JPH07108201A - 噴水装置 - Google Patents
噴水装置Info
- Publication number
- JPH07108201A JPH07108201A JP25563893A JP25563893A JPH07108201A JP H07108201 A JPH07108201 A JP H07108201A JP 25563893 A JP25563893 A JP 25563893A JP 25563893 A JP25563893 A JP 25563893A JP H07108201 A JPH07108201 A JP H07108201A
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- JP
- Japan
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- fountain
- wind
- wind direction
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 風向と風速などの自然現象を利用して、噴水
パターンや噴水姿態を様々に変化させることで噴水装置
の構造を簡単にするとともに、意外性をもたせて観賞者
の興味を募るようにする。 【構成】 風向検知手段３Ａによって検知した風向信号
と、風速検知手段３Ｂによって検知した風速信号を噴水
制御手段４に入力し、噴水制御手段４からは入力された
風向信号に基づいて４つの噴水ブロックＢ１〜Ｂ４の中
より選択した噴水ブロックに噴水信号を出力して風向き
に対応するパターンの噴水を実行させるとともに、入力
された風速信号に基づいて噴水高さ制御信号を出力し、
風速に対応して設定した高さの噴水を実行させるように
してある。
パターンや噴水姿態を様々に変化させることで噴水装置
の構造を簡単にするとともに、意外性をもたせて観賞者
の興味を募るようにする。 【構成】 風向検知手段３Ａによって検知した風向信号
と、風速検知手段３Ｂによって検知した風速信号を噴水
制御手段４に入力し、噴水制御手段４からは入力された
風向信号に基づいて４つの噴水ブロックＢ１〜Ｂ４の中
より選択した噴水ブロックに噴水信号を出力して風向き
に対応するパターンの噴水を実行させるとともに、入力
された風速信号に基づいて噴水高さ制御信号を出力し、
風速に対応して設定した高さの噴水を実行させるように
してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、風向および風速などの
自然現象を利用して噴水パターンや噴水姿態を様々に変
化させることにより、動的な噴水を実行して、大きい視
覚的変化を演出する噴水装置に関する。
自然現象を利用して噴水パターンや噴水姿態を様々に変
化させることにより、動的な噴水を実行して、大きい視
覚的変化を演出する噴水装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、複数の噴水ノズルを設置した
噴水装置において、噴水パターンや噴水姿態を様々に変
化させることで、動的な噴水を実行して、大きい視覚的
変化を演出する噴水装置は種々知られている。しかし、
これら従来の噴水装置は、一般に、所定の噴水プログラ
ムに基づいて噴水制御手段から複数の噴水ノズルに対応
するポンプに対して運転・停止信号や回転数制御信号な
どを選択的に出力して、噴水パターンおよび噴水姿態
（噴水高さ）を変化させるように構成されている。した
がって、複雑な電気的制御回路を必要とし構造が複雑に
なるとともに、噴水パターンおよび噴水姿態の変化が噴
水制御手段に入力される所定の噴水プログラムの繰り返
しに特定されるので意外性に乏しく、観賞者の興味が半
減する難点を有している。
噴水装置において、噴水パターンや噴水姿態を様々に変
化させることで、動的な噴水を実行して、大きい視覚的
変化を演出する噴水装置は種々知られている。しかし、
これら従来の噴水装置は、一般に、所定の噴水プログラ
ムに基づいて噴水制御手段から複数の噴水ノズルに対応
するポンプに対して運転・停止信号や回転数制御信号な
どを選択的に出力して、噴水パターンおよび噴水姿態
（噴水高さ）を変化させるように構成されている。した
がって、複雑な電気的制御回路を必要とし構造が複雑に
なるとともに、噴水パターンおよび噴水姿態の変化が噴
水制御手段に入力される所定の噴水プログラムの繰り返
しに特定されるので意外性に乏しく、観賞者の興味が半
減する難点を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、噴水パターンや噴水姿態の変化が所定の噴水プロ
グラムに基づいて行われるので、複雑な電気的制御回路
を必要とし構造が複雑になるとともに、意外性に乏し
く、観賞者の興味を半減させる点である。
点は、噴水パターンや噴水姿態の変化が所定の噴水プロ
グラムに基づいて行われるので、複雑な電気的制御回路
を必要とし構造が複雑になるとともに、意外性に乏し
く、観賞者の興味を半減させる点である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の噴水ノ
ズルと、風向きを検知する風向検知手段と、風速を検知
する風速検知手段と、風向検知手段によって検知した風
向信号および風速検知手段によって検知した風速信号が
入力される噴水制御手段とを備え、前記風向信号に基づ
いて前記噴水制御手段から前記複数の噴水ノズルの中よ
り選択した噴水ノズルに噴水信号を出力して噴水を実行
するとともに、前記風速信号に基づいて前記噴水制御手
段から前記選択された噴水ノズルに噴水高さ制御信号を
出力するように構成されていることを特徴とし、風向お
よび風速などの自然現象を利用して噴水パターンや噴水
姿態を様々に変化させることで構造の簡略化を図り、か
つ意外性をもたせて観賞者の興味を募る噴水を実行でき
るようにした。
ズルと、風向きを検知する風向検知手段と、風速を検知
する風速検知手段と、風向検知手段によって検知した風
向信号および風速検知手段によって検知した風速信号が
入力される噴水制御手段とを備え、前記風向信号に基づ
いて前記噴水制御手段から前記複数の噴水ノズルの中よ
り選択した噴水ノズルに噴水信号を出力して噴水を実行
するとともに、前記風速信号に基づいて前記噴水制御手
段から前記選択された噴水ノズルに噴水高さ制御信号を
出力するように構成されていることを特徴とし、風向お
よび風速などの自然現象を利用して噴水パターンや噴水
姿態を様々に変化させることで構造の簡略化を図り、か
つ意外性をもたせて観賞者の興味を募る噴水を実行でき
るようにした。
【０００５】
【作用】本発明によれば、現状の風向きが風向検知手段
によって検知され、風向信号として噴水制御手段に入力
される。噴水制御手段は入力された風向信号に基づいて
複数の噴水ノズルの中より選択した噴水ノズルに噴水信
号を出力して、噴水を実行させる。一方、現状の風速が
風速検知手段によって検知され、風速信号として噴水制
御手段に入力される。噴水制御手段は入力された風速信
号に基づいて前記噴水を実行している噴水ノズルに噴水
高さ制御信号を出力し、風速に対応して設定した高さの
噴水を実行させる。つまり、噴水パターンや噴水姿態を
風向および風速などの自然現象の変動に委ねて様々に変
化させることができる。
によって検知され、風向信号として噴水制御手段に入力
される。噴水制御手段は入力された風向信号に基づいて
複数の噴水ノズルの中より選択した噴水ノズルに噴水信
号を出力して、噴水を実行させる。一方、現状の風速が
風速検知手段によって検知され、風速信号として噴水制
御手段に入力される。噴水制御手段は入力された風速信
号に基づいて前記噴水を実行している噴水ノズルに噴水
高さ制御信号を出力し、風速に対応して設定した高さの
噴水を実行させる。つまり、噴水パターンや噴水姿態を
風向および風速などの自然現象の変動に委ねて様々に変
化させることができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
１は、本発明噴水装置の一実施例を示す正面図、図２は
平面図、図３は系統図である。これらの図において、噴
水装置は、６つの噴水ノズルＮ１〜Ｎ６を設けた４つの
噴水ブロックＢ１〜Ｂ４と、各噴水ブロックＢ１〜Ｂ４
の噴水ノズルＮ１〜Ｎ６に噴水用の高圧水を供給する４
台のポンプＰ１〜Ｐ４を有し、噴水ブロックＢ１〜Ｂ４
は噴水池１の所定位置、つまり正方形の四隅に相当する
位置に設置されている。また、ポンプＰ１〜Ｐ４と各噴
水ブロックＢ１〜Ｂ４の噴水ノズルＮ１〜Ｎ６は通水経
路ＷＲ１〜ＷＲ４によって互いに接続されている。さら
に、噴水池１の中央部にモニュメント２が立設され、こ
のモニュメント２の上端部に風向板３ａと風車３ｂを備
えて風向検知手段３Ａと風速検知手段３Ｂの両機能を兼
備しているプロペラ式風向風速計３が搭載されている。
１は、本発明噴水装置の一実施例を示す正面図、図２は
平面図、図３は系統図である。これらの図において、噴
水装置は、６つの噴水ノズルＮ１〜Ｎ６を設けた４つの
噴水ブロックＢ１〜Ｂ４と、各噴水ブロックＢ１〜Ｂ４
の噴水ノズルＮ１〜Ｎ６に噴水用の高圧水を供給する４
台のポンプＰ１〜Ｐ４を有し、噴水ブロックＢ１〜Ｂ４
は噴水池１の所定位置、つまり正方形の四隅に相当する
位置に設置されている。また、ポンプＰ１〜Ｐ４と各噴
水ブロックＢ１〜Ｂ４の噴水ノズルＮ１〜Ｎ６は通水経
路ＷＲ１〜ＷＲ４によって互いに接続されている。さら
に、噴水池１の中央部にモニュメント２が立設され、こ
のモニュメント２の上端部に風向板３ａと風車３ｂを備
えて風向検知手段３Ａと風速検知手段３Ｂの両機能を兼
備しているプロペラ式風向風速計３が搭載されている。
【０００７】一方、風向検知手段３Ａによって検知され
たと風向信号は噴水制御手段４に入力され、風速検知手
段３Ｂによって検知された風速信号も噴水制御手段４に
入力される。噴水制御手段４は、入力された風向信号に
基づいてポンプＰ１〜Ｐ４の原動機Ｍ１〜Ｍ４の中から
選択した原動機Ｍ１〜Ｍ４に運転・停止信号を出力する
とともに、入力された風速信号に基づいて原動機Ｍ１〜
Ｍ４の中から選択した原動機Ｍ１〜Ｍ４、つまり運転を
開始している原動機Ｍ１〜Ｍ４に回転数制御信号を出力
するように構成されている。
たと風向信号は噴水制御手段４に入力され、風速検知手
段３Ｂによって検知された風速信号も噴水制御手段４に
入力される。噴水制御手段４は、入力された風向信号に
基づいてポンプＰ１〜Ｐ４の原動機Ｍ１〜Ｍ４の中から
選択した原動機Ｍ１〜Ｍ４に運転・停止信号を出力する
とともに、入力された風速信号に基づいて原動機Ｍ１〜
Ｍ４の中から選択した原動機Ｍ１〜Ｍ４、つまり運転を
開始している原動機Ｍ１〜Ｍ４に回転数制御信号を出力
するように構成されている。
【０００８】つぎに、前記構成の作動について説明す
る。今、矢印Ｗ１で示す方向の風（たとえば西風）が吹
いているとすれば、この風の風向きと風速が風向検知手
段３Ａと風速検知手段３Ｂの両機能を兼備しているプロ
ペラ式風向風速計３によって検知され、検知された風向
信号および風速信号は噴水制御手段４に入力されれる。
噴水制御手段４では、入力された風向信号に基づいてポ
ンプＰ１、Ｐ２の原動機Ｍ１、Ｍ２に運転信号を出力す
るとともに、運転を開始しているポンプＰ１、Ｐ２の原
動機Ｍ１、Ｍ２には、風速信号に基づいて回転数制御信
号を出力する。これにより、風上に位置している２つの
噴水ブロックＢ１、Ｂ２それぞれの６つの噴水ノズルＮ
１〜Ｎ６から水が噴出するパターンの噴水が行われる。
このような噴水パターンは、風向きが変動しない限り継
続され、噴水姿態、すなわち噴水高さは風速に応じて変
化させることができる。つまり、風速が高い場合には原
動機Ｍ１、Ｍ２の回転数を小さくして低噴水を行い、風
速が低い場合には原動機Ｍ１、Ｍ２の回転数を大きくし
て高噴水を行うことができる。しかも、噴水の終端部は
矢印Ｗ１で示す風により噴水池１の中心方向、つまりモ
ニュメント２の方向に飛散するので、観賞者に水滴がか
かることはない。
る。今、矢印Ｗ１で示す方向の風（たとえば西風）が吹
いているとすれば、この風の風向きと風速が風向検知手
段３Ａと風速検知手段３Ｂの両機能を兼備しているプロ
ペラ式風向風速計３によって検知され、検知された風向
信号および風速信号は噴水制御手段４に入力されれる。
噴水制御手段４では、入力された風向信号に基づいてポ
ンプＰ１、Ｐ２の原動機Ｍ１、Ｍ２に運転信号を出力す
るとともに、運転を開始しているポンプＰ１、Ｐ２の原
動機Ｍ１、Ｍ２には、風速信号に基づいて回転数制御信
号を出力する。これにより、風上に位置している２つの
噴水ブロックＢ１、Ｂ２それぞれの６つの噴水ノズルＮ
１〜Ｎ６から水が噴出するパターンの噴水が行われる。
このような噴水パターンは、風向きが変動しない限り継
続され、噴水姿態、すなわち噴水高さは風速に応じて変
化させることができる。つまり、風速が高い場合には原
動機Ｍ１、Ｍ２の回転数を小さくして低噴水を行い、風
速が低い場合には原動機Ｍ１、Ｍ２の回転数を大きくし
て高噴水を行うことができる。しかも、噴水の終端部は
矢印Ｗ１で示す風により噴水池１の中心方向、つまりモ
ニュメント２の方向に飛散するので、観賞者に水滴がか
かることはない。
【０００９】一方、風向きが矢印Ｗ２で示す方向（東
風）に変化すれば、この風の風向きと風速が風向検知手
段３Ａと風速検知手段３Ｂの両機能を兼備しているプロ
ペラ式風向風速計３によって検知され、検知された風向
信号および風速信号は噴水制御手段４に入力されれる。
噴水制御手段４では、入力された風向信号に基づいてポ
ンプＰ３、Ｐ４の原動機Ｍ３、Ｍ４に運転信号を出力す
るとともにポンプＰ１、Ｐ２の原動機Ｍ１、Ｍ２に停止
信号を出力し、運転を開始しているポンプＰ３、Ｐ４の
原動機Ｍ３、Ｍ４には、風速信号に基づいて回転数制御
信号を出力する。これにより、風上に位置している２つ
の噴水ブロックＢ３、Ｂ４それぞれの６つの噴水ノズル
Ｎ１〜Ｎ６から水が噴出するパターンの噴水が行われ
る。このような噴水パターンは、風向が変動しない限り
継続され、噴水姿態、つまり噴水高さは風速に応じて変
化させることができる。
風）に変化すれば、この風の風向きと風速が風向検知手
段３Ａと風速検知手段３Ｂの両機能を兼備しているプロ
ペラ式風向風速計３によって検知され、検知された風向
信号および風速信号は噴水制御手段４に入力されれる。
噴水制御手段４では、入力された風向信号に基づいてポ
ンプＰ３、Ｐ４の原動機Ｍ３、Ｍ４に運転信号を出力す
るとともにポンプＰ１、Ｐ２の原動機Ｍ１、Ｍ２に停止
信号を出力し、運転を開始しているポンプＰ３、Ｐ４の
原動機Ｍ３、Ｍ４には、風速信号に基づいて回転数制御
信号を出力する。これにより、風上に位置している２つ
の噴水ブロックＢ３、Ｂ４それぞれの６つの噴水ノズル
Ｎ１〜Ｎ６から水が噴出するパターンの噴水が行われ
る。このような噴水パターンは、風向が変動しない限り
継続され、噴水姿態、つまり噴水高さは風速に応じて変
化させることができる。
【００１０】このように、現状の風向きを風向検知手段
３Ａによって検知し、風向信号として噴水制御手段４に
入力して、噴水制御手段４からは入力された風向信号に
基づいて複数の噴水ブロックＢ１〜Ｂ４の中より選択し
た噴水ブロックに噴水信号を出力して、噴水ノズルＮ１
〜Ｎ６により噴水を実行させるとともに、現状の風速を
風速検知手段３Ｂによって検知し、風速信号として噴水
制御手段４に入力し、この風速信号に基づいて制御手段
４からは運転を開始している原動機Ｍ３、Ｍ４に噴水高
さ制御信号を出力して、風速に対応して設定した高さの
噴水を実行させることができる。すなわち、噴水を行う
噴水ブロックＢ１〜Ｂ４の変動によって異なる噴水パタ
ーンや噴水高さの変動によっ異なる噴水姿態を、風向お
よび風速などの自然現象の変動、つまり「風の息」に委
ねて様々に変化させることができるので、従来の噴水装
置のように複雑な電気的制御回路を必要としない上、噴
水パターンおよび噴水姿態の変化が所定の噴水プログラ
ムの繰り返しに特定されることはない。したがって、構
造の簡略化を図り、かつ意外性をもたせて観賞者の興味
を募る噴水を実行することができる。しかも、観賞者は
「風の息」を実感できるので観賞の興味がより一層募る
ことになる。
３Ａによって検知し、風向信号として噴水制御手段４に
入力して、噴水制御手段４からは入力された風向信号に
基づいて複数の噴水ブロックＢ１〜Ｂ４の中より選択し
た噴水ブロックに噴水信号を出力して、噴水ノズルＮ１
〜Ｎ６により噴水を実行させるとともに、現状の風速を
風速検知手段３Ｂによって検知し、風速信号として噴水
制御手段４に入力し、この風速信号に基づいて制御手段
４からは運転を開始している原動機Ｍ３、Ｍ４に噴水高
さ制御信号を出力して、風速に対応して設定した高さの
噴水を実行させることができる。すなわち、噴水を行う
噴水ブロックＢ１〜Ｂ４の変動によって異なる噴水パタ
ーンや噴水高さの変動によっ異なる噴水姿態を、風向お
よび風速などの自然現象の変動、つまり「風の息」に委
ねて様々に変化させることができるので、従来の噴水装
置のように複雑な電気的制御回路を必要としない上、噴
水パターンおよび噴水姿態の変化が所定の噴水プログラ
ムの繰り返しに特定されることはない。したがって、構
造の簡略化を図り、かつ意外性をもたせて観賞者の興味
を募る噴水を実行することができる。しかも、観賞者は
「風の息」を実感できるので観賞の興味がより一層募る
ことになる。
【００１１】なお、前記実施例では、モニュメント２の
上端部に風向検知手段３Ａと風速検知手段３Ｂの両機能
を兼備しているプロペラ式風向風速計３を搭載して説明
しているが、風向検知手段３Ａと風速検知手段３Ｂの構
造およびこれらの設置位置は任意である。また、風速検
知手段３Ｂから入力された風速信号に基づいて、噴水制
御手段４から運転を開始している噴水ブロックＢ１〜Ｂ
４の原動機Ｍ１〜Ｍ４に回転数制御信号を出力して、噴
水の高さを風速に応じて変化させる構成で説明している
が、通水経路ＷＲ１〜ＷＲ４に介設した制御弁Ｖ１〜Ｖ
４に噴水制御手段４から開度調整信号を出力して、制御
弁Ｖ１〜Ｖ４の開度調整によって噴水の高さを風速に応
じて変化させるように構成してもよい。さらに、噴水制
御は風向のみまたは風速のみで制御してもよい。
上端部に風向検知手段３Ａと風速検知手段３Ｂの両機能
を兼備しているプロペラ式風向風速計３を搭載して説明
しているが、風向検知手段３Ａと風速検知手段３Ｂの構
造およびこれらの設置位置は任意である。また、風速検
知手段３Ｂから入力された風速信号に基づいて、噴水制
御手段４から運転を開始している噴水ブロックＢ１〜Ｂ
４の原動機Ｍ１〜Ｍ４に回転数制御信号を出力して、噴
水の高さを風速に応じて変化させる構成で説明している
が、通水経路ＷＲ１〜ＷＲ４に介設した制御弁Ｖ１〜Ｖ
４に噴水制御手段４から開度調整信号を出力して、制御
弁Ｖ１〜Ｖ４の開度調整によって噴水の高さを風速に応
じて変化させるように構成してもよい。さらに、噴水制
御は風向のみまたは風速のみで制御してもよい。
【００１２】一方、複数の風車を噴水池１の周囲に設置
し、これらの風車に「風スイッチ」の機能をもたせるこ
とで、風向検知手段３Ａと風速検知手段３Ｂを兼備さ
せ、たとえば観賞者が口から吹き付けた人口風によって
回転する風車の位置および風速に基づいて、噴水パター
ンや噴水高さを変動させるように構成すれば、自然風を
期待できない屋内設置型の噴水装置として利用できる。
このような噴水装置では、観賞者の意思により噴水パタ
ーンおよび噴水高さを任意に変動させることができるの
で、前述の他動的な屋外の噴水装置と異なった趣きを観
賞者に与えることができる。
し、これらの風車に「風スイッチ」の機能をもたせるこ
とで、風向検知手段３Ａと風速検知手段３Ｂを兼備さ
せ、たとえば観賞者が口から吹き付けた人口風によって
回転する風車の位置および風速に基づいて、噴水パター
ンや噴水高さを変動させるように構成すれば、自然風を
期待できない屋内設置型の噴水装置として利用できる。
このような噴水装置では、観賞者の意思により噴水パタ
ーンおよび噴水高さを任意に変動させることができるの
で、前述の他動的な屋外の噴水装置と異なった趣きを観
賞者に与えることができる。
【００１３】さらに、前記実施例では、４つの噴水ブロ
ックＢ１〜Ｂ４を正方形の四隅に相当する位置に設置
し、各噴水ブロックＢ１〜Ｂ４のそれぞれに６つの噴水
ノズルＮ１〜Ｎ６を設けた構成で説明しているが、噴水
ブロックＢ１〜Ｂ４の数と設置位置および各噴水ブロッ
クＢ１〜Ｂ４のそれぞれに設けられる噴水ノズルＮ１〜
Ｎ６の数は任意である。
ックＢ１〜Ｂ４を正方形の四隅に相当する位置に設置
し、各噴水ブロックＢ１〜Ｂ４のそれぞれに６つの噴水
ノズルＮ１〜Ｎ６を設けた構成で説明しているが、噴水
ブロックＢ１〜Ｂ４の数と設置位置および各噴水ブロッ
クＢ１〜Ｂ４のそれぞれに設けられる噴水ノズルＮ１〜
Ｎ６の数は任意である。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、噴水を
行う噴水ノズルの変動によって異なる噴水パターンや噴
水高さの変動によっ異なる噴水姿態を、風向および風速
などの自然現象の変動、つまり「風の息」に委ねて様々
に変化させることができるので、従来の噴水装置のよう
に複雑な電気的制御回路を必要としない上、噴水パター
ンおよび噴水姿態の変化が所定の噴水プログラムの繰り
返しに特定されることはない。したがって、構造の簡略
化を図り、かつ意外性をもたせて観賞者の興味を募る噴
水を実行することができる。
行う噴水ノズルの変動によって異なる噴水パターンや噴
水高さの変動によっ異なる噴水姿態を、風向および風速
などの自然現象の変動、つまり「風の息」に委ねて様々
に変化させることができるので、従来の噴水装置のよう
に複雑な電気的制御回路を必要としない上、噴水パター
ンおよび噴水姿態の変化が所定の噴水プログラムの繰り
返しに特定されることはない。したがって、構造の簡略
化を図り、かつ意外性をもたせて観賞者の興味を募る噴
水を実行することができる。
【図１】本発明噴水装置の一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図２】図１の平面図である。
【図３】本発明噴水装置の系統図である。
３Ａ 風向検知手段 ３Ｂ 風速検知手段 ４ 噴水制御手段 Ｎ１，Ｎ２，Ｎ３，Ｎ４，Ｎ５，Ｎ６ 噴水ノズル
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の噴水ノズルと、風向きを検知する
風向検知手段と、風速を検知する風速検知手段と、風向
検知手段によって検知した風向信号および風速検知手段
によって検知した風速信号が入力される噴水制御手段と
を備え、前記風向信号に基づいて前記噴水制御手段から
前記複数の噴水ノズルの中より選択した噴水ノズルに噴
水信号を出力して噴水を実行するとともに、前記風速信
号に基づいて前記噴水制御手段から前記選択された噴水
ノズルに噴水高さ制御信号を出力するように構成されて
いることを特徴とする噴水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25563893A JPH07108201A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 噴水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25563893A JPH07108201A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 噴水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07108201A true JPH07108201A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17281528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25563893A Pending JPH07108201A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 噴水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108201A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2395758A (en) * | 2002-11-26 | 2004-06-02 | Flow Systems Design Ltd | Display fountain system array and wind detector |
| JP2006116464A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Paradise Resort Kk | ウォータージュエリーを総合的に作るためのファウンティンジュエリー装置、及び、その制御方法 |
| CN114206509A (zh) * | 2019-04-19 | 2022-03-18 | 欧洲-地中海住宅旅游和服务公司 | 娱乐用的水射流装置，所述装置形成圆顶 |
| CN114192333A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-18 | 江苏城乡建设职业学院 | 一种兼备风驱动和电驱动双模式的能动景观设备 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP25563893A patent/JPH07108201A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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