JPH07104675A - 認識結果表示方法 - Google Patents

認識結果表示方法

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Publication number
JPH07104675A
JPH07104675A JP5243216A JP24321693A JPH07104675A JP H07104675 A JPH07104675 A JP H07104675A JP 5243216 A JP5243216 A JP 5243216A JP 24321693 A JP24321693 A JP 24321693A JP H07104675 A JPH07104675 A JP H07104675A
Authority
JP
Japan
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knowledge
candidates
recognition
constraint condition
candidate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5243216A
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English (en)
Inventor
理 ▲吉▼岡
Osamu Yoshioka
Kiyohiro Kano
清宏 鹿野
Yasuhiro Minami
泰浩 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力された内容に忠実で、且つ、有用な認識
候補の表示を可能にする。 【構成】 弱い拘束の条件の知識辞書40と強い拘束の
条件の知識辞書50の2種類を用意する。まず、音声認
識部10は、入力された音声を認識処理し、その認識結
果について、知識辞書40を用い、弱い知識による拘束
の条件を適用して複数の音声認識候補100を選出す
る。次に、候補検索部20は、この弱い拘束の条件によ
り選出された複数の音声認識候補100に対して、知識
辞書50を用い、より強い知識による拘束の条件を適用
して音声認識候補を選出する。表示部30は、音声認識
部10で選出された音声認識候補のうちの順位が上位の
ものと、候補検索部20で選出された音声認識候補とを
同時に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、認識結果表示方法に係
り、詳しくは、音声認識装置等において、複数の認識結
果から選出した認識候補を表示する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】音声認識結果の表示を行う場合の候補選
出は、入力音声の特徴パラメータ時系列について、複数
の音声認識候補を選出し、これら選出された候補につい
て、その標準パラメータと人力音声の特徴パラメータ時
系列をそれぞれ照合して、得られる類似の尤度の高さを
尺度にして音声認識候補の順位を求め、その順位が高い
ものを表示している。この候補選出の過程において、音
声認識候補として選出される候補には、知識による拘束
がかけられるが、従来、この知識による拘束は1つの拘
束条件で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
知識による拘束の条件が強いものである時、発声者の記
憶違いなどが原因で、入力された音声が知識にない場合
に、入力音声に合致する音声認識候補を得ることができ
ない問題がある。これは、知識による拘束の条件を強く
したために、間違いを含んだ音声に合致する音声認識候
補が、あらかじめ音声認識装置が持っている知識には含
まれなくなるためである。
【0004】一方、知識による拘束の条件を弱いものと
した場合には、音声認識候補の組み合せパターンが非常
に多くなる。そのため、発声内容に合致する候補以外
に、非常に近い尤度の候補が複数出現することがある。
この場合、わずかな尤度差の中に多数の候補がひしめく
こととなり、発声内容に合致した候補が、わずかに尤度
が高い他の候補のため下位となり、表示に用いることが
できなくなる問題がある。
【0005】本発明の目的は、音声認識装置等におい
て、知識に合致しない内容が入力された場合にも、該入
力された内容に従った認識候補を表示できるようにする
とともに、知識と合致しない認識候補が上位に多数出現
した場合、知識に合致した有用な認識候補を引き上げて
表示できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、本発明では、認識候補を選出する場合に用いる知
識による拘束の条件を2種類用意し、まず、弱い条件の
ものを用いて認識候補の選出を行い、次に、こうして得
られた認識候補に対して、より強い知識による拘束の条
件を適用して、その知識を用いた認識候補の選出を行
い、それぞれの条件により選出された認識候補を複数表
示するようにしたことである。
【0007】
【作用】弱い知識による拘束の条件を適用して選出した
認識候補を出力することにより、知識に合致しない内容
が入力として発声などされた場合にも、発声内容等に従
った認識候補を得ることができる。さらに,より強い知
識による拘束の条件を用いた認識候補を同時に出力する
ことにより、知識と合致しない認識候補が上位に多数出
現し、知識と合致した正しい認識候補が下位になった場
合にも、知識に合致した認識候補を引き上げ、上位候補
として扱うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面により
説明する。ここでは、電話番号案内を行うために、住所
と氏名を認識する音声認識装置を取りあげる。
【0009】図1に、本発明の一実施例の構成図を示
す。本音声認識装置は、音声認識部10に、知識による
弱い拘束の条件として、図2に示すような、市、町、番
地、氏名それぞれの項目名に関する知識辞書40を持っ
ている。これは、例えば市の名前には、「武蔵野市」や
「三鷹市」がある、といった知識である。さらに、候補
検索部20には、より強い知識による拘束の条件とし
て、図3に示すような、あらかじめ入力が想定される住
所と氏名に関する知識辞書50を持っている。この辞書
50には、あらかじめ入力が想定されるそれぞれの項目
の組み合せが知識として登録されている。ここで、入力
された音声の認識候補がある組み合せ(例えば項目列
A)に合致した場合、知識に合致した認識候補が得られ
たという。
【0010】なお、辞書50の内容は、入力音声の表現
そのままである必要はなく、要点となる項目の組み合
せ、ここでは市、町、番地、そして氏名の組み合せでよ
い。
【0011】音声認識部10は、入力された音声を認識
処理し、その認識結果から、知識辞書40を用い、弱い
知識による拘束の条件を適用して複数の音声認識候補1
00を選出する。候補検索部20は、この弱い拘束の条
件により選択された複数の音声認識候補100に対し
て、知識辞書50を用い、より強い知識による拘束の条
件を適用して音声認識候補を選出する。表示部30は、
その表示欄の許容範囲内で、候補検索部20で選出され
た音声認識候補と、音声認識部10で選出された複数の
音声認識候補100のうちの順位が上位のものを表示す
る。
【0012】次に、本発明による認識候補の表示例を挙
げる。いま、ある項目列を音声で入力した時に、音声認
識部10によって得られた音声認識候補100が、知識
辞書40の弱い知識による拘束の条件を用いて、図4に
示すように順位づけられたとする。また、表示部30
は、認識候補5個分の表示欄を持っているとする。図5
は、その時の表示例である。
【0013】まず、音声認識部10で選出された複数の
音声認識候補について、図4の4位までを、その順位ど
うりに表示する。候補検索部20では、図4の音声認識
候補の5位以下を、図3に示すような、より強い知識に
よる拘束の条件の辞書50により検索し、該辞書50と
合致するものがあった場合、5番目の表示欄に表示す
る。図4には、7位に辞書50と合致する候補があるの
で、これが5番目の表示欄に表示される。
【0014】このような表示を行うことで、入力された
音声が、図6(a)のように一部が辞書とは異なるよう
な場合にも、発声内容に従った認識候補を表示できる。
例えば、図6(a)は、辞書50中の項目列Aの「緑
町」を「南町」に言い間違えた場合であるが、図5に示
す様に、1番目の表示欄にその候補を表示している。
【0015】また図6(b)のように、入力された音声
がシステムの持つ辞書50の通りであり、その音声を正
しく認識している候補も存在するが、順位が低く、表示
欄に表示しきれない場合にも、正しい認識候補を表示で
きる。この例では、図6(b)に合う認識候補が、図4
に示す様に7位になっており、弱い知識による拘束の条
件のみを用いた表示では、5個しかない表示欄に表示し
きれないが、辞書50によるより強い拘束の条件を用い
ることで、図5に示す様に、5番目の表示欄にその候補
を表示している。
【0016】以上、実施例は、音声認識装置において、
音声認識により得られる複数の認識結果から選出した音
声認識候補を表示する場合であったが、本発明は、手書
き文字列を認識し、その複数の認識結果から選出した候
補文字列を表示する場合などにも、同様に適用可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、弱
い知識による拘束の条件のみを用いて、認識候補を選出
し、表示することで、記憶違いなどのために言い間違え
た発声や書き間違えた文字列を、そのまま表示すること
ができる。こうすることで、訂正を行う場合などに、間
違っている部分のみを訂正することが出来、全てを始め
から言いなおしたり書きなおすより、少ない手数で入力
を終了させることができる。
【0018】また、強い知識による拘束の条件を適用し
た候補選出を行い、表示することで、知識に合致しない
認識候補が上位に多数出現し、知識に合致した有用な認
識候補が下位になった場合にも、有用な認識候補を表示
の時に得ることができる。
【0019】このように、知識による拘束の条件を2種
類用いて認識候補を選出し、これによって得られた複数
の認識候補を同時に表示することで、発話や筆記内容に
忠実でかつ有用な認識候補を表示することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の構成図を示す。
【図2】弱い拘束の条件の一例を示す。
【図3】強い拘束の条件の一例を示す。
【図4】図1の音声認識部から出力される音声認識候補
の一例を示す。
【図5】本発明による音声認識結果の表示例を示す。
【図6】入力される音声に含まれる項目の一例を示す。
【符号の説明】
10 音声認識部 20 候補検索部 30 表示部 40 弱い拘束の条件の知識辞書 50 強い拘束の条件の知識辞書 100 音声認識候補

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の認識結果から認識候補を選出して
    表示する方法であって、 認識候補を選出する場合に用いる知識による拘束の条件
    に、弱い拘束の条件と強い拘束の条件の2種類を用意
    し、 弱い知識による拘束の条件と、より強い知識による拘束
    の条件とを用いて、それぞれ認識候補を選出し、これら
    選出された認識候補を複数表示することを特徴とする認
    識結果表示方法。
JP5243216A 1993-09-29 1993-09-29 認識結果表示方法 Pending JPH07104675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5243216A JPH07104675A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 認識結果表示方法

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JP5243216A JPH07104675A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 認識結果表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07104675A true JPH07104675A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17100559

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5243216A Pending JPH07104675A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 認識結果表示方法

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JP (1) JPH07104675A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001331798A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Nec Corp 分散データベース高速アクセス方式を併用した認識システム
JP2002132287A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Canon Inc 音声収録方法および音声収録装置および記憶媒体

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