JPH07104367B2 - 低雑音、広帯域幅、且つ高ダイナミック・レンジの電流−電圧変換器 - Google Patents

低雑音、広帯域幅、且つ高ダイナミック・レンジの電流−電圧変換器

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JPH07104367B2
JPH07104367B2 JP3194820A JP19482091A JPH07104367B2 JP H07104367 B2 JPH07104367 B2 JP H07104367B2 JP 3194820 A JP3194820 A JP 3194820A JP 19482091 A JP19482091 A JP 19482091A JP H07104367 B2 JPH07104367 B2 JP H07104367B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超短時間の間に小電流
を測定する適用例において使用するための、低雑音、広
帯域幅、且つ高ダイナミック・レンジの電流−電圧変換
器に関する。1つの例として、連続サンプリングで1マ
イクロ秒の間に少なくとも300個の電子の検出が必要
とされる走査型トンネル顕微鏡の分野での適用が挙げら
れる。一般に、本発明は、例えば分子電子工学の新規分
野のような、どんな高インピーダンス分析回路ででも使
用することができる。トラップされた電荷のナノメート
ル・スケールでの検出を含む新規な記憶技術は、本発明
の電流測定技術に大きく依存する。
【0002】
【従来の技術】微小電流の測定は、数10年に渡って、
多くの刊行物の主題であった。小電流を測定するための
標準的方法は、基準電圧によって設定されたプローブで
の電位で、大型抵抗器における電圧降下をモニターする
ことである。このような構成の問題点は、プローブの電
位と基準電圧とが正確には等しくなく、電流依存性誤差
を有することである。従って、もし高感度にするために
抵抗器が大型に製造されれば、電圧誤差もまた大きくな
る。
【0003】しかしながら、先行技術の電流測定装置の
最も重要な欠点は、雑音レベルが高く、行われる測定の
正確さに影響を与えること、及び比較的狭い帯域幅を有
することである。とりわけ、先行技術装置の主な欠点
は、そのフィードバック・ループの非線型伝達関数に存
する。
【0004】先行技術で公知の低電流測定の適用例の多
くは、生物細胞で実行される研究に関連して見出され
る。特に、生物膜の単一イオンチャネルでの電流の検出
を可能にするために開発されたいわゆる細胞外パッチク
ランプ法は、格別に興味深い。この技術では、小さいガ
ラスピペットが、10GΩのオーダーの抵抗を有する電
気的シールを形成する細胞膜に押圧される。このシール
の高抵抗性によって、膜の小パッチで生じる電流の殆ど
がピペット内へ流れ、ピペットから電流測定回路へ流れ
出ることが保証される。
【0005】ピペット電流は、典型的には、高値抵抗器
における電圧降下として測定され、電圧は次に演算増幅
器によって増幅される。測定用抵抗器を必然的に短絡す
るキャパシタンスは、電流/電圧変換器の周波数応答に
影響を及ぼす。また、より高い周波数では、演算増幅器
の入力キャパシタンスは、ピペット及び増幅器入力のフ
ィードバック・ループによって課せられるバックグラウ
ンド雑音の原因となる。
【0006】先行技術の例としては、「単一チャネル記
録("Single-Channel Recording"、Burt Sakman & Erwi
n Neher 版、Plenum Press、New York and London 、19
83年)」という本の3〜35頁、シグワース(F.J. Sig
worth )による”パッチクランプの電子設計(Electron
ic Design of the Patch Clamp)”というチャプターが
挙げられる。この参考文献では、上記の問題の解決法が
提示されている。プローブ電圧を正確な値へ一致させる
ために、第2の電圧源を連続的に調整しながら、プロー
ブでの電圧を直接測定する。電圧調整は、演算増幅器に
よって自動的に行われる。
【0007】”Pfluger's Archiv (1981) 391:85-100
”のハミル(O.P. Hamill )らによる「細胞及び無細
胞膜パッチからの高分解能電流記録のための改良型パッ
チクランプ技術(Improved Patch-Clamp Techniques fo
r High-Resolution Current Recording from Cells and
Cell-Free Membrane Patches )」は、電流を高値抵抗
器における電圧降下として測定する電流−電圧変換器の
概略の回路図を開示している。この電流−電圧変換器で
は、演算増幅器の入力インピーダンスの減少、ピペット
準備の間の清浄度を厳密に遵守すること、及びピペット
を疎水性被覆して水の膜形成を妨ぐと共にピペットのキ
ャパシタンスを減少させることによって、雑音を抑制す
るための設備が成されている。
【0008】”Elektronik 1, 10.1.1986, 35-38頁”の
アストル(B. Astor)らによる「250kHz迄のピコ
アンペア領域における電流測定(Strommessung im pA-B
ereich bis 250 kHz)」は、10GΩのオーダーの入力
抵抗において5kHz迄の周波数で(均一周波数応答の
ために)約5pAまでの低電流測定が可能な、細胞膜研
究で使用される型タイプの測定回路構成について記載し
ている。電流/電圧変換器(他の点では記載されていな
い)の入力回路は、混合型オーミック容量性分圧器(mi
xed ohmic-capacitive voltage divider)として設計さ
れる。
【0009】”Proc. IEEE 58 (1970) 1178-1206頁”の
ズィール(A. Van der Ziel )による「固体デバイス及
びレーザの雑音(Noise in Solid State Devices and L
asers )」は、種々の雑音源について及び回路での望ま
しくない雑音を回避又は解決するための方法についての
概説を示している。この文献及び他の公知先行技術文献
は何方も、測定用抵抗器の遮蔽、又は低電流測定のフィ
ードバック・ループの設計において必要とされる特別の
注意に関するものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明によると、優れ
た帯域幅及び信号対雑音比を有する電流−電圧変換器の
新規な設計が提案される。これは、非常に大きい二重遮
蔽測定抵抗の電流−電圧変換器(I/V変換器)のフィ
ードバック・ループにおける非均一伝達関数の問題を解
決するよう意図されている。提案されたI/V変換器
は、変換因子が1010V/A且つ帯域幅が1MHzであ
る完全線型I/V変換を実行するために、2段階セット
アップを使用する。得られた低雑音レベル並びに記載さ
れた帯域幅及び変換因子では、少なくとも300個の電
子を含む事象をモニターすることが可能である。
【0011】しかも、提案された設計は、より小さい変
換因子及びより大きい帯域幅でも演算される。そして改
良された構成要素では、又は多くの構成要素を積分する
ことによって、変換因子及び帯域幅のためにより高い値
が可能となる。I/V変換器のダイナミック・レンジ
は、ダイオード又はトランジスタのようにフィードバッ
ク路の測定抵抗が非線型デバイスであるとき、70倍も
高くなる。均一伝達関数を保証するために、非線型デバ
イスは、同様に二重遮蔽されていなければならない。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の電流−
電圧変換器は、差動入力増幅器と、前記差動増幅器に電
流を供給するための電流源と、少なくとも1つの演算増
幅器と、高抵抗値の測定用抵抗器とを含み、測定用抵抗
器は、前記差動増幅器に連結されるフィードバック・ル
ープに配置される。測定用抵抗器は、第1遮蔽を構成す
る第1ケーシングによって囲まれ、第1ケーシングは、
前記差動増幅器を包囲すると共に第2遮蔽を構成する第
2ケーシングへ接続される。そして測定用抵抗器は、電
流/電圧変換器の他の構成要素から二重遮蔽される。
【0013】提案されたI/V変換器の物理的サイズに
関して、それぞれが演算増幅器及び二重遮蔽測定用抵抗
器からなる多数のユニットは、単一半導体内へ統合され
てもよい。I/V変換器は、大容量記憶装置内へ及び大
容量記憶装置からのデータ伝達速度を決定する決定的要
素である。ここで記憶デバイスは、周知の走査型トンネ
ル顕微鏡(scanning tunneling microscope 、STM)
テクノロジに基づく。即ち、STMは多数のチップを有
する。1秒間に10メガビットオーダーのデータ伝達速
度では、1000チップの装置は1秒当たり約10ギガ
ビットで伝達可能である。
【0014】本発明の好ましい実施例の詳細について、
添付の図面を参照しながら以下に記載する。
【0015】
【実施例】小電流を大型測定用抵抗器における電圧降下
へ変換する際、有用な信号を得るためには、変換回路構
成に固有の雑音よりも電圧降下が相当大きくなくてはな
らない。雑音の主な原因は、式〔1〕によって与えられ
る抵抗器の熱的雑音である。
【数1】 この式から直ちに明らかなように、小電流の測定のため
には、大きいオーミック値の抵抗が必要とされる。
【0016】どんな実回路にも、トランジスタ接合、導
電体、電流源等に由来する分路キャパシタンス(Ci
が存在する。たとえこれらのキャパシタンス全ての合計
が、ただ数ピコファラッドであっても、大きい抵抗と共
に、測定用回路構成の帯域幅を著しく減少させる。
【0017】従って、明白な理由から、低雑音と広帯域
幅とは、低電流測定における矛盾した必要条件である。
この矛盾を緩和するために、逆周波数応答を有する第2
の増幅器を使用することが提案される。しかし、最も一
般的なアプローチは、利得A(ω)を有する反転増幅器
のフィードバック・ループに測定抵抗が配置される電流
フィードバック技術である。フィードバック・ループを
有する電流測定回路の基本構成は図1に示される。
【0018】電流源1は演算増幅器2の入力へ接続され
る。回路の入力側で現れる寄生キャパシタンスは、コン
デンサ3で表示される。測定用抵抗器4は演算増幅器2
の出力端子と電流源1との間に接続される。このI/V
変換器の帯域幅ωmax は次の条件〔2〕によって与えら
れる。
【数2】
【0019】R=10GΩ、Ci =5pF、且つωmax
=1のとき、1MHzでの増幅器の利得は110dBを
越えなければならない。これは、300GHzの利得と
帯域幅の積に等しい。明らかに、単一演算増幅器はその
利得を提供できない。
【0020】この問題を解決するための2つのアプロー
チが当業者に知られている。第1のアプローチでは、1
/ω2 項(演算増幅器の1/ω利得特性及び変換利得の
RC回路網ロールオフの1/ω特性から生じる)を、逆
周波数特性を有する次の増幅器によって補償する。しか
しながら、この体系は、信号対雑音性能に大きな犠牲を
払うものである。
【0021】第2のアプローチでは、オープンループ構
成の演算増幅器が、付加的なループ利得を提供する高入
力インピーダンス増幅ステージと結合されている。この
体系は、閉鎖ループの位相余裕を消滅させる1/ω増幅
器利得特性から生じる、安定性に関する問題をなお有す
る。その結果、変換器の周波数応答は、ωmax で共振を
示す。例えば、フィードバック回路の非制御の浮遊キャ
パシタンスによって又は誘導源インピーダンスによって
誘引されるどんな付加的位相シフトも、変換器を不安定
にする。
【0022】問題のただ1つの適切な解決は、充分な電
圧利得、及びωmax までの平坦な周波数応答を有するル
ープ増幅器を使用することである。しかしながら、フィ
ードバックシステムに関する主な難点は、フィードバッ
ク路の大型抵抗器に対応された分路キャパシタンスCf
(図2の7)から発生する。この分路キャパシタンス
は、約108 Ωよりも大きい抵抗を有する実抵抗器のた
めの時定数を支配する。図2に示されるように、測定用
抵抗器4及び分路キャパシタンス7(R1 1 =R
f )からなる高域通過フィルタと同一の時定数を有す
る、フィードバック・ループに抵抗器5及びコンデンサ
6を含む低域フィルタの追加によって、想像的構成要素
無しに、回路網インピーダンスがR+R1 へ訂正され
る。
【0023】能動的構成要素を使用することによって、
1 1低域フィルタのインピーダンスを減少すること
が可能である。そして、R1 とRとの間の遮蔽の重要度
は低くなるが、このラインとI/V変換器入力との間の
クロストークは回避されなければならない。
【0024】超高周波数において、抵抗器5と測定用抵
抗器4との間の接続のインピーダンスが高い(10
6 Ω)ので、図2の補償回路は問題となる。抵抗器5の
値はコンデンサ6のキャパシタンスが上昇する間に減少
され得るが、良好な高周波数特性を有するコンデンサ
(セラミック)は数ナノファラッドまでの値のみに利用
可能なので、これには制限がある。従って、フィードバ
ック・ループの高インピーダンスのために、測定用抵抗
器4及び抵抗器5に沿ったどんな点でも、電磁放射のピ
ックアップ及び他のラインへの容量性結合を起こし易
い。
【0025】この問題の明らかな解決法は、接地ケーシ
ングを追加することによって、測定用抵抗器4と低域フ
ィルタの構成要素5及び6とを遮蔽することである。し
かしながら、これは、小さいが妨害となる接地への容量
性結合を引き起こす。このような回路網の等価回路は、
その伝達関数が莫大な数の極(ポール)を有する非常に
複雑な関数であることを示す。従って、次の段階による
補償は、概略的に可能なだけである。
【0026】これらの問題の評価及び可能な解決法につ
いての考察によって、本発明に従うI/V変換器の新し
い設計が得られた。その第1の好ましい実施例を図3に
示す。この新規な設計は、カスコードFET差動増幅器
8と、電流ミラー増幅器9と、主増幅器10と、電流源
11と、遮蔽された測定用抵抗器13を有するフィード
バック・ループ12と、出力での低域ライン駆動回路
(ドライバ)14とを含む。新しいI/V変換器を設計
する際、以下の点について特に注意した。 *測定用抵抗器13の二重遮蔽によって、フィードバッ
ク・ループ12の伝達関数を均一にする。 *測定用抵抗器13がケーシングへ浸透するようなリー
ク点を持たない二重ケーシングによって、前置増幅器8
を出力から効果的に密閉する。 *次の増幅ステージの利得が1000にもなるように出
力ラインの電位を±1mVへ調整する電流ミラー増幅器
9を用いて、前置増幅器8の高利得−帯域幅積及び低出
力インピーダンスを達成する。 *フィードバック増幅器の平坦周波数応答を最大演算周
波数まで保持する。 *ソースインピーダンスが−90°と+90°との間の
どの位相に対しても、回路を安定にする。
【0027】本発明のI/V変換器の第1実施例のより
詳細な回路図を、図4に示す。I/V変換器の主ループ
は、電解効果トランジスタT1〜T4から構成される差
動前置増幅器8と、トランジスタT5及びT6を含む電
流ミラー増幅器9と、主演算増幅器10とによって形成
される。
【0028】入力差動増幅器8は、変換器の信号対雑音
比及び漏れ電流を決定するので、本発明のI/V変換器
において非常に重要な素子である。本発明によると、差
動増幅器8は、両方のパスでカスコード型構成を使用す
る。これによって、帯域幅を減少するソース/ゲート分
路キャパシタンスの効果が回避できるので、広帯域幅増
幅が可能になる。これらのソース/ゲートキャパシタン
スは、カスコード回路のトランジスタの高ドレイン/ゲ
ート電圧降下(3... 4V)によって低く保持される。
【0029】フィードバック・ループ12と共に入力信
号ラインは、トランジスタT2のゲートへ接続される。
トランジスタT1のゲートは、遮蔽へ接続され、従って
接地されている。フィードバック・ループによって、ト
ランジスタT2の入力はゼロに近接され、これは仮想質
量である。先行技術によって知られているように、トラ
ンジスタT2のゲートは、基準電位へも接続される。ト
ランジスタT1及びT2を流れる電流は、トランジスタ
T7及びT8を含む定電流源11によって一定に保持さ
れる。トランジスタT7のコレクタは、トランジスタT
1及びT2のソース電極と直列接続している。トランジ
スタT8は、ツェナーダイオードによって置き換えても
よいが、ベース電位を電源電圧と無関係にできるような
トランジスタが好ましい。強制電流はトランジスタT7
のエミッタ回路の抵抗器R1によって(1mAに)調整
される。
【0030】電流ミラー回路9は2つの目的を果たす。
第1に、電圧利得を(約50に)保ちながら、負荷イン
ピーダンス(抵抗器R2及びR3)を広帯域演算増幅器
10の入力インピーダンスと整合させる。第2に、演算
増幅器10の共通モード電位を、増幅器の演算が最適に
なる0Vへ調整するように機能する。電流ミラー回路9
の出力電力Ia 及び出力インピーダンスZa は、トラン
ジスタT5及びT6のエミッタ抵抗R4及びR5の関係
に依存し、それぞれ式〔3〕で示される。
【0031】図4の実施例では、抵抗器R4よりも小さ
い抵抗器R5を適切に選択することによって、電流ミラ
ー9の出力電流は0.5mAから5mAへ変えられる。
【0032】電流ミラー回路9の出力電流の電圧への変
換は、負荷抵抗器R2及びR3上で実行される。抵抗器
R2及びR3における電圧降下は、次に利得が1000
である演算増幅器10によって増幅される。抵抗器R6
は、演算増幅器10の入力を過負荷から保護するように
機能する。増幅器10のフィードバック・ループの抵抗
器R7の分路キャパシタンスは、10MHz迄の周波数
の定常増幅を保証するために、抵抗器R8及びコンデン
サC1からなる低域フィルタによって補償される。増幅
器10の帯域幅及び安定性は、コンデンサC2及びC3
によって最適化される。
【0033】演算増幅器10の出力信号は、緩衝増幅器
14を駆動するために使用される。増幅器14が、作動
の好ましいモードである低域フィルタとして作動される
とき、分路コンデンサC4が、フィードバック抵抗器R
10と並列に配置されてもよい。また、オフセット調整
は、抵抗器R11からR13を含む回路網によって加え
られる。増幅器10の出力での総容量性負荷は、約10
0pFを超過してはならない。緩衝増幅器14は、演算
増幅器10の出力信号の位相シフト、及び長い接続ライ
ンによって生じるI/V変換器の不安定性を有効に妨げ
る。
【0034】オーミック測定用抵抗器R15は、主フィ
ードバック・ループ12内で、差動増幅器8の入力端子
と主演算増幅器10の出力との間に接続される。高抵抗
値の測定用抵抗器R15は、1GΩと100GΩとの間
の抵抗を有する。109 Ω以上のインピーダンスの違い
にとって、変換器の出力から入力へのクロストークを防
ぐために遮蔽は絶対的な必要要件である。従って、差動
増幅器8は第1の金属ケーシング15によって遮蔽され
る。第1の金属ケーシング15は、トランジスタT
1... T4を格納し、フィードスルー(貫通)デバイス
を備えることによって、電流ミラー回路9へと同様に、
電流源11へ、増幅器8の接続点を接触可能にする。こ
れらの回路は、それぞれ第2及び第3ケーシング16及
び17によって独立して同様に遮蔽される。
【0035】測定用抵抗器R15の伝達関数は、抵抗器
R16及びR17並びにコンデンサC5を含む低域フィ
ルタによって均一にされる。測定用抵抗器R15(抵抗
器本体の中央部で最も重要である)の接地への容量性結
合を防ぐために、コンデンサC5は、管として設計さ
れ、抵抗器R15は、図5に示されるように前記管の内
部に配置される。事実、コンデンサC5は、円形カラー
19と、金属管状内部壁20と、同様に管状の外部壁2
1とを有する誘電スリーブ18から成り、壁20及び2
1は、当然のことながら、コンデンサC5のプレートを
形成する。スリーブ18は、カラー19がケーシング1
5外部にあるように、ケーシング15の開口22内部に
堅固に配置される。スリーブ18の材料の誘電定数及び
そのディメンジョンは、コンデンサC5が1nFと10
nFとの間のキャパシタンスを有するように選択され、
例えば4nFが好ましい。
【0036】抵抗器R15はコンデンサC5内に格納さ
れ、その端子の1つは、コンデンサC5のカラー19を
完全にキャップするヘッド部23にはんだ付けされてお
り、且つコンデンサC5の内部壁20へ電気的に接続さ
れている。従って、コンデンサC5の内部プレート(内
部壁20)、即ち測定用抵抗器R15の第1遮蔽は、低
域フィルタを超える電位へ接続され、第2遮蔽、即ちコ
ンデンサC5の他方のプレート(外部壁21)はケーシ
ング15へ接続され、従って接地される。ヘッド部23
はライン24を介して、粗調整を可能にする電位差計と
して備えられる抵抗器R16へ接続される。高インピー
ダンスライン24及び抵抗器R16は、ケーシング25
内に封じ込められる。上述の配置の副作用は、並列浮遊
キャパシタンスの僅かな増加だけである。これは、電位
差計R16を調整することによって、容易に補償され
る。
【0037】ここで、二重遮蔽された測定用抵抗器R1
5及びその連結された管コンデンサC5の伝達特性を簡
単に考察することは有用である。ケーシング15及び2
5によって生じた種々の浮遊キャパシタンスを有するこ
の抵抗器の回路図は、図6に示される。Cp は、抵抗器
R15に沿ったキャパシタンスであり、Cq は、管コン
デンサC5の内部金属被覆(メタライゼーション)20
に関する抵抗器R15のキャパシタンスである。C
m は、主に管コンデンサC5に起因する、ケーシング1
5に関する前記内部金属被覆20のキャパシタンスであ
る。Ck は、電位差計R16の並列キャパシタンスであ
り、Cn は、ケーシング25に関する電位差計R16の
キャパシタンスである。
【0038】図7は、図6の回路構成の等価回路を示
す。ここで、Cx =Cp +Cq 及びCy =Cm +Cn
ある。これについて、測定用抵抗器R15の伝達特性
は、次のように得られる。
【数4】 調整のための条件は、
【数5】
【数6】 である。帯域幅はR16・Ck 時定数によって決定さ
れ、例えば1MHzで並列キャパシタンスCk が〜
(約)0.2pFならば、
【数7】 である。更に、測定用抵抗器R15がR15=1010Ω
であり、キャパシタンスCx が〜0.35pFならば、
【数8】 である。Cy が〜4.4nFという値は、主に管コンデ
ンサC5に集中され、商業的に利用可能な値である。
【0039】完全補償の場合の、測定用抵抗器R15及
びコンデンサC5を有するフィードバック・ループ12
の伝達特性は、図8に示されている。図8の上側の曲線
(a)は、ω=6.25MHzにおける減衰のオンセッ
トを示し、下側の曲線(b)は、位相がω〜5.7MH
zの周波数まではシフトされないことを示す。
【0040】高インピーダンスライン24(測定用抵抗
器R15へ接続されている)及び電位差計R16の周囲
放射に対する感度が非常に高いという事実を考慮して、
フィードバック・ループのこれらの素子は、既に記載し
たように、差動増幅器8のケーシング15へ堅固に取付
られた第4ケーシング25によって遮蔽されている。ケ
ーシング15、16、17及び25は、共通に接地され
ている。I/V変換器を完全に包囲する第5ケーシング
26もまた、接地されている。ケーシング25は、電位
差計R16の微調整電位差計R17への接続を可能にす
るフィードスルー27を備えている。そして、微調整電
位差計R17は、緩衝増幅器14の入力側で抵抗器R9
へ接続される。
【0041】図4を再び参照すると、高周波数リンギン
グが変換器内で生じることを防ぐため、数個の低域フィ
ルタ、即ち、抵抗器R19とコンデンサC6を含むも
の、R20とC7を含むもの、R21とC8を含むも
の、R22とC9を含むもの、等が提供されている。
【0042】図9は、本発明に従うI/V変換器の第2
の好ましい実施例を示す。一般的概念は、図4の第1実
施例で使用されたものと同一なので、構成要素の幾つか
については、同一の参照番号が使用されている。しかし
ながら、以下に記載するように、明白な違いがある。第
1の明らかな違いは、図9の回路では、差動増幅器8の
出力ライン28と29はいずれも、トランジスタ対T9
/T10及びT11/T12をそれぞれが含む一対の電
流ミラー回路の1つへ接続されるという事実にある。従
って、定電流源11の抵抗器R1は、5mAの強制電流
が供給されるように、選択される。この二重路配置は、
電源電圧のリプルの、処理中の信号への影響を少なくす
るのを助ける。
【0043】電流ミラー対32の出力ライン30及び3
1は、電流増幅器として作動される演算増幅器10の正
及び負の入力端子へそれぞれ接続される。フィードバッ
ク抵抗器R23の分路キャパシタンスは、抵抗器R24
及びコンデンサC10を含む低域フィルタによって補償
される。演算増幅器10のライン33上の出力信号は、
演算増幅器14の入力へ供給される。後者の出力34
は、測定用抵抗器R15と、管コンデンサC5と、粗調
整のためのトリマ電位差計R25と、微調整のための電
位差計R26とを含むフィードバック・ループへ接続さ
れる。
【0044】個々の構成要素を遮蔽するために図4に関
して論議されたのと同一の測定を適用することに注意す
べきである。また、1から10GΩの抵抗範囲の測定用
抵抗器R15は、管コンデンサC5内部に配置されるべ
きであり、それぞれケーシング15及び25内に格納さ
れる。約4nF迄の有効キャパシタンスをもたらすため
に、恐らく、管コンデンサC5と並列な追加のコンデン
サC11が必要とされるであろう。
【0045】これまで論議したように、回路内で、フィ
ードバック・ループ12の測定用抵抗器R15は、厳密
にオーミックであると仮定したが、例えば対数特性を有
する比線型フィードバック体系を導入することも可能で
ある。これを行うための1つの方法は、オーミック抵抗
器R15を、単一ダイオードによって置き換える、又
は、より好ましくは、図10に示されるように逆並列接
続のダイオードのチェーン35によって置き換えること
である。図10のチェーンの単一ダイオードのダイオー
ド特性は、式
〔9〕によって与えられる。
【数9】 ここで、ix はダイオードチェーンの2つの分岐の内1
つのあるダイオードを流れる電流、ux は各ダイオード
における電圧降下、kはボルツマン定数、Tは絶対温
度、mは1次数の現象論的定数である。ダイオードチェ
ーン35の2つの分岐それぞれのダイオード数が等しい
と、式〔10〕が得られる。
【数10】 ここでnは各分岐のダイオード数である。明らかに、ダ
イオード数が多くなればなるほど、浮遊キャパシタンス
はより抑制される。実験の結果、非線型フィードバック
・ループの最良配置は、逆並列接続されたダイオード対
36... 39のチェーン35のような配置であることが
示された。図11は、この配置(a)及びその等価回路
(b)を示す。高周波数を考慮するとダイオードチェー
ンの遮蔽が必要とされるが、遮蔽40は当然ながらキャ
パシタンスを増大させる。このフィードバック・ループ
の伝達特性は、式〔11〕によって与えられる。
【数11】 ここで、Cd はダイオードキャパシタンス、Rはダイオ
ード抵抗、νは演算ポイント因子、nはダイオード数、
a は調整キャパシタンスである。ダイオードキャパシ
タンスとダイオード抵抗の積Cd ・Rは一定であるとい
う事実から、調整が困難であることが明らかになった。
【0046】
【発明の効果】本発明の電流−電圧変換器は、上記のよ
うに構成されるので、優れた帯域幅及び信号対雑音比を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィードバック・ループを有する基本的な電流
/電圧変換器回路を示す。
【図2】低域フィルタを有する図1の回路を示す。
【図3】本発明の電流/電圧変換器のブロック図であ
る。
【図4】図3の電流/電圧変換器の第1実施例の詳細な
回路図である。
【図5】二重遮蔽された測定用抵抗器を示す。
【図6】図5の測定抵抗及びその連結キャパシタンスの
回路図である。
【図7】図6の回路構成と等価の回路である。
【図8】測定用抵抗器の伝達特性、即ち減衰(a)及び
位相シフト(b)を示すグラフである。
【図9】図3の変換器の第2実施例の詳細な回路図であ
る。
【図10】ダイオード・チェーンの第1バージョンを含
む、図4及び図9のフィードバック・ループの代替配置
を示す。
【図11】フィードバック・ループのためのダイオード
・チェーンの第2バージョン(a)及びその等価回路
(b)を示す。
【符合の説明】
8 差動増幅器 9 電流ミラー増幅器 10 主増幅器 11 電流源 12 フィードバック・ループ 13 測定用抵抗器 14 緩衝増幅器 15、25 ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−93265(JP,A) 特公 昭41−2159(JP,B1) 特公 昭39−28454(JP,B1)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力差動増幅器(8)と、前記差動増幅
    器(8)へ電流を供給するための電流源(11)と、少
    なくとも1つの演算増幅器(10、14)と、高抵抗値
    の測定用抵抗器(R15、35)とを含む、低雑音、広
    帯域幅、且つ高ダイナミック・レンジの電流−電圧変換
    器にして、 前記入力差動増幅器(8)は、カスコード増幅器として
    設計されると共に、電流ミラー回路(9、32)に接続
    され、 前記演算増幅器(10、14)は、前記電流ミラー回路
    (9)に応答して出力電圧を発生し、 前記測定用抵抗器(R15、35)は、前記差動増幅器
    (8)に連結されたフィードバック・ループ(12)に
    配置され、 前記測定用抵抗器(R15、35)は、第1の遮蔽を構
    成する第1ケーシング(C5)によって囲まれ、前記第
    1ケーシング(C5)は、前記差動増幅器(8)を包囲
    すると共に第2遮蔽を構成する第2ケーシング(15、
    25)へ接続されていることを特徴とする電流−電圧変
    換器。
  2. 【請求項2】 前記測定用抵抗器が、1GΩと100G
    Ωとの間の抵抗値を有し、コンデンサ(C5)と並列に
    接続され、フィードバック・ループ(12)へ非線型特
    性を与えるオーミック抵抗器(R15)であることを特
    徴とする請求項1記載の電流−電圧変換器。
  3. 【請求項3】 前記測定用抵抗器が、フィードバック・
    ループ(12)へ非線型特性を与える少なくとも1つの
    ダイオード(35)であることを特徴とする請求項1記
    載の電流−電圧変換器。
  4. 【請求項4】 前記測定用抵抗器が、逆並列に接続され
    たダイオードチェーンであることを特徴とする請求項3
    記載の電流−電圧変換器。
  5. 【請求項5】 前記測定用抵抗器が、逆並列接続された
    ダイオード対(36)のチェーン(35)であることを
    特徴とする請求項3記載の電流−電圧変換器。
  6. 【請求項6】 前記第1ケーシング(C5)が、前記測
    定用抵抗器(R15、35)と並列に接続されたコンデ
    ンサ(C5)として設計されると共に、内部及び外部金
    属被覆(20、21)を有する誘電スリーブ(18)を
    含み、且つ前記外部金属被覆が前記第2ケーシング(1
    5)の開口(22)に接続されることと、 前記測定用抵抗器(R15、35)が前記スリーブ(1
    8)内部の中央に配置され、その端子の1つは前記コン
    デンサ(C5)のヘッド部(23)にはんだ結合され、
    前記ヘッド部(23)はコンデンサ(C5)の内部金属
    被覆(20)に電気的に接続されることとを特徴とする
    請求項2記載の電流−電圧変換器。
  7. 【請求項7】 前記並列コンデンサ(C5)の前記スリ
    ーブ(18)の長さ、厚さ及び誘電定数等の値が、得ら
    れるキャパシタンスが1nFと10nFの間になるよう
    に選択されることを特徴とする請求項6記載の電流−電
    圧変換器。
  8. 【請求項8】 前記フィードバック・ループ(12)
    が、前記第2遮蔽を形成する前記第2ケーシング(1
    5、25)内に封じ込められた調整抵抗器(R16)を
    含み、前記調整抵抗器(R16)がフィードスルー(2
    7)によって前記第2ケーシング(25)を通って上記
    変換器の他の部分に接続されることを特徴とする請求項
    1記載の電流−電圧変換器。
  9. 【請求項9】 前記入力差動増幅器(8)が、上記変換
    器の入力端子に接続されたゲート電極と、前記電流源
    (11)に共通に接続されたソース電極と、ドレイン電
    極とをそれぞれ有する第1の電界効果トランジスタ対
    (T1、T2)を含み、前記ドレイン電極は、第2の電
    界効果トランジスタ対(T3、T4)のソース電極に個
    々に接続され、第2の電界効果トランジスタ対のゲート
    電極は前記電流源(11)に共通に接続され、そのドレ
    イン電極は前記電流ミラー回路(9)に接続されること
    を特徴とする請求項1記載の電流−電圧変換器。
  10. 【請求項10】 前記電流ミラー回路(9)が第1トラ
    ンジスタ(T5)を含み、前記第1トランジスタ(T
    5)は前記差動増幅器(8)の出力端子と第2トランジ
    スタ(T6)のベースとに共通に接続されたベース及び
    コレクタを有し、前記第2トランジスタのコレクタは前
    記演算増幅器(10)へ出力信号を与え、前記第1及び
    第2トランジスタ(T5、T6)のエミッタはそれぞれ
    エミッタ抵抗(R4、R5)を介して電源に接続される
    ことを特徴とする請求項1記載の電流−電圧変換器。
  11. 【請求項11】 前記電流ミラー回路(32)が、第1
    トランジスタ(T10、T12)をそれぞれ含む2つの
    対称に配置された分岐として設計され、前記第1トラン
    ジスタは前記差動増幅器(8)の出力端子と各前記分岐
    の第2トランジスタ(T9、T11)のベースとに共通
    に接続されたベース及びコレクタを有し、前記第2トラ
    ンジスタのコレクタは出力信号を提供するために前記演
    算増幅器(10)の正及び負の入力へそれぞれ接続さ
    れ、前記第1及び第2トランジスタ(T10、T12、
    およびT9、T11)のエミッタはそれぞれのエミッタ
    抵抗器を介して電源に接続されることを特徴とする請求
    項1記載の電流−電圧変換器。
JP3194820A 1990-10-24 1991-07-09 低雑音、広帯域幅、且つ高ダイナミック・レンジの電流−電圧変換器 Expired - Lifetime JPH07104367B2 (ja)

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JPH04233475A JPH04233475A (ja) 1992-08-21
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US5237493A (en) 1993-08-17
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