JPH0680023B2 - 無水酢酸の回収方法 - Google Patents
無水酢酸の回収方法Info
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- JPH0680023B2 JPH0680023B2 JP59062660A JP6266084A JPH0680023B2 JP H0680023 B2 JPH0680023 B2 JP H0680023B2 JP 59062660 A JP59062660 A JP 59062660A JP 6266084 A JP6266084 A JP 6266084A JP H0680023 B2 JPH0680023 B2 JP H0680023B2
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- acetic anhydride
- acetic acid
- extraction
- acetic
- ketene
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/54—Preparation of carboxylic acid anhydrides
- C07C51/573—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は無水酢酸及び酢酸を含有する水溶液より無水酢
酸を回収する方法に関するものである。
酸を回収する方法に関するものである。
詳しくは、酢酸を熱分解し、分解ガスを冷却してケテン
を製造する場合、分解ガス冷却工程の凝縮液である無水
酢酸、酢酸を含有する水溶液より無水酢酸を回収する方
法に関するものである。
を製造する場合、分解ガス冷却工程の凝縮液である無水
酢酸、酢酸を含有する水溶液より無水酢酸を回収する方
法に関するものである。
ケテンの公知の工業的製造方法は酢酸を連続的に触媒の
存在下に700℃以上で熱分解して製造する方法である。
分解ガスを精製してケテンを得るには、凝縮可能な成分
を分離する必要がある。そのためには、できる限り急速
に分解ガスを冷却することが必要であり、分解ガスより
凝縮可能な成分を冷却分離しケテンガスを取り出す。そ
の際、凝縮成分中には生成したケテンの一部と未分解の
酢酸及び生成した水が触媒反応し無水酢酸と酢酸が生成
することは避けられない。従って、この冷却工程では
水、酢酸、無水酢酸から成る凝縮液が得られることにな
る。しかし、この凝縮液は水が共存するため時間の経過
と共に無水酢酸は加水分解を起こし、酢酸に変化する。
この酢酸は未分解の酢酸と共に再利用されているが、こ
の事は酢酸の熱分解により生成したケテンが無水酢酸を
経由して再び原料の酢酸に戻っていることになり、この
精製ケテンより無水酢酸を製造するプロセスにおいて
は、大きな損失となるので加水分解する前に該凝縮液よ
り無水酢酸を回収することが望ましい。
存在下に700℃以上で熱分解して製造する方法である。
分解ガスを精製してケテンを得るには、凝縮可能な成分
を分離する必要がある。そのためには、できる限り急速
に分解ガスを冷却することが必要であり、分解ガスより
凝縮可能な成分を冷却分離しケテンガスを取り出す。そ
の際、凝縮成分中には生成したケテンの一部と未分解の
酢酸及び生成した水が触媒反応し無水酢酸と酢酸が生成
することは避けられない。従って、この冷却工程では
水、酢酸、無水酢酸から成る凝縮液が得られることにな
る。しかし、この凝縮液は水が共存するため時間の経過
と共に無水酢酸は加水分解を起こし、酢酸に変化する。
この酢酸は未分解の酢酸と共に再利用されているが、こ
の事は酢酸の熱分解により生成したケテンが無水酢酸を
経由して再び原料の酢酸に戻っていることになり、この
精製ケテンより無水酢酸を製造するプロセスにおいて
は、大きな損失となるので加水分解する前に該凝縮液よ
り無水酢酸を回収することが望ましい。
本発明者は、従来行われていない該凝縮液よりの無水酢
酸の回収利用を検討した結果、分配率と選択率が高く、
且つ水との相互溶解度が小さいというだけではなく、抽
出後の無水酢酸の精製を容易に行うことができる抽剤を
見いだし、本発明を完成した。
酸の回収利用を検討した結果、分配率と選択率が高く、
且つ水との相互溶解度が小さいというだけではなく、抽
出後の無水酢酸の精製を容易に行うことができる抽剤を
見いだし、本発明を完成した。
即ち、本発明は無水酢酸及び酢酸を含有する水溶液と疎
水性有機溶剤、ケトン類又はエステル類より選ばれる一
種又は二種以上の溶剤とを接触させて無水酢酸を抽出回
収することを特徴とする無水酢酸の回収方法であり、本
発明の方法により今までは損失となっていた無水酢酸を
工業的に有利に回収することができる。
水性有機溶剤、ケトン類又はエステル類より選ばれる一
種又は二種以上の溶剤とを接触させて無水酢酸を抽出回
収することを特徴とする無水酢酸の回収方法であり、本
発明の方法により今までは損失となっていた無水酢酸を
工業的に有利に回収することができる。
本発明に使用する抽剤としては、疎水性有機溶剤である
沸点0℃から250℃の脂肪族炭化水素、脂環族炭化水
素、芳香族炭化水素、及びケトン類、エステル類から選
ばれた1種又は2種以上の混合物であり、その具体例と
しては、ヘプタン、ノナン、シクロペンタン、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、エチルベン
ゼン、キシレン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル
等が挙げられる。
沸点0℃から250℃の脂肪族炭化水素、脂環族炭化水
素、芳香族炭化水素、及びケトン類、エステル類から選
ばれた1種又は2種以上の混合物であり、その具体例と
しては、ヘプタン、ノナン、シクロペンタン、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、エチルベン
ゼン、キシレン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル
等が挙げられる。
これらの疎水性有機溶剤及びケトン類、エステル類を使
用すると次の様な利点がある。
用すると次の様な利点がある。
1)無水酢酸及び酢酸を含有する水溶液では無水酢酸を
選択的に抽出する。
選択的に抽出する。
2)上記の様な疎水性有機溶剤などを該水溶液の抽剤と
して使用すると無水酢酸の分配係数が高く、しかも同伴
水分がごく微小量であるので加水分解により損失する無
水酢酸量は微小量である。
して使用すると無水酢酸の分配係数が高く、しかも同伴
水分がごく微小量であるので加水分解により損失する無
水酢酸量は微小量である。
3)上記の様な疏水性有機溶剤などを使用する場合は、
抽出液への同伴水分量を微量にすることができ、精製蒸
溜工程での無水酢酸の加水分解を微量にすることができ
る。
抽出液への同伴水分量を微量にすることができ、精製蒸
溜工程での無水酢酸の加水分解を微量にすることができ
る。
本発明に使用される抽出装置としては、一般的に用いら
れる公知の回分式又は連続式抽出装置が使用できるが、
無水酢酸の加水分解が懸念されることから前記に示す疎
水性有機溶剤及びケトン類、エステル類と無水酢酸及び
酢酸を含有する水溶液とが短時間に効率よく接触できる
ものが望ましく、例えばミキサー・セトラー型の撹拌抽
出装置及び塔式抽出装置などが好適に使用することが出
来る。操作条件としては、(抽出溶剤/抽出原料)比
は、重量比で0.1から2.0好ましくは0.2から1.5である。
この(抽出溶剤/抽出原料)比が0.1より低下すると無
水酢酸の抽出量が減少し、逆に2.0より増加すると無水
酢酸の抽出回収量は増加するが、抽出溶剤の使用量が多
くなるのでともに好ましくない。抽出温度としては通常
10℃から60℃、好ましくは20℃から50℃である。抽出温
度が10℃より低下すると無水酢酸の分配係数が減少する
ので無水酢酸の抽出量も減少する。また、逆に60℃を越
えると無水酢酸の加水分解が増加するのでともに好まし
くない。
れる公知の回分式又は連続式抽出装置が使用できるが、
無水酢酸の加水分解が懸念されることから前記に示す疎
水性有機溶剤及びケトン類、エステル類と無水酢酸及び
酢酸を含有する水溶液とが短時間に効率よく接触できる
ものが望ましく、例えばミキサー・セトラー型の撹拌抽
出装置及び塔式抽出装置などが好適に使用することが出
来る。操作条件としては、(抽出溶剤/抽出原料)比
は、重量比で0.1から2.0好ましくは0.2から1.5である。
この(抽出溶剤/抽出原料)比が0.1より低下すると無
水酢酸の抽出量が減少し、逆に2.0より増加すると無水
酢酸の抽出回収量は増加するが、抽出溶剤の使用量が多
くなるのでともに好ましくない。抽出温度としては通常
10℃から60℃、好ましくは20℃から50℃である。抽出温
度が10℃より低下すると無水酢酸の分配係数が減少する
ので無水酢酸の抽出量も減少する。また、逆に60℃を越
えると無水酢酸の加水分解が増加するのでともに好まし
くない。
前記に示す疎水性有機溶剤又は、ケトン類、エステル類
により抽出された無水酢酸は、このままの状態での利用
も可能であるが、より好ましくは蒸溜分離して単離する
ことが好ましい。分離に使用する蒸溜装置としては一般
的に使用されている蒸溜装置で充分である。
により抽出された無水酢酸は、このままの状態での利用
も可能であるが、より好ましくは蒸溜分離して単離する
ことが好ましい。分離に使用する蒸溜装置としては一般
的に使用されている蒸溜装置で充分である。
本発明は特に酢酸の熱分解により生成したケテンを精製
し無水酢酸を製造するプロセスにおいて熱分解ガスの冷
却工程凝縮液より無水酢酸を選択的に回収するのに有用
な方法である。
し無水酢酸を製造するプロセスにおいて熱分解ガスの冷
却工程凝縮液より無水酢酸を選択的に回収するのに有用
な方法である。
以下に実施例を挙げて説明する。
実施例 1 ベンゼン、キシレン、メチルイソブチルケトン、酢酸エ
チルの4種類の抽出溶剤を使用し、無水酢酸の抽出を実
施した。抽出原料の組成は無水酢酸15重量%、酢酸35重
量%、水50重量%である。抽出操作は100mlの分液ロー
トに原料40g、抽出溶剤40gを入れ30秒間よく撹拌した。
抽出液、抽残液に分取した後、試料の各成分について定
量分析を行った。抽出温度は25℃である。この結果につ
いて表−1に各溶剤と無水酢酸・酢酸・水の分配係数を
示す。
チルの4種類の抽出溶剤を使用し、無水酢酸の抽出を実
施した。抽出原料の組成は無水酢酸15重量%、酢酸35重
量%、水50重量%である。抽出操作は100mlの分液ロー
トに原料40g、抽出溶剤40gを入れ30秒間よく撹拌した。
抽出液、抽残液に分取した後、試料の各成分について定
量分析を行った。抽出温度は25℃である。この結果につ
いて表−1に各溶剤と無水酢酸・酢酸・水の分配係数を
示す。
実施例 2 無水酢酸15重量%、酢酸35重量%、水50重量%の混合溶
液を原料とし、ベンゼンを抽出溶剤として、(抽出溶剤
/抽出原料)重量比0.5、抽出温度40℃の条件下でミキ
サー・セトラー型撹拌抽出装置により無水酢酸の選択的
回収を実施した。原料仕込量は1000〜2000ml/hミキサー
内滞留時間は1〜3分である。第1図に本実施例の工程
図を示す。図中1はミキサー、2はセトラーである。こ
の結果、抽出液組成は無水酢酸20.2重量%、酢酸8.4重
量%、水0.5重量%、ベンゼン70.9重量%、抽残液組成
は無水酢酸3.4重量%、酢酸42.5重量%、ベンゼン0.3重
量%、水53.8重量%であり、無水酢酸の回収率は80重量
%、無水酢酸の加水分解率は3.0%であった。
液を原料とし、ベンゼンを抽出溶剤として、(抽出溶剤
/抽出原料)重量比0.5、抽出温度40℃の条件下でミキ
サー・セトラー型撹拌抽出装置により無水酢酸の選択的
回収を実施した。原料仕込量は1000〜2000ml/hミキサー
内滞留時間は1〜3分である。第1図に本実施例の工程
図を示す。図中1はミキサー、2はセトラーである。こ
の結果、抽出液組成は無水酢酸20.2重量%、酢酸8.4重
量%、水0.5重量%、ベンゼン70.9重量%、抽残液組成
は無水酢酸3.4重量%、酢酸42.5重量%、ベンゼン0.3重
量%、水53.8重量%であり、無水酢酸の回収率は80重量
%、無水酢酸の加水分解率は3.0%であった。
実施例3 表−2に示す2種類の抽出溶剤を用いる以外は実施例1
と同様にして無水酢酸の抽出を実施した。結果を表−2
に示す。
と同様にして無水酢酸の抽出を実施した。結果を表−2
に示す。
第1図は実施例2に於ける抽出回収方法の工程図であ
る。 1:ミキサー 2:セトラー
る。 1:ミキサー 2:セトラー
Claims (1)
- 【請求項1】酢酸の熱分解により生成したケテンを精製
し、精製ケテンより無水酢酸を製造するプロセスにおい
て、熱分解ガスの冷却工程凝縮液である無水酢酸及び酢
酸を含有する水溶液と疎水性有機溶剤、ケトン類又はエ
ステル類より選ばれる一種又は二種以上の溶剤とを接触
させて無水酢酸を抽出回収することを特徴とする無水酢
酸の回収方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59062660A JPH0680023B2 (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 無水酢酸の回収方法 |
GB08508223A GB2156812B (en) | 1984-03-30 | 1985-03-29 | Recovery of acetic anhydride |
US06/910,335 US4737318A (en) | 1984-03-30 | 1986-09-19 | Recovery of acetic anhydride |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59062660A JPH0680023B2 (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 無水酢酸の回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60204738A JPS60204738A (ja) | 1985-10-16 |
JPH0680023B2 true JPH0680023B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=13206673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59062660A Expired - Fee Related JPH0680023B2 (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 無水酢酸の回収方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4737318A (ja) |
JP (1) | JPH0680023B2 (ja) |
GB (1) | GB2156812B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017125964A1 (ja) | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社ダイセル | ケテン誘導体の製造方法 |
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---|---|---|---|---|
US7199263B2 (en) * | 2004-08-18 | 2007-04-03 | Celanese International Corporation | Acetic anhydride and acetate ester co-production |
US8575403B2 (en) | 2010-05-07 | 2013-11-05 | Celanese International Corporation | Hydrolysis of ethyl acetate in ethanol separation process |
US9024083B2 (en) | 2010-07-09 | 2015-05-05 | Celanese International Corporation | Process for the production of ethanol from an acetic acid feed and a recycled ethyl acetate feed |
US9272970B2 (en) | 2010-07-09 | 2016-03-01 | Celanese International Corporation | Hydrogenolysis of ethyl acetate in alcohol separation processes |
WO2012148509A1 (en) | 2011-04-26 | 2012-11-01 | Celanese International Corporation | Process for producing ethanol using a stacked bed reactor |
US8710279B2 (en) | 2010-07-09 | 2014-04-29 | Celanese International Corporation | Hydrogenolysis of ethyl acetate in alcohol separation processes |
US8664454B2 (en) | 2010-07-09 | 2014-03-04 | Celanese International Corporation | Process for production of ethanol using a mixed feed using copper containing catalyst |
US8592635B2 (en) | 2011-04-26 | 2013-11-26 | Celanese International Corporation | Integrated ethanol production by extracting halides from acetic acid |
US9073816B2 (en) | 2011-04-26 | 2015-07-07 | Celanese International Corporation | Reducing ethyl acetate concentration in recycle streams for ethanol production processes |
US8754268B2 (en) | 2011-04-26 | 2014-06-17 | Celanese International Corporation | Process for removing water from alcohol mixtures |
US8895786B2 (en) | 2011-08-03 | 2014-11-25 | Celanese International Corporation | Processes for increasing alcohol production |
US8686201B2 (en) | 2011-11-09 | 2014-04-01 | Celanese International Corporation | Integrated acid and alcohol production process having flashing to recover acid production catalyst |
US8614359B2 (en) | 2011-11-09 | 2013-12-24 | Celanese International Corporation | Integrated acid and alcohol production process |
US8853469B2 (en) | 2012-11-20 | 2014-10-07 | Celanese International Corporation | Combined column for separating products of different hydrogenation reactors |
US8975450B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-03-10 | Celanese International Corporation | Ethanol and ethyl acetate production using an acetic acid and acetic anhydride mixed feed |
KR102238971B1 (ko) | 2014-02-21 | 2021-04-12 | 엘에스전선 주식회사 | Dc용 케이블의 종단접속함 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1996755A (en) * | 1935-04-09 | |||
US1915573A (en) * | 1933-06-27 | Manufactube of aliphatic acid anhydrides | ||
US1815802A (en) * | 1927-02-11 | 1931-07-21 | Ig Farbenindustrie Ag | Process for dehydrating vapor mixtures containing acetic anhydride and water |
GB298667A (en) * | 1927-07-14 | 1928-10-15 | British Celanese | Improvements in or relating to the manufacture of aliphatic anhydrides |
GB379042A (en) * | 1931-07-02 | 1932-08-25 | Ernst Berl | Improvements relating to the separation of acetic anhydride from admixture with acetic acid and water |
GB478325A (en) * | 1936-07-17 | 1938-01-17 | Henry Dreyfus | Improvements in the manufacture of ketene, acetic anhydride or a homologue thereof |
US2872481A (en) * | 1954-11-13 | 1959-02-03 | Knapsack Ag | Process for preparing low molecular carboxylic acid anhydrides |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP59062660A patent/JPH0680023B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1985
- 1985-03-29 GB GB08508223A patent/GB2156812B/en not_active Expired
-
1986
- 1986-09-19 US US06/910,335 patent/US4737318A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017125964A1 (ja) | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社ダイセル | ケテン誘導体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2156812B (en) | 1987-12-02 |
GB2156812A (en) | 1985-10-16 |
GB8508223D0 (en) | 1985-05-09 |
US4737318A (en) | 1988-04-12 |
JPS60204738A (ja) | 1985-10-16 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |