JPH0685984B2 - ウオ−タジヤケツト式スプレ冷却モ−ルド - Google Patents

ウオ−タジヤケツト式スプレ冷却モ−ルド

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JPH0685984B2
JPH0685984B2 JP62018590A JP1859087A JPH0685984B2 JP H0685984 B2 JPH0685984 B2 JP H0685984B2 JP 62018590 A JP62018590 A JP 62018590A JP 1859087 A JP1859087 A JP 1859087A JP H0685984 B2 JPH0685984 B2 JP H0685984B2
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JP
Japan
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mold
inner cylinder
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water jacket
lid
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統 西村
寛治 少前
浅雄 郷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続鋳造設備に適用されるウォータジャケット
式スプレ冷却モールドに関する。
〔従来の技術〕
従来のスプレ冷却モールドは、第4図に示すように、モ
ールド41を支持する外筒42の内側にスプレノズル43を取
付けたヘツダ44を4本あるいは8本取付けて各々のヘツ
ダに冷却水wを供給していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、連続鋳造設備における連続鋳造用モールド支
持装置は、鋳造する鋳片の寸法が変更になつた場合に共
用できることが好ましい。例えば、鋳片(第4図の45)
寸法が120mmから140mmに変更した場合、モールド本
体(第4図の41)だけ変換し、モールド支持装置は共通
で使用できることが好ましい。
しかし、第4図に示すような従来のスプレモールド用支
持装置では、鋳片寸法毎に全体を交換しなければならな
かつた。
また、スプレノズル43に均等に冷却水を供給すること
も、多数(4本あるいは8本)の給水ヘツダ44を有する
ため不完全であつた。
本発明は、鋳片寸法が変つても交換する部分をできる限
り少なくし、かつ冷却水の配分を均一にすることができ
るスプレ冷却モールドを提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、モールド本体の背面に冷却水をスプレして冷
却、モールド本体内から連続的に鋳片を引き出す連続鋳
造用モールドにおいて、モールド本体を蓋体の中央開口
部に固定し、モールド本体背面に対向する冷却水スプレ
ノズルを多数備えた内筒を前記蓋体の下面に懸垂固定
し、また、前記蓋体の外周部と着脱可能に結合した外筒
を設け、該外筒の底部にはモールド本体を貫通する開口
を設け、前記外筒と前記内筒との間の空間をウォータジ
ャケットとし、該ウォータジャケットを介して前記冷却
スプレノズルに冷却水を供給するためのマニホールドを
前記外筒に設け、所望寸法のモールド本体と内筒を固定
した蓋体を取り替えることにより、異なる寸法の鋳片の
鋳造を可能にしたことを特徴とする連続鋳造用冷却モー
ルドである。
〔作用〕
本発明では、モールド支持装置が着脱可能に結合された
外筒と内筒との2重の筒体からなり、これら内・外筒の
間に構成されるウオータジヤケツトから各スプレノズル
に冷却水が分配されるため、冷却水の分配が均一にな
る。
また、上記外筒は、給水用マニホールドが取付けられ、
鋳片寸法が変わつても共用される。一方、上記内筒は、
内側(すなわちモールド側)に上記のスプレノズルが取
付けられており、上端に蓋体を有し、鋳片寸法を変更す
る時に外筒から切離されて交換される。
モールド本体は、その上端が上記内筒の上端に有る蓋体
に結合されており、上記内筒が交換される時に内筒と伴
に交換される。
なお、本発明において、上記の給水用マニホールドはモ
ールド振動テーブルに固定してもよく、該テーブルに冷
却水給水孔を設け、冷却水は該テーブルを経て給水用マ
ニホールドに導入されるようにしてもよい。
〔実施例〕
第1図および第2図は本発明モールドの実施例を示す図
で、第1図は鋳片5の寸法がAの場合の組立状態を、第
2図は鋳片5の寸法がBの場合の組立状態を示してい
る。
第1,2図において、冷却水wは給水孔6から振動テーブ
ル7を経てマニホールドmに入り、ウオータージヤケツ
ト20を介してスプレノズル3からモールド本体1に噴き
つけられ、モールド1の外表面を通して鋳片5を冷却し
ている。
上記のウオータジヤケツト20は外筒2と下端フランジ付
内筒8及び上部蓋体9の組合せにより構成され、スプレ
ノズル3への冷却水配分を均一にする。
また上記の外筒2は鋳片5の寸法が変つても共用できる
構造とし、スプレノズル3を取付け下端フランジ付内筒
8をモールド本体1と同時に交換できるような構造にす
る。これにより、鋳片5寸法を変更する場合に最小単位
の構成で部品を交換でき、かつ短時間で作業が終了す
る。この交換の要領は第3図に示す通り、内筒8とモー
ルド1などを上方に吊上げ、所期寸法のモールド1及び
内筒8等と交換する。
なお、第1〜3図中、モールド本体1は銅や銅合金製の
ものが使用され、101は外筒2と内筒8を蓋体9を介し
て結合するためのボルト、102はデイスク12を内筒8に
固定するためのボルトで、デイスク12はモールド本体1
を内筒8に取付けるためのものである。111は外筒2と
内筒8の間の水シール用Oリング、112はモールド本体
1と内筒8の間の水シール用Oリングである。
〔発明の効果〕
第1,2図に示たように本発明ではモールド支持装置を内
筒と外筒に分けることにより (1)鋳片寸法を変更する場合に内筒だけを取替えれば
よいから作業時間が短縮でき、また各種寸法の鋳片を鋳
造する場合であつてもモールド支持装置の個数が少なく
て済み、設備費も低減できる、 (2)内筒と外筒によりウオータジヤケツトを形成でき
るため、スプレノズルへの給水が均等になる、 等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示す図、第3図は
第1,2図の場合のモールド等の交換要領を示す図、第4
図は従来のスプレ冷却モールドを示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モールド本体の背面に冷却水をスプレして
    冷却し、モールド本体内から連続的に鋳片を引き出す連
    続鋳造用モールドにおいて、モールド本体を蓋体の中央
    開口部に固定し、モールド本体背面に対向する冷却水ス
    プレノズルを多数備えた内筒を前記蓋体の下面に懸垂固
    定し、また、前記蓋体の外周部と着脱可能に結合した外
    筒を設け、該外筒の底部にはモールド本体を貫通する開
    口を設け、前記外筒と前記内筒との間の空間をウォータ
    ジャケットとし、該ウォータジャケットを介して前記冷
    却スプレノズルに冷却水を供給するためのマニホールド
    を前記外筒に設け、所望寸法のモールド本体と内筒を固
    定した蓋体を取り替えることにより、異なる寸法の鋳片
    の鋳造を可能にしたことを特徴とする連続鋳造用冷却モ
    ールド。
JP62018590A 1987-01-30 1987-01-30 ウオ−タジヤケツト式スプレ冷却モ−ルド Expired - Fee Related JPH0685984B2 (ja)

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