JPH0681932U - 篭 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 竹やとうまたは柳などの天然素材の味わいを
残しつつ華やかな色彩や模様を表すことができる篭を提
供する。 【構成】 竹、とうまたは柳などの天然素材からなり、
内周に底部材３を張設した下枠２と内周を開放した上枠
４の間に細い縦棒５をほぼ一定間隔で列設してなる篭に
おいて、帯状の布７を縦棒５の間をくぐらせてほぼ全周
に巻き付けた構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はテーブルなどの上に置いて雑誌や小物などを入れる篭に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、竹、とうまたは柳などの天然素材で編んだ篭がテーブルなどの上に置い て雑誌や小物などを入れるものとして用いられているが、色彩が茶色一色で簡素 な味わいはあるものの華やかさに乏しい欠点があつた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案が解決しようとする課題は、竹、とうまたは柳などの天然素材の味わい を残しつつ華やかな色彩や模様を表すことができる篭を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記課題を解決するための手段として、竹、とうまたは柳などの天然 素材からなり、内周に底部材を張設した下枠と内周を開放した上枠の間に細い縦 棒をほぼ一定間隔で列設してなる篭において、帯状の布を縦棒の間をくぐらせて ほぼ全周に巻き付けた構成とした。

【０００５】

【考案の作用及び効果】

本考案は上記構成になり、帯状の布を縦棒の間をくぐらせてほぼ全周に巻き付 けたから、縦棒の間から布が表れる。このため、布に華やかな色彩や模様を付す ることにより、篭本体の天然素材の味わいを残しつつ華やかな色彩や模様を表す ことができる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。

【０００７】 図において、１は竹やとうまたは柳などの天然素材からなる篭本体であつて、 内周に底部材３を張設した下枠２と内周を開放した上枠４の間に多数の細い縦棒 ５が一定間隔をあけて列設されており、上枠４には２個のつまみ６が取り付けら れている。

【０００８】 ７は帯状の布であつて、４本ずつの縦棒５を内側と外側に交互にくぐらせて正 面の外側で蝶結び８を施して結束してある。また、底部材３の上にはキルテイン グを施した布製のマツト９が敷いてある。

【０００９】 本実施例は上記構成になり、布７が縦棒５の間から表れているから、これに所 望の色彩や模様を付することにより、華やかな美観を呈することができ、特に、 底部材に布製のマツトを敷いたからこれにも色彩や模様を施すことによりさらに 華やかにすることができるとともに、布７を蝶結び８で結束したから美観が向上 する効果がある。

【００１０】 なお、本実施例の篭本体１は円形であるが、角形や楕円形などとしてもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の一部切欠平面図である。

【図２】本考案の一実施例の一部切欠正面図である。

【符号の説明】

２：下枠 ３：底部材 ４：上枠 ５：縦棒 ７：布

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 竹、とうまたは柳などの天然素材からな
   り、内周に底部材を張設した下枠と内周を開放した上枠
   の間に細い縦棒をほぼ一定間隔で列設してなる篭におい
   て、帯状の布を前記縦棒の間をくぐらせてほぼ全周に巻
   き付けたことを特徴とする篭。