JPH0682236A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH0682236A
JPH0682236A JP5130457A JP13045793A JPH0682236A JP H0682236 A JPH0682236 A JP H0682236A JP 5130457 A JP5130457 A JP 5130457A JP 13045793 A JP13045793 A JP 13045793A JP H0682236 A JPH0682236 A JP H0682236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixels
current pixel
background
image
earth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5130457A
Other languages
English (en)
Inventor
Raoul Florent
フロラン ラウル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JPH0682236A publication Critical patent/JPH0682236A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C15/00Surveying instruments or accessories not provided for in groups G01C1/00 - G01C13/00
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/12Edge-based segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/194Segmentation; Edge detection involving foreground-background segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/60Analysis of geometric attributes
    • G06T7/66Analysis of geometric attributes of image moments or centre of gravity
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10032Satellite or aerial image; Remote sensing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30181Earth observation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人工衛星を正確に位置決めするために、地球
輪郭面の輪郭を正確に求める画像処理装置を提供する。 【構成】 各々がグレイスケール値を有するマトリツク
ス系の画素から成る画像における背景と対象物との境界
に位置する抽出画素の座標を供給する輪郭抽出タイプの
画像処理装置で、各抽出画素は、前記境界と交差する直
線上の各画素に対して計算した基準Cが最大となるグレ
イレベル値の画素であり、その計算は複数のチェーン
1,2,----n間に配列した線形フィルタリング手段F
L1,FL2,----により行い、これらのフィルタリン
グ手段は対象物に対する求心方向のグレイレベル値の増
加を測定したり、遠心方向のグレイレベル値の均一性や
増加を測定する。前記計算はフィルタリング手段の各結
果をルック−アップテーブル手段(LUT1,LUT2
----) に供給し、これらのルック−アップテーブル手段
からの測度を加算手段(ADD)に供給することによっ
ても行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はほぼ均一な背景における
対象物を表すと共に基準マトリックス系における座標に
より局所化され、各々が輝度値を有する画素から成る画
像における背景と対象物との境界に位置する抽出画素の
座標値を供給するための輪郭抽出器タイプの画像処理装
置に関するものである。
【0002】本発明は特に、宇宙船から見られるような
地球輪郭面の輪郭抽出用抽出器、地球輪郭面の中心識別
器及び宇宙船と地球の中心を結ぶ軸線に対して宇宙船を
方向付けるための手段とを具えている宇宙船搭載用地球
センサに関するものである。
【0003】本発明は送/受信アンテナを整列させて、
地球の或る領域から他の領域への人工衛星を介しての情
報伝送を改善するために衛星と地球の中心との間の軸線
に対して人工衛星を方向付けることのできる地球センサ
の構成に対する電気通信分野に用いられる。
【0004】
【従来の技術】地球の地平線検出器は欧州特許EP40
5678A1から既知である。この従来装置は地球の像
における地球と宇宙空間との境界の検出に光電性電荷結
合転送デバイス(CCD)を利用している。このCCD
は地球を取り巻く大気によって拡散される太陽光の内の
近赤外から紫外光までの範囲内の可視光を利用する。こ
のために、光電性電荷結合デバイスを基本検出器の二次
元マトリックスに配置している。読出手段は地球と宇宙
空間の境界に対応する位置の基本検出器の座標を求め、
その後計算手段により基本マトリックス系における地球
の中心位置を導出する。
【0005】従って、既知の集束光学系を用い、地球の
像又はそのハローを、規則的な行列パターンに配置され
る極めて多数の基本検出器から成る光電性電荷結合デバ
イス(CCD)のマトリックス上に形成する。このマト
リックスは1行づつ読み出される。
【0006】マトリックスの出力レジスタからの信号は
2つのしきい値を含んでいる比較回路により分析され
る。比較回路は対応する信号が前記2つのしきい値間に
位置する場合にだけ所定の光電素子の座標を保有するた
め、地球と宇宙空間との境界を検出し、従ってこれらの
しきい値によって地球の輪郭を得ることができる。
【0007】地球と宇宙空間の境界の点の座標をメモリ
に記憶させた後に、こうした境界点をできるだけ通って
延在する円の中心の座標を求めるために前記境界点の座
標を最小自乗法にて処理する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】人工衛星は地球上の信
号を受信して、送信するのに用いられるため、人工衛星
の位置決めは重要な問題である。従って、人工衛星はそ
れ自体を地球上のアンテナに対して高精度に整列させる
ことができるようにする必要がある。斯かる精度を高く
すればする程、地球上のアンテナによる受信が一層強力
となる。
【0009】本発明が先ずめざすことは地球輪郭面の輪
郭抽出器の精度を向上させることにある。これは本発明
による装置を用いる場合に、地球センサにて地上1乃至
数キロメートルの精度を達成することにある。この精度
は度合いで表される。そこで、本発明の目的は地球の中
心を100分の数度、例えば100分の1〜5度の精度
で求めて、衛星と地球の中心との間の軸線の位置を同じ
精度で求めることができる地球センサを提供することに
ある。
【0010】本発明の他の目的は実時間で作動する抽出
器を提供することにある。実際のところ、地球センサに
対する他の規格は、そのセンサが地球の中心座標に関す
る測定値を供給し得る周波数又は測度に関するものであ
る。従って本発明の目的は規則的な短い時間間隔で地球
の中心の座標の測定値を供給し得る地球センサを提供す
ることにある。
【0011】本発明の他の目的は実施するのが容易で、
しかも信頼できる結果を供給し得る輪郭抽出器を提供す
ることにある。例えば地球センサに対する他の規格はハ
ードウェアの実現に関するものである。斯様な抽出器は
人工衛星に搭載するのに好適な物理的な素子、即ち大き
くなくて、極めて信頼できる素子で実現する必要があ
る。
【0012】地球センサに対するさらに他の規格は水平
線センサを作動させる波長範囲に関するものである。従
来の水平線センサは可視領域内で作動する光電性の電荷
結合デバイスのマトリックスを具えている。これは赤外
領域で作動するデバイスよりも有利である。実際上、赤
外波長領域で作動するマトリックスを実現できず、画素
が調査すべき全画像を走査するように機械的な手段を付
加する1個又は数個の画素を有するセンサしか実現でき
ない。このように、1個又は数個の画素を有するセンサ
によって像を走査する機械的な手段は特に重量が重く、
しかも複雑なため、人工衛星用にはあまり好適でない。
従って、本発明の目的は可視波長領域内で作動し、しか
も光電素子、例えば電荷結合デバイスタイプのマトリッ
クスを具えている抽出器を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、例えば地球センサの
場合に、均一な背景における対象物の位置に関する予備
知識を考慮する抽出器を提供することにある。要する
に、本発明による抽出器は精度、速度及び小形化並びに
ハードウェアの実現性に対して課せられる規格に適うよ
うにする必要がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はほぼ均一な背景
における対象物を表すと共に基準マトリックス系におけ
る座標により局所化され、各々が輝度値を有する画素か
ら成る画像における背景と対象物との境界に位置する抽
出画素の座標値を供給するための輪郭抽出器タイプの画
像処理装置において、当該画像処理装置が: −処理すべき像を走査し、背景と対象物との境界に交差
する複数の処理ラインを規定する手段と; −各処理ラインの各現画素に対し、該現画素の関数であ
る基準Cを推定する手段と; −各処理ラインに対する前記基準Cの最大値を求める手
段、全ての処理ラインに対する最大値に対応し、抽出画
素とみなせる画素を選択する手段及びこれらの選択画素
の座標を記憶する手段と;を具え、前記画像処理装置が
前記基準Cを推定する手段として: −各々が各現画素にそれぞれ関連する組を成す画素の様
々な輝度値に対応する測度を計算する手段を有し、且つ
前記各組が現画素と同じ処理ライン上にこの現画素から
対象物の方へと、又は処理すべき画像の背景の方へと規
則的に配列されている所定数の隣接画素で構成される処
理チェーンと; −前記基準Cの最大値を求める手段に供給する前記様々
な輝度値に対応する測度の和を計算する加算手段;も具
えていることを特徴とする。
【0015】
【実施例】図1は地球の地平線検出器100を線図的に
示したものであり、これは光学集束系110を具え、こ
の集束系は地球の像120及びそのハローを検出器10
0の焦平面Fに形成するために少なくとも1個の対物レ
ンズを含み、しかも地球によって反射され、且つ地球を
取り巻く大気によって拡散される太陽光を集束する働き
をする。
【0016】光学フィルタ(図示せず)は検出器が受光
した光をほぼ0.3 〜1μmの範囲内に位置する可視領域
のスペクトル帯に制限することができる。
【0017】本発明による地球センサは、例えば斯様な
地球の地平線検出器を具えており、斯かるセンサは、こ
のセンサと地球の中心との間の軸線Dを求めて、前記セ
ンサを搭載している宇宙船を前記軸線Dに対して方位付
けることができるようにする働きをする。
【0018】図2は対物レンズの焦平面における地球の
中心0の像位置を光電素子のマトリックス130、例え
ばトンプソン−CSF社から市販されているマトリック
スTH786のような電荷結合デバイス(CCD)を利
用して調べる方法を示している。
【0019】マトリックス130は光電素子によって供
給される信号を1行づつ又は1列づつ順次出力レジスタ
131に転送することにより読み出される。マトリック
スの行は軸線x′xに平行に延在し、又列は軸線y′y
に平行に延在している。光学系の焦点Fは軸線z′z上
に位置させる。
【0020】出力レジスタ131の内容は、地球と宇宙
空間の境界に位置する図2に陰影を付して示してある光
電素子の座標値i,jを求めるために抽出手段200に
転送する。
【0021】従来の装置は各光電素子に対応する信号を
分析し、この対応信号が2つの識別しきい値の範囲内に
位置する場合に所定の光電素子の座標値i,jだけ保有
するようにしている。
【0022】不都合なことに、従来の装置は地球の輪郭
を抽出するだけでなく、地球の輪郭面の像内における大
陸の輪郭も抽出することにより、図7aに示すように地
球輪郭面の内部に対応する点が多数抽出されることにな
る。実際には図4に示すような地球輪郭面の原像を概略
的に示したものを調べれば明らかなように、地球輪郭面
DT内には、地球と宇宙空間の境界CTに似ており、従
って地球の外周と同じようにして通常の輪郭抽出器によ
り検出される極めて明白な変化が生ずる。さらに、従来
の装置を用いる場合には、一般に地球の外周の3/4し
か抽出することができない(図7aの左下)。これは残
りの1/4の部分は太陽による照射が不十分であるから
である。上記残りの1/4の部分を抽出するためには、
識別しきい値を下げる必要があるが、そうすると地球輪
郭面の内部に関連する不所望な情報まで過剰に抽出され
ることになり、その結果を利用できなくなる。さらに前
記しきい値の調整は精巧なものとする必要があり、この
調整によって抽出特性を高度に求めるのは困難である。
【0023】本発明は、地球輪郭面DTの外周に位置す
るこの輪郭面の像の点P(i,j)の座標値i,jを供
給するような地球センサに使用するのが好適な輪郭抽出
器を提供し、この抽出器は地球輪郭面内に位置する点に
関連するほぼ全ての情報を除去し得ると共に、従来の装
置では得られなかった前記外周に関する情報を有利に提
供することもできる。図7bは本発明による抽出器によ
って得られた結果の例を示す。これから明らかなよう
に、本発明による抽出器を用いることにより、図7aに
示した場合におけるような僅か3/4の外周でなく、地
球輪郭面DTの全周が抽出器される。
【0024】本発明による抽出器は精度、速度、信頼性
及びコンパクト性に対する前記条件も満足する。さらに
本発明による抽出器は図3に線図にて示したアルゴリズ
ムに従ってリンクされる様々な機能を履行する。
【0025】抽出器の出力に得られる結果は識別装置の
入力に供給され、この識別装置により得られる結果は従
来のものに比べて改善される。概して、本発明は、ほぼ
均一な背景における対象物を表すと共に基準マトリック
ス系における座標により局所化され、各々が輝度値を有
する画素によって形成される画像における背景と対象物
との境界に位置する抽出画素の座標を導出するための輪
郭抽出器タイプの画像処理装置に関するものである。
【0026】以下に述べる実施例では画素の輝度値をグ
レイスケールに配分する。
【0027】本発明による抽出器(抽出装置)は図2に
示した光電素子のマトリックスによって得られるよう
な、図4に概略的に示してある像の全ての画素を処理す
る。図4では暗い領域が暗くなればなる程、即ちグレイ
レベルが低くなるにつれて陰影を密にして示してある。
図4は4つのグレイレベルに単純化してある。しかし、
実際にはもっと多数のグレイレベルを有している像を扱
う。
【0028】抽出作業は簡単で、有効で、しかも速いも
のとする必要がある。抽出がめざす点の数は少なくし、
この場合の抽出の目的は特に宇宙空間ESか、地球輪郭
面DTの内部のいずれかに対応する画素を除く全ての画
素の指示値を供給することにある。
【0029】抽出後の識別は抽出処理に大いに左右さ
れ、無関係の点、即ち外周CTに関係ない点が抽出器の
結果に多く含まれるにつれて、こうした結果に基づいて
地球の中心0の座標を提供するのが一層困難で、厄介
で、しかも識別精度も劣ることになる。従って抽出の目
的は一方では、地球のまわりの宇宙空間ES及び地球輪
郭面DTの内部から派生する無関係の妨害情報を除去す
ることにある。
【0030】宇宙空間における妨害情報は特に太陽から
派生し、太陽は時間によっては地球の外周に近付き、マ
トリックスのクリヤ方向並びに列の上方と下方の2方向
における光電素子を飽和することがある。又、月LU
や、他の天体も妨害情報を発生したりする。
【0031】地球輪郭面DT内の妨害情報は島や大陸か
ら生じ、又大気の妨害や、海洋と大陸との境目や、海洋
と雲の境目や、大陸と雲の境目も、多数の異なるグレイ
レベルを含む図4に示した原像から明らかなように妨害
情報を大いに発生する。
【0032】本発明の目的、即ち地球の中心0の座標、
o , yo を決めるためには、地球輪郭面DTの外周に
関連するデータ以外の全てのデータを除去することが肝
要である。従って、先ずは信号対雑音比を従来の抽出器
に比べて改善すべきである。なお、雑音とは地球輪郭面
の外周以外で検出される点に相当するものであり、又信
号とは地球輪郭面の外周CT上の点に対応するものであ
るとする。
【0033】搭載装置のコンパクト化を必要とする上述
した条件を満足するように簡単化するために、図2の画
素マトリックスを行単位又は列単位で考慮し、行及び列
を同時に考慮しないように動作する抽出器も提案する。
【0034】従って、このような装置は行及び列に同時
に作用する二次元フィルタを必要とせず、後述するよう
に極めて簡単に且つ極めて有効に動作する。
【0035】更に、像をマトリックスの行及び列に平行
な直線に沿って処理するのが有効である。
【0036】本発明輪郭抽出器は、図5に地球輪郭面D
Pに対し示す方向に従って図2に示すマトリックスのデ
ータを行ごとにX′−Xに平行に左から右へ、次いで
Y′−Yに平行に右から左へ処理し、次に列ごとにZ′
−Zに平行に下から上へ、次いでT′−Tに平行に上か
ら下へ処理する。
【0037】ここでは、行のデータ処理中に実行すべき
処理、即ちマトリックスの水平方向の画素に対応する信
号の、図5の軸Y′−Yに平行に右から左への処理(図
6a)について説明する。
【0038】この説明は図5及び図6b,6c,6dに
示す他の3つの軸、即ちX′−X,T′−T,Z′−Z
に対し実行すべき処理に拡張することができる点に注意
されたい。
【0039】図5に示すように軸Y′−Y上に位置する
画素を連続的に、即ち宇宙空間から地球輪郭面の中心部
に向かって右から左へ水平方向に考察すると、点Aで地
球輪郭面DTの像に入り、最初に宇宙空間ESに対応す
る第1画素AD が、次いで地球TRの輪郭CTに対応す
る画素Aが、次に地球輪郭面DT内の画素AGが存在す
る。
【0040】従って、図6aにおいては、所要信号、即
ち地球信号は地球輪郭面の像の右側輪郭CTD の点Aで
検出される必要がある。この信号には如何なる大気モデ
ルも考慮してないが、これは説明を簡単とするためであ
り、大気に対応する信号は極めて変化し易いからであ
る。しかし、地球の右側輪郭の左側、例えば点AG にお
いては水平行Y′−Yの画素の信号強度が地球輪郭面D
T内を点AからAG へ進につれて急に大きくなる。信号
をグレイレベルで考慮すると、グレイレベルの大きな傾
きP(又は信号の導関数)が検出される。
【0041】しかし、輪郭上の点Aの右側では画素AD
は宇宙暗黒に対応し、説明を簡単とするために一次であ
るとみなせる雑音のみを考察する。本発明で宇宙暗黒に
対応する雑音を平均値Mで表わす。従って、輪郭に対応
する画素の右側の画素AD は平均して弱い信号を発生す
る。
【0042】こうして、一行の各画素の信号を右から左
へ水平方向に分析し、計算手段を用いて、所定の画素の
右方向(宇宙空間の方向)の信号の平均値M及び同じ画
素の左方向(地球輪郭面の中心方向)の信号の傾きPを
考慮する。地球輪郭面DTの右側輪郭CTに正確に対応
する画素は右側の平均値MP 及び左側の傾きPG を考慮
した基準Cが最大になる画素Aであるものとみなせる。
【0043】Y′−Yに平行な水平行内の、地球輪郭面
の右縁CTD に対応する画素に対しては右側の平均値M
D は小さく、左側の傾きPG は大きい。
【0044】これら2つの特徴を考慮に入れた基準の最
大値に対応する信号が決定されるため、この最大値に対
応する画素、即ち抽出点Aは地球輪郭面の右縁CTD
対しこの水平行においてただ一つになる。図6a〜6d
において、各方向に処理される各行及び各列に対し、一
つの抽出点が得られる。処理する行及び列の数を決めれ
ば、いくつの抽出点が得られるか予め知ることができ
る。これは、任意の数の抽出点を得る既知の抽出器によ
り得られる結果と全く相違するところであり、これは、
既知の抽出器では2つのしきい値間の全ての点を抽出
し、これらの点の数が各しきい値の関数として大きく変
化するためである。
【0045】本発明装置で実行される方法によれば、図
6aでは MD =Y′−Yに平行な軸上の所定の画素の右側の信号
の平均値; PG =この所定の画素の左側の信号の傾き(導関数);
を計算する。
【0046】図6aに示す地球輪郭面の輪郭の右縁CT
D に正確に対応する画素に対する判定基準を得るため
に、例えばデータMD 及びPG の一次結合を用いること
ができる。これらデータの幾何結合を用いることもでき
る。実現可能な一次結合は基準; C1 =aPG 〔p〕−bMD 〔m〕 (1) で表わされ、ここでa及びbはこの一次結合の係数であ
り(これら係数は“比例”係数と称す)、PG 〔p〕は
上に定義した左側の傾きであり、次元pを有する数学フ
ィルタベースにより測定されたものであり、MD 〔m〕
は上に定義した右側の平均値であり、次元mを有する数
学フィルタベースにより測定されたものである。実現可
能な幾何結合は基準; Gg =PG 〔p〕a /MD 〔m〕b (2) で表される。この基準は所定の累乗に増大された2つの
量の比で形成される。2つの基準C1 及びCG を単一の
式に縮小することができる。その理由は、選択した基準
の最大値のみを保持する必要がある場合には、提案した
両基準のうちの任意の単調関数は関連する技術的問題を
解くのに等しく有効な他方の基準を生ずるためである。
【0047】上記幾何結合の対数に基づく基準を選択す
るのが好ましく、この基準は式; C=aLog PG 〔P〕−bLog MD 〔m〕 (3) で表わされる。
【0048】斯くすると、対数は単調関数であるため、
上に定義した条件に完全に一致する基準が得られる。基
準Cに対し与えられたこの式は、2つの先に提案した基
準を実際には単一の基準; C=f( PG 〔p〕−kf(MD 〔m〕) (4) として表わせることを示す。
【0049】この式において、関数fは単一量に適用さ
れるスカラ関数である。一例ではこれらの関数は符号化
テーブル(又はLUT=ルック−アップテーブル)を用
いて実施することができる。
【0050】従って、幾何結合を実現するためには関数
fを対数関数に対応するルック−アップテーブルを用い
て実施する。一次結合を実現するためには関数fを関連
関数に対応するルック−アップテーブルを用いて実施す
る。いずれにせよ、斯る後にこれら2つの関数の一次結
合を実現することができる。
【0051】このような提案の基準Cは特に魅力的な式
を構成する。その理由はこのユニークな式を用いること
により数種の“比例”を可とする極めて一般的な式が得
られるためである。
【0052】ここで、平均値及び傾きを計算するベース
〔p〕及び〔m〕につい説明する。“フィルタベース”
とは導関数(傾き)又は平均値を求めるのに使用される
次元、即ち画素の数を意味するものと理解されたい。
【0053】図6aにおいて、関連する各画素の左側に
関連する信号の傾きの計算に用いる数学的フィルタの特
性の決定において生ずる問題について最初に検討する。
所定の行Y′−Y内の地球輪郭面の縁に対応する画素の
位置についていくつかの場合が起り得る。
【0054】第1に、地球輪郭面のこの縁CTD が海の
上にある場合には、画素が右から左へ考察されるので、
グレイレベルの傾きは大気のために最初増大し、次いで
海域の黒レベル又は極めて低いグレイレベルのために小
さな傾きが左方向に生じ、これは大きなベース又は大き
な次元を有する数学的フィルタを選択した場合には誤り
を示す。これがため、小ベース又は小次元〔p〕を有す
る数学的フィルタを選択するのが好ましい。
【0055】次に、各画素の右側に関連する信号の平均
値の計算に用いる数学的フィルタの特性の決定において
生ずる問題について検討する。いくつかの場合が起り得
る。地球輪郭面の輪郭CTD に対応する画素Aの右側に
は宇宙暗黒ESがあるので右側の信号の平均値MD は大
きなベース〔m〕を有するフィルタによっても小さなベ
ース〔m〕を有するフィルタによっても決定することが
できるはずである。
【0056】しかし、試験の結果、このようにどちらで
もよいことは存在しないことが証明された。実際上、大
きなベースを有するフィルタにより計算を行うと、専門
家が好検出と称すること、即ち極めて大きく、極めて暗
い領域は存在しないと考えられる地球輪郭面内には何の
抽出点も得られないということが得られる。しかし、極
めて大きなベースのために多数の点(例えば50画素)
に対して平均値が形成され、その結果宇宙空間−地球境
界部の先端に対応する信号がマクスされやすい。
【0057】これがため、サーチされた境界に関連する
信号の影響が認識される前に地球輪郭面の内部方向への
数画素分のシフトを予め行なわせることができる。この
場合地球輪郭面の縁の不良位置決定は平均値の計算に大
きなベースを使用することにより生ずる。
【0058】これがため、平均値の計算のために大きな
ベースを有するフィルタを使用することは好検出と不良
位置決定を生ずる。これを、平均値の計算に大きなベー
スを用いる場合においてY′−Y(図6a)及びX′−
X(図6b)に平行な行の走査中に抽出された地球の左
縁及び右縁の画素を示す図8bにより説明する。図8b
は、式(4) に従う基準を用い、30画素の大きなベース
に対する単一平均値のみを形成して地球輪郭面の左縁及
び右縁に対し抽出された点を示す。図8bから明らかな
ように、いくつかの点は極めて明瞭であるが輪郭面の輪
郭上に位置しない。これらの点は実際上好適に検出され
たが不良位置決定された輪郭の点である。
【0059】逆に、小さいベース、例えば3画素の数学
的フィルタを平均値の計算に使用する場合には、3画素
の各々に関する信号が極めて大きな意味をもつ。所望の
低い平均値を得るためには各画素の信号が低いグレイレ
ベルを有する必要がある。これがため、この場合には地
球の縁の位置決定は良好になる。しかし、地球輪郭面内
において海−陸境界部又は雲−海境界部がこのような小
ベース時に低い平均値を発生し得る。これを、平均値の
計算に小ベースを用いた場合においてY′−Y及びX′
−Xに平行な行の走査中に抽出された地球の左縁及び右
縁の画素を示す図8aに示す。図8aは式(4) に従う基
準を用い、2画素の小ベースで単一平均値のみを形成し
て地球輪郭面の右縁及び左縁に関し抽出された点を示
す。図8aから明らかなように、この場合には輪郭のい
くつかの点が失なわれ、これは輪郭面内において基準の
最大値が検出されるためである。
【0060】図4以外の図、即ち図6,7,8及び9で
はこれらの図を簡単にするために検出画素を白背景上に
黒で示してある。このため、黒とすべき地球輪郭面の内
部及び宇宙空間を白で示してある。
【0061】これまで提案した基準は次のようなジレン
マをこうむる。即ち、大ベースでの平均値の形成は好検
出及び不良位置決定を提供し、低ベースでの平均値の形
成は不良検出及び好位置決定を提供する。
【0062】これがため、本発明の目的は、地球輪郭面
の縁の良位置決定とこの縁の良検出を同時に得ることに
ある。
【0063】本発明では、この問題を解決するために、
最初に平均値の計算を小ベースで実行し、次いでその結
果を大ベースでの平均値の計算により重み付けする。
【0064】この場合選択した基準Cの式(4) は C=f(PG 〔p〕)−ki f (MD 〔m1〕)−k2f(MD 〔m2〕) (5) になる。
【0065】従って、本発明によれば、左側の傾きPG
の単一計算を小ベース〔p〕、即ち数画素(例えば1〜
5)で実行し、斯る後に右側の平均値MD について2つ
の計算を実行し、一方の計算は数画素(例えば1〜5)
の小ベース〔m1 〕で実行し、他方の計算は10〜数1
0画素(例えば20画素)の大ベース〔m2 〕で実行す
る。
【0066】式(5) に従う基準Cにより得られる結果は
極めて良好である。検出と位置決定との折喪を示すため
に、図8a及び8bと比較して図8cに、上述した2つ
の平均値計算を実行した場合においてX′−X及びY′
−Yに平行な簡単な水平走査により得られた結果を示
す。
【0067】図8cは式(5) に従う基準を用いて得られ
た結果を示し、地球輪郭面の輪郭に関する点が良好に検
出されると同時に良好に位置決定されることを示してい
る。図8cの結果を生ずる基準に対しては、2画素の小
ベース〔m1 〕の平均値計算及び30画素の大ベース
〔m2 〕の平均値計算を用いた。
【0068】図8cは、ベース〔2〕で得られる平均値
をベース〔30〕で得られる平均値と組合わせることに
より得られる結果は極めて良好であることを示してい
る。従って、ベース〔2〕での平均値計算が図8aに示
すように検出されないいくつかの点を除く輪郭点を供給
し、次に行なわれるベース〔30〕での平均値計算によ
る重み付けにより先に検出されなかった点の検出が可能
になる。
【0069】次に、図6aの軸Y′−Yに平行な水平方
向の右から左への行信号の分析の第1フエーズ中に本発
明の抽出器で実行される方法の応用について以下に説明
する。
【0070】最初に、図5に示す他の3つの軸に対する
全ての処理を再開する必要がある。従って、第1ステッ
プ中に左を右と置き替え、即ち、 − 右側ではなく左側の平均値を形成し、 − 左側ではなく右側の傾きを計算し、次に列の検査中
に左及び右を上及び下に、次いで下及び上に置き替える
必要がある。
【0071】これらの処理を図6a〜6dに示す。一般
に、各抽出画素はそのグレイレベル値が背景−物体(対
象物)境界部と少なくとも一度交差する直線の画素の各
々に対し計算される基準Cを最大にする画素である。基
準Cは前記直線の各画素に関する計算ごとに、少なくと
も − 当該画素から出発して物体に対し中心から離れる方
向(CF)に向いた前記直線上に隣接して位置する所定
数〔m〕の画素について計算したグレイレベルの平均値
M、及び − 当該画素から出発した物体に対し中心に向う方向
(CP)に向いた前記直線上に隣接して位置する所定数
〔p〕の画素について計算したグレイレベルの導関数
(傾き)Pの値、を考慮に入れる。
【0072】遠心方向をCFで、求心方向をCPで示す
ことにより、基準Cは C=f(PCP〔P〕−k1(MCF〔 m1 〕)−k2f(MCF
〔 m2 〕)(5bis ) と書き表わせる。
【0073】これがため、概して、境界部と交差する前
記直線の各画素に対する基準Cの計算は、 − 当該画素から出発して前記直線上に遠心方向(C
F)に互い隣接する前記第1の数〔m1 〕の画素につい
ての平均値の計算、 − 当該画素から出発して前記直線上に遠心方向に互に
隣接して位置する前記第2の数〔m2 〕の画素について
の平均値の計算、及び − 当該画素から出発して前記直線上に求心方向(C
P)に互に隣接する前記第3の数〔P〕の画素について
の導関数(傾き)Pの計算、を含む。各計算の結果には
“比例”係数と称する係数が乗算され、これら係数は関
連する結果の付加が必要ない場合には零にすることがで
きる。
【0074】抽出の終了時に、図7bに示すような地球
の像が得られ、この像の輪郭は図7bと同一の原像、例
えば図4に示す原像から従来技術では得られた図7aに
示す抽出結果と比べて極めて良好に位置決めされてい
る。図7aの像は島や陸に関連する多数の不所望な抽出
点を含んでいる。従来技術でしきい値法のために、これ
らの不所望な抽出点は図4の白又は明るい領域と一致す
る(図を簡単とするために、これらの抽出点を白背景上
の黒で示してある)。更に輪郭の1/4 が失われている。
【0075】地球の輪郭CTに対応する抽出点は次のス
テップで地球の中心を識別するのに使用され、このステ
ップはかなり複雑である。本発明装置を前文に述べた3
つの条件(精密、速度、搭載用に好適なハードウェア)
を満足するようにする場合には、 − できるだけ精密な中心の識別を得るために地球の輪
郭CTにおいてできるだけ多数の点を検出すること(こ
の精度は抽出点の数に強く依存する)、 − 次の識別ステップの計算時間を減少させるために少
数の点を得ること、が同時に必要とされる。
【0076】考慮に入れるべき重要なファクタは次の
比; R=輪郭に対応する点の数/総抽出点数 である。
【0077】本発明では、この比R(6) が従来の場合よ
り100 倍大きい。その理由は、輪郭全体を抽出するのみ
ならず、輪郭面内の抽出点の数が少ないために総抽出点
数も小さいためである。従って、地球の中心の計算時間
が減少すると同時に中心の識別が一層容易且つ正確にな
る。
【0078】原物体を曲線に変換する場合 物体を面(糸状物体)としてよりも曲線として見るのが
好ましい場合、又は逆光で見たハローを有する地球の場
合には、上述した装置はこの物体を処理するのに使用す
ることができる。
【0079】これは、一方では黒が観察され、他方では
ハロー又は明るい輪郭が観察される場合である。上述し
た方法に従って、第1の処理を上述したようにY′−Y
に平行な行走査の形で行なう。この処理行と輪郭との交
点は、この点の両側に信号の著しい大きな傾きP(導関
数)が観測されることにより特徴づけられる。
【0080】この場合、関連する基準はこれら2つの傾
きの合成が最大になることである。この目的のために、
図6aに示す右縁の抽出に対する基準として、次の式
(7) ; CH =f(PD 〔p〕+f(PG 〔p〕) (7) を提案する。ハローの場合、基準Cは2つの傾きを含む
が、一般的場合に関連する基準C(5 bis)に含まれる
平均値に関する項は含まない。ハローの場合の基準CH
は一次結合又は幾何結合を含むものとすることができ、
ここでも関数fを(5bis)と同一に定義する。傾きの符
号をつじつまの合わない結果を生じないように適切に制
御するために、2つの負の傾の同時発生を除去する。
【0081】ハローの場合に関する基準CH の使用は一
般的場合に定義した基準Cと一致し、 − 使用する関数が同一であり、 − 各傾き計算のベース〔p〕が一般的場合に関する基
準Cの計算に対し先に使用したベースと同一の特性を有
し、数画素の小さなベースを選択する。
【0082】概して、太陽が地球に隠れると同時に発生
するハローの場合を考慮して、式(5bis)の基準Cは C=α1f(PCP−〔p〕−α2f(PCF〔p〕 )−K1f
(HCF〔m1〕−K2f(mCF〔m2〕)(5ter) として一般化できる。ハローの場合には、α1 =α2
1及びK1 =K2 =0とし、ハローがない場合にはα2
=0、α1 =1及びK1 及びK2 =前述した比例係数と
することができる。
【0083】基準Cを実行する機能デバイス 基準Cは図3に機能ブロック図の形で示す抽出装置によ
り実行することができる。この装置は最初にFL1,F
L2,FL3で示す3個のブロックを具え、各ブロック
は図2のマトリックスの関連する行又は列の各画素の座
標i,jを信号S i , Sj の形で受信すると共にこれら
画素のグレイレベルの値に比例する信号I i,j を受信す
る。
【0084】図3の装置により実行される最初の演算は
傾きP及び平均値Mの計算である。基準Cで定義される
演算子の重要性は、傾き及び平均値が線形演算子である
事実にある。従って、これらの演算子は線形数学フィル
タにより実現することができる。他方、演算は行ごとに
(又は列ごとに)行なうため、線形フィルタも一次元に
なる。
【0085】従って、極めて高速であって各画素の演算
を100 ナノ秒以下で実行し得る市販のフィルタを使用す
ることができる。フィルタFL1はベース〔m1 〕での
平均値の計算に用いる。フィルタFL2はベース
〔m2 〕での平均値の計算に用いる。フィルタFL3は
傾きの計算に用いる。
【0086】これらのフィルタは一度に全部プログラム
することができる。しかし、装置を宇宙船(衛星)に搭
載したら、ベースm1, m2 及びpの大きさを遠隔制御
により変更することもできると共に傾き及び平均値の計
算に使用する特定の係数をフィルタごとに変更すること
もできる。また、“比例係数”、即ちα1 、α2
1 、K2 も例えば信号Ecoefにより遠隔制御により変
更することができる。
【0087】フィルタFL1,FL2,FL3の出力信
号を次にルック−アップテーブルLUT1,LUT2,
LUT3にそれぞれ供給する。関数−f1 (MD
m1 〕) 及び−K2f(MD 〔m2〕) を平均値を計算する
フィルタFL1及びFL2の後段のルック−アップテー
ブルLUT1及びLUT2に割り当て、関数f(P
g 〔 p〕)を傾きを計算するフィルタFL3に対応する
ルック−アップテーブルLUT3に割当てる。
【0088】概して、搭載用抽出器−識別器システムに
対しては、プログラマブルメモリを用いるよりもプロセ
ッサをプログラミングすることによりルック−アップテ
ーブルを実現するのが好ましい。
【0089】ブロックLUT1,LUT2,LUT3の
出力を図3にADDで示すワイヤドアダー(加算器)に
供給する。
【0090】アダーADDの出力信号並びに入力信号S
i,j をブロックMAXに供給する。このブロックは検
査行の各画素に対し得られた基準Cの値の比較を行な
い、見つけ出した最大値に対応する画素の座標をこの最
大値とともに出力する。
【0091】この測定結果、即ち3項出力(CMAX,i,
j)を後処理、地球の場合には中心の識別のためにメモ
リブロックMEMに記憶する。
【0092】各行の一方向の検査ごとに、このような3
項出力(CMAX,i,j)を記憶し、地球の輪郭の像を最
初に右側、次に左側、最后に上側及び下側の順に形成し
得るようにする。
【0093】ハロー現象を処理する必要がある場合に
は、第2の傾きの計算用に追加の線形フィルタFL4を
設け、これをルック−アップテーブルLUT4と関連さ
せ、その出力をワイヤドアダーADDに供給し得るよう
にする。
【0094】このように図3に示す輪郭抽出器は各々フ
ィルタFL及びルック−アップテーブルLUTを具える
4個のチェーン(1,2,3,4)を具えている。
【0095】地球センサに使用するためには、一日の時
刻に応じて、地球は図4に示すように海、大陸、雲を表
示する輪郭面として、又は太陽がしずんだ間夜中におい
て所定の照射状態において生ずるハローを有する黒輪郭
面として具えることを考慮する必要がある。地球センサ
を搭載した宇宙船に、時間の関数として“全景地球”状
態又は“ハロー”状態を指示し、線形フィルタFL1,
FL2,FL3,FL4の係数を遠隔制御により適切に
ロードさせる装置を設けることができる。この機能は簡
単な時計で十分に達成することができる。地球の状態を
指示するこの装置は“全景地球”状態では前述したよう
にLUT4に係数0をロードし、ハロー状態ではLUT
1及びLUT2の係数を零にする。
【0096】図3に示す抽出器により実行される計算の
終了時に、識別装置が先に得られた地球の輪郭に最も近
い円の中心の座標をハウ変換又は最小2乗法により求め
ることができる。概して、これらの既知の方法は地球の
半径を知る必要がある。
【0097】以上、図3に示す抽出器を地球輪郭面の輪
郭の決定に適用した場合について詳細に説明した。しか
し、これに限定されず、この抽出器は輪郭を得る必要の
ある任意の像に使用することができる。このような抽出
器は特に医用画像の処理にも有用である。
【0098】本発明の変形例も実現可能である。特に線
状物体(ハロー)及び“全景”物体(全景地球)が同時
に発生しなければ、線状物体の処理には2つのフィルタ
で十分であり、“全景”物体の処理には3つのフィルタ
で十分である。従って、3つのLUTが後続された3つ
のフィルタを具える装置で全ての場合の処理を実行する
ことができる。
【0099】他方、もっと重い具体化(ハードウェア)
が望ましいときは、一次元フィルタを小さい厚さの二次
元フィルタと置き換えることができる。この場合には平
均値及び傾きは行ごとにではなく帯単位で決定される。
これは輪郭がゆっくり変化する物体の場合に装置の検出
能を向上させる。
【0100】概して、本発明では各抽出画素は、そのグ
レイレベル値が背景−物体境界を少なくとも一度交差す
る直線上の画素の各々について計算した基準Cを最大に
する画素であり、この計算を複数のチェーン(1,2,
----n)に分布されたフィルタ手段(FL1,FL2,
----FLn ) を用いて実行する。これらチェーンの少な
くとも第1の部は、基準の計算が行なわれる画素に基づ
いて、物体に対し求心方向におけるグレイレベル値の増
大を測定し、第2の部分(もしあれば)は遠心方向にお
けるグレイレベル値の均等性を測定し、及び/又は第3
の部分(もしあれば)は遠心方向におけるグレイレベル
値の増大を測定する。前記基準の計算は、フィルタ手段
(FL1,FL2,----FLn ) のそれぞれの結果をル
ック−アップテーブル手段(LUT1,LUT2,----
LUTn ) に供給し、これらルック−アップテーブル手
段がこれら結果の各々にスカラ関数(f) を適用して各フ
ィルタ手段により得られた測定結果を“比例”させ、各
チェーン(1,2,----n)のルック−アップテーブル
手段の出力の種々の測定値を加算手段(ADD)に供給
してこれらの測定値を合成することにより実行される。
【0101】手段MAXは背景−物体境界と交差する各
直線の各画素に対する加算手段(ADD)の結果の比較
を行ない、これら結果の最大のものに対応する画素の座
標i,jの選択を行なう。
【0102】グレイレベル値の増大の測定のために、フ
ィルタ手段の第1部分及び第3部分(もしあれば)はグ
レイレベル値の関数として信号の導関数I(i,j)を
計算するようにし、前記グレイレベル値の均等性の測定
のためにフィルタ手段の第2部分はグレイレベル値の関
数として信号の加重平均値を計算するようにする。
【0103】ルック−アップテーブル手段(LUT1,
LUT2,----LUTn ) においては、スカラ関数(f)
が加算手段(ADD)により行なわれる測定値の一次結
合に対応する関係関数に比例するように、又は前記加算
手段(ADD)により行なわれる測定値の幾何結合に対
する対数関数に比例するように選択される。
【図面の簡単な説明】
【図1】地球センサの光学系を示す図である。
【図2】光学系に接続する光電素子のマトリックスを示
す図である。
【図3】機能ブロックにより線図にて示した輪郭抽出器
を示す図である。
【図4】可視領域内で作動する図2に示したような光電
性素子のマトリックスによってグレイレベルとして形成
される宇宙空間背景における地球輪郭面の像を概略的に
示す図である。
【図5】図4に示したような地球輪郭面の像を読取手段
により走査する場合における走査方向を示す説明図であ
る。
【図6】aは右から左へとY′Yに平行に水平走査する
ことにより本発明による抽出器によって得られる地球輪
郭部の右側の点を示す図であり、bは左から右へとX′
Xに平行に水平走査することにより本発明による抽出器
によって得られる地球輪郭部の左側の点を示す図であ
る。cはT′Tに平行に垂直方向に走査することによっ
て得られる地球輪郭部の上側の点を示す図である。dは
Z′Zに平行に垂直方向に走査することによって得られ
る地球輪郭部の上側の点を示す図である。
【図7】aは図4の地球輪郭面から従来の輪郭抽出器に
よって抽出される点を示す図である。bは図4の地球輪
郭面から本発明による輪郭抽出器によって抽出される点
を示す図である。
【図8】図4の地球輪郭面からそれぞれ異なる画素数を
水平方向にのみ走査することによって抽出される輪郭の
点を示す図である。
【符号の説明】
100 地球の地平線検出器 110 光学集束系 120 地球の像 130 光電素子のマトリックス 131 出力レジスタ 200 抽出手段 DT 地球輪郭面 CT 地球と宇宙空間の境界 ES 宇宙空間 FL1 〜FL4 フィルタ LUT1〜LUT4 ルック−アップテーブル ADD 加算手段 MAX 最大値決定手段 MEM メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ均一な背景における対象物を表すと
    共に基準マトリックス系における座標により局所化さ
    れ、各々が輝度値を有する画素から成る画像における背
    景と対象物との境界に位置する抽出画素の座標値を供給
    するための輪郭抽出器タイプの画像処理装置において、
    当該画像処理装置が: −処理すべき像を走査し、背景と対象物との境界に交差
    する複数の処理ラインを規定する手段と; −各処理ラインの各現画素に対し、該現画素の関数であ
    る基準Cを推定する手段と; −各処理ラインに対する前記基準Cの最大値を求める手
    段、全ての処理ラインに対する最大値に対応し、抽出画
    素とみなせる画素を選択する手段及びこれらの選択画素
    の座標を記憶する手段と;を具え、前記画像処理装置が
    前記基準Cを推定する手段として: −各々が各現画素にそれぞれ関連する組を成す画素の様
    々な輝度値に対応する測度を計算する手段を有し、且つ
    前記各組が現画素と同じ処理ライン上にこの現画素から
    対象物の方へと、又は処理すべき画像の背景の方へと規
    則的に配列されている所定数の隣接画素で構成される処
    理チェーンと; −前記基準Cの最大値を求める手段に供給する前記様々
    な輝度値に対応する測度の和を計算する加算手段;も具
    えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 ほぼ均一な背景における対象物を表すと
    共に基準マトリックス系における座標により局所化さ
    れ、各々が輝度値を有する画素から成る画像における背
    景と対象物との境界に位置する抽出画素の座標値を供給
    するための輪郭抽出器タイプの画像処理装置において、
    当該画像処理装置が: −処理すべき像を走査し、背景と対象物との境界に交差
    する複数の処理ラインを規定する手段と; −各処理ラインの各現画素に対し、該現画素の関数であ
    る基準Cを推定する手段と; −各処理ラインに対する前記基準Cの最大値を求める手
    段、全ての処理ラインに対する最大値に対応し、抽出画
    素とみなせる画素を選択する手段及びこれらの選択画素
    の座標を記憶する手段と;を具え、前記画像処理装置が
    前記基準Cを推定する手段として: −各現画素にそれぞれ関連する組を成す画素の均一輝度
    値に関連する測度を計算する手段を有し、且つ前記各組
    が現画素と同じ処理ライン上にこの現画素から対象物の
    背景の方へと規則的に配列されている所定数の隣接画素
    で構成される少なくとも1つの処理チェーンと; −各現画素にそれぞれ関連する組を成す画素の増分輝度
    値に関連する測度を計算する手段とを有し、且つ前記各
    組が現画素と同じライン上にこの現画素から画像の背景
    の方へと、又は対象物の方へと規則的に配列されている
    所定数の隣接画素で構成される少なくとも1つの処理チ
    ェーンと; −前記基準Cの最大値を求める手段に供給する前記それ
    ぞれの輝度値の測度の和を計算する加算手段;も具えて
    いることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 ほぼ均一な背景における対象物を表すと
    共に基準マトリックス系における座標により局所化さ
    れ、各々が輝度値を有する画素から成る画像における背
    景と対象物との境界に位置する抽出画素の座標値を供給
    するための輪郭抽出器タイプの画像処理装置において、
    当該画像処理装置が: −処理すべき像を走査し、背景と対象物との境界に交差
    する複数の処理ラインを規定する手段と; −各処理ラインの各現画素に対し、該現画素の関数であ
    る基準Cを推定する手段と; −各処理ラインに対する前記基準Cの最大値を求める手
    段、全ての処理ラインに対する最大値に対応し、抽出画
    素とみなせる画素を選択する手段及びこれらの選択画素
    の座標を記憶する手段と;を具え、前記画像処理装置が
    前記基準Cを推定する手段として: −各現画素にそれぞれ関連する第1組を成す画素の輝度
    値の関数(1(i,j)の加重平均(k1M〔m1〕)
    を計算する手段を有し、且つ前記各第1組の画素が現画
    素と同じ処理ライン上にこの現画素から対象物の背景の
    方へと規則的に配列されている所定数〔m1〕の隣接画
    素から成る第1処理チェーンと; −各現画素にそれぞれ関連する第2組を成す画素の輝度
    値の関数(1(i,j))の加重平均(k2M〔m
    2〕)を計算する手段を有し、且つ前記各第2組の画素
    が現画素と同じライン上にこの現画素から対象物の背景
    の方へと規則的に配列されている第2所定数〔m2〕の
    隣接画素からなる第2処理チェーンと; −各現画素にそれぞれ関連する第3組を成す画素の輝度
    値の増加に関連する輝度の関数(1(i,j))の導関
    数(P〔p1〕)を計算する手段を有し、且つ前記第3
    の画素が現画素と同じライン上にこの現画素から対象物
    の方へと規則的に配列されている第3所定数〔p1〕の
    隣接画素から成る第3処理チェーンと; −前記基準Cの最大値を求める手段に供給する前記各チ
    ェーンによって供給される前記それぞれの加重平均及び
    導関数の測度の和を計算する加算手段;も具えているこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記基準Cを推定する手段として: −各現画素にそれぞれ関連する第4組を成す画素の輝度
    値の関数(1(i,j))の導関数(P〔p2〕)を計
    算する手段を有し、且つ前記各第4組の画素が現画素と
    同じ処理ライン上にこの現画素から対象物の背景の方へ
    と規則的に配列されている第4所定数〔p2〕の隣接画
    素から成る第4処理チェーン;も具えていることを特徴
    とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 ほぼ均一な背景における対象物を表すと
    共に基準マトリックス系における座標により局所化さ
    れ、各々が輝度値を有する画素から成る画像における背
    景と対象物との境界に位置する抽出画素の座標値を供給
    するための輪郭抽出器タイプの画像処理装置において、
    当該画像処理装置が: −処理すべき像を走査し、背景と対象物との境界に交差
    する複数の処理ラインを規定する手段と; −各処理ラインの各現画素に対し、該現画素の関数であ
    る基準Cを推定する手段と; −各処理ラインに対する前記基準Cの最大値を求める手
    段、全ての処理ラインに対する最大値に対応し、抽出画
    素とみなせる画素を選択する手段及びこれらの選択画素
    の座標を記憶する手段と;を具え、前記画像処理装置が
    前記基準Cを推定する手段として: −各現画素にそれぞれ関連する第1組を成す画素の輝度
    値の関数(1(i,j)の加重平均(k1M〔m1〕)
    を計算する手段を有し、且つ前記各第1組の画素が現画
    素と同じ処理ライン上にこの現画素から対象物の背景の
    方へと規則的に配列されている所定数〔m1〕の隣接画
    素から成る第1処理チェーンと; −各現画素にそれぞれ関連する第2組を成す画素の輝度
    値の関数(1(i,j))の加重平均(k2M〔m
    2〕)を計算する手段を有し、且つ前記各第2組の画素
    が現画素と同じライン上にこの現画素から対象物の背景
    の方へと規則的に配列されている第2所定数〔m2〕の
    隣接画素からなる第2処理チェーンと; −各現画素にそれぞれ関連する第3組を成す画素の輝度
    値の増加に関連する輝度の関数(1(i,j))の導関
    数(P〔p1〕)を計算する手段を有し、且つ前記第3
    の画素が現画素と同じライン上にこの現画素から対象物
    の方へと規則的に配列されている第3所定数〔p1〕の
    隣接画素から成る第3処理チェーンと; −各現画素にそれぞれ関連する第4組を成す画素の輝度
    値の関数(1(i,j))の導関数(P〔p2〕)を計
    算する手段を有し、且つ前記各第4組の画素が現画素と
    同じ処理ライン上にこの現画素から対象物の背景の方へ
    と規則的に配列されている第4所定数〔p2〕の隣接画
    素から成る第4処理チェーンと; −前記基準Cの最大値を求める手段に供給する前記各チ
    ェーンによって供給される前記それぞれの加重平均及び
    導関数の測度の和を計算する加算手段;も備え、且つ前
    記各処理チェーンにおける計算手段が: −各現画素に関連する画素の各組における輝度値の変化
    を測定する線形フィルタであって、対応する組に含まれ
    る画素数に等しいベースを有する線形フィルタと; −線形フィルタによって供給される輝度値の測度を比例
    させるために該線形フィルタの結果にスカラー関数
    (f)を適用するルック−アップテーブルと;を具え、
    前記各チェーンのルック−アップテーブルの出力を加算
    手段に供給し、前記それぞれの輝度値を合成するように
    したことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】−前記第1チェーンにおけるフィルタが少
    数のベース、例えば1〜5個の画素を含み、 −前記第2チェーンにおけるフィルタが多数のベース、
    例えば10〜30個の画素を含み、 −前記第3及び第4チェーンにおける各フィルタが少数
    のベース、1〜5個の画素を含む;ことを特徴とする請
    求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ルック−アップテーブルにおけるス
    カラー関数(f)を線形関数として、前記加算手段が前
    記各チェーンからの測度の線形結合を供給するようにし
    たことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ルック−アップテーブルにおけるス
    カラー関数(f)を対数関数として、前記加算手段が前
    記各チェーンからの測度の幾何学的結合を供給するよう
    にしたことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装
    置。
JP5130457A 1992-06-03 1993-06-01 画像処理装置 Pending JPH0682236A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9206724 1992-06-03
FR9206724A FR2692060A1 (fr) 1992-06-03 1992-06-03 Dispositif de traitement d'images du type extracteur de contour et senseur de terre comprenant un tel extracteur.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682236A true JPH0682236A (ja) 1994-03-22

Family

ID=9430397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5130457A Pending JPH0682236A (ja) 1992-06-03 1993-06-01 画像処理装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0573115A1 (ja)
JP (1) JPH0682236A (ja)
FR (1) FR2692060A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109541714B (zh) * 2018-12-14 2020-04-03 上海航天控制技术研究所 一种分布动态场景下的光学目标模拟方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2533883B1 (fr) * 1982-10-04 1986-06-20 Sodern Senseur d'horizon terrestre utilisant des photodetecteurs a transfert de charges
FR2623642B1 (fr) * 1987-11-23 1990-03-09 Thomson Rech Procede de segmentation d'images angiographiques vasculaires par suivi vectoriel d'axes et detection de contours asservie

Also Published As

Publication number Publication date
EP0573115A1 (fr) 1993-12-08
FR2692060A1 (fr) 1993-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5081689A (en) Apparatus and method for extracting edges and lines
US4963036A (en) Vision system with adjustment for variations in imaged surface reflectivity
EP0194148A2 (en) Method and apparatus for detecting coloured regions, and method and apparatus for sorting articles thereby
US4628469A (en) Method and apparatus for locating center of reference pulse in a measurement system
US5231678A (en) Configuration recognition system calculating a three-dimensional distance to an object by detecting cross points projected on the object
JPH07502408A (ja) 植物の光学的品質管理および/または分類方法および装置
Lupton et al. M13-Main sequence photometry and the mass function
JP3924796B2 (ja) パターン位置の計測方法および計測装置
EP0855678A2 (en) Method and apparatus for sensing an image
US11164332B2 (en) Stereo machine vision system and method for identifying locations of natural target elements
USRE38716E1 (en) Automatic visual inspection system
US6167144A (en) Image processing apparatus and image processing method for identifying a landing location on the moon or planets
WO1991020054A1 (en) Patterned part inspection
CN103650473B (zh) 自动聚焦图像方法
JPH0682236A (ja) 画像処理装置
CN114494039A (zh) 一种水下高光谱推扫图像几何校正的方法
JP2723174B2 (ja) 異種センサ画像間レジストレーション補正方法
JPH07282769A (ja) 電子線回折装置
JP3461143B2 (ja) カラー画像目標位置検出装置
US6240202B1 (en) Appearance inspection method for electronic parts
JPH08101139A (ja) 欠陥検査装置および方法
Brown et al. Image analysis for vision-based agricultural vehicle guidance
JPH06174652A (ja) パターン比較検査方法とその装置
JP2018044960A (ja) 三次元画像処理装置、三次元画像処理装置用ヘッド部、三次元画像処理方法、三次元画像処理プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器
JPH11183584A (ja) 目標探知装置