JPH0685662U - 包丁の柄 - Google Patents

包丁の柄

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JPH0685662U
JPH0685662U JP3165493U JP3165493U JPH0685662U JP H0685662 U JPH0685662 U JP H0685662U JP 3165493 U JP3165493 U JP 3165493U JP 3165493 U JP3165493 U JP 3165493U JP H0685662 U JPH0685662 U JP H0685662U
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JP
Japan
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handle
deep hole
balance
kitchen knife
blade
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Application number
JP3165493U
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English (en)
Inventor
新助 田中
Original Assignee
下村工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】包丁に於いて、刃体の変更があっても包丁全体
の重量バランスを容易に調整でき、柄に汎用性を具備さ
せる。 【構成】柄本体2の後端から適宜な深穴22を穿設し、
この深穴22にバランス部材23を嵌挿し、キャップ体
24で深穴入り口を閉塞する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は包丁の柄の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
包丁は、その刃体の基部に中子を連設し、この中子を柄に差し入れ、適宜な手 段で中子と柄を一体化しているものである。
【0003】 ところで包丁は柄と刃体の重量バランスが悪いと使用し難いので、両者の重量 バランスを考慮して製造されている。 即ち予め刃体と対応する重量配分にした柄を形成し、当該柄と刃体の組み合わ せで包丁を製造している。
【0004】 然し前記のように予め定めた刃体と柄の組み合わせによる製造手段を採用する と、柄自体に汎用性が無く、製造効率が悪い。
【0005】 また柄に汎用性を具備させるために、刃体の形状、重量等に対応して柄に、鋲 やエンブレムを模したりした適宜な重りを付設することも採用されているが、局 部的な重量調整となり、柄全体のバランスを考慮した調整とはなっていない。 そこで本考案は、柄全体の重量バランスを任意に調整できる柄を提案したもの である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る包丁の柄は、柄本体に後端から適宜な深穴を穿設すると共に、前 記深穴にバランス部材を嵌挿し、キャップ体で深穴入り口を閉塞してなることを 特徴とするものであり、また特にバランス部材に重量の異なる複数の部材を組み 合わせたものを採用してなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
包丁の刃体の形状及び重量(全体の重量バランス)に対応して、当該柄を使用 した際の包丁全体のバランスは、深穴に嵌挿するバランス部材自体の重量調整並 びに重量分布の調整で所望の通りにできるので、柄に汎用性を有せしめることが できるものである。
【0008】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 図示した実施例は、従前の包丁と同様に刃体1と柄2から構成されており、刃 体1は刃本体部分11と中子12からなり、中子12を柄2の差し込み溝21に 差し入れ、適宜な手段で柄2と一体化しているものである。
【0009】 本考案は柄2の構造に特徴を有するもので、柄本体の後端から先端側に向かっ て適宜な奥行を有する深穴22を穿設すると共に、別にこの深穴にほぼ密挿され る形状(棒状)バランス部材23を嵌挿し、更に予め深穴22の入り口22aに 密嵌でき而もその表面が柄本体21と対応する外観形状に形成したキャツプ体2 4で、前記入り口22aを閉塞してなるものである。
【0010】 従って刃体1に対応した包丁全体のバランスは、バランス部材で定まるので、 バランス部材23を予め当該刃体1に対応して形成しておくと、包丁全体の重量 バランスが最善のものを容易にえることができ、異なる刃体を採用しても、当該 刃体に対応するバランス部材を容易しておくと何等問題なく同一の柄を多数の刃 体に使用できるものである。
【0011】 また特に各刃体毎にバランス部材を形成せずに、予め異なる形状或は異なる重 量の複数の分割バランス部材23a,23b,23cを用意しておき、採用した 刃体に対応して分割バランス部材を適宜組み合わせて使用するようにしても良い ものである。
【0012】 尚本考案は、柄に深穴を形成し、この深穴にバランス部材を内装して、包丁全 体の最適なバランスをえるようにしたもので、刃体と柄との連結は全く任意の構 造を採用できるものである。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案は、包丁全体のバランスを所望のものとするために、柄に 深穴を形成し、この深穴に最適なバランス部材を内装するようにしたもので、ど のような種類の刃体にも対応できる柄を提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の包丁全体の一部裁断した正面
図。
【図2】同柄の長手方向の断面図。
【図3】同短手方向の断面図で、(イ)はA−A線断面
図、(ロ)はB−B線断面図。
【図4】バランス部材の別例及びキャップ体の斜視図。
【符号の説明】
1 刃体 2 柄 21 差し込み溝 22 深穴 23 バランス部材 24 キャップ体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄本体に後端から適宜な深穴を穿設する
    と共に、前記深穴にバランス部材を嵌挿し、キャップ体
    で深穴入り口を閉塞してなることを特徴とする包丁の
    柄。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の包丁の柄に於いて、
    バランス部材に重量の異なる複数の部材を組み合わせた
    ものを採用してなることを特徴とする包丁の柄。
JP3165493U 1993-05-19 1993-05-19 包丁の柄 Pending JPH0685662U (ja)

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