JPH07108163B2 - 伐採用車両 - Google Patents

伐採用車両

Info

Publication number
JPH07108163B2
JPH07108163B2 JP4248829A JP24882992A JPH07108163B2 JP H07108163 B2 JPH07108163 B2 JP H07108163B2 JP 4248829 A JP4248829 A JP 4248829A JP 24882992 A JP24882992 A JP 24882992A JP H07108163 B2 JPH07108163 B2 JP H07108163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
felling
motor
machine
lift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4248829A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0670642A (ja
Inventor
光司 坂田
Original Assignee
光司 坂田
小林 正明
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 光司 坂田, 小林 正明 filed Critical 光司 坂田
Priority to JP4248829A priority Critical patent/JPH07108163B2/ja
Publication of JPH0670642A publication Critical patent/JPH0670642A/ja
Publication of JPH07108163B2 publication Critical patent/JPH07108163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、昇降自在な伐採用の
作業台を備えた伐採用車両に係り、特に、伐採用の作業
台が車両の上で上下左右に移動して街路樹等を伐採する
のに好適な伐採用車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、作業機のフ
ロントアタッチメントに取り付けられる開閉カッタが実
開昭63-140849 号公報に記載されている。このカッタ
は、作業機のフロントアタッチメントに着脱自在に装着
するもので、油圧シリンダーにより、左右一対の顎状の
開閉体が開閉自在になるものである。
【0003】また、回転刃とチェーンソーとを交換自在
に装着した兼用作業装置が実公昭54-1668 号公報に記載
されている。この装置は、回転刃とチェーンソーとを交
換することで下草等の刈払機と果樹等の剪定に使い分け
る装置である。
【0004】更に、チエンソウを備えた枝打装置が特開
昭62-44124号公報に記載され、レールに沿って移動する
作業台車に昇降台を設けた果樹園管理装置が特開平1-30
9608号に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、街路樹等の
伐採作業能率を上げるには、作業員の移動能率と作業員
の伐採作業能率とを同時に高める必要がある。しかしな
がら、開閉カッタは、作業機のフロントアタッチメント
に取り付けるから、交換作業に多くの手間を要する上
に、作業機も油圧アームを装備した作業機に限定される
不都合があり、街路樹等の伐採には不適当なものであ
る。
【0006】また、兼用作業装置は、下草を払うには都
合がよいが、街路樹などの高所の枝を整えるには、作業
員が長い杆体を持ち上げて作業することになり、作業効
率が悪くなる不都合があった。
【0007】更に、チエンソウを備えた枝打装置は、旋
回可能なクレーンブームの先にチエンソウを配置し、こ
のクレーンブームを操作して枝打ちするので、大きな枝
の伐採には適していても、枝打ちで重要な枝先の伐採を
行うといった細かな作業ができない不都合がある。しか
も、作業者は、地上からの操作で行うから、視線が一定
の位置に限られ、樹木の伐採状況を色々な角度から確認
することができない不都合もある。
【0008】一方、果樹園管理装置は、レールに沿って
移動する作業台車を利用するから、このレールを配置し
たルートに限られてしまう不都合がある。また、作業台
車を使用しても、この作業台車の上で作業員が手作業で
行なうので、伐採作業等の作業能率は変わらないもので
あった。
【0009】そこで、この発明は、上述の課題を解消す
るために創出されたもので、特に街路樹等の多くの樹木
を極めて効率よく整える事が可能になるように、作業員
の移動能率と伐採作業能率とを同時に高めることができ
る伐採用車両の提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明の第1の手段は、車両Pの荷台P1に立設
されて上下に伸縮する作業用リフト1を設け、この作業
用リフト1に樹木の枝葉を整える伐採機2と伐採機2を
操作する作業員搭乗用の作業台3とを装着する。作業用
リフト1は、荷台P1に固定した移動基盤4に前後移動
自在に装着する。伐採機2は、樹木等の枝等を切断する
鋏状の鋏切断部2Aとバリカン状の摺動切断部2Bとを
有する。伐採機2の切断はウォーム歯車6を介したモー
ター5の駆動力にて作動する伐採機を設けたことにあ
る。
【0011】
【作用】この発明伐採用車両は、車両によって任意の位
置に移動するものである。そして、作業員を乗せた作業
台3と樹木の枝葉を整える伐採機2とが作業用リフト1
によって上下移動する。
【0012】更に、この作業用リフト1は、荷台P1に
固定した移動基盤4に沿って前後に移動する。
【0013】伐採機2は、鋏状に切断する鋏切断部2A
によるものと、バリカン状に切断する摺動切断部2Bに
よるものとで樹木の枝葉を整える。
【0014】伐採機2は、モーター5の駆動力がウォー
ム歯車6を介して作動するものであある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図中符号1は、トラック等の車両Pの荷台
P1に立設されて上下に伸縮する作業用リフトである。
この作業用リフト1には、樹木の枝葉を整える伐採機2
と伐採機2を操作する作業員搭乗用の作業台3とを装着
してある(図1参照)。図示例の作業用リフト1は、油
圧シリンダーで3段階に伸縮するもので、作業用リフト
1の上部に伐採機2と作業台3とを装着している。この
とき、油圧シリンダーの代わりに電動式の伸縮用のモー
ターで作動するワイヤー式のスプロケットを介して伸縮
自在に設けることも可能である。
【0017】作業用リフト1は、荷台P1に固定した移
動基盤4に前後移動自在に装着してある。図示では、作
業用リフト1の下端に作業用リフト1を支持するローラ
ー1Aを設け、軌条7の側面に設けた横溝7A内部にこ
のローラー1Aを嵌入してスライドする(図2参照)。
【0018】伐採機2は、樹木等の枝等を切断する鋏状
の鋏切断部2Aとバリカン状の摺動切断部2Bとを有す
る。そして、これら伐採機2は、ウォーム歯車6を介し
たモーター5の駆動力にて作動する。
【0019】すなわち鋏切断部2Aは、モーター5の回
転がウォーム歯車6に伝わり、このウォーム歯車6の軸
部から延長した回転軸6Aのネジ山に沿って移動筒体6
Bが往復運動をする。そして、この移動筒体6Bの端部
に設けた鋏切断部2Aが移動筒体6Bの往復運動に伴っ
て開閉するものである(図3参照)。このとき、移動筒
体6Bの往復運動に油圧シリンダーを使用することもで
きる。図に示す符号5Aは鋏切断部2A回転用のモータ
ーで、符号6Cは鋏切断部2A回転用のウォーム歯車で
ある。また、符号5Bは鋏切断部2A揺動用のモーター
で、符号6Dは鋏切断部2A揺動用のウォーム歯車であ
る。
【0020】一方、摺動切断部2Bは、モーター5Cで
回転する駆動歯車7に左右一対のスプロケット8とカム
8Aとを連動し、2枚重ねたバリカン状の切断歯2Cを
相反する方向へ往復運動せしめるものである(図4参
照)。尚、符号5Dは摺動切断部2B回転用のモーター
で、符号7Aは同じく回転用のウォーム歯車を示す。ま
た、符号5Eは摺動切断部2B揺動用のモーターで、符
号7Bは摺動切断部2B揺動用のウォーム歯車である
(図5参照)。更に、符号9は、鋏切断部2A伸縮用の
油圧シリンダーである。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。
【0022】すなわち、作業員と伐採機2とが、車両P
で移動するばかりでなく、荷台P1の上にて上下左右自
在に移動することで、従来のレールに沿って移動する作
業台車やクレーン車に比べて、極めて広範囲の移動が容
易にできるものになった。この結果、特に、街路樹など
の多くの樹木を極めて効率よく整える事ができる。
【0023】また、作業員を乗せた作業台3と樹木の枝
葉を整える伐採機2とが作業用リフト1によって上下移
動するから、あらゆる角度から枝葉の状況に応じて適正
な伐採が可能になり、しかも、極めて強力な切断力が得
られるものである。
【0024】このように、本発明によると、作業員の移
動能率と伐採作業能率とを同時に高めることができ、街
路樹等の多くの樹木を極めて効率よく整える事が可能に
なるなどといった産業上有益な種々の効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図。
【図2】この発明の使用状態を示す側面図。
【図3】鋏切断部を示す要部切欠拡大図。
【図4】摺動切断部を示す要部切欠拡大図。
【図5】摺動切断部を示す要部切欠側面図。
【符号の説明】
1 作業用リフト 1A ローラー 2 伐採機 2A 鋏切断部 2B 摺動切断部 2C 切断歯 3 作業台 4 移動基盤 4A 油圧シリンダー 5 モーター 5A モーター 5B モーター 5C モーター 5D モーター 5E モーター 6 ウォーム歯車 6A 回転軸 6B 移動筒体 6C ウォーム歯車 6D ウォーム歯車 7 駆動歯車 7A ウォーム歯車 7B ウォーム歯車 8 スプロケット 8A カム 9 油圧シリンダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の荷台に立設されて上下に伸縮する作
    業用リフトを設け、この作業用リフトに樹木の枝葉を整
    える伐採機と伐採機を操作する作業員搭乗用の作業台と
    を装着し、作業用リフトは、荷台に固定した移動基盤に
    前後移動自在に装着し、伐採機は、ウォーム歯車を介し
    たモーターの駆動力にて切断作動する鋏状の鋏切断部と
    バリカン状の摺動切断部とを設けたことを特徴とする伐
    採用車両。
JP4248829A 1992-08-24 1992-08-24 伐採用車両 Expired - Lifetime JPH07108163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4248829A JPH07108163B2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 伐採用車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4248829A JPH07108163B2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 伐採用車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0670642A JPH0670642A (ja) 1994-03-15
JPH07108163B2 true JPH07108163B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=17184046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4248829A Expired - Lifetime JPH07108163B2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 伐採用車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07108163B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ750403A (en) * 2016-07-15 2019-08-30 Ryozo Matsumoto Forestry harvester

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6244124A (ja) * 1985-08-23 1987-02-26 財団法人 機械システム振興協会 枝打装置
JPH01309608A (ja) * 1988-06-07 1989-12-14 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 果樹園管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0670642A (ja) 1994-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4063359A (en) Vehicle mounted boom apparatus
US3348592A (en) Timber harvesting machine
SE467233B (sv) Aggregat foer skogsavverkningsmaskin
US5975168A (en) Device and method for trimming a tree
CN107041279A (zh) 多功能一体式修树机
JPH0241201A (ja) 樹幹を枝打ち及び切断する装置
US3889729A (en) Tree harvesting machine
JPH07108163B2 (ja) 伐採用車両
CN111937619A (zh) 手推式树木修剪机
US3493020A (en) Shear type tree cutting device
CN209057609U (zh) 一种道路绿化带修剪机
FI84307C (fi) Kvistningsanordning.
JPH1175544A (ja) 樹木剪定作業車
JP4836759B2 (ja) 枝切り走行装置
WO2023122031A2 (en) Limb cutting apparatus and methods
JPS6487201A (en) Tree trimming device for distribution line
CN112567998A (zh) 一种弧形刀片
EP0814651B1 (de) Vorrichtung mit einer motorgetriebenen kettensäge zum entästen und fällen von bäumen
CN213485873U (zh) 可移动式园林修枝机装置
EP1759579A1 (de) Entastungsvorrichtung
EP0500907B1 (en) A cutting and sawing unit provided with a timber handling arrangement
CN217123442U (zh) 一种园林用篱笆修剪装置
CN219019636U (zh) 绿篱造型机属具及其工程车辆
CN220606657U (zh) 一种多功能园林高杆修枝剪
CN212636040U (zh) 一种园林伐木分断装置