JPH0682583A - Ｐｗｒ燃料集合体の下部ノズル - Google Patents
Ｐｗｒ燃料集合体の下部ノズルInfo
- Publication number
- JPH0682583A JPH0682583A JP4262897A JP26289792A JPH0682583A JP H0682583 A JPH0682583 A JP H0682583A JP 4262897 A JP4262897 A JP 4262897A JP 26289792 A JP26289792 A JP 26289792A JP H0682583 A JPH0682583 A JP H0682583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- lower nozzle
- nozzle
- fuel assembly
- cooling water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＰＷＲ燃料集合体において、下部ノズルの脚
部間を通り外部に流出する冷却水を、下部ノズルプレー
トの流水孔を通すことにより、該冷却水中の異物を捕捉
する。 【構成】 多数の流水孔２を有するプレート３を、脚部
５により下部炉心板４との間に一定間隔を設けて支持せ
しめた下部ノズルＮにおいて、上記プレート３の下端か
ら所定高さを有して垂下し、かつ下端面８ａが、プレー
ト３の内側に向け約２０°〜６０°傾斜する凸条８を、
上記プレート３の外周部に周設せしめた構成を特徴とし
ている。
部間を通り外部に流出する冷却水を、下部ノズルプレー
トの流水孔を通すことにより、該冷却水中の異物を捕捉
する。 【構成】 多数の流水孔２を有するプレート３を、脚部
５により下部炉心板４との間に一定間隔を設けて支持せ
しめた下部ノズルＮにおいて、上記プレート３の下端か
ら所定高さを有して垂下し、かつ下端面８ａが、プレー
ト３の内側に向け約２０°〜６０°傾斜する凸条８を、
上記プレート３の外周部に周設せしめた構成を特徴とし
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧水型原子炉（ＰＷ
Ｒ）にて使用される燃料集合体の下部ノズルに係り、詳
しくは、その脚部間を通り外方に流出する冷却水中の異
物を捕捉することにより、上記異物の燃料集合体内への
侵入を防止する下部ノズルに関するものである。
Ｒ）にて使用される燃料集合体の下部ノズルに係り、詳
しくは、その脚部間を通り外方に流出する冷却水中の異
物を捕捉することにより、上記異物の燃料集合体内への
侵入を防止する下部ノズルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】加圧水型原子炉にて使用される燃料集合
体は、多数の燃料棒を並列し、かつシンブル管等を混入
して複数の支持格子で支持せしめた燃料束部と、それを
固定する上部ノズルと下部ノズルとで構成されている。
そして、上記下部ノズル（Ｎ）は、図７に示す如く、燃
料集合体の骨格となる上記シンブル管を固定する複数の
シンブルスクリュー穴（１）と多数の流水孔（２）とを
有する四角形のプレート（３）と、該プレート（３）の
コーナー部から垂下し、下部炉心板（４）との間に所定
の間隔を設けて上記プレート（３）を支持せしめる４本
の脚部（５）とによって構成されている。
体は、多数の燃料棒を並列し、かつシンブル管等を混入
して複数の支持格子で支持せしめた燃料束部と、それを
固定する上部ノズルと下部ノズルとで構成されている。
そして、上記下部ノズル（Ｎ）は、図７に示す如く、燃
料集合体の骨格となる上記シンブル管を固定する複数の
シンブルスクリュー穴（１）と多数の流水孔（２）とを
有する四角形のプレート（３）と、該プレート（３）の
コーナー部から垂下し、下部炉心板（４）との間に所定
の間隔を設けて上記プレート（３）を支持せしめる４本
の脚部（５）とによって構成されている。
【０００３】一方、上記加圧水型原子炉においては、冷
却水は図６に示す如き下部炉心板（４）に設けられた流
水孔（７）より燃料集合体の下部ノズル（Ｎ）に至り、
この下部ノズル（Ｎ）に至った冷却水は、図７に示すよ
うな下部ノズル（Ｎ′）にあけられた前記大小多数の流
水孔（２）より燃料集合体内へ流入し、支持格子・燃料
棒の間を通って上部ノズルに至る。そして、上部ノズル
の流水孔を通過した冷却水は蒸気発生器等を経て下部炉
心板（４）へ至り循環する。
却水は図６に示す如き下部炉心板（４）に設けられた流
水孔（７）より燃料集合体の下部ノズル（Ｎ）に至り、
この下部ノズル（Ｎ）に至った冷却水は、図７に示すよ
うな下部ノズル（Ｎ′）にあけられた前記大小多数の流
水孔（２）より燃料集合体内へ流入し、支持格子・燃料
棒の間を通って上部ノズルに至る。そして、上部ノズル
の流水孔を通過した冷却水は蒸気発生器等を経て下部炉
心板（４）へ至り循環する。
【０００４】ところで、この冷却水の系統にまぎれ込ん
だ金属片等の異物は、下部ノズルの流水孔を通過したの
ち、支持格子でとられられることが多い。このとらえら
れた異物は、冷却水流によって激しく振動し、周辺にあ
る燃料棒を傷つけ破損に至らしめることがある。そこ
で、従来においては、この異物の燃料体内への流入を防
ぐために、下部ノズルのプレートの流水孔を小さくした
りする等の、下部ノズル下面からの流入を防ぐ方法を採
用し、上記冷却水中の異物を上記下部ノズルプレートで
捕捉することにより、該異物による燃料棒損傷の防止を
図っていた。
だ金属片等の異物は、下部ノズルの流水孔を通過したの
ち、支持格子でとられられることが多い。このとらえら
れた異物は、冷却水流によって激しく振動し、周辺にあ
る燃料棒を傷つけ破損に至らしめることがある。そこ
で、従来においては、この異物の燃料体内への流入を防
ぐために、下部ノズルのプレートの流水孔を小さくした
りする等の、下部ノズル下面からの流入を防ぐ方法を採
用し、上記冷却水中の異物を上記下部ノズルプレートで
捕捉することにより、該異物による燃料棒損傷の防止を
図っていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原子炉
の下部炉心板から流出した冷却水は、必ずしも全てが前
記下部ノズルのプレートを通過するものではなく、下部
ノズルの脚部間から流出する冷却水も少ないながら存在
する。即ち、上記従来の方法においては、この脚部間か
ら流出する冷却水中の異物については捕捉することがで
きず、このことから、上記異物が燃料集合体同士の隙間
を通って外側から燃料集合体に侵入した場合は、この異
物が該集合体の燃料棒を傷つけることが考えられる。
の下部炉心板から流出した冷却水は、必ずしも全てが前
記下部ノズルのプレートを通過するものではなく、下部
ノズルの脚部間から流出する冷却水も少ないながら存在
する。即ち、上記従来の方法においては、この脚部間か
ら流出する冷却水中の異物については捕捉することがで
きず、このことから、上記異物が燃料集合体同士の隙間
を通って外側から燃料集合体に侵入した場合は、この異
物が該集合体の燃料棒を傷つけることが考えられる。
【０００６】本発明は、叙上の如き実状に対処し、特に
下部ノズルに新規な構成を見出すことにより、従来、下
部ノズルの脚部間から流出していた冷却水中の異物も捕
捉し、燃料棒の異物による損傷を、より効果的に防止す
ることを目的とするものである。
下部ノズルに新規な構成を見出すことにより、従来、下
部ノズルの脚部間から流出していた冷却水中の異物も捕
捉し、燃料棒の異物による損傷を、より効果的に防止す
ることを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明下部ノズルの特徴は、前記多数の流水孔を有す
るプレートを、脚部により下部炉心板との間に一定間隔
を設けて支持せしめた下部ノズルにおいて、上記プレー
トの下端から所定の高さを有して垂下し、かつ下端面
が、プレートの内側に向け約２０°〜６０°傾斜する凸
条を、上記プレートの外周部に周設せしめたところにあ
る。
る本発明下部ノズルの特徴は、前記多数の流水孔を有す
るプレートを、脚部により下部炉心板との間に一定間隔
を設けて支持せしめた下部ノズルにおいて、上記プレー
トの下端から所定の高さを有して垂下し、かつ下端面
が、プレートの内側に向け約２０°〜６０°傾斜する凸
条を、上記プレートの外周部に周設せしめたところにあ
る。
【０００８】なお、ここで、上記の如く凸条の傾斜角度
を限定した理由は、この傾斜角度が２０°未満になれ
ば、後述する流水の振り分け作用が達成できず、また、
６０°より大きくなると凸条先端部の強度が低下し、実
用性を欠くことになるからである。またさらに、上記凸
条の高さは、異物を一旦捕捉する上で、少なくとも２ｍ
ｍは必要である。
を限定した理由は、この傾斜角度が２０°未満になれ
ば、後述する流水の振り分け作用が達成できず、また、
６０°より大きくなると凸条先端部の強度が低下し、実
用性を欠くことになるからである。またさらに、上記凸
条の高さは、異物を一旦捕捉する上で、少なくとも２ｍ
ｍは必要である。
【０００９】
【作用】上記構成を有する本発明の下部ノズルにおいて
は、プレート外周に設けた凸条の斜面が、従来、ノズル
の脚部間を通り外部へ流出していた冷却水を、該ノズル
内に振り分けるようにして留めると共に、この冷却水を
上記プレートの流水孔を通し上方へ循環させ、また、異
物は斜面に当たり下部ノズル内側に流れ込むことから、
ほぼ全部の冷却水中の異物を上記下部ノズルにて捕捉す
ることが可能となる。
は、プレート外周に設けた凸条の斜面が、従来、ノズル
の脚部間を通り外部へ流出していた冷却水を、該ノズル
内に振り分けるようにして留めると共に、この冷却水を
上記プレートの流水孔を通し上方へ循環させ、また、異
物は斜面に当たり下部ノズル内側に流れ込むことから、
ほぼ全部の冷却水中の異物を上記下部ノズルにて捕捉す
ることが可能となる。
【００１０】
【実施例】以下、さらに添付図面を参照して、本発明の
実施例を説明する。図１（Ａ）は本発明実施例の下部ノ
ズルを示す斜視図、同図（Ｂ）は同図（Ａ）のＸ−Ｘ線
端面図であり、この下部ノズル（Ｎ）は、シンブル管を
固定する複数の穴（１）ならびに多数の流水孔（２）を
有する正方形のプレート（３）と、該プレート（３）の
コーナー部から垂下し、下部炉心板（４）との間に所定
の間隔を設けて上記プレート（３）を支持せしめる４本
の脚部（５）とを備えた基本的構成を有している。
実施例を説明する。図１（Ａ）は本発明実施例の下部ノ
ズルを示す斜視図、同図（Ｂ）は同図（Ａ）のＸ−Ｘ線
端面図であり、この下部ノズル（Ｎ）は、シンブル管を
固定する複数の穴（１）ならびに多数の流水孔（２）を
有する正方形のプレート（３）と、該プレート（３）の
コーナー部から垂下し、下部炉心板（４）との間に所定
の間隔を設けて上記プレート（３）を支持せしめる４本
の脚部（５）とを備えた基本的構成を有している。
【００１１】そして、本発明では、この下部ノズル
（Ｎ）において、図示の如く、上記プレート（３）の下
端から約２０ｍｍの高さ（Ｈ）を有して垂下し、かつ下
端面（８ａ）がプレート（３）の内側に向け約４５°
（θ）傾斜する凸条（８）を、上記プレート（３）の外
周部にとぎれなく周設せしめている（図中（６）は面取
りを示す）。この凸条（８）は、前記したように、約２
ｍｍ以上の高さを必要とし、また、図に示す傾斜した下
端面（８ａ）の高さ（この例では凸条の高さ（Ｈ））
は、約２０ｍｍ程度あれば、それ以上の高さものと同様
の作用をはたすことが可能である。
（Ｎ）において、図示の如く、上記プレート（３）の下
端から約２０ｍｍの高さ（Ｈ）を有して垂下し、かつ下
端面（８ａ）がプレート（３）の内側に向け約４５°
（θ）傾斜する凸条（８）を、上記プレート（３）の外
周部にとぎれなく周設せしめている（図中（６）は面取
りを示す）。この凸条（８）は、前記したように、約２
ｍｍ以上の高さを必要とし、また、図に示す傾斜した下
端面（８ａ）の高さ（この例では凸条の高さ（Ｈ））
は、約２０ｍｍ程度あれば、それ以上の高さものと同様
の作用をはたすことが可能である。
【００１２】＜実験例１＞上記に説明した本発明の下部
ノズル（Ｎ）と、従来の下部ノズル（Ｎ′）とを、夫々
図２，図３に示すように設置し、流水試験装置にて異物
の捕捉性能を比較した。なお、下部ノズル（Ｎ），
（Ｎ′）のプレート（３）の厚みは共に２０ｍｍ、従来
品の面取り（６）の幅は５ｍｍである。 図２に示すように、本発明の下部ノズル（Ｎ）を複
数、ギャップ幅0.9 ｍｍで隣接させて設置する一方、図
３に示すように、上記従来の下部ノズル（Ｎ′）も複
数、同じギャップ幅で隣接させて設置し、別々に上記流
水試験装置にて実験した。 冷却水の流速は、実炉を模擬して4.5 ｍ／ｓｅｃに
設定した。 ５ｍｍ×５ｍｍで厚さ0.5 ｍｍのステンレス鋼から
なる金属片で異物を模擬し、この金属片を下部ノズル間
の隙間（ギャップ）の延長線上で、プレート（３）下端
面から計測して約１００ｍｍの位置から、本発明品と従
来品とで夫々１００回ずつ流した。 その結果、従来品の下部ノズル（Ｎ′）では、約３０％
の金属片が下部ノズル間の隙間を通過したのに対し、上
記本発明の下部ノズル（Ｎ）においては、わずか約５％
が通過したのみであった。
ノズル（Ｎ）と、従来の下部ノズル（Ｎ′）とを、夫々
図２，図３に示すように設置し、流水試験装置にて異物
の捕捉性能を比較した。なお、下部ノズル（Ｎ），
（Ｎ′）のプレート（３）の厚みは共に２０ｍｍ、従来
品の面取り（６）の幅は５ｍｍである。 図２に示すように、本発明の下部ノズル（Ｎ）を複
数、ギャップ幅0.9 ｍｍで隣接させて設置する一方、図
３に示すように、上記従来の下部ノズル（Ｎ′）も複
数、同じギャップ幅で隣接させて設置し、別々に上記流
水試験装置にて実験した。 冷却水の流速は、実炉を模擬して4.5 ｍ／ｓｅｃに
設定した。 ５ｍｍ×５ｍｍで厚さ0.5 ｍｍのステンレス鋼から
なる金属片で異物を模擬し、この金属片を下部ノズル間
の隙間（ギャップ）の延長線上で、プレート（３）下端
面から計測して約１００ｍｍの位置から、本発明品と従
来品とで夫々１００回ずつ流した。 その結果、従来品の下部ノズル（Ｎ′）では、約３０％
の金属片が下部ノズル間の隙間を通過したのに対し、上
記本発明の下部ノズル（Ｎ）においては、わずか約５％
が通過したのみであった。
【００１３】＜実験例２＞図５に示すものは、本願出願
人が特願平４−１７９０６４号にて提案した下部ノズル
であり、プレート（３）の外周部下方に、高さ３０ｍ
ｍ、厚さ１０ｍｍの側板（Ｓ）を周設した構成を有して
いる（プレート厚みは２０ｍｍ）。他方、図４に示すも
のは、上記下部ノズルの側板（Ｓ）と同じ高さまで凸条
（８）を延設した本発明第２実施例の下部ノズルであ
り、凸条（８）の下端面の傾斜は先の実施例と同じ４５
°、また凸条（８）の厚みは１０ｍｍである（プレート
厚みは２０ｍｍ）。上記２種の下部ノズルを用い、実験
例１と同様の条件にて同様の実験を行った結果、図５に
示した前者で約２０％の金属片がノズル間の隙間を通過
したのに対し、図４に示した後者の本発明下部ノズルで
は、わずか約３％のみがノズル間の隙間を通ったにすぎ
ず、本発明の有効性が更に確認された。
人が特願平４−１７９０６４号にて提案した下部ノズル
であり、プレート（３）の外周部下方に、高さ３０ｍ
ｍ、厚さ１０ｍｍの側板（Ｓ）を周設した構成を有して
いる（プレート厚みは２０ｍｍ）。他方、図４に示すも
のは、上記下部ノズルの側板（Ｓ）と同じ高さまで凸条
（８）を延設した本発明第２実施例の下部ノズルであ
り、凸条（８）の下端面の傾斜は先の実施例と同じ４５
°、また凸条（８）の厚みは１０ｍｍである（プレート
厚みは２０ｍｍ）。上記２種の下部ノズルを用い、実験
例１と同様の条件にて同様の実験を行った結果、図５に
示した前者で約２０％の金属片がノズル間の隙間を通過
したのに対し、図４に示した後者の本発明下部ノズルで
は、わずか約３％のみがノズル間の隙間を通ったにすぎ
ず、本発明の有効性が更に確認された。
【００１４】以上、本発明の実施例を説明したが、上記
の如く凸条（８）を高く形成する場合は、これに異物捕
捉用のスリット等を設けることも好適であり、また、凸
条（８）の下端面（８ａ）に縦断面が円弧状に窪むアー
ルを設けることにより傾斜を形成することも可能であ
る。更に、上記下端面の傾斜角度は、約２０°〜６０°
の範囲が有効であり、凸条（８）の高さは約２ｍｍ以上
が有効である。
の如く凸条（８）を高く形成する場合は、これに異物捕
捉用のスリット等を設けることも好適であり、また、凸
条（８）の下端面（８ａ）に縦断面が円弧状に窪むアー
ルを設けることにより傾斜を形成することも可能であ
る。更に、上記下端面の傾斜角度は、約２０°〜６０°
の範囲が有効であり、凸条（８）の高さは約２ｍｍ以上
が有効である。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のＰＷＲ燃
料集合体の下部ノズルは、多数の流水孔を有するプレー
トを、脚部により下部炉心板との間に一定間隔を設けて
支持せしめた下部ノズルにおいて、上記プレートの下端
から所定の高さを有して垂下し、かつ下端面が、プレー
トの内側に向け約２０°〜６０°傾斜する凸条を、上記
プレートの外周部に周設せしめたものであり、ノズルの
プレート外周に所定の傾斜面を有する凸状を形成するこ
とにより、従来ノズルの脚部間を通り外部へ流出してい
た冷却水を、該ノズル内に振り分けるようにして留める
と共に、この冷却水を上記プレートの流水孔を通し上方
へ循環させ、また、異物を斜面に当てて下部ノズル内側
に流れ込ませることが可能で、ぼぼ全部の冷却水中の異
物を上記下部ノズルにて捕捉せしめるとの顕著な効果を
奏するものである。
料集合体の下部ノズルは、多数の流水孔を有するプレー
トを、脚部により下部炉心板との間に一定間隔を設けて
支持せしめた下部ノズルにおいて、上記プレートの下端
から所定の高さを有して垂下し、かつ下端面が、プレー
トの内側に向け約２０°〜６０°傾斜する凸条を、上記
プレートの外周部に周設せしめたものであり、ノズルの
プレート外周に所定の傾斜面を有する凸状を形成するこ
とにより、従来ノズルの脚部間を通り外部へ流出してい
た冷却水を、該ノズル内に振り分けるようにして留める
と共に、この冷却水を上記プレートの流水孔を通し上方
へ循環させ、また、異物を斜面に当てて下部ノズル内側
に流れ込ませることが可能で、ぼぼ全部の冷却水中の異
物を上記下部ノズルにて捕捉せしめるとの顕著な効果を
奏するものである。
【図１】（Ａ）本発明実施例の下部ノズルを示す斜視図
である。 （Ｂ）図１（Ａ）のＸ−Ｘ線端面図である。
である。 （Ｂ）図１（Ａ）のＸ−Ｘ線端面図である。
【図２】流水試験装置にて試験した際の本発明実施例の
作用を示す説明図である。
作用を示す説明図である。
【図３】同、従来例の作用を示す説明図である。
【図４】本発明第２実施例の下部ノズルの中央部付近縦
断面端面図である。
断面端面図である。
【図５】本願出願人による比較例の下部ノズルの中央部
付近縦断面端面図である。
付近縦断面端面図である。
【図６】下部炉心板流水孔と下部ノズルの位置関係を示
す説明図である。
す説明図である。
【図７】従来の下部ノズルを示す斜視図である。
（１） シンブル管用穴 （２） 下部ノズル流水孔 （３） プレート （４） 下部炉心板 （５） 脚部 （６） 面取り （７） 炉心板流水孔 （８） 凸条
Claims (1)
- 【請求項１】 多数の流水孔を有するプレートと、該プ
レートから垂下し、下部炉心板との間に一定の間隔を設
けて上記プレートを支持せしめる複数の脚部とを備えた
燃料集合体の下部ノズルにおいて、上記プレートの下端
から所定の高さを有して垂下し、かつ下端面が、プレー
トの内側に向け約２０°〜６０°傾斜する凸条を、上記
プレートの外周部に周設せしめたことを特徴とするＰＷ
Ｒ燃料集合体の下部ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4262897A JPH0682583A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | Ｐｗｒ燃料集合体の下部ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4262897A JPH0682583A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | Ｐｗｒ燃料集合体の下部ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0682583A true JPH0682583A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17382139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4262897A Withdrawn JPH0682583A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | Ｐｗｒ燃料集合体の下部ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682583A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5711413A (en) * | 1995-12-22 | 1998-01-27 | Ando Electric Co., Ltd. | Flat type IC conveyor |
| US5800205A (en) * | 1995-02-28 | 1998-09-01 | Ando Electrical Co., Ltd. | Contact mechanism for IC testing |
| EP0985233A1 (en) | 1997-05-30 | 2000-03-15 | Interuniversitair Micro-Elektronica Centrum Vzw | Solar cell and process of manufacturing the same |
| JP2014506172A (ja) * | 2010-12-28 | 2014-03-13 | スタムフォード・ディバイセズ・リミテッド | 光画成有孔プレートおよびそれを生産する方法 |
| US20220215971A1 (en) * | 2019-05-23 | 2022-07-07 | Westinghouse Electric Company Llc | Debris filtering skirt arrangement for nuclear fuel assembly bottom nozzle and bottom nozzle including same |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4262897A patent/JPH0682583A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US11389601B2 (en) | 2010-12-28 | 2022-07-19 | Stamford Devices Limited | Photodefined aperture plate and method for producing the same |
| US11905615B2 (en) | 2010-12-28 | 2024-02-20 | Stamford Devices Limited | Photodefined aperture plate and method for producing the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |