JPH0680124A - カートンの組み立て又は閉鎖におけるカートンブランクのヒートシール - Google Patents

カートンの組み立て又は閉鎖におけるカートンブランクのヒートシール

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JPH0680124A
JPH0680124A JP4213700A JP21370092A JPH0680124A JP H0680124 A JPH0680124 A JP H0680124A JP 4213700 A JP4213700 A JP 4213700A JP 21370092 A JP21370092 A JP 21370092A JP H0680124 A JPH0680124 A JP H0680124A
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JP
Japan
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nozzle
carton
gas
heater
injection holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4213700A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard Wolfgang Emil Mosse
リチャード・ウォルフガング・エミル・モス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tetra Laval Holdings and Finance SA
Original Assignee
Tetra Laval Holdings and Finance SA
Tetra Alfa Holdings SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Tetra Laval Holdings and Finance SA, Tetra Alfa Holdings SA filed Critical Tetra Laval Holdings and Finance SA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートンの上部を閉じる際に形成される内側
シール部の帯域の位置と面積の精度を高める。 【構成】 ヒートシール作業において加熱を行なうヒー
タを含むカートンの組み立て又は閉鎖用カートン包装
機。該ヒータはシールすべきカートン材料の部分に加熱
ガスを当てる噴射孔(16、18)を持つノズル(10)から
なる。この噴射孔は、ホットガスを横方向に材料に当て
る場合に比べてヒートシールすべき領域がより正確に確
定されるように熱風を材料に対して斜めに当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートンの組み立て又
は閉鎖におけるカートンブランクのヒートシールに関す
る。特に、カートンの複数部分をヒートシールによって
互いに接合させる手段を持つカートン包装機であって、
ヒータノズルを使って熱風を当ててカートンブランクを
シールする包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】ミルク、フルーツジュース、清涼飲料水
などの液体を包装するためのカートンは、通常プラスチ
ックでコートされた板紙又は厚紙のプラスチックコート
層をヒートシールすることによってカートンを組み立て
且つ閉鎖して作られる。
【0003】従来、ヒートシールの作業は、カートン材
料のプラスチックコート層に熱風を噴射してプラスチッ
クコートの温度をヒートシールに適した温度に上げた
後、カートンの所定部分を互いに押しつけて接合してい
た。
【0004】この目的に用いる熱風は、従来、加熱すべ
きカートンブランクの表面に対して直角に噴射してい
た。しかし、EP-A-0028941はヒータの熱風をカートン内
壁に斜めに、且つカートンの下方に向かって当てる方法
を開示している。
【0005】カートンの口を閉じる前にカートンの口で
カートン材料の内側表面を熱する必要のある場合は、従
来、カートンの口にヒータノズルを挿入して行なってい
たが、このヒータノズルは末端部が閉鎖されており、そ
の周縁に沿って帯状に横に並んだ複数のガス噴射孔を持
ち、ノズルに供給された熱風はその噴射孔を通って脱出
し、カートン口でカートンの内壁に当てられる。噴射孔
は通常、ノズルの壁に対して直角に孔を開けることによ
って作られ、そこから出るガスは、使用に際してノズル
の外側表面に隣接して平行に置かれるカートンの内壁に
実質的に直角に当たる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】我々は、このようなタ
イプのカートンを開けやすくするために、カートンを開
ける際にカートンの前面パネルの一部を前方に引っ張る
ことによって流出口を構成するような開口装置を考案し
た。一つの装置においては、流出口の上部マージンが低
くなった前面パネルの上端によって定められ、前記上部
マージンは、包装中にカートンを閉じる際に外側ではシ
ールされるが、ユーザーが外側のシールを壊して流出口
を引き出すことができるためには、内側ではシールされ
ないままになっていなければならない。別の装置におい
ては、中央部が低くなった前面パネルを用いる。側面パ
ネルを前面パネルのこの部分へシールすることは避けな
ければならない。
【0007】従って、このようなカートンの上部を閉じ
る際に形成される内側シール部の帯域の位置と面積の精
度を高めることが必要となってくる。
【0008】我々は、シールされる帯域が望ましくない
方向にまで侵入する傾向は、熱風をカートン内壁に当て
る噴射孔を望ましくない方向とは逆の方向に向けること
によって少なくすることが可能であることを発見した。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の第一の
態様は、カートンの複数部分をヒートシールによって互
いに接合して前記カートンの上部を閉じるための手段を
含むカートン包装機であって、該手段はカートンの口の
内側に挿入するヒータノズルを持つヒータを有し、該ノ
ズルは、前記カートンの複数部分に加熱ガスを当てるこ
とによって前記カートンの複数部分の温度をシーリング
に適した温度にまで上げるために前記加熱ガスを供給す
る複数のガス噴射孔を有し、該噴射孔は使用時に前記カ
ートンの複数部分に対して斜めに且つ前記カートンの口
に向かうように配置される。
【0010】前記ノズルは、基部にガス取り入れ口を有
し、末端部にカートン口に挿入するための閉鎖端部を有
し、ガスの通路を囲むノズル壁と、さらに前記ガス通路
から前記ノズル壁の外側表面に向かって前記末端部から
斜めに離れるごとく延びる前記複数のガス噴射孔からな
ることが好ましい。典型的な例では、前記ガス通路は、
噴射孔の下流、例えばノズルの末端部で閉鎖される。
【0011】前記ノズルは、大体において長方形の横断
面を持つことが好ましい。
【0012】このような大体において長方形の断面を持
つノズルの一対の対向面の各々は、横断面で見たときに
外側が凹んでいることが好ましい。
【0013】例えば、前記一対の対向面の各々は、ノズ
ルの長手方向に延びる線上で鈍角で交差する小さな面に
分割してもよく、この場合前記線はノズルの長手方向の
面のほぼ中間に位置する。
【0014】このような形のノズルは、蛇腹形又は切妻
形の閉包部の内側シールを形成するのに都合がよい。
【0015】前記複数の噴射孔は前記ノズルの少なくと
も三面上に帯状の帯域に配置されることが好ましい。
【0016】上記の開けやすい閉包部を形成するために
は、前記ノズルの一対の対向面の各々の上に、前記帯域
が幅の狭い第一の部分と幅の広い第二の部分を持ち、前
記第二の部分はそれぞれの面の対応する端部に隣接して
あるようにするのが好ましい。
【0017】ノズルの面上にあって前記端部を接合し、
前記第二の部分を接続する帯域の部分の幅は、前記広い
方の幅より狭いことが好ましい。
【0018】前記狭い幅は、例えば広い幅の30パーセン
トから60パーセントの幅とすることができる。前記幅の
広い部分は、ノズルの各面にある帯域部分の長さの20パ
ーセントから60パーセントを占めることができる。
【0019】前記端部を接合し前記第二の部分を接続す
るノズルの面は、上記の横断面で見るとき外側が凹んで
いることが好ましい。
【0020】本発明の第一の態様は、基部にガス取り入
れ口を有し、末端部にカートン口に挿入するための閉鎖
端部を有するカートン包装機用の熱風ノズルを含むとこ
ろ、該ノズルは、大体において横断面が長方形である
が、前記ノズルの一対の対向面の各々は、横断面で見た
ときに外側が凹んでおり、該ノズルはガスの通路を囲む
ノズル壁と、さらに前記ガス通路から前記壁の外側表面
に向かって前記末端部から斜めに離れるごとく延びる複
数のガス噴射孔からなる。このようなノズルは上記のよ
うな好ましい特徴を持つことができる。
【0021】ガス噴射孔は、ノズルの末端部に向けて延
びるノズル壁に対して、(噴射孔において壁と直角の面
で計って)100°から160°、より好ましくは120°から1
50°、例えば135°の角度になるように配置してもよ
い。
【0022】本発明の第一の態様はまた、カートンを閉
じるに際してカートンブランクのヒートシール可能部を
熱する方法を含み、前記方法は前記ブランクの第一の帯
域に加熱ガスを当てて前記第一の帯域をヒートシールに
適した温度にまで暖めることを含み、前記第一の帯域は
一辺がブランクの引き出し流出口部分の上部マージンを
含む第二の帯域と境界を接するか又はブランクの引き出
し流出口部分の上部マージンを含む帯域に接合され、前
記第二の帯域は熱することを欲しないか避けるべきであ
り、熱に耐えるブランクの一端又は第三の帯域で反対側
と境界を接するところ、前記加熱ガスは、前記ブランク
の端部又は前記第三の帯域に向けて前記第二の帯域から
斜めに離れるように向けられた噴射孔を通して前記ブラ
ンクの第一の帯域に放出される。
【0023】前記引き出し流出口の上部マージンは、ブ
ランクのパネルを横断するスリット又はブランクのパネ
ルの上端によって定めることができる。このようなタイ
プのカートンは、我々が1991年2月14日に同時係属出願
している英国特許出願9103183.1号に説明されている。
【0024】あるいは、流出口はカートンの前面パネル
の一部によって構成することもでき、前記部分はカート
ンを開ける際に前方に引いて流出口とし、前記流出口の
上部マージンは短くなった前面パネルの上端によって定
められ、前記上部マージンは包装中にカートンを閉じる
際に外側でシールされるが、ユーザーが外側のシールを
壊して流出口を引き出すことができるためには、内側で
はシールされないままになっていなければならない。
【0025】我々は、カートン頂部の側面パネルの加熱
帯域の高さは、上で説明したタイプの傾斜を付けたガス
噴射孔を使って制御することが望ましいことを発見し
た。上で説明したように、我々は、シールされた帯域が
望ましくない方向に侵入する傾向を、熱風をカートン内
壁に噴射する噴射孔を望ましくない方向とは逆の方向に
向けることによって少なくすることが可能であることを
発見した。
【0026】我々はさらに、カートン前面パネルの上部
外側に向けて当てる熱風が内部に漏入し無用に加熱する
ことを防ぐ必要があることを発見した。
【0027】本発明の第二の態様は、ヒートシールによ
ってカートンの複数部分を接合する手段からなり、該手
段は前記カートンの複数部分に加熱ガスを当てることに
よってシーリングに適した温度にまで加熱するための前
記加熱ガスを供給するための少なくとも一個のガス噴射
孔を有する一個のヒータからなり、前記ノズルにはノズ
ルから前記噴射孔からのガス流の一般方向に向けて延び
るシールドメンバーが設けられている。
【0028】前記ヒータノズルは閉鎖すべきカートンの
口に並んで位置し、前記カートン口に隣接してカートン
の内壁に向けた複数のガス噴射孔を有することが好まし
い。
【0029】前記ノズルは、基部にガス取り入れ口を有
し、末端部にカートン口に挿入するための閉鎖端部を有
し、ガスの通路を囲むノズル壁と、さらに前記ガス通路
から前記壁の外側表面に向かって延びる前記複数のガス
噴射孔を含むことが好ましい。前記ノズル壁は、鈍角で
交差する実質的に平面である一対の壁を含み、前記ガス
通路から前記壁の外側表面へ延びる帯状の前記ガス噴射
孔からなることができる。前記シールドメンバーは前記
帯に隣接してあり、その一部の側部を延びることが好ま
しい。シールドメンバーは前記帯の部分と前記ノズルの
吸気端との間に置いてもよい。
【0030】前記帯は幅の狭い第一の部分と幅の広い第
二及び第三の部分を持ち、前記第二、第三の部分は前記
第一の部分の各端部にあり、前記シールドメンバーは前
記帯の前記第二及び第三の部分に鋏まれた前記第一の部
分の側部を延びることが好ましい。
【0031】ヒートシール機は、前記ヒータノズルを第
一のヒータノズルとし、さらに第二、第三のヒータノズ
ルを含むところのノズル・アセンブリーからなるように
してもよい。第一と第三のヒータノズルは前記第二のヒ
ータノズルの各側にそれぞれ配置して、カートン口が前
記第二のヒータノズルの上且つ前記第一、第三のヒータ
ノズルの間に位置して、前記第二のヒータノズルによっ
て内側表面が、そして前記第一及び第三のヒータノズル
によって反対側の外側表面が加熱されるようにしてもよ
い。
【0032】横断面では、前記第二のノズルは腰部がく
びれた四辺形であってもよく、前記第一及び第三のノズ
ルは第二のノズルの前記腰部を含む面に対向して位置し
てもよい。
【0033】前記(第二の)ノズルは複数のガス噴射孔
を有してもよく、前記ガス噴射孔は、前記第三のノズル
の反対側の部分と前記第三の部分と第一の部分との間に
延びる部分を含む前記ノズルの周縁のおよそ4分の3程度
延びて帯状に配置された複数のガス噴射孔を持ってもよ
い。
【0034】前記第二のノズル上の帯状に並んだガス噴
射孔は前記第三のノズルの反対側に相対的に広く、また
前記第三及び前記第一のノズルの間に延びる部分の上に
は、前記第三のノズルに最も近い位置に相対的に広い部
分、そしてそこから前記第一のノズルに向かって延びる
相対的に狭い部分があってもよい。
【0035】前記第三と第一のノズルの間に延びる部分
にある前記相対的に広い帯状の部分は相対的に狭い部分
に比べてより短いかほぼ同じ長さであることが好まし
く、例えば、狭い部分の30パーセントから50パーセント
の長さがよい。
【0036】前記帯の前記相対的に狭い部分のガス噴射
孔は、使用に際して本機で閉じられる容器の口に向かっ
て延びるように角度を付ける、即ち、ノズルの閉鎖端部
から遠ざかる方向に角度を付けることが好ましい。この
ように、第二のノズルは本発明の第一の態様に準ずるも
のであってもよい。
【0037】本発明の第二の態様は、カートン包装機用
の熱風ノズルを含み、前記熱風ノズルは、基部にガス取
り入れ口を有し、末端部にカートン口に挿入するための
閉鎖端部を有し、ガスの通路を囲むノズル壁と、さらに
前記ガス通路から前記壁の少なくとも一つの外側表面に
向かって延びる複数のガス噴射孔、及び前記ノズルから
前記噴射孔からのガス流の一般的な方向に向けて延びる
ヒート・シールドメンバーを含む。このようなノズルの
好ましい特徴は上述のとおりである。
【0038】本発明の第二の態様はまた、上記本発明の
ヒータノズルを第一のヒータノズルとし、さらに第二、
第三のヒータノズルを含むノズル・アセンブリーを含む
が、ここで前記第一と第三のヒータノズルは前記第二の
ヒータノズルの各側に配置され、カートンの口が前記第
二のヒータノズル上且つ前記第一と第三のヒータノズル
の間に位置して前記第二のヒータノズルによって内側表
面を、前記第一と第三のヒータノズルによって反対側の
外側表面を加熱することができるようになっている。こ
のようなノズルの好ましい特徴は上述のとおりである。
【0039】シールドメンバーに隣接するガス噴射孔の
相対的に狭い帯部分は相対的に広い噴射孔の帯部分の30
パーセントから60パーセントの幅であるとよい。使用時
にカートンの口に向かって延びるように角度が付けられ
たこれらのガス噴射孔は、ノズルの末端部に向かって延
びるノズル壁に対して、噴射孔においてノズル壁と直角
の面で計って100°から160°、より好ましくは120°か
ら150°、例えば135°の角度を持つように配置すること
ができる。
【0040】
【実施例】本発明を添付図面を参照しながらさらに図示
説明する。
【0041】図1から5に示すように、本発明の第一の態
様によるヒータノズル10はノズルの末端を形成する基底
壁12と、開いた基部ガス吸気端14から前記基底壁12に向
けて延びる側壁20、22、24及び26を持つ。
【0042】横断面で見ると、ノズルは大体において長
方形に見えるが、壁20及び24は、それぞれ壁部20A、20B
の対と壁部24A、24Bの対からなる凹面になっており、前
記壁部は、ノズルの長手方向に沿って延びノズルの中間
面を走る線に沿って鈍角で交差する外側の小さな面を構
成する。その結果、横断面の形状は腰部がくびれた長方
形となる。
【0043】ノズルの四方の壁20、22、24及び26の各々
には、ノズル内部から加熱された空気を逃がすためのガ
ス噴射孔を形成する角度のついた複数の孔16が設けられ
ている。これらのガス噴射孔はノズルの周囲に延びる帯
状の帯域に配列されるが、前記帯域の幅は一定しない。
図示した孔16の各々は、孔が形成された壁の各部分に対
して直角方向を基準に計って45°(135°)の角度で上
方に延びる。一般的に、ノズルを平面で見たとき、孔16
は、それが配列されたノズル壁の部分から直角に延びる
が、ノズルのコーナーにある孔18のグループは、平面で
見たとき、各コーナーを形成する壁を二分割する角度を
向く。
【0044】孔16、18によって形成されるガス噴射孔の
サイズ、数及び位置は、カートン材料の表面を加熱する
際の望ましいパターンと範囲に合わせて選択する。
【0045】例えば、図9ではブランクから形成される
カートンの頂部を閉鎖するために加熱することが望まし
い領域に影を付けているが、このブランクの形状を見れ
ば、この加熱パターンは図1から6に示したノズルによっ
て得られることがわかる。このブランクは4つの主たる
パネル、即ち予め設けられた折れ線によって分割された
前面パネル30、後面パネル32、及び側面パネル34と36に
分けられている。これら各パネルは、さらに横方向に予
め設けられた折れ線によって再分割されて、既知の方法
によってブランクから形成されるカートンを囲むシーリ
ングフィンを形成するのに用いる小パネル30A、32A、34
A及び36Aをブランクの端部において形成する。
【0046】スリット38は、前面パネル30の小パネルを
形成する頂部のほぼ全幅にわたって延び、スリットの下
の小パネルを形成する頂部の部分は、完成したカートン
においてカートンを開けるときに前方に引き出して流出
口を形成する。これが行なえるようにするためには、カ
ートンブランクの内側表面がブランクの頂部を閉鎖する
際にスリット38付近でそれ自体にシールされないことが
必要である。図9に示すブランクを用いる包装機は、既
に対向する側部を合わせることによってシールして管状
に形成したブランクを受け取り、底部形成小パネルを用
いて底部閉包部を形成する手段を含む。カートンはその
後充填する。図1から5に示したヒータノズルはカートン
の口に挿入し、カートンブランクの内側表面の影のつい
た帯域を加熱するために熱風をノズルのガス噴射孔から
当てる。スリット38より下にシールが形成されないよう
に、小パネル30A、34A、及び36Aを形成するフィン上の
加熱領域の高さを注意深く制御することが必要であるこ
とは明らかである。
【0047】このため、図1から5のノズルのガス噴射孔
を含む帯状の帯域の幅は以下のように変化させる。カー
トンブランクの小パネル32Aを加熱するノズルの壁20の
上では、ブランクのフィン形成部分の全高にわたって加
熱を与えるのに適した一定の相対的に幅広の帯域とす
る。ブランクの前面パネルの小パネル30Aを加熱する壁2
4を横切る帯域は、壁20上の帯域の幅のおよそ半分の一
定の相対的に幅が狭い帯域とする。ブランクの側面パネ
ルのフィンを形成する小パネル34Aと36Aを加熱するノズ
ルの壁22と26の上では、帯域は、ノズルの壁20との交差
点からノズルの壁24との交差点に向かうノズルの面のほ
ぼ70パーセントを延びる前記幅の狭い第一の部分と、ノ
ズルの面の幅の残り30パーセントを占めノズルの壁24と
の交差点まで走る前記幅の広い部分からなる。この幅の
広い部分は、シールの高さを増してスリット38の端部を
捉え、スリットの中央部と干渉することなくその領域で
のカートンのシーリングを確かなものにする。
【0048】ガス噴射孔を形成するのに角度の付いた孔
を利用することの効果を図6から8に図示する。図6は従
来技術による機構を示すものであるが、ここではノズル
10の内部からの熱風の流れはノズル壁に対して直角であ
りカートンブランク28に対して直角である。その結果、
かなりの量の熱風がカートンの内部に向かって偏向し、
結果的に孔16の下部のカートン壁が拡散加熱された状態
となる。孔16の下部で発生する加熱量と孔16を通る空気
の流量との間には厳格な相互関係があるが、このタイプ
の機械の場合、流量は時間によって変化するため、カー
トン閉包部を作る際に正確に反復可能なヒートシール帯
域を得ることは困難若しくは不可能である。
【0049】逆に、図7及び8に図示した本発明の機構に
よるときは、孔16の角度をカートンブランクの端部に向
けることによって、加熱された空気がカートン内で下方
に向かって下がってゆく傾向が相対的に低く、ヒートシ
ールされた領域の下端がより明確になる。
【0050】頂部閉包部を形成する際に上述のカートン
の外側表面の面と面をシールするためには、当技術の通
常の方法に従って熱風噴射孔を使ってカートン材料をヒ
ートシールに適した温度にまで暖めることができる。こ
れらの噴射孔もまた図示したノズルの噴射孔と同様の方
法でカートン頂部に向かって角度を付けることができ
る。カートンの流出口形成部にプラスチック・フィルム
のプルタブを設けるときは、上向き噴射孔を使って熱風
をプルタブから離れる方向に向けることが望ましい。こ
うすることにより、カートン壁を分散しつつタブに向か
って降りる熱に反応してプルタブがカールしたりしわが
よる危険性、又はタブとカートン壁との間の接合がその
ような熱によって緩くなる可能性を少なくすることがで
きる。
【0051】より一般的には、カートンの内側又は外側
の壁を加熱するために角度の付いた噴射孔を使用するこ
とによって、加熱を必要とする領域により多くの熱風を
当て、加熱を必要としない、あるいは加熱することを避
けるべき隣接領域には熱風をあまり当てないようにする
ことによって熱風の消費を少なくすることができる。
【0052】カートン頂部を閉じるための加熱帯域の範
囲を注意深く制御する必要がある場合の他の具体例とし
ては、図9に示すブランクの改良型を考えることができ
る。ここでは、前面フィンを形成するパネル30Aが小パ
ネル34Aと36Aを形成する小さなフィンよりも低くなって
いる。この意図するところは、小パネル30Aを間に折り
込んで小パネル34Aと36Aを一緒に内部でシールする際に
小パネル30Aが小パネル34Aと36Aとの間のシールに捉え
られないようにすることによって、完成したカートンを
開けるときにブランクの前面頂部形成小パネルを流出口
として引き出せるようにするためである。図9に示すブ
ランクのように、角度の付いたガス噴射孔を用いてフィ
ン形成小パネル34Aと36Aの加熱領域の高さを制御し、フ
ィンを形成する小パネル34Aの頂部が小パネル34Aと36A
の間のシールに誤って捉えられないようにすることがで
きる。
【0053】このように、既知の標準的切妻型カートン
を開けやすくするために、大体において図面に示したタ
イプのノズルを使うことができるが、孔のパターンにつ
いては、カートン壁の4つの厚い部分を接合したとき
に、流出口形成壁の両側6mmを除く閉包部の部分に熱が
当たらないようにするすることができる。このような孔
のパターンはノズルの一方の凹面24にノズルの面を横切
って角度の付いた噴射孔の狭い帯を配置し、ノズルに隣
接して又はコーナーにて、より広い幅の噴射孔を設けて
形成するのがよく、この面上の帯は浅く逆転した"u"字
型の底部を持つ。
【0054】第一の態様を本発明の第二の態様をも図示
する図10から15に示した実施例を用いて更に説明する。
【0055】図10に示すように、カートン包装機に用い
る本発明の第一および第二の態様によるヒータノズル・
アセンブリーは、第一のヒータノズル110、第二のヒー
タノズル112及び第三のヒータノズル114からなる。これ
らのヒータノズルはそれぞれ開放された基部と閉じた末
端部116、118、120を有する。ヒータノズルは、第一と
第三のヒータノズルが第二のヒータノズル112の対向す
る側面の間に、カートンの口が第二のヒータノズル112
に被さり、カートンの壁が第二のヒータノズル112と第
一、第三のヒータノズル110、114との間に来るように、
それぞれ隣接して配置する。
【0056】カートンは図11に示すような容易に開くこ
とができるようにしたブランクから形成することができ
る。ブランク210は、前面パネル、後面パネル、及び本
体を形成する対向パネル212、214、216及び218、並びに
普通の底部形成パネル220及び後面パネル214と境界を接
する普通の第五のパネル222からなる。ブランクはさら
に上部小パネル226を持つ頂部形成前面パネル224を含
む。さらに頂部を形成する後面及び側面パネル228、230
及び232を含むが、これらのパネルはそれぞれ、フィン
を形成する上部小パネル234、236及び238を持つ。これ
らのパネルは予め設けられた折れ線によって境界を接し
ている。カートンの頂部と底部を折るためにさらに別の
折れ線、即ち、頂部形成前面パネル224の底部コーナー
から前記パネルが小パネル226と接する上端の中央部に
延びる折れ線240と242が予め設けられている。
【0057】頂部形成パネル224の小パネル226は、中央
部244と、側面を包囲する部分246及び248とからなる。
中央部の高さは実質的に側面方位部より低くなってい
る。ブランクを従来の方法で折ったとき、ブランクの内
側で図中影を付けて表示してある領域にシールを形成し
てもよい。影を付けた領域は小パネル226の中央部244を
全く含まないことがわかる。側面を包囲する部分246及
び248の外側面並びに内側面は一緒にシールされ、中央
部224の2つに分れた外側各面は互いにシールされる。こ
の外側シールは小パネル226の下に来る頂部形成パネル2
24の三角域を形成する翼部を引き離すことによって容易
に壊すことができる。そうすれば、頂部形成前面パネル
は、小パネル226の中央域244の上端によって設けられた
リムを持つ流出口として容易に前方に引き出すことがで
きる。
【0058】図10のアセンブリーの第一のヒータノズル
110は、カートンの頂部形成前面パネル224に向けて使
う。図12a及び12bに示すように、第一のノズル10は、そ
の外縁から内側の中空に向けて延び、134°の角度で交
差して浅いノーズを形成する2つの前面を横切る帯状に
配置された複数のガス噴射孔122を有する。ガス噴射孔
はそれぞれの面から直角方向に走る。噴射孔122の帯
は、第一の中央部124及び第一、第二の外側部分126、12
8の3つの部分に分けることができる。外側部分126と128
は相対的に幅が広く、中央部124は相対的に幅が狭い。
中央部124のすぐ上には、ガス噴射孔の帯の中央部124の
上のノズルのノーズから突出する山形のプレートの形を
したシールドメンバー130が置かれている。
【0059】図10のアセンブリーの第三のノズル114は
大体においてノズル110に似た形状であるが、シールド1
30を欠いており、その上にあるガス噴射孔122の帯は一
定の幅となる。ノズルの帯の幅はノズル110上の幅の広
い部分126、128と同様である。図14aに平面図で示すア
センブリーの第二のヒータノズル112は腰部がくびれた
四辺形の形をとり、対向する2つの平面と、対向する2つ
の皿状面を持つ。帯状のガス噴射孔がノズル112の周り
を閉鎖端部118に隣接して配置される。第三のヒータノ
ズル114に対向する皿状面132上では帯は相対的に広い。
面132とそれから横に向けて約45°の角度で外側に向い
た2つの隣接側面との間のコーナー上に配置される噴射
孔を除いて、噴射孔は面132に対して直角に向けられて
いる。
【0060】2つの平面134、136のそれぞれにおいて、
噴射孔の帯は、幅の広い第一の部分138と、幅の狭い第
二の部分140を持ち、部分140は部分138より若干長く、
部分140の幅は部分138の幅のおよそ3分の1である。ノズ
ル112の残りの面上には、同面と面132、136との間の接
合部に相対的に背の高いガス噴射孔のコラムが隣接する
側面134、136に対して約45°の角度で設けられている以
外にはガス噴射孔は設けられていない。
【0061】これら側面134及び136上の帯の相対的に狭
い部分40にあるガス噴射孔はノズル112の底部118から約
45°の角度で上を向いている。これにより、流出口を形
成するパネル224の中央部244の上端に隣接する限界域に
作られる加熱帯域の高さを制御する。
【0062】図15に示すように、シールド130の効果
は、ノズル110の噴射孔の帯の領域124にあるガス噴射孔
を通る熱風が、図15で点線で示す経路を通って頂部形成
前面パネル224の中央部244の上部自由端に沿ってカート
ンの内側表面に到達し、それによって誤ってヒートシー
ルされてしまうのを防ぐことにある。ここではガスの流
れはカートンブランク210の壁の外側を下方に逸らして
いる。これによって、信頼性が高まり、カートン壁の周
縁部分の間にある外側シールを引き裂くことによってカ
ートンを開くと同時に引き出し自由となる流出口形成部
分を有する図11に示すブランクから形成されるタイプの
容易に開くことができるカートンを満足にシールするこ
とができるようになる。
【0063】図示説明したように、本発明の範囲内でさ
まざまな改良型や変更態様が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカートン包装機に用いる本発明の
第一の態様によるヒータノズルの平面図。
【図2】図1のヒータノズルの第一の面20を示す側面
図。
【図3】図1のヒータノズルの第二の面22を示す側面
図。
【図4】図1のヒータノズルの第三の面24を示す側面
図。
【図5】図1のヒータノズルの第四の面26を示す側面
図。
【図6】使用中の従来型ヒータノズルの部分断面図。
【図7】本発明の第一の態様による方法で加熱されるカ
ートンブランクの一部の端部を示す図。
【図8】本発明でカートンブランクを加熱する角度を示
す図。
【図9】容易に開けることができる機構を持つカートン
を形成するための本発明によるカートン包装機に用いる
ブランクを示す。
【図10】本発明の第一及び第二の態様によるヒータノ
ズル・アセンブリーの平面図。
【図11】容易に開けることができる機構を持つカート
ンを形成するための本発明の両態様によるカートン包装
機に用いるブランクを示す。
【図12】図12aは、シールドメンバーを含む本発明の
第二の態様によるヒータノズルの平面図。図12bは、図1
2aのノズルの前面図。
【図13】図13aは、図10のヒータアセンブリーに組み
込まれている、シーリングに際してカートンの外側を加
熱する第二のヒータノズルの平面図。図13bは、図13aの
ヒータノズルの前面図。
【図14】図14aは、図10のヒータアセンブリーに組み
込まれている、シーリングに際してカートンの内側を加
熱する本発明の第一の態様によるヒータノズルの平面
図。図14bは、図14aのヒータノズルの"B"と印が付いた
側面を示す側面図。図14cは、図14aのヒータノズルの"
C"と印が付いた側面を示す側面図。図14dは、図14aのヒ
ータノズルの"D"と印が付いた側面を示す側面図。図14e
は、図14aのヒータノズルの"E"と印が付いた側面を示す
側面図。
【図15】図15は、カートンを閉じるためにその上部を
加熱するために使用中の図12aのヒータノズルの一部の
長手方向断面を概略的に示す。
【符号の説明】
10 ヒータノズル 16,18 複数のガス噴射孔

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートンの複数部分をヒートシールによっ
    て互いに接合して前記カートンの上部を閉じるための手
    段を含むカートン包装機であって、該手段はカートンの
    口の内側に挿入するヒータノズル(10)を持つヒータを有
    し、該ノズルは前記カートンの複数部分に加熱ガスを当
    てることによって前記カートンの複数部分の温度をシー
    リングに適した温度にまで上げるため前記加熱ガスを供
    給する複数のガス噴射孔(16、18)を有するところ、前記
    噴射孔は使用に際して前記カートンの複数部分に対して
    斜めに且つ前記カートンの口に向かって配置されること
    を特徴とするカートン包装機。
  2. 【請求項2】 前記ノズル(10)は、基部にガス取り入れ口
    (14)を有し、末端部にカートン口に挿入するための閉鎖
    端部(12)を有し、ガスの通路を囲むノズル壁(20、26)
    と、さらに前記ガス通路から前記壁の外側表面に向かっ
    て前記末端部から斜めに離れるごとく延びる前記複数の
    ガス噴射孔(16、18)からなる請求項1記載の機械。
  3. 【請求項3】 前記ノズルは、横断面が大体において長方
    形であり、前記複数の噴射孔が前記ノズルの少なくとも
    三面上に帯状の帯域に配置されていることを特徴とする
    請求項2記載の機械。
  4. 【請求項4】 前記ノズルの一対の対向面(22、26)の各々
    の上に、前記帯域が幅の狭い第一の部分と幅の広い第二
    の部分を持ち、前記第二の部分がそれぞれの面の対応す
    る端部に隣接してあり、また前記端部を接合するノズル
    の面(24)にあって前記第二の部分を接続する帯域の部
    分は前記幅の広い部分よりも狭いことを特徴とする請求
    項3記載の機械。
  5. 【請求項5】 ヒートシールによってカートンの複数部分
    を接合する手段からなり、該手段は前記カートンの複数
    部分に加熱ガスを当てることによってシーリングに適し
    た温度にまで加熱するための前記加熱ガスを供給するた
    めの少なくとも一個のガス噴射孔(122)を有する一個
    のヒータノズル(110)からなるカートン包装機におい
    て、前記ノズルにはノズルから前記噴射孔からのガス流
    の一般方向に向けて延びるシールドメンバー(130)が
    設けられていることを特徴とするカートン包装機。
  6. 【請求項6】 前記ノズルは、基部にガス取り入れ口を有
    し、末端部にカートン口に挿入するための閉鎖端部(11
    6)を有し、ガスの通路を囲むノズル壁と、さらに前記
    ガス通路から前記壁の外側表面に向かって前記末端部か
    ら斜めに離れるごとく延びる前記複数のガス噴射孔(12
    2)を含むことを特徴とする請求項5記載の機械。
  7. 【請求項7】 前記ノズル壁は、鈍角で交差する実質的に
    平面である一対の壁を含み、前記ガス通路から前記壁の
    外側表面へ延びる帯状に並んだ前記ガス噴射孔(122)
    からなるところ、前記シールドメンバーは前記帯に隣接
    してあり、その一部の側部を延びることを特徴とする請
    求項6記載の機械。
  8. 【請求項8】 前記帯は幅の狭い第一の部分(124)と幅
    の広い第二及び第三の部分(126、128)を持ち、前記第
    二、第三の部分は前記第一の部分の各端部にあり、前記
    シールドメンバー(130)は、前記帯の前記第二及び第
    三の部分の間の前記第一の部分の側部を延びることを特
    徴とする請求項5乃至7記載の機械。
  9. 【請求項9】 カートン包装機用の熱風ノズル(10)であ
    って、該ノズルは、基部にガス取り入れ口(14)を有
    し、末端部にカートン口に挿入するための閉鎖端部(1
    2)を有し、且つ、大体において横断面が長方形である
    が、前記ノズルの一対の対向面の各々(20、24)は、横
    断面で見たときに外側が凹んでおり、ガスの通路を囲む
    ノズル壁(20、26)と、さらに前記ガス通路から前記壁
    の外側表面に向かって延びる複数のガス噴射孔(16、1
    8)からなり、前記噴射孔は前記末端部から斜めに離れ
    るごとく出現することを特徴とする熱風ノズル。
  10. 【請求項10】 カートン包装機用の熱風ノズルであっ
    て、該熱風ノズルは、基部にガス取り入れ口を有し、末
    端部にカートン口に挿入するための閉鎖端部(116)を
    有し、ガスの通路を囲むノズル壁と、さらに前記ガス通
    路から前記壁の少なくとも一つの外側表面に向かって延
    びる複数のガス噴射孔(122)、及び前記ノズルから前
    記噴射孔からのガス流の一般的な方向に向けて延びるヒ
    ート・シールドメンバー(130)を含むことを特徴とす
    る熱風ノズル。
  11. 【請求項11】 請求項10のヒータノズル(110)を第一の
    ヒータノズルとし、さらに第二のヒータノズル(112)
    及び第三のヒータノズル(114)を含むノズル・アセン
    ブリーであって、前記第一と第三のヒータノズルは、カ
    ートンの口が前記第二のヒータノズル上且つ前記第一と
    第三のヒータノズルの間に位置して前記第二のヒータノ
    ズルによって内側表面を、さらに前記第一と第三のヒー
    タノズルによって反対側の外側表面を加熱することがで
    きるように前記第二のヒータノズルの各側に配置される
    ことを特徴とするノズル・アセンブリー。
  12. 【請求項12】 前記第二のノズル(112)は、前記第三の
    ノズル(114)の反対側の部分と前記第三の部分と第一
    の部分との間に延びる部分を含めてその周縁のおよそ4
    分の3程度延びて帯状に配置された複数のガス噴射孔(1
    22)を有し、前記第二のノズル(112)上の帯状に並ん
    だガス噴射孔は、前記第三のノズル(114)の反対側に
    相対的に広く、また前記第三のノズル及び前記第一のノ
    ズル(110)の間に延びる各部分の上には、前記第三の
    ノズルに最も近い位置に相対的に広い部分(138)と、
    そこから前記第一のノズルに向かって延びる相対的に狭
    い部分(140)を持つことを特徴とする請求項11記載の
    ノズル・アセンブリー。
  13. 【請求項13】 前記帯の前記相対的に狭い部分(140)の
    ガス噴射孔は、使用に際して本機で閉じられる容器の口
    に向かって延びるように角度を付けたことを特徴とする
    請求項12記載のノズル。
  14. 【請求項14】 カートンを閉じるに際してカートンブラ
    ンクのヒートシール可能部を加熱する方法であって、前
    記方法は前記ブランクの第一の帯域に加熱ガスを当てて
    前記第一の帯域をヒートシールに適した温度にまで暖め
    ることを含み、前記第一の帯域は一辺がブランクの引き
    出し流出口部分の上部マージンを含む第二の帯域と境界
    を接するか又はブランクの引き出し流出口部分の上部マ
    ージンを含む熱することを欲しない帯域に接合され、熱
    に耐えるところのブランクの一端又は第三の帯域で反対
    側と境界を接し、前記加熱ガスは、前記ブランクの端部
    又は前記第三の帯域に向けて前記第二の帯域から斜めに
    離れるように向けられた噴射孔を通して前記ブランクの
    第一の帯域に放出されることを特徴とする方法。
JP4213700A 1992-07-16 1992-07-16 カートンの組み立て又は閉鎖におけるカートンブランクのヒートシール Pending JPH0680124A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5618253A (en) * 1993-07-13 1997-04-08 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Heat-sealing method for a paper container and apparatus of the same
JP2002301779A (ja) * 2001-04-06 2002-10-15 Dainippon Printing Co Ltd カートントップシール用加熱装置

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