JPH0698386A - マイクロホン一括入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡声装置のスピーカーの音場に不特定複数
の外部マイクロホンを一括支持するマイクロホン一括入
力装置を提供する。 【構成】 キャビネット内に拡声装置のスピーカーを
取りつけると共にストッパーを下端に具備する複数の受
穴を併設したマイク配置部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、スピーカーの音場に
不特定複数の外部マイクロホンを配置するマイクロホン
一括入力装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、街頭演説のような場合は、拡声用
マイクロホンに加え複数の取材用マイクロホンを束ねて
演者自身が支持することが一般的であるが、この場合は
演者にかなりの体力的負担が掛るという欠点があった。
又、記者会見のような場合は多数の取材用マイクロホ
ンを設置するためには、必然的に大形テーブルが要求さ
れるという不都合があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の欠
点を取り除くために、外部マイクロホンを一括支持する
マイクロホン一括入力装置を提供することを目的として
いる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この発明は、拡声装置の
１のスピーカー２をキャビネット１に取りつけると共に
ストッパー３を下端に具備する複数の受け穴４を併設し
たマイク配置部５を設けたものである。

【０００５】

【作用】この発明は、上記の手段を講じたので、これを
使用するときは、外部マイクロホン６を頭部を下向きに
受穴４に挿入すればストッパー３に当接支持される。し
たがって、複数の外部マイクロホン６は一括状態で対向
するスピーカー２の放射音声を確実にキャッチできる。
又、マイク配置部５を発泡材で成型したものは、外部マ
イクロホン６をソフトに支持すると共に吸音作用があ
る。

【０００６】

【実施例】図面に示す実施例について説明すれば、 ス
ピーカー２を取りつけたバッフル板７は、キャビネット
１の内周に設けたあご１０に取りつけ、通気孔９を有す
る底板８はキャビネット１の内周に設けたあご１１に取
りつける。又、下端に格子状のストッパー３を具備する
複数の受穴４を併設したマイク配置部５を、例へば発泡
ウレタンのような発泡材で成型したものをキャビネット
１の上部に落し込んで取りつけたものである。

【０００７】

【発明の効果】この発明は、不特定複数の外部マイクロ
ホンをコンパクトに支持する、したがって街頭演説など
の場合には演者の体力的負担を軽減し、又、記者会見な
どの場合にはテーブルに多数の取材用マイクロホンを設
置せずに済むから小形テーブルでも用が足りるなどの効
果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例を示す要部破断斜視図であ
る。

【図２】この発明の使用斜視図である。

【符合の説明】

１−−−−−キャビネット ２−−−−−スピーカー ３−−−−−ストッパー ４−−−−−受穴 ５−−−−−マイク配置部 ６−−−−−外部マイクロホン ７−−−−−バッフル板 ８−−−−−底板 ９−−−−−通気孔 １０、１１−−−−−あご １２−−−−−コード

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 マイクロホン、制御増幅装置及びスピー
   カーを連接した拡声装置において、１のスピーカー
   （２）をキャビネット内に取りつけ、この音場に、スト
   ッパー（３）を下端に具備する複数の受穴（４）を併設
   したマイク配置部（５）を設けて、この受穴（４）に不
   特定複数の外部マイクロホン（６）を配置することを特
   徴とするマイクロホン一括入力装置。
2. 【請求項２】 マイク配置部（５）を発泡材で成型した
   ものであることを特徴とする請求項１記載のマイクロホ
   ン一括入力装置。