JPH0690842A - ショーケースの電源ソケット - Google Patents

ショーケースの電源ソケット

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JPH0690842A
JPH0690842A JP24661092A JP24661092A JPH0690842A JP H0690842 A JPH0690842 A JP H0690842A JP 24661092 A JP24661092 A JP 24661092A JP 24661092 A JP24661092 A JP 24661092A JP H0690842 A JPH0690842 A JP H0690842A
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JP
Japan
Prior art keywords
cap
socket
plug
showcase
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP24661092A
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English (en)
Inventor
Satoshi Shimizu
訓 清水
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0690842A publication Critical patent/JPH0690842A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラグが接続されないソケットにて発生する
漏電事故の発生を確実に防止することができるショーケ
ースの電源ソケットを提供する。 【構成】 ソケット11はプラグが電気的に接続される
電極部16、16と、電極部16、16を着脱自在に被
覆するキャップ19と、電極部16、16よりキャップ
19を外した状態でキャップ19を収納するキャップ収
納部17とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はショーケースの庫内に取
り付けられ、蛍光灯等の電気部品からのプラグが接続さ
れる電源ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種ショーケースにおいては、例
えば実公昭61−35102号公報(A47F11/1
0)にオープンショーケースとして示されるように、冷
蔵若しくは冷凍温度に冷却される庫内に複数段の棚が架
設され、各棚下面には庫内照明用の蛍光灯がそれぞれ取
り付けられている。これら蛍光灯に電源を供給するため
のリード線は庫内背方の仕切板まで引き回され、その端
部に設けられたプラグは仕切板に取り付けられたソケッ
ト(上記公報では図示されていない)の電極部に接続さ
れる。
【0003】従来の係るソケット100とプラグ101
を図5及び図6に示す。即ち、ソケット100はショー
ケースの仕切板に前方に向けて取り付けられており、環
状の溝102と、この溝102の内方に電極部103、
103が二箇所並設されている。また、蛍光灯のリード
線端部に設けられたプラグ101は前方に開放した円筒
状の外壁部104と、その内部に前方に突出するピン1
06、106を有している。
【0004】前述の如きソケット100は各棚の下面後
方に対応し、例えば蛍光灯の本数分だけ取り付けられ、
各ソケット100の電極部103、103には交流10
0V或いは200Vの電源電圧が印加される。そして、
プラグ101のピン106、106をソケット100の
電極部103、103に差し込み、外壁部104を溝1
02内に挿入することにより、プラグ101をソケット
100に接続する。蛍光灯はプラグのピン106、10
6及びリード線を介してソケット100の電極部10
3、103から給電されて点灯する。棚上には食品等の
商品が陳列され、その上方の棚下面に取り付けられた蛍
光灯により上から照明される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種ショ
ーケースにおいては商品の大きさや種類によって一部の
棚を撤去し、棚の段数を減らして使用する場合があり、
係る場合は蛍光灯の本数も減少するため、当然にその分
のソケット100にはプラグ101が差し込まれず、電
極部103、103が開放されたままとなる。しかしな
がら、電極部103、103には前記電源電圧が印加さ
れており、しかも庫内は食品の鮮度保持のために低温で
あり、且つ、加湿器等によって加湿され、或いは除霜等
により高湿となる場合が多いので、前述の如くソケット
100の電極部103、103が開放されていると、結
露により漏電が発生する危険性がある。
【0006】そこで、従来では図7に示すように丁度ソ
ケット100の溝102に挿入可能なキャップ107を
準備して置き、上述の如くソケット100にプラグ10
1が差し込まれない場合は、このキャップ107をソケ
ット100の電極部103、103に取り付けて被覆す
るようにしていた。しかしながら、外した棚を再び架設
した場合等にはキャップ107は不要となり、一方でキ
ャップ107の格別な保管場所もショーケースには設け
られていなかったため、キャップ107は外して何処か
に保管しなければならず、管理の仕方によっては紛失し
てしまう場合がある。
【0007】また、工場出荷時に棚が付いていて、総て
のソケット100にプラグ101が差し込まれている場
合には、後に棚を外してしまうと開放されたソケット1
00を被覆するためのキャップが存在しないため、開放
されたままで使用されてしまう問題があった。本発明
は、係る従来の課題を解決するために成されたものであ
り、プラグが接続されないソケットにて発生する漏電事
故の発生を確実に防止することができるショーケースの
電源ソケットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のショー
ケースの電源ソケット11は、ショーケース1の庫内4
に取り付けられ、庫内4に設けられた電気部品(蛍光
灯)10からのプラグ26が接続されるものであって、
プラグ26が電気的に接続される電極部16、16と、
この電極部16、16を着脱自在に被覆するキャップ1
9と、電極部16、16よりキャップ19を外した状態
でキャップ19を収納するキャップ収納部17とを具備
しているものである。
【0009】また、請求項2の発明のショーケースの電
源ソケット11は、ショーケース1の庫内4に取り付け
られ、庫内4に設けられた電気部品(蛍光灯)10から
のプラグ26が接続されるものであって、プラグ26が
電気的に接続される電極部16、16と、この電極部1
6、16を着脱自在に被覆するキャップ19と、電極部
16、16の近傍に設けられ、キャップ19を収納する
キャップ収納部17と、電極部16、16とキャップ収
納部17との間でキャップ19を移動自在に保持するキ
ャップ保持部(固定ピン)18とを具備しているもので
ある。
【0010】
【作用】即ち、請求項1の発明のショーケースの電源ソ
ケット11によれば、電極部16、16にプラグ26が
接続される場合には、キャップ19は電極部16、16
より外し、ソケット11のキャップ収納部17内に収納
して置くことができる。そして、電極部16、16より
プラグ26が外された場合には、キャップ収納部17に
収納したキャップ19によって電極部16、16を被覆
することができる。
【0011】また、請求項2の発明のショーケースの電
源ソケット11によれば上記に加えて、キャップ19は
キャップ保持部(固定ピン)18により、電極部16、
16とキャップ収納部17の間で移動自在に保持されて
いるので、キャップ19により電極部16、16の被覆
し、また、電極部16、16から取り外してキャップ収
納部17に収納する操作を容易に行えるようになる。
【0012】
【実施例】次に、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明のソケット11の正面図、図2はソ
ケット11が取り付けられたショーケース1の縦断側面
図である。図2において、ショーケース1は所謂冷蔵オ
ープンショーケースであり、前面に開口2を有する断熱
壁3にて本体が構成されている。断熱壁3内は仕切板5
によって仕切られ、該仕切板5と断熱壁3との間には蒸
発器6と送風機7が配設された冷気通路8が形成される
と共に、仕切板5の内側には商品を陳列する庫内4が構
成されている。蒸発器6と熱交換した冷気は送風機7に
より図中矢印の如く循環され、冷気通路8より庫内4に
吐出されて庫内4を所定の冷蔵温度に冷却する。
【0013】また、庫内4には商品を陳列するための複
数段の棚9が架設されており、各棚9の下面には庫内照
明用の電気部品としての蛍光灯10がそれぞれ取り付け
られている。更に、仕切板5には各棚9の下側に位置し
て図1に示す本発明のソケット11が複数取り付けられ
ている。ソケット11は硬質合成樹脂にて成形されたも
ので、全体としては上下方向に長い楕円形を呈してお
り、外周の外向フランジ12の内側には所定の深さで陥
没した楕円形の凹所13が形成されている。このソケッ
ト11はこの外向フランジ12を仕切板5の前面に当接
させた状態で凹所13を仕切板5に埋設されている。ソ
ケット11の凹所13の中心より少許上方に偏位した位
置には、環状の溝14と、この溝14の内方に電極部1
6、16が二箇所並設されている。また、溝14の下方
の凹所13内にはフランジ12との間に少なくとも溝1
4の内縁の直径よりも大きい間隔が形成されており、そ
こをキャップ収納部17とされている。
【0014】溝14の向かって左斜め下方にはキャップ
保持部としての固定ピン18が立設されており、この固
定ピン18にキャップ19が取り付けられる。キャップ
19は軟質合成樹脂にて成形されており、後方に開放す
ると共に、前記溝14に挿入可能な寸法を有しており、
前面から半径方向に延在する連結腕21と、この連結腕
21の端部に後方に開放した差し込み部22が形成され
ている。係るキャップ19は後方に開放した状態で、差
し込み部22を前記固定ピン18に回動自在に差し込ん
で取り付けることにより、図1の如く凹所13のキャッ
プ収納部17内に収納する。この状態でキャップ19の
上縁は溝14の下方に位置すると共に、前記固定ピン1
8の位置は、このときのキャップ19の中心までの距離
と、溝14の円の中心までの距離とが一致する位置とさ
れている。そして、ソケット11の電極部16、16に
は交流100V或いは200V電源電圧が印加される。
【0015】一方、前記蛍光灯10のリード線24端部
に設けられたプラグ26は、図4に示すように前方に開
放した円筒状の外壁部27と、その内部に前方に突出す
るピン28、28を有している。棚9を庫内4に架設し
た場合は、蛍光灯10からのリード線24を棚9前部よ
り棚9下面を後方に引き回し、プラグ26のピン28、
28をソケット11の電極部16、16に差し込み、外
壁部27を溝14内に挿入することにより、プラグ26
をソケット11に接続する。これによって蛍光灯10は
プラグ26のピン28、28及びリード線24を介して
ソケット11の電極部16、16から給電されて点灯
し、下段の棚9上の食品等の陳列商品を上から照明す
る。
【0016】このようにプラグ26をソケット11に接
続した状態では、プラグ26のリード線24はプラグ2
6より下方に垂下する形となり、プラグ26の後面は外
向フランジ11の前面と程面一となる。また、キャップ
19は凹所13内のキャップ保持部17内にあってリー
ド線24の下側に位置しているので、プラグ26の抜き
差しの邪魔にならず、また、ソケット11のキャップ保
持部17内に収納されているため、取り外して保管する
必要がなく、従って、紛失の危険性もない。
【0017】次に、棚9を取り外すにあたってプラグ2
6をソケット11から取り外した場合は、固定ピン18
を中心としてキャップ19を図1中反時計回りに回動
し、キャップ19の周囲壁を溝14に差し込んで電極部
16、16を被覆する。これによって、電極部16、1
6への結露は防止され、結露による漏電事故の発生も未
然に防止される。
【0018】このとき、固定ピン18からキャップ19
の中心までの距離と、固定ピン18から溝14の円の中
心までの距離とは一致しているので、キャップ19は固
定ピン18によりキャップ収納部17と電極部16、1
6との間で移動自在に保持されている。従って、固定ピ
ン18を中心として回動するだけでキャップ19を溝1
4の位置に、或いは、キャップ収納部17内に移動させ
ることができ、キャップ19による電極部16、16の
被覆、及び電極部16、16からのキャップ19の撤去
操作を極めて容易に行うことができるようになる。
【0019】尚、実施例では凹所13から立設する固定
ピン18にてキャップ19を保持させたが、差し込み部
22を連結腕21から突出する楔状とし、固定ピン18
の位置の凹所13には孔状の凹部を形成して差し込み部
22をこの凹部に回動自在に差し込むことによっても本
発明の目的を達成できることは云うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば電極部にプラグを接続する場合にはキャップを電極
部より外し、ソケットのキャップ収納部に収納して置く
ことができるので、別個に保管する手間がなくなると共
に、紛失してしまう不都合も解消される。また、電極部
よりプラグを外した場合にはキャップ収納部に収納した
キャップによって電極部を被覆することができるので、
電極部への結露等による漏電事故の発生を確実に防止す
ることができるものである。
【0021】また、請求項2の発明によれば上記に加え
て、キャップはキャップ保持部により、電極部とキャッ
プ収納部の間で移動自在に保持されているので、キャッ
プにより電極部を被覆し、また、電極部から取り外して
キャップ収納部に収納する操作を容易に行えるようにな
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの電源ソケットの正面図
である。
【図2】ショーケースの縦断側面図である。
【図3】キャップの縦断側面図である。
【図4】プラグの縦断側面図である。
【図5】従来のショーケースの電源ソケットの正面図で
ある。
【図6】従来のプラグの縦断側面図である。
【図7】従来のキャップの縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース 11 ソケット 16 電極部 17 キャップ収納部 18 固定ピン 19 キャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショーケースの庫内に取り付けられ、前
    記庫内に設けられた電気部品からのプラグが接続される
    電源ソケットにおいて、前記プラグが電気的に接続され
    る電極部と、該電極部を着脱自在に被覆するキャップ
    と、前記電極部より前記キャップを外した状態で該キャ
    ップを収納するキャップ収納部とを具備して成るショー
    ケースの電源ソケット。
  2. 【請求項2】 ショーケースの庫内に取り付けられ、前
    記庫内に設けられた電気部品からのプラグが接続される
    電源ソケットにおいて、前記プラグが電気的に接続され
    る電極部と、該電極部を着脱自在に被覆するキャップ
    と、前記電極部の近傍に設けられ、前記キャップを収納
    するキャップ収納部と、前記電極部とキャップ収納部と
    の間で前記キャップを移動自在に保持するキャップ保持
    部とを具備して成るショーケースの電源ソケット。
JP24661092A 1992-09-16 1992-09-16 ショーケースの電源ソケット Pending JPH0690842A (ja)

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