JPH0686974A - 水槽殺菌機 - Google Patents

水槽殺菌機

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Publication number
JPH0686974A
JPH0686974A JP26405892A JP26405892A JPH0686974A JP H0686974 A JPH0686974 A JP H0686974A JP 26405892 A JP26405892 A JP 26405892A JP 26405892 A JP26405892 A JP 26405892A JP H0686974 A JPH0686974 A JP H0686974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aquarium
sterilizer
ultraviolet rays
carrier
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26405892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Mimura
元 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Jitsugyo Co Ltd
Original Assignee
Ebara Jitsugyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Jitsugyo Co Ltd filed Critical Ebara Jitsugyo Co Ltd
Priority to JP26405892A priority Critical patent/JPH0686974A/ja
Publication of JPH0686974A publication Critical patent/JPH0686974A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 水中移動可能な台車に紫外線殺菌ランプを備
え、紫外線が台車の底面側に照射されるようにした。 【効果】 紫外線殺菌ランプからの紫外線を台車の底面
側に照射し、該紫外線により水槽内部の底面や側面等を
殺菌するので、飼育している魚貝類に害を及ぼすことな
く、水槽内で増殖する細菌を除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は水槽殺菌機に関し、詳細には、水
槽による魚貝類の増養殖の際に使用する、水槽殺菌機に
関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】一般に、水槽による水産増養殖の際には、
魚病の防疫のために、海水や淡水を紫外線で予め除菌
し、該除菌処理した飼育水を水槽に供給している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】しかしながら、予め除菌した飼育水を用い
ても、水槽内で細菌が増殖するので、充分な除菌効果が
得られず、魚病の防疫を充分に行うことはできない。
【0007】なお、水中浸漬型の水中紫外線ランプを用
い、紫外線を水槽内に直接照射することで飼育水の除菌
を行うことも考えられる。
【0008】しかし、紫外線を水槽内に直接照射したの
では、飼育している魚貝類に害を及ぼすことになる。
【0009】そこで、飼育している魚貝類に害を及ぼす
ことなく、水槽内で増殖する細菌を除去できる手段が望
まれていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】
【0011】本発明者は、上記課題を解決するために鋭
意研究を続けた結果、水槽内部側の底面や側面等を殺菌
することで、水槽内で増殖する雑菌の増殖が防止され、
充分な除菌効果が得られることを見いだし、本発明を完
成するに至った。
【0012】すなわち、本発明の課題を解決するための
手段は、下記のとおりである。
【0013】第1に、水中移動可能な台車に紫外線殺菌
ランプを備え、紫外線が台車の底面側に照射されるよう
にした、水槽殺菌機である。
【0014】ここで用いる台車は、駆動手段を備えた自
走移動可能なものの他、駆動手段を備えた駆動車に牽引
されることで移動可能なものも含まれる。
【0015】また、台車としては、水槽の底面や側面に
設置したレール等に組み合わせて移動するものを用いる
ことができる他、水槽の底面や側面に付けた誘導マーク
やガイドライン等をセンサー等により感知して移動する
ものや、壁などに衝突した際に方向転換するもの等を用
いることができる。
【0016】
【作用】
【0017】本発明の水槽殺菌機は、紫外線殺菌ランプ
からの紫外線を台車の底面側に照射しつつ、水槽内部の
底面や側面等に沿って水中を移動することで、紫外線に
より水槽内部の底面や側面等を殺菌する。
【0018】そして、水槽殺菌機により、水槽内部の底
面や側面等を殺菌することで、水槽内の除菌が行われ
る。
【0019】
【実施例】
【0020】以下、図面を参照しながら本発明の水槽殺
菌機の一実施例について説明する。
【0021】
【実施例1】
【0022】図1は本発明の水槽殺菌機の実施例1の概
略側面図、図2は本発明の水槽殺菌機の実施例1の概略
底面図である。
【0023】本実施例の水槽殺菌機は、車輪1を駆動す
る駆動部2と、コンデンサ3とバッテリー4とを有し、
自走によって水中移動可能な台車5に、紫外線殺菌ラン
プ6を備えたものである。
【0024】紫外線殺菌ランプ6は、台車5の底面板5
1に形成された開孔部51a(図2参照)から、紫外線
を照射するように取り付けられている。
【0025】なお、台車5の開孔部51aには、石英ガ
ラス板7が取り付けられているが、石英ガラスの他に
も、透明なテフロン(商標名)等の紫外線を通す物質を
板状に形成したものを取り付けることもできる。
【0026】次に、上記水槽殺菌機の作用について説明
する。
【0027】駆動部2等により台車5が自走する際に、
紫外線殺菌ランプ6からの紫外線が台車5の開孔部51
aに取り付けられた石英ガラス板7を通して、底面側に
照射される。
【0028】そして、紫外線を台車5の底面側に照射し
つつ、水槽殺菌機が水槽内部の底面や側面等に沿って水
中を移動することで、紫外線により水槽内部の底面や側
面等が殺菌される。
【0029】
【実施例2】
【0030】図3は、本発明の水槽殺菌機の実施例2の
概略側面図である。
【0031】本実施例の水槽殺菌機は、実施例1の水槽
殺菌機と同様に、車輪1を駆動する駆動部2と、コンデ
ンサ3とバッテリー4とを有し、自走によって水中移動
可能な台車5に、紫外線殺菌ランプ6を備えている。
【0032】紫外線殺菌ランプ6は、石英ガラス管8の
内部に位置し、台車5の底面板に形成された開孔部か
ら、紫外線を照射するように取り付けられている。
【0033】なお、石英ガラス管8の他にも、透明なテ
フロン(商標名)等の紫外線を通す物質を管状に形成し
たものを用いることもできる。
【0034】次に、上記水槽殺菌機の作用について説明
する。
【0035】駆動部2等により台車5が自走する際に、
紫外線殺菌ランプ6からの紫外線が石英ガラス管8を通
して台車5の底面側に照射される。
【0036】そして、紫外線を台車5の底面側に照射し
つつ、水槽殺菌機が水槽内部の底面や側面等に沿って水
中を移動することで、紫外線により水槽内部の底面や側
面等が殺菌される。
【0037】
【実施例3】
【0038】図4は、本発明の水槽殺菌機の実施例3の
概略側面図である。
【0039】本実施例の水槽殺菌機は、実施例1に示す
水槽殺菌機の車輪1に吸盤9を取り付けたものなので、
実施例1と同様の構成及び作用についての図示と説明は
省略する。
【0040】本実施例に示すように、車輪1に吸盤9を
取り付けた水槽殺菌機は、車輪1が回転すると、吸盤9
が水槽内部の側面等に吸い付くので、側面等に沿って移
動しやすく、水槽内部の側面等の殺菌に特に適してい
る。
【0041】
【実施例4】
【0042】図5は、本発明の水槽殺菌機の実施例4の
概略側面図である。
【0043】本実施例の水槽殺菌機は、実施例1に示す
水槽殺菌機から、駆動部等の自走手段を除き、車輪1に
無限軌道10を取り付けたものなので、実施例1と同様
の構成及び作用についての図示と説明は省略する。
【0044】本実施例の水槽殺菌機は、自走手段を有す
る駆動車11と、連結具12によって連結され、駆動車
11に牽引されることで移動する。
【0045】
【発明の効果】
【0046】本発明の水槽殺菌機は、紫外線殺菌ランプ
からの紫外線を台車の底面側に照射し、該紫外線により
水槽内部の底面や側面等を殺菌するので、飼育している
魚貝類に害を及ぼすことなく、水槽内で増殖する細菌を
除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水槽殺菌機の実施例1の概略側面図で
ある。
【図2】本発明の水槽殺菌機の実施例1の概略底面図で
ある。
【図3】本発明の水槽殺菌機の実施例2の概略側面図で
ある。
【図4】本発明の水槽殺菌機の実施例3の概略側面図で
ある。
【図5】本発明の水槽殺菌機の実施例4の概略側面図で
ある。
【符号の説明】
1 車輪 2 駆動部 3 コンデンサ 4 バッテリー 5 台車 51 底面板 51a 開孔部 6 紫外線殺菌ランプ 7 石英ガラス板 8 石英ガラス管 9 吸盤 10 無限軌道 11 駆動車 12 連結具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中移動可能な台車に紫外線殺菌ランプ
    を備え、紫外線が台車の底面側に照射されるようにし
    た、水槽殺菌機。
JP26405892A 1992-09-08 1992-09-08 水槽殺菌機 Pending JPH0686974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26405892A JPH0686974A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 水槽殺菌機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26405892A JPH0686974A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 水槽殺菌機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0686974A true JPH0686974A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17397956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26405892A Pending JPH0686974A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 水槽殺菌機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0686974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010061620A1 (ja) * 2008-11-28 2010-06-03 株式会社高垣製作所 浴槽水殺菌装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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