JPH0698452A - ケーブル端末部 - Google Patents

ケーブル端末部

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JPH0698452A
JPH0698452A JP26967392A JP26967392A JPH0698452A JP H0698452 A JPH0698452 A JP H0698452A JP 26967392 A JP26967392 A JP 26967392A JP 26967392 A JP26967392 A JP 26967392A JP H0698452 A JPH0698452 A JP H0698452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
terminal
protective case
pooling eye
terminal part
Prior art date
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Pending
Application number
JP26967392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Sato
浩正 佐藤
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め端末処理加工されたケーブルを保護しな
がら延線できるケーブル端末部を提供する。 【構成】 このケーブル端末部は、ケーブル3の導体7
の先端に装着された接続端子8を収容するプーリングア
イ本体21の他に、予め端末処理がされたケーブル端末
部分を包囲する保護ケース22を備えている。プーリン
グアイ本体21は、引き留め金具31とともに、接続端
子8を掴み、延線作業の際ケーブル3に牽引力を与え
る。一方、保護ケース22は、既に端末処理されたケー
ブル3の端末部分を保護するとともに、接続端子8から
ケーブルシースの剥離端3−1の近傍までケーブル3の
直線性を保ちつつ延線作業を可能にする。これにより、
延線後は直ちにケーブル端末の終端部や接続部への装着
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレハブ式差込み終端
部や直線接続部等に対し装着されるケーブルの延線工事
に適するケーブル端末部に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルを延線する場合には、その先端
に牽引用のワイヤーが結束される。このためにケーブル
の先端にはプーリングアイが取り付けられる。延線工事
終了後のケーブル終端には必要な端末処理がされて、終
端箱や接続箱に組み込まれる。図2に従来よく知られて
いるプレハブ式差込み終端部の主要部縦断面図を示す。
この終端部は、エポキシユニット1の内部でケーブル3
を終端させる構成のもので、エポキシユニット1は機器
の底板2に固定されている。ケーブル3は図の下方から
その先端をエポキシユニット1の内部に挿入される。機
器の底板2の下部には保護ケース4が取り付けられケー
ブル3の終端を保護している。
【0003】また、エポキシユニット1の内部では、ケ
ーブル3の遮蔽層5と絶縁体6が順に段剥され導体7が
露出されて、その先端に接続端子8が圧縮接続されてい
る。エポキシユニット1の頂部には固定側導体11が取
り付けられており、これにチューリップコンタクト12
を介してケーブルの接続端子8が接続されている。な
お、ケーブル3の絶縁体6にはストレスコーン13等が
嵌め込まれ電気的な保護がされる。このようなケーブル
3を布設する際には、その先端に例えば実開平3−97
329号公報に記載されたようなプーリングアイが取り
付けられる。そして、図2に示すエポキシユニット1の
終端付近までケーブルの先端を延線した後、次のような
端末処理作業が行なわれる。
【0004】図3に、図2に示すような差込み式終端部
に挿入するケーブル終端の正面図を示す。図に示すよう
に、ケーブル3は、差込み式終端部のサイズにあわせて
遮蔽層5と絶縁体6が順に段剥され導体7を露出されて
いる。その先端に接続端子8を圧縮接続することは前に
説明した通りである。一方、ケーブル3のケーブルシー
ス剥離端3−1から露出した遮蔽層5は、その保護のた
めに外部導体モールド被覆9により処理がされる。この
ような端末処理を終了した後、図2に示すようにしてケ
ーブル3の終端がエポキシユニット1の内部に挿入され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な作業を行なう場合、ケーブル3の絶縁体6の表面は、
電気特性を向上させ更にストレスコーン13を装着しや
すいように、十分な仕上げ加工が行なわれる。また、延
線作業の際に湾曲したこのケーブル先端部分を整直する
作業も行なわれる。このような作業及び先に説明した外
部導体モールド被覆9を形成する作業等は比較的煩雑で
あり、しかも高度な熟練を要する。また、特にケーブル
終端の装着等は高所作業を必要とし、作業環境の悪い場
所における作業時間の短縮が従来最も強く要望される課
題であった。本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、予め端末処理加工されたケーブルを保護しながら延
線できるケーブル端末部を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル端末部
は、ケーブルの導体先端に装着された接続端子を収容し
て包囲するプーリングアイ本体と、このプーリングアイ
本体の開口部から予め端末加工されたケーブルシース剥
離端までを包囲する保護ケースとを備え、前記接続端子
は、前記プーリングアイ本体内部の開口部近傍に配置さ
れた引き留め金具によりプーリングアイ本体内部に固定
され、前記保護ケースの一端は前記ケーブルシースの剥
離端近傍外周に固定されていることを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】このケーブル端末部は、ケーブルの導体の先端
に装着された接続端子を収容するプーリングアイ本体の
他に、予め端末処理がされたケーブル端末部分を包囲す
る保護ケースを備えている。プーリングアイ本体は、引
き留め金具とともに、接続端子を掴み、延線作業の際ケ
ーブルに牽引力を与える。一方、保護ケースは、既に端
末処理されたケーブルの端末部分を保護するとともに、
接続端子からケーブルシースの剥離端の近傍までケーブ
ルの直線性を保ちつつ延線作業を可能にする。これによ
り、延線後は直ちにケーブル端末の終端部や接続部への
装着が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明のケーブル端末部実施例を示すも
ので、(a)はその主要部縦断面図、(b)はプーリン
グアイ本体の上面図、(c)は保護ケース22の下面図
である。図において、ケーブル3の終端は、既に図3に
おいて説明したものと同様に、予め差し込み終端部に装
着できるように、ほぼ全ての端末処理が終了した構成も
のとなっている。このようなケーブル3の端末に装着さ
れるプーリングアイ本体21は、ケーブル3のその他の
部分を保護する保護ケース22とねじ込みによって連結
される構成となっている。
【0009】プーリングアイ本体21の頂部にはアイナ
ット部23が設けられる。ここに牽引ロープ等が結束さ
れる。なおこのアイナット部23は(b)に示すように
リング状とされている。また、プーリングアイ本体21
の中には中空部24が形成され、ここに接続端子8が収
容されている。またプーリングアイ本体21の開口部2
1−1には、保護ケース22がねじ込まれ、止めねじ2
5によって両者が一体に固定される構造となっている。
なお両者の間の気密を保つためOリング26が挿入され
ている。一方、保護ケース22の下端は、ちょうどケー
ブル3のケーブルシース剥離端3−1の部分まで延長さ
れている。そして、ケーブルシース剥離端3−1の外周
にはパッキング32が嵌め込まれ、保護ケース22の下
端にねじ込まれる袋ナット33と締め付け金具34によ
ってこのパッキング32が圧縮される構成となってい
る。
【0010】これによって、ケーブル3のシースに傷を
つけることなく、保護ケース22の下端をケーブルシー
ス剥離端3−1の近傍に固定している。また、パッキン
グ32の作用によって水等が保護ケース22に浸入しな
い構成となっている。また、保護ケース22の上端と接
続端子8の間には2つ割構造の引き留め金具31が挿入
されている。図に示す構造では、保護ケース22をプー
リングアイ本体21の開口部21−1にねじ込むと、こ
れによって引き留め金具31が接続端子8を上方に押
し、プーリングアイ本体21の内部にこの接続端子8を
固定できる構成となっている。
【0011】以上の構成の本発明のケーブル端末部は、
既に図2に示した差し込み式終端部にそのまま装着でき
るまで端末処理がされたケーブルの端末を収容する。従
って接続現場において熟練工等を配置する必要がない。
また、ケーブル延線の際には従来のプーリングアイと同
様に、接続端子8にその牽引力が加わる構成となってい
る。更に、既に処理済みの絶縁体6を保護するために保
護ケース22を設け、Oリング26やパッキング32等
を用いて外部から異物が浸入するのを防止しつつ延線工
事を行なうことができる構成とされている。また、先に
説明したように、差し込み終端部等にケーブル端末を挿
入する場合、接続端子8からケーブルシース剥離端3−
1の近傍までケーブル3の端末が直線性を保つことを要
求される。本発明のケーブル端末部においては、プーリ
ングアイ本体21と保護ケース22とによって、この直
線性を保ったまま布設を行なうことができるため現場に
おいて整直作業も必要としない。
【0012】即ち、図1(a)に示すような断面構造に
なるようプーリングアイ本体21と保護ケース22をケ
ーブル3の端末に装着し、そのまま延線工事を行ない、
現場においてプーリングアイ本体21及び保護ケース2
2を取り外せば、直ちに差し込み式終端部へのケーブル
端末の装着が可能となる。なお、プーリングアイ本体2
1及び保護ケース22をケーブル3の端末から除去する
作業は、袋ナット33を締め付けの際と逆方向に回転さ
せて、保護ケース22から取り外し、更にプーリングア
イ本体21の止めねじ25をゆるめた後、保護ケース2
2を回転させてプーリングアイ本体21と保護ケース2
2を切り離す。その後引き留め金具31を除去し、保護
ケース22をケーブル3から引き抜いた後、パッキング
32や袋ナット33をケーブル3から引き抜く。これに
よって取り外し作業が完了する。
【0013】本発明は以上の実施例に限定されない。プ
ーリングアイ本体21のアイナット部23の構造等は、
従来プーリングアイに使用されている各種の構成を自由
に採用して差し支えない。また、プーリングアイ本体2
1の内部において接続端子8を固定する構造は、上記以
外に、適当なクランプ構造を採用して差し支えない。も
ちろんプーリングアイ本体21と保護ケース22とを連
結する構成や保護ケース22をケーブル3のケーブルシ
ース剥離端3−1近傍に固定する構造等も従来よく知ら
れた保護構造に取り替えて差し支えない。
【0014】
【発明の効果】以上説明した本発明のケーブル端末部
は、予め端末処理されたケーブルをプーリングアイ本体
及び保護ケースによって収容し、接続端子はプーリング
アイ本体内部に引き留め金具によって固定し、その他の
部分を保護ケースにより保護しながら延線を行なうこと
ができるので、接続現場において高度な熟練を要するケ
ーブルの端末処理等を実施する必要がなくなる。これに
よって現場作業時間を短縮し、特に鉄塔等の上の作業環
境が悪い場所での作業時間の短縮が図れる。また、整直
作業を要しないので、終端部や直線接続部等のケーブル
工事を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル端末部実施例を示し、(a)
はその縦断面図、(b)はプーリングアイ本体の上面
図、(c)は保護ケースの下面図である。
【図2】本発明のケーブル端末部を装着する差し込み終
端部の主要部縦断面図である。
【図3】差し込み終端部に装着するケーブル終端の構成
を示す正面図である。
【符号の説明】
21 プーリングアイ本体 21−1 開口部 22 保護ケース 23 アイナット部 24 中空部 25 止めねじ 31 引き留め金具 32 パッキング 33 袋ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルの導体先端に装着された接続端
    子を収容して包囲するプーリングアイ本体と、 このプーリングアイ本体の開口部から予め端末加工され
    たケーブルシース剥離端までを包囲する保護ケースとを
    備え、 前記接続端子は、前記プーリングアイ本体内部の開口部
    近傍に配置された引き留め金具によりプーリングアイ本
    体内部に固定され、 前記保護ケースの一端は前記ケーブルシースの剥離端近
    傍外周に固定されていることを特徴とするケーブル端末
    部。
JP26967392A 1992-09-11 1992-09-11 ケーブル端末部 Pending JPH0698452A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26967392A JPH0698452A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 ケーブル端末部

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JP26967392A JPH0698452A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 ケーブル端末部

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JPH0698452A true JPH0698452A (ja) 1994-04-08

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ID=17475613

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JP26967392A Pending JPH0698452A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 ケーブル端末部

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JP (1) JPH0698452A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999028650A1 (fr) * 1997-12-04 1999-06-10 Takayasu Kanemura Dispositif auxiliaire utilise pour tirer un câble
GB2470584A (en) * 2009-05-28 2010-12-01 Connectix Ltd Cable end unit
JP2017208950A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 古河電気工業株式会社 ケーブル端末牽引構造及びその組立方法

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