JPH0684930U - 音が出る飾り付き歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 幼児期の子供が楽しみながら歯を磨く事が自
然と習慣付くようにした、音が出る飾り付き歯ブラシを
提供する。 【構成】 歯ブラシ本体（５）の柄（１）の内部に中空
室（２）を設け、中空室（２）の内部に発音体（３）を
設け、柄（１）の後部に飾り（４）を設けた、音が出る
歯ブラシであることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は歯ブラシの内部に発音体を設け、柄の後部に飾りを設けた、音が出 る飾り付き歯ブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の電動式歯ブラシで歯車が、たがいに噛み合う回転音がする歯ブラシがあ った。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）電動式であるので柄が太く大型で、重量も重く、幼児の使用には適さない 。音が一定であるので興味を魅くような音色ではない。 （ロ）興味性のある歯ブラシがないために、幼児は歯磨きに興味をもたず、これ を怠って虫歯になりやすかった。 （ハ）幼児が自主的に歯磨きを行なわないために、母親等が代わりに磨いてやら ねばならず手間がかかった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

歯ブラシ本体（５）の柄（１）の内部に中空室（２）を設け、中空室（２）の 内部に発音体（３）を設け、柄（１）の後部に飾り（４）を設けた。 本考案は以上のような構成よりなる、音が出る飾り付き歯ブラシである。発音 体（３）は水に濡れないように密閉されている。

【０００５】

【作用】

歯ブラシ本体（５）の柄（１）を持って歯ブラシ本体を上下、左右に振って歯 を磨くことにより、発音体（３）が色々な異なった音色となって発生し、幼児の 興味を魅くようになる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）歯ブラシ本体（５）の柄（１）の内部に中空室（２）を設ける。 （ロ）中空室（２）の内部に発音体（３）を設ける。 （ハ）歯ブラシ本体（５）の柄（１）の後部に飾り（４）を設ける。 本考案は以上のような構造で、これを使用する時は、歯ブラシ本体（５）の柄 （１）を持った手を上下、左右に強く弱く振る事により、発音体（３）が色々な 異なった音色となって発生する。 発音体（３）は、移動する度に音を発生する機能を有する材質であれば良い。 歯ブラシ本体（５）の柄（１）は、幼児が握りやすい丸味を帯びた安全な形状で あれば良い。 柄（１）の後部に設けた飾り（４）は、幼児が興味を持つような形状であれば 良い。 歯ブラシ本体の材質は合成樹脂で成形されている。 発音体には鈴などを用いるのが適当である。 発音体（３）は水に濡れないように密閉されている。

【０００７】

【考案の効果】

幼児が歯を磨く動作によって異なった音色が歯ブラシから出て来るので、歯を 磨く事が楽しく、飾りが付いているので一層興味を持つようになり、自然と嫌が らなくなって歯を磨く事が習慣になる。 幼児が自ら歯磨きを行うようになり、自立心が養える。母親が幼児の歯磨きを 手伝わなくても良いので手間が省ける。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一部を切り欠いた斜視図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【符号の説明】

１ 柄 ２ 中空室 ３ 発音体 ４ 飾り ５ 歯ブラシ本体

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 歯ブラシ本体（５）の柄（１）の内部に
   中空室（２）を設け、中空室（２）の内部に発音体
   （３）を設け、柄（１）の後部に飾り（４）を設けた事
   を特徴とする音が出る飾り付き歯ブラシ。