JPH068818B2 - 生体組織検査用固定液 - Google Patents

生体組織検査用固定液

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JPH068818B2
JPH068818B2 JP62297394A JP29739487A JPH068818B2 JP H068818 B2 JPH068818 B2 JP H068818B2 JP 62297394 A JP62297394 A JP 62297394A JP 29739487 A JP29739487 A JP 29739487A JP H068818 B2 JPH068818 B2 JP H068818B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は生体組織の検査に用いられる生体組織検査用固
定液に関する。具体的には、標本固定液、標本保存液と
して利用することができる生体組織検査用固定液に関す
るものである。
[従来の技術] 生体から採取した検体は、固定等の処理を受けて、標本
として種々の組織検査に供される。この固定ような処理
は、組織、組織を構成する細胞の諸成分、諸形態をでき
る限り採取前と同じ状態に保つために、適当な固定液で
検体を処理することにより行なわれている。
従来、生体組織検査用固定液としては、ホルムアルデヒ
ド水溶液である局方ホルマリン1容量部と水4〜9容量
部の組成の10〜20%ホルマリン液、上記ホルマリン
液に炭酸カルシウム又は炭酸マグネシウムを処理させた
中性ホルマリン液、局方ホルマリン100mlと水90
0mlと燐酸一ナトリウムと燐酸二ナトリウムとの組成
の10%中性緩衝ホルマリン液、エタノール等が知られ
ている(「臨床検査法提要」、第26版、XXII−6参
照)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の生体組織検査用固定液
のうち、ホルマリンを主成分とするホルマリン液では、
組織の厚さ3〜5mmの場合に1〜2日の固定完了時間
がかかり、固定に長時間を必要としていた。
また、エタノール等を主成分とする生体組織検査用固定
液では、2〜3時間で固定できるものもあるが、適用範
囲が狭く、細胞収縮、赤血球溶解等の固定目的を逸脱す
る変性を起こすので、実用性に問題があった。
本発明は上述の背景に基づきなされたものであり、その
目的とするところは、短時間で迅速に固定することがで
きると共に、固定効果に優れた生体組織検査用固定液を
提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、上記課題を解決するために、鋭意種々の試
験研究を行なった結果、生体組織検査処理に際して用い
られる固定液として、ホルマリン、メタノール及びクエ
ン酸又はその塩を含む液を用いれば、上記の目的達成に
有効であることを見出し、本発明を完成するに至ったも
のである。
すなわち、本発明の生体組織検査用固定液は、ホルムア
ルデヒド、メタノール、クエン酸又はそのアルカリ金属
塩、及び、溶媒としての水を含む液からなり、上記各成
分が、ホルムアルデヒドがホルマリン(ホルムアルデヒ
ド37%水溶液)換算で10〜80容量部、メタノール
が10〜80容量部、並びに、クエン酸又はそのアルカ
リ金属塩が1〜30容量部の割合で配合されていること
を特徴とするものである。
本発明による生体組織検査用固定液の好ましい一態様に
おいて、クエン酸のアルカリ金属塩としてクエン酸ナト
リウムを用いることができる。
この発明による生体組織検査用固定液の好ましい一態様
において、ホルムアルデヒドを、マスク剤を含む脱臭ホ
ルマリン又は中性ホルマリンとして混和することができ
る。
[作 用] 上記の構成からなる本発明では、理論的に明らかにされ
ているものではないが、ホルマリンに加えられるメタノ
ールの浸透力が、ホルマリンの浸透力に加算されて固定
液全体の浸透、並びに、固定の速度を増強し、クエン酸
又はそのアルカリ金属塩が細胞膜の固定効果を良好にな
らしめるからであろうと推定している。
従って、本発明においては上記三成分が必須の成分であ
る。
なお、上述の記載は、本発明のより良い理解のためにな
されたものであり、この発明の範囲を制限するものでは
ない。
[発明の具体的説明] (1)生体組織検査用固定液 (a)構成成分 ホルムアルデヒド 本発明の生体組織検査用固定液に使用されるホルムアル
デヒドは、通常、ホルムアルデヒドの水溶液であるホル
マリンが用いられる。該ホルマリンは、特に、その濃度
に制限はないが、通常、用いることができるホルマリン
は37%以上、例えば、37〜40%のホルムアルデヒ
ドを含有する局方ホルマリンである。
本発明で用いられる好ましいホルマリンは、ホルマリン
原液に炭酸カルシウム又は炭酸マグネシウムを処理させ
た中性ホルマリン液、又は、マスク剤を含んだ脱臭ホル
マリンである。
上記マスク剤としては、サリチル酸メチル、メントール
等の付香剤等がある。
中性ホルマリン液を用いることにより、副生物である蟻
酸を中和・除去して良好な固定を確保し、脱臭ホルマリ
ンを使用することにより、ホルムアルデヒドの臭いを隠
蔽することができる。
なお、本発明においてはホルマリンとして使用すること
が必須では無く、最終製品である生体組織検査用固定液
中にホルムアルデヒドを所定量含有せしめれば良い。従
って、ホルムアルデヒドと他の成分とを混合した後、水
で希釈しても、また、ホルムアルデヒドと他の成分と水
とを同時に混合しても、更に、ホルムアルデヒドと他の
成分の水溶液とを混合することによっても、目的の生体
組織検査用固定液を調製することができる。
メタノール 本発明の生体組織検査用固定液に使用されるメタノール
は市販のメタノールである。
クエン酸又はそのアルカリ金属塩 本発明の生体組織検査用固定液に使用されるクエン酸又
はそのアルカリ金属塩は、ヒドロキシトリカルボン酸、
或いは、そのアルカリ金属塩であり、具体的には、クエ
ン酸、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン
酸カルシウム等がある。好ましいクエン酸塩は、ナトリ
ウム塩等のアルカリ金属塩である。
本発明の生体組織検査用固定液の組成は、検体の種類、
迅速性の程度等に応じて適宜選択することができる。下
記にその例を示す。
なお、この組成例では、ホルムアルデヒドはホルムアル
デヒドを37%含有するホルマリンとして、また、クエ
ン酸塩は10%水溶液として用いる。
(b)組 成 本発明の生体組織検査用固定液の組成は、例えば、ホル
マリン10〜80容量部、メタノール10〜80容量部
(但し、ホルマリンの容量と同じ又はそれより少ないこ
とが好ましい。)、クエン酸塩液1〜30容量部であ
り、好ましくはホルマリン25〜75容量部、メタノー
ル25〜75容量部(但し、ホルマリンの容量と同じ又
はそれより少ないことが好ましい。)、クエン酸塩液5
〜20容量部であり、より好ましくはホルマリン30〜
70容量部、メタノール25〜70容量部(但し、ホル
マリンの容量と同じ又はそれより少ないことが好まし
い。)、クエン酸塩液8〜17容量部である。
上記した成分の他に、目的に応じて種々の添加剤を含有
させることができる。
(2)生体組織検査用固定液の使用方法 次いで、本発明の生体組織検査用固定液の使い方の一例
を説明する。
採取した組織片を上記生体組織検査用固定液又は上記生
体組織検査用固定液を水で希釈した液に入れ、振盪しな
がら固定する。
例えば、厚さ5mmの組織片では2〜3時間で固定され
る。次いで、固定が完了した組織片は直ちに包埋器に装
入してパラフィンで包埋する。パラフィン包埋が完成し
た後、直ちに薄切り、染色して染色標本を作製すること
ができる。
[実施例] 本発明の生体組織検査用固定液について、以下に示す例
によって具体的に説明する。
実施例1〜5及び比較例1〜3 製造例 下記第1表の組成の生体組織検査用固定液1〜5を調製
した。
第1表 組成 固定液1(実施例1) 中性ホルマリン 50.0容量% メタノール 37.5容量% 10%クエン酸ナトリウム液 12.5容量% 固定液2(実施例2) ホルマリン 45.0容量% メタノール 45.0容量% 10%クエン酸ナトリウム液 10.0容量% 固定液3(実施例3) ホルマリン 65.0容量% メタノール 25.0容量% 10%クエン酸ナトリウム液 10.0容量% 固定液4(実施例4) 脱臭ホルマリン 65.0容量% メタノール 25.0容量% 10%クエン酸ナトリウム液 10.0容量% 固定液5(実施例5) 脱臭中性ホルマリン 55.0容量% メタノール 35.0容量% 10%クエン酸ナトリウム液 20.0容量% 固定液6(比較例1) ホルマリン 50.0容量% 水 50.0容量% 固定液7(比較例2) ホルマリン 20.0容量% 水 80.0容量% 固定液8(比較例3) ホルマリン 10.0容量% 水 90.0容量% 固定液9(比較例4) ホルマリン 50.0容量% メタノール 50.0容量% 使用例1 前記製造例で示した生体組織検査用固定液を用いて、剖
検例の肝を材料として固定した。
その結果、1時間で約1.75mm、2時間で約2.7
5mmの速さで浸透し固定が完了した。なお、24時間
後には、約7.5mmにも達した。その結果を第1図に
示す。
また、比較のために、従来の生体組織検査用固定液であ
る、50%ホルマリン(比較例1)、20%ホルマリン
(比較例2)、10%ホルマリン(比較例3)の各固定
液について同様に試験した。それらの結果を第1図に示
す。
第1図の結果から、本発明の生体組織検査用固定液は、
従来の生体組織検査用固定液に比べると著しく固定速度
が改善されていることが理解できる。
使用例2 前記製造例で示した生体組織検査用固定液を用いて、核
や細胞質の固定を行なった。
本発明の生体組織検査用固定液は、単純なホルマリン
(50%)・メタノール(50%)混合液(比較例
4)、20%ホルマリン液(比較例2)、50%ホルマ
リン液(比較例1)のものと比較した。
それらの結果から、本発明の生体組織検査用固定液は、
ホルマリン・メタノール混合液に比べて極めて優れてお
り、その他のホルマリン液に勝るとも劣らない固定性を
示した。
特に中性ホルマリンを使用した場合、いわゆるホルマリ
ン色素(沈着物)の沈着が殆ど無く、しかも固定液中に
組織片を長時間浸しておいても過固定による染色性の劣
化は最小限にすることができた。
比較例4〜6 製造例 下記第2表の組成の生体組織検査用固定液9〜11を調
製した。
第2表 組成 固定液9(比較例4) ホルマリン 50.0容量% メタノール 50.0容量% 10%クエン酸ナトリウム 0容量% 固定液10(比較例5) ホルマリン 50.0容量% メタノール 0容量% 10%クエン酸ナトリウム 12.5容量% 水 37.5容量% 固定液11(比較例6) ホルマリン 0容量% メタノール 50.0容量% 10%クエン酸ナトリウム 12.5容量% 水 37.5容量% 使用例1 前記製造例で示した生体組織検査用固定液1及び9〜1
1を用いて、剖検例の肝を材料として固定した。
使用例2 核や細胞質の固定性について測定した。
測定結果 固定液9(比較例4)は、固定液10(比較例5)に比
べて、メタノールを含有していることから組織への浸透
速度が極めて高く、組織内部で生じる蛋白質等の自家融
解を最小に抑えることができ、組織の薄切時に硬く切り
難い線維組織(例えば、子宮筋腫、皮膚、乳房等)や脂
肪組織(例えば、乳腺腫瘍)を適度に柔らかくし、薄切
りを容易にする効果があるが、クエン酸ナトリウムを含
有していないために、該固定液9は日時の経過と共にホ
ルムアルデヒドから蟻酸を生じて、固定液は徐々に酸性
側に偏ってゆく。従って、染色された組織切片の色調は
徐々に変化してしまうので、病理診断上、或いは、一定
条件で一連の標本を作成し病理形態学の研究を遂行する
上で、はなはだ不都合を生じることになる。
固定液10(比較例5)は、固定液6(比較例1)に比
べて、蛋白質を主とする細胞内構成成分を良く保存する
ことができるし、クエン酸のアルカリ金属塩はpHを安
定させる緩衝能力を有していることから、固定液を長期
に渡り安定化させることができるが、メタノールを含有
していないために固定液が組織内部に到達するのに長時
間を必要とし、それまでの間に、組織内部の蛋白質の自
家融解が進行し、本来あるべき組織構造が崩れ、存在し
ていた組織構成成分の一部は組織中から失われてしま
う。
固定液11(比較例6)は、ホルマリンが含有されてい
ないことから、固定効果を発揮することができない。蛋
白質を主とする細胞構成成分の自家融解が時間の経過と
共に進行し、本来あるべき組織構造が大きく崩れ、存在
していた組織構成成分の一部は組織中から溶出して失わ
れてしまう。従って、病理組織の固定には使用できない
ものである。
比較例7〜6 実施例1のクエン酸ナトリウムに代えて、下記の化合物
を用いて生体組織検査用固定液12〜17を調製した。
その結果を以下に示す。
固定液12(比較例7) ピクリン酸:組織・細胞内構成物質の融解及び赤血球の
溶血が生じる。染色性が本来の色調と異なる。ホルマリ
ン沈着物が生じる。
固定液13(比較例8) トリクロル酢酸:組織・細胞内構成物質の融解及び赤血
球の溶血が生じる。染色性が本来の色調と異なり、赤血
球が本来朱色に染まるべきところが青く染まることがあ
る。ホルマリン沈着物が生じる。
固定液14(比較例9) 酢酸マグネシウム:組織・細胞内構成物質の融解及び赤
血球の溶血が生じる。染色性が本来の色調と異なり、赤
血球が本来朱色に染まるべきところが青く染まることが
ある。ホルマリン沈着物が生じる。
固定液15(比較例10) 重クロム酸カリウム:組織・細胞内構成物質の融解及び
赤血球の溶血が生じる。染色性が本来の色調と異なり、
赤血球が本来朱色に染まるべきところが青く染まること
がある。ホルマリン沈着物が生じる。
実施例6〜8 固定液16(実施例6) クエン酸:組織及び細胞形態の保存性が良く、構造組織
や個々の細胞内構造を明瞭に観察することができる。染
色性も良好である。
固定液17(実施例7) クエン酸カリウム:組織及び細胞形態の保存性が良く、
構造組織や個々の細胞内構造を明瞭に観察することがで
きる。染色性も良好である。ホルマリン沈着物が少な
い。
固定液18(実施例8) クエン酸カルシウム:組織及び細胞形態の保存性が良
く、構造組織や個々の細胞内構造を明瞭に観察すること
ができる。染色性も良好である。ホルマリン沈着物が少
ない。
[発明の効果] このようにして得られる本発明の生体組織検査用固定液
は、以下に示すような(イ)〜(ホ)の効果を発揮する
ことができる。
(イ) 迅速に固定することができると共に、固定効果
に優れた生体組織検査用固定液を提供することができ
る。
(ロ) 安価なホルマリン、メタノール等を原料として
いるので、製造コストを低減化することができる。
(ハ) 迅速に固定することがきるので、検体採取後、
短時間で標本が製作することができ、病理診断確定まで
の時間を著しく短縮させることができる。
(ニ) 固定に優れているので、組織、細胞の諸成分、
諸形態を採取前と極めて同じ状態で保つことができる。
(ホ) この固定液は、脳組織を含む全ての材料に使用
でき、しかも、生検及び剖検の両方に適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、使用例の固定結果を示す線図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルムアルデヒド、メタノール、クエン酸
    又はそのアルカリ金属塩、及び、溶媒としての水を含む
    液からなり、上記各成分が、ホルムアルデヒドがホルマ
    リン(ホルムアルデヒド37%水溶液)換算で10〜8
    0容量部、メタノールが10〜80容量部、並びに、ク
    エン酸又はそのアルカリ金属塩が1〜30容量部の割合
    で配合されていることを特徴とする生体組織検査用固定
    液。
  2. 【請求項2】クエン酸のアルカリ金属塩が、クエン酸ナ
    トリウムである特許請求の範囲第1項記載の生体組織検
    査用固定液。
  3. 【請求項3】ホルムアルデヒドが、中性ホルマリンとし
    て混和される特許請求の範囲第1項又は第2項記載の生
    体組織検査用固定液。
  4. 【請求項4】ホルムアルデヒドが、マスク剤を含む脱臭
    ホルマリンとして混和される特許請求の範囲第1項乃至
    第2項記載の生体組織検査用固定液。
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