JPH07100011A - 電子レンジ用弁当容器 - Google Patents

電子レンジ用弁当容器

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Publication number
JPH07100011A
JPH07100011A JP5250825A JP25082593A JPH07100011A JP H07100011 A JPH07100011 A JP H07100011A JP 5250825 A JP5250825 A JP 5250825A JP 25082593 A JP25082593 A JP 25082593A JP H07100011 A JPH07100011 A JP H07100011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lunch
microwave oven
partition wall
container body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5250825A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Niwa
羽 満 雄 丹
Masataka Fukazawa
澤 昌 孝 深
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AWATAKE SHOJI KK
Original Assignee
AWATAKE SHOJI KK
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Publication date
Application filed by AWATAKE SHOJI KK filed Critical AWATAKE SHOJI KK
Priority to JP5250825A priority Critical patent/JPH07100011A/ja
Publication of JPH07100011A publication Critical patent/JPH07100011A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁当容器内に一部加温したくないものを含む
弁当であっても、その一部を除いて加温することができ
る電子レンジ用弁当容器を提供すること。 【構成】 一方面が開口され、内部に仕切壁8を形成す
ることにより少なくとも主食部収容室3と副食部収容室
4とに区分するようにした容器本体1と、容器本体1の
一方面に形成された開口部1aを覆うように装着される
蓋体2と、からなる電子レンジ用弁当容器において、少
なくとも仕切壁8の一部に予め小孔12等からなる脆弱
部を形成し、該脆弱部を介して容器本体1を複数に分離
可能に形成したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジ用弁当容器に
関し、詳しくは、内容物のうち一部加温したくないもの
を含む弁当の容器に用いて好適な電子レンジ用弁当容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】旅行、行楽地、職場などにおいて、弁当
を食する機会は多く、現在は、スーパー、コンビニエン
ス・ストアーなどで多くの弁当が販売されている。
【0003】これらの弁当は、一般の飲食店での食事と
異なり、製造してから所定の時間が経過しているのが通
常であり、そのままでは、常温付近に冷えた状態の弁当
を食することになる。
【0004】そこで、冷えた状態の弁当を食する場合に
は、その直前に電子レンジあるいは蒸し器などにより加
熱することが行われている。このため、今日では、食す
る場合に加温することを考慮した弁当容器が使用されて
いる。これにより、製造時から長時間、時間が経過して
いても、製造直後と何ら変わらない温かい状態で弁当を
提供することが可能となる。
【0005】また、弁当の保存は、その安全性の観点か
ら、特に夏期においては食中毒の危険があることから、
常温よりも低い温度で保存され、販売されることが多
い。したがって、このような場合には、常温保存の弁当
よりもさらに加温の要求が高く、電子レンジあるいは蒸
し器などによる加温が不可欠なものとなっている。
【0006】このような弁当の加温方法については、上
述したように電子レンジあるいは蒸し器などによる加温
が考えられるが、上記のように低い温度で保存された弁
当を短時間で、しかも簡単に加温するには、容器ごと温
めることができる電子レンジを用いるのが一般的であ
る。
【0007】このように弁当を電子レンジで温める加温
サービスはコンビニエンス・ストアーの店頭などでも行
われており、一般での利用も定着しつつある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、弁当を食す
る立場から考慮すると、弁当の中身が全て電子レンジに
よって加温されてしまうことは必ずしも好ましいことで
はない。
【0009】すなわち、一般に弁当の内容物は、いわゆ
る主食である米飯、副食である主菜、副菜などからな
り、この内、主食である米飯等は食する際に加温される
ことが好ましい。一方、副食等は、なま物であったり、
あるいは冷やした状態で食するのがふさわしいものは、
加温されないことが好ましい。
【0010】したがって、電子レンジによって弁当を加
温する場合、弁当の内容物を容器ごと全て加温してしま
うことは必ずしも良いとは限らず、なま物や果物などを
同時に暖められてしまうことが電子レンジで加温する場
合の問題となっていた。
【0011】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決しようとするものであって、弁当容器内に一部加温し
たくないものを含む弁当であっても、その一部を除いて
加温することができる電子レンジ用弁当容器を提供する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明にかかる電子レンジ用弁当容器は、一方面が開
口され、内部に仕切壁を形成することにより少なくとも
主食部収容室と副食部収容室とに区分するようにした容
器本体と、前記容器本体の一方面に形成された開口部を
覆うように装着される蓋体と、からなる電子レンジ用弁
当容器において、少なくとも前記仕切壁の一部に予め脆
弱部を形成し、該脆弱部を介して前記容器本体を複数に
分離可能に形成したことを特徴としている。
【0013】
【作用】上記構成による本発明によれば、少なくとも容
器本体の仕切壁に予め脆弱部が形成されているので、こ
の脆弱部を介して冷めた状態で食するのに適したものが
収容されている部分を他の部分から切り離すことが可能
となる。
【0014】このように切り離すことによって、加温し
て食するのに適したもののみを電子レンジで加温するこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に示した実施例を参照しながら、
本発明に係る電子レンジ用弁当容器について具体的に説
明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例による弁当容器
を示したもので、図2は弁当容器の容器本体を示したも
のである。図1に示したように、本実施例に係る弁当容
器10は、内容物が収容される容器本体1と、この容器
本体1に装着される蓋体2とからなっている。
【0017】容器本体1は、一方面に開口1aを有し、
その開口縁にフランジ1bを有している。また、容器本
体1は、主食である米飯等を盛り付けるための主食部収
容室3と、主におかず等の副食を盛り付けるための副食
部収容室4とからなっている。
【0018】主食部収容室3は、容器本体1の底面から
立ち上げられた仕切壁5により隣接する副食部収容室4
から区画されている。そして、この仕切壁5の上部は、
容器本体1の側壁と同じ高さ、または図に示したように
側壁よりも若干低くされている。
【0019】副食部収容室4は、図2に示したように、
主菜であるおかずを盛り付けるための主菜部収容室6
と、副菜である野菜あるいは果物等を盛り付けるための
副菜部収容室7とからなり、これら主菜部収容室6と副
菜部収容室7とは、容器本体1の底面から立ち上げられ
た仕切壁8により区画されている。なお、この仕切壁8
は容器本体1の側壁と同じ高さに形成されているが、隣
接する仕切壁5の幅に比べて、その幅Sが広く形成され
ている。
【0020】一方、蓋体2は容器本体1の開口1aを覆
うように形成され、密閉状にあるいは着脱自在に装着さ
れる。弁当容器10に示したように密閉状に装着される
ものとしては、フイルム状のものが好ましい。このよう
な蓋体2は、容器本体1の材質と等しく、例えばポリプ
ロピレン等からなる。また蓋体2は、600ミクロン程
度の厚さを有するもので、熱融着によって容器本体1に
密着される。このようなフイルム状の蓋体の使用例とし
ては、容器内の空気を不活性ガスに置換し、これにより
内容物の酸化を積極的に防止するようにした長期保存可
能な弁当容器などに使用されている。
【0021】また、着脱式の蓋体としては、通常、汎用
の弁当容器に採用されているもので、容器本体1のフラ
ンジ1b部分を含めて開口1aの周囲を外方から覆うも
のである。
【0022】このような密閉式あるいは着脱式のいずれ
の蓋体を用いる場合であっても、容器本体1の仕切壁8
には、後に切離可能になるように、脆弱部として例えば
所定間隔おきに小孔12が形成される。
【0023】ここで、フィルム状の蓋体を用いる場合に
は、米飯、主菜、副菜等を全て収容し、その後、開口1
aをフィルムで密封させた後に、プレス等により小孔1
2を打ち抜けば良い。これにより、蓋体2および容器本
体1に亘って小孔12が貫通される。
【0024】また、着脱式の蓋体を用いる場合には、容
器本体1の仕切壁8に予め小孔12を形成しておけば良
い。この場合、蓋体には脆弱部は形成されない。このよ
うに、容器本体1と蓋体2あるいは容器本体1に小孔1
2からなる脆弱部を形成することにより、この小孔12
に沿って順次、折曲させれば、図3に示したように、例
えば、果物等が収容された副菜部収容室7を、他の部分
から切除することができる。
【0025】したがって、本実施例によれば、弁当を食
する場合に、弁当容器10を図3に示したように互いに
切り離すことができ、これにより主食部収容室3および
主菜部収容室6を必要に応じた温度に加温することがで
きる。
【0026】このように、本実施例によれば、1つの弁
当容器内に一緒に盛り付けられた内容物であっても、例
えば副菜部収容室7に盛り付けられた果物などを取り除
いた状態で加熱することができる。また、場合によって
は、副菜部収容室7のみを主食部収容室3および主菜部
収容室6とは異なった程度に加温して食することも可能
になる。
【0027】一方、着脱式の蓋体15を採用した場合に
は、図4に示したように副菜部収容室7を取り外した状
態で容器本体1に蓋体15を装着し、この状態で電子レ
ンジで加温すれば良い。
【0028】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に何ら限定されない。例えば、以上
の実施例では、脆弱部として小孔12を連続的に形成す
る例について説明したが、脆弱部はこれに限定されず、
仕切壁に所定深さの溝を形成して小孔12に代えても良
い。
【0029】また、以上の実施例では、容器本体1を2
つに分離する例について説明したが、勿論2つ以上に分
離可能に形成することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
レンジ用弁当容器によれば、弁当容器内に一部加温した
くないものを含む弁当であっても、その一部を除いて加
温することが可能となり、同時に一般に加温して食する
のに適さない野菜果物などの内容物を全く加熱すること
なく自然な温度で食することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例による弁当容器により
盛り付けられた弁当の斜視図である。
【図2】図2は同実施例による容器本体の斜視図であ
る。
【図3】図3は同実施例による弁当容器を2つに切り離
した状態を示す側面図である。
【図4】図4は本発明の他の実施例による弁当容器を加
温する状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 1a 開口 2、15 蓋体 3 主食部収容室 4 副食部収容室 6 主菜部収容室 7 副菜部収容室 8 仕切壁 12 小孔(脆弱部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方面が開口され、内部に仕切壁を形成す
    ることにより少なくとも主食部収容室と副食部収容室と
    に区分するようにした容器本体と、前記容器本体の一方
    面に形成された開口部を覆うように装着される蓋体と、
    からなる電子レンジ用弁当容器において、 少なくとも前記仕切壁の一部に予め脆弱部を形成し、該
    脆弱部を介して前記容器本体を複数に分離可能に形成し
    たことを特徴とする電子レンジ用弁当容器。
JP5250825A 1993-10-06 1993-10-06 電子レンジ用弁当容器 Pending JPH07100011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5250825A JPH07100011A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 電子レンジ用弁当容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5250825A JPH07100011A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 電子レンジ用弁当容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07100011A true JPH07100011A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17213596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5250825A Pending JPH07100011A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 電子レンジ用弁当容器

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JP (1) JPH07100011A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2427398A (en) * 2005-06-21 2006-12-27 Katherine Jackson Lunch box with separate compartments

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2427398A (en) * 2005-06-21 2006-12-27 Katherine Jackson Lunch box with separate compartments

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