JPH0685577U - 頭部装着型ディスプレイ装置 - Google Patents

頭部装着型ディスプレイ装置

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JPH0685577U
JPH0685577U JP2302393U JP2302393U JPH0685577U JP H0685577 U JPH0685577 U JP H0685577U JP 2302393 U JP2302393 U JP 2302393U JP 2302393 U JP2302393 U JP 2302393U JP H0685577 U JPH0685577 U JP H0685577U
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sound
video
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Application number
JP2302393U
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English (en)
Inventor
直人 島田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着時、装着したままで外部の音、声を確認
することのできる利便性の高い、安全性の向上も図れる
頭部装着型ディスプレイ装置を提供する。 【構成】 映像信号を表示する表示光学系を含む眼前部
10と、へッドフォン13とを有する。本体1の装着者
の耳の位置に一致する所に小型マイクロフォン14を配
置する。へッドフォン13より装置者に供給される音声
情報は、映像供給装置40の映像ソースに伴うものと、
備付けのマイクロフォン14からの音声のものとを選択
制御して切り替える。切り替えはコントローラ30内の
スイッチで行う。スイッチで供給する音声情報を映像情
報に一致したものと、外界の音声によるものとに任意に
選択することができる。本体1を装着したままでも簡単
かつ容易に外部の音、声を確認でき、便利になるととも
に安全性も向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、頭部装着型ディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
LCD等の表示映像を、観察者の眼前部に装着されるゴーグル型等の本体に組 み込んだ光学系を通して観察者の眼に与えるようにする技術については、特開昭 59−117889号公報(文献1)、特開平3−226198号公報(文献2 )などにより知られている。
【0003】 この種の装置は、使用者がかかるディスプレイを装着し、小型LCD等によっ てでも、一人で大きなサイズの画面映像を楽しめるようにしたり、あるいは左眼 用及び右眼用に対応した映像を利用し立体感を得ることができるようにして、装 着者にあたかもその画像による空間、場所等に現に居るが如き疑似体験をさせる ようにするなど、種々の用途への利用が期待されている。 また、上記文献1には、へッドフォンにより音声信号をも出力できるようにし て、例えば入力テレビ受信信号による映像信号と音声信号とを同時に視聴可能と する提案もなされている。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】 しかし、そのような頭部装着型ディスプレイを装着して使用している場面を考 えると、テレビの映像とそれに伴う音声のように、表示される映像とそれに関連 する音響情報が装着者の眼及び耳に強制的に供給されている状態であるため、外 界との情報交換が難しい。 前記文献2に示されるように、映像情報については、ハーフミラーや液晶シャ ッターを用いるシースルー機能が提案されてはいるが、音声に対する配慮はなさ れてはいない。 専ら、映像情報に関連する音声情報のみの供給であると、装着時に外部の音、 声を確認しづらく、結果緊急に対する対応が遅れて危険であったり、電話等に適 切に対応できない状態となって、不便である。一方、その対策として、外界の状 況の把握のために度々、その頭部装着型ディスプレイを外すなどする動作が観察 者に要求されるとすれば、これもまた不便で煩わしいものとなる。
【0005】 本考案は、上記のような不利、不便を解消し得て、装着時、装置を外すことな く装着したままで外部の音、声を確認することのできる利便性の高い、安全性の 向上も図れる頭部装着型ディスプレイ装置を提供することを目的とするものであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の頭部装着型ディスプレイ装置は、映像信号を表示する映像表示手段と 、音声を発生する音声発生手段とを有する頭部装着型ディスプレイ装置において 、 複数の音情報を供給する装置から、前記映像信号に関連する音声情報と他の音 情報とを選択または合成して前記音声発生手段に供給する供給手段を有すること を特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案の頭部装着型ディスプレイ装置においては、映像とそれに伴う音声を視 聴可能であるとともに、複数の音情報を供給する装置から映像信号に関連する音 声情報と他の音情報とを選択または合成してその頭部装着型ディスプレイ装置の 音声発生手段に供給することが可能で、使用者は、装着時、装着したままでも簡 単かつ容易に外部の音、声を確認することができ、極めて便利になるとともに安 全性も向上する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1及び図2は、本考案の頭部装着型ディスプレイ装置の一実施例の構成を示 す。 図1中、1は頭部装着型ディスプレイ装置のディスプレイ部本体で、これは、 映像信号を表示する映像表示手段としての表示光学系を内蔵した眼前部10と、 装着者の左右の耳の位置に配置される耳部装着部11,11と、これら耳部装着 部11,11に取り付けられた頭部装着用のベルト12とを備える。
【0009】 耳部装着部11,11には、装着者が眼前部10により見る映像に伴う音声情 報に基づく音声を発生するディスプレイへッドフォン13(図2)が内蔵されて いるとともに、本実施例では、耳部装着部11,11の両方もしくはそのいずれ か一方に、小型マイクロフォン14を設ける。本例は、両側に設けるものとする 。即ち、装着時に装着者の両耳の位置に一致する箇所に対応するよう、小型マイ クロフォン14を配置する。 かかる小型マイクロフォン14は、これを用いて外部音を任意に検出できるよ うにし、装着者に装着状態のままでその時の外界音声情報を供給できるようにす るものである。 更に、本実施例の頭部装着型ディスプレイ装置は、シースルー機能をも具備し たものとし、そのため眼前部10の前面側には液晶シャッター15を設けてある 。
【0010】 ディスプレイ部本体1はケーブル20によりコントローラ30に接続され、コ ントローラ30は映像供給装置40と接続されている。 コントローラ30内には、図2に示すように、本例では、制御ラインへ送出さ れる信号により切り替え制御し得るスイッチ31が内蔵されている。このスイッ チ31によって、装着者に供給される音声情報として、映像供給装置40による 映像用音声系41からの映像ソースに伴うものと、上記小型マイクロフォン14 からの外部の音、声による情報のものとを選択制御させる。
【0011】 このようにして、映像信号を表示する映像表示用の光学系を含む眼前部10と 、音声を発生するへッドフォン13とを有し、かつ音声信号を供給する映像用音 声系41及び小型マイクロフォン14のいずれかから選択して上記へッドフォン 13に伝達する手段を有しており、頭部装着型ディスプレイにおいて、装着者に 供給する音声情報を映像信号に準ずるものと、備付けたマイクロフォン14から のものとに切り替えることができる。装着者は、スイッチ31で供給する音声情 報を、映像情報に一致したものと外界のものとを選択することができ、装着した ままで外部の音、声を確認することができて、いちいち本頭部装着型ディスプレ イを外すなどの煩わしさもない。
【0012】 上記スイッチ31による選択制御は、例えば音声切り替え専用のスイッチつま みを設けて、それを装着者が操作することにより得られる切り替え制御信号に基 づきなされるようにすることでも簡単に実施できるが、既述のようにシースルー 機能を有する場合に、シースルーのON,OFFに連動させるようにしてもよい 。 即ち、本実施例装置では、装着型ディスプレイは、液晶シャッター12を制御 することにより外界を見ることができるシースルー機能を動作させることができ る。従って、装着者はそのシースルー機能を動作させることができる。なお、液 晶シャッター12自体の構成やその制御のための構成自体等は、例えば前記文献 2記載のような既知のものであって差し支えはない。
【0013】 この機能に前記の音声情報切替え手段であるスイッチ31を連動させる。連動 は例えば、図2の制御ラインに対し、シースルー情報を制御信号として与え、シ ースルーONで小型マイクロフォン14側に、またシースルーOFFで映像用音 声系41側にスイッチ31が切り替わるようにすればよい。このように連動させ ることにより、電子像を見ている時(シースルーOFF)には映像に準ずる音声 を、また外界を見る時(シースルーON)には、小型マイクロフォン14から得 られた音声情報を供給することができる。 これにより、装着者は常時クリアな音声を聞くことができ、小型マイクロフォ ン14が両耳の位置に一致しているので自然な感覚で外界の音声を聞くことがで きる。また、装着したままで電話の対応も可能となる。つまり、装着したままで も電話を利用することもできるようにもなり、この点でも便利になるとともに、 安全性も向上する。 なお、スイッチ31の切り替えは、音声切り替えだけを行う専用のスイッチに よる切り替え場合と、上記のシースルー機能に連動の切り替えの場合の両者を備 えるようにしてもよい。
【0014】 次に、本考案の他の実施例(第2実施例)を図3及び図4により説明する。 本実施例は、映像信号に関連する音声信号に、他の一以上の音響情報を合成し てディスプレイへッドフォンに供給することもできるようにしたものである。 なお、前記実施例(第1実施例)と同一または同様な構成部分については、同 じ符号を付して説明を省略し、以下要部を説明する。
【0015】 本実施例では、前記のようにディスプレイ部本体1に取り付けられた小型マイ クロフォン14と、映像供給装置40の映像用音声系41(いずれも図3,4で は図示せず)の他、音源として更に、可動可能な第2の小型マイクロフォン51 、電話52、インターフォン53を設定し、これらもコントローラ30に接続す る。 コントローラ30には、それらの外部音源系ごと、ON/OFF切替えの選択 用のスイッチ32a,32b,32c,32dを設け、それぞれのスイッチ32 a,32b,32c,32dと合成器33の間にそれぞれボリューム調整器(ボ リュームコントローラ)34a,34b,34c,34dを挿入してある。 なお、映像供給装置40の映像用音声系41からの音声信号については、かか るON/OFF切替え用のスイッチを介さずに合成器33に供給しておくような 構成であってよい。 また、ここでは、例えば電話52やインターフォン53に関しては、その呼び 出し音やチャイム音がコントローラ30への入力音情報とする。
【0016】 このようにして、本実施例は、頭部装着型ディスプレイの装着者に供給する音 声情報として、映像信号に準ずるものに、本体1に取りつけられた小型マイクロ フォン14、可動可能な第2の小型マイクロフォン51、電話52、インターフ ォン53等の各種音声供給装置などからの音や声の外部音響情報をコントローラ 30の対応する選択スイッチの操作に応じて、取捨選択して加えた音声情報をへ ッドフォン13に対して供給できる。
【0017】 選択スイッチ32a,32b,32c,32dのON,OFFについては、装 着者が本頭部装置型ディスプレイの装着時に小型マイクロフォン14,51、電 話52、インターフォン53等のうちの一以上のものの対応する選択スイッチを ON,OFFして使用することができる。
【0018】 例えば、電話の場合についていえば、その使い方は、次のようである。 即ち、装着者が装着時に電話52の選択スイッチ32cを予めON状態側に切 り替えて本頭部装置型ディスプレイ装置の使用を開始したとすれば、その使用中 、電話52が受信すると同時にその電話の呼び出し音は、装着者がこれも予めそ のボリューム調節器34cによって設定したボリュームコントロールの音量で、 映像信号に伴う音声にオーバーラップしてディスプレイへッドフォン13から聞 こえることとなる。 このようにして、選択スイッチ32cのON状態の場合、電話52が鳴ると、 電話52のベル音が、映像とともに聞こえる音声にオーバーラップして聞こえ、 従って、その時、装着者は本装着型ディスプレイを外し、あるいは外さずに耳の 位置にある備付けのマイクロフォン14側の機能を利用し、電話52の受話器を を取ってかかってきた電話に応答すればよい。
【0019】 ON状態で電話がない場合は、装着者には電話52の呼び出し音はへッドフォ ン13からは勿論聞こえることはないから、そのまま映像に伴う音声を楽しむこ とができる。
【0020】 一方、装着者が装着時に電話52の呼び出し音を敢えて聞こうとは思わない場 合は、装着者はその選択スイッチ32cをOFFとしておくばよく、常態のOF F状態のままにしておけば、電話52の呼び出し音が鳴っていてもディスプレイ へッドフォン13からは装着者には聞こえないこととなる。 インターフォン53等についての使い方もこれに準ずるものであってよい。 また、上記は選択する音源として、同時に二以上のものを選択したときも、同 様であり、外部音は、複数の音または声情報を選択して供給可能である。
【0021】 本実施例によると、電話、インターフォンは、通常では映像信号に準ずる音声 信号には全く影響を与えないが、必要時には確実に装着者に情報を伝達すること ができ、大変便利となる。また、マイクロフォンにより外界の音声をモニタでき ることにより、利便性、安全性の向上が図れる。 また、図示例のように、ボリューム調節器をも各系に設けると、各種の音声信 号のボリュームをそのボリュームコントロール用調節器34a,34b,34c ,34dにて、個別に設定でき、よりきめ細かな使い方ができ、合成、選択する 場合に効果的である。
【0022】 次に、本実施例の更に他の実施例(第3実施例)を図5により説明する。 本実施例は、シースルー機能の切り替えに準じて音声情報ボリュームが切り替 わることができるようにし、シースルーをONにした時に、音声情報をミュート することにより周囲の音を認識させるようにしようというものである。 本実施例は前記第1実施例と同様の構成で、シースルー機能を有する装着型デ ィスプレイにおいて、図5のように、シースルー情報で制御可能な電子ボリュー ム36を設ける。 この電子ボリューム36にてヘッドフォン13に供給する音声信号をシースル ーの状態により可変させる。その可変の態様は、シースルーがOFFの時に、通 常の音量レベルとし、ON時に減音するようにコントロールする。これにより、 シースルーをONにした時に外界の音声を聞き取りやすくなる。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、映像とそれに伴う音声を視聴可能な頭部装着型ディスプレイ 装置において、複数の音情報を供給する装置から映像信号に関連する音声情報と 他の音情報とを選択または合成して音声発生手段に供給することができ、装着時 、装置を外すことなく装着したままで外部の音、声を確認することができ、従っ て、この種の装置の利便性をさらに高め、安全性の向上も図れるなど、その効果 は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の頭部装着型ディスプレイ装
置を示す図である。
【図2】同例装置における音声信号の選択、切り替えの
制御系の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す図である。
【図4】同例装置における選択、合成、切り替えのため
の制御系の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】本考案の更に他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ部本体 10 眼前部 11 耳部装着部 12 ベルト 13 ディスプレイへッドフォン 14 小型マイクロフォン 15 液晶シャッター 20 ケーブル 30 コントローラ 31 スイッチ 32a〜32d 選択スイッチ 33 合成器 34a〜34d ボリューム調節器 36 電子ボリューム 40 映像供給装置 41 映像用音声系 51 小型マイクロフォン 52 電話 53 インターフォン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を表示する映像表示手段と、音声
    を発生する音声発生手段とを有する頭部装着型ディスプ
    レイ装置において、 複数の音情報を供給する装置から、前記映像信号に関連
    する音声情報と他の音情報とを選択または合成して前記
    音声発生手段に供給する供給手段を有することを特徴と
    する頭部装着型ディスプレイ装置。
JP2302393U 1993-04-30 1993-04-30 頭部装着型ディスプレイ装置 Pending JPH0685577U (ja)

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JP2302393U JPH0685577U (ja) 1993-04-30 1993-04-30 頭部装着型ディスプレイ装置

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JP2302393U JPH0685577U (ja) 1993-04-30 1993-04-30 頭部装着型ディスプレイ装置

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JPH0685577U true JPH0685577U (ja) 1994-12-06

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ID=12098893

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JP2302393U Pending JPH0685577U (ja) 1993-04-30 1993-04-30 頭部装着型ディスプレイ装置

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