JPH0696132A - 画像データ管理方法及びその装置 - Google Patents

画像データ管理方法及びその装置

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JPH0696132A
JPH0696132A JP4241985A JP24198592A JPH0696132A JP H0696132 A JPH0696132 A JP H0696132A JP 4241985 A JP4241985 A JP 4241985A JP 24198592 A JP24198592 A JP 24198592A JP H0696132 A JPH0696132 A JP H0696132A
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JP
Japan
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image data
photographic image
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attribute information
viewpoint position
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Application number
JP4241985A
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English (en)
Inventor
Shigeru Abe
茂 阿部
Yasuaki Nakamura
泰明 中村
Katsuyuki Kamei
克之 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0696132A publication Critical patent/JPH0696132A/ja
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ある視点からある視線方向をみた景観又はこ
れに近い景観を含む写真画像データの検索を効率的に行
う。 【構成】 写真画像データに及びその属性情報である撮
影したときの視点位置(x,y),視線方向aを記憶装
置から取り出し(ステップS1) 、これら属性情報を図形
化装置によって点情報化(x,y,a)し(ステップS
2) 、この点情報をデータ構造化装置によって木構造に
データ構造化し (ステップS3) 、記憶装置に保管してお
くことにより、ある視点である視線方向における景観又
はこれに近い景観を含む写真画像データの検索を視点位
置, 視線方向を検索キーとして高速に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプラント設備,オフィ
ス,街路等を撮影した写真画像データをその属性情報と
共に管理する画像データ管理方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は「日本語インターフェースを有す
る知識処理型マルチメディア地図情報処理システムGENT
LE」情報処理学会論文誌Vol.27, No.12, pp.1162−1173
に示された従来の画像データ管理方法の説明図である。
図中1は画像データ管理を実施する計算機の画面、2は
画面1に平面的に表示された地図、3は地図2に示され
る領域のうち所定の地域を撮影した写真画像データであ
る。画面1に表示された地図2には写真画像データ3の
存在を示す撮影マーク4、カーソル5が表れている。地
図2には他に視点位置6a及び注目点6bが表われている
が、これらは説明の便宜上示したもので、実際は画面1
上に表れない。
【0003】図2は従来の画像データ管理装置において
用いる記憶装置14の記憶内容を示す概念図であり、記憶
装置14には写真画像データ3と撮影マーク4が示す視点
位置,視線方向等の属性情報、この撮影マーク4から写
真画像データ3に向けて形成された矢印であるリンク8
が記憶されている。撮影マーク4は2等辺三角形状をな
し、その中心が撮影位置、即ち視点位置を、また頂点の
方向が撮影方向、即ち視線方向を示している。
【0004】従来の画像データ管理方法は、図1に示す
如く計算機の画面1上に表示された地図2において、予
め写真画像データ3の撮影位置に夫々撮影マーク4を付
加して撮影マーク4が示す視点位置,視線方向を地図2
と共に記憶させておき、検索は撮影マーク4が示す視点
位置,視線方向を通じて空間的に行う。目的の写真画像
データ3を画面1に表示させるには画面1でカーソル5
を撮影マーク4上に移動させることで視点位置,視線方
向を指示し、その視点位置,視線方向と同じ視点位置,
視線方向を持つ撮影マーク4から形成されたリンク8を
辿って所定の写真画像データ3を検索し、これを画面1
に表示させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来の画像データ管理方法ではカーソル5で指示した視点
位置の座標値から撮影マーク4を検索し、該撮影マーク
4からリンク8を辿って目的の写真画像データ3を表示
する。従って地図2に特定の視点位置6aから特定の視線
方向、例えば東の方向を見た景観に最も近い写真画像デ
ータ3を検索する場合、視点位置6aの座標値のみで検索
することになり、検索された視点位置6aに最も近い撮影
マーク4に対応する写真画像データ3が東の方向を撮影
したか否かは改めて調べなければならず、またその写真
画像データ3が東方向を撮影したものでなかった場合に
は検索処理自体を何度も繰り返さねばならないという問
題があった。
【0006】また従来の画像データ管理方法では写真画
像データ3はカーソル5で指示した視点位置の座標値か
ら撮影マーク4を検索し、撮影マーク4からリンク8を
辿って写真画像データ3を検索するので、例えば地図2
上における特定の注目点6bが被写体として写されている
写真画像データ3を検索するには、まず注目点6bから所
定の範囲内にある撮影マーク4を全て検索し、検索した
全ての撮影マーク4に対応する写真画像データ3につい
て、注目点6bが写っているか否かを改めて調べなければ
ならないという問題があった。
【0007】更に従来の画像データ管理方法では、カー
ソル5で指示した視点位置の座標値から撮影マーク4を
検索し、撮影マーク4からリンク8を辿って写真画像デ
ータ3に到達するから、特定領域内で特定の時刻、又は
特定の時間内に写した写真画像データ3を検索する場合
には、まず特定領域内の写真画像データ3を全て検索
し、検索した全ての写真画像データ3について改めてそ
の撮影時刻を調べなければならないという問題もあっ
た。
【0008】本発明は斯かる問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは写真画像デ
ータの属性情報として視点位置,視線方向,視野角,写
真画像を得た時刻等を用い、これらを点情報又はベクト
ル情報又は領域情報とし、これらを多次元データ構造化
して管理することで、必要に応じて特定の視点位置,特
定の視線方向,特定時刻等を検索キーとして目的の写真
画像データ又はそれに近い画像を含む写真画像データを
効率よく検索することが可能な画像データ管理方法及び
その装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の本発明に係る画像
データ管理方法は、写真画像データ及びその属性情報に
基づき画像データを管理する方法において、属性情報で
ある写真画像の視点位置,視線方向を含む点情報を作成
し、この点情報を多次元データ構造化して写真画像デー
タと共に保管することを特徴とする。
【0010】第2の本発明に係る画像データ管理方法
は、写真画像データ及びその属性情報に基づき画像デー
タを管理する方法において、属性情報である写真画像の
視点位置,視線方向及び視野角を含む点情報を作成し、
この点情報を多次元データ構造化して写真画像データと
共に保管することを特徴とする。
【0011】第3の本発明に係る画像データ管理方法
は、写真画像データ及びその属性情報に基づき画像デー
タを管理する方法において、属性情報である写真画像の
視点位置及びその写真画像を得た時刻を含む点情報を作
成し、この点情報を多次元データ構造化して写真画像デ
ータと共に保管することを特徴とする。
【0012】第4の本発明に係る画像データ管理方法
は、写真画像データ及びその属性情報に基づき画像デー
タを管理する方法において、属性情報である写真画像の
視点位置,視線方向を含むベクトル情報を作成し、この
ベクトル情報を多次元データ構造化して写真画像データ
と共に保管することを特徴とする。
【0013】第5の本発明に係る画像データ管理方法
は、写真画像データ及びその属性情報に基づき画像デー
タを管理する方法において、属性情報である写真画像の
視点位置,視線方向及び視野角を含む領域情報を作成
し、この領域情報を多次元データ構造化して写真画像デ
ータと共に保管することを特徴とする。
【0014】第6の本発明に係る画像データ管理装置
は、写真画像データ及びその属性情報に基づき画像デー
タを管理する装置において、属性情報である写真画像の
視点位置,視線方向、又はこれらと視野角、又は視点位
置,時刻を含む点情報又はべくとる情報又は領域情報を
作成する手段と、これらの情報を多次元データ構造化す
る手段と、前記属性情報に基づき写真画像データを検索
する手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
【作用】第1発明にあっては写真画像データの属性情報
である、視点位置,視線方向を座標データに換えて点情
報として管理することで視点位置,視線方向を検索キー
として写真画像データの検索を行い得ることとなり、特
定の視点から特定方向をみた景観又はこれに近い景観を
含む写真画像データを効率よく検索することが可能とな
る。
【0016】第2発明にあっては、写真画像データの属
性情報である視点位置,視線方向に視野角情報を加えて
点情報として管理することにより、特定視野角情報を検
索キーとして特定視野角でみた景観、又はこれに近い景
観を含む写真画像データを効率よく検索することが可能
となる。
【0017】第3発明にあっては、写真画像データの属
性情報である視点位置,撮影時刻を座標データに変えて
点情報として管理することで視点位置,撮影時刻を検索
キーとして特定視点からの特定時刻にみた景観又はこれ
景観に近い景観を含む写真画像データを効率よく検索す
ることが可能となる。
【0018】第4発明にあっては、写真画像データの属
性情報である視点位置,視線方向をベクトル情報として
管理することでベクトル情報を検索キーとして写真画像
データの検索を行い得ることとなり、特定注目領域の写
真画像データ、またはこの景観に近い画像を含む写真画
像データを効率良く検索することが可能となる。
【0019】第5発明にあっては、写真画像データの属
性情報である視点位置,視線方向及び視野角を領域情報
として管理することで、領域情報を検索キーとして、写
真画像データの検索を行い得ることとなり、特定注目領
域の写真画像データ又はこれに近い写真画像データを効
率良く検査することが可能となる。
【0020】第6発明にあっては、図形化手段により視
点位置,視線方向、又はこれに加えた視野角情報、又は
視点位置,時刻等の属性情報を適宜組み合わせて点情
報,ベクトル情報又は領域情報化し、また構造化手段に
て点情報,ベクトル情報又は領域情報を多次元データ構
造化して保存することが出来て、各種の属性情報を検索
キーとして写真画像データの迅速な検索をすることが可
能となる。
【0021】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。
【0022】(実施例1)図3は本発明に係る画像デー
タ管理方法及びその装置を示すブロック図であり、図中
11は写真画像データ、視点位置,視線方向等の属性情報
に対して所定の処理及び検索演算を行う手段である中央
演算処理装置、12は図1,2に示す如き写真画像データ
3における視点位置,視線方向,視野角,撮影時刻等の
属性情報から点情報,ベクトル情報,領域(図形)情報
を作る手段である図形化装置、13は点情報,ベクトル情
報,図形情報等を分割木構造等の多次元にデータ構造化
する手段であるデータ構造化装置、14は同じく写真画像
データ3及びその属性情報である視点位置,視線方向、
視野角,撮影時刻,これらの属性情報に対応する点情
報,ベクトル情報,図形情報を記憶する手段である記憶
装置を示している。
【0023】このように構成された画像データ管理方法
及び装置の動作を図4に示すフローチャートに従って説
明する。先ず写真撮影によって得た写真画像データ3は
図5に示す如く各写真画像データ3を得たときの撮影位
置である視点位置(x,y),撮影方向である視線方向
a(X軸に対する角度)等の属性情報と共に、適宜記憶
装置14に格納しておく。
【0024】図5は写真画像データの視点位置(x,
y)、視線方向aの関係を示す説明図であり、2次元座
標上における(x,y)点にカメラ15を設置し、ここか
らx軸と平行な向きに対し角度aだけy軸側に偏位した
方向に視線方向を設定して撮影し、写真画像データ3を
得たときの態様を示している。中央演算処理装置11は記
憶装置14に既に記憶されている写真画像データ3と共に
その視点位置(x,y),視線方向a等の属性情報を一
組み読み出し(ステップS1) 、これを図形化装置12に
(ステップS2) 、続いてデータ構造化装置13へ出力する
(ステップS3) 。
【0025】図形装置12においては図6に示す如く属性
情報をx,y軸及びa軸の3次元座標上の点(x,y,
a)として、点情報化すると共に(ステップS2) 、図2
に示す如くに写真画像データ3に向けて矢印で形成した
リンク8を形成する。
【0026】次にデータ構造化装置13においては、この
点情報を図7に示す如く空間を多次元データ構造化、例
えば階層的に分割した木構造にデータ構造化し、これを
再び記憶装置14に格納して管理する。この多次元データ
構造化には従来知られている、例えば多次元分割木であ
るk−d木等を用いる( 「画像データベース」昭晃堂発
行,1987) 。多次元分割木は視点位置を検索キーとし、
空間検索を高速で実行可能なデータ構造である。次に未
処理の写真画像データの有無を調べ(ステップS4) 、あ
る場合にはステップS1に戻り、無い場合にはデータ構造
化処理を終了する。なお前記k−d木とはk次元(k−
dimensional)のデータを扱う木構造という意味であり、
またkとは「任意の次元」の意味である。
【0027】k−d木の領域分割の基本はN個の点情報
を半分ずつに、最終的に1の点情報となるまで分割して
いき、その分割過程を木構造で表現して管理するもので
ある。この点情報の分割はk本の座標軸の中から巡回的
に1本ずつ選択し、その軸について値の大きい点情報群
と小さな点情報群の数がほぼ等しくなるように行われ
る。図7はこの分割の一例を示している。なお点情報群
を分割することはこの点情報群が存在する空間を分割す
ることを意味する。点情報の分割に際しては二つの領域
内の点情報の数が等しくなるよう分割することが理想で
あるが、分割する前の点情報の数が奇数の場合、一つだ
け点情報が余ることになる。このときはこの余りの点情
報はどちらの側に含めてもさしつかえない。
【0028】図7には3次元平面上で点情報数がN=8
個の場合の例を示している。座標軸yの値Pで左, 右二
つの領域に等分割し、次に両領域内のデータについて、
各々の領域内の点情報数を2等分する値P0 、及びP1
で夫々分割し、合計四つの小領域を作る。この四つの領
域をS00,S01, S10,S11とする。更にこれら四つの
小領域に対し、各々の小領域の点情報の数を半分にする
値を再びy軸上で探し、各領域を2等分する。この結果
図7では各々1個ずつデータを含む八つの小領域が定め
られている。
【0029】図7の例では合計で7回の領域分割により
点情報を各々一つずつ含む領域に分割しているが、一般
にN個のデータの場合N−1回の領域分割を行うことに
なる。このように分割された各領域には、全領域に対応
する根ノードN0 ,左子ノードN1 ,右子ノードN2
次の各分割領域夫々に対応するノードN3 〜N6 、更に
各点情報に対応する葉ノードN11〜N18を対応させてあ
る。なお、データ構造は何ら上記した多次元分割木、k
−d木に限らず、従来知られているB−D木(「画像デ
ータベース」昭晃堂1987刊) ,M−D木(「多次元デー
タの平衡木による管理MD木の提案」電子情報通信学会
論文誌D,Vol.J71-D NO.9,1745-1752) その他の多次元
分割木構造を用いてもよい。
【0030】次に前記のようにして管理されている写真
画像データ3の検索方法について図8に示すフローチャ
ートに従って説明する。中央演算処理装置11を通じて視
点位置6aの座標値(X,Y)と、視線方向Aを入力し
(ステップS5) 、中央演算処理装置11によりデータ構造
化装置13で構成されたデータ構造を利用して記憶装置14
内の写真画像データ3及びその属性情報を検索する (ス
テップS6) 。この検索作業は具体的には許容誤差c,
d,eを適正に定めて、下記(1) 〜(3) を満足するx,
y,aを特定することで写真画像データ3を検索する。
【0031】X−c≦x≦X+c …(1) Y−d≦y≦Y+d …(2) A−e+2nπ≦a≦A+e+2nπ, n=−1,0,1 …(3) 但し、c≧0,d≧0, 0≦a<2π,0≦A<2π,0≦e<π
【0032】この検索は多次元分割木の高速な範囲検索
機能を用いて行い、検索された点情報からリンク8に基
づき写真画像データを得、これを記憶装置14から読み出
し、中央演算処理装置11から出力し(ステップS11)、処
理を終了する。このような実施例においては写真画像デ
ータの検索を視点位置(X,Y)のみならず視線方向A
を検索キーとして検索を行うことが可能となり、検索効
率を高め得ることとなる。
【0033】(実施例2)この実施例2では写真画像デ
ータ3の属性情報として実施例1における属性情報であ
る視点位置(X,Y),視線方向Aに視野角θを加えて
実施例1におけるのと同様に図形化装置12にて(x,
y,a,θ)の4次元の点情報として写真画像データ3
の属性情報を表現し、この点情報を実施例1に示したの
と同様にデータ構造化装置13に投入してデータ構造化
し、写真画像データと共に記憶装置14に保管する。
【0034】図9は写真画像データ3を撮影したときの
視点位置(x,y)、視線方向a、及び視野角θの関係
を示す説明図である。写真画像データ3を検索する場合
には中央演算処理装置11を通じて視点位置(X,Y),
視線方向Aを入力し、下記(4) 〜(7) 式を同時に満足す
るx,y,aを特定することで写真画像データ3を検索
する。c,dは許容誤差である。
【0035】X−c≦x≦X+c …(4) Y−d≦y≦Y+d …(5) A+2nπ≦a+θ/2 …(6) a−θ/2≦A+2nπ, n=−1,0,1 …(7) 但し、c≧0,d≧0, 0≦a<2π,0≦A<2π,0≦θ<2π
【0036】このような実施例2にあっては実施例と同
様に写真画像データ3を撮影したときの視点位置(x,
y),視線方向Aを検索キーとして写真画像データ3を
検索するが、視野角θを含ませることで検索した写真画
像データが、入力した視線方向Aをカバーし得ているか
否かの判定がより確実に行い得る利点がある。勿論、視
野角Θを視点位置(x,y),視線方向Aと共に検索キ
ーとして入力してもよい。この場合は前記(6),(7) 式に
替えて下記(6)′,(7)′式を用いる。 A−e2nπ≦a≦A+e+2nπ … (6)′ n=−1,0,1 Θ−f≦θ≦Θ+f … (7)′ 但しe,f:許容誤差 e≧0,f≧0
【0037】また、上記実施例2では、写真画像データ
3を(x,y,a,θ)の4次元の点情報として表現し
たが、(x,y,a−θ/2,a+θ/2)の如くに座
標値を変換して表現してもよい。他の構成及び動作は実
施例1それと実質的に同じであり、説明を省略する。
【0038】このような実施例2にあっては写真画像デ
ータを撮影したときのカメラの位置,方向のデータを用
いて写真画像データを図形データに対応させて多次元デ
ータ構造化して管理することにより、図1に示す如きあ
る注目点6bが被写体として写っている写真画像データの
検索を効率よく行うことができる効果がある。
【0039】(実施例3)この実施例3においては記憶
装置14に写真画像データ3と共に、その属性情報である
視点位置(x,y)及び撮影時の時刻tを格納する。
【0040】この実施例における処理過程を図10に示す
フローチャートに従って説明する。記憶装置14に記憶さ
れている未だ構造化されていない写真画像データ3, そ
の属性情報である視点位置(x,y)及び撮影時刻tを
一組取り出し (ステップS11)、図3に示すのと同様に図
形化装置12へ、続いてデータ構造化装置13へ出力する。
図形化装置12においては図6に示すのと同様にx軸,y
軸及びθ軸の3次元座標上の点(x,y,t)として点
情報化し (ステップS12)、またこの点情報から図2に示
すのと同様に写真画像データ3に向けてリンク8を形成
する。
【0041】次に点情報をデータ構造化装置13により図
7に示すのと同じ態様で空間を階層的に分割した木構造
に投入し、そのデータ構造を記憶装置14に格納して管理
する。このデータ構造化の処理は実施例1において説明
したのと同じである。未処理の写真画像データがあるか
否かを判断し(ステップS14)、ある場合にはステップS1
1 に戻り、無い場合はデータ構造化処理を終了する。
【0042】次に、前記のように構成され保管されてい
る写真画像データ3の検索方法を図11に示すフローチャ
ートに従って説明する。図12は写真画像データの検索態
様を示す説明図であり、1は計算機の画面、2は地図、
3は写真画像データ、4は撮影マーク、5はカーソル、
6cは注目領域を示している。図12に示す注目領域6c内で
指定時間内T0 〜T1 に写された写真画像データ3を検
索する場合、図3に示す中央演算処理装置11を通じて注
目領域6cを特定する。下記(8),(9) 式で示す如き座標デ
ータと下記(10)式で示す如き時刻データを入力する (ス
テップS15)。中央演算処理装置11によりデータ構造化装
置13にて構成されたデータ構造を利用して写真画像デー
タ3を検索する (ステップS16)。具体的には下記(8),
(9),(10)式を満足する属性情報x,y,tを特定するこ
とで点情報(x,,y,t)及びこれが属する写真画像
データ3を検索する。
【0043】X0 <x<X1 …(8) Y0 <y<Y1 …(9) T0 <θ<T1 …(10) 検索された点情報からリンク8により写真画像データ3
を得、記憶装置14から中央演算処理装置11を通じて出力
し、処理を終了する (ステップS17)。他の構成及び動作
は実施例1のそれと実質的に同じであり説明を省略す
る。
【0044】このような実施例3にあっては写真画像デ
ータの視点位置,撮影時刻を検索キーとして写真画像デ
ータを検出し得ることとなり、注目領域6cにおいて特定
時間に写した写真画像データの検索を効率よく行うこと
ができる。
【0045】なお上記実施例1〜3では写真画像データ
3、その視点位置(x,y),視線方向a,視線角θ,
撮影時刻t、点情報及びデータ構造等を図3に示す同じ
記憶装置14に記憶した場合を示したが、これらを別の記
憶装置に記憶するようにしてもよい。また、上記実施例
1〜3では図形化装置12, データ構造化装置13を用いた
が、写真画像データ3から対応する点情報を作成し、ま
たこれをデータ構造化する処理を中央演算処理装置11で
行ってもよい。
【0046】また、上記実施例1〜3ではデータ構造化
装置13に対し点情報のみを投入したが、他の設備,地図
のデータと共にデータ構造化して管理することとしても
よい。更に上記実施例1〜3では写真画像データ3の視
点位置として(x,y)を用いたが、これにかえて撮影
対象の設備等の位置座標、又は主に撮影されている領域
の座標を用いてもよい。
【0047】(実施例4)この実施例にあっては実施例
1と同様に図3に示す記憶装置14に写真画像データ3と
共に、その視点位置(x,y),視線方向a等の属性情
報を記憶させるが、図形化装置においてはこれを点情報
化する代わりに図13に示す如くベクトル情報化する。
【0048】図13はベクトル情報である視線ベクトル16
の説明図であり、写真画像データ3を得た際の視点位置
(x,y),視線方向a及び視界の有効距離mからベク
トルの始点(x,y),終点(x+m cosa, y+m s
ina)を得る。
【0049】次にこの実施例の処理を図13に示すフロー
チャートに従って説明する。先ず図3に示す記憶装置14
から写真画像データ3,その属性情報である視点位置
(x,y)、視線方向aを一組読出し(ステップS21)、
これを図形化装置12へ、次いでデータ構造化装置13へ出
力する。図形化装置12においては、図13に示した如く視
線ベクトル16を作成し、この視線ベクトル16から図2に
示すのと同様に写真画像データ3に対し、リンク8(図
15参照) を作成する(ステップS22)。
【0050】次にデータ構造化装置13においては図15に
示す如くに多次元分割木構造にデータ構造化する (ステ
ップS23)。未処理の写真画像データの有無を判断し (ス
テップS24)、ある場合はステップS21 へ戻り、無い場合
はデータ構造化を終了する。
【0051】図15はデータ構造化装置13により作成さ
れ、記憶装置14に格納された写真画像データ及びその属
性情報の保管態様を示す概念図である。図7に示す点情
報が視線ベクトル16に変わっているだけで他の構成は実
質的に同じであり、対応する部分には同じ符号を付して
説明を省略する。
【0052】次にこのような実施例における写真画像デ
ータの検索過程を図16に示すフローチャートに従って説
明する。先ず注目点( 図1参照)6bが、被写体となって
いる写真画像データを検索する場合には注目点6bの座標
を図3に示す中央演算処理装置11に入力し( ステップS2
5)、記憶装置14に格納されているベクトル情報を検索す
る (ステップS26)。検索した写真画像データは中央演算
処理装置11を通じて出力する (ステップS27)。図17は検
索態様を示す説明図であり、注目点6cが写真画像データ
3に存在する場合は図17に示す如く注目点6cと視線ベク
トル16との距離Lが小さくなることに着目し、注目点6b
を中心として一辺2L0 の矩形領域17内を定め、これを
通る視線ベクトル16を注目点6bが被写体として存在する
写真画像データ3に関連するものとしてこれを検索す
る。
【0053】なお、実施例4では、記憶装置14には写真
画像データ3の属性情報である視点位置(x,y),視
線方向a及びこれから得たベクトルデータ16を記憶した
が、更に写真画像データ3に収まっている最も近い被写
体と最も遠い被写体夫々の距離を記憶し、その範囲に入
るように視線ベクトル16の起点と終点を修正して管理す
るようにしてもよい。
【0054】(実施例5)この実施例にあっては写真画像
データ3と共に属性情報としてその撮影位置,撮影方向
に加えて視野角θをも記憶させ、図3に示す図形化装置
12で図形情報とした後、データ構造化装置13にてデータ
構造化する。図18は図形化装置12において写真画像デー
タ3の属性情報を図形情報である視野角を示す三角形
(ΔABC)18で表現すると共に、その外接長方形19を
求めて図形情報を作成する。三角形18の3つの頂点は下
記(11)〜(13)式の如くに表わせる。
【0055】A(x,y) …(11) B(x+m cosa−m tanθ/2 sina,y+m sina−m tanθ/2 cosa) (12) C(x+m cosa−m tanθ/2 sina,y+m sina−m tanθ/2 cosa) (13)
【0056】次にこの三角形18の外接長方形19を定め
る。外接長方形19における視点位置と一致する点の座標
を例えば(X0 ,Y0 )、これと対向する体角線上の点
の座標を(X1 ,Y1 )とすると、この外接長方形の領
域は下記(14),(15) で表わせる。 X0 ≦x≦X1 …(14) Y0 ≦y≦Y1 …(15) このような図形情報を実施例1におけると同様にデータ
構造化装置13にてデータ構造化し、記憶装置14に格納し
て保管する。従って検索する際には、まず上記(14),(1
5) 式を満足するx,yを求めて外接長方形19を検索
し、更にそのx,yのうち三角形18内に入るか否か、即
ち下記(16)〜(17)式を満足するx,y,a,θを検索す
ることで目標とする写真画像データ3を検索することが
可能となる。 x0 ≦X≦x1 …(16) y0 ≦Y≦y1 …(17) 他の処理過程は実施例1に示す場合と実質的に同じであ
り、説明を省略する。
【0057】なお実施例4,5では図3に示す記憶装置
14に写真画像データ3の写真の視点位置(x,y),視
線方向a,更には視野角θ,ベクトル情報,図形情報及
びこれらのデータ構造を記憶したが、個別の記憶装置に
記憶し、また3次元での処理においては視野角θに代え
て上下方向の視野角θ1と左右方向の視野角θ2とを区
別して記憶し、写真画像データ3の属性情報である視野
を四角錐で表現するようにしてもよい。
【0058】また上記実施例4,5では図形化装置12,
データ構造化装置13を用いたがこれらによる処理を中央
演算処理装置11で行うようにしてもよい。また、上記実
施例4,5では、データ構造化装置17においてデータ構
造にベクトル情報,図形情報のみを投入したが、他の設
備や地図のデータと共に管理するように構成してもよ
い。
【0059】更に、上記実施例4,5では、写真画像デ
ータ3の視点位置(x,y)を用いたがこれにかえて、
撮影対象の設備等の位置座標、又は主として撮影される
領域を用いて構成してもよい。
【0060】
【発明の効果】第1の本発明にあっては視点位置に加え
て視線方向を検索キーとすることが出来て、目標とする
写真画像データをより効率的に検索することが可能とな
る。第2の発明にあっては視点位置,視線方向に加えて
視野角を検索キーとすることが出来て、目標とする写真
画像データをより効率的に検索することが可能となる。
第3の発明にあっては、視点位置に加えて撮影時刻を検
索キーとすことが出来て、目標とする写真画像データを
より効率的に検索することが可能となる。第4の発明に
あっては属性情報である視点位置,視線方向からベクト
ル情報を分割木に構造化して管理することで注目点を検
索キーとして目的とする写真画像データを検索すること
が出来て、目標とする写真画像データをより効率的に検
索することが可能となる。第5の発明にあっては領域情
報を多次元データ構造化して保管することで、この領域
情報を特定する座標を検索キーとして目的とする写真画
像データを検索することが出来て、目標とする写真画像
データをより効率的に検索することが可能となる。第6
の発明にあっては写真画像データの属性情報を図形化手
段にて点情報,ベクトル情報又は領域情報化し、これら
をデータ構造化手段にて分割木にデータ構造化して記憶
装置に記憶させ、管理することとしたから、必要に応じ
て各種の検索キーにて目的とする写真画像データを効率
的に検索し得ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像データ管理方法の説明図である。
【図2】従来の画像データ管理装置において用いる記憶
装置の記憶内容を示す概念図である。
【図3】本発明に係る画像データ管理方法及びその装置
を示すブロック図である。
【図4】画像データ管理方法及び装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図5】写真画像データを得たときの視点位置(x,
y)と視線方向aの関係を示す説明図である。
【図6】図形化装置による属性情報の点情報化を示す説
明図である。
【図7】データ構造化装置による点情報の多次元分割木
構造へのデータ構造化を示す説明図である。
【図8】本発明における写真画像データの検索方法の処
理過程を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施例において用いる写真画像データ
を撮影したときの視点位置(x,y)、視線方向a、及
び視野角θの関係を示す説明図である。
【図10】実施例3における図形化装置の処理過程を示
すフローチャートである。
【図11】実施例3におけるデータ構造化の処理過程を
示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施例3における写真画像データの
検索方法を示す説明図である。
【図13】本発明の実施例4において用いる視線ベクト
ルの説明図である。
【図14】実施例4における図形化装置による処理過程
を示すフローチャートである。
【図15】実施例4におけるデータ構造化装置によるベ
クトル除法のデータ構造化を示す説明図である。
【図16】実施例4における写真画像データの検索過程
を示すフローチャートである。
【図17】実施例4における写真画像データの検索態様
を示す説明図である。
【図18】実施例5における図形化装置による図形化の
態様を示す説明図である。
【符号の説明】
1 計算機の画面 2 画面上に表示された地図 3 写真画像データ 4 地図上に描かれた撮影マーク 5 画面上に表示されたカーソル 6a 地図上に表した視点位置 6b 注目点 6c 注目領域 8 写真画像データに向けて形成されたリンク 11 中央演算処理装置 12 図形化装置 13 データ構造化装置 14 記憶装置 15 写真画像データ3を撮影するカメラ 16 写真画像データ3の撮影方向を示す視線ベクトル 17 三角形 18 外接長方形
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】第5発明にあっては、写真画像データの属
性情報である視点位置,視線方向及び視野角を領域情報
として管理することで、領域情報を検索キーとして、写
真画像データの検索を行い得ることとなり、特定注目領
域の写真画像データ又はこれに近い写真画像データを効
率良く検索することが可能となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】図形装置12においては図6に示す如く属性
情報をx,y軸及びa軸の3次元座標上の点(x,y,
a)として、点情報化すると共に(ステップS2) 、図7
に示す如くに写真画像データ3に向けて矢印で形成した
リンク8を形成する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】この検索は多次元分割木の高速な範囲検索
機能を用いて行い、検索された点情報からリンク8に基
づき写真画像データを得、これを記憶装置14から読み出
し、中央演算処理装置11から出力し(ステップS7) 、処
理を終了する。このような実施例においては写真画像デ
ータの検索を視点位置(X,Y)のみならず視線方向A
を検索キーとして検索を行うことが可能となり、検索効
率を高め得ることとなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】このような実施例2にあっては写真画像デ
ータを撮影したときのカメラの位置,方向のデータを用
いて写真画像データを図形データに対応させて多次元デ
ータ構造化して管理することにより、特定の視線で見た
景観を含む写真画像データの検索を効率よく行うことが
できる効果がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】この実施例における処理過程を図10に示す
フローチャートに従って説明する。記憶装置14に記憶さ
れている未だ構造化されていない写真画像データ3, そ
の属性情報である視点位置(x,y)及び撮影時刻tを
一組取り出し (ステップS11)、図3に示すのと同様に図
形化装置12へ、次いで得られた点情報をデータ構造化装
置13へ出力する。図形化装置12においては図6に示すの
と同様にx軸,y軸及びt軸の3次元座標上の点(x,
y,t)として点情報化し (ステップS12)、またこの点
情報から図7に示すのと同様に写真画像データ3に向け
てリンク8を形成する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】次に、前記のように構成され保管されてい
る写真画像データ3の検索方法を図11に示すフローチャ
ートに従って説明する。図12は写真画像データの検索態
様を示す説明図であり、1は計算機の画面、2は地図、
3は写真画像データ、5はカーソル、6cは注目領域を示
している。図12に示す注目領域6c内で指定時間内T0
1 に写された写真画像データ3を検索する場合、図3
に示す中央演算処理装置11を通じて注目領域6cを特定す
る。下記(8),(9) 式で示す如き座標データと下記(10)式
で示す如き時刻データを入力する (ステップS15)。中央
演算処理装置11によりデータ構造化装置13にて構成され
たデータ構造を利用して写真画像データ3を検索する
(ステップS16)。具体的には下記(8),(9),(10)式を満足
する属性情報x,y,tを特定することで点情報(x,
y,t)及びこれが属する写真画像データ3を検索す
る。なお、注目領域6cはx座標がX0 〜X1 ,y座標が
0 〜Y1 の矩形とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】X0 <x<X1 …(8) Y0 <y<Y1 …(9)0 <t<T1 …(10) 検索された点情報からリンク8により写真画像データ3
を得、記憶装置14から中央演算処理装置11を通じて出力
し、処理を終了する (ステップS17)。他の構成及び動作
は実施例1のそれと実質的に同じであり説明を省略す
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】次にこの実施例の処理を図14に示すフロー
チャートに従って説明する。先ず図3に示す記憶装置14
から写真画像データ3,その属性情報である視点位置
(x,y)、視線方向aを一組読出し(ステップS21)、
これを図形化装置12へ、次いで得られたベクトルをデー
タ構造化装置13へ出力する。図形化装置12においては、
図13に示した如く視線ベクトル16を作成し、この視線ベ
クトル16から図15に示すのと同様に写真画像データ3に
対し、リンク8(図15参照) を作成する(ステップS2
2)。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】次にこのような実施例における写真画像デ
ータの検索過程を図16に示すフローチャートに従って説
明する。先ず注目点( 図1参照)6bが、被写体となって
いる写真画像データを検索する場合には注目点6bの座標
を図3に示す中央演算処理装置11に入力し( ステップS2
5)、記憶装置14に格納されているベクトル情報を検索す
る (ステップS26)。検索した写真画像データは中央演算
処理装置11を通じて出力する (ステップS27)。図17は検
索態様を示す説明図であり、注目点6bが写真画像データ
3に存在する場合は図17に示す如く注目点6bと視線ベク
トル16との距離Lが小さくなることに着目し、注目点6b
を中心として一辺2L0 の矩形領域17内を定め、これを
通る視線ベクトル16を注目点6bが被写体として存在する
写真画像データ3に関連するものとしてこれを検索す
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】次にこの三角形18の外接長方形19を定め
る。外接長方形19における視点位置と一致する点の座標
を例えば(x0 ,y0 、これと対向する体角線上の点
の座標を(x1 ,y1 とすると、この外接長方形の領
域は下記(14),(15) で表わせる。0 ≦x≦x1 …(14)0 ≦y≦y1 …(15) このような図形情報を実施例1におけると同様にデータ
構造化装置13にてデータ構造化し、記憶装置14に格納し
て保管する。従って検索する際には、まず注目点6bの座
標(X,Y)を内部に含む、即ち下記(16),(17) を満足
する外接長方形19を検索し、更にその(X,Y)が三角
形18の内部に入るかどうかの判定を行う。内部に入る場
合、その三角形18に対応づけられた写真画像データ3を
出力することにより目標とする写真画像データ3を検索
することが可能となる。 x0 ≦X≦x1 …(16) y0 ≦Y≦y1 …(17) 他の処理過程は実施例1に示す場合と実質的に同じであ
り、説明を省略する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】実施例4におけるデータ構造化装置によるベ
クトル情報のデータ構造化を示す説明図である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真画像データ及びその属性情報に基づ
    き画像データを管理する方法において、属性情報である
    写真画像の視点位置,視線方向を含む点情報を作成し、
    この点情報を多次元データ構造化して写真画像データと
    共に保管することを特徴とする画像データ管理方法。
  2. 【請求項2】 写真画像データ及びその属性情報に基づ
    き画像データを管理する方法において、属性情報である
    写真画像の視点位置,視線方向及び視野角を含む点情報
    を作成し、この点情報を多次元データ構造化して写真画
    像データと共に保管することを特徴とする画像データ管
    理方法。
  3. 【請求項3】 写真画像データ及びその属性情報に基づ
    き画像データを管理する方法において、属性情報である
    写真画像の視点位置及びその写真画像を得た時刻を含む
    点情報を作成し、この点情報を多次元データ構造化して
    写真画像データと共に保管することを特徴とする画像デ
    ータ管理方法。
  4. 【請求項4】 写真画像データ及びその属性情報に基づ
    き画像データを管理する方法において、属性情報である
    写真画像の視点位置,視線方向を含むベクトル情報を作
    成し、このベクトル情報を多次元データ構造化して写真
    画像データと共に保管することを特徴とする画像データ
    管理方法。
  5. 【請求項5】 写真画像データ及びその属性情報に基づ
    き画像データを管理する方法において、属性情報である
    写真画像の視点位置,視線方向及び視野角を含む領域情
    報を作成し、この領域情報を多次元データ構造化して写
    真画像データと共に保管することを特徴とする画像デー
    タ管理方法。
  6. 【請求項6】 写真画像データ及びその属性情報に基づ
    き画像データを管理する装置において、属性情報である
    写真画像の視点位置,視線方向、又はこれらと視野角、
    又は視点位置,時刻を含む点情報又はベクトル情報又は
    領域情報を作成する手段と、これらの情報を多次元デー
    タ構造化する手段と、前記属性情報に基づき写真画像デ
    ータを検索する手段とを具備することを特徴とする画像
    データ管理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11259502A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Mitsubishi Electric Corp 映像情報表示装置
JP2010044651A (ja) * 2008-08-14 2010-02-25 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 複数画像間の関係付けおよび切り替え表示をするための方法、プログラム、および装置
WO2023084809A1 (ja) * 2021-11-10 2023-05-19 日本電信電話株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理プログラム

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JP2010044651A (ja) * 2008-08-14 2010-02-25 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 複数画像間の関係付けおよび切り替え表示をするための方法、プログラム、および装置
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