JPH0686760U - マーカー - Google Patents
マーカーInfo
- Publication number
- JPH0686760U JPH0686760U JP034581U JP3458192U JPH0686760U JP H0686760 U JPH0686760 U JP H0686760U JP 034581 U JP034581 U JP 034581U JP 3458192 U JP3458192 U JP 3458192U JP H0686760 U JPH0686760 U JP H0686760U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- marker
- green
- indicator
- filled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 グリーンの傾斜を表示可能にしたマーカー。
【構成】 円盤状であり、上面中央部が曲面をなして突
出した透明な密閉容器中に液体を充填し、更に、該液体
と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体より比重が
小さい別の液体を少量混入し指示部を形成した。上面
を、中央部が底面と平行な平面である、球面状とした密
閉容器中に充填した2種の液体を、それぞれ異色のもの
とした。また円盤状であり透明な密閉容器中に無色透明
な液体を充填し、更に、該液体と互いに疎斥する性質を
有し、且つ、該液体より比重が大きい別の有色の液体を
少量混入し指示部を形成しても良い。
出した透明な密閉容器中に液体を充填し、更に、該液体
と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体より比重が
小さい別の液体を少量混入し指示部を形成した。上面
を、中央部が底面と平行な平面である、球面状とした密
閉容器中に充填した2種の液体を、それぞれ異色のもの
とした。また円盤状であり透明な密閉容器中に無色透明
な液体を充填し、更に、該液体と互いに疎斥する性質を
有し、且つ、該液体より比重が大きい別の有色の液体を
少量混入し指示部を形成しても良い。
Description
【0001】
本考案は、ゴルフ場のグリーン上において使用するマーカーに関する。
【0002】
従来、ゴルフをプリーする際、グリーン上ではパートナーの使用するボールと の混同、衝突を防止する目的でボールをマーカーで置換することが慣例的に行な われており、マーカーとしてコインなどが用いられている。
【0003】 このようなマーカーにおいては、ボールの位置を表示するのみであるが、マー カーに、グリーン上でのプレーにおいて重要な要素となるグリーンの傾斜を把握 する機能を付加することは有意義であると言える。
【0004】
本考案は、従来のマーカーのこのような点に着目して、グリーンの傾斜を表示 可能にしたマーカーを提供することを目的とするものである。
【0005】
円盤状であり、上面中央部が曲面をなして突出した透明な密閉容器中に液体を 充填し、更に、該液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体より比重が小 さい別の液体を少量混入し指示部を形成した。さらに上面を、中央部が底面と平 行な平面である、球面状とした密閉容器中に充填した2種の液体を、それぞれ異 色のものとした。
【0006】
マーカーをグリーン上に置くと、グリーンの傾斜に応じて指示部はマーカーの 上面の内側に沿って変位し、グリーンの傾斜を表示する。
【0007】
実施の一例について図面と共に説明する。
【0008】 本考案マーカーは、図1及び図2に示すように、透明な円盤状の上部本体1と 、該上部本体1と同径の円盤状の下部本体2とを、夫々の周縁部に設けた接合部 3において接合することにより形成される密閉容器中に、液体Aを充填し更に、 該液体Aと互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体Aより比重が小さい別の液 体を少量混入し、指示部Bを形成してなるものである。
【0009】 液体A、及び、指示部Bとなる液体としては、例えば、液体Aとして水を用い る場合、指示部Bとして、疎水性を有し、且つ、比重が水より小さい液体を用い 、適宜着色する。
【0010】 上部本体1は、グリーンの微小なる傾斜に対しても、傾斜方向の把握を容易な らしめるために中央部4を下部本体2の底面5と平行な平面状にした球面状に突 出して形成し、周辺部6が球面をなす部分である。更に、図1に示すようにガイ ドライン7を設ける。
【0011】 次に、上述の実施の一例に基づいて作用を説明する。
【0012】 マーカーを傾斜したグリーン8、9に設置した状態を図3、及び、図4に示す 。グリーン8の傾斜が微小な場合は、図3に示すように指示部Bは、該指示部B に作用する浮力により上部本体1の平面状の中央部4に沿って、密閉容器中最高 位となる中央部4の端縁部10に変位し、中心からの指示部4の変位の方向が、 即ちグリーンの傾斜の方向となる。
【0013】 また、グリーン9の傾斜が比較的大きい場合は、図4に示すように、指示部B は、上部本体1の球面をなす周辺部6において、傾斜に比例して、より端縁側に 変位し、指示部Bの上部本体1中心からの変位量がグリーン9の傾斜の程度を示 している。
【0014】
本考案マーカーは円盤状であり、上面中央部が曲面をなして突出した透明な密 閉容器中に液体を充填し、更に、該液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該 液体より比重が小さい別の液体を少量混入し指示部を形成したので、グリーン上 でのボールの位置を表示するのみならずグリーンの傾斜の方向を表示することが できる。
【0015】 さらに、マーカーの上面を、中央部が底面と平行な平面である、球面状とした のでグリーンの傾斜の方向を表示できるとともに、グリーンの傾斜の程度を把握 することができ、密閉容器中に充填した2種の液体をそれぞれ異色のものとした ので表示が見やすい。
【提出日】平成4年5月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、ゴルフ場のグリーン上において使用するマーカーに関する。
【0002】
従来、ゴルフをプレーする際、グリーン上ではパートナーの使用するボールと の混同、衝突を防止する目的でボールをマーカーで置換することが慣例的に行な われており、マーカーとしてコインなどが用いられている。
【0003】 このようなマーカーにおいては、ボールの位置を表示するのみであるが、マー カーに、グリーン上でのプレーにおいて重要な要素となるグリーンの超封を把握 する機能を付加することは有意義であると言える。
【0004】
本考案は、従来のマーカーのこのような点に着目して、グリーンの傾斜を表示 可能にしたマーカーを提供することを目的とするものである。
【0005】
円盤状であり、上面中央部が曲面をなして突出した透明な密閉容器中に液体を 充填し、更に、該液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体より比重が小 さい別の液体を少量混入し指示部を形成した。さらに上面を、中央部が底面と平 行な平面である、球面状とした密閉容器中に充填した2種の液体を、それぞれ異 色のものとした。或いは、円盤状であり透明な密閉容器中に無色透明な液体を充 填し、更に、該液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体より比重が大き い別の有色の液体を少量混入し指示部を形成しても良い。
【0006】
マーカーをグリーン上に置くと、グリーンの傾斜に応じて、比重小なる液体に より指示部を形成したマーカーにおいては指示部がマーカーの上面の内側に沿っ て高位側に、比重大なる液体により指示部を形成したマーカーにおいては指示部 がマーカーの下面に沿って低位側に、夫々変位し、グリーンの傾斜を表示する。
【0007】
実施の一例について図面と共に説明する。
【0008】 本考案マーカーは、図1及び図2に示すように、透明な円盤状の上部本体1と 、該上部本体1と同径の円盤状の下部本体2とを、夫々の周縁部に設けた接合部 3において接合することにより形成される密閉容器中に、液体Aを充填し更に、 該液体Aと互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体Aより比重が小さい別の液 体を少量混入し、指示部Bを形成してなるものである。
【0009】 液体A、及び、指示部Bとなる液体としては、例えば、液体Aとして水を用い る場合、指示部Bとして、疎水性を有し、且つ、比重が水より小さい液体を用い 、適宜着色する。
【0010】 上部本体1は、グリーンの微小なる傾斜に対しても、傾斜方向の把握を容易な らしめるために中央部4を下部本体2の底面5と平行な平面状にした球面状に突 出して形成し、周辺部6が球面をなす部分である。更に、図1に示すようにガイ ドライン7を設ける。
【0011】 上記実施においては液体Aより比重が小さい別の液体を少量混入し、指示部B を形成したが、図5に示すように、液体Aを無色透明な液体A′とし、該液体A ′より比重の大きい別の有色の液体を少量混入して指示部B′を形成することも 可能である。この場合マーカーの上面11は平面状とする。
【0012】 次に、上述の実施の一例に基づいて作用を説明する。
【0013】 マーカーを傾斜したグリーン8、9に設置した状態を図3、及び、図4に示す 。グリーン8の傾斜が微小な場合は、図3に示すように指示部Bは、該指示部B に作用する浮力により上部本体1の平面状の中央部4に沿って、密閉容器中最高 位となる中央部4の端縁部10に変位し、中心からの指示部Bの変位の方向が、 即ちグリーンの傾斜の方向となる。
【0014】 また、グリーン9の傾斜が比較的大きい場合は、図4に示すように、指示部B は、上部本体1の球面をなす周辺部6において、傾斜に比例して、より端縁側に 変位し、指示部Bの上部本体1中心からの変位量がグリーン9の傾斜の程度を示 している。
【0015】 第二の実施例として述べたマーカーを傾斜したグリーンBに設置した状態を図 5に示す。この場合、指示部B′は、該指示部B′に作用する動により内底面に 沿って密閉容器中最低位となる端縁部14に変位し、中心に対する指示部B′の 変位の方向が、即ちグリーンの傾斜の方向となる。
【0016】
本考案マーカーは円盤状であり、上面中央部が曲面をなして突出した透明な密 閉容器中に液体を充填し、更に、該液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該 液体より比重が小さい別の液体を少量混入し指示部を形成したので、グリーン上 でのボールの位置を表示するのみならずグリーンの傾斜の方向を表示することが できる。
【0017】 さらに、マーカーの上面を、中央部が底面と平行な平面である、球面状とした のでグリーンの傾斜の方向を表示できるとともに、グリーンの傾斜の程度を把握 することができ、密閉容器中に充填した2種の液体をそれぞれ異色のものとした ので表示が見やすい。
【0018】 また、円盤状であり透明な密閉容器中に無色透明な液体を充填し、更に、該液 体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体より比重が大きい別の有色の液体 を少量混入し指示部を形成したので、グリーン上でのボールの位置を表示するの みならずクリーンの下り傾斜の方向を表示でき、表示が見やすい。
【図1】実施例のマーカーの平面図である。
【図2】実施例のマーカーの断面図である。
【図3】実施例のマーカーを傾斜したグリーンに設置し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図4】実施例のマーカーを傾斜したグリーンに設置し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
1 上部本体 2 下部本体 4 中央部 5 底面 A 液体 B 指示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 マーカー
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のマーカーの平面図である。
【図2】実施例のマーカーの断面図である。
【図3】実施例のマーカーを傾斜したグリーンに設置し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図4】実施例のマーカーを傾斜したグリーンに設置し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図5】第二の実施例のマーカーを傾斜したグリーンに
設置した状態を示す断面図である。
設置した状態を示す断面図である。
【符号の説明】 1 上部本体 2 下部本体 4 中央部 5 底面 A,A′ 液体 B,B′ 指示部
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】
Claims (2)
- 【請求項1】 円盤状であり、上面中央部が曲面をなし
て突出した透明な密閉容器中に液体を充填し、更に、該
液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体より比
重が小さい別の液体を少量混入し指示部を形成したマー
カー。 - 【請求項2】 上面を、中央部が底面と平行な平面であ
る、球面状とした密閉容器中に充填した2種の液体のそ
れぞれが異色のものである請求項1記載のマーカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992034581U JP2528752Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | マーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992034581U JP2528752Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | マーカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686760U true JPH0686760U (ja) | 1994-12-20 |
JP2528752Y2 JP2528752Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=12418292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992034581U Expired - Lifetime JP2528752Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | マーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528752Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101642688B1 (ko) * | 2015-12-24 | 2016-07-26 | 남부대학교산학협력단 | 골프용 경사표시기 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60122173U (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-17 | 和泉 作造 | ゴルフ用マ−ク |
JPH02195024A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-01 | Zeller Corp | 自在継手の可撓性内部密封部材 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP1992034581U patent/JP2528752Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60122173U (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-17 | 和泉 作造 | ゴルフ用マ−ク |
JPH02195024A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-01 | Zeller Corp | 自在継手の可撓性内部密封部材 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101642688B1 (ko) * | 2015-12-24 | 2016-07-26 | 남부대학교산학협력단 | 골프용 경사표시기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2528752Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4749196A (en) | Club and head for putting | |
JPH0425829B2 (ja) | ||
GB2025049A (en) | Levels | |
SE8803134D0 (sv) | Indikator | |
JPH0686760U (ja) | マーカー | |
US4905377A (en) | Traveler's direction finder | |
US9891205B2 (en) | Water chemistry test kit apparatus and related methods | |
US4494718A (en) | Napkin holder | |
JP2000304590A (ja) | メジャーカップ | |
EP2546603A2 (en) | Compass with improved reading precision | |
US4884811A (en) | Puzzle apparatus | |
US464543A (en) | Heinricii wolpert | |
JPH0385514U (ja) | ||
JPH062128U (ja) | 球形水準器 | |
CN210479054U (zh) | 一种飞机飞行姿态指示仪 | |
JPS6041997Y2 (ja) | さいころゲ−ム具 | |
US1932578A (en) | Clinical thermometer | |
CA1138635A (en) | Intensified bubble image level indicating system | |
JPS58123425A (ja) | 車両等の交叉式メ−タ− | |
JP2024010387A (ja) | 気泡管及び水準器 | |
US1369640A (en) | Educational and like appliance | |
CN2301931Y (zh) | 显影杯 | |
JPH11347167A (ja) | レベルゲージ付きゴルフ用マーカーおよびパター | |
JPH01173610U (ja) | ||
US20040088873A1 (en) | High contrast spirit-level vial |