JPH07102460B2 - 円周自動溶接方法 - Google Patents
円周自動溶接方法Info
- Publication number
- JPH07102460B2 JPH07102460B2 JP2288498A JP28849890A JPH07102460B2 JP H07102460 B2 JPH07102460 B2 JP H07102460B2 JP 2288498 A JP2288498 A JP 2288498A JP 28849890 A JP28849890 A JP 28849890A JP H07102460 B2 JPH07102460 B2 JP H07102460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- width
- automatic
- value
- welding method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、円周自動溶接方法に関し、さらに詳しくは、
地中埋設パイプライン、プラント配管等、管布設現場に
おいて管外周に環状ガイドレールを設け、このガイドレ
ールに沿って溶接ヘッドを円周方向に走行させ、管の突
合継手を溶接する技術に関する。
地中埋設パイプライン、プラント配管等、管布設現場に
おいて管外周に環状ガイドレールを設け、このガイドレ
ールに沿って溶接ヘッドを円周方向に走行させ、管の突
合継手を溶接する技術に関する。
従来、管外周に環状ガイドレールを設け、このガイドレ
ールに沿って溶接ヘッドを円周方向に走行させ、管の突
合継手を溶接する技術として、例えば下向き、立向き、
上向き等の姿勢別又は時計位置別に溶接条件をプリセッ
トして自動溶接する手法が適用されていたが、完全な継
手品質を安定して得るまでには至っていなかった。
ールに沿って溶接ヘッドを円周方向に走行させ、管の突
合継手を溶接する技術として、例えば下向き、立向き、
上向き等の姿勢別又は時計位置別に溶接条件をプリセッ
トして自動溶接する手法が適用されていたが、完全な継
手品質を安定して得るまでには至っていなかった。
本発明は、上記円周自動溶接方法における溶接条件を、
溶接対象によって最適条件になるように学習させ、その
学習結果に基づいて溶接を行うようにすることによっ
て、信頼性の高い高品質の溶接継手を得ることを目的と
する。
溶接対象によって最適条件になるように学習させ、その
学習結果に基づいて溶接を行うようにすることによっ
て、信頼性の高い高品質の溶接継手を得ることを目的と
する。
本発明は、固定鋼管の突合円周継手溶接に際し、常に自
動セッティングよりマニュアル介入を優先させ、既設定
値に対してしきい値を設けて接合しつつ、このしきい値
を例えば±50％、±30％、±10％、±５％と順次修正、
許容バンド幅を縮少していき、±５％の最終しきい値幅
の中央値を最適溶接条件として溶接する円周自動溶接方
法を提供するものである。
動セッティングよりマニュアル介入を優先させ、既設定
値に対してしきい値を設けて接合しつつ、このしきい値
を例えば±50％、±30％、±10％、±５％と順次修正、
許容バンド幅を縮少していき、±５％の最終しきい値幅
の中央値を最適溶接条件として溶接する円周自動溶接方
法を提供するものである。
なお、補修溶接時には、上記方法によって求めた最適溶
接条件値に対してしきい値幅を±100％まで拡幅し、マ
ニュアル介入による手動操作溶接を行うことができるよ
うにしておく。
接条件値に対してしきい値幅を±100％まで拡幅し、マ
ニュアル介入による手動操作溶接を行うことができるよ
うにしておく。
固定管を円周溶接するに際し、先ず最初、既往実績から
求められる値を初期値として、この初期値に対し、±50
％、±30％、±10％、±５％と上下に、許容修正幅に対
し、しきい値を設けてマニュアル介入による手動操作に
て、順次試験溶接を重ねながら、これらの値を修正、精
緻化していき、最終溶接条件を±５％許容修正バンド幅
の中央値にとる学習機能をもたせた。このようにするこ
とにより、溶接対象に即した最適溶接条件を実地に求め
て信頼度の高い自動溶接を行うことができる。
求められる値を初期値として、この初期値に対し、±50
％、±30％、±10％、±５％と上下に、許容修正幅に対
し、しきい値を設けてマニュアル介入による手動操作に
て、順次試験溶接を重ねながら、これらの値を修正、精
緻化していき、最終溶接条件を±５％許容修正バンド幅
の中央値にとる学習機能をもたせた。このようにするこ
とにより、溶接対象に即した最適溶接条件を実地に求め
て信頼度の高い自動溶接を行うことができる。
また、予期せぬトラブルにより欠陥が発生した場合など
の補修に当っては、上記方法によって求めた最終溶接条
件値に対し、±100％まで修正バンド幅を拡幅、マニュ
アル介入による手動操作溶接を行うことができるように
しておくことによって、前記条件外れに対しても適正な
溶接を行うことが可能である。
の補修に当っては、上記方法によって求めた最終溶接条
件値に対し、±100％まで修正バンド幅を拡幅、マニュ
アル介入による手動操作溶接を行うことができるように
しておくことによって、前記条件外れに対しても適正な
溶接を行うことが可能である。
管径、500A、管厚11.9tの水平固定管を本発明による自
動溶接方法により円周自動溶接した。
動溶接方法により円周自動溶接した。
溶接条件の概略は以下の通りである。なお、積層は４層
４パス盛りとした。
４パス盛りとした。
その結果、本溶接方法が十分実用できることを確認する
ことができた。
ことができた。
〔発明の効果〕 本発明によれば、従来の溶接条件を対象に即して学習さ
せながら最適化を行うので、高品質で信頼性の高い管溶
接継手を得ることができる。
せながら最適化を行うので、高品質で信頼性の高い管溶
接継手を得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項１】固定鋼管の突合円周継手の溶接に当り、マ
ニュアル介入を自動設定より常に優先させ、既往実績値
の上下に適当幅のしきい値を設けて接合しつつ、順次前
記しきい値幅を順次縮少していき、±５％の最終しきい
値幅の中央値を最適溶接条件として溶接することを特徴
とする円周自動溶接方法。 - 【請求項２】固定鋼管の突合円周継手の補修溶接に当
り、請求項１記載の方法により求めた最適溶接条件値に
対し、しきい値幅を±100％まで拡幅し、マニュアル介
入により、手動操作溶接を可能としたことを特徴とする
円周自動溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2288498A JPH07102460B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 円周自動溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2288498A JPH07102460B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 円周自動溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04167974A JPH04167974A (ja) | 1992-06-16 |
| JPH07102460B2 true JPH07102460B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17730998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2288498A Expired - Fee Related JPH07102460B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 円周自動溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102460B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016515224A (ja) * | 2013-03-11 | 2016-05-26 | リンカーン グローバル，インコーポレイテッド | 仮想現実オービタルパイプ溶接シミュレータ及びセットアップ |
-
1990
- 1990-10-29 JP JP2288498A patent/JPH07102460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016515224A (ja) * | 2013-03-11 | 2016-05-26 | リンカーン グローバル，インコーポレイテッド | 仮想現実オービタルパイプ溶接シミュレータ及びセットアップ |
| JP2018049291A (ja) * | 2013-03-11 | 2018-03-29 | リンカーン グローバル，インコーポレイテッド | 仮想現実オービタルパイプ溶接シミュレータ及びセットアップ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04167974A (ja) | 1992-06-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7527301B2 (en) | Pipe/connector weld joint, and methods of welding same | |
| US10668550B2 (en) | Method for welding pipelines from high-strength pipes with controllable heat input | |
| US3135850A (en) | Overland pipe welding machine | |
| JP2009291836A (ja) | 外面クランプ式溶接管開先合わせ装置 | |
| CN103624376A (zh) | 端部带转接环的两根双金属复合管端部对焊方法 | |
| DE3001666A1 (de) | Gewelltes leitungsrohr aus nichtrostendem stahl und verfahren zur herstellung desselben | |
| WO2015172880A1 (de) | Verfahren zur herstellung eines kolbens für einen verbrennungsmotor sowie mittels des verfahrens hergestellter kolben | |
| JPH07102460B2 (ja) | 円周自動溶接方法 | |
| CN103949783B (zh) | 海工吊车筒体领口的焊接方法 | |
| CN105171347B (zh) | 试验舱的现场安装方法 | |
| CN107584190A (zh) | 一种管道窄间隙自动焊焊接方法 | |
| WO2006069414A1 (en) | Pipeline welding | |
| US11045909B2 (en) | Thick, long seam welding system and method for distortion control and non post weld heat treatment of pipeline hot tap fittings | |
| US2079265A (en) | Welding | |
| US1587250A (en) | Roof flashing | |
| GB2190023A (en) | Process and apparatus for reconditioning cylindrical parts, tubes or props | |
| CA2682120A1 (en) | Method for girth welding metallic pipes | |
| EA040585B1 (ru) | Сварочная система для создания толстого продольного шва и способ управления деформацией без послесварочной термообработки для фитингов, устанавливаемых на находящемся в эксплуатации трубопроводе | |
| AU2005100993A4 (en) | Pipeline Welding | |
| JPH0910938A (ja) | 固定鋼管の自動溶接方法 | |
| Turner | Flash-Butt welding of large-diameter oil and gas pipelines | |
| SU1590273A1 (ru) | Способ контрол качества и ремонта стыков труб при контактной стыковой сварке оплавлением | |
| JPS6247625B2 (ja) | ||
| Biery et al. | Godin Lake Trial: X120 Field Welding | |
| US11407052B2 (en) | Method for connecting two individual elements of an underwater fluid-transport pipe subject to fatigue |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |