JPH0686862B2 - 海洋波から電力を発生させる装置及び方法 - Google Patents
海洋波から電力を発生させる装置及び方法Info
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- JPH0686862B2 JPH0686862B2 JP61278492A JP27849286A JPH0686862B2 JP H0686862 B2 JPH0686862 B2 JP H0686862B2 JP 61278492 A JP61278492 A JP 61278492A JP 27849286 A JP27849286 A JP 27849286A JP H0686862 B2 JPH0686862 B2 JP H0686862B2
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- F03B13/12—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates characterised by using wave or tide energy
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- F03B13/188—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates characterised by using wave or tide energy using wave energy using the relative movement between a wave-operated member, i.e. a "wom" and another member, i.e. a reaction member or "rem" where the other member, i.e. rem is fixed, at least at one point, with respect to the sea bed or shore and the wom is flexible or deformable
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は海洋波のエネルギーを制御利用する装置及び方
法に関し、特に海洋波の動水圧の変化を利用して発電を
行なう装置及び方法に関する。
法に関し、特に海洋波の動水圧の変化を利用して発電を
行なう装置及び方法に関する。
(従来技術) 周知の通り、海洋波は尽きることのないエネルギーの、
未開発の大きな貯蔵庫である。しかしながら、海洋波か
ら得られるエネルギーを制御利用する技術の発達はまだ
その初期の段階であり、経済性及び実用化の点で多くの
問題を抱えている。
未開発の大きな貯蔵庫である。しかしながら、海洋波か
ら得られるエネルギーを制御利用する技術の発達はまだ
その初期の段階であり、経済性及び実用化の点で多くの
問題を抱えている。
海洋波からのエネルギーを制御利用しようとした従来装
置で断然多いのは、海面上に浮くかまたは海面上で作動
する装置を使用する方法であり、マスダによる米国特許
第3,204,110号の明細書に記載の発明は歯車装置等によ
り機械的に発電機を作動させるために同装置を使用し、
コルベット2世とその他の発明者による米国特許第3,06
4,137号では発電機を駆動する空気発動機を動作させる
ために波頂の上の外気を捕えて圧縮するのに同装置が使
用されている。海面用の波エネルギー利用機械の他の例
は1979年9月号のIEEE発行のスペクトラムの42ページか
ら49ページまでに記載されている。
置で断然多いのは、海面上に浮くかまたは海面上で作動
する装置を使用する方法であり、マスダによる米国特許
第3,204,110号の明細書に記載の発明は歯車装置等によ
り機械的に発電機を作動させるために同装置を使用し、
コルベット2世とその他の発明者による米国特許第3,06
4,137号では発電機を駆動する空気発動機を動作させる
ために波頂の上の外気を捕えて圧縮するのに同装置が使
用されている。海面用の波エネルギー利用機械の他の例
は1979年9月号のIEEE発行のスペクトラムの42ページか
ら49ページまでに記載されている。
しかしながらこのような海面用装置にはいくつかの重大
な問題があり、そのなかの第1の問題は、荒れていると
きはいうまでなもく穏やかなときでも海のもつ力は激し
いので、その力によりこのような装置がかなりの程度の
破損や破壊を受けるであろうということである。このた
め、その修理及び取換えのために莫大な費用がかかるこ
とになる。
な問題があり、そのなかの第1の問題は、荒れていると
きはいうまでなもく穏やかなときでも海のもつ力は激し
いので、その力によりこのような装置がかなりの程度の
破損や破壊を受けるであろうということである。このた
め、その修理及び取換えのために莫大な費用がかかるこ
とになる。
明らかに、海面用波エネルギー利用装置に代わるもので
理にかなう方法は海洋波からのエネルギーを制御利用し
かつ海面での厳しい環境を避けるために海底に沈められ
る装置を利用することである。そのような装置の1つは
セノ名義の米国特許第3,353,787号の明細書に記載され
ている。セノの発明においては、密閉型水力システムが
提示され、このシステムでは水中に沈められて固定位置
に置かれるチューブ列が使用され、これらのチューブは
海岸線に平行に延び、各チューブの上表面は蓄圧器を含
む海岸の設備につながる集合導管に水圧流体を押し出す
ためにチューブ上の波の圧力によって下方向にたわむよ
うに柔軟である。セノの装置にはこの他に発電機を作動
させるための水力原動機と、この発動機への出口に戻り
用の水圧流体溜めとが設けられている。戻り流、すなわ
ち水中に沈められたチューブへ戻る水圧流体は上述の集
合導管を通って流れるようになっている。各チューブに
逆止め弁を設けているので流体はチューブから滑らかに
出ていくことができ、逆止め弁に狭くなった口を設けて
いるのはチューブを再び充填するのに各チューブへ戻り
流がゆっくり流れ込むためである。固定位置に置かれ柔
軟な側壁を有し流体を押出す型の水中密閉型発電システ
ムには海面を障害物のない状態にしておくことができ、
同時に海面線保護のための防波堤の作用をもたらすとい
う利点があるが、波で発生される海面下の圧力変動によ
り水圧流体を押出す点と、絞られている逆止め弁により
チューブからは流体を滑らかに流出させチューブへの戻
り流は制限するという点に関してセノの装置は実際の操
作性に問題がある。
理にかなう方法は海洋波からのエネルギーを制御利用し
かつ海面での厳しい環境を避けるために海底に沈められ
る装置を利用することである。そのような装置の1つは
セノ名義の米国特許第3,353,787号の明細書に記載され
ている。セノの発明においては、密閉型水力システムが
提示され、このシステムでは水中に沈められて固定位置
に置かれるチューブ列が使用され、これらのチューブは
海岸線に平行に延び、各チューブの上表面は蓄圧器を含
む海岸の設備につながる集合導管に水圧流体を押し出す
ためにチューブ上の波の圧力によって下方向にたわむよ
うに柔軟である。セノの装置にはこの他に発電機を作動
させるための水力原動機と、この発動機への出口に戻り
用の水圧流体溜めとが設けられている。戻り流、すなわ
ち水中に沈められたチューブへ戻る水圧流体は上述の集
合導管を通って流れるようになっている。各チューブに
逆止め弁を設けているので流体はチューブから滑らかに
出ていくことができ、逆止め弁に狭くなった口を設けて
いるのはチューブを再び充填するのに各チューブへ戻り
流がゆっくり流れ込むためである。固定位置に置かれ柔
軟な側壁を有し流体を押出す型の水中密閉型発電システ
ムには海面を障害物のない状態にしておくことができ、
同時に海面線保護のための防波堤の作用をもたらすとい
う利点があるが、波で発生される海面下の圧力変動によ
り水圧流体を押出す点と、絞られている逆止め弁により
チューブからは流体を滑らかに流出させチューブへの戻
り流は制限するという点に関してセノの装置は実際の操
作性に問題がある。
波エネルギー利用の水中発電装置の他の例はレスターと
その他の発明者による米国特許第3,989,951号の明細書
に記載されている。レスターとその他の発明者による特
許では海洋波からエネルギーを引き出すことによって発
電を行なう防波堤装置が設けられている。この装置は海
面下の固定位置に置かれ柔軟な壁を持つ空気バッグ列も
しくは空気セルの列と、密閉サイクルシステムとで構成
され、このシステムは圧縮したガスを供給ヘッダーを通
して空気発動機を駆動する発電機に吐き出し、同時に戻
りガスを発動機から戻り用ヘッダーに吐き出して海面の
波に関連して発生する静圧変動に反応する構造になって
いる。それぞれのセルで交互に行われる吸い込みと吐き
出しの動作では、各セルに設けられた供給用逆止め弁を
使用してガスを供給ヘッダーに吐出し、戻り用ヘッダー
からガスを受け入れるのに各セルに設けられた戻り用逆
止め弁を使用している。
その他の発明者による米国特許第3,989,951号の明細書
に記載されている。レスターとその他の発明者による特
許では海洋波からエネルギーを引き出すことによって発
電を行なう防波堤装置が設けられている。この装置は海
面下の固定位置に置かれ柔軟な壁を持つ空気バッグ列も
しくは空気セルの列と、密閉サイクルシステムとで構成
され、このシステムは圧縮したガスを供給ヘッダーを通
して空気発動機を駆動する発電機に吐き出し、同時に戻
りガスを発動機から戻り用ヘッダーに吐き出して海面の
波に関連して発生する静圧変動に反応する構造になって
いる。それぞれのセルで交互に行われる吸い込みと吐き
出しの動作では、各セルに設けられた供給用逆止め弁を
使用してガスを供給ヘッダーに吐出し、戻り用ヘッダー
からガスを受け入れるのに各セルに設けられた戻り用逆
止め弁を使用している。
上述したセノの装置に個有の問題のなかのいくつかは解
決したものの、レスターとその他の発明者による装置に
もまたいくつかの欠点及び欠陥がある。例えば、この装
置は海洋波の存在下に完全に平らになっていなければな
らず、そうでない場合は空気が全部いちばん高いところ
にあるバッグに行ってしまい、その結果いちばん下に位
置するバッグがしぼんでしまう。更に、タービンへ通じ
る供給ダクトの圧力はバッグにかかる最大圧の平均値で
ある。同様に戻りダクトの圧力はバッグの最小圧の平均
値である。このためレスタとその他の発明者による装置
ではある波による発電の効率は比較的低いと考えられ
る。
決したものの、レスターとその他の発明者による装置に
もまたいくつかの欠点及び欠陥がある。例えば、この装
置は海洋波の存在下に完全に平らになっていなければな
らず、そうでない場合は空気が全部いちばん高いところ
にあるバッグに行ってしまい、その結果いちばん下に位
置するバッグがしぼんでしまう。更に、タービンへ通じ
る供給ダクトの圧力はバッグにかかる最大圧の平均値で
ある。同様に戻りダクトの圧力はバッグの最小圧の平均
値である。このためレスタとその他の発明者による装置
ではある波による発電の効率は比較的低いと考えられ
る。
海洋波エネルギー利用の水中装置に関する他の従来例の
特許としては、グリーンのその他の発明者による米国特
許第3,598,505号とトーシャイムによる米国特許第4,14
5,882号がある。
特許としては、グリーンのその他の発明者による米国特
許第3,598,505号とトーシャイムによる米国特許第4,14
5,882号がある。
(発明の要約) 従来技術の問題と欠陥で上述したものとしていないもの
の両方とも本発明の波エネルギー発電の方法とその装置
により解決もしくは軽減される。本発明により、密閉シ
ステムの定圧装置は第1の柔軟な水中袋もしくは水中貯
蔵器と、第1の貯蔵器と導管によって接続され海辺もし
くは海岸に配置される柔軟な第2の貯蔵器を使い海洋波
の動水圧の変化を有効利用したものである。
の両方とも本発明の波エネルギー発電の方法とその装置
により解決もしくは軽減される。本発明により、密閉シ
ステムの定圧装置は第1の柔軟な水中袋もしくは水中貯
蔵器と、第1の貯蔵器と導管によって接続され海辺もし
くは海岸に配置される柔軟な第2の貯蔵器を使い海洋波
の動水圧の変化を有効利用したものである。
すなわち、本発明は海洋に隣接した陸地、すなわち海辺
に配置され、流体(好ましくはガス)を充填した定圧貯
蔵器で構成され、この貯蔵器はホースもしくは導管によ
って水中波機に接続されている。水中波機は水を充填し
た外ケースと流体を充填した柔軟な内袋で構成されてい
る。外ケースにはその壁に海洋に通じる少なくとも1つ
の開口が設けられる。この開口の中には発電機に接続さ
れた少なくとも1つのタービンが設けられる。波頂がこ
の波機の上を通ると、外ケースと内貯蔵器にかかる水圧
が増し、このため袋がしぼむと空気が定圧貯蔵器に向け
て動く。袋がしぼむとその容積は減り、その分海水が入
る容積が増えるであろう。このため水がケース開口を通
って外ケースに流入する。外ケースに入ってくる水はタ
ービンを通って流れ込み、これによって発電が行われ
る。一方波機の上を波底が通っている間は、逆の過程に
より、外ケースと袋の上の静水圧は減少し、このため袋
の容積は増え開口とタービンを通して水をケースの外に
押しもどすので、電気が発生する。
に配置され、流体(好ましくはガス)を充填した定圧貯
蔵器で構成され、この貯蔵器はホースもしくは導管によ
って水中波機に接続されている。水中波機は水を充填し
た外ケースと流体を充填した柔軟な内袋で構成されてい
る。外ケースにはその壁に海洋に通じる少なくとも1つ
の開口が設けられる。この開口の中には発電機に接続さ
れた少なくとも1つのタービンが設けられる。波頂がこ
の波機の上を通ると、外ケースと内貯蔵器にかかる水圧
が増し、このため袋がしぼむと空気が定圧貯蔵器に向け
て動く。袋がしぼむとその容積は減り、その分海水が入
る容積が増えるであろう。このため水がケース開口を通
って外ケースに流入する。外ケースに入ってくる水はタ
ービンを通って流れ込み、これによって発電が行われ
る。一方波機の上を波底が通っている間は、逆の過程に
より、外ケースと袋の上の静水圧は減少し、このため袋
の容積は増え開口とタービンを通して水をケースの外に
押しもどすので、電気が発生する。
本発明の上述した利点及び他の利点は下記の詳細な説明
及び図面より当業者に明らかになりかつ理解されるであ
ろう。
及び図面より当業者に明らかになりかつ理解されるであ
ろう。
(好適な実施例) 第1図において参照番号10は流体を充填した、発電用定
圧波エネルギー装置である。波エネルギー装置10は容器
13と容器13のベース14とを有する。流体を充填した定圧
貯蔵器12で構成され、容器13には上面16が設けられてい
る。流体充填の定圧貯蔵器12は気密な接続部20と22を経
てもホースもしくは導管24を通して第2の貯蔵器もしく
は柔軟な袋18に接続されている。柔軟な袋18を完全に覆
うケース26には少なくとも1つの開口28が設けられ、開
口28には円筒状の胴30が取り付けられている。円筒状胴
30には発電機31に接続されるタービン32が収容されてい
る。この後詳細に述べるが、容器13の上面には錘34が置
かれ、定圧波エネルギー装置の圧力を適切に釣り合わせ
るようになっている。
圧波エネルギー装置である。波エネルギー装置10は容器
13と容器13のベース14とを有する。流体を充填した定圧
貯蔵器12で構成され、容器13には上面16が設けられてい
る。流体充填の定圧貯蔵器12は気密な接続部20と22を経
てもホースもしくは導管24を通して第2の貯蔵器もしく
は柔軟な袋18に接続されている。柔軟な袋18を完全に覆
うケース26には少なくとも1つの開口28が設けられ、開
口28には円筒状の胴30が取り付けられている。円筒状胴
30には発電機31に接続されるタービン32が収容されてい
る。この後詳細に述べるが、容器13の上面には錘34が置
かれ、定圧波エネルギー装置の圧力を適切に釣り合わせ
るようになっている。
次に第2図では海洋環境に配備されて発電を行なうこと
のできる状態で第1図の発電用波エネルギー装置が示さ
れている。動作時には柔軟な袋18を収容するケース26と
ケースに取り付けられるタービン32は海洋波36の下の海
洋の底38に配置される。流体ホースもしくは導管24が柔
軟な袋18から海面へさらに40で示された海洋を取り巻く
陸の端へと達している。流体もしくはガスホース24は上
面16と上容器もしくはケース13のベースとの間で定圧貯
蔵器12に接続されている。
のできる状態で第1図の発電用波エネルギー装置が示さ
れている。動作時には柔軟な袋18を収容するケース26と
ケースに取り付けられるタービン32は海洋波36の下の海
洋の底38に配置される。流体ホースもしくは導管24が柔
軟な袋18から海面へさらに40で示された海洋を取り巻く
陸の端へと達している。流体もしくはガスホース24は上
面16と上容器もしくはケース13のベースとの間で定圧貯
蔵器12に接続されている。
海洋波の波頂が水中ケース26の上を通過するとケースと
柔軟な袋18の上にかかる静水圧が増える。このため柔軟
な袋18の中の流体(ガス)は導管24を通り定圧貯蔵器12
へと押し出されるであろう。これによって容積が変化す
る。いい換えれば柔軟な袋18の容積が減り、従ってこの
減少した袋の容積を補うために水がタービン32を通って
シリンダー30のなかへさらにはケース26へと流入するで
あろう。この動作の間、タービン32は回転し発電機によ
って電気を発生するであろう。それと同時に定圧貯蔵器
12は袋18から入ってくる流体によって広がり、上面16は
第2図に示したように上昇されるであろう。
柔軟な袋18の上にかかる静水圧が増える。このため柔軟
な袋18の中の流体(ガス)は導管24を通り定圧貯蔵器12
へと押し出されるであろう。これによって容積が変化す
る。いい換えれば柔軟な袋18の容積が減り、従ってこの
減少した袋の容積を補うために水がタービン32を通って
シリンダー30のなかへさらにはケース26へと流入するで
あろう。この動作の間、タービン32は回転し発電機によ
って電気を発生するであろう。それと同時に定圧貯蔵器
12は袋18から入ってくる流体によって広がり、上面16は
第2図に示したように上昇されるであろう。
波底がケース26の上を通過すると、一連の逆の動作が行
なわれる。すなわち波底の間はケース26と袋18にかかる
静水圧は減少するであろう。このため袋18と定圧貯蔵器
12との間の圧力を等しくしようとして流体が貯蔵器12か
ら導管24を通って袋18へと押し出されるであろう。袋18
へ流入する流体によって袋が広げられこのため水がシリ
ンダー30のタービン32を通ってケース26の外に押し出さ
れるであろう。タービン32が作動されてタービンに取り
付けられた発電器31により再び電気が発生されるであろ
う。本発明の動作に当り重要なことは錘34が上面16に設
けられるということであり、重りは所定の深さの海底で
ケース26にかかる静水圧の平均にほぼ等しい。
なわれる。すなわち波底の間はケース26と袋18にかかる
静水圧は減少するであろう。このため袋18と定圧貯蔵器
12との間の圧力を等しくしようとして流体が貯蔵器12か
ら導管24を通って袋18へと押し出されるであろう。袋18
へ流入する流体によって袋が広げられこのため水がシリ
ンダー30のタービン32を通ってケース26の外に押し出さ
れるであろう。タービン32が作動されてタービンに取り
付けられた発電器31により再び電気が発生されるであろ
う。本発明の動作に当り重要なことは錘34が上面16に設
けられるということであり、重りは所定の深さの海底で
ケース26にかかる静水圧の平均にほぼ等しい。
本発明の水中ケースには何個のタービンが使われてもよ
いことは明らかである。
いことは明らかである。
本発明の特徴は海面上に配置され、水面下海底に配置さ
れる柔軟な袋に接続される流体の定圧貯蔵器を使用して
いるということである。このような定圧密閉システムで
は例えばレスターとその他の発明者による米国特許第3,
989,951号記載の装置のような従来技術の装置に比べて
効率を高めることができる。上述したようにレスタとそ
の他の発明者による発明では、タービンへ通じる供給ダ
クトの圧力はバッグにかかる最大圧の平均値であり、同
様に戻りダクトの圧力はバッグにかかる最小圧の平均値
である。一方本発明では最大圧は実際の最大波頂動水圧
であり、最小圧は実際の最小波底動水圧である。このた
め基本的には本発明による海洋波エネルギー装置はある
1つの波からさらに効率よくより多くの電気を発生する
であろう。
れる柔軟な袋に接続される流体の定圧貯蔵器を使用して
いるということである。このような定圧密閉システムで
は例えばレスターとその他の発明者による米国特許第3,
989,951号記載の装置のような従来技術の装置に比べて
効率を高めることができる。上述したようにレスタとそ
の他の発明者による発明では、タービンへ通じる供給ダ
クトの圧力はバッグにかかる最大圧の平均値であり、同
様に戻りダクトの圧力はバッグにかかる最小圧の平均値
である。一方本発明では最大圧は実際の最大波頂動水圧
であり、最小圧は実際の最小波底動水圧である。このた
め基本的には本発明による海洋波エネルギー装置はある
1つの波からさらに効率よくより多くの電気を発生する
であろう。
以上好適な実施例を示し記載したが、この実施例は本発
明の精神と範囲から離れることなく種々の変更や変換が
可能である。従ってこれらの実施例は本発明を限定する
ものではなく実例をあげるために記載されているという
ことは明らかである。
明の精神と範囲から離れることなく種々の変更や変換が
可能である。従ってこれらの実施例は本発明を限定する
ものではなく実例をあげるために記載されているという
ことは明らかである。
第1図は本発明の1実施例を示す波エネルギー発電装置
の側面図;そして 第2図は海洋に配置された第1図の波エネルギー発電装
置の側面図である。 10……波エネルギー装置,12……定圧貯蔵器,13……容
器,14……ベース,16……上面,18……袋,20,22……接続
部,24……導管,26……ケース,28……開口,30……胴,31
……発電機,32……タービン,34……錘,36……海洋波,38
……海底,40……陸の端。
の側面図;そして 第2図は海洋に配置された第1図の波エネルギー発電装
置の側面図である。 10……波エネルギー装置,12……定圧貯蔵器,13……容
器,14……ベース,16……上面,18……袋,20,22……接続
部,24……導管,26……ケース,28……開口,30……胴,31
……発電機,32……タービン,34……錘,36……海洋波,38
……海底,40……陸の端。
Claims (14)
- 【請求項1】海洋波から電力を発生させる装置におい
て、海洋波の下の所定の深さの水中に沈められ、少なく
とも1つの貫通口を有する第1のケース手段と、前記第
1のケース手段内に配置された第1の柔軟な袋手段と、
前記第1のケース手段の開口と関連しそのため前記開口
を通って流れる海洋波によって作動される発電手段と、
前記海洋波の上に位置される定圧貯蔵器手段と、前記定
圧貯蔵器手段のなかに配置される第2の柔軟な袋手段
と、前記第1と第2の柔軟な袋手段とを連通する導管手
段と、前記第1と第2の袋手段と前記導管手段とのなか
に配置される所定量の流体とで構成されることを特徴と
する発電装置。 - 【請求項2】海洋は海底を有し、前記第1のケース手段
が海底に置かれることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の発電装置。 - 【請求項3】前記発電手段には前記第1のケース手段の
開口に配置される少なくとも1つのタービンと、前記タ
ービンに接続される発電機とが設けられることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の発電装置。 - 【請求項4】前記第1のケース手段の開口に取り付けら
れ、前記タービンがそのなかに配置される第2のケース
手段が設けられることを特徴とする特許請求の範囲第3
項に記載の発電装置。 - 【請求項5】前記定圧貯蔵器手段には第2の袋手段を覆
うための手段と、前記袋手段に圧力を付与する手段とが
設けられ、この圧力は海洋波の下の所定の深さで前記第
1のケース手段に付与される静水圧の平均値にほぼ等し
いことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の発電
装置。 - 【請求項6】前記定圧貯蔵器手段が海洋の岸に沿って位
置されることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載
の発電装置。 - 【請求項7】前記流体が気体であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の発電装置。 - 【請求項8】海洋波から電力を発生させる方法におい
て、少なくとも1つの貫通開口と、なかに設けられる第
1の柔軟な袋手段と、前記開口に関連した発電手段とを
有する第1のケース手段を海洋波の下の所定の深さに沈
め、第2の柔軟な袋手段をなかに有する定圧貯蔵器手段
を前記海洋波の上に位置させ、前記第1と第2の袋手段
との間に流体に対して気密な連通を形成し、前記第1と
第2の袋手段のなかに所定量の流体を用意し、前記水中
ケース手段にかかる静水圧の変化に合わせて前記所定量
の流体の少なくとも一部を前記第1と第2の袋手段との
間に流し、それによって前記第1の袋手段が交互に広が
ったり収縮し、水が前記第1のケース手段の開口から出
たり入ったりして前記発電手段がそれによって作動され
ることを特徴とする発電方法。 - 【請求項9】海洋は海底を有し、前記第1のケース手段
を海底に載せていることを特徴とする特許請求の範囲第
8項に記載の発電方法。 - 【請求項10】前記発電手段には前記第1のケース手段
のなかに配置される少なくとも1つのタービンと、前記
タービンに接続される発電器とが設けられることを特徴
とする特許請求の範囲第8項に記載の発電方法。 - 【請求項11】第1のケース手段の開口に第2のケース
手段が取り付けられ、前記第2のケース手段のなかには
前記タービンが配置されることを特徴とする特許請求の
範囲第10項に記載の発電方法。 - 【請求項12】前記第2の袋手段に圧力を付与し、前記
圧力は海洋波の下の所定の深さで前記第1のケース手段
に付与される静水圧の平均値にほぼ等しいことを特徴と
する特許請求の範囲第8項に記載の発電方法。 - 【請求項13】前記定圧貯蔵器手段を海洋の岸に沿って
位置させることを特徴とする特許請求の範囲第12項に記
載の発電方法。 - 【請求項14】前記流体が気体であることを特徴とする
特許請求の範囲第8項に記載の発電方法。
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