JPH0682287U - バルコニーの床構造 - Google Patents

バルコニーの床構造

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JPH0682287U
JPH0682287U JP2896293U JP2896293U JPH0682287U JP H0682287 U JPH0682287 U JP H0682287U JP 2896293 U JP2896293 U JP 2896293U JP 2896293 U JP2896293 U JP 2896293U JP H0682287 U JPH0682287 U JP H0682287U
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JP
Japan
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floor
balcony
ceiling
shutter
eaves ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP2896293U
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English (en)
Inventor
隆久 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルコニーの下方の日照を確保することがで
きるようにする。 【構成】 二階の壁パネル30の外側に床部10が形成
され、かつ床部10の下方には軒天井20が設けられる
バルコニーの床構造であって、床部10と軒天井20を
それぞれ、透光性を有する材料で形成すると共に、軒天
井20と床部10との間には、軒天井20の下方を照ら
すための照明器具21を設置する。また軒天井20の上
方でかつ床部10の下方には、床部10からの光を調整
するためのシャッター16を設ける。このことによっ
て、バルコニーの下方の日照を確保することができ、か
つシャッター16でその光量を調整することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建物の外側に設置されるバルコニーの床構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば建物の二階の外側に設置されるバルコニーにおいては、二階の壁 パネルの開口部分の外側に例えばスノコ状の床部が設けられ、床部の下方には軒 天井が貼られていた。また軒天井には、その下方、すなわち一階の壁パネルの開 口部分の外側を照らすための照明器具が取り付けられていた。 従って、このようなバルコニーを設置した場合には、バルコニーの下方となる 一階の壁パネルの開口部分の外側を有効に活用できるという利点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記したバルコニーにおいては、床部及び軒天井の形成材料として 木材等の透光性を有しない不透明な材料が用いられていたため、床部や軒天井で 日が遮られてバルコニーの下方が陰になってしまい、バルコニーの下方の空間及 び一階の部屋が暗くなるという課題があった。 本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、バルコニーの下方の日照を確 保することができるバルコニーの床構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、上階の壁パネルの外側に床部が形成され 、かつ該床部の下方には軒天井が設けられるバルコニーの床構造であって、前記 床部と前記軒天井はそれぞれ、透光性を有する材料で形成されていると共に、前 記軒天井と前記床部との間には、前記軒天井の下方を照らすための照明器具が設 置されているようにしたものである。 また、上記バルコニーの床構造において、前記軒天井の上方でかつ前記床部の 下方には、該床部からの光を調整するためのシャッターが設けられているように したものである。
【0005】
【作用】
本考案によれば、床部とその下方の軒天井がいずれも透光性を有する材料で形 成されているので、前記床部から光が入射し、入射した光はさらに前記軒天井を 通過してバルコニーの下方の空間に入る。その結果、該空間及び下階の部屋が明 るくなる。 また前記床部と前記軒天井との間に照明器具が設置されているので、夜間にお いてバルコニーの下方の空間を明るくすることが可能となる。
【0006】 また、前記床部の下方でかつ前記軒天井の上方にはシャッターが設けられてい る場合には、必要に応じて該シャッターを閉じると、前記床部から入射した光は 前記シャッターで遮られて、光は前記軒天井に入射しない。その結果、バルコニ ーの下方が日陰となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係るバルコニーの床構造の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案のバルコニーの床構造の一例を示した概略断面図である。 図中10はガラスブロック等の透光性を有する材料でスノコ状に形成された床 部であり、床部10は例えば二階の壁パネル30の外側に、受け金物11によっ て屋外に張り出した状態で設けられている。
【0008】 すなわち受け金物11は、壁パネル30の外側に固着される固定板12と、固 定板12から略直角に延出された床部用支持板13と、その支持板13の先端に 形成された断面略鉤状の樋用保持板14とからなっており、このような受け金物 11が複数、バルコニーの床部10の設置位置に対応する壁パネル30の外側に 所定間隔で取り付けられている。そして、床部10はこの受け金物11の支持板 13上に載置されることにより、壁パネル30の外側に張り出した状態で設けら れている。 なお、保持板14には樋15が嵌め込まれて取り付けられている。
【0009】 上記受け金物11の支持板13の下方には、床部10からの光を調整するため のシャッター16が設けられている。 このシャッター16は、例えば軸17を中心にして回動する長尺な羽根板18 が、床部10の長さ方向と略直交する方向に所定間隔で複数取り付けられてなる もので、各羽根板18は床部10の長さ方向に沿って互いに略平行に配置された 状態となっている。
【0010】 また各羽根板18の各軸17は接続部材19にて接続されており、接続部材1 9の一端には、二階あるいは一階の部屋内、又は屋外に設けられた操作レバー( 図示せず)が取り付けられている。そして操作レバーを操作することによって、 接続部材19を介して各軸17が一斉に略90°回動し、その回動に伴って各羽 根板18が一斉に略垂直状態から略水平状態に、あるいは略水平状態から略垂直 状態に略90°回動するようになっている。 なお、シャッター16の各羽根板18が略水平状態となった場合には、各羽根 板18は殆ど隙間なく略直線状に配置される。
【0011】 一方、シャッター16の下方、つまり床部10の下方には、アクリルやポリカ ーボネート等の透光性を有する材料で形成された軒天井20が貼られており、例 えば軒天井20の長さ方向と略直交する方向の略中心位置には、軒天井20の長 さ方向に所定間隔で軒天井20の下方を照らすための照明器具21の保持具22 が設置されている。 保持具22は例えば断面略門型をなし、かつ下端周縁にフランジ22aが形成 されてなるもので、保持具22はそのフランジ22aが軒天井20の外側に係着 された状態で軒天井20に設置されている。そして、保持具22内の上部には照 明器具21の電球23が取り付けられている。
【0012】 つまり、床部10と床部10の下方に貼られた軒天井20との間には、軒天井 20の長さ方向に所定間隔で照明器具21が設置された状態となっている。 さらに床部10と軒天井20の壁パネル30と反対側の端部には、バルコニー の手摺24が立設されている。
【0013】 本実施例のバルコニーの床構造においては、床部10とその下方の軒天井20 がいずれも透光性を有する材料で形成されており、かつ床部10の下方でかつ軒 天井20の上方にはシャッター16が設けられているので、床部10から光が入 射し、入射した光は、シャッター16の羽根板18が略垂直状態となっている場 合には、シャッター16部分をそのまま通過してさらに軒天井20を通過する。 従って、バルコニーの下方の空間となる一階の壁パネル31の開口部分の外側 の空間と、一階の部屋に光を採り入れることができ、冬等においては特にその空 間及び一階の部屋が明るくなる。
【0014】 またシャッター16の羽根板18が略水平状態となっている場合には、床部1 0から入射した光はシャッター16の羽根板18で遮られて、光は軒天井20に 入射しない。 従って、バルコニーの床部10及び軒天井20が一階の壁パネル31の開口部 分の外側の空間と一階の部屋の日除けの役割を果たすこととなる。
【0015】 さらに本実施例においては、床部10と軒天井20との間に照明器具21が設 置されているので、夜間においてバルコニーの下方の一階の壁パネル31の開口 部分の外側の空間を明るくすることができ、その空間を常時有効に活用すること ができることとなる。 なお、本実施例ではバルコニーを二階の壁パネル30の外側に設置した場合に ついて述べたが、これに限定されないのは言うまでもない。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のバルコニーの床構造によれば、床部と軒天井とを 通して採光することができるので、バルコニーの下方の空間となる下階の壁パネ ルの開口部分の外側の空間と下階の部屋の日照を確保することができる。従って 、その空間及び下階の部屋を明るくすることができ、冬等においては特に有効と なものとなる。 また前記床部と前記軒天井との間に照明器具が設置されているので、夜間にお いてバルコニーの下方の下階の壁パネルの開口部分の外側の空間を明るくするこ とができ、その空間を常時有効に活用することができることとなる。
【0017】 さらに、前記床部の下方でかつ軒天井の上方にシャッターを設けた場合には、 必要に応じてシャッターを閉じることにより、前記床部から入射した光を遮断す ることができるので、前記バルコニーの下方の空間となる下階の壁パネルの開口 部分の外側の空間と下階の部屋の日除けとすることもできる。従って、夏等にお いて強い日射を避けたい場合にも非常に有効なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のバルコニーの床構造を示した概略断
面図である。
【符号の説明】
10 床部 16 シャッター 20 軒天井 21 照明器具 30 壁パネル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上階の壁パネルの外側に床部が設けら
    れ、かつ該床部の下方には軒天井が貼られてなるバルコ
    ニーの床構造であって、 前記床部と前記軒天井はそれぞれ、透光性を有する材料
    で形成されていると共に、 前記軒天井と前記床部との間には、前記軒天井の下方を
    照らすための照明器具が設置されていることを特徴とす
    るバルコニーの床構造。
  2. 【請求項2】 前記軒天井の上方でかつ前記床部の下方
    には、該床部からの光を調整するためのシャッターが設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のバルコニ
    ーの床構造。
JP2896293U 1993-05-06 1993-05-06 バルコニーの床構造 Pending JPH0682287U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2896293U JPH0682287U (ja) 1993-05-06 1993-05-06 バルコニーの床構造

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JPH0682287U true JPH0682287U (ja) 1994-11-25

Family

ID=12263047

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JP2896293U Pending JPH0682287U (ja) 1993-05-06 1993-05-06 バルコニーの床構造

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JP (1) JPH0682287U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160641A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 建物外面構造および物品固定装置

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