JP2528752Y2 - マーカー - Google Patents
マーカーInfo
- Publication number
- JP2528752Y2 JP2528752Y2 JP1992034581U JP3458192U JP2528752Y2 JP 2528752 Y2 JP2528752 Y2 JP 2528752Y2 JP 1992034581 U JP1992034581 U JP 1992034581U JP 3458192 U JP3458192 U JP 3458192U JP 2528752 Y2 JP2528752 Y2 JP 2528752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- green
- marker
- inclination
- indicator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ゴルフ場のグリーン上
において使用するマーカーに関する。
において使用するマーカーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ゴルフをプレーする際、グリーン
上ではパートナーの使用するボールとの混同、衝突を防
止する目的でボールをマーカーで置換することが慣例的
に行なわれており、マーカーとしてコインなどが用いら
れている。
上ではパートナーの使用するボールとの混同、衝突を防
止する目的でボールをマーカーで置換することが慣例的
に行なわれており、マーカーとしてコインなどが用いら
れている。
【０００３】このようなマーカーにおいては、ボールの
位置を表示するのみであるが、マーカーに、グリーン上
でのプレーにおいて重要な要素となるグリーンの傾斜を
把握する機能を付加することは有意義であると言える。
位置を表示するのみであるが、マーカーに、グリーン上
でのプレーにおいて重要な要素となるグリーンの傾斜を
把握する機能を付加することは有意義であると言える。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来のマー
カーのこのような点に着目して、グリーンの傾斜を表示
可能にしたマーカーを提供することを目的とするもので
ある。
カーのこのような点に着目して、グリーンの傾斜を表示
可能にしたマーカーを提供することを目的とするもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】全体としては円盤状をな
し底面が平面であり、上面が上方向に膨出した球面の 一
部をなす環状の周辺部分と、底面に平行な平面をなす中
央部分とからなり、且つ、少なくとも上面が透明な部材
で形成されている密閉容器中に液体を充填し、更に、該
液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体より比
重が小さく、尚且つ、色彩の異なる別の液体を少量混入
し指示部を形成した。
し底面が平面であり、上面が上方向に膨出した球面の 一
部をなす環状の周辺部分と、底面に平行な平面をなす中
央部分とからなり、且つ、少なくとも上面が透明な部材
で形成されている密閉容器中に液体を充填し、更に、該
液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体より比
重が小さく、尚且つ、色彩の異なる別の液体を少量混入
し指示部を形成した。
【０００６】
【作用】マーカーをグリーン上に置くと、指示部を形成
する比重の小さい液体は該液体に作用する浮力によりグ
リーンの傾斜に応じて密閉容器中最高位となる位置に移
動し、この変位方向によって、グリーンの傾斜方向を表
示する。この際、グリーンの傾斜が僅かであっても、傾
斜があれば、指示部は底面に平行な平面をなす中央部分
の縁まで移動するため、傾斜方向を確実に知ることがで
きると共に、グリーンの傾斜が大きい場合は、周辺部分
における指示部の変位量によって傾斜の程度を知ること
ができる。
する比重の小さい液体は該液体に作用する浮力によりグ
リーンの傾斜に応じて密閉容器中最高位となる位置に移
動し、この変位方向によって、グリーンの傾斜方向を表
示する。この際、グリーンの傾斜が僅かであっても、傾
斜があれば、指示部は底面に平行な平面をなす中央部分
の縁まで移動するため、傾斜方向を確実に知ることがで
きると共に、グリーンの傾斜が大きい場合は、周辺部分
における指示部の変位量によって傾斜の程度を知ること
ができる。
【０００７】
【実施例】実施の一例について図面と共に説明する。
【０００８】本考案マーカーは、図１及び図２に示すよ
うに、透明な円盤状の上部本体１と、該上部本体１と同
径の円盤状の下部本体２とを、夫々の周縁部に設けた接
合部３において接合することにより形成される密閉容器
中に、液体Ａを充填し更に、該液体Ａと互いに疎斥する
性質を有し、且つ、該液体Ａより比重が小さい別の液体
を少量混入し、指示部Ｂを形成してなるものである。
うに、透明な円盤状の上部本体１と、該上部本体１と同
径の円盤状の下部本体２とを、夫々の周縁部に設けた接
合部３において接合することにより形成される密閉容器
中に、液体Ａを充填し更に、該液体Ａと互いに疎斥する
性質を有し、且つ、該液体Ａより比重が小さい別の液体
を少量混入し、指示部Ｂを形成してなるものである。
【０００９】液体Ａ、及び、指示部Ｂとなる液体として
は、例えば、液体Ａとして水を用いる場合、指示部Ｂと
して、疎水性を有し、且つ、比重が水より小さい液体を
用い、適宜着色する。
は、例えば、液体Ａとして水を用いる場合、指示部Ｂと
して、疎水性を有し、且つ、比重が水より小さい液体を
用い、適宜着色する。
【００１０】上部本体１は、グリーンの微小なる傾斜に
対しても、傾斜方向の把握を容易ならしめるために中央
部分４を下部本体２の底面５と平行な平面状にし、周辺
部分６は球面をなしている。更に、図１に示すようにガ
イドライン７を設ける。
対しても、傾斜方向の把握を容易ならしめるために中央
部分４を下部本体２の底面５と平行な平面状にし、周辺
部分６は球面をなしている。更に、図１に示すようにガ
イドライン７を設ける。
【００１１】次に、上述の実施の一例に基づいて作用を
説明する。
説明する。
【００１２】マーカーを傾斜したグリーン８、９に設置
した状態を図３、及び、図４に示す。グリーン８の傾斜
が微小な場合は、図３に示すように指示部Ｂは、該指示
部Ｂに作用する浮力により上部本体１の平面状の中央部
分４に沿って、密閉容器中最高位となる中央部分４の端
縁部１０に移動し、中心からの指示部Ｂの変位の方向
が、即ちグリーンの傾斜の方向となる。上記の指示部Ｂ
の移動は、グリーン８の傾斜が極めて少ない場合であっ
ても平面状の中央部分４が傾斜を生ずるために、必ず平
面状の中央部分の周囲にまで移動することになり、その
移動量は大きく傾斜の方向を明確に知ることが出来る。
した状態を図３、及び、図４に示す。グリーン８の傾斜
が微小な場合は、図３に示すように指示部Ｂは、該指示
部Ｂに作用する浮力により上部本体１の平面状の中央部
分４に沿って、密閉容器中最高位となる中央部分４の端
縁部１０に移動し、中心からの指示部Ｂの変位の方向
が、即ちグリーンの傾斜の方向となる。上記の指示部Ｂ
の移動は、グリーン８の傾斜が極めて少ない場合であっ
ても平面状の中央部分４が傾斜を生ずるために、必ず平
面状の中央部分の周囲にまで移動することになり、その
移動量は大きく傾斜の方向を明確に知ることが出来る。
【００１３】また、グリーン９の傾斜が比較的大きい場
合は、図４に示すように、指示部Ｂは、上部本体１の球
面をなす周辺部分６において、傾斜に比例して、より端
縁側に変位し、指示部Ｂの上部本体１中心からの変位量
がグリーン９の傾斜の程度を示している。
合は、図４に示すように、指示部Ｂは、上部本体１の球
面をなす周辺部分６において、傾斜に比例して、より端
縁側に変位し、指示部Ｂの上部本体１中心からの変位量
がグリーン９の傾斜の程度を示している。
【００１４】
【考案の効果】本考案マーカーは、全体としては円盤状
をなし底面が平面であり、上面が上方向に膨出した球面
の一部をなす環状の周辺部分と、底面に平行な平面をな
す中央部分とからなり、且つ、少なくとも上面が透明な
部材で形成されている密閉容器中に液体を充填し、更
に、該液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体
より比重が小さく、尚且つ、色彩の異なる別の液体を少
量混入し指示部を形成したので、グリーン上でのボール
の位置を表示するのみならずグリーンの傾斜の方向及び
程度を表示することができる。特に、人工的な造成地で
あることもあって傾斜方向を錯覚し易い小傾斜のグリー
ンにおいて、極めて少ない傾斜であっても必ず指示部が
中央部分の端まで直ちに移動し、相当の変位量をもって
傾斜方向を表示するため、コイン大の小さなマーカーで
あっても傾斜方向を容易且つ確実に知 ることができる。
をなし底面が平面であり、上面が上方向に膨出した球面
の一部をなす環状の周辺部分と、底面に平行な平面をな
す中央部分とからなり、且つ、少なくとも上面が透明な
部材で形成されている密閉容器中に液体を充填し、更
に、該液体と互いに疎斥する性質を有し、且つ、該液体
より比重が小さく、尚且つ、色彩の異なる別の液体を少
量混入し指示部を形成したので、グリーン上でのボール
の位置を表示するのみならずグリーンの傾斜の方向及び
程度を表示することができる。特に、人工的な造成地で
あることもあって傾斜方向を錯覚し易い小傾斜のグリー
ンにおいて、極めて少ない傾斜であっても必ず指示部が
中央部分の端まで直ちに移動し、相当の変位量をもって
傾斜方向を表示するため、コイン大の小さなマーカーで
あっても傾斜方向を容易且つ確実に知 ることができる。
【００１５】さらに、指示部が液体であるため着色で
き、且つ、密閉容器中に充填した他の液体と色彩が異な
るので屋外、特に日射しが強いグリーン上等でも表示が
見やすい。
き、且つ、密閉容器中に充填した他の液体と色彩が異な
るので屋外、特に日射しが強いグリーン上等でも表示が
見やすい。
【図１】実施例のマーカーの平面図である。
【図２】実施例のマーカーの断面図である。
【図３】実施例のマーカーを小傾斜のグリーンに設置し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図４】実施例のマーカーを大傾斜のグリーンに設置し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
１ 上部本体 ２ 下部本体 ４ 中央部分 ５ 底面６ 周辺部分 Ａ 液体 Ｂ 指示部（液体）
Claims (1)
- 【請求項１】 全体としては円盤状をなし底面が平面で
あり、上面が上方向に膨出した球面の一部をなす環状の
周辺部分と、底面に平行な平面をなす中央部分とからな
り、且つ、少なくとも上面が透明な部材で形成されてい
る密閉容器中に液体を充填し、更に、該液体と互いに疎
斥する性質を有し、且つ、該液体より比重が小さく、尚
且つ、色彩の異なる別の液体を少量混入し指示部を形成
したマーカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992034581U JP2528752Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | マーカー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992034581U JP2528752Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | マーカー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0686760U JPH0686760U (ja) | 1994-12-20 |
| JP2528752Y2 true JP2528752Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=12418292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992034581U Expired - Lifetime JP2528752Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | マーカー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528752Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101642688B1 (ko) * | 2015-12-24 | 2016-07-26 | 남부대학교산학협력단 | 골프용 경사표시기 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60122173U (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-17 | 和泉 作造 | ゴルフ用マ−ク |
| JPH02195024A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-01 | Zeller Corp | 自在継手の可撓性内部密封部材 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP1992034581U patent/JP2528752Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0686760U (ja) | 1994-12-20 |
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