JPH069344Y2 - スキー靴用荷重検出装置 - Google Patents
スキー靴用荷重検出装置Info
- Publication number
- JPH069344Y2 JPH069344Y2 JP1985060280U JP6028085U JPH069344Y2 JP H069344 Y2 JPH069344 Y2 JP H069344Y2 JP 1985060280 U JP1985060280 U JP 1985060280U JP 6028085 U JP6028085 U JP 6028085U JP H069344 Y2 JPH069344 Y2 JP H069344Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- ski
- load sensor
- skier
- conductive rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はスキー靴のインナーブーツの脛が当たる部分
に取付けて運動時の荷重の有無及び程度を検出してこれ
を定性的又は定量的に表示する荷重検出装置に関する。
に取付けて運動時の荷重の有無及び程度を検出してこれ
を定性的又は定量的に表示する荷重検出装置に関する。
〔従来の技術〕 スキーを滑る際はひざを曲げて体重を前にかける前傾姿
勢をとるのが好ましい。そのためスキー教室においては
スキー靴のすねのあたりを自分のすねで押し出すよう
に、また足指の、特に親指のつけね(母指球)あたりで
踏むような感じで滑るように指導している。また回転の
際左右の足への荷重の移動で回転のきっかけをつけるよ
う指導している。
勢をとるのが好ましい。そのためスキー教室においては
スキー靴のすねのあたりを自分のすねで押し出すよう
に、また足指の、特に親指のつけね(母指球)あたりで
踏むような感じで滑るように指導している。また回転の
際左右の足への荷重の移動で回転のきっかけをつけるよ
う指導している。
ところが初心者はこれらのことを体得するのが仲々難し
い。スキーにおいては滑り出す時は前傾姿勢を心がけて
いても滑走中についつい身体が後ろに引かれるようにな
ってしまい、いわゆる後傾姿勢となって上達の妨げとな
っている。もちろん指導員、上級者等が並走して常に傍
で見ながら注意すればよいが、これは大変である。また
回転の際の荷重移動についても初心者は片足(谷スキ
ー)に完全に荷重をかけたつもりでも他方の足(山スキ
ー)に荷重が残っている場合が多く、スムーズな回転や
連続回転ができない。
い。スキーにおいては滑り出す時は前傾姿勢を心がけて
いても滑走中についつい身体が後ろに引かれるようにな
ってしまい、いわゆる後傾姿勢となって上達の妨げとな
っている。もちろん指導員、上級者等が並走して常に傍
で見ながら注意すればよいが、これは大変である。また
回転の際の荷重移動についても初心者は片足(谷スキ
ー)に完全に荷重をかけたつもりでも他方の足(山スキ
ー)に荷重が残っている場合が多く、スムーズな回転や
連続回転ができない。
従ってこれらの荷重の移動が自分自身で検知できればす
ぐにこれを矯正でき、他人の手を借りずに独習できる
が、これらの器具や装置がないのが現状である。
ぐにこれを矯正でき、他人の手を借りずに独習できる
が、これらの器具や装置がないのが現状である。
そこでこの考案はスキー靴のインナーブーツの脛が当た
る部分に荷重センサーを設け、このセンサーの出力信号
により作動する表示器を身体の一部に装着し、スキー滑
走中に荷重の有無及び程度を検出でき、こによりスキー
ヤーは荷重の移動動作を体で覚えることができる、荷重
検出装置を提供するものである。
る部分に荷重センサーを設け、このセンサーの出力信号
により作動する表示器を身体の一部に装着し、スキー滑
走中に荷重の有無及び程度を検出でき、こによりスキー
ヤーは荷重の移動動作を体で覚えることができる、荷重
検出装置を提供するものである。
即ち本考案は左右のスキー靴のインナーブーツの脛当接
部分に取り付ける荷重センサー、この荷重センサーから
の出力信号により作動する表示器及びこれらのセンサー
及び表示器の電源とから成り、上記荷重センサーは、緩
衝材の間に荷重変化に比例して抵抗が変化する導電性ゴ
ムを有し、この導電性ゴムの一対の相対する両側面夫々
に対向して、二つのバネ性を有する電極板夫々をわたし
たものである。
部分に取り付ける荷重センサー、この荷重センサーから
の出力信号により作動する表示器及びこれらのセンサー
及び表示器の電源とから成り、上記荷重センサーは、緩
衝材の間に荷重変化に比例して抵抗が変化する導電性ゴ
ムを有し、この導電性ゴムの一対の相対する両側面夫々
に対向して、二つのバネ性を有する電極板夫々をわたし
たものである。
左右のスキー靴のインナーブーツの足のすねが当る前部
に荷重センサーを入れておけば滑走中ひざを曲げてひざ
を前方へ押し出すように前傾姿勢をとれば表示器が光っ
たり鳴ったりして、前傾姿勢となっているか否か、さら
にはひざの曲げ程度等が分る。
に荷重センサーを入れておけば滑走中ひざを曲げてひざ
を前方へ押し出すように前傾姿勢をとれば表示器が光っ
たり鳴ったりして、前傾姿勢となっているか否か、さら
にはひざの曲げ程度等が分る。
以下この考案の実施例を図について説明する。まずこの
考案の第1実施例を第1図乃至第4図について説明する
と、1は荷重センサー、2はこの荷重センサー1内に入
れた環状の緩衝材で、この環状材2はゴムからできてい
る。3はこの緩衝材2の中空部内に入れた円盤型の導電
性ゴムで、この導電性ゴム3は受けた荷重の変化に比例
して抵抗が変化するもので、上記緩衝材2よりやや巾薄
になっている。4、4′は上記環状の緩衝材2の両側面
に当接した、りん青銅から成るバネ板状の電極板で、こ
れらの電極板4、4′と導電性ゴム3との間にはやや間
隙がある。5、5′はこれらの電極4、4′夫々から導
出した回線、6、6′はこれらの各回線5、5′の先端
に設けた接続具、7はこれらのものを包み接続具6、
6′の先端のみを突出せしめたカバー、8は電子ブザ
ー、9は電池で、これらは荷重センサー1の一方の接続
具6と電池9の一方の電極とをリード線10で、電池9の
他方の電極と電子ブザー8の一方の端子8aとをリード
線11で、電子ブザー8の他方の端子8bと荷重センサー
1の他方の接続具6′とをリード線12で夫々電気的に接
続している。
考案の第1実施例を第1図乃至第4図について説明する
と、1は荷重センサー、2はこの荷重センサー1内に入
れた環状の緩衝材で、この環状材2はゴムからできてい
る。3はこの緩衝材2の中空部内に入れた円盤型の導電
性ゴムで、この導電性ゴム3は受けた荷重の変化に比例
して抵抗が変化するもので、上記緩衝材2よりやや巾薄
になっている。4、4′は上記環状の緩衝材2の両側面
に当接した、りん青銅から成るバネ板状の電極板で、こ
れらの電極板4、4′と導電性ゴム3との間にはやや間
隙がある。5、5′はこれらの電極4、4′夫々から導
出した回線、6、6′はこれらの各回線5、5′の先端
に設けた接続具、7はこれらのものを包み接続具6、
6′の先端のみを突出せしめたカバー、8は電子ブザ
ー、9は電池で、これらは荷重センサー1の一方の接続
具6と電池9の一方の電極とをリード線10で、電池9の
他方の電極と電子ブザー8の一方の端子8aとをリード
線11で、電子ブザー8の他方の端子8bと荷重センサー
1の他方の接続具6′とをリード線12で夫々電気的に接
続している。
この実施例の場合、スキーヤーがスキー靴をはいて第3
図に示す如くスキー靴13の前部上部内側、即ちインナー
ブーツ13aの内側のすねの当る部分に荷重センサー1を
挿入する。その際上記荷重センサー1の上端からスキー
靴13のインナーブーツ13a上縁に係止するフック14を設
けてもよい。そして上記電池9及び電子ブザー8を内装
した容器15を第4図に示す如くバンド16でひざ下に装着
する。
図に示す如くスキー靴13の前部上部内側、即ちインナー
ブーツ13aの内側のすねの当る部分に荷重センサー1を
挿入する。その際上記荷重センサー1の上端からスキー
靴13のインナーブーツ13a上縁に係止するフック14を設
けてもよい。そして上記電池9及び電子ブザー8を内装
した容器15を第4図に示す如くバンド16でひざ下に装着
する。
これらは二組用意し、各組夫々を両足に装着する。この
様にこの考案をつけてスキーをすべる際ひざを曲げてす
ねを前方に押しつけて前傾姿勢をとると上記荷重センサ
ー1の電極板4、4′が相互に押され、緩衝材2に抗し
て相近接する。これにより導電性ゴム3が電極板4、
4′に挾持されて加圧され、抵抗値が下がる。そこであ
る一定値以上の電流が流れると電子ブザー8が作動して
鳴る。さらにひざを強く曲げるとより電流が流れ、電子
ブザー8の音が大きくなる。この実施例の場合約2.5〜3
Kg/20φの荷重で導電性ゴム3の抵抗値が約2KΩとな
り、これで電子ブザー8がオンとなる。そして荷重が5
Kg/20φ以上となると導電性ゴムの抵抗値が約50Ωとな
り電子ブザー8の音は最大となる。この様にして一定以
上の荷重については荷重の大きさに比例して電子ブザー
8の音が大きくなる。これによりスキーヤーは自分自身
で前傾姿勢をとっていることが確認できる。またスキー
ヤー自身は前傾姿勢をとっているつもりでもすねの前方
への押し出しがなかったり、弱かったりすると導電性ゴ
ム3の抵抗値が大きくなり、電子ブザー8の作動できる
電流が流れない。従って電子ブザー8が鳴らず、スキー
ヤーは後傾姿勢となっていることが分り、直ちに前傾姿
勢に直すことができる。
様にこの考案をつけてスキーをすべる際ひざを曲げてす
ねを前方に押しつけて前傾姿勢をとると上記荷重センサ
ー1の電極板4、4′が相互に押され、緩衝材2に抗し
て相近接する。これにより導電性ゴム3が電極板4、
4′に挾持されて加圧され、抵抗値が下がる。そこであ
る一定値以上の電流が流れると電子ブザー8が作動して
鳴る。さらにひざを強く曲げるとより電流が流れ、電子
ブザー8の音が大きくなる。この実施例の場合約2.5〜3
Kg/20φの荷重で導電性ゴム3の抵抗値が約2KΩとな
り、これで電子ブザー8がオンとなる。そして荷重が5
Kg/20φ以上となると導電性ゴムの抵抗値が約50Ωとな
り電子ブザー8の音は最大となる。この様にして一定以
上の荷重については荷重の大きさに比例して電子ブザー
8の音が大きくなる。これによりスキーヤーは自分自身
で前傾姿勢をとっていることが確認できる。またスキー
ヤー自身は前傾姿勢をとっているつもりでもすねの前方
への押し出しがなかったり、弱かったりすると導電性ゴ
ム3の抵抗値が大きくなり、電子ブザー8の作動できる
電流が流れない。従って電子ブザー8が鳴らず、スキー
ヤーは後傾姿勢となっていることが分り、直ちに前傾姿
勢に直すことができる。
なお第5図のものは上記実施例に代えて荷重センサー1
を予めスキー靴13のインナーブーツ13aの前部に埋め込
み、接続具6、6′を外面に露出せしめたものである。
を予めスキー靴13のインナーブーツ13aの前部に埋め込
み、接続具6、6′を外面に露出せしめたものである。
次に第6図はこの考案の第2実施例を示すもので、第1
実施例と同様荷重センサー1、電子ブザー8及び電池9
から成る一組を二組そろえたものであるが、各組の電子
ブザー8及び電池9は夫々支持バンド17の左右の耳あて
部18、18′に内蔵され、これらの電子ブザー8及び電池
9に一端を接続したリード線19、20を各耳あて部18、1
8′から導出して各リード線19、20の先端を二つの荷重
センサー1、1の各々に接続せしめたものである。
実施例と同様荷重センサー1、電子ブザー8及び電池9
から成る一組を二組そろえたものであるが、各組の電子
ブザー8及び電池9は夫々支持バンド17の左右の耳あて
部18、18′に内蔵され、これらの電子ブザー8及び電池
9に一端を接続したリード線19、20を各耳あて部18、1
8′から導出して各リード線19、20の先端を二つの荷重
センサー1、1の各々に接続せしめたものである。
この実施例の場合第1実施例と同様に各荷重センサー
1、1をスキーヤーのすねとこのすねに相対するスキー
靴の前部との間に挿入し、各耳あて部18、18′を耳に当
てて支持バンド17を頭にかぶる。そしてスキー滑走し、
スキーヤーが前傾姿勢をとるとスキーヤーの耳元で直に
電子ブザー8の音が鳴り、極めて聞き易く、また外部に
音がもれず、周囲の人にも影響がない。
1、1をスキーヤーのすねとこのすねに相対するスキー
靴の前部との間に挿入し、各耳あて部18、18′を耳に当
てて支持バンド17を頭にかぶる。そしてスキー滑走し、
スキーヤーが前傾姿勢をとるとスキーヤーの耳元で直に
電子ブザー8の音が鳴り、極めて聞き易く、また外部に
音がもれず、周囲の人にも影響がない。
以上の第1実施例及び第2実施例ではブザーによってこ
れを表示するが、このブザーに限らず、適宜の音響装
置、例えば発信器とスピーカーとから成るもの等適宜の
ものでよい。またこの表示装置は光、例えばランプ、発
光ダイオード等にて表示するものでもよい。さらに上記
第1、第2実施例では左右の足の荷重を別々に検出して
いたが、これに代えて左、右夫々の荷重センサーの出力
信号を比較回路に入れ、出力値の高いもののみを表示す
ることもできる。これはスキー回転の際の片足荷重が確
認でき、回転をスムーズに行わしめる際の練習に役立
つ。さらに上記表示は荷重センサーのうけた荷重によっ
てアナログ的に変化するが、センサーの出力値によって
デジタル表示することもできる。
れを表示するが、このブザーに限らず、適宜の音響装
置、例えば発信器とスピーカーとから成るもの等適宜の
ものでよい。またこの表示装置は光、例えばランプ、発
光ダイオード等にて表示するものでもよい。さらに上記
第1、第2実施例では左右の足の荷重を別々に検出して
いたが、これに代えて左、右夫々の荷重センサーの出力
信号を比較回路に入れ、出力値の高いもののみを表示す
ることもできる。これはスキー回転の際の片足荷重が確
認でき、回転をスムーズに行わしめる際の練習に役立
つ。さらに上記表示は荷重センサーのうけた荷重によっ
てアナログ的に変化するが、センサーの出力値によって
デジタル表示することもできる。
第7図及び第8図はこの考案の第3実施例を示し、第1
実施例の荷重センサー1の出力端に表示器25を接続して
なるものである。そして具体的には第7図及び第8図に
示す如く、上記センサー1に一端を接続したリード線1
0、12の他端を、スキー靴13外面に露出せしめた接続具2
1に接続自在とし、必要な電源等を入れた函体22をスキ
ー板23上に固定し、この函体22と上記接続具21とを回線
26で接続し、さらにこの函体22から導出した回線24の他
端を上記表示器25に接続し、この表示器25をスキー板23
の先端に固定する。この表示器25は上記荷重センサー1
に相応するランプ25aが設けられている。
実施例の荷重センサー1の出力端に表示器25を接続して
なるものである。そして具体的には第7図及び第8図に
示す如く、上記センサー1に一端を接続したリード線1
0、12の他端を、スキー靴13外面に露出せしめた接続具2
1に接続自在とし、必要な電源等を入れた函体22をスキ
ー板23上に固定し、この函体22と上記接続具21とを回線
26で接続し、さらにこの函体22から導出した回線24の他
端を上記表示器25に接続し、この表示器25をスキー板23
の先端に固定する。この表示器25は上記荷重センサー1
に相応するランプ25aが設けられている。
この実施例の場合、スキー靴13をスキーヤーが履く前は
リード線10、12の先端はスキー靴13の接続具21から外れ
ている。従ってスキーヤーは自由に一対のスキー靴13を
履くことができ、その後スキー滑走の際スキー板23を装
着する。そして上記リード線10、12の先端をスキー靴13
の外面に露出した接続具21に接続する。これにより装備
は完了し、スキー滑走した際前傾姿勢をとれば足の脛の
部分に荷重がかかる。この時ランプ25aが点灯する。従
ってスキーヤーはこれにより前傾姿勢がとられているこ
とが分かる。またスキー滑走の回転時には回転する側と
は反対の足に荷重が強くかかり、表示器25のランプ25a
が点灯し、確認できる。また滑走中、後傾姿勢となると
当然に点灯しないので、スキーヤーはこれを確認して直
ちに姿勢をなおすことができる。
リード線10、12の先端はスキー靴13の接続具21から外れ
ている。従ってスキーヤーは自由に一対のスキー靴13を
履くことができ、その後スキー滑走の際スキー板23を装
着する。そして上記リード線10、12の先端をスキー靴13
の外面に露出した接続具21に接続する。これにより装備
は完了し、スキー滑走した際前傾姿勢をとれば足の脛の
部分に荷重がかかる。この時ランプ25aが点灯する。従
ってスキーヤーはこれにより前傾姿勢がとられているこ
とが分かる。またスキー滑走の回転時には回転する側と
は反対の足に荷重が強くかかり、表示器25のランプ25a
が点灯し、確認できる。また滑走中、後傾姿勢となると
当然に点灯しないので、スキーヤーはこれを確認して直
ちに姿勢をなおすことができる。
なおこの第3実施例においては表示器25にランプを設け
たが発光ダイオード等でもよく、さらには音による表示
でもよい。
たが発光ダイオード等でもよく、さらには音による表示
でもよい。
また、上記各実施例において表示装置をスキーヤー自身
或いはスキー板に装備せしめているが、これに加えて又
はこれに代えてスキーヤー又はスキー板に、荷重センサ
ーからの出力信号を電波等に代える発信器を設け、遠隔
の地でこれを受信し、音や光やで表示したり、オシログ
ラフやCRT等で波形で荷重の大小の変化を表示した荷重
の分布状況を表示したり、またこれらを記録することも
できる。まか各実施例における荷重センサーはスキー靴
に予め一体に組み込んでいてもよく、別体としてもよい
ことは言うまでもない。
或いはスキー板に装備せしめているが、これに加えて又
はこれに代えてスキーヤー又はスキー板に、荷重センサ
ーからの出力信号を電波等に代える発信器を設け、遠隔
の地でこれを受信し、音や光やで表示したり、オシログ
ラフやCRT等で波形で荷重の大小の変化を表示した荷重
の分布状況を表示したり、またこれらを記録することも
できる。まか各実施例における荷重センサーはスキー靴
に予め一体に組み込んでいてもよく、別体としてもよい
ことは言うまでもない。
またこの考案では荷重センサーの受けた一定以上の荷重
値によって表示されるが、この表示される荷重レベルを
所望の値に変化させることができる。これは電極板のバ
ネの強度、緩衝材の厚さや弾力性及び荷重センサーの外
周被覆カバーの厚さや弾力性を調整することによってで
きるものである。
値によって表示されるが、この表示される荷重レベルを
所望の値に変化させることができる。これは電極板のバ
ネの強度、緩衝材の厚さや弾力性及び荷重センサーの外
周被覆カバーの厚さや弾力性を調整することによってで
きるものである。
この考案は以上の構成であり、荷重センサーを両足夫々
のスキー靴の中に入れて滑走すると、スキーの前傾姿勢
が確実に行われているか否かを滑走中のスキーヤー自身
が確認できる。従って前傾姿勢をとると例えば音が鳴る
ものであれば、スキーヤー自身は音を鳴らすように心が
けて滑走するため、自然と前傾姿勢を覚えることがで
き、初心者にとっては極めて有効であり、また上級者に
とっては自分の誤った滑走姿勢を矯正するのに役立つ。
また、荷重センサーで受けた荷重の大小の変化に伴って
表示も変化するため、回転に際して片足荷重が行われて
いるか否かも確認できる。
のスキー靴の中に入れて滑走すると、スキーの前傾姿勢
が確実に行われているか否かを滑走中のスキーヤー自身
が確認できる。従って前傾姿勢をとると例えば音が鳴る
ものであれば、スキーヤー自身は音を鳴らすように心が
けて滑走するため、自然と前傾姿勢を覚えることがで
き、初心者にとっては極めて有効であり、また上級者に
とっては自分の誤った滑走姿勢を矯正するのに役立つ。
また、荷重センサーで受けた荷重の大小の変化に伴って
表示も変化するため、回転に際して片足荷重が行われて
いるか否かも確認できる。
またこの考案の荷重センサーは導電性ゴムの両側面にバ
ネ性のある二つの電極板を設けているため、荷重は直接
電極板にかかり、ある一定値以上の荷重がかかって始め
て導電性ゴムに圧力がかかり、これが表示され、さらに
上記一定値以下の荷重となると電極板のバネ効果によっ
て電極板の導電性ゴムへの荷重は零となる。従って荷重
センサーの出力信号の有無が切れのよいものとなる。
ネ性のある二つの電極板を設けているため、荷重は直接
電極板にかかり、ある一定値以上の荷重がかかって始め
て導電性ゴムに圧力がかかり、これが表示され、さらに
上記一定値以下の荷重となると電極板のバネ効果によっ
て電極板の導電性ゴムへの荷重は零となる。従って荷重
センサーの出力信号の有無が切れのよいものとなる。
以上の如く、この考案はスキー靴の両側のインナーブー
ツに荷重センサーを入れ、スキーにおいて重要な要素の
一つであるスキーヤーの荷重の有無及び程度を検出、表
示できる。従って従来スキーヤーの荷重の有無及び程度
は自分自身では仲々正確に分らず、他人から注意されて
も納得しにくいものであるが、この点この考案を用いれ
ば自分自身で容易に確認でき、極めて有用なものであ
る。
ツに荷重センサーを入れ、スキーにおいて重要な要素の
一つであるスキーヤーの荷重の有無及び程度を検出、表
示できる。従って従来スキーヤーの荷重の有無及び程度
は自分自身では仲々正確に分らず、他人から注意されて
も納得しにくいものであるが、この点この考案を用いれ
ば自分自身で容易に確認でき、極めて有用なものであ
る。
第1図乃至第5図はこの考案の第1実施例を示すもの
で、第1図は構成図、第2図は荷重センサーの断面図、
第3図は荷重センサーをスキー靴につけた一部断面図、
第4図は第1実施例のものをスキーヤーに装着せしめた
状態を示す側面図、第5図は荷重センサーをスキー靴の
インナーブーツ内に埋設した要部断面図、第6図はこの
考案の第2実施例の構成図、第7図はこの考案の第3実
施例を取付けたスキー板及びスキー靴を示す平面図、第
8図はこの考案の第3実施例を取付けたスキー板及びス
キー靴を示す側面図である。 なお図中1は荷重センサー、2は緩衝材、3は導電性ゴ
ム、4、4′は電極板、7はカバー、8はブザー、9は
電池、13はスキー靴、15は容器、16はバンド、17は支持
バンド、21は底板、22は比較回路、23は表示装置、26は
スキー板である。
で、第1図は構成図、第2図は荷重センサーの断面図、
第3図は荷重センサーをスキー靴につけた一部断面図、
第4図は第1実施例のものをスキーヤーに装着せしめた
状態を示す側面図、第5図は荷重センサーをスキー靴の
インナーブーツ内に埋設した要部断面図、第6図はこの
考案の第2実施例の構成図、第7図はこの考案の第3実
施例を取付けたスキー板及びスキー靴を示す平面図、第
8図はこの考案の第3実施例を取付けたスキー板及びス
キー靴を示す側面図である。 なお図中1は荷重センサー、2は緩衝材、3は導電性ゴ
ム、4、4′は電極板、7はカバー、8はブザー、9は
電池、13はスキー靴、15は容器、16はバンド、17は支持
バンド、21は底板、22は比較回路、23は表示装置、26は
スキー板である。
Claims (1)
- 【請求項1】左右のスキー靴のインナーブーツの脛当接
部分に取り付ける荷重センサー、この荷重センサーから
の出力信号により作動する表示器及びこれらのセンサー
及び表示器の電源とから成り、上記荷重センサーは緩衝
材の間に荷重変化に比例して抵抗が変化する導電性ゴム
を有し、この導電性ゴムの一対の相対する両側面夫々に
対向して、二つのバネ性のある電極板夫々をわたして成
ることを特徴とする、スキー靴荷重検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985060280U JPH069344Y2 (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | スキー靴用荷重検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985060280U JPH069344Y2 (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | スキー靴用荷重検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61176429U JPS61176429U (ja) | 1986-11-04 |
JPH069344Y2 true JPH069344Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=30587476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985060280U Expired - Lifetime JPH069344Y2 (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | スキー靴用荷重検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069344Y2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2717673B2 (ja) * | 1988-08-08 | 1998-02-18 | 豊太 柳沢 | スキー用姿勢認識装置 |
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CN105768322A (zh) | 2008-06-13 | 2016-07-20 | 耐克创新有限合伙公司 | 具有传感器系统的鞋 |
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