JPH07100216A - 高周波温熱治療装置 - Google Patents

高周波温熱治療装置

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JPH07100216A
JPH07100216A JP25131193A JP25131193A JPH07100216A JP H07100216 A JPH07100216 A JP H07100216A JP 25131193 A JP25131193 A JP 25131193A JP 25131193 A JP25131193 A JP 25131193A JP H07100216 A JPH07100216 A JP H07100216A
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JP
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applicator
applicator electrode
electrode
device body
unit
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Application number
JP25131193A
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English (en)
Inventor
Masao Kubo
誠雄 久保
Atsushi Shimoyama
淳 下山
Eiji Kasai
英治 笠井
Akinori Katou
暁紀 加藤
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 整合時間の短縮を図り、またアプリケータ電
極の種類に応じて適切な電力を供給できるようにした高
周波温熱治療装置を提供することである。 【構成】 アダプタユニット10は、装置本体に接続さ
れる装置本体接続部11と、全部で10本の針状アプリ
ケータ電極73を接続することができるアプリケータ電
極接続部12と、双方の接続部11,12を結線する給
電線13とで構成され、装置本体接続部11において、
一方の電極73-1とコネクタ14aとを結ぶ給電線、及
び他方の電極73-2とコネクタ14bとを結ぶ給電線
に、それぞれ電極73のインピーダンスを装置本体のイ
ンピーダンス整合範囲に補正するための抵抗15a,1
5bを接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、癌、腫瘍等の治療に使
用される高周波温熱治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる誘電加温式の高周波温熱治療装
置は、一般に図6に示すように、各種アプリケータ電極
70,71,72,73と、このアプリケータ電極に高
周波電力を印加する装置本体80とを備える。又、アプ
リケータ電極を冷却するために冷却水を送る循環冷却装
置81が使用され、冷却水は冷却水チューブ82でアプ
リケータ電極に送られる。
【0003】各種アプリケータ電極のうち、平板状アプ
リケータ電極70は、主に頸部用として使用され、これ
で患部を挟み、電極間に高周波電力を印加して、癌、腫
瘍等の患部を加温し、細胞組織を壊死させる。棒状アプ
リケータ電極71は例えば直腸用として直腸内に挿入
し、アプリケータ電極72は口腔内に入れて使用され
る。針状アプリケータ電極73は、多数本のアプリケー
タ電極が並列に接続され、これらの電極に同電位が印加
されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの平板状、棒
状、針状のアプリケータ電極70〜73は、装置本体8
0に接続して使用されるが、各々電極の形状やサイズが
全く異なるため、電極の特性(インピーダンス)は電極
の種類によって大きく異なる。このため、特性の異なる
アプリケータ電極を同一の装置で使用する場合、装置本
体には広範囲のインピーダンス整合範囲が要求されるこ
とになり、異なる種類のアプリケータ電極に取り替える
たびに適正なインピーダンスに整合させなければなら
ず、整合に時間が掛かるという問題がある。
【0005】又、例えば平板状のアプリケータ電極70
では加温領域が広く、棒状や針状のアプリケータ電極7
1〜73では加温範囲が狭く、電極の種類によって加温
に必要な電力が異なる。このため、装置本体80の印加
可能な最大電力の規定を、広い加温領域と狭い加温領域
のアプリケータ電極に同一の値で適用してしまうと、加
温領域の広い平板状アプリケータ電極70の場合には特
に支障はないが、加温領域の狭い針状アプリケータ電極
73では過剰な電力が印加されてしまうという問題があ
る。
【0006】更に、例えば針状アプリケータ電極73の
ように並列接続された多数本のアプリケータ電極を有
し、これらの電極に同電位を印加するものにおいては、
加温部位の大きさ等によって使用されるアプリケータ電
極の本数が異なるため、多数本のアプリケータ電極を接
続可能なアプリケータ電極接続部を本体装置80に設け
ておく必要がある。このような場合も、上述と同様に、
アプリケータ電極の使用本数によって加温に必要な電力
が異なるので、使用本数に応じた電力をアプリケータ電
極に供給しないと、電力が過剰に印加されてしまうとい
う問題がある。
【0007】従って、本発明は、上記問題点に着目して
なされたもので、整合時間の短縮を図り、またアプリケ
ータ電極の種類に応じて適切な電力を供給できるように
した高周波温熱治療装置を提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、アプリケータ電極の使用本数に応
じて適切な電力を供給できるようにした高周波温熱治療
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前者の目的を達成するた
めに、請求項1記載の高周波温熱治療装置は、生体に高
周波電力を印加するためのアプリケータ電極と、このア
プリケータ電極に高周波電力を供給する高周波温熱治療
装置本体と、この装置本体とアプリケータ電極を接続す
るアダプタユニットとを備え、前記アダプタユニット
が、装置本体に接続される装置本体接続部と、この装置
本体接続部に接続されると共にアプリケータ電極が接続
されるアプリケータ電極接続部と、双方の接続部間に設
けられ、アプリケータ電極の特性を装置本体の特性整合
範囲に適合するように補正する特性補正部とを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】又、請求項2記載の高周波温熱治療装置
は、前記アダプタユニットが、アプリケータ電極接続部
に接続されるアプリケータ電極の種類を指定するアプリ
ケータ電極識別部を備え、前記装置本体が、この装置本
体に接続されるアダプタユニットの前記アプリケータ電
極識別部を認識するアダプタユニット認識部と、このア
ダプタユニット認識部により認識されたアプリケータ電
極の種類に応じてアプリケータ電極に供給する高周波電
力を制御する高周波電力制御部とを備えることを特徴と
する。
【0010】更に、後者の目的を達成するために、請求
項3記載の高周波温熱治療装置は、生体に高周波電力を
印加するためのアプリケータ電極と、このアプリケータ
電極に高周波電力を供給する高周波温熱治療装置本体
と、この装置本体とアプリケータ電極を接続するアダプ
タユニットとを備え、前記アダプタユニットが、装置本
体に接続される装置本体接続部と、この装置本体接続部
に接続されると共にアプリケータ電極が接続されるアプ
リケータ電極接続部と、双方の接続部間に設けられ、ア
プリケータ電極の特性を装置本体の特性整合範囲に適合
するように補正する特性補正部と、アプリケータ電極接
続部に接続されるアプリケータ電極を検出するアプリケ
ータ電極検出部とを備え、前記装置本体が、アダプタユ
ニットのアプリケータ電極検出部によって検出された情
報に応じてアプリケータ電極に供給する高周波電力を制
御する高周波電力制御部を備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の装置では、アダプタユニットに
設けられた特性補正部により、アプリケータ電極の特性
(インピーダンス)を装置本体のインピーダンス整合範
囲に適合するように補正するため、装置本体には狭い整
合範囲の整合器を用いればよく、整合時間が短くなる。
即ち、アダプタユニットは、これに接続されるアプリケ
ータ電極の種類に応じた数だけ用意されており、各ユニ
ットごとに、接続されるアプリケータ電極に対応する特
性補正部が設けられている。従って、アダプタユニット
の装置本体接続部のインピーダンスは、アダプタユニッ
トによらずほぼ一定になっている。この結果、装置本体
で行う整合補正は僅かであり、整合時間を短縮すること
ができるだけでなく、各アプリケータ電極専用のアダプ
タユニットを用意することで、同一の装置で多種多用の
アプリケータ電極を使用することができる。
【0012】請求項2記載の装置では、アダプタユニッ
トのアプリケータ電極識別部により、このユニットに接
続されるアプリケータ電極の種類が予め指定され、この
指定が装置本体のアダプタユニット認識部により認識さ
れ、この情報に基づいて装置本体の高周波電力制御部に
よりアプリケータ電極の種類に適した最大印加電力が設
定される。このため、装置本体にアダプタユニットを介
して接続されたアプリケータ電極が広い加温領域タイプ
のものか、或いは狭い加温領域タイプのものかが自動的
に判別され、それによりアプリケータ電極に適切な電力
が供給されるので、安全な加温治療が可能となる。
【0013】請求項3記載の装置では、アダプタユニッ
トのアプリケータ電極検出部により、アプリケータ電極
接続部に接続されたアプリケータ電極の例えば本数が検
出され、この検出信号が装置本体に送られ、この情報に
基づいて装置本体の高周波電力制御部により最大印加電
力が設定され、アプリケータ電極の本数に応じた電力が
アプリケータ電極に供給される。このため、アプリケー
タ電極の本数にかかわらず、安全な加温治療が可能とな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の高周波温熱治療装置を実施例
に基づいて説明する。図1に、加温領域の狭いタイプの
針状アプリケータ電極73(図6参照)を使用するアダ
プタユニット10の構成図を示す。このアダプタユニッ
ト10は、装置本体80(図6参照)に接続される装置
本体接続部11と、アプリケータ電極73が接続される
アプリケータ電極接続部12と、双方の接続部11,1
2を結線する給電線13とを備える。アダプタユニット
10の外観は、図6の一点鎖線で囲んだ領域A内に示し
たような形状である。
【0015】装置本体接続部11は一対のコネクタ14
a,14bを有する。アプリケータ電極接続部12は、
一方側に5本の針状アプリケータ電極73-1のコネクタ
73aを、他方側に5本の針状アプリケータ電極73-2
のコネクタ73bを差し込むことができるようになって
おり、全部で10本の針状アプリケータ電極73を使用
することができる。
【0016】装置本体接続部11において、アプリケー
タ電極73-1とコネクタ14aを結線する給電線、及び
アプリケータ電極73-2とコネクタ14bを結線する給
電線には、それぞれアプリケータ電極73のインピーダ
ンスを装置本体のインピーダンスに整合させるために、
補正用の抵抗(特性補正部)15a,15bが接続され
ている。
【0017】このようなアダプタユニット10によれ
ば、予め針状アプリケータ電極73と装置本体とのイン
ピーダンス整合を、抵抗15a,15bにより行ってい
るため、装置本体で行うインピーダンス整合は狭い範囲
であり、整合に要する時間が短縮される。この実施例
は、針状アプリケータ電極73についてのものである
が、同じく加温領域の狭い棒状アプリケータ電極71,
72については、インピーダンスの整合補正用の抵抗を
有するアダプタユニット20を用意し、加温領域の広い
平板状アプリケータ電極70でも、整合補正を行う必要
のある場合には適宜抵抗を設けたアダプタユニット30
を用意する(図6参照)。
【0018】図2に、一方側に加温領域の広いタイプの
平板状アプリケータ電極70を、他方側に加温領域の狭
いタイプの針状アプリケータ電極73を使用するアダプ
タユニット40の構成図を示す。このユニット40も、
同様に一対のコネクタ44a,44bを有する装置本体
接続部41と、アプリケータ電極70,73を接続する
アプリケータ電極接続部42と、両方の接続部41,4
2を結ぶ給電線43とを備える。
【0019】アプリケータ電極接続部42は、1個の平
板状アプリケータ電極70のコネクタ70aと、5本の
針状アプリケータ電極73のコネクタ73aとを差し込
むことができるようになっている。装置本体接続部41
において、アプリケータ電極70とコネクタ44aを結
線する給電線には、アプリケータ電極70と装置本体と
のインピーダンス整合を特にする必要がないので、整合
補正用の抵抗(特性補正部)が設けられていないが、ア
プリケータ電極73とコネクタ44bを結線する給電線
には、整合補正用の抵抗45が接続されている。
【0020】このアダプタユニット40でも、装置本体
接続部41の抵抗45により、前もって針状アプリケー
タ電極73と装置本体とのインピーダンス整合が図られ
ているため、装置本体で行う整合補正は僅かであり、整
合時間の短縮が可能である。ところで、上記のアダプタ
ユニット10,20,30,40では、それぞれ接続さ
れるアプリケータ電極が異なり、前述したように加温領
域の広いアプリケータ電極と加温領域の狭いアプリケー
タ電極では、加温に必要な電力が異なる。従って、アプ
リケータ電極の種類に応じて適切な電力を供給するのが
肝要であり、それには各アダプタユニットがどのアプリ
ケータ電極を使用するものであるのかを装置本体に知ら
せる手段を、各ユニットごとに設けておくのが好まし
い。次に、その一例を図3に示す。
【0021】図3は、アダプタユニットの装置本体接続
部51の端面を示し、接続部51には、給電用の一対の
コネクタ54a,54bの他に、アプリケータ電極接続
部に接続されるアプリケータ電極の種類を指定するアプ
リケータ電極識別部として、2本のピンが設けられてい
る。ここでは、図3の(a)〜(d)に示すように、ピ
ンの設ける位置及び本数により、使用するアプリケータ
電極の種類を示すように設定されており、(a)では2
本のピン57a,57bが共に所定位置に設けられ、
(b)では図面の左側の位置のみにピン57aが、
(c)では右側の位置のみにピン57bが設けられ、
(d)では所定位置にピンが全く設けられていない。こ
のようにすることで、4種類のアプリケータ電極を区別
することができる。
【0022】一方、装置本体には、接続部51が接続さ
れた時のピンの位置及び本数により、アプリケータ電極
の種類を認識するアダプタユニット認識部(図示せず)
と、このアダプタユニット認識部で認識された情報に基
づき、適切な最大印加電力を設定するなどの制御を行う
高周波電力制御部(図示せず)とが配備されている。従
って、アダプタユニットの装置本体接続部を装置本体に
接続すれば、使用されるアプリケータ電極の種類が判別
され、アプリケータ電極に適正な電力が供給されるた
め、安全な加温治療が可能となる。
【0023】なお、上記のように2本のピンを用いた場
合は4種類のアプリケータ電極を区別できるが、3本の
ピンを用いれば8種類のアプリケータ電極を区別でき、
アプリケータ電極の種類に応じて適宜ピンの本数を設定
すればよい。或いは、これ以外にも、ピンの位置のみで
区別したり、ピンの本数のみで区別したりすることも可
能であり、アプリケータ電極の種類を識別できれば特に
限定はない。
【0024】図1や図2に示すアダプタユニット10,
40では、複数本の針状アプリケータ電極73を使用す
ることができるが、使用する針状アプリケータ電極73
の本数は必ずしも一定していない。この場合、アプリケ
ータ電極の使用本数によって加温に必要な電力が異な
る。このため、アプリケータ電極の使用本数が変わって
も、アプリケータ電極に適切な電力を供給できるように
しておくのが望ましく、この例を図4に示す。
【0025】図4では、図2に示すアダプタユニット4
0を取り上げている。ユニット40のアプリケータ電極
接続部42には、これに接続されるアプリケータ電極の
本数を検出するアプリケータ電極検出部46が設けら
れ、装置本体接続部41には、検出部46で検出された
アプリケータ電極の本数情報を装置本体80に伝送する
ためのコネクタ47が設けられ、検出部46とコネクタ
47は接続線48によって連結されている。
【0026】装置本体80には、送られてきたアプリケ
ータ電極の本数情報に応じてアプリケータ電極に供給す
る高周波電力を制御するCPU(高周波電力制御部)9
0が設けられている。なお、装置本体80は、整合器9
1と、アダプタユニット40が接続されたか否かを検出
するユニット接続検出器92を有する。アプリケータ電
極検出部46等の具体例としては、マイクロスイッチ等
を用い、このスイッチをアプリケータ電極のコネクタが
直接押すことにより検出する電気接点式検出機構とし、
この機構と装置本体とをケーブルや光ファイバで結合し
てもよいが、高周波ノイズの影響による誤動作を効果的
に防止する観点からは、図5に示すような機構を採用す
るのが好ましい。
【0027】図5では、アプリケータ電極70のコネク
タ70aが差し込まれるアプリケータ電極接続部42の
コネクタ60内に、プッシュロッド61が移動可能に挿
入され、このロッド61の一端にフレキシブルワイヤ6
2の一端が接合されている。ワイヤ62の一端にはスプ
リング63が係合しており、スプリング63によってロ
ッド61がコネクタ60側に付勢される。装置本体接続
部41内では、ワイヤ62の他端に別のプッシュロッド
64が接合され、このロッド64に対応する装置本体8
0部分には、電気的接点65が設けられている。
【0028】このような機構によると、コネクタ70a
がコネクタ60に挿入されると、ロッド61が押される
のに伴い、ワイヤ62によってロッド64が押され、電
気的接点65がONになる。逆に、コネクタ70aを抜
くと、スプリング63によってロッド61が元に戻り、
ワイヤ62によってロッド64も引っ張られ、電気的接
点65がOFFになる。従って、この電気的接点65の
ON/OFFをもってアプリケータ電極の接続情報とす
ることができ、使用されるアプリケータ電極の本数に応
じて適切な電力が印加されるため、安全な加温治療が可
能となる。
【0029】なお、図5に示す機構において、プッシュ
ロッド61,64等の材料に、高周波絶縁性の高い樹脂
等の非金属材料を用いることで、高周波による影響を全
く受けないようにすることができる。又、フレキシブル
ワイヤ62の代わりに液体を封入したチューブを使用す
る液圧ピストン式の機構でも同じ効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の高周波温熱治療装置では、装置本体とアプリケー
タ電極とを接続するアダプタユニットが、アプリケータ
電極の特性(インピーダンス)を装置本体のインピーダ
ンス整合範囲に適合するように補正する特性補正部を備
えるから、装置本体には狭い整合範囲の整合器を設けれ
ばよく、装置本体とアプリケータ電極との整合時間が短
縮される。しかも、各種アプリケータ電極専用のアダプ
タユニットを用意することで、同一の装置に多種多用の
アプリケータ電極を使用することが可能となる。
【0031】請求項2記載の装置では、アダプタユニッ
トがアプリケータ電極識別部を備え、装置本体がアダプ
タユニット認識部と高周波電力制御部とを備えるから、
アダプタユニットに接続されるアプリケータ電極の種類
が装置本体で認識され、加温領域の異なるアプリケータ
電極に応じて適切な高周波電力がアプリケータ電極に供
給され、安全な加温治療が可能となる。
【0032】請求項3記載の装置では、アダプタユニッ
トがアプリケータ電極検出部を備え、装置本体が高周波
電力制御部を備えるから、使用されるアプリケータ電極
の本数が検出され、この検出された本数に応じて適切な
高周波電力がアプリケータ電極に供給され、安全な加温
治療が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係るアダプタユニットの構成図であ
る。
【図2】別実施例に係るアダプタユニットの構成図であ
る。
【図3】アダプタユニットの装置本体接続部の端面の例
を示す図である。
【図4】更に別実施例に係るアダプタユニットと装置本
体の構成図である。
【図5】図4に示すアダプタユニットにおけるアプリケ
ータ電極検出部等の機構例を示す構成図である。
【図6】一般的な高周波温熱治療装置と本発明のアダプ
タユニットとを示す外観斜視図である。
【符号の説明】
10,20 アダプタユニット 30,40 アダプタユニット 11,41 装置本体接続部 12,42 アプリケータ電極接続部 13,43 給電線 15a,15b,45 抵抗(特性補正部) 70 平板状アプリケータ電極 73 針状アプリケータ電極 80 装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 暁紀 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式 会社オムロンライフサイエンス研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体に高周波電力を印加するためのアプリ
    ケータ電極と、このアプリケータ電極に高周波電力を供
    給する高周波温熱治療装置本体と、この装置本体とアプ
    リケータ電極を接続するアダプタユニットとを備え、前
    記アダプタユニットは、装置本体に接続される装置本体
    接続部と、この装置本体接続部に接続されると共にアプ
    リケータ電極が接続されるアプリケータ電極接続部と、
    双方の接続部間に設けられ、アプリケータ電極の特性を
    装置本体の特性整合範囲に適合するように補正する特性
    補正部とを備えることを特徴とする高周波温熱治療装
    置。
  2. 【請求項2】前記アダプタユニットは、アプリケータ電
    極接続部に接続されるアプリケータ電極の種類を指定す
    るアプリケータ電極識別部を備え、前記装置本体は、こ
    の装置本体に接続されるアダプタユニットの前記アプリ
    ケータ電極識別部を認識するアダプタユニット認識部
    と、このアダプタユニット認識部により認識されたアプ
    リケータ電極の種類に応じてアプリケータ電極に供給す
    る高周波電力を制御する高周波電力制御部とを備えるこ
    とを特徴とする高周波温熱治療装置。
  3. 【請求項3】生体に高周波電力を印加するためのアプリ
    ケータ電極と、このアプリケータ電極に高周波電力を供
    給する高周波温熱治療装置本体と、この装置本体とアプ
    リケータ電極を接続するアダプタユニットとを備え、前
    記アダプタユニットは、装置本体に接続される装置本体
    接続部と、この装置本体接続部に接続されると共にアプ
    リケータ電極が接続されるアプリケータ電極接続部と、
    双方の接続部間に設けられ、アプリケータ電極の特性を
    装置本体の特性整合範囲に適合するように補正する特性
    補正部と、アプリケータ電極接続部に接続されるアプリ
    ケータ電極を検出するアプリケータ電極検出部とを備
    え、前記装置本体は、アダプタユニットのアプリケータ
    電極検出部によって検出された情報に応じてアプリケー
    タ電極に供給する高周波電力を制御する高周波電力制御
    部を備えることを特徴とする高周波温熱治療装置。
JP25131193A 1993-10-07 1993-10-07 高周波温熱治療装置 Pending JPH07100216A (ja)

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