JPH0686919U - 押出成形機のゴム材料供給装置 - Google Patents
押出成形機のゴム材料供給装置Info
- Publication number
- JPH0686919U JPH0686919U JP2764293U JP2764293U JPH0686919U JP H0686919 U JPH0686919 U JP H0686919U JP 2764293 U JP2764293 U JP 2764293U JP 2764293 U JP2764293 U JP 2764293U JP H0686919 U JPH0686919 U JP H0686919U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber material
- feed roller
- extruder
- screw
- roller
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- Pending
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 押出成形機へのゴム材料の供給装置におい
て、ゴム切れが生じることなく安定した材料供給を行う
ことができるようにする。 【構成】 押出機7のスクリュー8へゴム材料6を供給
するフィードローラ5に接して、伝導ロール9が配置さ
れており、さらにこれに接してベルトコンベア装置10
が、スクリュー8への供給方向に平行な適当な傾斜を付
けて配置されている。そして、ベルトコンベア装置10
のベルト駆動ローラ11が、伝導ロール9を介してフィ
ードローラ5の回転と同一方向に回転し、このコンベア
装置10により、ゴム材料6が斜め下向きに搬送されて
フィードローラ5へ案内されるように構成されている。
て、ゴム切れが生じることなく安定した材料供給を行う
ことができるようにする。 【構成】 押出機7のスクリュー8へゴム材料6を供給
するフィードローラ5に接して、伝導ロール9が配置さ
れており、さらにこれに接してベルトコンベア装置10
が、スクリュー8への供給方向に平行な適当な傾斜を付
けて配置されている。そして、ベルトコンベア装置10
のベルト駆動ローラ11が、伝導ロール9を介してフィ
ードローラ5の回転と同一方向に回転し、このコンベア
装置10により、ゴム材料6が斜め下向きに搬送されて
フィードローラ5へ案内されるように構成されている。
Description
【0001】
本考案は、ゴムの押出成形機において、未加硫のゴム材料をシリンダ内のスク リューへ供給するゴム材料供給装置に関する。
【0002】
従来からゴムの押出成形においては、図4に示すように、帯状または短冊状の ゴム材料1を、フィードローラ2により押出機3のスクリュー4へ供給すること が行われている(例えば、実開昭 60-179425号公報に記載)。ここでフィードロ ーラ2は、回転軸が押出機3のスクリュー4を回転駆動するモーター(図示を省 略。)に、スリップ板(滑り板)を介して接続されており、スクリュー4の回転 と連動して反対の向きに回転するように構成されている。またスリップ板は、押 出機3のスクリュー4へのゴム材料1の供給が過剰となった場合に、スクリュー 4の回転はそのままでフィードローラ2への回転の伝達を断絶し、フィードロー ラ2による供給を停止させるために設けられている。
【0003】
しかしながらこのような押出成形機へのゴム材料供給装置においては、フィー ドローラ2の回転動作により、帯状等のゴム材料1にはローラー主面に沿った下 向きの力がかかるため、ゴム材料1がその自重や絡まりのために切れやすい状態 で供給されていた。また、特に押出機3へのゴム材料1の供給が過剰になった場 合には、過剰分のゴム材料1がフィードローラ2の出口部からスクリュー4との 間にはみ出すため、この部分で切断が生じやすかった。そして、このようなゴム 材料の切断が生じた場合には、押出機3への材料供給が止まるため、押出成形体 の外径が減少したり最悪の場合には成形や被覆が行われない部分が生じるという 問題があった。
【0004】 本考案はこのような問題を解決するためになされたもので、押出成形機へのゴ ム材料の供給に断絶が生じることがなく、連続的に安定した供給を行うことがで きるゴム材料供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
本考案の押出成形機のゴム材料供給装置は、帯状または短冊状のゴム材料を押 出成形機のスクリューへ供給するフィードローラと、前記ゴム材料を前記フィー ドローラへ搬送・案内するベルトコンベアと、前記フィードローラの回転動作を 前記ベルトコンベアの駆動機構に伝達する伝導機構とを備えたことを特徴とする 。
【0006】
本考案の供給装置においては、帯状等のゴム材料が、伝導機構を介してフィー ドローラの回転動作と連動して駆動されたベルトコンベアにより、フィードロー ラへ搬送され、さらにフィードローラの回転により、押出成形機のスクリュー (シリンダ内)へ供給されるので、例えばスクリューへのゴム材料の供給が過剰 になった場合にも、フィードローラの供給出口部で、ゴム材料が切れたり絡まっ たりすることがなく、安定した材料供給を連続的に行うことができる。したがっ て、外径が均一で品質の良好な押出成形体を得ることができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
【0008】 図1は、本考案の押出成形機のゴム材料供給装置の一実施例を模式的に示す図 であり、図2は、この実施例の分解斜視図である。
【0009】 図において符号5は、帯状または短冊状のゴム材料6を、押出機7のスクリュ ー8へ直接供給するフィードローラを示し、これは、スクリュー8に近接して平 行に配置され、かつスクリュー8の回転と連動して回転するように構成されてい る。また、このようなフィードローラ5の主面に滑ることなく接するように、伝 導ロール9が配置されており、さらにこの伝導ロール9の主面に接して、以下に 示すようなベルトコンベア装置10が、フィードローラ5からスクリュー8への 供給方向に平行な適当な傾斜を付けて配置されている。すなわち、このベルトコ ンベア装置10は、駆動ローラ11により同一方向へ連続的に駆動進行される一 対の搬送ベルト12を、ゴム材料6の厚さに相当する所定の間隔をおいて上下に 対向配置して成る。そして、下側搬送ベルト12の駆動ローラ11が、伝導ロー ル9の主面に滑ることなく接して配置されており、伝導ロール9を介してフィー ドローラ5の回転と同一方向に回転するように構成されている。
【0010】 このように構成される実施例の供給装置においては、フィードローラ5の前方 にこれに向かう適当な傾斜を付けてベルトコンベア装置10が配置され、かつそ の下側および上側の搬送ベルト12が、伝導ロール9を介し駆動ローラ11によ り、フィードローラ5の回転動作と連動して駆動進行されている。そのため、帯 状等のゴム材料6は、上下の搬送ベルト12間に挟持された状態で斜め下向きに 搬送されて、フィードローラ5へ案内され、さらにフィードローラ5の回転によ り下向き接線方向へ搬出されて、押出成形機7のスクリュー8へ供給される。し たがって、フィードローラ5からスクリュー8へのゴム材料6の供給が過剰にな った場合でも、フィードローラ5の供給出口部でゴム材料6の切断や絡まりが生 じず、安定した供給を行うことができ、品質の良好な押出成形体を得ることがで きる。また、万一供給過剰等が原因でゴム材料6が切断された場合でも、フィー ドローラ5の回転再開と同時にゴム材料6の供給を開始することができる。さら に、フィードローラ5とベルトコンベア装置10との間に伝導ロール9が設けら れ、このロールを介してフィードローラ5の回転動作が駆動ローラ11に伝達さ れているので、搬送ベルト12の進行がフィードローラ11および押出機7の機 能に悪影響を及ぼすことがない。
【0011】 なお、本考案においては、伝導ロール9に代えて伝導歯車を設けても良い。す なわち、図3に示すように、フィードローラ5の回転軸とベルトコンベア装置1 0の駆動ローラ11の回転軸に、それぞれ駆動歯車13を嵌着するとともに、こ れらの歯車13の間に伝導歯車14を介設し、この伝導歯車14を介してフィー ドローラ5の回転をベルトコンベア装置10の駆動ローラ11に伝達するように 構成することも可能である。
【0012】 また、本考案の供給装置においては、ベルトコンベア装置10の入口部でゴム 材料6の切断が生じることがないとはいえないが、その場合も、例えば接触式の リミットスイッチ(検出器)をベルトコンベア装置10の上下の搬送ベルト12 間に取付けることにより、ゴム切れを容易かつ確実に検出することができる。こ のようにリミット検出器を取付ける場合には、上側のコンベア機構を供給材料の ねじれ等の衝撃に十分対抗することができるように可動にし、誤動作を生じない ようにすることが望ましい。
【0013】
以上説明したように、本考案の押出成形機のゴム材料供給装置によれば、押出 成形機への供給が過剰になった場合にも、フィードローラからスクリューへの供 給出口部でゴム材料が切れたり絡まったりすることがなく、安定した材料供給を 行うことができる。したがって、外径が均一で品質の良好な押出成形体を連続的 に得ることができる。
【図1】本考案の押出成形機のゴム材料供給装置の一実
施例を模式的に示す図。
施例を模式的に示す図。
【図2】本考案の実施例の分解斜視図。
【図3】本考案のゴム材料供給装置において、伝導ロー
ルに代えて伝導歯車を設けた別の実施例を模式的に示す
図。
ルに代えて伝導歯車を設けた別の実施例を模式的に示す
図。
【図4】従来の押出成形機のゴム材料供給装置を示す一
部断面図。
部断面図。
1、6…ゴム材料 2、5…フィードローラ 3、7…押出機 4、8…スクリュー 9………伝導ロール 10………ベルトコンベア装置 11………駆動ローラ 12………搬送ベルト 13………駆動歯車 14………伝導歯車
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状または短冊状のゴム材料を押出成形
機のスクリューへ供給するフィードローラと、前記ゴム
材料を前記フィードローラへ搬送・案内するベルトコン
ベアと、前記フィードローラの回転動作を前記ベルトコ
ンベアの駆動機構に伝達する伝導機構とを備えたことを
特徴とする押出成形機のゴム材料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2764293U JPH0686919U (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 押出成形機のゴム材料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2764293U JPH0686919U (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 押出成形機のゴム材料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686919U true JPH0686919U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=12226594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2764293U Pending JPH0686919U (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 押出成形機のゴム材料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686919U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020021805A1 (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | 中田エンヂニアリング株式会社 | ゴム材料供給装置、及びゴム押出装置 |
CN114055751A (zh) * | 2020-07-29 | 2022-02-18 | 软控股份有限公司 | 供料装置及具有其的挤出机 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP2764293U patent/JPH0686919U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020021805A1 (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | 中田エンヂニアリング株式会社 | ゴム材料供給装置、及びゴム押出装置 |
CN114055751A (zh) * | 2020-07-29 | 2022-02-18 | 软控股份有限公司 | 供料装置及具有其的挤出机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000502 |