JPH0683530B2 - 延線位置検知方法 - Google Patents

延線位置検知方法

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JPH0683530B2
JPH0683530B2 JP16185987A JP16185987A JPH0683530B2 JP H0683530 B2 JPH0683530 B2 JP H0683530B2 JP 16185987 A JP16185987 A JP 16185987A JP 16185987 A JP16185987 A JP 16185987A JP H0683530 B2 JPH0683530 B2 JP H0683530B2
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JP
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wire
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magnet
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JP16185987A
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覚 吉田
豊 松崎
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は延線工事において接続部の進行位置を検知する
方法に関するものである。
[従来の技術] 電線、ケーブル等を鉄塔、電柱等の支持物に架設する延
線工事においては、延線区間の各支持物にそれぞれ金車
を取付け、メッセンジャワイヤの後端に電線の先端を接
続し、延線区間の1端の電線ドラムから電線を繰り出す
とともに延線区間の他端のメッセンジャワイヤ巻取ウイ
ンチでメッセンジャワイヤを引取りながらメッセンジャ
ワイヤ後端に接続されている電線を各支持物の金車上に
通して延線している。
このような延線工法においてメッセンジャワイヤ後端と
電線先端との接続部が各支持物の金車を通過するときに
は金車に大きな力がかかるので、その接続部が各支持物
の金車を通過するたびごとに電線の繰り出し速度とメッ
センジャワイヤの引取り速度を遅くする必要があり、ま
た、メッセンジャワイヤ後端と電線先端を延線ヨーク等
で接続しているような場合には、延線ヨークは金車を通
過することができないのでこの接続部が各支持物の金車
に到達するたびごとに電線の繰り出しとメッセンジャワ
イヤの引取りを一旦停止して電線を移しかえる必要があ
る。
前記のように延線中に接続部が各金車を通過するたびご
とに、延線区間の各端の電線繰り出し速度とメッセンジ
ャワイヤ引取り速度を遅くしたり停止しなければならな
いので、接続部が金車を通過する時点を監視して電線繰
り出し側とメッセンジャワイヤ引取側に連絡する必要が
あるが、従来はこの接続部の進行を目視することにより
金車通過時点を確認して電線繰り出し側とメッセンジャ
ワイヤ引取側に連絡し、もしくは電線の繰り出し長さや
メッセンジャワイヤの引取り長さを測ることにより金車
通過時点を計測していた。
[発明が解決しようとする問題点] 前記のように接続部が進行して各支持物の金車を通過す
る時点を目視により監視するのは、各支持物ごとに監視
人員を配置する必要があるばかりでなく絶えず上方を仰
視し続けることは容易でなく、また、電線の繰り出し長
さやメッセンジャワイヤの引取り長さを計測するのでは
電線やメッセンジャワイヤのたるみ等により計測誤差が
大きくなるという問題点があった。
そこで本発明は前記の接続部の金車通過時点を多数の監
視人員を配置することなくしかも正確に検知することが
できるようにした延線時の接続部進行位置の検知方法を
提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 前記の問題点を解決するために本発明の方法は、メッセ
ンジャワイヤを牽引してその後端に接続された電線を支
持物の金車に通す延線工法において、電線とメッセンジ
ャワイヤの接続部前方のメッセンジャワイヤに磁石を取
付けるとともに、支持物に取付けられた金車に磁気セン
サを取付け、延線されて前記の磁石が金車に到達した時
に磁気センサから出力される検知信号により前記接続部
の延線進行位置を検知し、この検知信号を受けて接続部
の金車通過時に延線を減速させもしくは停止させるよう
にしたものである。
[作用] 前記のメッセンジャワイヤを牽引して電線を延線する
と、接続部が金車に到達する前に磁石が金車に到達しこ
の磁石の磁束を金車に取付けられた磁気センサが受けて
検出信号が出力され、この出力信号が出れば磁石の後方
の接続部が金車に近ずいたことになる。そこでこの磁気
センサの出力信号を受けたときに延線速度を減速しもし
くは停止することにより接続部の金車通過を円滑に行な
うことができるのである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面により説明する。図において
1は電線路における鉄塔、電柱等の支持物、2はこの各
支持物1にそれぞれ設置された金車である。3は延線す
る電線、4はメッセンジャワイヤ、5はこの電線3の前
端とメッセンジャワイヤ4の後端との接続部であり、電
線3は延線区間の1端における電線ドラム等の電線繰り
出し部6から繰り出され、メッセンジャワイヤ4は延線
区間の他端におけるメッセンジャワイヤ引取部7の巻取
ウインチ等により巻取られて牽引される。
8は前記の接続部5の前方位置のメッセンジャワイヤ4
に取付けた磁石であり、その取付け位置はたとえば接続
部5の前方約10mの位置におけるメッセンジャワイヤ4
の部分に取付ける。
9はホール素子等を用いた磁気センサであり、前記の金
車2に取付けておき、メッセンジャワイヤ4に取付けた
磁石8がこの金車2に到達したときにその磁束を受けて
出力することにより磁石8が金車に到達したことを検知
するようにした金車到達検知用のセンサである。なおこ
の磁気センサ9にはホール素子のほか磁気センサとして
一般に用いられるMR素子やその他適宜の磁気センサを用
いてもよく、磁気センサ9の金車2に対する取付け位置
は磁石8が金車に到達したときにその磁束を受けること
ができるような位置に取付ける。また磁気センサ9の出
力回路はその出力信号が電線繰り出し部6とメッセンジ
ャワイヤ引取部7や監視点等に出力するように適宜に構
成する。
本発明の延線位置検知方法は前記のように接続部5の前
方位置のメッセンジャワイヤ4に磁石8を取付けるとと
もに金車2に磁気センサ9を取付けて延線作業を行なう
ものであり、このメッセンジャワイヤ4をメッセンジャ
ワイヤ引取部7で牽引して電線3を延線すると、メッセ
ンジャワイヤ4の後端と電線3の前端との接続部5が金
車2に近ずくが、この接続部5が金車2に到達する前
に、この接続部5の前方約10mの位置のメッセンジャワ
イヤ4に取付けられている磁石8がこの金車2に到達す
る。
このように磁石8が金車2に到達するとこの金車2に取
付けられている磁気センサ9が磁石8の磁束を受けて検
知信号を出力するので、この検知信号の出力があれば金
車2の約10m手前に接続部5が進行してきたことにな
る。そこでこの検知信号を受けた電線繰り出し部6とメ
ッセンジャワイヤ引取部7において延線速度を減速して
接続部5の金車通過速度を遅くすることにより接続部5
が金車2を通過する際に過大な力がかからないようにし
て円滑に通過させることができるのである。
また接続部5に延線ヨーク等が用いられこの接続部が金
車2に到達したときに延線を停止するような場合には、
磁石8を接続部5の直前の位置のメッセンジャワイヤ4
に取付けておけば接続部5が金車2に到達した時点を検
知することができるので適切な時点で延線を停止させる
ことができる。
このようにしてメッセンジャワイヤ4を牽引して電線3
を延線し、接続部5が進行してその前方位置のメッセン
ジャワイヤ4に取付けた磁石8が順次に各支持物1の金
車2に近ずきもしくは到達するたびに磁気センサ9が出
力する検知信号を受けることにより接続部5の金車通過
を円滑に行なうことができるのである。
[発明の効果] 前述のように本発明は、電線とメッセンジャワイヤの接
続部の前方に磁石を取付けるとともに金車に磁気センサ
を取付けて延線し、磁気センサの出力信号により接続部
の進行位置を検知するようにしたので、接続部の金車到
達時点を知ることができ、これにより延線を適切な時点
で停止させて接続部の金車通過作業を円滑に行なうこと
可能となる。
また従来のように各支持物の金車ごとに監視人員を配置
して接続部の金車到達時点を目視する必要がなく計測誤
差もないから、作業能率を向上することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例の説明図である。 1:支持物、2:金車 3:電線、4:メッセンジャワイヤ 5:接続部 8:磁石、9:磁気センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線とメッセンジャワイヤとを接続部で接
    続し、前記メッセンジャワイヤを牽引して電線を支持物
    の金車に通す延線工法において、前記接続部の前方のメ
    ッセンジャワイヤに磁石を取付けるとともに前記金車に
    磁気センサを取付けて延線し、前記磁石が金車に到達し
    た時の磁気センサの出力信号により前記接続部の進行位
    置を検知することを特徴とする延線位置検知方法。
JP16185987A 1987-06-29 1987-06-29 延線位置検知方法 Expired - Lifetime JPH0683530B2 (ja)

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JP16185987A JPH0683530B2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29 延線位置検知方法

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JPS648808A JPS648808A (en) 1989-01-12
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JP4605506B2 (ja) * 2005-07-07 2011-01-05 川北電気工業株式会社 部分吊金式張力延線工法
DE102011052697A1 (de) * 2011-08-12 2013-02-14 ThyssenKrupp Fördertechnik GmbH Fördergurtanlage

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JPS648808A (en) 1989-01-12

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