JPH069609Y2 - 反射型オキシメータ用プローブ - Google Patents

反射型オキシメータ用プローブ

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JPH069609Y2
JPH069609Y2 JP13653489U JP13653489U JPH069609Y2 JP H069609 Y2 JPH069609 Y2 JP H069609Y2 JP 13653489 U JP13653489 U JP 13653489U JP 13653489 U JP13653489 U JP 13653489U JP H069609 Y2 JPH069609 Y2 JP H069609Y2
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JP
Japan
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skin
housing
light
probe
pressing force
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JP13653489U
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JPH0375703U (ja
Inventor
寛 酒井
敏彦 小椋
聡 河村
Original Assignee
コーリン電子株式会社
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、生体の皮膚からの反射光に基づいて血液中の
酸素飽和度を測定するためにその皮膚に装着される反射
型オキシメータ用プローブに関するものである。
従来の技術 生体の皮膚に向かって光を照射する照射光源とその皮膚
内からの反射光を受けてそれを検出する光検知手段とを
ハウジング内に備えた反射型オキシメータ用プローブが
知られている。たとえば、特開昭63−246138号
に記載されている反射型オキシメータ用プローブがそれ
である。そして、このような形式の反射型オキシメータ
用プローブは、たとえば粘着テープをハウジングの上か
ら皮膚に貼り付けることにより、皮膚上に固定されるよ
うになっている。
考案が解決すべき課題 ところで、反射型オキシメータは、赤外光および赤色光
を皮膚に向かって照射するとともに、表皮下にある真皮
内の毛細血管を通して反射される反射光を波長毎に検知
し、予め記憶された計算式からその反射光の脈動の大き
さに基づいて酸素飽和度を算出するように構成されてい
るのであるが、前記のようにハウジングの上から粘着テ
ープを皮膚に貼り付けることにより皮膚に固定される従
来の反射型オキシメータ用プローブを用いると、そのプ
ローブの装着条件のばらつきに影響されて測定が安定し
ない欠点があった。すなわち、たとえば、第3図に示す
ように、皮膚に対するプローブの押圧力に対して反射光
の信号強度が影響されるので、たとえば単にハウジング
の上から粘着テープを皮膚に貼り付けることにより装着
する形式の従来のプローブでは、プローブの押圧力のば
らつきが大きくてそれが適正な範囲内に維持されるよう
に装着することが困難である。このため、プローブの押
圧力が低過ぎるか或いは高過ぎる状態となることにより
反射光の信号強度が充分に得られず、酸素飽和度の測定
精度が得られない場合があったのである。
本考案は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、酸素飽和度の測定精度が安定
して得られる反射型オキシメータ用プローブを提供する
ことにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、生体の皮膚に向かって光を照射する照射光源とその
皮膚内からの反射光を受けてそれを検出する光検知手段
とをハウジング内に備え、血液中の酸素飽和度を測定す
るために前記生体の皮膚に装着される反射型オキシメー
タ用プローブにおいて、非押圧状態では前記生体の皮膚
から離隔して位置する被貼着部を有し、その被貼着部が
皮膚に貼着されることにより前記ハウジングをその皮膚
に所定の押圧力にて押圧する弾性部材を、そのハウジン
グに設けたことにある。
作用および考案の効果 このようにすれば、被貼着部を皮膚に貼着するだけで、
弾性部材の弾性復帰力に対応して一定の押圧力にてハウ
ジングを皮膚に押圧した状態で反射型オキシメータ用プ
ローブが皮膚上に装着されるので、取扱者に拘わらず、
ハウジングの押圧力が最適に維持される。このため、単
にハウジングの上から粘着テープを貼り付けるなどして
固定する従来のプローブに比較して、ハウジングの押圧
力のばらつきが小さくなり且つ押圧力が所定の範囲内に
設定され得るので、皮膚内からの反射光の信号強度が充
分に得られて、酸素飽和度の測定精度が得られるのであ
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、反射型オキシメータ用プローブ10
は、有底円筒状のハウジング12と、そのハウジング1
2の開口部に嵌め着けられた遮光部材14と、ハウジン
グ12の外周に固着された弾性フランジ16とを備えて
いる。上記遮光部材14は、受光素子18を収容する中
央凹部20と、第1発光素子22および第2発光素子2
4を収容するび環状凹部26を備えており、ハウジング
12の押圧状態においてそれら第1発光素子22および
第2発光素子24から発射された赤外光および赤色光が
皮膚28の表面に反射されて受光素子18へ向かう光を
遮光するとともに、外部から受光素子18へ向かう光も
遮光するように構成されている。上記受光素子18、第
1発光素子22、および第2発光素子24は、複数本の
リード線30を介して図示しないパルスオキシメータ本
体と接続されており、第1発光素子22および第2発光
素子24が時分割的に交互に駆動される一方、上記パル
スオキシメータ本体内では、上記受光素子18により検
出された反射光信号がその時分割駆動に同期して振り分
けられることにより、皮膚28内からの赤外光の反射光
と赤色光の反射光とが得られ、たとえば特公昭53−2
6437号に記載されているような良く知られたアルゴ
リズムからそれらの反射光の振幅値に基づいて血液中の
酸素飽和度が決定されるようになっている。
また、前記弾性フランジ16は、たとえばシリコンゴム
製であって、自然状態では第1図に示すように、外周部
に向かうほど皮膚28から離れる方向へ反っている皿状
を成しており、その外周部である被貼着部32の皮膚2
8に対向する面には、両面粘着テープ34が設けられて
いる。上記弾性フランジ16は、第2図に示すように、
上記両面粘着テープ34が皮膚28に貼着された状態に
おいて最適な範囲の押圧力でハウジング12を皮膚28
に押圧する弾性力を備えている。ハウジング12の押圧
力Fと反射光信号の強度との関係はたとえば第3図に示
すようなものであるので、上記最適な範囲は、好ましく
は80乃至190g/cm2、さらに好ましくは100乃
至155g/cm2である。なお、上記弾性フランジ16
の外周部には、外周縁から内周側へ向かう複数本の切込
36が形成されており、被貼着部32の周方向の弾性復
帰力が発生しないように構成されている。
以上のように構成された反射型オキシメータ用プローブ
10においては、弾性フランジ16の被貼着部32を皮
膚28に貼着するだけで、その弾性フランジ16の弾性
復帰力に基づく一定の押圧力にてハウジング12が皮膚
28に押圧された状態で反射型オキシメータ用プローブ
10が皮膚28上に装着されるので、取扱者による装着
の上手下手に拘わらず、ハウジング12が最適の押圧力
で皮膚28に押圧され続ける。このため、単にハウジン
グの上から粘着テープを貼り付けるなどして固定する従
来のプローブに比較して、ハウジング12の押圧力のば
らつきが極めて小さくなり且つ最適の範囲内に設定され
得るので、皮膚28内からの反射光の信号強度が充分に
得られて、酸素飽和度の測定精度が得られるのである。
次に、本考案の他の実施例を説明する。なお、以下の説
明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
第4図の弾性フランジ40は、ハウジング12を嵌め入
れるためにそのハウジング12の外形と同様の形状を備
えた円筒状部42を備えている。この円筒状部42内に
ハウジング12を単に嵌め入れた状態で、被貼着部32
を皮膚28に貼着するだけで、弾性フランジ16の弾性
復帰力に基づく一定の押圧力にてハウジング12が皮膚
28に押圧された状態で反射型オキシメータ用プローブ
10が皮膚28上に装着されるので、前述の実施例と同
様の効果が得られる。しかも、上記のように、弾性フラ
ンジ40とハウジング12との間は、円筒状部42内に
ハウジング12が単に嵌め入れられるだけであり、患者
毎に弾性フランジ40を容易に交換できる利点がある。
以上、本考案の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本考案はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例においてはハウジング12が有
底円筒状を成し且つ弾性フランジ16、40は皿状を成
していたが、それらハウジング12および弾性フランジ
16、40は角筒状および矩形状であってもよいのであ
る。
また、前述の実施例においてはハウジング12の全周に
弾性フランジ16、40が設けられていたが、弾性フラ
ンジ16、40の周方向の一部が切り欠かれていてもよ
いのである。
また、前述の実施例の弾性フランジ16、40の外周部
に形成されている被貼着部32は、その皮膚28側の面
に設けられた両面粘着テープ34により皮膚28に貼り
付けられていたが、被貼着部32の上から貼り付けられ
てもよい。
また、前述の実施例の弾性フランジ16、40は、プラ
スチックなどの適当な弾性を有する材料により構成され
てもよい。
なお、上述したのはあくまでも本考案の一実施例であ
り、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変
更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の構成を示す断面図であ
る。第2図は、第1図の実施例の装着状態を示す図であ
る。第3図は、第1図の実施例におけるハウジングの押
圧力と反射光信号の強度との関係を示す図である。第4
図は、本考案の他の実施例の未装着状態を示す図であ
る。 10……プローブ 12……ハウジング 16,40……弾性フランジ(弾性部材) 18……受光素子(光検知手段) 22……第1発光素子(照射光源) 24……第2発光素子(照射光源) 28……皮膚 32……被貼着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体の皮膚に向かって光を照射する照射光
    源と該皮膚内からの反射光を受けてそれを検出する光検
    知手段とをハウジング内に備え、血液中の酸素飽和度を
    測定するために前記生体の皮膚に装着される反射型オキ
    シメータ用プローブにおいて、 非押圧状態では前記生体の皮膚から離隔して位置する被
    貼着部を有し、該被貼着部が該皮膚に貼着されることに
    より前記ハウジングを該皮膚に所定の押圧力にて押圧す
    る弾性部材を、該ハウジングに設けたことを特徴とする
    反射型オキシメータ用プローブ。
JP13653489U 1989-11-25 1989-11-25 反射型オキシメータ用プローブ Expired - Lifetime JPH069609Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13653489U JPH069609Y2 (ja) 1989-11-25 1989-11-25 反射型オキシメータ用プローブ
US07/932,741 US5224478A (en) 1989-11-25 1992-08-25 Reflecting-type oxymeter probe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13653489U JPH069609Y2 (ja) 1989-11-25 1989-11-25 反射型オキシメータ用プローブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0375703U JPH0375703U (ja) 1991-07-30
JPH069609Y2 true JPH069609Y2 (ja) 1994-03-16

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JP13653489U Expired - Lifetime JPH069609Y2 (ja) 1989-11-25 1989-11-25 反射型オキシメータ用プローブ

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JPH0375703U (ja) 1991-07-30

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