JPH0680130A - ラベル貼着装置 - Google Patents
ラベル貼着装置Info
- Publication number
- JPH0680130A JPH0680130A JP22990292A JP22990292A JPH0680130A JP H0680130 A JPH0680130 A JP H0680130A JP 22990292 A JP22990292 A JP 22990292A JP 22990292 A JP22990292 A JP 22990292A JP H0680130 A JPH0680130 A JP H0680130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- label
- hakama
- pusher
- stand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Labeling Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的安定の悪い容器でもラベリングの高速
化をはかることができるラベル貼着装置の提供。 【構成】 ラベル40を貼着するべき容器1を収納して
保持する保持孔2が形成された袴4と、上記袴4をラベ
ル貼着位置Aへ搬送する搬送部5と、上記袴4の保持孔
2を介して上記袴4の下方から上記容器1を押し上げる
プッシャ6と、上記袴4が上記ラベル貼着位置Aに搬送
された際に、上記プッシャ6により上記容器1を袴4か
ら押し出し、ラベル貼着後に上記プッシャ6により上記
容器1を袴4に収納するカム機構8と、上記ラベル貼着
位置Aにおいて、袴4から押し上げられた容器1にラベ
ル40を貼着するラベル貼着機構9とを備えている。
化をはかることができるラベル貼着装置の提供。 【構成】 ラベル40を貼着するべき容器1を収納して
保持する保持孔2が形成された袴4と、上記袴4をラベ
ル貼着位置Aへ搬送する搬送部5と、上記袴4の保持孔
2を介して上記袴4の下方から上記容器1を押し上げる
プッシャ6と、上記袴4が上記ラベル貼着位置Aに搬送
された際に、上記プッシャ6により上記容器1を袴4か
ら押し出し、ラベル貼着後に上記プッシャ6により上記
容器1を袴4に収納するカム機構8と、上記ラベル貼着
位置Aにおいて、袴4から押し上げられた容器1にラベ
ル40を貼着するラベル貼着機構9とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器、特に比較的安定
性の悪い容器、にラベルを貼着するラベル貼着装置に関
する。
性の悪い容器、にラベルを貼着するラベル貼着装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、容器には、内容物の種類や目的
に応じて、種々のラベルが貼着されている。かかる容器
にラベルを貼着するラベル貼着装置は、容器をコンベア
に載置してラベル貼着位置へ搬送してラベルを貼着して
いる。このような従来のラベル貼着装置によるラベリン
グでは、生産性の向上の観点から連続的に且つ高速で行
われることが望まれている。
に応じて、種々のラベルが貼着されている。かかる容器
にラベルを貼着するラベル貼着装置は、容器をコンベア
に載置してラベル貼着位置へ搬送してラベルを貼着して
いる。このような従来のラベル貼着装置によるラベリン
グでは、生産性の向上の観点から連続的に且つ高速で行
われることが望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、背丈が
高い容器や、プラスチック容器等の比較的軽い容器等
は、倒れやすく、安定性が悪いため、ラベリングの高速
化が困難であった。かかる場合、容器を収納して保持す
る袴を用い、容器を袴により保持しながらコンベアで搬
送してラベリングすることも考えらえるが、上述したよ
うな安定の悪い容器にあっては、容器を安定に保持する
ためには、容器のほとんどの部分を袴内に収納する必要
があり、そのように容器のほとんどの部分を袴で覆った
のでは容器側面へのラベリングができないという問題点
がある。
高い容器や、プラスチック容器等の比較的軽い容器等
は、倒れやすく、安定性が悪いため、ラベリングの高速
化が困難であった。かかる場合、容器を収納して保持す
る袴を用い、容器を袴により保持しながらコンベアで搬
送してラベリングすることも考えらえるが、上述したよ
うな安定の悪い容器にあっては、容器を安定に保持する
ためには、容器のほとんどの部分を袴内に収納する必要
があり、そのように容器のほとんどの部分を袴で覆った
のでは容器側面へのラベリングができないという問題点
がある。
【0004】従って、本発明の目的は、比較的安定の悪
い容器でもラベリングの高速化をはかることができるラ
ベル貼着装置を提供することである。
い容器でもラベリングの高速化をはかることができるラ
ベル貼着装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラベルを貼着
するべき容器を収納して保持する、保持孔が形成された
袴と、上記容器が収納された上記袴をラベル貼着位置へ
搬送する搬送部と、上記保持孔を介して上記袴の下方か
ら上記容器を押し上げるプッシャと、上記袴が上記ラベ
ル貼着位置に搬送された際に、上記プッシャにより上記
容器を上記袴から押し出し、ラベル貼着後に上記プッシ
ャにより上記容器を袴に収納するカム機構と、上記ラベ
ル貼着位置において、袴から押し上げられた容器にラベ
ルを貼着するラベル貼着機構と、を備えることを特徴と
するラベル貼着装置を提供するこによって上記目的を達
成したものである。
するべき容器を収納して保持する、保持孔が形成された
袴と、上記容器が収納された上記袴をラベル貼着位置へ
搬送する搬送部と、上記保持孔を介して上記袴の下方か
ら上記容器を押し上げるプッシャと、上記袴が上記ラベ
ル貼着位置に搬送された際に、上記プッシャにより上記
容器を上記袴から押し出し、ラベル貼着後に上記プッシ
ャにより上記容器を袴に収納するカム機構と、上記ラベ
ル貼着位置において、袴から押し上げられた容器にラベ
ルを貼着するラベル貼着機構と、を備えることを特徴と
するラベル貼着装置を提供するこによって上記目的を達
成したものである。
【0006】
【作用】ラベルを貼着するべき容器を袴の保持孔内に収
納し、該容器の収納された袴を搬送部によりラベル貼着
位置へ搬送するが、容器は袴に収納され保持されている
ので、容器は倒れることなく安定した状態で高速搬送さ
れる。袴がラベル貼着位置にくると、カム機構により、
袴の下に位置するプッシャが袴の保持孔を介して上昇
し、容器を袴から押し上げる。これにより、ラベルを貼
るべき容器の側面が袴から露出されるので、ラベル貼着
機構により該容器の側面にラベルを貼着する。そして、
ラベル貼着後はカム機構によりプッシャを下げて容器を
袴内の保持孔に戻して搬送する。このように、本発明は
ラベル貼着時のみ容器を袴から取り出し、それ以外の容
器の搬送時には、容器を袴に収納して保持することによ
ってラベルの高速貼着をする。
納し、該容器の収納された袴を搬送部によりラベル貼着
位置へ搬送するが、容器は袴に収納され保持されている
ので、容器は倒れることなく安定した状態で高速搬送さ
れる。袴がラベル貼着位置にくると、カム機構により、
袴の下に位置するプッシャが袴の保持孔を介して上昇
し、容器を袴から押し上げる。これにより、ラベルを貼
るべき容器の側面が袴から露出されるので、ラベル貼着
機構により該容器の側面にラベルを貼着する。そして、
ラベル貼着後はカム機構によりプッシャを下げて容器を
袴内の保持孔に戻して搬送する。このように、本発明は
ラベル貼着時のみ容器を袴から取り出し、それ以外の容
器の搬送時には、容器を袴に収納して保持することによ
ってラベルの高速貼着をする。
【0007】
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明の好まし
い実施例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施例に
よるラベル貼着装置の斜視図であり、図2は図1に示す
ラベル貼着装置をIIーII線で切断した状態の断面図
であり、図3は図1に示すラベル貼着機構を示す平面図
であり、図4は容器とプッシャの動作状態を示す袴の断
面図である。
い実施例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施例に
よるラベル貼着装置の斜視図であり、図2は図1に示す
ラベル貼着装置をIIーII線で切断した状態の断面図
であり、図3は図1に示すラベル貼着機構を示す平面図
であり、図4は容器とプッシャの動作状態を示す袴の断
面図である。
【0008】本実施例のラベル貼着装置は、ラベル40
を貼着するべき容器1を収納して保持する保持孔2が形
成された袴4と、上記袴4をラベル貼着位置Aへ搬送す
る搬送部5と、上記袴4の保持孔2を介して上記袴4の
下方から上記容器1を押し上げるプッシャ6と、上記袴
4が上記ラベル貼着位置Aに搬送された際に、上記プッ
シャ6により上記容器1を袴4から押し出し、ラベル貼
着後に上記プッシャ6により上記容器1を袴4に収納す
るカム機構8と、上記ラベル貼着位置Aにおいて、袴4
から押し上げられた容器1にラベル40を貼着するラベ
ル貼着機構9とを備えている。
を貼着するべき容器1を収納して保持する保持孔2が形
成された袴4と、上記袴4をラベル貼着位置Aへ搬送す
る搬送部5と、上記袴4の保持孔2を介して上記袴4の
下方から上記容器1を押し上げるプッシャ6と、上記袴
4が上記ラベル貼着位置Aに搬送された際に、上記プッ
シャ6により上記容器1を袴4から押し出し、ラベル貼
着後に上記プッシャ6により上記容器1を袴4に収納す
るカム機構8と、上記ラベル貼着位置Aにおいて、袴4
から押し上げられた容器1にラベル40を貼着するラベ
ル貼着機構9とを備えている。
【0009】容器1は、本実施例では、プラスチック製
の円柱状の容器を用いており、該容器1の側面にラベル
を貼着するものである。袴4は、四角柱状に形成されて
おり、その中央に容器1を収納するための円柱状の保持
孔2が形成されている。保持孔2の深さは、容器を安定
に保持する寸法であればよく、本実施例では容器の高さ
の約3/4を覆う深さに形成されている。袴4の保持孔
2の底部11には貫通孔12が形成されており、該貫通
孔12を介してプッシャ6が容器1を下から押し上げる
ようになっている。
の円柱状の容器を用いており、該容器1の側面にラベル
を貼着するものである。袴4は、四角柱状に形成されて
おり、その中央に容器1を収納するための円柱状の保持
孔2が形成されている。保持孔2の深さは、容器を安定
に保持する寸法であればよく、本実施例では容器の高さ
の約3/4を覆う深さに形成されている。袴4の保持孔
2の底部11には貫通孔12が形成されており、該貫通
孔12を介してプッシャ6が容器1を下から押し上げる
ようになっている。
【0010】搬送部5は、容器1が収納された袴4を整
列させる整列ライン14と、スクリュウ15、スターホ
イール16及び円盤状のメインドラム17とから構成さ
れている。スクリュウ15は、順次押され隙間なく整列
されている袴4を一定のピッチに広げて搬送し、スター
ホイール16へ供給するものであり、スターホイール1
6からメインドラム17の周囲に所定間隔で供給するよ
うになっている。スクリュー15及びスターホイール1
6は、メインドラム17を回転させる駆動モータに後述
の基台21及びタイミングベルト13を介して連結され
ており、メインドラム17の駆動に同期してそれぞれ駆
動されるようになっている。
列させる整列ライン14と、スクリュウ15、スターホ
イール16及び円盤状のメインドラム17とから構成さ
れている。スクリュウ15は、順次押され隙間なく整列
されている袴4を一定のピッチに広げて搬送し、スター
ホイール16へ供給するものであり、スターホイール1
6からメインドラム17の周囲に所定間隔で供給するよ
うになっている。スクリュー15及びスターホイール1
6は、メインドラム17を回転させる駆動モータに後述
の基台21及びタイミングベルト13を介して連結され
ており、メインドラム17の駆動に同期してそれぞれ駆
動されるようになっている。
【0011】メインドラム17は、その周囲にスターホ
イールから受け渡された容器を支持する多数の支持部1
8を有し、該支持部18は一対のローラ19、19を備
え、該一対のローラ19、19間に容器を支持するよう
になっている。尚、メインドラム17の周囲には、カバ
ー17aが設けられ容器がメインドラムの外側に倒れな
いように搬送ガイドが形成されている。このカバー17
aには、ラベル貼着位置Aより手前に、容器の有無を検
知する光電管43が設けられ、該光電管43の検知信号
に基づいて後述するラベル貼着機構9の駆動が制御され
るようになっている。図2に示すように、メインドラム
17の下方には、メインドラムとともに回転する基台2
1が設けられており、該基台21には、支持部18に対
応した位置に、プッシャ6の摺動を案内する孔22が形
成されている。従って、プッシャ6は基台の回転と共に
移動するようになっている。プッシャ6の下端部はロー
ラ6aを介してカム機構8に周接されている。
イールから受け渡された容器を支持する多数の支持部1
8を有し、該支持部18は一対のローラ19、19を備
え、該一対のローラ19、19間に容器を支持するよう
になっている。尚、メインドラム17の周囲には、カバ
ー17aが設けられ容器がメインドラムの外側に倒れな
いように搬送ガイドが形成されている。このカバー17
aには、ラベル貼着位置Aより手前に、容器の有無を検
知する光電管43が設けられ、該光電管43の検知信号
に基づいて後述するラベル貼着機構9の駆動が制御され
るようになっている。図2に示すように、メインドラム
17の下方には、メインドラムとともに回転する基台2
1が設けられており、該基台21には、支持部18に対
応した位置に、プッシャ6の摺動を案内する孔22が形
成されている。従って、プッシャ6は基台の回転と共に
移動するようになっている。プッシャ6の下端部はロー
ラ6aを介してカム機構8に周接されている。
【0012】カム機構8は、円筒状の端面カムであり、
該カムはラベル貼着位置Aで最も高く、スターホイール
16に隣接する搬送開始位置ではもっとも低くなってお
り、搬送開始位置からラベル貼着位置Aの間でなだらか
に傾斜されている。このようなカム機構8の構成によ
り、袴4の搬送に伴って徐々に押し上げ、ラベル貼着位
置Aでプッシャ6が容器1を袴4の外に押し上げ、搬送
時には、容器1を袴4内に保持する。
該カムはラベル貼着位置Aで最も高く、スターホイール
16に隣接する搬送開始位置ではもっとも低くなってお
り、搬送開始位置からラベル貼着位置Aの間でなだらか
に傾斜されている。このようなカム機構8の構成によ
り、袴4の搬送に伴って徐々に押し上げ、ラベル貼着位
置Aでプッシャ6が容器1を袴4の外に押し上げ、搬送
時には、容器1を袴4内に保持する。
【0013】メインドラム17の出口側には、ラベル貼
着後の容器1をメインドラム17から受け取る出口側ス
ターホイール23が設けられており、該スターホイール
23から搬送コンベア25へ送り出し、次工程に搬送す
るようになっている。尚、次工程では、図示していない
が、容器を袴4から取り除いた後、袴のみを返送ライン
36により容器を収納する前工程へ戻すようになってい
る。一方、メインドラム17の出口側には、ラベルの貼
着の有無を検知する検知機としての光電管26が配置さ
れており、該光電管26が「ラベル無貼着」を検知する
と、出口側スターホイール23から受けた戻し用スター
ホイール24に受け渡し、戻しライン28に戻すように
構成されている。
着後の容器1をメインドラム17から受け取る出口側ス
ターホイール23が設けられており、該スターホイール
23から搬送コンベア25へ送り出し、次工程に搬送す
るようになっている。尚、次工程では、図示していない
が、容器を袴4から取り除いた後、袴のみを返送ライン
36により容器を収納する前工程へ戻すようになってい
る。一方、メインドラム17の出口側には、ラベルの貼
着の有無を検知する検知機としての光電管26が配置さ
れており、該光電管26が「ラベル無貼着」を検知する
と、出口側スターホイール23から受けた戻し用スター
ホイール24に受け渡し、戻しライン28に戻すように
構成されている。
【0014】戻しライン28は、ラベル無貼着の容器を
搬送する第1戻しライン29と、容器なしの袴4を搬送
する第2戻しライン30に分岐されており、分岐部材3
1により、容器のある袴4と容器のない袴4とに分ける
ようになっている。即ち、分岐部材31は、袴4の高さ
より高い位置に配置されており、容器がある場合には、
容器が分岐部材31に当接して該分岐部材31が第1戻
しライン29へ案内し、容器がない場合には袴4が分岐
部材31を通過して第2戻しラインへ進むようになって
いる。
搬送する第1戻しライン29と、容器なしの袴4を搬送
する第2戻しライン30に分岐されており、分岐部材3
1により、容器のある袴4と容器のない袴4とに分ける
ようになっている。即ち、分岐部材31は、袴4の高さ
より高い位置に配置されており、容器がある場合には、
容器が分岐部材31に当接して該分岐部材31が第1戻
しライン29へ案内し、容器がない場合には袴4が分岐
部材31を通過して第2戻しラインへ進むようになって
いる。
【0015】第1戻しライン29と第2戻しライン30
とは、上述の整列ラインと逆行するように延出されてお
り、その下流には、ピストン34とピストンにより駆動
される押部材35よりなる仕分け機構33が設けられて
いる。そして、仕分け機構33では、容器がある袴は整
列ライン14へ、容器のない袴4は返送ライン36へ押
し入れるように構成されている。
とは、上述の整列ラインと逆行するように延出されてお
り、その下流には、ピストン34とピストンにより駆動
される押部材35よりなる仕分け機構33が設けられて
いる。そして、仕分け機構33では、容器がある袴は整
列ライン14へ、容器のない袴4は返送ライン36へ押
し入れるように構成されている。
【0016】次に、ラベル貼着機構9について説明す
る。ラベル貼着機構9は、図1及び図3に示すように、
ラベル40がテープ41に貼着されたラベルテープ42
が巻かれたテープドラム42aと、テープ41のみが巻
かれるドラム41aを備えドラム41aが繰り出しモー
タ(図示せず)の駆動により巻かれるようになってい
る。この繰り出しモータは、ラベル貼着位置Aより手前
に設けられた容器検知用の光電管43による容器を検知
すると、容器の搬送に同期して駆動するようになってい
る。従って、光電管43により容器が検知されない場合
には、ラベル貼着機構9は駆動されず、袴4のみがその
ままメインドラム17の出口側に搬送される。
る。ラベル貼着機構9は、図1及び図3に示すように、
ラベル40がテープ41に貼着されたラベルテープ42
が巻かれたテープドラム42aと、テープ41のみが巻
かれるドラム41aを備えドラム41aが繰り出しモー
タ(図示せず)の駆動により巻かれるようになってい
る。この繰り出しモータは、ラベル貼着位置Aより手前
に設けられた容器検知用の光電管43による容器を検知
すると、容器の搬送に同期して駆動するようになってい
る。従って、光電管43により容器が検知されない場合
には、ラベル貼着機構9は駆動されず、袴4のみがその
ままメインドラム17の出口側に搬送される。
【0017】ラベル貼着機構9において、ラベル貼着位
置Aには、ラベルテープ42が掛けられて、該ラベルテ
ープ42を折り返す舌片44が設けられており、テープ
41を折り返すことによって、ラベル40の一部をテー
プ41から剥がし、その部分を容器に貼着すようになっ
ている。また、舌片44近傍には、ラベル40を容器に
押圧するベルト45がローラ46、46に巻き掛けられ
ており、ラベル40の一部が貼着された容器1にラベル
40を押し付けながら回転させることによってラベル4
0全体を容器1の側面に貼着するようになっている。
置Aには、ラベルテープ42が掛けられて、該ラベルテ
ープ42を折り返す舌片44が設けられており、テープ
41を折り返すことによって、ラベル40の一部をテー
プ41から剥がし、その部分を容器に貼着すようになっ
ている。また、舌片44近傍には、ラベル40を容器に
押圧するベルト45がローラ46、46に巻き掛けられ
ており、ラベル40の一部が貼着された容器1にラベル
40を押し付けながら回転させることによってラベル4
0全体を容器1の側面に貼着するようになっている。
【0018】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、搬送部による搬送以前の前工程において、容器1
を袴4の保持孔2内に収納した後、該袴4を搬送部5の
整列ライン14へ供給する。整列ライン14では、押し
詰められた状態で順次袴4が整列されるが、スクリュー
15により袴4間を一定のピッチに調整した後、袴4が
入口側のスターホイール16を経てメインドラム17に
供給される。
まず、搬送部による搬送以前の前工程において、容器1
を袴4の保持孔2内に収納した後、該袴4を搬送部5の
整列ライン14へ供給する。整列ライン14では、押し
詰められた状態で順次袴4が整列されるが、スクリュー
15により袴4間を一定のピッチに調整した後、袴4が
入口側のスターホイール16を経てメインドラム17に
供給される。
【0019】メインドラム17では、同期して搬送され
てくる容器1を袴4と共に支持部18に順次配置する。
各支持部18のそれぞれには、その下方に、孔22によ
りその摺動が案内されているプッシャ6が夫々配置され
ているので、該プッシャ6もメインドラム17と共に移
動する。プッシャ6の下端部は、カム機構8の端面形状
に沿って上下動するが、入口側のスターホイール16で
は、プッシャ6の先端は袴4の下に位置し、メインドラ
ム17の移動に従って、次第にカム機構8によりプッシ
ャ6が上昇し、ラベル貼着位置Aでは最大上昇位置に達
し、容器1を袴4から押し出す。従って、容器1は、袴
4に収納され保持されているので、容器1は倒れること
なく安定した状態で高速搬送される。
てくる容器1を袴4と共に支持部18に順次配置する。
各支持部18のそれぞれには、その下方に、孔22によ
りその摺動が案内されているプッシャ6が夫々配置され
ているので、該プッシャ6もメインドラム17と共に移
動する。プッシャ6の下端部は、カム機構8の端面形状
に沿って上下動するが、入口側のスターホイール16で
は、プッシャ6の先端は袴4の下に位置し、メインドラ
ム17の移動に従って、次第にカム機構8によりプッシ
ャ6が上昇し、ラベル貼着位置Aでは最大上昇位置に達
し、容器1を袴4から押し出す。従って、容器1は、袴
4に収納され保持されているので、容器1は倒れること
なく安定した状態で高速搬送される。
【0020】一方、メインドラム17に搬送されてくる
容器1を光電管43が検知すると、この搬送に同期して
ラベル繰り出しモータが駆動され、ラベル40の一枚分
が繰り出される。ラベル貼着機構9では、舌片44によ
ってテープ41から剥がされたラベル40の先端が容器
1の側面に貼着され、続いて、ベルト45を駆動させ、
該ラベル40を容器1に押圧しつつ容器1が回転される
ので、これにより、容器1にラベル40が貼着される。
このとき、容器1を支持する一対のローラ19、19
は、容器1のセンタリングを図るとともに、容器1の回
転により発生する摩擦抵抗を防止する。
容器1を光電管43が検知すると、この搬送に同期して
ラベル繰り出しモータが駆動され、ラベル40の一枚分
が繰り出される。ラベル貼着機構9では、舌片44によ
ってテープ41から剥がされたラベル40の先端が容器
1の側面に貼着され、続いて、ベルト45を駆動させ、
該ラベル40を容器1に押圧しつつ容器1が回転される
ので、これにより、容器1にラベル40が貼着される。
このとき、容器1を支持する一対のローラ19、19
は、容器1のセンタリングを図るとともに、容器1の回
転により発生する摩擦抵抗を防止する。
【0021】ラベルの貼着後、更に、メインドラム17
が回転すると、カム機構8の端面形状に沿って、プッシ
ャ6が次第に下降し、容器1を袴4内に落とし込んで、
再び保持孔2内に収納され、出口側に搬送される。搬送
されてきた袴4は、出口側スターホイール23に受け渡
されるが、該受渡しの際に、光電管26によりラベルの
貼られていない容器及び光電管43により容器のない袴
を検知し、これらのラベルのない容器及び容器のない袴
4(不良容器)は、戻し用スターホイール24に受け渡
されてラインから排出される。一方、ラベルが貼着され
た容器は、そのまま搬送コンベア25に載せられて次工
程に搬送され、袴から容器が除かれた後、袴4のみを返
送ライン36に載せて、ラベルを貼着するべき容器を収
納する前工程へ戻される。
が回転すると、カム機構8の端面形状に沿って、プッシ
ャ6が次第に下降し、容器1を袴4内に落とし込んで、
再び保持孔2内に収納され、出口側に搬送される。搬送
されてきた袴4は、出口側スターホイール23に受け渡
されるが、該受渡しの際に、光電管26によりラベルの
貼られていない容器及び光電管43により容器のない袴
を検知し、これらのラベルのない容器及び容器のない袴
4(不良容器)は、戻し用スターホイール24に受け渡
されてラインから排出される。一方、ラベルが貼着され
た容器は、そのまま搬送コンベア25に載せられて次工
程に搬送され、袴から容器が除かれた後、袴4のみを返
送ライン36に載せて、ラベルを貼着するべき容器を収
納する前工程へ戻される。
【0022】不良容器は、戻し用スターホイール24に
より戻しラインに戻されるが、戻しラインでは、不良容
器のうち、容器があるものは分岐部材31に当接して、
該分岐部材に案内されて第1戻しライン29へ搬送さ
れ、容器のないものは分岐部材31を通過して、第2戻
しライン30へ搬送される。第1戻しライン29の容器
1及び第2戻しライン30に搬送された袴4は、仕分け
機構33により、第1戻しライン29の容器1は押部材
35により整列ラインに押し入れられ、第2戻しライン
30の袴4は、返送ライン36に押し入れられる。
より戻しラインに戻されるが、戻しラインでは、不良容
器のうち、容器があるものは分岐部材31に当接して、
該分岐部材に案内されて第1戻しライン29へ搬送さ
れ、容器のないものは分岐部材31を通過して、第2戻
しライン30へ搬送される。第1戻しライン29の容器
1及び第2戻しライン30に搬送された袴4は、仕分け
機構33により、第1戻しライン29の容器1は押部材
35により整列ラインに押し入れられ、第2戻しライン
30の袴4は、返送ライン36に押し入れられる。
【0023】本発明は、上述した実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、容器をラベル貼着位置でプッシャにより袴から
押しあげるカム機構は、容器を徐々に袴から押し上げる
ことに限らず、ラベル貼着位置直前で押し上げるもので
あってもよい。
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、容器をラベル貼着位置でプッシャにより袴から
押しあげるカム機構は、容器を徐々に袴から押し上げる
ことに限らず、ラベル貼着位置直前で押し上げるもので
あってもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明のラベル貼着装置は、ラベル貼着
時のみ容器を袴から取り出し、それ以外の容器の搬送時
には、容器を袴に収納して保持するものであるから、比
較的安定の悪い容器でもラベリングの高速化をはかるこ
とができる。
時のみ容器を袴から取り出し、それ以外の容器の搬送時
には、容器を袴に収納して保持するものであるから、比
較的安定の悪い容器でもラベリングの高速化をはかるこ
とができる。
【図1】本発明の実施例によるラベル貼着装置の斜視図
である。
である。
【図2】図1に示すラベル貼着装置をIIーII線で切
断した状態の断面図である。
断した状態の断面図である。
【図3】図1に示すラベル貼着機構を示す平面図であ
る。
る。
【図4】容器とプッシャとの動作状態を示す袴の断面図
である。
である。
1 容器 2 保持孔 4 袴 5 搬送部 6 プッシャ 8 カム機構 9 ラベル貼着部
Claims (3)
- 【請求項1】 ラベルを貼着するべき容器を収納して保
持する、保持孔が形成された袴と、 上記容器が収納された上記袴をラベル貼着位置へ搬送す
る搬送部と、 上記保持孔を介して上記袴の下方から上記容器を押し上
げるプッシャと、 上記袴が上記ラベル貼着位置に搬送された際に、上記プ
ッシャにより上記容器を上記袴から押し出し、ラベル貼
着後に上記プッシャにより上記容器を袴に収納するカム
機構と、 上記ラベル貼着位置において、袴から押し上げられた容
器にラベルを貼着するラベル貼着機構と、 を備えることを特徴とするラベル貼着装置。 - 【請求項2】 上記搬送部は周囲に容器を支持する多数
の支持部を有する円盤を備え、該支持部は一対のローラ
を有し、該一対のローラ間に容器を支持することを特徴
とする請求項1に記載のラベル貼着装置。 - 【請求項3】 ラベル未貼着及び容器未収納を検知する
検知機構と、ラベル未貼着を検知された容器を袴ととも
に搬送部へ戻す第1戻しラインと、容器未収納の袴は新
たにラベルを貼着するべき容器を収納する容器収納部に
戻す第2戻しラインとを、更に備えることを特徴とする
請求項1に記載のラベル貼着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22990292A JPH0680130A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ラベル貼着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22990292A JPH0680130A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ラベル貼着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680130A true JPH0680130A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16899523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22990292A Pending JPH0680130A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ラベル貼着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0680130A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002211525A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Autonics Co Ltd | ラベル貼付装置 |
JP2006193169A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
DE102011075342A1 (de) * | 2011-05-05 | 2012-11-08 | Krones Aktiengesellschaft | Etikettiermaschine mit absenkbaren Artikelträgern / Werkstückträgern |
DE102016222497A1 (de) * | 2016-11-16 | 2018-05-17 | Gernep Gmbh | Behälterbehandlungsmaschine und Verfahren zur Behandlung von Behältern |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP22990292A patent/JPH0680130A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002211525A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Autonics Co Ltd | ラベル貼付装置 |
JP2006193169A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
JP4727996B2 (ja) * | 2005-01-12 | 2011-07-20 | リンテック株式会社 | ラベル貼付装置 |
DE102011075342A1 (de) * | 2011-05-05 | 2012-11-08 | Krones Aktiengesellschaft | Etikettiermaschine mit absenkbaren Artikelträgern / Werkstückträgern |
DE102016222497A1 (de) * | 2016-11-16 | 2018-05-17 | Gernep Gmbh | Behälterbehandlungsmaschine und Verfahren zur Behandlung von Behältern |
EP3323745A1 (de) * | 2016-11-16 | 2018-05-23 | GERNEP GmbH | Behälterbehandlungsmaschine und verfahren zur behandlung von behältern |
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