JPH069432U - コンバインの排出オーガ筒先端部構造 - Google Patents
コンバインの排出オーガ筒先端部構造Info
- Publication number
- JPH069432U JPH069432U JP5588792U JP5588792U JPH069432U JP H069432 U JPH069432 U JP H069432U JP 5588792 U JP5588792 U JP 5588792U JP 5588792 U JP5588792 U JP 5588792U JP H069432 U JPH069432 U JP H069432U
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- JP
- Japan
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- discharge
- auger
- cylinder
- tip
- discharge opening
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンバインのグレンタンクより穀粒を排出さ
せることができる長い排出オーガ筒の先端部を有効に伸
縮可能とする。 【構成】 オーガ1を内装した長い排出オーガ筒2によ
りグレンタンク3より穀粒を排出できるように構成した
コンバインにおいて、前記排出オーガ筒2の先端部2a
には放出用開口4を下面側に形成するとともに、その放
出用開口4の上方にまでオーガ1aを延設し、先端側下
面には前記放出用開口4に合致できる放出用開口5を有
した延長排出筒6を前記排出オーガ筒2の先端部2a側
に、ねじ杆7などにより移動自在にして嵌装するととも
に、前記オーガ1aの先端側軸部8に摺動自在に嵌挿す
る支軸9の端部を前記延長排出筒6の先端部に軸架して
構成したものである。
せることができる長い排出オーガ筒の先端部を有効に伸
縮可能とする。 【構成】 オーガ1を内装した長い排出オーガ筒2によ
りグレンタンク3より穀粒を排出できるように構成した
コンバインにおいて、前記排出オーガ筒2の先端部2a
には放出用開口4を下面側に形成するとともに、その放
出用開口4の上方にまでオーガ1aを延設し、先端側下
面には前記放出用開口4に合致できる放出用開口5を有
した延長排出筒6を前記排出オーガ筒2の先端部2a側
に、ねじ杆7などにより移動自在にして嵌装するととも
に、前記オーガ1aの先端側軸部8に摺動自在に嵌挿す
る支軸9の端部を前記延長排出筒6の先端部に軸架して
構成したものである。
Description
【0001】
本考案は、オーガを内装した長い排出オーガ筒によりグレンタンクにより穀粒 を排出することができるコンバインの排出オーガ筒先端部構造に関する。
【0002】
従来は、オーガを内装した長い排出オーガ筒によりグレンタンクより穀粒を排 出できるように構成したコンバインにおいて、排出オーガ筒の先端側下方に形成 した放出口より穀粒が放出されるようになっている。
【0003】
しかしながら、排出時に、排出オーガ筒の先端放出口を運搬車やグレンパック に合わせる際、コンバインの前後進をくり返して調整しなければならず、面倒で 危険でもあり、しかも、排出オーガ筒は機体に収納するので、保安基準の規格上 、長さが限定されて、排出時に便利となるよう少しでも長くしたいが、それがで きない、といった不具合を呈している。
【0004】
本考案は、そのような不具合を解決し、排出オーガ筒の先端部を有効に伸縮で きるよう工夫したものであり、そのため、排出オーガ筒の先端部には放出用開口 を下面側に形成するとともに、その放出用開口の上方にまでオーガを延設し、先 端側下面には前記放出用開口に合致できる放出用開口を有した延長排出筒を前記 排出オーガ筒の先端部側に、ねじ杆等により移動自在にして嵌装するとともに、 前記オーガの先端側軸部に摺動自在に嵌挿する支軸の端部を前記延長排出筒の先 端部に軸架して構成したものである。
【0005】
したがって、ねじ杆などにより延長排出筒を移動させると、排出オーガ筒の先 端部に対し延長排出筒を伸縮させることができることになり、伸縮のいずれの状 態でも、位置が変わる延長排出筒の放出用開口から穀粒を排出させることができ る。
【0006】
図4はコンバインAおよび運搬車Bを示し、コンバインAは、機体上に搭載し たグレンタンク3の後方には縦オーガ筒10を立設し、該縦オーガ筒10の上部 には、回動自在にして機体の上方に収納できるとともにオーガ1を内装した長い 排出オーガ筒2の基部を連通連設して従来形構造同様に構成したものである。
【0007】 前記排出オーガ筒2の先端側には、先端側下面に放出用開口4を有して前記排 出オーガ筒2と同様に形成した先端部2aを中間メタル11を介して接続し、該 中間メタル11の中央軸受け部11aには前記オーガ1先端の支軸12を軸架し 、前記放出用開口4の上方にまで延出するよう先端部2aに内装したオーガ1a の軸部8の一端側に前記支軸12の先端部をスプライン嵌合するとともに、前記 軸部8の一端側をスラスト方向に外れないように前記軸受け部11aにスナップ リング13を介して係止し、先端側下面には前記放出用開口4に合致できる放出 用開口5を有した延長排出筒6を前記排出オーガ筒2の先端側2aに摺動自在に 嵌合し、前記軸部8の先端部に挿入できるようにしてスプライン嵌合させた支軸 9の先端部を前記延長排出筒6の先端部の軸受け部14に軸架し、前記延長排出 筒6と先端部2aの間には、放出用開口5の振れをなくするとともに延長排出筒 6の摺動をスムーズにさせる複数のコロ17を介装し、また、前記中間メタル1 1の近傍となる排出オーガ筒2の先端側上方に固設した正逆転モータ15より延 出するねじ杆7を、前記延長排出筒6の後部上方に固定したナット部16に螺合 するとともに、ねじ杆7の先端にはストッパ18を取付け、前記モータ15のス イッチ(図示省略)はコンバインAの運転席19の近傍と前記延長排出筒6の外 周部にそれぞれ配備して構成する。
【0008】 したがって、モータ15を始動させると、ねじ杆7とナット部16の螺合によ り、延長排出筒6が図2に示すように排出オーガ筒2の先端部2a側に縮んだり 、図1に示すように伸びたりすることになって、延長排出筒6を伸縮させること ができることになり、その伸縮により放出用開口5の位置も移動して、伸縮いず れの状態でも放出用開口5から穀粒を放出できることになり、図4に示すように 運搬車Bに穀粒を排出させる場合には、機体を移動させなくても延長排出筒6の 微調整により合わせることができることになり、また、延長排出筒6を縮めて機 体上に収納すると、規格に合わせて収納することができる。
【0009】
このように本考案は、ねじ杆7などにより延長排出筒6を移動させると、排出 オーガ筒2の先端部2aに対し延長排出筒6を伸縮させることができることにな り、伸縮のいずれの状態でも、位置が変わる延長排出筒6の放出用開口5から穀 粒を良好に放出できることになり、穀粒の排出時や機体上に収納する場合には排 出オーガ筒の先端部を有効に伸縮させることができることになり、また、先端側 のオーガ1aは支軸9により有効に支持することができるとともに放出用開口5 側への送りを有効に行わせることができることになり、簡単な構造にして好適に 実施できる特長を有する。
【図1】本考案実施例の要部を示した側断面図である。
【図2】図1の作動状態を示した側面図である。
【図3】図1の一部を断面にして示した正断面図であ
る。
る。
【図4】コンバインおよび運搬車を示した側面図であ
る。
る。
1 オーガ 1a オーガ 2 排出オーガ筒 2a 先端部 3 グレンタンク 4 放出用開口 5 放出用開口 6 延長排出筒 7 ねじ杆 8 軸部 9 支軸
Claims (1)
- 【請求項1】 オーガ筒1を内装した長い排出オーガ筒
2によりグレンタンク3より穀粒を排出できるように構
成したコンバインにおいて、前記排出オーガ筒2の先端
部2aには放出用開口4を下面側に形成するとともに、
その放出用開口4の上方にまでオーガ1aを延設し、先
端側下面には前記放出用開口4に合致できる放出用開口
5を有した延長排出筒6を前記排出オーガ筒2の先端部
2a側に、ねじ杆7などにより移動自在にして嵌装する
とともに、前記オーガ1aの先端側軸部8に摺動自在に
嵌挿する支軸9の端部を前記延長排出筒6の先端部に軸
架して構成したことを特徴とする排出オーガ筒先端部構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5588792U JPH069432U (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | コンバインの排出オーガ筒先端部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5588792U JPH069432U (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | コンバインの排出オーガ筒先端部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069432U true JPH069432U (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=13011622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5588792U Pending JPH069432U (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | コンバインの排出オーガ筒先端部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069432U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015104791A1 (ja) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP5588792U patent/JPH069432U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015104791A1 (ja) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
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