JPH0691854A - 捺印装置 - Google Patents
捺印装置Info
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- JPH0691854A JPH0691854A JP26552192A JP26552192A JPH0691854A JP H0691854 A JPH0691854 A JP H0691854A JP 26552192 A JP26552192 A JP 26552192A JP 26552192 A JP26552192 A JP 26552192A JP H0691854 A JPH0691854 A JP H0691854A
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- Japan
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- product
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 個々の製品の捺印面の高さにバラツキがあっ
ても鮮明に捺印を行なうことができる捺印装置を提供す
る。 【構成】 製品Ｗの搬送手段３と、捺印位置上に配備さ
れて製品Ｗの搬送毎に活字ホルダ８が間欠回転駆動さ
れ、活字７で製品の捺印面Ｗ１に捺印を行なうプリント
ヘッド部６と、プリントヘッド部６の下面部で回転駆動
されて製品Ｗの上面部を押さえる保持ベルト１０と、プ
リントヘッド部６に連結された上下動ブロック１９と、
上下動ブロック１９を昇降自在に支持して且つ搬送手段
の上面３ａに対するプリントヘッド部６の下限高さを設
定する高さ調整機構２３，２６，２８と、上下動ブロッ
ク１９を下方から支弾し、プリントヘッド部６に装着さ
れた活字７に対して所望の印字圧に相当する垂直荷重を
付与する弾発支持手段３４，３５と、プリントヘッド部
６の下面部に設けられて製品Ｗと当接し、プリントヘッ
ド部６を押し上げ操作する製品受け板１２とを備えてい
る。
ても鮮明に捺印を行なうことができる捺印装置を提供す
る。 【構成】 製品Ｗの搬送手段３と、捺印位置上に配備さ
れて製品Ｗの搬送毎に活字ホルダ８が間欠回転駆動さ
れ、活字７で製品の捺印面Ｗ１に捺印を行なうプリント
ヘッド部６と、プリントヘッド部６の下面部で回転駆動
されて製品Ｗの上面部を押さえる保持ベルト１０と、プ
リントヘッド部６に連結された上下動ブロック１９と、
上下動ブロック１９を昇降自在に支持して且つ搬送手段
の上面３ａに対するプリントヘッド部６の下限高さを設
定する高さ調整機構２３，２６，２８と、上下動ブロッ
ク１９を下方から支弾し、プリントヘッド部６に装着さ
れた活字７に対して所望の印字圧に相当する垂直荷重を
付与する弾発支持手段３４，３５と、プリントヘッド部
６の下面部に設けられて製品Ｗと当接し、プリントヘッ
ド部６を押し上げ操作する製品受け板１２とを備えてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば豆腐その他のパ
ック詰め製品や、カマボコその他の包装製品に対し、製
造年月日、賞味期限、内容量などをインクにより表示す
るために用いられる捺印装置に関する。
ック詰め製品や、カマボコその他の包装製品に対し、製
造年月日、賞味期限、内容量などをインクにより表示す
るために用いられる捺印装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パック詰め製品や包装製品の表面
に製造年月日などを表示するには、図６に示すような捺
印装置が用いられている。この捺印装置は、装置本体の
製品搬送用コンベア４０の上方にプリントヘッド部４１
が設置されており、このプリントヘッド部４１は高さ位
置調整ハンドル４２を回すと、スタンドロッド４３に案
内されながら上下方向へ移動され、製品Ｗの高さに応じ
て適当な位置に固定できるようになっている。搬送用コ
ンベア４０によってプリントヘッド部４１の直下に製品
Ｗが送られてくると、このプリントヘッド部４１の下面
部に設けられた活字によって製品Ｗの捺印面に製造年月
日などが捺印される。
に製造年月日などを表示するには、図６に示すような捺
印装置が用いられている。この捺印装置は、装置本体の
製品搬送用コンベア４０の上方にプリントヘッド部４１
が設置されており、このプリントヘッド部４１は高さ位
置調整ハンドル４２を回すと、スタンドロッド４３に案
内されながら上下方向へ移動され、製品Ｗの高さに応じ
て適当な位置に固定できるようになっている。搬送用コ
ンベア４０によってプリントヘッド部４１の直下に製品
Ｗが送られてくると、このプリントヘッド部４１の下面
部に設けられた活字によって製品Ｗの捺印面に製造年月
日などが捺印される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の捺印装
置では、プリントヘッド部４１が所定の高さ位置に固定
されるため、個々の製品Ｗの捺印面の高さに対して対応
できず、高いものはプリントヘッド部４１の直下を通過
する際に押し潰されてシール部が破損し、内容物が漏れ
出るという不具合が発生する。また、捺印面が低いと、
活字の当りが悪くなって捺印した字が欠けるという不具
合が発生する。
置では、プリントヘッド部４１が所定の高さ位置に固定
されるため、個々の製品Ｗの捺印面の高さに対して対応
できず、高いものはプリントヘッド部４１の直下を通過
する際に押し潰されてシール部が破損し、内容物が漏れ
出るという不具合が発生する。また、捺印面が低いと、
活字の当りが悪くなって捺印した字が欠けるという不具
合が発生する。
【０００４】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、個々の製
品の捺印面の高さにバラツキがあっても、浮沈が容易に
支弾されたプリントヘッド部がこれに対応して上下に作
動され、ほぼ一定の印字圧によって鮮明に捺印を行なう
ことができる捺印装置の提供を目的とする。
課題を解決するために提案されたものであり、個々の製
品の捺印面の高さにバラツキがあっても、浮沈が容易に
支弾されたプリントヘッド部がこれに対応して上下に作
動され、ほぼ一定の印字圧によって鮮明に捺印を行なう
ことができる捺印装置の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の捺印装置は、製品が載置されて当該製品を捺
印位置へ搬送させる搬送手段と、この捺印位置上に隣接
配備されて製品の搬送毎に活字ホルダが間欠回転駆動さ
れると共に、当該活字ホルダに装着された活字で製品の
捺印面に所定の捺印を行なうプリントヘッド部と、この
プリントヘッド部の下面部に設けられて回転駆動される
と共に、製品の上面部を押さえながら上記搬送手段と協
働して当該製品を排出方向へ移動させる保持ベルトと、
上記プリントヘッド部に連結された上下動ブロックと、
この上下動ブロックを昇降自在に支持すると共に、当該
上下動ブロックの高さ位置を調整して搬送手段の上面に
対するプリントヘッド部の下限高さを設定する高さ調整
機構と、上記上下動ブロックを下方から支弾して自重を
ほぼ相殺させると共に、上記プリントヘッド部に装着さ
れた活字に対して所望の印字圧に相当する垂直荷重を付
与する弾発支持手段と、上記プリントヘッド部の下面部
に設けられて設定させた下限高さより高い製品が搬送さ
れた際に捺印位置の直前で当該製品と当接し、プリント
ヘッド部を押し上げ操作する製品受け板とを備えてい
る。
に本発明の捺印装置は、製品が載置されて当該製品を捺
印位置へ搬送させる搬送手段と、この捺印位置上に隣接
配備されて製品の搬送毎に活字ホルダが間欠回転駆動さ
れると共に、当該活字ホルダに装着された活字で製品の
捺印面に所定の捺印を行なうプリントヘッド部と、この
プリントヘッド部の下面部に設けられて回転駆動される
と共に、製品の上面部を押さえながら上記搬送手段と協
働して当該製品を排出方向へ移動させる保持ベルトと、
上記プリントヘッド部に連結された上下動ブロックと、
この上下動ブロックを昇降自在に支持すると共に、当該
上下動ブロックの高さ位置を調整して搬送手段の上面に
対するプリントヘッド部の下限高さを設定する高さ調整
機構と、上記上下動ブロックを下方から支弾して自重を
ほぼ相殺させると共に、上記プリントヘッド部に装着さ
れた活字に対して所望の印字圧に相当する垂直荷重を付
与する弾発支持手段と、上記プリントヘッド部の下面部
に設けられて設定させた下限高さより高い製品が搬送さ
れた際に捺印位置の直前で当該製品と当接し、プリント
ヘッド部を押し上げ操作する製品受け板とを備えてい
る。
【０００６】
【作用】上述した構成によれば、搬送手段によって搬送
されてくる個々の製品の高さに多少のバラツキがあって
も、浮沈が容易に支弾されたプリントヘッド部は捺印位
置の直前で製品受け板に対する製品の当接で一旦押し上
げられた後に、印字圧に相当する垂直荷重で製品の捺印
面に降下すると共に、当該製品が保持ベルトによって保
持された状態で捺印が行われる。
されてくる個々の製品の高さに多少のバラツキがあって
も、浮沈が容易に支弾されたプリントヘッド部は捺印位
置の直前で製品受け板に対する製品の当接で一旦押し上
げられた後に、印字圧に相当する垂直荷重で製品の捺印
面に降下すると共に、当該製品が保持ベルトによって保
持された状態で捺印が行われる。
【０００７】
【実施例】以下に、本発明による捺印装置の具体的な実
施例を図面に基づいて詳細に説明する。図１にはこの捺
印装置の正面図を示し、図２には側面図を示す。これら
の図で、１はコントロールボックスであり、２は予熱器
である。製品Ｗの搬送手段として設けられた搬送用コン
ベア３はモータ４の駆動により矢印Ｐ方向へ連続走行さ
れ、この搬送用コンベアベルト上に載置された被捺印物
となる製品Ｗは、左右のガイド板５に案内されながら捺
印位置上に隣接配備されているプリントヘッド部６の直
下へ順次搬送され、このプリントヘッド部６に装着され
ている活字７によって製造年月日などが表面（捺印面）
に捺印される。
施例を図面に基づいて詳細に説明する。図１にはこの捺
印装置の正面図を示し、図２には側面図を示す。これら
の図で、１はコントロールボックスであり、２は予熱器
である。製品Ｗの搬送手段として設けられた搬送用コン
ベア３はモータ４の駆動により矢印Ｐ方向へ連続走行さ
れ、この搬送用コンベアベルト上に載置された被捺印物
となる製品Ｗは、左右のガイド板５に案内されながら捺
印位置上に隣接配備されているプリントヘッド部６の直
下へ順次搬送され、このプリントヘッド部６に装着され
ている活字７によって製造年月日などが表面（捺印面）
に捺印される。
【０００８】上記活字７は、図３に示すようにプリント
ヘッド部６に設けられた活字ホルダ８に装着されている
が、この活字ホルダ８は図８に示すように一方向クラッ
チ機構３６を介してモータ１７に連結されている。この
モータ１７の連続回転運動は一方向クラッチ機構３６で
間欠回転運動に変換して活字ホルダ８に伝達され、活字
ホルダ８はモータ１７の回転に同期した状態で製品Ｗが
捺印位置に搬送される毎に１回転づつ間欠回転駆動され
る。この一方向クラッチ機構３６の制御は、例えば上記
搬送用コンベア３の通路に隣接させて捺印位置の直前に
センサ（図示せず）を配備し、このセンサが通過する製
品Ｗを検知してその検知信号によって行うことができ
る。また、活字ホルダ８に隣接してインクロール９が配
備されており、上記のように活字ホルダ８が間欠回転駆
動される毎にこのインクロール９からインクの供給を受
けるようになっている。
ヘッド部６に設けられた活字ホルダ８に装着されている
が、この活字ホルダ８は図８に示すように一方向クラッ
チ機構３６を介してモータ１７に連結されている。この
モータ１７の連続回転運動は一方向クラッチ機構３６で
間欠回転運動に変換して活字ホルダ８に伝達され、活字
ホルダ８はモータ１７の回転に同期した状態で製品Ｗが
捺印位置に搬送される毎に１回転づつ間欠回転駆動され
る。この一方向クラッチ機構３６の制御は、例えば上記
搬送用コンベア３の通路に隣接させて捺印位置の直前に
センサ（図示せず）を配備し、このセンサが通過する製
品Ｗを検知してその検知信号によって行うことができ
る。また、活字ホルダ８に隣接してインクロール９が配
備されており、上記のように活字ホルダ８が間欠回転駆
動される毎にこのインクロール９からインクの供給を受
けるようになっている。
【０００９】上記活字ホルダ８は、捺印時に製品Ｗを保
持するために活字７の保持ベルト１０の上方に位置して
いるために、活字ホルダ８には特殊な背の高い活字７が
装着され、図４に示すように活字７の先端がこの保持ベ
ルト１０から飛び出るようにしている。活字調整ノブ１
１は、製品受け板１２の切欠き部１２ａからの活字７の
出具合を調整するためのものであり、このノブ１１によ
り捺印面Ｗ１への活字７の当りを最適に設定することが
できる。保持ベルト１０は、製品Ｗの上面両側を押さえ
られるように駆動プーリ１３と従動プーリ１４との間に
製品受け板１２を抱え込むように左右に２本掛け渡され
ており、前後のテンションプーリ１５，１６によってベ
ルト１０の張りを調整できるようになっている。駆動プ
ーリ１３へは、図５に示すようにモータ１７からの回転
力がベルト１８を介して伝達され、保持ベルト１０を製
品搬送方向に搬送用コンベア３と同期して連続回転でき
るようにしている。
持するために活字７の保持ベルト１０の上方に位置して
いるために、活字ホルダ８には特殊な背の高い活字７が
装着され、図４に示すように活字７の先端がこの保持ベ
ルト１０から飛び出るようにしている。活字調整ノブ１
１は、製品受け板１２の切欠き部１２ａからの活字７の
出具合を調整するためのものであり、このノブ１１によ
り捺印面Ｗ１への活字７の当りを最適に設定することが
できる。保持ベルト１０は、製品Ｗの上面両側を押さえ
られるように駆動プーリ１３と従動プーリ１４との間に
製品受け板１２を抱え込むように左右に２本掛け渡され
ており、前後のテンションプーリ１５，１６によってベ
ルト１０の張りを調整できるようになっている。駆動プ
ーリ１３へは、図５に示すようにモータ１７からの回転
力がベルト１８を介して伝達され、保持ベルト１０を製
品搬送方向に搬送用コンベア３と同期して連続回転でき
るようにしている。
【００１０】上下動ブロック１９は、上下のガイドベア
リング２０を介して３本のスタンドロッド２１に案内さ
れて上下方向へ昇降自在に移動できるようになってお
り、当該上下動ブロック１９の下側部には製品受け板１
２の一端がねじ２２により固定されている。この製品受
け板１２は、プリントヘッド部６の下面側に向けて水平
に突設され、当該製品受け板１２の他端はプリントヘッ
ド部６と一体に連結されていると共に、この製品受け板
１２には捺印位置の手前に突出する先端側に上向き傾斜
状の押上操作片１２ｂが形成されている。また上下動ブ
ロック１９には、当該上下動ブロック１９の中央部を上
下方向に貫通するねじ棒２３が装着されており、このね
じ棒２３は上部支持板２４と下部支持台２５の間に回転
自在に軸支されていると共に、その上端部には高さ位置
調整ハンドル２６が取り付けられている。このねじ棒２
３には、上下動ブロック１９を覆うケーシング２７の下
方位置にナット２８が螺合しており、このナット２８の
上部フランジ部にナット回止め２９がねじ３０によって
固定されている。このナット２８の上方に嵌め込まれた
カラー３１は、座板３２を介して上下動ブロック１９の
下面部に当接している。
リング２０を介して３本のスタンドロッド２１に案内さ
れて上下方向へ昇降自在に移動できるようになってお
り、当該上下動ブロック１９の下側部には製品受け板１
２の一端がねじ２２により固定されている。この製品受
け板１２は、プリントヘッド部６の下面側に向けて水平
に突設され、当該製品受け板１２の他端はプリントヘッ
ド部６と一体に連結されていると共に、この製品受け板
１２には捺印位置の手前に突出する先端側に上向き傾斜
状の押上操作片１２ｂが形成されている。また上下動ブ
ロック１９には、当該上下動ブロック１９の中央部を上
下方向に貫通するねじ棒２３が装着されており、このね
じ棒２３は上部支持板２４と下部支持台２５の間に回転
自在に軸支されていると共に、その上端部には高さ位置
調整ハンドル２６が取り付けられている。このねじ棒２
３には、上下動ブロック１９を覆うケーシング２７の下
方位置にナット２８が螺合しており、このナット２８の
上部フランジ部にナット回止め２９がねじ３０によって
固定されている。このナット２８の上方に嵌め込まれた
カラー３１は、座板３２を介して上下動ブロック１９の
下面部に当接している。
【００１１】これにより、高さ位置調整ハンドル２６を
回してナット２８を上方に螺進させると、このナット２
８によって上下動ブロック１９が上方に押し上げられて
プリントヘッド部６の高さを高くできる。また、調整ハ
ンドル２６を逆転すると、ナット２８が下方に後退する
ので、ナット２８に対してフリーな上下動ブロック１９
が自重で下り、プリントヘッド部６の高さを低く設定で
きる。このように、スタンドロッド２１、ねじ棒２３、
ナット２８、回止め２９、調整ハンドル２６によって、
上下動ブロック１９を介してプリントヘッド部６の高さ
を所定位置で支持するように調整するための高さ調整機
構を構成している。
回してナット２８を上方に螺進させると、このナット２
８によって上下動ブロック１９が上方に押し上げられて
プリントヘッド部６の高さを高くできる。また、調整ハ
ンドル２６を逆転すると、ナット２８が下方に後退する
ので、ナット２８に対してフリーな上下動ブロック１９
が自重で下り、プリントヘッド部６の高さを低く設定で
きる。このように、スタンドロッド２１、ねじ棒２３、
ナット２８、回止め２９、調整ハンドル２６によって、
上下動ブロック１９を介してプリントヘッド部６の高さ
を所定位置で支持するように調整するための高さ調整機
構を構成している。
【００１２】また、ねじ棒２３が挿通される上下動ブロ
ック１９の軸孔３３内には、当該上下動ブロック１９に
螺合する上部のスプリング圧調整ナット３４とフリーな
状態な下部の座板３２との間にクッションスプリング３
５が嵌め込まれている。このクッションスプリング３５
は、プリントヘッド部６やこれを支える上下動ブロック
１９などを合わせた自重より僅かに小さい弾発力で上下
動ブロック１９を下方から押上げて上方からの垂直荷重
をほぼ相殺させ、プリントヘッド部６に僅かな垂直荷重
が印加されるように、上記スプリング圧調整ナット３４
によってスプリング圧が調整される。これらのクッショ
ンスプリング３５、調整ナット３４などによって弾発支
持手段を構成し、この弾発支持手段によりプリントヘッ
ド部６は上下方向へ浮沈が容易に支弾された状態でフロ
ーティングされ、下面部から小さな押上力が作用すると
自由に上下動して個々の製品Ｗの捺印面Ｗ１の高さのバ
ラツキに対応できるようにしている。
ック１９の軸孔３３内には、当該上下動ブロック１９に
螺合する上部のスプリング圧調整ナット３４とフリーな
状態な下部の座板３２との間にクッションスプリング３
５が嵌め込まれている。このクッションスプリング３５
は、プリントヘッド部６やこれを支える上下動ブロック
１９などを合わせた自重より僅かに小さい弾発力で上下
動ブロック１９を下方から押上げて上方からの垂直荷重
をほぼ相殺させ、プリントヘッド部６に僅かな垂直荷重
が印加されるように、上記スプリング圧調整ナット３４
によってスプリング圧が調整される。これらのクッショ
ンスプリング３５、調整ナット３４などによって弾発支
持手段を構成し、この弾発支持手段によりプリントヘッ
ド部６は上下方向へ浮沈が容易に支弾された状態でフロ
ーティングされ、下面部から小さな押上力が作用すると
自由に上下動して個々の製品Ｗの捺印面Ｗ１の高さのバ
ラツキに対応できるようにしている。
【００１３】上記の構成による捺印装置では、使用する
際に予め製品Ｗの高さのバラツキを想定してその高さの
下限値に合せて高さ調整機構の設定を行うと共に、活字
７に所望の印字圧が付与されるように弾発支持手段の設
定を行う。すなわち、調整ハンドル２６を回して上下動
ブロック１９を昇降させ、搬送用コンベア面３ａからプ
リントヘッド部６の下面部（製品受け板１２までの高
さ）を製品Ｗの高さ下限値に調整する。例えば、搬送用
コンベア面３ａから製品受け板１２までの高さを製品Ｗ
の標準の高さよりも例えば約５ｍｍ程度低く設定してお
く。また、スプリング圧調整ナット３４を回動してクッ
ションスプリング３５を圧縮させ、そのスプリング圧
（弾発力）で上下動ブロック１９を押上げてプリントヘ
ッド部６に装着された活字７に対して所望の印字圧に相
当する垂直荷重が印加されるように調整しておく。
際に予め製品Ｗの高さのバラツキを想定してその高さの
下限値に合せて高さ調整機構の設定を行うと共に、活字
７に所望の印字圧が付与されるように弾発支持手段の設
定を行う。すなわち、調整ハンドル２６を回して上下動
ブロック１９を昇降させ、搬送用コンベア面３ａからプ
リントヘッド部６の下面部（製品受け板１２までの高
さ）を製品Ｗの高さ下限値に調整する。例えば、搬送用
コンベア面３ａから製品受け板１２までの高さを製品Ｗ
の標準の高さよりも例えば約５ｍｍ程度低く設定してお
く。また、スプリング圧調整ナット３４を回動してクッ
ションスプリング３５を圧縮させ、そのスプリング圧
（弾発力）で上下動ブロック１９を押上げてプリントヘ
ッド部６に装着された活字７に対して所望の印字圧に相
当する垂直荷重が印加されるように調整しておく。
【００１４】そして、上記搬送用コンベア３によって捺
印位置側へ順次搬送されてくる製品Ｗは、この捺印位置
の直前で待機している製品受け板１２の押上操作片１２
ｂに当接し、当該製品受け板１２を介してプリントヘッ
ド部６を押し上げながら捺印位置へ進行する。捺印位置
では製品Ｗは搬送用コンベア３と同速度で走行する保持
ベルト１０によって上面両側が保持された状態で、間欠
回転駆動された活字ホルダ８の活字７によって捺印面Ｗ
１に製造年月日などが捺印される。このように、個々の
製品Ｗの高さに多少のバラツキがあっても、浮沈が容易
に支弾されたプリントヘッド部６の全体がこれに対応し
て上下動されると共に、当該プリントヘッド部６の活字
７には所望の印字圧に相当する垂直荷重が印加されてい
るので、活字７の捺印面Ｗ１への当り具合を常に一定に
して各製品Ｗに対して所定の捺印を確実に行なうことが
できる。この捺印装置では、製品Ｗが上記押上操作片１
２ｂに当接し製品受け板１２を介してプリントヘッド部
６を押し上げる際には、製品Ｗに対して搬送方向に抵抗
力が作用するが、保持ベルト１０によって製品Ｗを挟み
込んでいるために製品Ｗのスリップを防止できる。
印位置側へ順次搬送されてくる製品Ｗは、この捺印位置
の直前で待機している製品受け板１２の押上操作片１２
ｂに当接し、当該製品受け板１２を介してプリントヘッ
ド部６を押し上げながら捺印位置へ進行する。捺印位置
では製品Ｗは搬送用コンベア３と同速度で走行する保持
ベルト１０によって上面両側が保持された状態で、間欠
回転駆動された活字ホルダ８の活字７によって捺印面Ｗ
１に製造年月日などが捺印される。このように、個々の
製品Ｗの高さに多少のバラツキがあっても、浮沈が容易
に支弾されたプリントヘッド部６の全体がこれに対応し
て上下動されると共に、当該プリントヘッド部６の活字
７には所望の印字圧に相当する垂直荷重が印加されてい
るので、活字７の捺印面Ｗ１への当り具合を常に一定に
して各製品Ｗに対して所定の捺印を確実に行なうことが
できる。この捺印装置では、製品Ｗが上記押上操作片１
２ｂに当接し製品受け板１２を介してプリントヘッド部
６を押し上げる際には、製品Ｗに対して搬送方向に抵抗
力が作用するが、保持ベルト１０によって製品Ｗを挟み
込んでいるために製品Ｗのスリップを防止できる。
【００１５】なお、本発明は上記した実施例に限定され
るものではなく、要旨の範囲内で各種の変形を採り得る
ものである。例えば、実施例におけるクッションスプリ
ング３５による弾発支持手段に代え、例えば油圧や空気
圧による流体シリンダを用いることもできる。また、製
品Ｗの搬送手段として実施例における搬送用コンベア３
の代わりに例えばローラコンベアを用い、このローラコ
ンベアを傾斜状にして載置した製品Ｗを自走させて捺印
位置側へ搬送させたり、ローラコンベアを水平状にして
載置した製品Ｗを作業者が押圧しながら捺印位置側へ搬
送させるようにすることもできる。
るものではなく、要旨の範囲内で各種の変形を採り得る
ものである。例えば、実施例におけるクッションスプリ
ング３５による弾発支持手段に代え、例えば油圧や空気
圧による流体シリンダを用いることもできる。また、製
品Ｗの搬送手段として実施例における搬送用コンベア３
の代わりに例えばローラコンベアを用い、このローラコ
ンベアを傾斜状にして載置した製品Ｗを自走させて捺印
位置側へ搬送させたり、ローラコンベアを水平状にして
載置した製品Ｗを作業者が押圧しながら捺印位置側へ搬
送させるようにすることもできる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では捺印す
る個々のパック製品や包装製品の高さにバラツキがあっ
てもプリントヘッド部がこれに対応して上下動され、当
該プリントヘッド部に取り付けられた活字の捺印面への
当り具合を常に一定とすることができる。従って、従来
のように製品が押し潰されて内容物が漏れ出たり、印字
欠けなどの不具合が発生せず、捺印面に確実に鮮明な捺
印を行なうことができる。
る個々のパック製品や包装製品の高さにバラツキがあっ
てもプリントヘッド部がこれに対応して上下動され、当
該プリントヘッド部に取り付けられた活字の捺印面への
当り具合を常に一定とすることができる。従って、従来
のように製品が押し潰されて内容物が漏れ出たり、印字
欠けなどの不具合が発生せず、捺印面に確実に鮮明な捺
印を行なうことができる。
【図１】本発明による捺印装置の正面図である。
【図２】この捺印装置の側面図である。
【図３】上記捺印装置のプリントヘッド部を示す正面図
である。
である。
【図４】プリントヘッド部を上下動させる機構を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図５】図４のＡ−Ａ線断面図である。
【図６】従来の捺印装置の側面図である。
３ 搬送用コンベア ６ プリントヘッド部 ７ 活字 ８ 活字ホルダ ９ インクロール １０ 保持ベルト １１ 活字調整ノブ １２ 製品受け板 １３ 駆動ロール １４ 従動ロール １５，１６ テンションロール １７ モータ １９ 上下動ブロック ２０ ガイドベアリング ２１ スタンドシャフト ２３ ねじ棒 ２６ 高さ位置調整ハンドル ２８ ナット ２９ 回止め ３１ カラー ３２ 座板 ３３ 軸孔 ３４ スプリング圧調整ナット ３５ クッションスプリング
Claims (1)
- 【請求項１】 製品が載置されて当該製品を捺印位置へ
搬送させる搬送手段と、この捺印位置上に隣接配備され
て製品の搬送毎に活字ホルダが間欠回転駆動されると共
に、当該活字ホルダに装着された活字で製品の捺印面に
所定の捺印を行なうプリントヘッド部と、このプリント
ヘッド部の下面部に設けられて回転駆動されると共に、
製品の上面部を押さえながら上記搬送手段と協働して当
該製品を排出方向へ移動させる保持ベルトと、上記プリ
ントヘッド部に連結された上下動ブロックと、この上下
動ブロックを昇降自在に支持すると共に、当該上下動ブ
ロックの高さ位置を調整して搬送手段の上面に対するプ
リントヘッド部の下限高さを設定する高さ調整機構と、
上記上下動ブロックを下方から支弾して自重をほぼ相殺
させると共に、上記プリントヘッド部に装着された活字
に対して所望の印字圧に相当する垂直荷重を付与する弾
発支持手段と、上記プリントヘッド部の下面部に設けら
れて設定させた下限高さより高い製品が搬送された際に
捺印位置の直前で当該製品と当接し、プリントヘッド部
を押し上げ操作する製品受け板とを備えたことを特徴と
する捺印装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26552192A JP2885585B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 捺印装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26552192A JP2885585B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 捺印装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0691854A true JPH0691854A (ja) | 1994-04-05 |
| JP2885585B2 JP2885585B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=17418302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26552192A Expired - Fee Related JP2885585B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 捺印装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2885585B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107599657A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-01-19 | 惠州市美呈空间装饰设计工程有限公司 | 一种用于店面装修的木板盖印机构 |
| CN113247390A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-08-13 | 四川中烟工业有限责任公司 | 一种圆弧钢印印刷器 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP26552192A patent/JP2885585B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107599657A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-01-19 | 惠州市美呈空间装饰设计工程有限公司 | 一种用于店面装修的木板盖印机构 |
| CN113247390A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-08-13 | 四川中烟工业有限责任公司 | 一种圆弧钢印印刷器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2885585B2 (ja) | 1999-04-26 |
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Legal Events
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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