JPH07106073A - 点灯制御装置及び照明器具 - Google Patents

点灯制御装置及び照明器具

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JPH07106073A
JPH07106073A JP24548993A JP24548993A JPH07106073A JP H07106073 A JPH07106073 A JP H07106073A JP 24548993 A JP24548993 A JP 24548993A JP 24548993 A JP24548993 A JP 24548993A JP H07106073 A JPH07106073 A JP H07106073A
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JP
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turned
photocoupler
resistor
line
thyristor
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Application number
JP24548993A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kasama
一郎 笠間
Toshihiro Kishida
稔弘 岸田
Yasuhiro Okada
康宏 岡田
Hidekazu Ishii
秀和 石井
Mitsuho Kotabe
光保 小田部
Yasuharu Takano
安春 高野
Toshiyuki Ishida
敏行 石田
Nobuo Matsushita
信夫 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明器具の寿命を長くし、発光管の交換等の
保守をなくすことができる点灯制御装置及び照明器具を
提供すること。 【構成】 外管内に発光管を2個有する少なくとも2個
以上の放電ランプ11a,11bと、これら放電ランプ
の発光管を始動させる始動パルスを発生する始動パルス
発生部34と、上記始動パルス発生部から出力されるパ
ルスを各放電ランプ11a,11bに切り替えて供給す
る切り替えスイッチ12a,12bと、発光管をほぼ等
しい確率で点灯させるべく上記切り替え手段及び始動パ
ルス発生部を制御する点灯制御回路とを具備したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外管内に2本の発光管を
収納したランプを2本同一照明器具内に収納し、4つの
発光管を均等に点灯させることにより寿命を長くし、発
光管の交換等の保守をなくすことができる点灯制御装置
及び照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】外管内に2本の発光管(例えば、高圧ナ
トリウムランプ)を収納し、点灯スイッチがオンする毎
に各発光管を交互に点灯させるようにして寿命を長くし
たランプが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、高圧ナトリウム
ランプの寿命は約12000 時間であり、2本のランプを均
等に点灯すれば、その照明器具の寿命は単純計算で約24
000 時間となる。そして、照明器具の1年の点灯時間を
4000時間とすれば、照明器具の寿命は6年程度となる。
【0004】従って、該照明器具を設置してから6年程
度で照明器具を交換する保守作業が必要とされる。しか
し、このような照明器具を高速道路の街路照明に使用し
た場合には、照明器具を10年以上保守不要とし、保守
作業の省力化を計ることが要求されている。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は2本の発光管を収納したランプを例えば
2本同一照明器具内に収納し、4つの発光管を均等に点
灯させることにより照明器具の寿命を長くし、発光管の
交換等の保守をなくすことができる点灯制御装置及び照
明器具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の点灯制御装置
は、外管内に発光管を2個有する少なくとも2個以上の
放電ランプと、これら放電ランプの発光管を始動させる
始動パルスを発生する始動パルス発生部と、上記始動パ
ルス発生部から出力されるパルスを前記各放電ランプに
切り替えて供給する切り替え手段と、上記発光管をほぼ
等しい確率で点灯させるべく上記切り替え手段及び始動
パルス発生部を制御する点灯制御回路とを具備したこと
を特徴とする。
【0007】請求項2に点灯制御装置は、外管内に発光
管を2個有する少なくとも2個以上の放電ランプと、こ
れら放電ランプの発光管を始動させる始動パルスを発生
する始動パルス発生部と、上記始動パルス発生部から出
力されるパルスを前記各放電ランプに切り替えて供給す
る切り替え手段と、周囲の明るさに応じてオン/オフす
るフォトスイッチと、このフォトスイッチが2回オフす
る毎にその出力状態が反転する状態保持手段と、この状
態保持手段の保持内容に応じて上記切り替え手段を切り
替えて、上記始動パルスをフォトスイッチがオフする毎
に交互に発光管に出力する手段とを具備したことを特徴
とする。
【0008】請求項3に係わる照明器具は、同一器具内
に発光管を2本有する放電ランプを少なくとも2本以上
収納し、請求項1または請求項2の点灯制御装置で点灯
制御することを特徴とする。
【0009】請求項4に係わる照明器具は、同一器具内
に発光管を2本有する放電ランプを少なくとも2本以上
収納した照明器具をポ−ル先端部を取り付けたことを特
徴とする。
【0010】
【作用】同一器具内に発光管を2本有する放電ランプを
少なくとも2本以上収納し、交互に発光管を点灯させる
ようにしている。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。図1乃至図4は2本の発光管を収納したラ
ンプを2本同一照明器具の4本の発光管を照明スイッチ
オン時に順次点灯させる放電灯点灯制御回路、図5は一
実施例の動作を説明するためのタイミングチャ−ト、図
6は該照明器具の平面図、図7は該照明器具を高速道路
の街路灯として使用した場合の外観図である。
【0012】図1において、11aは図6に示すような
外管内に収納された第1の放電ランプ、11bは同外管
内に収納された第2の放電ランプである。第1の放電ラ
ンプ11a内には2つの発光管(例えば高圧ナトリウム
ランプ)A,Bが収納され、第2の放電ランプ11b内
には2つの発光管C,Dが収納されている。
【0013】発光管A〜D内にはそれぞれナトリウムと
水銀及びキセノンガスが封入されている。発光管A及び
Bは電気的に並列に接続されており、発光管Aの一方の
電極には近接導体aが、発光管Bの他方の電極には近接
導体bが、発光管Cの一方の電極には近接導体cが、発
光管Dの他方の電極には近接導体dがそれぞれ接続され
ている。そして、近接導体a〜dに負のパルスが印加さ
れると、その近接導体a〜dが接続されている発光管A
〜Dが点灯する特性を有する。
【0014】また、放電ランプ11aの一方の電極は半
導体スイッチ12aを介して接続点13に接続され、放
電ランプ11bの一方の電極は半導体スイッチ12bを
介して同接続点13に接続される。さらに、放電ランプ
11a及び11bの他方の電極は接続点14に接続され
る。
【0015】つまり、接続点aと接続点b間において、
半導体スイッチ12aと放電ランプ11aが直列接続さ
れた回路15が形成されると共に、半導体スイッチ12
bと放電ランプ11bが直列接続された回路16が形成
されている。
【0016】半導体スイッチ12aはトライアックTa
と、このトライアックTaに並列接続されたフォトカプ
ラPCD1と抵抗Raとの直接接続体とを備え、フォトカプ
ラPCD1と抵抗Raとの接続点をゲ−トに接続しているも
ので、フォトカプラPCD1がオンされるとトライアックT
aを導通制御する。
【0017】また、同様に半導体スイッチ12aはトラ
イアックTbと、このトライアックTbに並列接続され
たフォトカプラPCD2と抵抗Rbとの直接接続体とを備
え、フォトカプラPCD2と抵抗Raとの接続点をゲ−トに
接続しているもので、フォトカプラPCD2がオンされると
トライアックTbを導通制御する。なお、フォトカプラ
PCD1及びPCD2の発光側は図2の回路中にあり、その構成
については後述する。
【0018】ところで、21は照明用交流電源である。
この電源21の一端はフォトスイッチ22、チョ−クコ
イル形安定器23、パルストランス24の2次コイルを
介して前述した接続点13に接続される。
【0019】このフォトスイッチ22は周囲が暗くなる
と自動的に閉じ、周囲が明るくなると自動的に開くスイ
ッチである。また、電源21の両端にはトランス25の
一次コイルが接続されている。
【0020】トランス26の二次コイルの両端にはダイ
オ−ドブリッジRE1 が接続され、このダイオ−ドブリッ
ジRE1 の両端は図4に示すタイマ−回路27に接続され
る。このタイマ−回路27はフォトスイッチ22がオン
(導通)してから、設定時間Tだけその出力段に接続さ
れているフォトカプラPHC1を導通制御する。この設定時
間Tは発光管A〜Dを点灯させるのに要する時間より十
分長い時間(例えば、3分)に設定されている。このフ
ォトカプラPHC1の受光側は図1の後述するパルス発生回
路中に設けられいる。このパルス回路はフォトスイッチ
22がオンされる毎に正あるいは負のパルスを交互に出
力する。このタイマ−回路27によりフォトスイッチ2
2がオンしてから設定時間Tは正あるいは負のパルスが
出力されることを許容し、所定時間経過後は正あるいは
負のパルスの出力を禁止し、つまり、不必要に発光管A
〜Dの電極に始動用パルスを印加して、その電極を損傷
することを防止している。
【0021】図4において、図1のダイオ−ドブリッジ
RE1 の一方の出力端は抵抗R1、トランジスタQ1、ダ
イオ−ドD1を介してタイマ用IC28に接続される。
このトランジスタQ1のコレクタ・ベ−ス間には抵抗R
2が接続され、そのベ−スはツェナ−ダイオ−ドZD1
を介してライン29に接続されている。このツェナ−ダ
イオ−ドZD1にはフォトカプラPHC8の両端が接続され
ている。このフォトカプラのPHC8の発光側は図1の回路
中にあり、ランプ電流が流れると、フォトカプラPHC8が
導通制御され、トランジスタQ1がオフされる。
【0022】さらに、ダイオ−ドD1のカソ−ドは平滑
コンデンサC1を介してライン29に接続される。この
コンデンサC1の両端には逆極性に接続されたダイオ−
ドD2とコンデンサC2が直列に接続され、このダイオ
−ドD2とコンデンサC2との接続点は抵抗R3とコン
デンサC3との直列接続体を介してライン29に接続さ
れると共に、タイマ用IC28に接続される。
【0023】さらに、ダイオ−ドD1のカソ−ドは抵抗
R4、フォトカプラPHC1、トランジスタQ2を介してラ
イン29に接続される。タイマ用ICの一出力端子は抵
抗R5、ツェナダイオ−ドZD2を介してトランジスタ
Q2のベ−スに接続される。ツェナダイオ−ドZD2の
両端はそれぞれコンデンサC4、抵抗R6を介してライ
ン29に接続されている。
【0024】つまり、このタイマ用IC28はフォトス
イッチ22がオンされて、トランス26の一次コイルに
電源電圧が印加されて設定時間TだけトランジスタQ2
を導通させ、フォトカプラPHC1を設定時間Tだけ導通制
御する。
【0025】図1に戻って、ダイオ−ドブリッジRE1 の
一方の出力端は抵抗R1、トランジスタQ3、ダイオ−
ドD3、平滑コンデンサC5を介してライン30に接続
される。トランジスタQ3のコレクタ・ベ−ス間には抵
抗R7が接続され、そのベ−スとライン30間にはツェ
ナダイオ−ドZD3が接続されている。
【0026】平滑コンデンサC5のプラス側端子は前述
したフォトスイッチ22がオフ(開)からオン(閉)に
切り替わる毎に、その出力段に設けられたラッチングリ
レ−を「S」端子、「R」端子に交互に切り替えるため
の制御回路31に接続される。つまり、コンデンサC5
のプラス側端子は抵抗R8及びコンデンサC6を介して
ライン30に接続される。
【0027】このコンデンサC6に両端にはフォトカプ
ラPHC2及びPHC3の受光側が並列に接続されている。この
フォトカプラPHC2及びPHC3の発光側はこの制御回路31
中の後述するリセットコイルRyR及びセットコイルR
ySと直列に接続されており、リセットコイルRyRあ
るいはセットコイルRySが励磁されるとフォトカプラ
PHC2あるいはPHC3が導通され、コンデンサC6の両端を
短絡する。
【0028】ところで、抵抗R8とコンデンサC6の直
列接続体には抵抗R9と抵抗R10が並列接続される。
そして、コンデンサC6のプラス側端子はPUT 、抵抗R
23、フォトカプラPCH4の受光側、抵抗R11を介して
ライン30に接続される。さらに、抵抗R23とフォト
カプラPCH4の接続点はフォトカプラPCH5の受光側、抵抗
R12を介してライン30に接続される。抵抗R11及
び抵抗R12のプラス側端子はそれぞれコンデンサC
7,C8を介してライン30に接続される。
【0029】フォトカプラPCH4と抵抗R11の接続点は
後述するサイリスタSCR1のゲ−トに接続され、フォトカ
プラPCH5と抵抗R12の接続点は後述するサイリスタSC
R2のゲ−トに接続される。なお、前述した抵抗R9と抵
抗R10の接続点はPUT のゲ−トに接続される。
【0030】つまり、フォトカプラPHC4あるいはPCH5が
オンし、しかも前述したフォトカプラPCH2及びPCH3のい
ずれもがオフ状態のときに、サイリスタSCR1あるいはSC
R2にゲ−ト信号が出力され、それを導通するように制御
する。
【0031】さらに、ダイオ−ドD3のカソ−ドはラッ
チングリレ−のリセットコイルRyR、前述したフォト
カプラRHC2の発光側、サイリスタSCR1を介してライン3
0に接続されると共に、ラッチングリレ−のセットコイ
ルRyS、前述したフォトカプラRHC3の発光側、サイリ
スタSCR2を介してライン30に接続される。なお、リセ
ットコイルRyR及びセットコイルRySの両端には保
護ダイオ−ドD4、D5がそれぞれ接続されている。
【0032】また、ダイオ−ドD3のカソ−ドは抵抗R
13を介してラッチングリレ−のリレ−スイッチ32の
一端に接続される。このリレ−スイッチ32の他端は前
述したリセットコイルRyRが励磁されるとリセット端
子R側に閉じ、セットコイルRySが励磁されるとセッ
ト端子S側に閉じる。図中ではリレ−スイッチ32がセ
ット端子Sに閉じている状態を示している。
【0033】また、セット端子SはフォトカプラPCH4及
びPCH6の発光側を介してライン30に接続され、リセッ
ト端子RはフォトカプラPCH5及びPCH7の発光側を介して
ライン30に接続される。
【0034】フォトカプラPCH4の受光側は前述したサイ
リスタSCR1のゲ−ト側に設けられているもので、図に示
すようにリレ−スイッチ32がセット端子S側に閉じて
いる場合に、PUT が動作した時にサイリスタSCR1を導通
させ、リセットコイルRyRを励磁し、リレ−の接点3
2を切替える。
【0035】また、フォトカプラPCH5の受光側は前述し
たサイリスタSCR2のゲ−ト側に設けられているもので、
リレ−スイッチ32がセット端子R側に閉じている場合
に、PUT が動作した時にサイリスタSCR2を導通させ、セ
ットコイルRySを励磁し、リレ−の接点32を切替え
る。
【0036】また、フォトカプラPCH6及びPCH7の受光側
は後述する始動パルス発生回路中に設けられており、こ
の始動パルス発生回路はフォトカプラPCH6がオンしてい
るときには正の始動パルスをフォトカプラPCH7がオンし
ているときには負の始動パルスを出力する。
【0037】ところで、前述した安定器23はパルスト
ランス24の一次コイル、2方向性2端子サイリスタで
あるダイアックSID1、SID2、抵抗R15〜R18、トラ
イアックTTを介してライン33に接続される。このライ
ン33は前述した放電ランプ11a及び11bの一端に
接続されている接続点14に接続されている。
【0038】ところで、パルストランス24の一次コイ
ルの一端はダイアックSID2と抵抗R15との接続点間に
はコンデンサC9が接続される。さらに、コンデンサC
9の両端には抵抗R14、逆方向に接続されてダイオ−
ドD6、前述したフォトカプラPHC6の受光側が接続され
る。さらに、抵抗R14とダイオ−ドD6の接続点とコ
ンデンサC9の他端間には順方向に接続されたダイオ−
ドD7、フォトカプラPHC7の受光側が接続されている。
【0039】ダイオ−ドD6とD7は逆向きに接続され
ており、前述したリレ−スイッチ32がセット端子S側
に閉じているとフォトカプラPCH6がオン状態にあり、リ
レ−スイッチ32がリセット端子R側に閉じているとフ
ォトカプラPCH7がオン状態となる。従って、フォトカプ
ラPCH6がオン状態では、印加される交流電圧のうち、ラ
イン33の方が電圧が高い半サイクルでは、フォトカプ
ラPCH6、ダイオ−ドD6を介して電流が流れる。一方、
印加される交流電圧のうちライン33の方が電圧が低い
半サイクルでは、コンデンサC9が充電される。このよ
うなサイクルを繰り返し、コンデンサC9の充電電圧が
ダイアックSID1,SID2のブレ−クダウン電圧より高くな
ると、コンデンサC9にチャ−ジされた電荷がダイアッ
クSID1,SID2を介して放電される。このときに発生す
る、正の高圧パルスがパルストランス24において交流
電源電圧に重畳される。
【0040】一方、フォトカプラPCH7がオン状態では以
上の述べた動作の逆の動作により負高圧パルスがパルス
トランス24において交流電源電圧に重畳される。とこ
ろで、前述したダイアアットSID2と抵抗R15との接続
点と、抵抗R18とトライアックTTとの接続点との間に
はコンデンサC10が接続される。
【0041】さらに、トライアックTTの両端には抵抗R
20、前述したフォトカプラPHC1の受光側、抵抗R19
が並列に接続されている。そして、抵抗R20とフォト
カプラPHC1の接続点はトライアックTTのゲ−トに接続さ
れる。
【0042】つまり、フォトカプラPHC1は前述したよう
にフォトスイッチ22がオンしてから設定時間Tだけ導
通制御されるもので、フォトカプラPHC1が導通するとト
ライアックTTが導通する。つまり、フォトスイッチ22
がオンされてから設定時間TだけトライアックTTが導通
され、始動パルス発生回路34による正あるいは負の始
動パルスの出力動作が許容される。
【0043】ところで、ライン33には変流器CTが接
続されている。この変流器CTの二次コイルにはダイオ
−ドブリッジRE2 の入力端子に接続され、その出力端子
にはコンデンサC11、抵抗R22、抵抗R21とフォ
トカプラPHC8の直列体がそれぞれ並列接続される。
【0044】次に、図2及び図3を参照して図1の半導
体スイッチ12a,12bをフォトスイッチ22が2回
オンする毎に交互に導通制御するスイッチ制御回路につ
いて説明する。
【0045】図2において、トランス25の二次コイル
の両端はダイオ−ドブリッジRCE3の入力端子に接続され
る。このダイオ−ドブリッジRE3 の一端は抵抗R30を介
してライン41に接続され、ダイオ−ドブリッジRE3 の
他端はライン44に接続される。このライン41と44
間にはリレ−接点R、抵抗R31、フォトカプラPCR1、PC
R2、PCR3の直列接続体、リレ−接点S、抵抗R32、フォ
トカプラPCS1、PCS2の直列接続体、抵抗R33とフォトカ
プラPCD0の直列接続体が接続され、抵抗R33とフォトカ
プラPCD0と接続点は抵抗R34を介してトランジスタQ11
のベ−スに接続されている。さらに、ライン41は抵抗
R35、フォトカプラPCD2を介してトランジスタQ11のコ
レクタに接続され、トランジスタQ11のエミッタはライ
ン44に接続されている。ライン41と44間にあるフ
ォトカプラはいずれも発光側であり、リレ−接点R、S
のオン/オフ状態によって発光が制御される。
【0046】ところで、リレ−接点RあるいはSは択一
的にオン制御されるもので、セットコイルSあるいはリ
セットコイルRの励磁状態に応じてラッチ制御される。
セットコイルとリセットコイルRは直列に接続されてお
り、その直列接続体の一端は前述した図1のセットコイ
ルRySとフォトカプラPHC3との接続点“1”に接続さ
れ、その直列接続体の他端は図1のリセットコイルRy
RとフォトカプラPHC2の接続点“3”に、セットコイル
SとリセットコイルRとの接続点は図1のリセットコイ
ルRyRとセットコイルRySとの接続点に接続されて
いる。言換えれば、セットコイルRySに並列にセット
コイルSが接続され、リセットコイルRyRに並列にリ
セットコイルRが接続されており、前述したリセットコ
イルRyRあるいはセットコイルRySの励磁に連動し
てリセットコイルRあるいはセットコイルSが励磁され
る。
【0047】また、前述したダイオ−ドブリッジRE3 の
一端は前述した抵抗R30、トランジスタQ12を介してラ
イン43に接続され、ダイオ−ドブリッジRE3 の他端は
ライン44に接続される。
【0048】抵抗R30とトランジスタQ12のコレクタ間
とライン44間には平滑コンデンサC12が接続され、そ
のコレクタ・ベ−ス間には抵抗R36が接続されている。
さらに、トランジスタQ12のベ−スはツェナダイオ−ド
ZD4を介してライン44に接続され、このツェナダイ
オ−ドZD4の両端はフォトカプラPC5 の受光側をバイ
パスされている。このフォトカプラPC5 の発光側は図3
の回路の最終段にある。つまり、最終段のフォトカプラ
PC5 がオンすると、トランジスタQ12のベ−ス電位が低
下し、トランジスタQ12がオフされる。つまり、フォト
カプラPC5 がオフ状態のときにのみ、ライン43に電源
が供給される。
【0049】以下、後続する段に設けられた5つのサイ
リスタSCR11 〜SCR15 を図5に示すように、フォトスイ
ッチ22がオフするタイミングでオン/オフ制御する回
路について説明する。ライン43は抵抗R37、フォトカ
プラPCC1の受光側を介してライン44に接続される。抵
抗R37の両端にはトランジスタQ13のベ−ス、コレクタ
にそれぞれ接続される。このフォトカプラPCC1の発光側
はサイリスタSCR3が導通されるとオンする後述する後続
の回路に含まれている。つまり、トランジスタQ13はフ
ォトカプラPCC1がオフ状態のときにのみライン45に電
源を供給する。
【0050】ライン45は抵抗R38、コンデンサC13を
介してライン44に接続される。このコンデンサC13は
後述するサイリスタSCR11 のゲ−トに供給するゲ−ト電
圧を発生するために設けられている。つまり、抵抗R38
とコンデンサC13との接続点はツェナダイオ−ドZD
5、抵抗R39、R40を介してライン44に接続され、抵
抗R39と抵抗R40の接続点はサイリスタSCR11 のゲ−ト
に接続される。
【0051】また、ライン45は抵抗R41、フォトカプ
ラPC1 、PCD0、PCD1、サイリスタSCR11 を介してライン
44に接続される。つまり、サイリスタSCR11 がオンさ
れると、3つのフォトカプラPC1 、PCD0、PCD1がオン制
御される。
【0052】ところで、図1のダイオ−ドブリッジRE1
の+出力端子は抵抗R1を経て、図2の図2のライン4
6に接続され、該ダイオ−ドブリッジRE1 の−出力端子
はダイオ−ドブリッジRE3 の−出力端子に接続されてい
る。
【0053】前述した抵抗R38とコンデンサC13の接続
点はフォトカプラPCR1を介してライン44に接続される
と共に、トランジスタQ14を介してもライン44に接続
されている。ライン46は抵抗R42、R43を介してライ
ン44に接続される。この抵抗R43のプラス側端子はト
ランジスタQ14のベ−スに接続される。
【0054】つまり、コンデンサC13のプラス側端子は
フォトカプラPCR1あるいはトランジスタQ14を介して短
絡可能な接続とされている。通常、フォトスイッチ22
がオンしている状態であれば、電源ライン46には電源
が供給されているため、トランジスタQ14は導通し、コ
ンデンサC13の両端は短絡される。このため、サイリス
タSCR11 のゲ−トにゲ−ト電圧が供給されなくなり、サ
イリスタSCR11 がオフする。言換えれば、サイリスタSC
R11 はフォトカプラPCR1及びトランジスタQ14がいずれ
も導通していない状態でのみ導通する。
【0055】また、ライン43は抵抗R44、フォトカプ
ラPC1 の受光側、コンデンサC14を介してライン44に
接続される。このコンデンサC14は後述するサイリスタ
SCR12 のゲ−トに供給するゲ−ト電圧を発生するために
設けられている。つまり、フォトカプラPC1 とコンデン
サC14との接続点はツェナダイオ−ドZD5、抵抗R4
5、R46を介してライン44に接続され、抵抗R35と抵
抗R46の接続点はサイリスタSCR12 のゲ−トに接続され
る。
【0056】前述したフォトカプラPC1 とコンデンサC
14の接続点はフォトカプラPCS1を介してライン44に接
続されると共に、トランジスタQ15を介してもライン4
4に接続されている。ライン46は抵抗R47、R48を介
してライン44に接続される。この抵抗R48のプラス側
端子はトランジスタQ15のベ−スに接続される。
【0057】つまり、コンデンサC14のプラス側端子は
フォトカプラPCS1あるいはトランジスタQ15を介して短
絡可能な接続とされている。通常、フォトスイッチ22
がオンしている状態であれば、電源ライン46には電源
が供給されているため、トランジスタQ15は導通し、コ
ンデンサC13の両端は短絡される。このため、サイリス
タSCR12 のゲ−トにゲ−ト電圧が供給されなくなり、サ
イリスタSCR12 がオフする。言換えれば、サイリスタSC
R12 はフォトカプラPCS1及びトランジスタQ15がいずれ
も導通していない状態でのみ導通する。
【0058】ここで、ライン43には抵抗R49、フォト
カプラPC2 、サイリスタSCR12 を介してライン44に接
続されており、サイリスタSCR12 がオンするとフォトカ
プラPC2 をオンさせ、次段のフォトカプラPC2 の受光側
をオンさせる。
【0059】さらに、ライン43は抵抗R50、フォトカ
プラPC2 の受光側、コンデンサC15を介してライン44
に接続される。このコンデンサC15は後述するサイリス
タSCR13 のゲ−トに供給するゲ−ト電圧を発生するため
に設けられている。つまり、フォトカプラPC2 とコンデ
ンサC15との接続点はツェナダイオ−ドZD7、抵抗R
51、R52を介してライン44に接続され、抵抗R51と抵
抗R52の接続点はサイリスタSCR13 のゲ−トに接続され
る。
【0060】前述したフォトカプラPC2 とコンデンサC
15の接続点はフォトカプラPCR2を介してライン44に接
続されると共に、トランジスタQ15を介してもライン4
4に接続されている。ライン46は抵抗R53、R54を介
してライン44に接続される。この抵抗R54のプラス側
端子はトランジスタQ16のベ−スに接続される。
【0061】つまり、コンデンサC15のプラス側端子は
フォトカプラPCR2あるいはトランジスタQ16を介して短
絡可能な接続とされている。通常、フォトスイッチ22
がオンしている状態であれば、電源ライン46には電源
が供給されているため、トランジスタQ16は導通し、コ
ンデンサC15の両端は短絡される。このため、サイリス
タSCR13 のゲ−トにゲ−ト電圧が供給されなくなり、サ
イリスタSCR13 がオフする。言換えれば、サイリスタSC
R13 はフォトカプラPCR2及びトランジスタQ16がいずれ
も導通していない状態でのみ導通する。
【0062】ここで、ライン43には抵抗R55、前述し
たフォトカプラPCC1の発光側、フォトカプラPC3 、サイ
リスタSCR13 を介してライン44に接続されており、サ
イリスタSCR13 がオンするとフォトカプラPC3 をオンさ
せ、次段のフォトカプラPC3の受光側をオンさせると共
に、サイリスタSCR11 の段のフォトカプラPCC1をオンさ
せてトランジスタQ1をオフさせてサイリスタSCR11 を
オフさせる。
【0063】さらに、ライン43は抵抗R56、フォトカ
プラPC3 の受光側、コンデンサC16を介してライン44
に接続される。このコンデンサC16は後述するサイリス
タSCR14 のゲ−トに供給するゲ−ト電圧を発生するため
に設けられている。つまり、フォトカプラPC3 とコンデ
ンサC16との接続点はツェナダイオ−ドZD8、抵抗R
57、R58を介してライン44に接続され、抵抗R57と抵
抗R58の接続点はサイリスタSCR14 のゲ−トに接続され
る。
【0064】前述したフォトカプラPC3 とコンデンサC
16の接続点はフォトカプラPCS2を介してライン44に接
続されると共に、トランジスタQ17を介してもライン4
4に接続されている。ライン46は抵抗R59、R60を介
してライン44に接続される。この抵抗R60のプラス側
端子はトランジスタQ17のベ−スに接続される。
【0065】つまり、コンデンサC16のプラス側端子は
フォトカプラPCS2あるいはトランジスタQ17を介して短
絡可能な接続とされている。通常、フォトスイッチ22
がオンしている状態であれば、電源ライン46には電源
が供給されているため、トランジスタQ17は導通し、コ
ンデンサC16の両端は短絡される。このため、サイリス
タSCR14 のゲ−トにゲ−ト電圧が供給されなくなり、サ
イリスタSCR14 がオフする。言換えれば、サイリスタSC
R14 はフォトカプラPCS2及びトランジスタQ17がいずれ
も導通していない状態でのみ導通する。
【0066】ここで、ライン43には抵抗R61、フォト
カプラPC4 、サイリスタSCR14 を介してライン44に接
続されており、サイリスタSCR14 がオンするとフォトカ
プラPC4 をオンさせ、次段のフォトカプラPC4 の受光側
をオンさせる。
【0067】さらに、ライン43は抵抗R62、フォトカ
プラPC4 の受光側、コンデンサC17を介してライン44
に接続される。このコンデンサC17は後述するサイリス
タSCR15 のゲ−トに供給するゲ−ト電圧を発生するため
に設けられている。つまり、フォトカプラPC4 とコンデ
ンサC17との接続点はツェナダイオ−ドZD9、抵抗R
63、R564 介してライン44に接続され、抵抗R62と抵
抗R63の接続点はサイリスタSCR15 のゲ−トに接続され
る。
【0068】前述したフォトカプラPC4 とコンデンサC
17の接続点はフォトカプラPCR3を介してライン44に接
続されると共に、トランジスタQ18を介してもライン4
4に接続されている。ライン46は抵抗R65、R66を介
してライン44に接続される。この抵抗R66のプラス側
端子はトランジスタQ18のベ−スに接続される。
【0069】つまり、コンデンサC17のプラス側端子は
フォトカプラPCR2あるいはトランジスタQ18を介して接
地可能な接続とされている。通常、フォトスイッチ22
がオンしている状態であれば、電源ライン46には電源
が供給されているため、トランジスタQ18は導通し、コ
ンデンサC17のプラス側端子は接地される。このため、
サイリスタSCR15 のゲ−トにゲ−ト電圧が供給されなく
なり、サイリスタSCR15 がオフする。言換えれば、サイ
リスタSCR15 はフォトカプラPCR3及びトランジスタQ18
がいずれも導通していない状態でのみ導通する。
【0070】ここで、ライン43には抵抗R61、フォト
カプラPC4 、サイリスタSCR14 を介してライン44に接
続されており、サイリスタSCR14 がオンするとフォトカ
プラPC4 をオンさせ、次段のフォトカプラPC4 の受光側
をオンさせる。
【0071】さらに、抵抗R67とサイリスタSCR15 との
接続点はダイオ−ドD10、抵抗R68を介してライン44
に接続される。この抵抗R68のプラス側端子にはトラン
ジスタQ19のベ−スが接続される。
【0072】さらに、抵抗R67とライン43との接続点
はダイオ−ドD11、抵抗R69を介してトランジスタQ19
のコレクタに接続され、そのベ−スはライン44に接続
される。また、トランジスタQ19のコレクタはトランジ
スタQ20のベ−スに接続される。前述のダイオ−ドD11
のカソ−ドは抵抗R70、前述したフォトカプラPC5 の発
光側を介してトランジスタQ20のコレクタに接続され、
そのエミッタはライン44に接続される。さらに、ダイ
オ−ドD11のカソ−ドはコンデンサC18を介してライン
44に接続される。
【0073】つまり、サイリスタSCR15 が導通すると、
トランジスタQ19がオフし、トランジスタQ20が導通す
る。従って、フォトカプラPC5 がオンし、トランジスタ
Q12がオフし、ライン43に電源が供給されなくなり、
サイリスタSCR11 〜SCR15 はオフする。コンデンサC18
はフォトカプラPC5 がオンし、トランジスタQ12のベ−
ス電位がア−スされて、電源ライン43に電源が供給さ
れなくなっても、コンデンサC18にチャ−ジされていた
電荷を抵抗R70、フォトカプラPC5 、トランジスタQ20
を介して放電させることにより、抵抗R70、コンデンサ
C18で決定される設定時間だけフォトカプラPC5 をオン
し、サイリスタSCR12 〜SCR15 を確実にリセットする。
【0074】次に、上記のように構成された本発明の一
実施例の動作について説明する。まず、図1の第1及び
第2の放電ランプ11a及び11bは図6に示すように
照明器具50の外管51内に収納されている。そして、
図1乃至図4に示した回路は照明器具50内に収納させ
ている。
【0075】そして、照明器具50は図7に示すよう例
えば高速道路の街路灯として使用されるもので、ポ−ル
52の湾曲した先端部に取り付けられている。図1のフ
ォトスイッチ22は図7では図示していないが、周囲の
明るさを取り入れる場所に設置されている。
【0076】フォトスイッチ22を設けることにより、
夜になるとオンし、朝になるとオフする動作を繰り返
し、つまり一日一回だけオン/オフすることを繰り返
す。本実施例では説明し易くするため、図5に示すよう
に規則的にフォトスイッチ22がオン/オフを繰り返す
場合について説明する。
【0077】図1に示すように、リレ−コイル32がセ
ット端子Sに閉じている状態ではフォトカプラPHC4及び
PHC6がオンする。従って、抵抗R23と抵抗R11は直列に
接続され、抵抗R14とダイオ−ドD6がパルス発生用の
コンデンサC9に並列に接続されている状態にある。
【0078】このような状況下で、フォトスイッチ22
がオンすると、時刻Toでリレ−コイルRyR及びRが
励磁される。リセットコイルRが励磁されると、図2の
リレ−スイッチRが閉じ、フォトカプラPCR1,PCR2、PC
R3がオンする。
【0079】フォトカプラPCR1がオンすると、コンデン
サC13の抵抗R38とコンデンサC13との接続点の電位は
ア−スされるため、サイリスタSCR11 はオフしたままで
ある。サイリスタSCR11 がオフしているため、フォトカ
プラPC1 〜PC4 で接続されている後段に設けられたサイ
リスタSCR12 〜SCR14 もオフされたままである。
【0080】やがて、フォトスイッチ22が時刻T1で
オフし、再度オンすると、時刻T1′でリレ−コイルR
yR及びRの励磁が解除され、リレ−コイルRyS及び
Sが励磁されるように切り替わる。セットコイルSが励
磁されると、図41のリレ−スイッチSが閉じる。この
ため、フォトカプラPCS1及びPCS2がオンする。
【0081】従って、時刻T1′からはフォトカプラPC
R1がオフされるが、フォトスイッチ22はオン状態であ
り、ダイオ−ドブリッジRE1 の出力側からの電源が電源
ライン46を介してトランジスタQ14に供給されている
ため、トランジスタQ14がオンされ続ける。このため、
コンデンサC13の抵抗R38とコンデンサC13との接続点
の電位はア−スされるため、サイリスタSCR11 は依然と
してオフしたままである。
【0082】そして、時刻T2において、フォトスイッ
チ22が2回目でオフされると、ダイオ−ドブリッジRE
1 の出力側からの電源が電源ライン46を介してトラン
ジスタQ14に供給されなくなるため、トランジスタQ14
がオフする。このため、抵抗R38とコンデンサC13との
接続点の電位はサイリスタSCR11 にゲ−ト電圧として供
給されるため、サイリスタSCR11 がオンする。
【0083】この結果、時刻T2でサイリスタSCR11 が
オンし、フォトカプラPC1 、PCD0、PCD1がオンする。そ
して、時刻T2でフォトカプラPC1 がオンするため、抵
抗R44とコンデンサC14との接続点は電源ライン43に
接続されるが、時刻T2からT2′までの間はセットコ
イルSが励磁されセットスイッチSがオンされることに
より、フォトカプラPCS1がオンされているため、抵抗R
44とコンデンサC14との接続点の電位はア−ス電圧に落
とされていめ、サイリスタSCR12 はオフされ続ける。
【0084】さらに、時刻T2′から3回目にフォトス
イッチ22がオフする時刻T3までの間は、電源ライン
46からの電源がトランジスタQ15に供給されているた
め、同様にして抵抗R44とコンデンサC14との接続点の
電位はア−ス電圧に落とされていめ、サイリスタSCR12
はオフされ続ける。
【0085】しかし、3回目にフォトスイッチ22がオ
フする時刻T3のタイミングで抵抗R44とコンデンサC
14との接続点の電位はア−スに落とされなくなるため、
サイリスタSCR12 のゲ−トにゲ−ト電位が供給され、サ
イリスタSCR12 がオンする。
【0086】時刻T3でサイリスタSCR12 がオンする
と、フォトカプラPC2 がオンする。そして、時刻T3か
ら時刻T3′までの間はフォトカプラPCR2がオンしてい
るため、時刻T3′から時刻T4までの間はフォトスイ
ッチ22がオンしていてトランジスタQ16がオンしてい
るため、コンデンサC15の両端が短絡されているため、
サイリスタSCR13 はオフされ続ける。
【0087】しかし、フォトスイッチ22が4回目にオ
フする時刻T4になると、電源ライン46を介するトラ
ンジスタQ16への電源の供給は断たれるため、コンデン
サC15のプラス側端子の電位はサイリスタSCR13 のゲ−
トに供給されて、サイリスタSCR13 がオンする。
【0088】時刻T4でサイリスタSCR13 がオンする
と、フォトカプラPCC1及びPC3 がオンする。フォトカプ
ラPCC1がオンすると、前述したトランジスタQ13のベ−
ス電位がゼロ電位になるため、トランジスタQ13がオフ
するため、サイリスタSCR11 がオフする。これに伴な
い、フォトカプラPC1 、PCD0,PCD1がオフする。
【0089】このようにして、サイリスタSCR11 はフォ
トスイッチ22が2回だけオフする期間だけオン状態を
保つ。以下、時刻T4からT4′及びT4′からT5の
間ではフォトカプラPC3 がオンしているが、上述した理
由によりサイリスタSCR4はオンせずに、フォトスイッチ
22が5回目にオフする時刻T5のタイミングでサイリ
スタSCR4がオンする。
【0090】以下、時刻T5からT5′及びT5′から
T6の間ではフォトカプラPC4 がオンしているが、上述
した理由によりサイリスタSCR5はオンせずに、フォトス
イッチ22が6回目にオフする時刻T6のタイミングで
サイリスタSCR5がオンする。
【0091】サイリスタSCR5がオンすると、トランジス
タQ19がオフし、トランジスタQ20がオンし、フォトカ
プラPC5 がオンする。フォトカプラPC5 がオンするとト
ランジスタQ1のベ−ス電位がア−スされて、電源ライ
ン43に電源が供給されなくなり、SCR12 〜SCR15 はリ
セットされる。一方、コンデンサC18にチャ−ジされて
いた電荷を抵抗R70、フォトカプラPC5 、トランジスタ
Q20を介して放電させることにより、フォトカプラPC5
は抵抗R70、コンデンサC18で決定される設定時間だけ
オンし続け確実にSCR12 〜SCR15 をリセットする。フォ
トカプラPC5 がオンからオフに変わると再びトランジス
タQ12はオンし、この結果SCR11 がオンする。
【0092】以下、同様な動作が繰り返し行われ、サイ
リスタSCR11 はフォトスイッチ22が2回オフする毎に
オン/オフ状態に交互に変化する。そして、サイリスタ
SCR11 がオン状態となる期間xでは、フォトカプラPCD0
及びPCD1がオンされる。従って、半導体スイッチ12a
中にフォトカプラPCD1がオンし、トライアックTaが導
通し、半導体スイッチ12aがオンする。
【0093】しかし、上記期間xでは図2の回路により
フォトカプラPCD0がオンすると、フォトカプラPCD2は強
制的にオフされるため、半導体スイッチ12bは期間x
ではオフ状態となる。
【0094】一方、サイリスタSCR11 がオフ状態となる
期間yでは、フォトカプラPCD0及びPCD1がオフされる。
従って、半導体スイッチ12a中にフォトカプラPCD1が
オフし、トライアックTaがオフし、半導体スイッチ1
2aがオフする。
【0095】しかし、上記期間yでは図2の回路により
フォトカプラPCD0がオフすると、フォトカプラPCD2は強
制的にオンされるため、半導体スイッチ12bは期間y
ではオン状態となる。
【0096】フォトスイッチ22の始めの2回のオンに
おいては、発光管は、C→Dの順で点灯し、次のx期間
においては、発光管A→Bの順で点灯する。次の期間y
においては、発光管C→Dの順で点灯する。
【0097】以上のように動作が繰り返しなされ、発光
管A→B→C→D→A→…→…と4つの発光管がフォト
スイッチ22がオフされる毎に交互に点灯させることが
できる。
【0098】従って、高圧ナトリウムランプの寿命は約
12000 時間であり、4本のランプを均等に点灯すれば、
一度装着したランプの寿命は約48000 時間となる。照明
器具の1年の点灯時間を4000時間とすれば、照明器具の
合計の寿命は12年程度となり、照明器具の保守を10
年以上行わなくてすむので、事実上保守不要(メインテ
ナンスフリ−)な放電灯を提供することができる。
【0099】なお、上記実施例ではサイリスタSCR11 の
アノ−ド側にフォトカプラPCD0、PCD1を設け、半導体ス
イッチ12a,12bを交互に切り替えるようにした
が、サイリスタSCR11 のアノ−ド側にフォトカプラPCD1
を設け、サイリスタSCR13 のアノ−ド側にフォトカプラ
PCD2を設けるようにしていも良い。
【0100】なお、本発明は上記実施例に限らず、いか
ようにも変更可能であり、フォトスイッチ22が2回オ
フする毎に発光管A→B→C→D→A→…→と切り替え
る回路を同様な原理で実施することもできる。さらに、
外管内に2本の発光管を収納したランプを2本収納した
ものに限らず、ランプを3本以上収納した場合でも同様
な回路により実施することができる。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、2
本の発光管を収納したランプを例えば2本同一照明器具
内に収納し、4つの発光管を均等に点灯させることによ
り照明器具の長くし、発光管の交換等の保守をなくすこ
とができる点灯制御装置及び照明器具を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる放電灯の点灯制御回
路の一部。
【図2】本発明の一実施例に係わる放電灯の点灯制御回
路の一部。
【図3】本発明の一実施例に係わる放電灯の点灯制御回
路の一部。
【図4】本発明の一実施例に係わる放電灯の点灯制御回
路の一部。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するためのタイ
ミングチャ−ト。
【図6】該照明器具の平面図。
【図7】該照明器具を高速道路の街路灯として使用した
場合の外観図である。
【符号の説明】
11a…第1のランプ、11b…第2のランプ、12
a,12b…半導体スイッチ、21…照明用電源、22
…フォトスイッチ、23…チョ−クコイル形安定器、2
4…パルストランス、25,26…トランス、SCR1,sC
R2,SCR11 〜SCR15 …サイリスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 康宏 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 石井 秀和 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 小田部 光保 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 高野 安春 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 石田 敏行 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 松下 信夫 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管内に発光管を2個有する少なくとも
    2個以上の放電ランプと、 これら放電ランプの発光管を始動させる始動パルスを発
    生する始動パルス発生部と、 上記始動パルス発生部から出力されるパルスを前記各放
    電ランプに切り替えて供給する切り替え手段と、 上記発光管をほぼ等しい確率で点灯させるべく上記切り
    替え手段及び始動パルス発生部を制御する点灯制御回路
    とを具備したことを特徴とする放電ランプの点灯制御装
    置。
  2. 【請求項2】 外管内に発光管を2個有する少なくとも
    2個以上の放電ランプと、 これら放電ランプの発光管を始動させる始動パルスを発
    生する始動パルス発生部と、 上記始動パルス発生部から出力されるパルスを前記各放
    電ランプに切り替えて供給する切り替え手段と、 周囲の明るさに応じてオン/オフするフォトスイッチ
    と、 このフォトスイッチが2回オフする毎にその出力状態が
    反転する状態保持手段と、 この状態保持手段の保持内容に応じて上記切り替え手段
    を切り替えて、上記始動パルスをフォトスイッチがオフ
    する毎に交互に発光管に出力する手段とを具備したこと
    を特徴とする放電ランプの点灯制御装置。
  3. 【請求項3】 同一器具内に発光管を2本有する放電ラ
    ンプを少なくとも2本以上収納し、請求項1または請求
    項2の点灯制御装置で点灯制御することを特徴とする照
    明器具。
  4. 【請求項4】 同一器具内に発光管を2本有する放電ラ
    ンプを少なくとも2本以上収納し、請求項1または請求
    項2の点灯制御装置で点灯制御する照明器具をポ−ル先
    端部を取り付けたことを特徴とする照明器具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100428850B1 (ko) * 2001-09-15 2004-05-03 김석희 점멸 점등식 형광등

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100428850B1 (ko) * 2001-09-15 2004-05-03 김석희 점멸 점등식 형광등

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