JPH067991Y2 - アームレストの開閉蓋 - Google Patents
アームレストの開閉蓋Info
- Publication number
- JPH067991Y2 JPH067991Y2 JP1988117790U JP11779088U JPH067991Y2 JP H067991 Y2 JPH067991 Y2 JP H067991Y2 JP 1988117790 U JP1988117790 U JP 1988117790U JP 11779088 U JP11779088 U JP 11779088U JP H067991 Y2 JPH067991 Y2 JP H067991Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron plate
- plate
- armrest
- synthetic resin
- bracket
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は内部に物品収納部を備えたアームレストの開閉
蓋の改良に関するものである。
蓋の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来のアームレストの開閉蓋は、第5図に示されるよう
にパッド側にインサートされた鉄板プレート(51)の下面
にブラケット(52)を溶接し、開閉蓋の下面を覆うための
合成樹脂プレート(53)をブッシュ(54)によりこのブラケ
ット(52)に固定したものが一般的であった。ところが、
このような従来のものはブッシュ(54)の頭が外部から見
えるので外観が悪く、また、ブッシュ(54)の足の長さ分
をブラケット(52)の高さをもって逃げなければならない
ために合成樹脂プレート(53)と鉄板プレート(51)との間
隔が大となって蓋全体としての厚さが増し、その分だけ
アームレストの物品収納部が狭くなってしまう欠点があ
った。
にパッド側にインサートされた鉄板プレート(51)の下面
にブラケット(52)を溶接し、開閉蓋の下面を覆うための
合成樹脂プレート(53)をブッシュ(54)によりこのブラケ
ット(52)に固定したものが一般的であった。ところが、
このような従来のものはブッシュ(54)の頭が外部から見
えるので外観が悪く、また、ブッシュ(54)の足の長さ分
をブラケット(52)の高さをもって逃げなければならない
ために合成樹脂プレート(53)と鉄板プレート(51)との間
隔が大となって蓋全体としての厚さが増し、その分だけ
アームレストの物品収納部が狭くなってしまう欠点があ
った。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記のような従来の欠点を解決して、外観が良
く、しかも、蓋全体の厚さを薄くしてアームレストの物
品収納部を広くすることができるアームレストの開閉蓋
を目的として完成されたものである。
く、しかも、蓋全体の厚さを薄くしてアームレストの物
品収納部を広くすることができるアームレストの開閉蓋
を目的として完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は鉄板プレート上にパッドを介して表皮材を被覆
した蓋本体の前記鉄板プレートの周縁に下向きに屈折さ
せたブラケット部を設け、また、前記鉄板プレートの下
面を覆わせた合成樹脂プレートの周縁に上向きに突設し
たフック部と前記ブラケット部との間に前記表皮材の裾
端を添わせて挟み込むとともに該合成樹脂プレートのフ
ック部を前記鉄板プレートのブラケット部に設けた孔に
差し込み固定したことを特徴とするものである。
した蓋本体の前記鉄板プレートの周縁に下向きに屈折さ
せたブラケット部を設け、また、前記鉄板プレートの下
面を覆わせた合成樹脂プレートの周縁に上向きに突設し
たフック部と前記ブラケット部との間に前記表皮材の裾
端を添わせて挟み込むとともに該合成樹脂プレートのフ
ック部を前記鉄板プレートのブラケット部に設けた孔に
差し込み固定したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。
第1図において、(1)は中央に跳上げ可能なアームレス
ト(2)を備えたアシートのシートバックであり、(3)は前
記アームレスト(2)の開閉蓋である。この開閉蓋(3)は第
2図に示すように、鉄板プレート(4)上にパッド(5)を介
して表皮材(6)を被覆した蓋本体(7)とその下面に鉄板プ
レート(4)を覆うように取付けられた合成樹脂プレート
(8)とからなるものであるが、前記鉄板プレート(4)の周
縁には下向きに屈折させたブラケット部(9)が溶接によ
って設けられ、このブラケット部(9)には前記合成樹脂
プレート(8)を固定するための孔が設けられ、また、前
記合成樹脂プレート(8)の周縁には弾性的に前記孔に差
し込むことができるフック部(10)が上向きに突設されて
いる。そして、前記表皮材(6)はその裾端を前記フック
部(10)と前記ブラケット部(9)との間に添わせて挟み込
むとともに前記フック部(10)を前記鉄板プレート(4)の
ブラケット部(9)の前記孔に差し込み固定することによ
って、前記合成樹脂プレート(8)は蓋本体(7)の下面に取
付けられる。
ト(2)を備えたアシートのシートバックであり、(3)は前
記アームレスト(2)の開閉蓋である。この開閉蓋(3)は第
2図に示すように、鉄板プレート(4)上にパッド(5)を介
して表皮材(6)を被覆した蓋本体(7)とその下面に鉄板プ
レート(4)を覆うように取付けられた合成樹脂プレート
(8)とからなるものであるが、前記鉄板プレート(4)の周
縁には下向きに屈折させたブラケット部(9)が溶接によ
って設けられ、このブラケット部(9)には前記合成樹脂
プレート(8)を固定するための孔が設けられ、また、前
記合成樹脂プレート(8)の周縁には弾性的に前記孔に差
し込むことができるフック部(10)が上向きに突設されて
いる。そして、前記表皮材(6)はその裾端を前記フック
部(10)と前記ブラケット部(9)との間に添わせて挟み込
むとともに前記フック部(10)を前記鉄板プレート(4)の
ブラケット部(9)の前記孔に差し込み固定することによ
って、前記合成樹脂プレート(8)は蓋本体(7)の下面に取
付けられる。
なお、第3図および第4図に示す実施例では、鉄板プレ
ート(4)の周縁自体を下向きに屈折させてブラケット部
(9)に形成したものである。
ート(4)の周縁自体を下向きに屈折させてブラケット部
(9)に形成したものである。
このように構成されたものは、鉄板プレート(4)上にパ
ッド(5)を介して表皮材(6)を被覆した蓋本体(7)の表皮
材(6)がその裾端を該鉄板プレート(4)の周縁に下向きに
屈曲させて設けられているブラケット部(9)と前記鉄板
プレート(4)の下面を覆わせた合成樹脂プレート(8)の周
縁に上向きに突設したフック部(10)との間に添い挟み込
まれたうえ該ブラケット部(9)の孔にフック部(10)を差
し込んで固定したため、表皮材(6)の裾端は外見よく確
実に捕捉されて体裁のよいものであって、また、第5図
に示される従来の開閉蓋に比較して部品点数を減少させ
て製造コストを低減させることができるものである。し
かも、前記従来の開閉蓋のようにブッシュの頭が外部へ
露出することもないので外観が美しく、また、合成樹脂
プレート取付用のブラケットを必要としないため、蓋全
体の厚さを薄くすることができ、その結果、アームレス
ト(2)に形成する物品収納部の容積を大きく拡大するこ
とができるものである。
ッド(5)を介して表皮材(6)を被覆した蓋本体(7)の表皮
材(6)がその裾端を該鉄板プレート(4)の周縁に下向きに
屈曲させて設けられているブラケット部(9)と前記鉄板
プレート(4)の下面を覆わせた合成樹脂プレート(8)の周
縁に上向きに突設したフック部(10)との間に添い挟み込
まれたうえ該ブラケット部(9)の孔にフック部(10)を差
し込んで固定したため、表皮材(6)の裾端は外見よく確
実に捕捉されて体裁のよいものであって、また、第5図
に示される従来の開閉蓋に比較して部品点数を減少させ
て製造コストを低減させることができるものである。し
かも、前記従来の開閉蓋のようにブッシュの頭が外部へ
露出することもないので外観が美しく、また、合成樹脂
プレート取付用のブラケットを必要としないため、蓋全
体の厚さを薄くすることができ、その結果、アームレス
ト(2)に形成する物品収納部の容積を大きく拡大するこ
とができるものである。
(考案の効果) 本考案は前記実施例による説明によって明らかなよう
に、外観が体裁よく、製造コストの低減および蓋本体の
厚さを薄くしてアームレストの物品収納部の容積を拡大
することができること等の多くの利点を備えたものであ
って、従来の問題点を一掃したアームレストの開閉蓋と
して実用的価値極めて大なものである。
に、外観が体裁よく、製造コストの低減および蓋本体の
厚さを薄くしてアームレストの物品収納部の容積を拡大
することができること等の多くの利点を備えたものであ
って、従来の問題点を一掃したアームレストの開閉蓋と
して実用的価値極めて大なものである。
第1図は本考案のアームレストの開閉蓋を用いたリアシ
ートを示す一部切欠斜視図、第2図は第1の実施例の一
部切欠断面図、第3図は第2の実施例の一部切欠断面
図、第4図は第3の実施例の一部切欠断面図、第5図は
従来例の一部切欠断面図である。 (4):鉄板プレート、(5):パッド、(6):表皮材、(7):
蓋本体、(8):合成樹脂プレート、(9):ブラケット部、
(10):フック部。
ートを示す一部切欠斜視図、第2図は第1の実施例の一
部切欠断面図、第3図は第2の実施例の一部切欠断面
図、第4図は第3の実施例の一部切欠断面図、第5図は
従来例の一部切欠断面図である。 (4):鉄板プレート、(5):パッド、(6):表皮材、(7):
蓋本体、(8):合成樹脂プレート、(9):ブラケット部、
(10):フック部。
Claims (1)
- 【請求項1】鉄板プレート(4)上にパッド(5)を介して表
皮材(6)を被覆した蓋本体(7)の前記鉄板プレート(4)の
周縁に下向きに屈折させたブラケット部(9)を設け、ま
た、前記鉄板プレート(4)の下面を覆わせた合成樹脂プ
レート(8)の周縁に上向きに突設したフック部(10)と前
記ブラケット部(9)との間に前記表皮材(6)の裾端を添わ
せて挟み込むとともに該合成樹脂プレート(8)のフック
部(10)を前記鉄板プレート(4)のブラケット部(9)に設け
た孔に差し込み固定したことを特徴とするアームレスト
の開閉蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988117790U JPH067991Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | アームレストの開閉蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988117790U JPH067991Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | アームレストの開閉蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0238353U JPH0238353U (ja) | 1990-03-14 |
JPH067991Y2 true JPH067991Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31361556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988117790U Expired - Lifetime JPH067991Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | アームレストの開閉蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067991Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6129529B2 (ja) * | 2012-11-30 | 2017-05-17 | 小島プレス工業株式会社 | コンソールドア |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844028U (ja) * | 1981-09-19 | 1983-03-24 | 三菱農機株式会社 | コンバインにおける作業機クラッチ操作装置 |
-
1988
- 1988-09-07 JP JP1988117790U patent/JPH067991Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0238353U (ja) | 1990-03-14 |