JPH0696085B2 - 環境汚染を伴なわずに液体を加熱するための方法及び装置 - Google Patents

環境汚染を伴なわずに液体を加熱するための方法及び装置

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JPH0696085B2
JPH0696085B2 JP2337385A JP2337385A JPH0696085B2 JP H0696085 B2 JPH0696085 B2 JP H0696085B2 JP 2337385 A JP2337385 A JP 2337385A JP 2337385 A JP2337385 A JP 2337385A JP H0696085 B2 JPH0696085 B2 JP H0696085B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C3/00Combustion apparatus characterised by the shape of the combustion chamber
    • F23C3/004Combustion apparatus characterised by the shape of the combustion chamber the chamber being arranged for submerged combustion
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体を直接微小な気泡に分断された高温ガス
と接触させることによつて汚染物質が周囲の環境へ排出
されるのを防止しつつ液体を加熱する方法に関するもの
である。また、本発明は液体を入れたタンク、該タンク
内に設置した高温ガス管下方に設けたローター装置、及
びタンク上に設けられた燃焼ガス用流出口及びタンク内
に設けられた熱交換手段からなる前記方法を実施するた
めの装置に関する。
本発明装置は煙道ガス洗浄装置として使用することがで
きる。
〔従来の技術〕
液体あるいは固体あるいはガス状燃料から熱を発生させ
る方法は全て汚染物質を周囲へ排出するという欠点を持
つている。これらの問題により自然に対して計り知れな
い損失や損傷が引き起こされる。このような自然の損傷
は、一般に知られており更に詳しく説明を加える必要は
ないであろう。
米国特許第3568658号明細書には、2つの部分からなる
炎管がタンクに充填された水の中に配置されている水加
熱システムが記載されている。大部分の炎が炎管中に入
つている水の中に入り込むようにバーナーを配置してい
る。このようにして炎管に入つている水の中を上昇する
燃焼ガスは、炎管の下方部の水と一緒にポンプで排出さ
れてタンク中に充填された水中を通過させられる。炎管
は2つの部分に設置しなければならず、その上ポンプ・
システムに連結しなければらないので、この種の装置は
一方では比較的複雑となる。特にタンクに充填された水
はこの装置では各回とも少量(炎管中に入り込んだ量)
加熱ができるに過ぎないので炎管に入り込んだ水中に炎
を入れるということは装置の効率をかなり低くすること
になる。タンク充填物中での排ガスの泡の滞留時間は比
較的短かく、またタンク充填物中に乱流が存在していな
いので汚染物質が吸収される量は無視される程少ない。
英国特許第759062号明細書では、液体で完全に包囲され
ている炎管内の炎の温度を冷却剤及び/または化学試薬
を導入することによつて制御している。局部的な過熱を
回避するために、炎管は冷却用ジャケットで包囲されて
おりジヤケツト内を通つて冷却ガスが炎領域に導入され
ているが、このような構成は特に砂糖溶液を処理する際
及び化学反応(イオウの酸化等)に基く影響がある場合
にその価値が証明された旨述べられている。また、この
明細書では、汚染物質を吸収するということに重点があ
るのではなく、化学物質の酸化ということに狙いが置か
れており、炎ガスは被加熱液体内に発生させられ、乱流
を起こすことなくタンクの充填物中を自然に通過するよ
うになつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、既知装置の短所を回避すること、更に
詳しく述べると、高温ガスかから汚染物質を確実に吸収
することが可能で、被加熱液体中での高温ガスの滞留時
間を長くすることを可能とする効率のより優れた方法及
び構造的に簡単で従つて廉価に実施できるように意図し
た上記方法を行なうために用いる装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る方法及び装置は、特許請求の範囲第1項乃
至第10項に定義されている。即ち、本発明は、吸引効果
により液体中に高温ガスを乱流と共に導入して液体を燃
焼ガスと直接接触させて液体を加熱することにより、周
囲の環境へ汚染物質が排出されるのを防止しつつ液体を
加熱する方法及びこのような方法を実施するのに好まし
い装置に関する。本発明に係る装置の1つの実施態様で
は、高温ガスは、例えばバーナーの炎によつて発生され
る。吸収液としては水が好ましく、あらかじめこの水に
吸収剤を入れることもできる。
吸収剤としては、塩基、特に例えばアルカリ土類金属水
酸化物あるいはアルカリ金属酸化物あるいは3価の金属
の水酸化物等の塩基が好ましい。吸収液の性質により、
炎のガス中に含まれている汚染物質の中和剤として吸収
液中に塩を入れることもできる。例えばアルカリ金属の
第1,第2あるいは第3リン酸塩のような緩衝作用を行な
う塩を用いることが好ましい。リン酸二水素ナトリウ
ム,リン酸水素二ナトリウム,リン酸三ナトリウム,あ
るいは、例えば炭酸カルシウムあるいは炭酸ナトリウム
等の炭酸塩が塩として特に好ましい。
それに対応して、燃焼装置中には塩基性の汚染物質も生
成される。この汚染物質を吸収するために吸収液に弱酸
を加えることが好ましい。
好ましい酸の例としては、リン酸及び希硫酸がある。吸
収液中に浸漬している炎管は、断熱性とするのが好まし
く、そうすることによって周囲に排熱が放出されること
はほとんどない。炎管は耐熱・耐蝕性材料で形成するこ
とが好ましい。管の形状は副次的な重要性しかないが、
円筒形状が好ましい。
吸収液中に乱流とともに炎ガスを最適状態で確実に導入
するために、回転子の代わりにホモジナイザー,振動子
あるいは超音波を本発明の装置に用いることができる。
乱流により気泡の形で吸収液中に炎ガスを導入するとい
うことが重要な点であり、好ましい実施態様では、比較
的短かい滞留時間の場合には出来るだけ小さい気泡が望
ましく、吸収液中の滞留時間が長い場合にはより大きな
気泡が望ましい。熱交換を最適なものとし且つ汚染物質
を最大限まで吸収することを可能とするのが本発明の目
的である。気泡の径と滞留時間に対して最適とするガス
導入装置は、当該技術分野で知られているものを使用で
きる。気泡の径は、例えばネットを取り付けることによ
って制御することができる。気泡の径に影響を与える別
の因子としては湿潤剤を吸収液に加えることも考えら
れ、これは酸媒体において好ましい。特に好ましい実施
態様では、高温ガスを充分に多量の吸収液で好ましくは
吸収液の沸点以下の温度に予備冷却をして乱流と共に導
入されるガスの体積を最少にする。この予備冷却は、例
えば、表面積を増大させる部品、例えば炎と回転子との
間に取付けたラシツヒリング等によつて行なうことがで
きる。全体としてこのような予備冷却をすることは、乱
流と共に導入を行なうために選択された装置、例えば回
転子に対して必要とされるエネルギー量をよく低くする
ことになる。
エネルギー担体としての吸収液は、2次的エネルギー担
体にその熱を放出することが可能であり、このことは空
間の加熱や水道水の加熱あるいは工業排ガスからの熱を
回収するためには特に重要である。
本発明に係る装置は、常温で炎ガスを吸収するのに適し
ているが、低温域が好ましい。低温域では、本発明の装
置を用いれば停止時の損失は小さく、実際的には無視し
得る。
本発明の方法は、通常の温度、好ましくは50℃と2000℃
との間、特に好ましくは800℃と1500℃との間の温度の
バーナーの炎ガス、すなわちこれらの温度の炎ガス及び
/または産業排気ガスを、装置が作動している時に炎管
内に若干負圧を生ずるようなホモジナイザー,振動子あ
るいは若干負圧を生ずる大きさのプロペラを有するロー
ターによつて管を介して吸収液中に気泡の形で乱流とと
もに導入するようにして行なわれる。
〔実 施 例〕 本発明に係る装置を添付した図面を参照して以下に更に
詳細に説明する。図面は、考えられ得る実施態様の内の
二例を示したものである。提起されている本発明の概念
に基づいて当業者が容易になし得るような他の実施例、
例えば排気ガスの浄化と同時に熱のための装置として使
用するような改良は本発明の範囲に含まれる。
第1図に示す実施態様では、装置は、脚部2で床上に支
持されている液密ハウジング1を有する。ハウジング1
は、環状円筒状胴部3、底部4とカバー5とからなる。
ハウジングは一部液体、例えば吸収剤を含有する水Wで
満たされている。充填された水W内には、熱交換器とし
て作動し入口7及び出口8を通つて熱消費装置例えば加
熱装置に連結されている管状コイル6が置かれている。
入口7から管状コイル6に入る媒体は、管状コイル6内
で加熱されて本装置外の熱消費装置へその熱を放出す
る。
ハウジング1のカバー5には、円筒状の管9が懸垂され
ており、同管よりは小径の別の管10がその上方部に連な
つている。既知バーナー装置に連結されているバーナー
11が管10内配置されている。好ましくはステンレス鋼で
作られた管9は、その下方部9aが充填されている水Wに
浸る位の距離だけハウジング1の内部下方へ垂下さされ
ている。管のこの下方部9a内にロータ12を配置し、従っ
てローターは充填されている水Wの中に位置し駆動軸13
を介してモーター14に連結されている。モーター14は、
フランジ15及びボルト16を介してハウジングの底にフラ
ンジ止めされており、軸13は液密シール17により底部4
を貫通している。
さらに、排風ダクト18がハウジング11のカバー5に取付
けられている。サーモスタット19及びオーバーフロー管
20が充填されている水Wの中に下方から突出している。
ラインを介してフイルター装置に連結されている抜き出
し栓21が、ハウジング底部4に設けられている。
上記装置の使用時には、バーナー11によつて炎管9内に
炎Fが出されるが、炎が水面に到達せずまたはね上つた
水の粒子によつて乱されないようバーナーの調節及び炎
管の長さを調整する。水中で回転するローター12の作用
によつて、水と管内部との界面に吸引力が生じ、この吸
引力によつて管9で発生する燃焼ガスは水中に吸い込ま
れて充填されている水Wの中へ気泡の形で下方へ向つて
渦巻き状となり、そこでこれらの気泡は矢印22の方向に
上方へとゆつくり上昇する。ローター12による乱流動作
によつて水中における燃焼ガスの滞留時間が長くなり、
かつガス気泡と周りの水との間の接触面積が大きくな
る。
炎ガスの予備冷却は、ローター12の近傍を始点として上
へ延びて燃焼室9(第1図)を包囲する管23(第1
図)、あるい39(第2図)によつて行なうことができ
る。管23(第1図)の包囲部には小さなオリフイス23b
があつて、吸収液は燃焼室中全部に渡つて細かく分散さ
れてその外壁全面を連続して湿潤し冷却している。ロー
ター12が回転すると直ちに吸収液の水面は少なくとも穴
23a(第1図)あるいは40(第2図)まで上昇して表面
積拡大域R(第1図及び第2図)を湿らし、それによつ
てさらに冷却効果が達成される。ねらいとしては、高温
ガスを吸収液の沸点以下の温度まで冷却すべきである。
第2図に図示した実施例では、ローターから上に延びる
炎管33の端部は2重ジヤケツト34となつており、それに
よつて燃焼室9の周りの流れは影響を受ける。この特徴
によつて吸収液の液面上の燃焼室9内に存在しているガ
スの過熱が防止される。
表面積増大部品R(ラシツヒリング)が、第1図に記載
したのと同じ態様で用いられている。
第2図は、本装置の変更例を示す。管状コイル28が、円
筒状胴部25,底部26とカバー27を有する液体タンク24へ
上方から突入している。管29の下端部に配置したロータ
ー30は、軸31を介してモーター32に連結している。炎管
33が、管29へ斜めに連なり、バーナー36が配置されてい
る燃焼室9に連結されている。従つて、この場合にも炎
管33から出る高温ガスはローター30によつて充填されて
いる水に直接引き込まれ乱流動作を受け、それによつて
ガスは水あるいは吸収剤との接触で浄化され上部開口36
を通つつてタンクから出ていく。被加熱液は、入口37を
通つてタンク24へ入り、出口38を通つてタンクから出て
いく。第1図の管23と同様に管39を炎ガスを冷却するた
めに用いることができる。
完全燃焼を得るためには、バーナーの炎Fは吸収液Wと
接触すべきでなく、また巻き上げられる水滴と衝突すべ
きでもない。吸収液内のローター12あるいは30の強力な
遠心力のため、気泡の滞留時間が長くなり、従つて吸収
液Wの体積を減少することができ、熱交換及び汚染物質
の吸収も同じく良好に維持される。炎ガスの流量は、炎
管9(第1図)の寸法(構成)を変化させ、ローター12
あるいは30の高さを調節しローターの回転速度によつて
制御することができる。
第2図では、29aで表示してある管29の下方部は、機能
的に炎管33の伸長部と見なすことができる。この部分29
aの下端及び第1図では炎管の下方部9aに、細孔を通し
て液体中に燃焼ガスの分配を良好に行うネツトNをロー
ター30あるいは12の上方あるいは下方に取り付けること
ができる。
ローター12あるいは30の代わりに、ホモジナイザーある
いは振動子あるいは所望の吸引作用及び必要な乱流運動
を生起し得る他の装置を使用することも可能であろう。
また、液体に含まれてくる汚染物質は、電気化学的ある
いはコロナ放電、すなわち液体内に電極を設置して酸化
することもできる。酸化剤としてオゾンを使用すること
ができる。
第2図の実施態様では、表面積増大部品、例えばラシツ
ヒリングRをバーナー35と管下方部29aとの間の結合部
品に組み込むことも出来る。
モーターは、液体Wの中に設置することができる。ま
た、本発明の他の実施例によれば、バーナーは、水位と
並行するように設置することもできる。
本装置を煙道ガス洗浄装置として使用する場合には、高
温煙道ガスバーナーの代りに設けた管を通して液体へ向
けて、前述したように液体中へ引き込み乱流運動をさせ
る。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、吸収液に炎ガスの乱流導入を行な
うためにローター等によつて吸収液に回転運動をさせて
おり、これによつてラセン状に上昇する気体の吸収液中
での滞留時間をより長くすることができ、従つて本発明
は、汚染物質の吸収を最適に行うことができるという利
点がある。
また、本発明の装置によれば、特に最適状態にできるだ
け近い状態で熱を利用し、かつ、既知の装置におけるよ
りもかなり低い燃費で汚染物質を放出することなしに、
液体,液化物及びガス状燃料物質を燃焼させることが可
能である。更に、環境の汚染を回避できるという事実と
共に燃焼残留物を汚染を起すことなく処理できることも
特に利点として述べなければならない。
そして、構造が簡単なことに加えて、従来の意味でのス
タツクが不必要であるという事実は別の本質的な本発明
の利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る装置の概略断面図であり、第2
図は、本発明に係わる装置の別の実施態様の概略断面図
である。 1……ハウジング、9,10……管、 9a……管下方部、11……バーナー、 12……ローター、13……駆動軸、 14……モーター、20……オーバーフロー管、 23……管、23a……穴、 23b……小オリフイス、24……液体タンク、 25……円筒状胴部、29……管、 29a……管下方部、30……ローター、 31……軸、32……モーター、 33……炎管、35……バーナー、 39……管、F……炎、N……ネツト、 R……表面積増大部品、W……水.

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸収剤として塩基を含有する液体を燃焼ガ
    スと直接接触させて液体を加熱し、該液体が蓄熱体とし
    て作用し、該貯えられた熱が管状コイルによって他の液
    体に熱交換される、周囲の環境へ汚染物質が排出される
    のを防止しながら液体を加熱する方法であって、ロータ
    ー装置によって生ずる吸引効果により乱流と共に高温ガ
    スを蓄熱体である液体中に導入することにより,該高温
    ガスを微小な気泡に分断するものである液体を加熱する
    方法。
  2. 【請求項2】前記高温ガスは、液体上の液面に対して向
    けられ、吸収剤の助けにより含有する汚染物質を液体中
    へ放出し、同時に液中を通過する際に液体を加熱し、そ
    して無害な状態で上方へ放出されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記高温ガスは、吸収剤液の表面へ直接向
    けられているが液面の上方近傍で終っているバーナーの
    炎において生成されることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記液体は水であり、吸収剤として塩基性
    を有する塩を含有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項乃至第3項のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記水が前記塩として炭酸カルシウムを含
    有することを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】前記液体に含まれている汚染物質が電気化
    学的あるいはコロナ放電により酸化されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】液体Wを入れたタンク1,24,該タンク内に
    配置した高温ガス管9,33及び該タンク1,24上に設けられ
    た熱間ガス用流出口18,36とから成り、高温ガス管9,33
    の少なくとも下端部9aは該液体Wに浸漬しており、かつ
    高温ガスの該液体への入口域あるいは高温ガス管自体に
    あるいはその延長部内部に、一方では該液体に対して吸
    引効果を発生させ、他方では液体内部での該高温ガスの
    乱流動作に影響を与え、高温ガスを微小な気泡に分断す
    るローター装置12,30を設けており、該タンクは熱交換
    手段として管状コイル(6,28)を有することを特徴とす
    る、液体を燃焼ガスと直接接触させることによって周囲
    の環境へ汚染物質が排出されるのを防止しながら液体を
    加熱する装置。
  8. 【請求項8】前記高温ガス管は、炎管9,33として構成さ
    れており、従ってバーナー11,35が設けられていて、該
    バーナー11,35は、該炎管の長さを考慮して調整した炎
    が液体表面の上方で終るように調整されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第7項に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記ローター装置がモーターで駆動される
    ローター12,30,あるいはホモジナイザーであることを特
    徴とする特許請求の範囲第7項に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記高温ガス管33が、側方から前記ロー
    ター装置30の駆動軸31を囲む管の中へ傾斜しながら延び
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第8項あるいは
    第9項に記載の装置。
JP2337385A 1984-02-08 1985-02-07 環境汚染を伴なわずに液体を加熱するための方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0696085B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
CH627/84 1984-02-08
CH62784 1984-02-08
CH196084 1984-04-19
CH1960/84 1984-04-19

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JPS60190215A JPS60190215A (ja) 1985-09-27
JPH0696085B2 true JPH0696085B2 (ja) 1994-11-30

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US (1) US4685444A (ja)
EP (1) EP0151431B1 (ja)
JP (1) JPH0696085B2 (ja)
CA (1) CA1307709C (ja)
DE (1) DE3570913D1 (ja)
DK (1) DK161406C (ja)
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