートすることがない。
【0019】以上説明した各実施例では、電源としての
交流電源11を用いたが、その代わりに直流電源を用い
てもよい。また、マグネット5とそのマグネット5によ
ってON,OFF制御されるリードスイッチ6を用いた
が、その代わりに、スライド式接触スイッチ,無接触無
接点スイッチを用いてもよい。さらに、また制御回路1
6と電磁リレー15との代わりにタイマやトランジスタ
回路を使用して感電時間を自由に設定できるようにして
もよい。また、前記図1ないし図3に示した実施例の場
合において感電を確実ならしめるためには、身体をアー
スまたはたとえば1〜10MΩの高抵抗で接地すればよ
い。さらに、リーケージトランス13の代わりに高周波
発振型高電圧発生器を使用してもよい。さらに、図1〜
図3に示した実施例の場合において、上金型3すなわち
移動物体側に紐状導電体7を取付ける代わりに危険タイ
ミングの直前に下金型4側に上向きに導電性の毛足の長
いマットやリボンや高電圧用導電性マット8(図1参
照)を取付け所定の電圧を印加して作業者の手に電撃を
与えるように構成してもよい。また、紐状導電体7とし
ては、電線や鎖等で構成されたものでもよく、また半導
体により構成されたものであってもよい。
交流電源11を用いたが、その代わりに直流電源を用い
てもよい。また、マグネット5とそのマグネット5によ
ってON,OFF制御されるリードスイッチ6を用いた
が、その代わりに、スライド式接触スイッチ,無接触無
接点スイッチを用いてもよい。さらに、また制御回路1
6と電磁リレー15との代わりにタイマやトランジスタ
回路を使用して感電時間を自由に設定できるようにして
もよい。また、前記図1ないし図3に示した実施例の場
合において感電を確実ならしめるためには、身体をアー
スまたはたとえば1〜10MΩの高抵抗で接地すればよ
い。さらに、リーケージトランス13の代わりに高周波
発振型高電圧発生器を使用してもよい。さらに、図1〜
図3に示した実施例の場合において、上金型3すなわち
移動物体側に紐状導電体7を取付ける代わりに危険タイ
ミングの直前に下金型4側に上向きに導電性の毛足の長
いマットやリボンや高電圧用導電性マット8(図1参
照)を取付け所定の電圧を印加して作業者の手に電撃を
与えるように構成してもよい。また、紐状導電体7とし
ては、電線や鎖等で構成されたものでもよく、また半導
体により構成されたものであってもよい。
【0020】本実施例では、作業者の身体に損傷を与え
る危険性のある装置としてプレス機1を示したが、本発
明はそれに限らず、たとえば、カッタ,シャリング,ロ
ール,押圧機,ベルト,その他移動物体により作業者の
手や指や腕や足などの身体に損傷を与える危険性のある
装置すべてが対象となる。図2ないし図4に示した交流
電源11により、所定の電源が構成されており、入力端
子17により、所定の電源からの電圧が入力される電圧
入力部が構成されている。また、図2ないし図4に示し
た制御回路により該電圧入力部に入力された電圧を利用
して前記危険領域内に存在する作業者の身体の一部に前
記危険タイミングの直前に感電による電撃を与える電撃
手段が構成されている。また、図2ないし図4に示した
検出回路16,リーケージトランス13,スライダック
14,電磁リレー15,および制限高抵抗Rにより前記
作業者の身体の一部を反射的に前記危険領域から退避さ
せ得ながらも、作業者の身体に危険を及ぼさない程度の
電撃に抑える電撃力調整手段が構成されている。また、
図4に示した導電性の作業台90により、前記電圧入力
部から入力された電圧を利用して作業者の身体に所定の
電圧を印加する手段が構成されており、図4に示した紐
状導電体7によりアースに接続された導電部材が構成さ
れている。
る危険性のある装置としてプレス機1を示したが、本発
明はそれに限らず、たとえば、カッタ,シャリング,ロ
ール,押圧機,ベルト,その他移動物体により作業者の
手や指や腕や足などの身体に損傷を与える危険性のある
装置すべてが対象となる。図2ないし図4に示した交流
電源11により、所定の電源が構成されており、入力端
子17により、所定の電源からの電圧が入力される電圧
入力部が構成されている。また、図2ないし図4に示し
た制御回路により該電圧入力部に入力された電圧を利用
して前記危険領域内に存在する作業者の身体の一部に前
記危険タイミングの直前に感電による電撃を与える電撃
手段が構成されている。また、図2ないし図4に示した
検出回路16,リーケージトランス13,スライダック
14,電磁リレー15,および制限高抵抗Rにより前記
作業者の身体の一部を反射的に前記危険領域から退避さ
せ得ながらも、作業者の身体に危険を及ぼさない程度の
電撃に抑える電撃力調整手段が構成されている。また、
図4に示した導電性の作業台90により、前記電圧入力
部から入力された電圧を利用して作業者の身体に所定の
電圧を印加する手段が構成されており、図4に示した紐
状導電体7によりアースに接続された導電部材が構成さ
れている。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、危険領域に
作業者の身体の一部が存在する場合には、危険タイミン
グの直前に、前記作業者の身体の一部を反射的に前記危
険領域から退避させ得ながらも作業者の身体に危険を及
ぼさない程度の電撃を与えて反射的にその作業者の身体
の一部を危険領域から退避させることができるために、
危険領域に作業者の身体の一部が存在するか否かを検出
する検出装置やその検出装置の検出信号に基づいて装置
を急停止させる急停止装置などを必ずしも設ける必要が
なく、しかも、作業者の身体の一部をロープなどにより
何ら拘束するものではないために、作業性がよく高能率
の作業を行ない得る安全装置を提供し得るに至った。
作業者の身体の一部が存在する場合には、危険タイミン
グの直前に、前記作業者の身体の一部を反射的に前記危
険領域から退避させ得ながらも作業者の身体に危険を及
ぼさない程度の電撃を与えて反射的にその作業者の身体
の一部を危険領域から退避させることができるために、
危険領域に作業者の身体の一部が存在するか否かを検出
する検出装置やその検出装置の検出信号に基づいて装置
を急停止させる急停止装置などを必ずしも設ける必要が
なく、しかも、作業者の身体の一部をロープなどにより
何ら拘束するものではないために、作業性がよく高能率
の作業を行ない得る安全装置を提供し得るに至った。
【0022】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の効果に加えて、導電部材が単にアースに接続
されておればよく導電部材に電圧を供給するための電線
を接続する必要がないために、その導電部材を鉄等の導
電性を有する装置部分に接触させた状態で取付けるだけ
で事足りるようになり、しかも、その導電部材が不測に
作業装置等の他の導電部分に接触したとしても何らショ
ートすることがないという効果が奏される。
載の発明の効果に加えて、導電部材が単にアースに接続
されておればよく導電部材に電圧を供給するための電線
を接続する必要がないために、その導電部材を鉄等の導
電性を有する装置部分に接触させた状態で取付けるだけ
で事足りるようになり、しかも、その導電部材が不測に
作業装置等の他の導電部分に接触したとしても何らショ
ートすることがないという効果が奏される。
【図1】本発明に係る安全装置をプレス機に使用した状
態を示す使用状態説明図である。
態を示す使用状態説明図である。
【図2】本発明に係る安全装置の制御回路を示す回路図
である。
である。
【図3】本発明に係る安全装置の他の例の制御回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図4】本発明に係る安全装置のさらに他の例の制御回
路を示す回路図である。
路を示す回路図である。
1 プレス機 3 上金型 4 下金型 5 マグネット 6 リードスイッチ 7 紐状導電体 11 交流電源 17 入力端子 15 電磁リレー 14 スライダック 13 リーケージトランス 2 ラム 8 高電圧用導電性マット 10 加工対象物 F ヒューズ 50 上限ONスイッチ 51 下限OFFスイッチ 52 電圧チェックスイッチ 53 電圧計 R 制限高抵抗 16 検出回路 90 導電性の作業台 91 絶縁物質 92 安全靴
Claims (2)
- 【請求項1】 作業者の身体の一部が所定の危険領域内
に存在する場合に、所定の危険タイミングで作業者の身
体に損傷を及ぼす危険性のある装置に用いられる安全装
置であって、 所定の電源からの電圧が入力される電圧入力部と、 該電圧入力部に入力された電圧を利用して、前記危険領
域内に存在する作業者の身体の一部に前記危険タイミン
グの直前に感電による電撃を与える電撃手段とを含み、 前記電撃手段は、前記作業者の身体の一部を反射的に前
記危険領域から退避させ得ながらも、作業者の身体に危
険を及ぼさない程度の電撃に抑える電撃力調整手段を含
むことを特徴とする、安全装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電撃手段は、前記電圧入
力部から入力された電圧を利用して作業者の身体に所定
の電圧を印加する手段と、アースに接続された導電部材
とを含み、前記危険タイミングの直前に前記危険領域内
に存在する作業者の身体の一部に前記導電部材を接触さ
せることにより作業者の身体からの放電による電撃を与
えることを特徴とする、安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3335117A JPH07108478B2 (ja) | 1990-12-20 | 1991-12-18 | 安全装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-404286 | 1990-12-20 | ||
JP40428690 | 1990-12-20 | ||
JP3335117A JPH07108478B2 (ja) | 1990-12-20 | 1991-12-18 | 安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523897A JPH0523897A (ja) | 1993-02-02 |
JPH07108478B2 true JPH07108478B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=26575064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3335117A Expired - Lifetime JPH07108478B2 (ja) | 1990-12-20 | 1991-12-18 | 安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07108478B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3073772B1 (fr) * | 2017-11-23 | 2019-10-25 | Pellenc | Outil de coupe electrique a arret d'urgence automatique |
FR3073773B1 (fr) * | 2017-11-23 | 2019-10-25 | Pellenc | Outil de coupe electrique a arret d'urgence automatique |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6343800A (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-24 | Seiichi Ito | プレス機械制御装置 |
JPH0792191B2 (ja) * | 1986-11-25 | 1995-10-09 | 東洋電子株式会社 | 工作機の安全装置 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP3335117A patent/JPH07108478B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0523897A (ja) | 1993-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960521 |