JPH0684685U - 高周波同軸ケーブル用接栓 - Google Patents

高周波同軸ケーブル用接栓

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JPH0684685U
JPH0684685U JP030092U JP3009293U JPH0684685U JP H0684685 U JPH0684685 U JP H0684685U JP 030092 U JP030092 U JP 030092U JP 3009293 U JP3009293 U JP 3009293U JP H0684685 U JPH0684685 U JP H0684685U
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JP
Japan
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shell
coupling
tip
connector
contact
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Withdrawn
Application number
JP030092U
Other languages
English (en)
Inventor
精二 染谷
保 田中
Original Assignee
東光電子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抜け止め作用で位置決めされた結合状態を結
合及び分離操作時に自動的にロック及びアンロックする
ロック機構を備えた高周波同軸ケーブル用接栓を提供す
る。 【構成】 接栓20のシェル23の外周面に、カップリ
ング30が縦方向にスライド可能にガイドさせると共
に、このカップリングの通常位置から先方及び後方への
スライドに対してばね力を呈する復帰ばね31、32を
装着する。カップリング30及びシェル23の先端は、
通常位置でシェル先端部の開拡を拘束するように対接
し、かつカップリング30の双方向へのスライド時には
対接位置からずれてシェル先端部23aの開拡を許容す
るように、内方及び外方へそれぞれ突出するフランジ部
23d、35として形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中心コンタクト及びこの中心コンタクトに同心状に導電性円筒状シ ェルを備え、このシェルの先端部は接栓座シェルの外周面に開拡して結合すると 共に、この結合部の内周面と接栓座シェルの外周面間に抜け止め用の凹凸が設け られた高周波同軸ケーブル用接栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の接栓としては、図2に示すように、JIS C 5410に基づき、接栓座10 (図1)に対応形状の中心コンタクト21及び絶縁体22を介在させたシェル2 3を備えたのが周知である。即ち、外部コンタクト用のシェル23の先端部23 aは、4分割の縦方向のスリットを有して開拡可能に形成されると共に、その周 囲にばねリング25が装着されている。結合時には、シェル23の先端の傾斜縁 23bが、接栓座10のシェル13の先端の傾斜縁13bに当接して先端部23 aをばね力に抗して開拡させ、シェル13の外周面に結合させる。さらに、抜け 止めとして、先端部23aの内周面に突起23cが形成され、シェル13の外周 面に形成された凹部13cに係合するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これにより、突起23c及び凹部13cの係合面の傾斜に沿って所定の力で結 合及び分離操作が行われ、抜け止め作用が得られるが、強い引張り力、振動が加 わったり、或はこじられると、接栓座10から外れることになる。
【0004】 本考案は、このような点に鑑みて、抜け止め作用で位置決めされた結合状態を 結合及び分離操作時に自動的にロック及びアンロックするロック機構を備えた冒 頭に述べた類の高周波同軸ケーブル用接栓を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、この目的を達成するために、中心コンタクトと、先端部が縦方向の スリットを有し、かつ接栓座のシェルの外周面に結合し得るように、周囲にリン グばねを装着されて開拡可能に形成された外部コンタクト用シェルとを同心状に 備え、このシェル先端部の内周面には、接栓座のシェルの外周面に形成された凹 部に抜け止めのために係合する突起が形成された高周波同軸ケーブル用接栓にお いて、接栓のシェルの外周面に、カップリングが縦方向にスライド可能にガイド させると共に、このカップリングの通常位置から先方及び後方へのスライドに対 してばね力を呈する復帰ばねを装着し、カップリング及びシェルの先端は、通常 位置でシェル先端部の開拡を拘束するように対接し、かつカップリングの双方向 へのスライド時には対接位置からずれてシェル先端部の開拡を許容するように、 内方及び外方へそれぞれ突出するフランジ部として形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
接栓を接栓座へ結合させる場合、カップリングを摘み、シェルの先端に、シェ ル同士の先端を当接させ、カップリングを先方へスライドさせると、フランジ部 がずれて接栓のシェル先端部を開拡可能にする。これにより、中心コンタクト同 士が結合すると共に、凹部へ突起が係入して位置決めされる。カップリングから 手を離すと、復帰ばねで中立位置へ復帰し、双方のフランジ部がの開拡を拘束し 、ロック状態となる。接栓を外す場合、カップリングを後方へスライドさせると 、フランジ部が互にずれて接栓のシェル先端部が開拡可能となり、そのまま引っ 張ることにより突起が凹部から係脱する。
【0007】
【実施例】
図1は本考案を高周波同軸コネクタのL字形の接栓にプッシュオン・フルロッ ク付超小型高周波同軸コネクタとして適用した場合の実施例を示すもので、図2 の接栓と同一もしくは同等部分は同一符号で説明する。 また、相手方の接栓座10は、通常の構造であり、絶縁体12で包囲されたピ ン形の中心コンタクト11と、この中心コンタクト11に同心状の導電性のシェ ル13を備え、その座部13aがワッシャ14を介在させて、ナット15により パネルに取付け可能になっている。中心コンタクト11には同軸ケーブルの中心 導体が接続され、そのシールド外皮がシェル13に接続される。
【0008】 接栓20は、前述の通常の構造と同様に中心コンタクト21及び絶縁体22を 介在させたシェル23を備え、その先端部23aは4分割の開拡可能に形成され 、抜け止めとして、先端部23aの内周面に突起23cが形成され、シェル13 の外周面に凹部13cが形成されている。29は圧着スリーブであり、そのシェ ル29aを通してシェル23に同軸ケーブルのシールド外皮が接続し、その中心 導体が中心コンタクト21に接続する。
【0009】 さらに、本考案によりシェル23の外周面に、円筒状カップリング30が挿入 され、その内側の凹部30aの先方寄りの内周面及びその後端部の嵌入リング3 9で前後にスライド可能にガイドされている。凹部30a内におけるばね座リン グ33の両側には、カップリング30の通常位置から先方及び後方へのスライド に対してばね力を呈する復帰ばねとしてのコイルばね31、32が装着されてい る。
【0010】 カップリング30及びシェル23の先端部は、内方及び外方へそれぞれ突出す るように曲げられたフランジ部35、23dとして形成されることにより、コイ ルばね31、32が共に中立状態の通常位置で互に対接して先端部23aの開拡 を拘束し、カップリング30がいずれかの方向へスライドすると、フランジ部2 3dがフランジ部35の前後にずれて先端部23aを開拡可能にする。
【0011】 このように構成された高周波同軸コネクタの動作は、次の通りである。 接栓20を接栓座10へ結合させる場合、カップリング30を摘み、シェル1 3の先端の傾斜縁13bに、シェル23の先端の傾斜縁23bを当接させ、カッ プリング30を先方へスライドさせると、フランジ部23dが凹部30b内にず れて先端部23aを開拡可能にする。これにより、中心コンタクト11が中心コ ンタクト21にソケット式に結合すると共に、凹部13cへ突起23cが係入す る。これにより、接栓20は接栓座10に正規の位置で結合する。カップリング 30から手を離すと、コイルばね31、32は中立位置へ復帰し、フランジ部3 5がフランジ部23dに接触もしくは僅かな隙間で近接し、先端部23aの開拡 を拘束し、ロック状態となる。これにより、振動が加わったり、或はこじられて も確実に離脱が防止され、強い力で引張ってもフランジ部23dの開拡が拘束さ れ、抜けることは無い。
【0012】 接栓20を外す場合、カップリング30を後方へスライドさせると、フランジ 部23dがフランジ部35の先方にずれて開拡可能となり、そのまま引っ張るこ とにより突起23cが凹部13cから互の傾斜面に沿って係脱される。
【0013】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、接栓座への結合及び分離操作時に、自動的に、即ち結 合及び分離のワンタッチ操作により正規の結合位置でロック及びアンロックされ る簡単かつ小形構造のロック機構付の同軸コネクタ用接栓が実現される。つまり 、両側に傾斜面を有する凹凸の係合が確実に拘束されるために、強い引張り力が 加わったり、こじられても確実に分離を防止でき、当然耐振動性も向上する。こ の接栓は、JIS C 5415 SMB型、MIL C 39012 等の接栓に代えて使用することがで き、コスト的にも有利になり、超小型としても製作可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による接栓及び接栓座の半分
の側面図及び断面図である。
【図2】従来の対応する構造の接栓を示すもので、同図
Aは半分の側面図及び断面図、同図bは全体の正面図で
ある。
【符号の説明】
11、21 中心コンタクト 13、23 シェル 13c 凹部 23a 先端部 23b、35 フランジ部 23c 突起 25 ばねリング 30 カップリング 31、32 コイルばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心コンタクトと、先端部が縦方向のス
    リットを有し、かつ接栓座のシェルの外周面に結合し得
    るように、周囲にリングばねを装着されて開拡可能に形
    成された外部コンタクト用シェルとを同心状に備え、こ
    のシェル先端部の内周面には、接栓座のシェルの外周面
    に形成された凹部に抜け止めのために係合する突起が形
    成された高周波同軸ケーブル用接栓において、 接栓のシェル(23)の外周面に、カップリング(3
    0)が縦方向にスライド可能にガイドさせると共に、こ
    のカップリングの通常位置から先方及び後方へのスライ
    ドに対してばね力を呈する復帰ばね(31、32)を装
    着し、 カップリング(30)及びシェル(23)の先端は、通
    常位置でシェル先端部(23a)の開拡を拘束するよう
    に対接し、かつカップリング(30)の双方向へのスラ
    イド時には対接位置からずれてシェル先端部(23a)
    の開拡を許容するように、内方及び外方へそれぞれ突出
    するフランジ部(23d、35)として形成したことを
    特徴とする高周波同軸ケーブル用接栓。
JP030092U 1993-05-14 1993-05-14 高周波同軸ケーブル用接栓 Withdrawn JPH0684685U (ja)

Priority Applications (1)

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JP030092U JPH0684685U (ja) 1993-05-14 1993-05-14 高周波同軸ケーブル用接栓

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JPH0684685U true JPH0684685U (ja) 1994-12-02

Family

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005276825A (ja) * 2004-02-25 2005-10-06 Maspro Denkoh Corp 同軸ケーブルコネクタ
JP2021520606A (ja) * 2018-04-06 2021-08-19 ノイトリーク・アクティエンゲゼルシャフト データケーブル用プラグ構成

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981222