JPH0679803B2 - 木材防腐組成物 - Google Patents
木材防腐組成物Info
- Publication number
- JPH0679803B2 JPH0679803B2 JP12598387A JP12598387A JPH0679803B2 JP H0679803 B2 JPH0679803 B2 JP H0679803B2 JP 12598387 A JP12598387 A JP 12598387A JP 12598387 A JP12598387 A JP 12598387A JP H0679803 B2 JPH0679803 B2 JP H0679803B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- wood preservative
- preservative composition
- quaternary ammonium
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は木質材料に塗布または注入しあるいは木質材料
を浸漬することによって、かかる材料の腐朽を防止し保
存を達成するための防腐組成物に関する。
を浸漬することによって、かかる材料の腐朽を防止し保
存を達成するための防腐組成物に関する。
従来の技術 木質材料は、住宅や構築物等に建材として用いられ、ま
た家具その他一般工業用材料あるいは一般土木用材料と
して多用されている。かかる木質材料の劣化は木材腐朽
菌によって起るものが大部分であるので、木質材料を腐
朽から保護するために従来から種々の防腐処理が行なわ
れてきた。
た家具その他一般工業用材料あるいは一般土木用材料と
して多用されている。かかる木質材料の劣化は木材腐朽
菌によって起るものが大部分であるので、木質材料を腐
朽から保護するために従来から種々の防腐処理が行なわ
れてきた。
このような防腐処理としてクレオソート油の塗付または
注入があるが、木材が褐色に着色するうえに臭気が強く
不快であり、さらに衣類などを汚し易いという欠点があ
る。また、クロム・銅・ヒ素系木材防腐剤はこのような
欠点は少いものの処理材を廃棄する際には環境汚染が問
題となり、焼却してもこれらの成分が灰中に残って消滅
しないためその処分がまた問題として残る。
注入があるが、木材が褐色に着色するうえに臭気が強く
不快であり、さらに衣類などを汚し易いという欠点があ
る。また、クロム・銅・ヒ素系木材防腐剤はこのような
欠点は少いものの処理材を廃棄する際には環境汚染が問
題となり、焼却してもこれらの成分が灰中に残って消滅
しないためその処分がまた問題として残る。
そこで防腐処理木材の衛生上の安全性が高く、焼却した
場合にも容易に分解して環境汚染のおそれのない薬剤と
して脂肪族第4級アンモニウム化合物の使用が試みられ
た。しかしながら、これによって処理した木材の防腐効
果は従来のクレオソート油やクロム・銅・ヒ素系防腐剤
に遠く及ばず、特殊な用途に用いられるにしか至っては
いない。
場合にも容易に分解して環境汚染のおそれのない薬剤と
して脂肪族第4級アンモニウム化合物の使用が試みられ
た。しかしながら、これによって処理した木材の防腐効
果は従来のクレオソート油やクロム・銅・ヒ素系防腐剤
に遠く及ばず、特殊な用途に用いられるにしか至っては
いない。
解決しようとする問題点 以上のように、木材を汚損せずまた衛生上も安全で環境
汚染を起すことがなく、防腐効果の優れた木材防腐剤が
望まれていた。
汚染を起すことがなく、防腐効果の優れた木材防腐剤が
望まれていた。
これに対して本発明は、従来技術の限界を乗り越えるこ
のような要望に応えることができ、使用し易くかつ汎用
性のある木材防腐組成物を提供しようとするものであ
る。
のような要望に応えることができ、使用し易くかつ汎用
性のある木材防腐組成物を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段 前記のような目的を達成するため、本発明者らは脂肪族
第4級アンモニウム化合物を用いる防腐処理の改良につ
いて研究を進めた結果、ポリアルキレングリコールを併
用することによって著しく防腐効力を高めることができ
ることを発見し、本発明を完成した。
第4級アンモニウム化合物を用いる防腐処理の改良につ
いて研究を進めた結果、ポリアルキレングリコールを併
用することによって著しく防腐効力を高めることができ
ることを発見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、高級有機第4アンモニウム化合物
とポリアルキレングリコールとを含む木材防腐組成物で
あり、特に該高級有機第4級アンモニウム化合物の1重
量部に対してポリアルキレングリコールの0.3重量部以
上を含む組成物が、本発明の目的に対して好適である。
とポリアルキレングリコールとを含む木材防腐組成物で
あり、特に該高級有機第4級アンモニウム化合物の1重
量部に対してポリアルキレングリコールの0.3重量部以
上を含む組成物が、本発明の目的に対して好適である。
本発明において使用される高級有機第4アンモニウム化
合物は、次に示すような一般式で表わせるものである。
合物は、次に示すような一般式で表わせるものである。
ここで、R1、R2、R3、R4はそれぞれ1価の鎖状炭化水素
基であってこれらのうちの少くとも1個以上は炭素数8
以上の鎖状炭化水素基であるかまたは芳香族置換鎖状炭
化水素基であり、Xは無機または有機酸の残基である。
基であってこれらのうちの少くとも1個以上は炭素数8
以上の鎖状炭化水素基であるかまたは芳香族置換鎖状炭
化水素基であり、Xは無機または有機酸の残基である。
かかる化合物のカチオン部分としては、たとえばラウリ
ルトリメチルアンモニウム、ミリスチルジメチルエチル
アンモニウム、ジデシルジメチルアンモニウム、ジセチ
ルジメチルアンモニウム、ラウリルジメチルベンジルア
ンモニウム、ミリスチルジメチルジクロルベンジルアン
モニウムなどがあげられ、またかかる化合物のアニオン
部分Xとしては、たとえば塩素、臭素などのハロゲンイ
オン、たとえば硫酸、硝酸などの無機酸イオン、たとえ
ば酢酸、パラトルエンスルホン酸などの有機酸イオンな
どがあげられる。このような高級有機第4級アンモニウ
ム化合物は単独で用いても組合せて用いてもよい。
ルトリメチルアンモニウム、ミリスチルジメチルエチル
アンモニウム、ジデシルジメチルアンモニウム、ジセチ
ルジメチルアンモニウム、ラウリルジメチルベンジルア
ンモニウム、ミリスチルジメチルジクロルベンジルアン
モニウムなどがあげられ、またかかる化合物のアニオン
部分Xとしては、たとえば塩素、臭素などのハロゲンイ
オン、たとえば硫酸、硝酸などの無機酸イオン、たとえ
ば酢酸、パラトルエンスルホン酸などの有機酸イオンな
どがあげられる。このような高級有機第4級アンモニウ
ム化合物は単独で用いても組合せて用いてもよい。
また、本発明に使用されるポリアルキレングリコールと
しては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ポリブチレングリコールなどやこれらの共重合
体があげられるが、これらの中から水溶性と親油性との
双方にバランスのとれたものを選択することが望まし
い。これらのうちで好ましく用いられるものとしてはポ
リプロピレングリコールの平均分子量が200乃至1200の
ものがあり、またポリエチレングリコールの平均分子量
が190乃至6000のものがある。もちろん、これらのポリ
アルキレングリコールは適宜のものを組合せて混合して
用いることもできる。
しては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ポリブチレングリコールなどやこれらの共重合
体があげられるが、これらの中から水溶性と親油性との
双方にバランスのとれたものを選択することが望まし
い。これらのうちで好ましく用いられるものとしてはポ
リプロピレングリコールの平均分子量が200乃至1200の
ものがあり、またポリエチレングリコールの平均分子量
が190乃至6000のものがある。もちろん、これらのポリ
アルキレングリコールは適宜のものを組合せて混合して
用いることもできる。
本発明の木材防腐組成物は、前記のような高級有機第4
級アンモニウム化合物の1種またはそれ以上とポリアル
キレングリコールとを含んでなるものであり、その配合
比は、前者の1重量部に対して後者が0.3重量部以上で
あることが必要である。若し、ポリアルキレングリコー
ルの配合比がこれを下回るときは組成物の木材への浸透
性が低下し、また木材防腐効果が不満足なものとなる。
級アンモニウム化合物の1種またはそれ以上とポリアル
キレングリコールとを含んでなるものであり、その配合
比は、前者の1重量部に対して後者が0.3重量部以上で
あることが必要である。若し、ポリアルキレングリコー
ルの配合比がこれを下回るときは組成物の木材への浸透
性が低下し、また木材防腐効果が不満足なものとなる。
本発明の木材防腐組成物は、水その他の溶剤を含有して
いてよく、使用に際しては水、アルコール、トルエン、
キシレン、塩化メチレンなどの各種の溶剤、さらにはこ
れを含有するシンナーやケロシンなどの石油系溶剤など
を用いて自由に希釈し、たとえば1〜5重量%を含む溶
液などとしたものを、木材に対して塗布、あるいは含浸
させることができる。含浸に当たっては加圧を併用する
のがよいことはいうまでもない。
いてよく、使用に際しては水、アルコール、トルエン、
キシレン、塩化メチレンなどの各種の溶剤、さらにはこ
れを含有するシンナーやケロシンなどの石油系溶剤など
を用いて自由に希釈し、たとえば1〜5重量%を含む溶
液などとしたものを、木材に対して塗布、あるいは含浸
させることができる。含浸に当たっては加圧を併用する
のがよいことはいうまでもない。
実施例1 高級有機第4級アンモニウム化合物(AC)として、ジデ
シルジメチルアンモニウムクロリド(DDDM)、ジオクチ
ルジメチルアンモニウムクロリド(DODM)、ジラウリル
ジメチルアンモニウムクロリド(DLDM)、ミリスチルジ
メチルベンジルアンモニウムクロリド(MDMB)、セチル
トリメチルアンモニウムクロリド(CTM)を、またポリ
アルキレングリコール(PG)として、ポリプロピレング
リコールの平均分子量200のもの(P20)、同じく平均分
子量750のもの(P75)、同じく平均分子量1200のもの
(P120)、ポリエチレングリコールの平均分子量190の
もの(E19)、同じく平均分子量1000のもの(E100)同
じく平均分子量6000のもの(E600)をそれぞれ用い、第
1表に示す配合によってそれぞれ水溶液の組成物を調整
した。
シルジメチルアンモニウムクロリド(DDDM)、ジオクチ
ルジメチルアンモニウムクロリド(DODM)、ジラウリル
ジメチルアンモニウムクロリド(DLDM)、ミリスチルジ
メチルベンジルアンモニウムクロリド(MDMB)、セチル
トリメチルアンモニウムクロリド(CTM)を、またポリ
アルキレングリコール(PG)として、ポリプロピレング
リコールの平均分子量200のもの(P20)、同じく平均分
子量750のもの(P75)、同じく平均分子量1200のもの
(P120)、ポリエチレングリコールの平均分子量190の
もの(E19)、同じく平均分子量1000のもの(E100)同
じく平均分子量6000のもの(E600)をそれぞれ用い、第
1表に示す配合によってそれぞれ水溶液の組成物を調整
した。
一方、切口4cm×4cm、長さ60cmの米ツガ材を含水率15%
以下となるまで乾燥しておき、これに前記の薬液組成物
を充細胞法に従って15kg/cm2の圧力で2時間注入し、3
週間自然乾燥した。処理木材はその長さに対する中央部
を1cm幅に切り出し、これを4分割して防腐効力試験用
試料とした。これらについてJIS A9302(1976)「木材
防腐剤の防腐効力試験方法」に準じて測定して得た防腐
効力値の平均値を第2表に示した。ただし、これらの値
は、すべて10回の耐候操作を経た試験片によるものであ
る。
以下となるまで乾燥しておき、これに前記の薬液組成物
を充細胞法に従って15kg/cm2の圧力で2時間注入し、3
週間自然乾燥した。処理木材はその長さに対する中央部
を1cm幅に切り出し、これを4分割して防腐効力試験用
試料とした。これらについてJIS A9302(1976)「木材
防腐剤の防腐効力試験方法」に準じて測定して得た防腐
効力値の平均値を第2表に示した。ただし、これらの値
は、すべて10回の耐候操作を経た試験片によるものであ
る。
これらの結果をみると、本発明の組成物(試験番号1〜
15)と対照例の組成物(試験番号16〜27)はいづれも同
程度の注入量を得ているところから、防腐効力は薬液の
浸透量によるものではないことが明らかである。そし
て、JIS A9201(1967)「木材防腐剤の性能基準」によ
れば、オオウズラタケを供試菌として求められた効力値
が90以上であり、カワラタケを供試菌として求められた
効力値が80以上であれば合格とされているところから、
高級有機第4アンモニウム化合物単独では充分な木材防
腐効力を有しないのに、これまた木材防腐効力を有しな
いポリアルキレングリコールを配合することにより著し
く木材防腐効力が増大することがわかる。
15)と対照例の組成物(試験番号16〜27)はいづれも同
程度の注入量を得ているところから、防腐効力は薬液の
浸透量によるものではないことが明らかである。そし
て、JIS A9201(1967)「木材防腐剤の性能基準」によ
れば、オオウズラタケを供試菌として求められた効力値
が90以上であり、カワラタケを供試菌として求められた
効力値が80以上であれば合格とされているところから、
高級有機第4アンモニウム化合物単独では充分な木材防
腐効力を有しないのに、これまた木材防腐効力を有しな
いポリアルキレングリコールを配合することにより著し
く木材防腐効力が増大することがわかる。
実施例2 実施例1の試験番号1の組成物において水を溶媒とした
が、水の代りにそれぞれメタノール、トルエン、キシレ
ン、塩化メチレン、ガソリン、ケロシン、ラッカーシン
ナー、塗料用シンナーを溶媒として用い、同様な濃度の
組成物溶液を得た。これらの組成物はすべて安定な溶液
であり、沈殿などを生ずることはなかった。
が、水の代りにそれぞれメタノール、トルエン、キシレ
ン、塩化メチレン、ガソリン、ケロシン、ラッカーシン
ナー、塗料用シンナーを溶媒として用い、同様な濃度の
組成物溶液を得た。これらの組成物はすべて安定な溶液
であり、沈殿などを生ずることはなかった。
また木材防腐効力も実施例1の試験番号1の組成物と同
等であった。
等であった。
本発明の木材防腐組成物は、それらに配合された防腐薬
剤の単独では到底考えられない程の優れた木材防腐効力
を示すのみならず、多種の溶剤に対しても適性が広いの
で、目的に応じてそれぞれ適した溶剤を選択することが
できる。従って、建具などの高度な加工を施した木材製
品に対して防腐処理をする場合など、寸法狂いや変形な
どを生ずるおそれがありまた塗装前の再乾燥に長期間を
要する水溶液処理に代えて非水溶液処理を行なうとこが
できるから、これらの欠点を容易に解消することができ
る。
剤の単独では到底考えられない程の優れた木材防腐効力
を示すのみならず、多種の溶剤に対しても適性が広いの
で、目的に応じてそれぞれ適した溶剤を選択することが
できる。従って、建具などの高度な加工を施した木材製
品に対して防腐処理をする場合など、寸法狂いや変形な
どを生ずるおそれがありまた塗装前の再乾燥に長期間を
要する水溶液処理に代えて非水溶液処理を行なうとこが
できるから、これらの欠点を容易に解消することができ
る。
また、本発明の木材防腐組成物は、上記のように広い相
容性を有するので、公知の他種の有機防腐剤や防虫・防
蟻剤あるいは着色剤その他の種々の補助的な薬剤などを
配合して同時に適用できる利点もある。
容性を有するので、公知の他種の有機防腐剤や防虫・防
蟻剤あるいは着色剤その他の種々の補助的な薬剤などを
配合して同時に適用できる利点もある。
Claims (4)
- 【請求項1】高級有機第4級アンモニウム化合物とポリ
アルキレングリコールとを含んでなる木材防腐組成物。 - 【請求項2】高級有機第4級アンモニウム化合物が、炭
素数8以上の鎖状炭化水素基か芳香族置換炭化水素基を
分子内に少なくとも1つ以上有するものである、特許請
求の範囲第1項記載の木材防腐組成物。 - 【請求項3】ポリアルキレングリコールが、ポリプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリエチレ
ンプロピレングリコールの少なくともいづれか1種を含
むものである、特許請求の範囲第1項記載の木材防腐組
成物。 - 【請求項4】高級有機第4級アンモニウム化合物1重量
部に対してポリアルキレングリコール0.3重量部以上を
含んでなる、特許請求の範囲第1項記載の木材防腐組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12598387A JPH0679803B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 木材防腐組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12598387A JPH0679803B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 木材防腐組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63290703A JPS63290703A (ja) | 1988-11-28 |
JPH0679803B2 true JPH0679803B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=14923821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12598387A Expired - Lifetime JPH0679803B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 木材防腐組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679803B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5438034A (en) * | 1993-06-09 | 1995-08-01 | Lonza, Inc. | Quaternary ammonium carbonate compositions and preparation thereof |
ZA943999B (en) * | 1993-06-09 | 1995-02-03 | Lonza Ag | Quaternary ammonium and waterproofing/preservative compositions |
JP2008265264A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-11-06 | Sanyo Chem Ind Ltd | 木材防腐剤組成物 |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP12598387A patent/JPH0679803B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63290703A (ja) | 1988-11-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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