JPH0698298A - 適応形補間方法および装置 - Google Patents

適応形補間方法および装置

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JPH0698298A
JPH0698298A JP5150218A JP15021893A JPH0698298A JP H0698298 A JPH0698298 A JP H0698298A JP 5150218 A JP5150218 A JP 5150218A JP 15021893 A JP15021893 A JP 15021893A JP H0698298 A JPH0698298 A JP H0698298A
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JP5150218A
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Werner Boie
ボワ ヴェルナー
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Technicolor SA
Technicolor USA Inc
Original Assignee
Thomson Consumer Electronics SA
Thomson Consumer Electronics Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S348/00Television
    • Y10S348/91Flicker reduction

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  • Computer Graphics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 補間すべき現走査線y,n,Liのパイクセ
ル値12を、現フィールドFmの隣接する走査線n−
1,n+1の垂直方向において隣接するパイクセルのそ
れぞれの値から計算する、適応形補間方法において、動
き検出の問題を回避することができるようにする。 【構成】 隣接するパイクセル11,13の値を、補間
すべき走査線のパイクセル値を計算するために1つまた
は2つの時間的に隣接するフィールドのそれぞれの位置
のパイクセル値の1つまたは複数の勾配Δ1,Δ2に従っ
て適応重み付ける(α,β)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適応形補間の方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空間的にプロスキャンコンバートされる
飛び越し画像(飛び越し走査→線順次走査)は、水平方
向の構造に沿った普通アンシャープな垂直方向の移行に
おいて現れかつ飛び越しフリッカの僅かばかりの低減を
示すにすぎない。このことは通例、垂直方向の補間また
は水平方向の構造において適用される2走査線にわたる
単純な垂直方向の平均化のためである。この種のアップ
コンバージョンの結果として、本来の飛び越し画像がア
ップコンバートされた画像よりよく見えることがしばし
ば生じる。他方において、空間−時間アップコンバージ
ョンアルゴリズムは、動く物体の速度の所定の範囲に対
してしか容認できる方法で動作することができない。比
較的高い速度に対して、これらのアルゴリズムは、許容
できない時間遅れによって動く物体の輪郭をむしろアン
シャープにしてしまう。動画部分または静止画部分に対
する種々の最適化された処理モードを組み合わせる数多
くの提案が行われているが、含まれている動き検出の問
題は、これまで完全には解決されていない。
【0003】
【発明の課題】本発明の課題は、動き検出のこれらの問
題を回避することができる、適応重み付けされた補間に
対する方法を提供することである。
【0004】
【発明の概要および効果】この課題は、請求項1に記載
の方法によって解決される。
【0005】画像における垂直方向の移行の推定される
位置に依存する、適応重み付け垂直補間が使用される。
この理由のために、飛び越し走査信号の先行および/ま
たは後続のフィールドの情報が考慮される。これによ
り、著しく改良されたシャープネスおよび少なくとも静
止画部分に対する飛び越しフリッカの大幅な低減が認め
られる。動画部分においても、シャープネスの著しい改
良が可能である。
【0006】飛び越し走査フィールドの欠けている走査
線は、現フィールドにおけるたった2本の隣接する走査
線を用いた適応重み付け垂直方向の補間によって計算さ
れる。このアルゴリズムは、飛び越し走査フィールドの
2つの隣接する走査線間の振幅領域内にあるべき補間さ
れた値に対してのみ許容される。それ故に、補間アルゴ
リズムのこの種の主な役割は、2つの適正な重み付け係
数を見付けることから成る。有利には重み付け係数は、
隣接するフィールドの情報を用いて計算または推定され
る。
【0007】本発明のアップコンバージョンは、他の公
知の空間−時間または動き適応アップコンバージョン技
術に比べて次のような数々の利点を有する: −飛び越し走査フィールドの2つの隣接する走査線の2
つのパイクセルしかアップコンバージョンフィルタに含
まれていないので、時間遅延が生じることがない。動く
物体の完全なシャープネスが維持されることになる; −重み付け係数の評価は連続的な処理である。ヨーロッ
パ特許出願公開第92400762号公報に記載のDI
AG3Xアルゴリズムにおけるようなハードな決定も、
不連続性を有する非線形性も生じることがない。この手
法はそれ自体で一層良好な雑音排除性を保証する; −唯一のアルゴリズムのみが使用される。このために、
動き検出器の必要およびそれに伴うすべての問題が回避
される。この理由のために、ビジーエッジ、コーミング
の形の妨害、ハロー効果、混合モードなどのスイッチン
グアーチファクトが生じることがない; −このアルゴリズムによれば、高い垂直方向のシャープ
ネスが実現される。処理された画像は、微細なスポット
によって検出される実際に線順次走査される画像のよう
な印象すら与えることがある。このことは対照的に、飛
び越し走査画像は通例比較的大きなスポットサイズで発
生され、フィールド挿入の後でさえ完成したフレームが
線順次走査されたフレームと同じようにシャープに見え
ることができない; −最悪のケースとして重み付け係数が完全に誤って評価
されたとしても、僅かな走査線繰り返しアーチファクト
しか生じることがない。
【0008】このアルゴリズムの欠点は、垂直方向の解
像度を、時間的な補間、例えば単純なフィールド挿入に
対する場合のように改良することができない点に認める
ことができるが、まさにこのような高い垂直方向の周波
数が動き検出器に対して深刻な問題を惹き起こす。画像
における高い垂直方向の周波数を正確にアップコンバー
トすることができなければ、飛び越しフリッカは残るこ
とになる。このことは、動き検出器の誤った決定によっ
て惹き起こされる歪みに比べて殆ど問題ないと見なされ
る。更に、テレビジョンは、動画に係わるものである。
それ故に、動きのあるイメージの品質を改良することは
一層価値がある。
【0009】上述したように、本発明の適応形垂直方向
補間は、次式(略記されている)に従って2つの隣接す
る走査線におけるパイクセルしか含まないことになる: Y*(y,t)=[α*Y(y−d,t)+β*Y(y+
d,t)]/(α+β)。
【0010】この場合垂直方向の補間は、それ自体現フ
ィールドと(2つの)隣接するフィールドの画像情報に
依存している2つの重み付け係数αおよびβによって制
御される。図1には、基本的な処理の概略図が示されて
いる。
【0011】基本的に本発明の方法は、1種の適応形補
間にあり、その際補間すべき現走査線のパイクセル値
は、現フィールドの隣接する走査線の垂直方向において
隣接するパイクセルのそれぞれの値から計算され、かつ
前記隣接するパイクセルの値は、補間すべき前記走査線
の前記パイクセルを計算するために1つまたは2つの時
間的に隣接するフィールドのそれぞれ対応して位置する
パイクセル値の1つまたは複数の勾配に従って適応重み
付けされる。
【0012】本発明の方法の有利な付加的な実施例は、
それぞれその他の請求項から明らかである。
【0013】本発明の別の課題は、本発明の方法を実施
する装置を提供することである。この課題は、請求項7
に記載の装置によって解決される。
【0014】基本的に本発明の装置は、現フィールドの
勾配の制御に基づいて入力パイクセルのそれぞれ遅延さ
れた値から補正された勾配を計算するための第1手段
と、それぞれ遅延された入力パイクセル値からこの勾配
を計算するための第2手段と、前記補正された勾配から
現フィールドの前記勾配の制御に基づいて重み付け係数
を計算するための算術回路と、前記重み付け係数の制御
に基づいてそれぞれ遅延された入力パイクセル値から現
走査線に対する前記パイクセル値を計算するための第3
手段とを有している。
【0015】本発明の装置の有利な付加的な実施例は、
その他の請求項から明らかである。
【0016】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の補間の原理を説明する図
である。図1のディスプレイ10には、3本の走査線n
−1,補間すべき走査線nおよび走査線n+1が図示さ
れている。n走査線上のパイクセル12は、走査線n−
1のパイクセル11および走査線n+1のパイクセル1
3から補間すべきである。輝度入力パイクセルYinの
値および第1のフィールドメモリ15において遅延され
たこの種の値および第2のフィールドメモリ16におい
て更に遅延されたこの種の値は、評価回路14に供給さ
れ、そこで重み付け係数αおよびβが計算される。
【0018】図2は、垂直方向の変化を示す図である。
図2を用いて、αおよびβの評価を説明する。図2のA
には、飛び越し走査フィールドFmにおけるy=nでの
垂直方向の変化が示されている。変化領域20におい
て、欠けている走査線nのパイクセル値が存在するはず
である不確かな領域がわかる。不確かなこの領域は、こ
の画像部分に動きがないと仮定すれば、先行するフィー
ルドFm−1の情報を用いて大幅に縮小することができ
る。このフィールドFm−1における高い方の方向にお
ける垂直方向の勾配Δ1および低い方の方向における垂
直方向の勾配Δ2を補間すべき走査線y=n(図2のB
参照)に対して測定することによって、これらの勾配 Δ1a=Y(y+2d,t−Tt)−Y(y,t−Tt) および Δ2a=Y(y,t−Tt)−Y(y−2d,t−Tt) (ただしTt=20ms、2d=フィールド内の走査線
間隔)を、 α=|Δ1a|+ε および β=|Δ2a|+ε であるように、αおよびβの評価のために利用すること
ができる。
【0019】これらの式においてεは、Δ1およびΔ2
零になるとき、まさに妥当な結果を発生するために、小
さな数、例えば1つのLSBを表しているにすぎない。
【0020】この技術によって正しく処理することがで
きる最も精細な垂直方向のディテールは、図3のAおよ
びBに示されているように、2つの走査線の幅によって
決められている。正しい補間のために、これらの勾配の
正負記号が現フィールドにおける勾配Δ3=Y(y+
d,t)−Y(y−d,t)の正負記号とは異なってい
るとき、Δ1またはΔ2を強制的に零にする変形を導入し
なければならない。即ち: Δ3≧0であればΔ 1a =最大値(Δ1a,0)Δ 2a =最大値(Δ2a,0) そうでなければΔ 1a =最小値(Δ1a,0)Δ 2a =最小値(Δ2a,0)。
【0021】比較的精細な垂直方向のディテールの場
合、図4のAおよびBに示されているように、アルゴリ
ズムは単純な垂直方向の平均化になる。所定の状況にお
いて2つの勾配Δ1およびΔ2とも零になる。
【0022】このアルゴリズムの検査は、著しい改良さ
れたシャープネスを実現したが、いくつかの所定の動き
に対して2走査線のステップサイズを有する階段構造が
出現する可能性がある(走査線繰り返しアーチファク
ト)。このアーチファクトは主に、αおよびβの非対称
な時間的な評価のために生じた。それ故にこの処理は有
利には、Δ1およびΔ2の第2セットが次式に従って評価
される別の時間的な方向(フィールドFm+1)にも拡
張される: Δ1b=Y(y+2d,t+Tt)−Y(y,t+Tt) Δ2b=Y(y,t+Tt)−Y(y−2d,t+Tt) ただしΔ3に依存する同じ変形が行われている。その場
合重み付け係数は、次式によって定められる: α=|Δ 1a|+|Δ 1b|+ε β=|Δ 2a|+|Δ 2b|+ε この改良されたアルゴリズムの結果は、動き描写がαお
よびβの対称的な時間的な評価より良好であることを示
したが、所定の動きのある対角線構造に沿って依然とし
ていくつかの階段状のアーチファクトがある。これらの
歪みの克服を可能にする種々の解決法がある。動きのあ
る対角線構造の検出または再構築されたフレームにおけ
る階段のパターン認識は極めて有効であるが、比較的複
雑である。
【0023】比較的簡単な解決法は、適応形補間を動き
に依存した垂直方向の平均化に強制的にスムーズに移行
させることである。動きの指示は、動き指示係数を次の
式によって特定することができるように、勾配Δ1およ
びΔ2をフレーム毎に変えることによって既に与えられ
ている: σ=[|Δ1a−Δ1b|+|Δ2a−Δ2b|]/最大値(Σ
|Δi|,δ) ただしΣ|Δi|=|Δ1a|+|Δ1b|+|Δ2a|+|
Δ2b|, δ=1つのLSBである。
【0024】その場合重み付け係数は次のようになる: α=(1−σ)(|Δ 1a|+|Δ 1b|)+σ*Σ|Δ i
|+ε β=(1−σ)(|Δ 2a|+|Δ 2b|)+σ*Σ|Δ i
|+ε 一層良好な雑音排除性および改良された効率のために、
重み付け係数を強制的に比較的強く平衡させるために、
第2の項がこれらの式中に導入されている。同じ理由の
ために、εは、8ビットの処理において5に高められ
た。
【0025】図5には、上述のアルゴリズムを使用する
補間器がブロック図にて示されている。輝度入力パイク
セルYinの値が第1の減算器521に供給されかつ第
1の走査線遅延回路511、第2の走査線遅延回路51
2、第1のフィールド−走査線遅延回路513、第2の
フィールド−走査線遅延回路514および第3の走査線
遅延回路515を介して第4の走査線遅延回路516に
達する。第1の走査線遅延回路511の出力は、第1の
減算器521においてこの走査線遅延回路の入力から減
算される。第2の走査線遅延回路512の出力は、第2
の減算器522において、この走査線遅延回路の入力か
ら減算される。
【0026】第3の走査線遅延回路515の出力は、第
3の減算器523においてこの走査線遅延回路の入力か
ら減算される。第4の走査線遅延回路516の出力は、
第4の減算器524においてこの走査線遅延回路の入力
から減算される。
【0027】第1の減算器521の出力信号Δ2bは、直
接または第1のインバータ531を介して、第1のスイ
ッチ541および第1のリミッタ551(出力信号
Δ 2b)を通ってαおよびβを計算するための算術回路5
7に達する。第2の減算器522の出力信号Δ1bは、直
接または第2のインバータ532を介して、第2のスイ
ッチ542および第2のリミッタ552(出力信号
Δ 1b)を通って算術回路57に達する。第3の減算器5
23の出力信号Δ2aは、直接または第3のインバータ5
33を介して、第3のスイッチ543および第3のリミ
ッタ553(出力信号Δ 2a)を通って算術回路57に達
する。第4の減算器524の出力信号Δ1aは、直接また
は第4のインバータ534を介して、第4のスイッチ5
44および第4のリミッタ554(出力信号Δ 2b)を通
って算術回路57に達する。
【0028】第1のフィールド−走査線遅延回路513
の出力側において、現走査線(y=n,Lc)のパイク
セル値が取り出されかつ出力側502に供給される。こ
れらのパイクセルは、第5の走査線遅延回路581、第
5の減算器594、第1の乗算器595および第1の加
算器596を通って出力側501に達し、そこで補間さ
れた走査線Liのパイクセル値が現れる。
【0029】第5の走査線遅延回路の出力は、第6の減
算器592においてこの走査線遅延回路の入力から減算
される。この減算器の出力は、現フィールドの勾配Δ3
を表しかつ算術回路57および4つのスイッチを同時に
制御するスイッチ制御部56にも供給される。
【0030】算術回路57において、重み付け係数αお
よびβは、動き指示係数σを使用してまたは使用せず
に、上述の入力信号から計算される。
【0031】Y*を計算するために、式(a*A+b*
B)/(a+b)を次のように変形することができる: =(a*A+b*B+a*B−a*B)/(a+b) =(a(A−B)+(a+b)B)/(a+b) =(a/(a+b)*(A−B)+B。
【0032】後者の式は有利には、補間されたパイクセ
ル値11を計算するために使用することができる。算術
回路57のαおよびβ出力は、第2の加算器591にお
いて加算される。加算器の出力は、逆数値回路582を
通りかつ第2の乗算器593において値αと乗算され
る。この乗算器の出力は、第1の乗算器595に対する
第2の入力となる。第5の走査線遅延回路581の入力
は、第5の減算器594においてこの走査線遅延回路の
出力から減算されかつ第1の加算器596において第1
の乗算器595の出力に加算される。
【0033】2つの直接垂直方向において隣接するパイ
クセルより多くのパイクセルを、本発明の補間のために
使用することもできる。
【0034】本発明は、TVおよびビデオカセットレコ
ーダに使用することができかつクロミナンス信号にも使
用することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の補間の結果は、シャープネスの
強調および飛び越しフリッカ低減が、精細なディテール
のズームを含む画像シーケンスにおいて非常に顕著であ
ることを示している。‘Philips test chart’のような
テストチャートにおいて、飛び越しフリッカは完全に取
り除くことができる。
【0036】提案された適応形垂直方向補間は、ヨーロ
ッパ特許公開第92400762号公報に記載のDIA
G3Xアルゴリズムに比べて著しく改良された画像シャ
ープネスおよびフリッカ低減を生じる。提案されたアル
ゴリズムによれば、ハードウェアの複雑さと、垂直方向
の分解能と、垂直方向のシャープネスと、依然として残
るアーチファクトとの間に非常に巧妙な妥協的解決が実
現される。画像品質は、アップコンバージョンアルゴリ
ズムによって生ずる新しいアーチファクトによって低下
することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補間の原理を説明する略図である。
【図2】垂直方向の変化を説明する線図である。
【図3】精細な垂直方向のディテールを示す線図であ
る。
【図4】最も精細な垂直方向のディテールを示す線図で
ある。
【図5】本発明の補間器のブロック回路図である。
【符号の説明】
12 補間すべきパイクセル値、 11,13 垂直方
向において隣接するパイクセル値、 α,β 重み付け
係数

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補間すべき現走査線(y,n,Li)の
    パイクセル値(12)を、現フィールド(Fm)の隣接
    する走査線(n−1,n+1)の垂直方向において隣接
    するパイクセルのそれぞれの値から計算する、適応形補
    間方法において、 前記隣接するパイクセル(11,13)の値を、補間す
    べき前記走査線(y,n,Li)の前記パイクセル値
    (12)を計算するために1つまたは2つの時間的に隣
    接するフィールド(Fm−1,Fm+1)のそれぞれの
    位置のパイクセル値の1つまたは複数の勾配(Δ1
    Δ2)に従って適応重み付ける(α,β)ことを特徴と
    する適応形補間方法。
  2. 【請求項2】 補間すべきパイクセルに対して2つの垂
    直方向において隣接するパイクセル(11,13)から
    成るパイクセル対を、補間すべき前記パイクセル値(1
    2)の計算のために使用し、前記パイクセル対のパイク
    セル(11,13)のそれぞれの重み付け係数(α,
    β)は、時間的に隣接するフィールド(Fm−1,Fm
    +1)のそれぞれの現パイクセルとこのフィールド(F
    m−1,Fm+1)のそれぞれの垂直方向において隣接
    するパイクセルとの間のそれぞれの勾配(Δ1a,Δ1b
    Δ2a,Δ2b)に相応している請求項1記載の適応形補間
    方法。
  3. 【請求項3】 小さな数(ε)、例えば1つのLBS
    を、前記重み付け係数(α,β)に加算する請求項1ま
    たは2記載の適応形補間方法。
  4. 【請求項4】 前記勾配(Δ1a,Δ1b,Δ2a,Δ2b
    を、現フィールド(Fm)の現パイクセル(12)と垂
    直方向において隣接するパイクセル(11,13)との
    間のこのフィールドの勾配(Δ3)の制御に基づいて補
    正する請求項1から3までのいずれか1項記載の適応形
    補間方法。
  5. 【請求項5】 前記重み付け係数(α,β)は、前記補
    正された勾配(Δ 1aΔ 1bΔ 2aΔ 2b)の絶対値を含
    んでいる請求項4記載の適応形補間方法。
  6. 【請求項6】 前記重み付け係数(α,β)を、2つの
    時間的に隣接するフィールド(Fm−1,Fm+1)の
    同一の空間的な位置のそれぞれの勾配差の絶対値(|Δ
    1a−Δ1b|,|Δ2a−Δ2b|)に従って変形する請求項
    1から5までのいずれか1項記載の適応形補間方法。
  7. 【請求項7】 現フィールド(Fm)の前記勾配(Δ
    3)の制御に基づいて入力パイクセルのそれぞれ遅延さ
    れた値から前記補正された勾配(Δ 1aΔ 1bΔ 2aΔ
    2b)を計算するための第1手段(511−516,52
    1−524,531−534,541−544,551
    −554,56)と、それぞれ遅延された入力パイクセ
    ル値からこの勾配を計算するための第2手段(581,
    592)と、前記補正された勾配(Δ 1aΔ 1bΔ 2a
    Δ 2b)から現フィールド(Fm)の前記勾配(Δ3)の
    制御に基づいて前記重み付け係数(α,β)を計算する
    ための算術回路(57)と、前記重み付け係数(α,
    β)の制御に基づいてそれぞれ遅延された入力パイクセ
    ル値から現走査線(n,Li)に対する前記パイクセル
    値(12)を計算するための第3手段(582,59
    1,593−596)とを有していることを特徴とする
    請求項1から6までのいずれか1項記載の方法を実施す
    る装置。
  8. 【請求項8】 前記重み付け係数(α,β)は、2つの
    時間的に隣接するフィールド(Fm−1,Fm+1)の
    同一の空間位置のそれぞれの勾配の勾配差の絶対値(|
    Δ1a−Δ1b|,|Δ2a−Δ2b|)に従って前記算術回路
    (57)において計算される請求項7記載の装置。
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