JPH0686719U - 足関節固定材用補助固定具 - Google Patents

足関節固定材用補助固定具

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JPH0686719U
JPH0686719U JP3439993U JP3439993U JPH0686719U JP H0686719 U JPH0686719 U JP H0686719U JP 3439993 U JP3439993 U JP 3439993U JP 3439993 U JP3439993 U JP 3439993U JP H0686719 U JPH0686719 U JP H0686719U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定材の厚みを厚くすることなく強度を補強
する補助固定具を提供する。 【構成】】 条帯を内すぼみのリング状に形成し外側の
面の少なくとも一部に面ファスナー3を固定した本体1
と、本体1の一点にそれぞれ一端6、7を取り付け他端
8、9に面ファスナー10、11を固定した2本の締付
けベルト4、5とを備える。 【効果】 固定材を軽量化し、その通気性を確保するこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、足関節部位の整形外科的治療に用いる固定材の固定作用を強化する ための補助固定具に関する。
【0002】 足関節部位の捻挫、骨折等の整形外科的疾患を治療するため足関節を固定する ことが行われるが、その際使用される固定材には大別して2つの型がある。1つ は固定材を足全体に巻き固定するシリンダーキャスト型、今1つは固定材を足の カーブに合わせて着脱できるよう形成し、これを締結ベルトや包帯でずれないよ うに上から押さえ込むスプリント型である。シリンダーキャスト型は、石膏、水 硬性樹脂、光硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等を目の粗い基布に塗布したいわゆるギ プス、合成キャストと称する固定包帯を用いるもので、下腿の下側半分から足指 の付け根迄を固定包帯により巻き固めるとき、特に関節部位を他の部位に比較し て30〜50%ほど余分に多く巻くことにより大きい荷重のかかるこの部分の強 度を得るようにしている。また固定包帯を巻くとき固定包帯を数層に重ねたシー トを作成し、これを足関節を中心としてL字形に巻き込むことにより所望の強度 を得るようにしたものもある。スプリント型は、水硬性樹脂を基布に塗布したも の、熱可塑性樹脂、半剛性の金属等からなり足関節に沿うよう加工した板状の固 定材を使用するもので、足関節部位の補強には、固定材の厚みを厚くしたり、幅 を広くしたり、又は二重三重に重ね合わせることで対応している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
足関節部位は全体重が負荷されるため、上述のように固定材のその部分の厚さ を他の部分より厚くしなければならないが、厚くすると固定材は重くなり、通気 性は激減し、また嵩張るといった欠点が生じる。本考案の目的は、固定材の厚み を厚くすることなく強度を補強する補助固定具を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成するため、本考案においては、条帯を内すぼみのリング状に 形成し外側の面の少なくとも一部に面ファスナーを固定した本体と、本体の一点 にそれぞれ一端を取り付け他端に面ファスナーを固定した2本の締付けベルトと を備え、本体の内側は踵部の受け座を形成し、2本の締付けベルトは足背上で互 いに交差させその面ファスナーを本体の面ファスナーと係合させることにより固 定片を形成する。
【0005】
【作用】
本考案においては、足関節部に装着した固定材の上から、本体を下方に向け内 すぼみになるような姿勢で後下腿部のアキレス腱部位に本体と締付けベルトとの 結合点が来るようにしてアキレス腱部位から足底にかけ当てがい、2本の締付け ベルトを足の背部から前方へ回し足背上で交差させて各締付けベルトの面ファス ナーを本体の外側の面ファスナーと係合させることにより、補助固定具は固定材 上に固く取り付けられ、アキレス腱部位を支点として足先に外屈方向とは逆向き の力が働くようになっている。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面について説明する。図1、図2は本考案の実施例の それぞれ正面図、斜視図を示し、1は条帯を内すぼみのリング状に形成した本体 で、非伸縮性で足のカーブに沿う柔軟性を有し、例えばポリエチレン、軟質塩化 ビニル、ポリプロピレン等のプラスチックシート、又は発泡体、及び皮、ナイロ ン、綿、ポリエステル等のテープ等で形成することができる。幅及び厚みは素材 により若干異なるが、幅は15〜50mm、好ましくは20〜30mm、厚みは 0.3〜5mm、好ましくは1mm前後が嵩腹らず腰、強度等の面から適切であ る。周長は30〜90cmで、大人の場合は60〜70cmが好ましい。本体1 は例えばU字型に湾曲した1本の条帯の両端を重ね、ビス2で連結することによ り内すぼみのリング状に形成することができ、このように内すぼみにすることに より装着したとき本体がねじれず足関節の外形に沿わせることができる。またそ の場合条帯の両端が連結点のまわりに若干回動し得るようにビス結合することに より内すぼみの角度を調整できるようにしてもよい。本体1の外側表面の少なく とも正面部には全周の約半分程度に面ファスナー3が接着剤、両面絆等により固 定されている。
【0007】 本体1の連結ビス2に、2本の締付けベルト4、5の各一端6、7が取り付け られ、両締付けベルト4、5の他端、すなわち自由端8、9には面ファスナー1 0、11が固定されている。締付けベルト4、5は本体1に対する連結点のまわ りに若干回動し得るように本体1に対し取り付けると、締付けの際力の作用線が 締付けベルトの中心線に平行になるので締付け力が有効に作用するので好ましい 。なお本体1の両端の連結点と締付けベルト4、5の本体1への連結点とは必ず しも共通にする必要はない。締付けベルトは非伸縮性又は難伸縮性のテープで形 成され、ポリアミド、ポリエステル、皮、綿等の素材を用いることができる。幅 は本体1の幅と同等が好ましい。なお締付けベルト全体を面ファスナーテープで 形成することもできる。さらに、締付けベルトは1本の長いものにし、その中央 部を本体に結合して形成してもよい。
【0008】 図3a、bは本考案の補助固定具を固定材上に装着した状態の説明図である。 図には足の後下腿部から足底にかけて覆ったスプリント型の固定材31に装着し たもので取付手段を除いた例を示す。まず本体1を下方に向け内すぼみになるよ うな姿勢にしてその開口部に踵部32を差し込み、本体1の連結ビス2の部分が アキレス腱部位33に当たるように置くと、本体1はアキレス腱部位33から外 果部34、足底35、内果部36上に沿いアキレス腱部位33に戻る経路に配置 され、本体1は踵部の受け座を形成する。次いで締付けベルト4、5を前に回し 、足背37上で交差させ、強く引張りながらその面ファスナー10、11を本体 1の外側の面ファスナー3に沿って係合させる。その結果、2本の締付けベルト 4、5はアキレス腱部位と足底との間にかすがい的に作用し、足関節部に常時働 く足先の外屈力と逆向きの力を生じ、固定材の特に足関節部に働く固定力を補強 する。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、足関節部の固定材の上に取り付けることによって固定材の 足関節部に対する固定力を強めることができるから、従来のように固定材の厚み を部分的に厚くする必要がなくなり、固定材を軽量化し、通気性を保持すること ができ、また補助固定具そのものは極めて軽量で、面ファスナーで容易に着脱す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】本考案の実施例の斜視図である。
【図3】本考案の実施例の装着状態におけるaは正面
図、bは側面図である。
【符号の説明】 1 本体 2 連結ビス 3 面ファスナー 4、5 締付けベルト 6、7 締付けベルトの取付け端 8、9 締付けベルトの自由端 10、11 面ファスナー 31 固定材 32 踵部 33 アキレス腱部位 34 外果部 35 足底 36 内果部 37 足背

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 条帯を内すぼみのリング状に形成し外側
    の面の少なくとも一部に面ファスナーを固定した本体
    と、本体の一点にそれぞれ一端を取り付け他端に面ファ
    スナーを固定した2本の締付けベルトとを備え、本体の
    内側は踵部の受け座を形成し、2本の締付けベルトは足
    背上で互いに交差させその面ファスナーを本体の面ファ
    スナーと係合させることにより固定片を形成することを
    特徴とする足関節固定材用補助固定具。
JP1993034399U 1993-05-31 1993-05-31 足関節固定材用補助固定具 Expired - Fee Related JP2601089Y2 (ja)

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JPH0686719U true JPH0686719U (ja) 1994-12-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008266824A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Midori Anzen Co Ltd アキレス腱保護具

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JP2004236811A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Alcare Co Ltd 足関節サポーター

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JP2601089Y2 (ja) 1999-11-02

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