JPH0681649U - 液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置

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JPH0681649U
JPH0681649U JP2899893U JP2899893U JPH0681649U JP H0681649 U JPH0681649 U JP H0681649U JP 2899893 U JP2899893 U JP 2899893U JP 2899893 U JP2899893 U JP 2899893U JP H0681649 U JPH0681649 U JP H0681649U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばオイルタンクの内部に堆積したスラッ
ジへ洗浄液等の液体を噴射して流動化させる。 【構成】 固定筒部1の下端に回転筒部2を連設し、上
記回転筒部2に形成した傾斜状端面部7に当接する傾斜
端部10を一端に有して他端に液体噴射口11を設けた
噴射筒部3により筒体4を構成し、固定筒部1及び回転
筒部2の内部に延在させた第1操作ロッド16の下端に
設けた第1歯車17を噴射筒部3の傾斜端部10に設け
た第2歯車18の最上端部分に噛合させ、第1操作ロッ
ド16を回転させることにより噴射筒部3を振り回動さ
せ、第1操作ロッド16を挿通させる第2操作ロッド2
2を回転筒部2に接続し、第2操作ロッド22を回転さ
せることにより回転筒部2を回転させるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばオイルタンクの内部に堆積したスラッジへ洗浄液等の液体を 噴射して流動化させる液体噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりオイルタンクの内部の洗浄に用いられる液体噴射装置としては数多く の提案がなされている。例えば実公平4−33275号公報、実開平4−110 158号公報など多くの提案は、回転筒(第1筒部)を回転させながら洗浄液を 噴射する噴射筒(第2筒部)を振り回動させるものであり、洗浄液の噴射圧力に よりスラッジを破砕して流動化させるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記実公平4−33275号公報における回転筒と噴射筒との 接続面には、第2歯車(16)や第4歯車(18)などが存在して連通部分が狭 いので、洗浄液がこの連通部分を通過する際に大幅に減速される。そして、噴射 ノズルから噴射される洗浄液の噴射速度も低くなるので、スラッジの破砕効果が 充分でない場合もあった。また、回転筒と噴射筒との接合構成と回転機構とが複 雑に絡み合っているため、組立加工等が極めて面倒なものであった。さらに、洗 浄液中の錆等の固形物が滞留して連通部分をより一層狭くすることもあった。ま た、その図示実施例の第2歯車(16)の歯面は液流の下手側へ向かって拡径し ているので、上記錆等の固形物を滞留させ易かった。
【0004】 一方、実開平4−110158号公報における第1筒部と第2筒部との接続面 には、支持軸(15)が存在するので、同様に洗浄液の噴射速度が低くなってス ラッジの破砕効果が充分でなく、組立加工等も面倒なものであった。また、その 図示実施例の第1歯車(7)及び第2歯車(12)は、歯面が液流の下手側へ向 かって拡径しているので、錆等の固形物を滞留させ易かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み提案されたもので、固定筒部の下端に回転筒部を連設し、 上記回転筒部に形成した傾斜状端面部に当接する傾斜端部を一端に有して他端に 液体噴射口を設けた噴射筒部により筒体を構成し、固定筒部及び回転筒部の内部 に延在させた第1操作ロッドの下端に設けた第1歯車を噴射筒部の傾斜端部に設 けた第2歯車の最上端部分に噛合させ、第1操作ロッドを回転させることにより 噴射筒部を振り回動させ、第1操作ロッドを挿通させる第2操作ロッドを回転筒 部に接続し、第2操作ロッドを回転させることにより回転筒部を回転させるよう にしたことを特徴とする液体噴射装置に関するものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図面の実施例に基づいて説明する。
【0007】 本考案の液体噴射装置は概略すると、固定筒部1と、該固定筒部1の下端に連 設した回転筒部2と、該回転筒部2の下端に連設した噴射筒部3とから筒体4を 構成するものである。
【0008】 上記固定筒部1は、図示実施例では長尺な縦パイプ材の上端が略直角状に折曲 された構成であり、その水平部分に図示しない洗浄液の供給ポンプが接続される ものである。また、この固定筒部1の下端には、外周面にベアリング5を具備す る略短筒状の連結補助部材6を介して回転筒部2が回転可能に連結される。この 回転筒部2は、下端に傾斜状端面部7が形成される構成であり、該傾斜状端面部 7の下方には開口部が開設されている。尚、図中、8は洗浄液の漏洩を防止する Oリングであり、9は前記ベアリング5の脱落を防止する固定する固定リングで ある。
【0009】 そして、上記回転筒部2の下端には、傾斜状端面部7に当接する傾斜端部10 を一端に具備する噴射筒部3が回転可能に連結される。この噴射筒部3は、他端 に液体噴射口11を具備する構成であり、前記傾斜端部10に開設した開口部の 開口端縁には略短筒状の補助部材12が一体状に固定されている。尚、図中、1 3は洗浄液の漏洩を防止するメタルリングであり、14は洗浄液が回転筒部2か ら噴射筒部3へ送出される連通部分である。
【0010】 上記構成の固定筒部1と回転筒部2と噴射筒部3とからなる筒体4の内部には 、駆動機構15の制御により噴射筒部3を振り回動させる第1の機構と、回転筒 部2を回転させる第2の機構とを設けた。尚、上記駆動機構15の駆動源として は電気モータ等を使用しても良いし、洗浄液の供給流路に設けたタービン等によ るものでも良い。
【0011】 第1の機構は概略すると、固定筒部1及び回転筒部2の内部に延在して駆動機 構15の稼働により回転する長尺な直杆状の第1操作ロッド16と、該第1操作 ロッド15の下端に取付けられる第1歯車17と、前記噴射筒部3の補助部材1 2に固定された第2歯車18とからなり、第1操作ロッド16を回転させてこれ と一体状の第1歯車17を回転させ、さらにこれにより第1歯車17と噛合する 第2歯車18を回転させて噴射筒部3を回動させるものである。
【0012】 尚、図示実施例では駆動機構15の回転を第1伝達歯車19を介して第1操作 ロッド16に伝達している。また、第1歯車17は取付部材20の先端に一体状 に固定されるものであり、取付部材20を平行ピン21で止着することにより、 第1操作ロッド16の下端に一体状に固定される。さらに、また、この第1歯車 17及び第2歯車18は、歯面が共に液流に面し、且つ液流の下手側へ向かって 縮径する並歯すぐばかさ歯車である。
【0013】 第2の機構は、前記第1操作ロッド16を非接触状に遊挿させる長尺な筒状の 第2操作ロッド22と、該第2操作ロッド22と回転筒部2とを接続する接続部 材23…とからなり、第2操作ロッド22を回転させてこれと一体状の接続部材 23及び回転筒部2を回転させるものである。尚、図示実施例では駆動機構15 の回転を第2伝達歯車24を介して第2操作ロッド22に伝達しているが、前記 第1伝達歯車19と第2伝達歯車24との歯数を異にして、互いの回転を規制し ないように構成されている。さらに、接続部材23…は、図示実施例では洗浄液 の液流を減速させない程度に複数箇所にボルト25…等を用いて固定される。
【0014】 このような構成を有する本考案の液体噴射装置は、第1の機構により噴射筒部 3を振り回動させながら、第2の機構により回転筒部2及び噴射筒部3を回転さ せることができるので、殆ど全方向に液体を噴射させることができ、例えば噴射 させた洗浄液によりオイルタンクのスラッジを破砕、流動化してタンク外へ排出 することができる。
【0015】 また、本考案は、連通部分14に液流を阻害する構成がないので、液体噴射口 11から噴射される洗浄液の噴射速度も高いものとなり、例えばオイルタンク内 に堆積したスラッジを破砕する効果も大きいものとなる。
【0016】 さらに、前記のように連通部分を広くし、筒体4の内部の構成を簡易にしたの で、組立加工等も極めて容易に行うことができる。
【0017】 また、本考案における第1歯車17及び第2歯車18は、前記のように歯面が 共に液流に面し、且つ液流の下手側へ向かって縮径するかさ歯車であるため、洗 浄液中の錆等の固形物は第1歯車17或いは第2歯車18の歯面に付着しても液 流に洗い流されて歯面に残存、滞留することがなく、噴射筒部3の振り回動に悪 影響を及ぼすことがない。さらに、洗い流された錆等の固形物は流速の速い液流 の中心部に導かれるので、他の部分への付着も少ないものとなる。
【0018】 以上本考案を実施例に基づいて説明したが、本考案は前記した実施例に限定さ れるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど のようにでも実施することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の液体噴射装置は、第1操作ロッド及び第2操作ロ ッドをそれぞれ回転させることにより噴射筒部を振り回動させながら回転させる ことができる。また、第1歯車を第2歯車の最上端部分に噛合させて第2歯車の 内面に形成される連通部分、即ち液流の通過部分を広くしたので、洗浄液がこの 連通部分を通過する際に減速されることがなく、高い噴射速度で噴射させること ができる。したがって、本考案の液体噴射装置を例えばオイルタンク内の洗浄に 用いると、堆積したスラッジを高い破砕効果で破砕、流動化してタンク外へ排出 することができる。
【0020】 また、本考案における第1歯車及び第2歯車として、歯面が共に液流に面し、 且つ液流の下手側へ向かって縮径する傘歯車を用いると、洗浄液中の錆等の固形 物が第1歯車或いは第2歯車の歯面に付着しても液流に洗い流されて歯面に残存 、滞留することがない。したがって、第1歯車及び第2歯車の歯面は清浄に保た れるので、安定に噴射筒部を振り回動させることができるものである。さらに、 第1歯車或いは第2歯車の歯面から洗い流された錆等の固形物は流速の速い液流 の中心部に導かれるので、他の部分への付着も少ないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例である液体噴射装置をスケルトンで表
わした縦断面図である。
【図2】図1の液体噴射装置の要部を示す一部を欠截し
た断面図である。
【符号の説明】
1 固定筒部 2 回転筒部 3 噴射筒部 4 筒体 7 傾斜状端面部 10 傾斜端部 11 液体噴射口 15 駆動機構 16 第1操作ロッド 17 第1歯車 18 第2歯車 22 第2操作ロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定筒部の下端に回転筒部を連設し、上
    記回転筒部に形成した傾斜状端面部に当接する傾斜端部
    を一端に有して他端に液体噴射口を設けた噴射筒部によ
    り筒体を構成し、 固定筒部及び回転筒部の内部に延在させた第1操作ロッ
    ドの下端に設けた第1歯車を噴射筒部の傾斜端部に設け
    た第2歯車の最上端部分に噛合させ、第1操作ロッドを
    回転させることにより噴射筒部を振り回動させ、第1操
    作ロッドを挿通させる第2操作ロッドを回転筒部に接続
    し、第2操作ロッドを回転させることにより回転筒部を
    回転させるようにしたことを特徴とする液体噴射装置。
JP1993028998U 1993-05-07 1993-05-07 液体噴射装置 Expired - Lifetime JP2602843Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000246203A (ja) * 1999-03-02 2000-09-12 Shimizu Corp スケール除去装置
JP2012110884A (ja) * 2010-11-02 2012-06-14 Jebikku:Kk 液体噴射装置のノズル上下振り回動の方向切り替えシステム

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JP2000246203A (ja) * 1999-03-02 2000-09-12 Shimizu Corp スケール除去装置
JP2012110884A (ja) * 2010-11-02 2012-06-14 Jebikku:Kk 液体噴射装置のノズル上下振り回動の方向切り替えシステム

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